7.45 follow-up (#99)

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1,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_001","やあ、話を聞かせてくれるのかい?
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1,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_001,"やあ、話を聞かせてくれるのかい?
冒険者として、君がどこでどんな体験をしてきたのか……
聞く前から、心が躍るよ。"
2,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q1_000_001","何の話をする?"
3,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_MENU_CANCEL","やめる"
4,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_002","おや、帰るのかな?
2,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q1_000_001,何の話をする?
3,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_MENU_CANCEL,やめる
4,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_002,"おや、帰るのかな?
君も忙しい身の上だし、残念だが仕方がない……
また今度、時間があるときに冒険の話をしてくれよ。"
5,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_003","…………なるほど、今は話せることがない、と。
5,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_003,"…………なるほど、今は話せることがない、と。
君のことだ、きっととびきりの冒険を準備しているんだろう、
聞かせてくれるそのときを、気長に待とうじゃないか。"
6,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_004","幸い、ここの人たちはみな詩や物語が好きなようでね、
6,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_004,"幸い、ここの人たちはみな詩や物語が好きなようでね、
以前に仕入れた冒険譚も評判がいいんだ。
おかげで居心地よく竪琴を爪弾いていられるよ。"
7,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_005","さて、どんな話を聞かせてくれるのかな?"
8,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_006","生ける天災、翼ある災厄の蛇王……いくつもの逸話を持つ、
7,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_005,さて、どんな話を聞かせてくれるのかな?
8,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_006,"生ける天災、翼ある災厄の蛇王……いくつもの逸話を持つ、
伝説のトラルヴィドラール、ヴァリガルマンダとの戦いだって!?
まさに、最上級の冒険譚じゃないか!"
9,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_007","先代連王グルージャジャの為した封印は卑劣なる者の手で解かれ、
9,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_007,"先代連王グルージャジャの為した封印は卑劣なる者の手で解かれ、
今、トラルの大地に災いの蛇が放たれる……。
それを迎え撃つは、若き王女ウクラマトと盟友たる冒険者……!"
10,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_008","継承の儀にまつわる物語の一節、詩作の題材として申し分ない。
10,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_008,"継承の儀にまつわる物語の一節、詩作の題材として申し分ない。
実にいい話を聞かせてもらった……本当にありがとう。"
11,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_009","ところで……
11,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_009,"ところで……
君は「トラルヴィドラール」という言葉の意味を知っているかな?"
12,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_010","これはマムージャ語で、「大地を掴み、離さぬ者」……
12,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_010,"これはマムージャ語で、「大地を掴み、離さぬ者」……
つまり大地を我がものとするほど強大な存在を示す言葉なんだ。
ヴァリガルマンダは、その最強格と言われている。"
13,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_011","だがしかし、長き封印から目覚めたばかりのヴァリガルマンダは、
13,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_011,"だがしかし、長き封印から目覚めたばかりのヴァリガルマンダは、
決して本調子とは言えなかったろう。
もう少し時間が経てば、さらなる力を取り戻したのでは……?"
14,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_012","ふむ……ならば僕は想像の翼を広げ、
14,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_012,"ふむ……ならば僕は想像の翼を広げ、
君たちと全盛期のヴァリガルマンダの戦いを夢想しよう。
それをもとに紡いだ詩は、きっと極上の物語になるに違いない!"
15,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_020","さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?"
16,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_021","先代連王の第一王子、ゾラージャの最期……か。
15,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_020,さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
16,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_021,"先代連王の第一王子、ゾラージャの最期……か。
決してひとことで「心躍る冒険譚」と括ることのできない、
様々な感情が渦巻く物語だね。"
17,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_022","グルージャジャ唯一の実子として、
17,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_022,"グルージャジャ唯一の実子として、
王位を継ぐ立派な長兄であろうとしたゾラージャ。
彼は、双頭でない自身に負い目を感じてもいたんだろうか。"
18,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_023","だから余計に、強大であろうとした。
18,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_023,"だから余計に、強大であろうとした。
しかし、その矜持は心の目を曇らせ、他を頼る選択肢を消した……
結果、彼は壁に行き当たった際に道を踏み外してしまった……。"
19,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_024","彼がドーム内の30年をどのような失意と怒りのなかで過ごしたか、
19,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_024,"彼がドーム内の30年をどのような失意と怒りのなかで過ごしたか、
僕にはわからない。
わかったところで、彼が多くの命を奪った事実も変わらない。"
20,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_025","しかしね、僕はこうも思うんだよ。
20,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_025,"しかしね、僕はこうも思うんだよ。
最も認められたかったはずの父を殺したとき、
彼の生きる目的もまた、終わってしまったのではないか、と。"
21,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_026","これはあくまで僕の推測に過ぎないし、
21,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_026,"これはあくまで僕の推測に過ぎないし、
彼の罪は、決して許されることはないだろう。
しかし、彼もまた人なり……その想いは、いずこに還るのか……。"
22,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_027","華々しい継承の儀の物語に落とされた影の一節、
22,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_027,"華々しい継承の儀の物語に落とされた影の一節、
聞かせてくれてありがとう。"
23,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_028","多くの人にとって、彼は親しい人の命を奪った憎き相手だ。
23,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_028,"多くの人にとって、彼は親しい人の命を奪った憎き相手だ。
しかし、決してそれだけで終わらせてはならないようにも思う……
この物語は、慎重に、そして大切に語らせてもらうとするよ。"
24,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_030","さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?"
25,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_031","ドーム内に成立した新生アレクサンドリア連王国、
24,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_030,さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
25,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_031,"ドーム内に成立した新生アレクサンドリア連王国、
その女王スフェーンが辿った、葛藤と決断の物語か……。"
26,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_032","かの地において、人々は魂を資源として扱う社会に属し、
死後は記憶エーテルを<RubyCharaters>FF10E6B0B8E4B985E381ABE4BF9DE68C81FF13E382A8E38390E383BCE382ADE383BCE38397</RubyCharaters>され、
26,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_032,"かの地において、人々は魂を資源として扱う社会に属し、
死後は記憶エーテルを永久に保持 (エバーキープ)され、
生命力を纏った形ある記憶……永久人として存在させる。"
27,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_033","だが、その糧には他者の生命力が必要……
27,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_033,"だが、その糧には他者の生命力が必要……
となると我々の常識では簡単に肯定できそうもない。
君たちとぶつかるのは、必然だったとも言える。"
28,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_034","ただ君の話では、女王スフェーンもまた生者でなく、
28,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_034,"ただ君の話では、女王スフェーンもまた生者でなく、
何者かに「そうあるべき」と造られた機構だったそうじゃないか。
ならば思うに、この物語の不幸の一因はそこにあるのだろう。"
29,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_035","いかに善良な人の記憶を基にしたとしても、
29,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_035,"いかに善良な人の記憶を基にしたとしても、
永久人の守護者たれと規定されていては、選べる道は少ない……。"
30,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_036","ゆえに彼女は、自らの進む先が袋小路と気づいてなお、
30,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_036,"ゆえに彼女は、自らの進む先が袋小路と気づいてなお、
歩み続けざるを得なかったのかもしれないね。"
31,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_037","ひとつ、質問をさせてもらえないだろうか。
31,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_037,"ひとつ、質問をさせてもらえないだろうか。
君は、君と出会ったスフェーンが、「生きていた」と思うかい?"
32,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q5_000_001","何と言う?"
33,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_002","彼女は確かに生きていた"
34,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_003","彼女は生者ではなかった"
35,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_004","わからない"
36,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_038","そうか、君はそう答えるんだね。
32,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q5_000_001,何と言う?
33,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_002,彼女は確かに生きていた
34,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_003,彼女は生者ではなかった
35,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_004,わからない
36,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_038,"そうか、君はそう答えるんだね。
彼女の在り方が生者と異なると認識したうえで、それでも……。"
37,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_039","そうだね……彼女の在り方は、生者とは大きく異なる。
37,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_039,"そうだね……彼女の在り方は、生者とは大きく異なる。
それは動かしようのない事実だ。"
38,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_040","そうだね、そのとおりだ。
38,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_040,"そうだね、そのとおりだ。
彼女の在り方が生者と異なっていたことは事実だが……
「生」とは何か、その答えは簡単に出せないだろう。"
39,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_041","答えてくれてありがとう。
39,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_041,"答えてくれてありがとう。
君の意見は、胸の内にしかと留めておくよ。"
40,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_042","そのうえで、僕はこうも思うんだ。
40,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_042,"そのうえで、僕はこうも思うんだ。
民の声を聞き、感じ、考え抜いた「彼女」という個は、
魂や命の有無と関係なく、この世界に確かに存在していたのだと。"
41,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_043","だからこそ彼女は……スフェーンは、
41,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_043,"だからこそ彼女は……スフェーンは、
葛藤の果てで、最後に心を取り戻せたんだと思うのさ。"
42,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_044","一方で、僕は少し怖くも思ったんだ。
42,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_044,"一方で、僕は少し怖くも思ったんだ。
もしも彼女が心を取り戻さず、最後までただの兵器として……
<RubyCharaters>FF10E6B0B8E4B985E381AEE5A5B3E78E8BFF1CE382A8E382BFE383BCE3838AE383ABE382AFE382A4E383BCE383B3</RubyCharaters>たる機構として戦い続けたとしたら?"
43,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_045","きっと無慈悲に生命を吸い続ける、恐るべき存在となったはず。
永久の女王 (エターナルクイーン)たる機構として戦い続けたとしたら?"
43,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_045,"きっと無慈悲に生命を吸い続ける、恐るべき存在となったはず。
僕はそんな結末もあえて詠おう……
彼女の歩んだ道と、歩まずに済んだ道のことを。"
44,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_046","『金翠の理王 黄金の決意もて 命奪う道を往き
44,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_046,"『金翠の理王 黄金の決意もて 命奪う道を往き
 獅子の武王 黄金の決意もて 命守る道を歩まん』"
45,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_047","『在りし日の記憶 そこに残るは使命か枷か
45,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_047,"『在りし日の記憶 そこに残るは使命か枷か
 守護者の心に温もりを 破壊者ならば忘却を』"
46,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_SYSTEM_000_98","「滅」は、最大24人で行うボスバトルです。
46,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_SYSTEM_000_98,"「滅」は、最大24人で行うボスバトルです。
一段と強力になった、アライアンスレイドのボスと、
激闘を繰り広げましょう!"
47,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q2_000_99","「滅暗闇の雲激闘戦」の開放に進みますか?"
48,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_100","ああそうだ。
47,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q2_000_99,「滅暗闇の雲激闘戦」の開放に進みますか?
48,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_100,"ああそうだ。
先日、君の仲間のグ・ラハ・ティアくんに声を掛けられたんだ。
「あんた、ほかの街にもいなかったか……?」とね。"
49,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_101","僕は旅する詩人、各地で英雄譚を集めて詠うんだと答えたら、
49,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_101,"僕は旅する詩人、各地で英雄譚を集めて詠うんだと答えたら、
ものすごく興味をもってくれたらしい。"
50,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_102","シャバーブチェに移動して、
50,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_102,"シャバーブチェに移動して、
タコス片手に英雄談議を交わしたよ。
あれはいいものだ、シュラスコもすごくいい。"
51,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_103","で、そのときに、彼のとっておきの英雄譚を聞いたんだ。"
52,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_104","調査団ノアの、クリスタルタワーにまつわる冒険……
51,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_103,で、そのときに、彼のとっておきの英雄譚を聞いたんだ。
52,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_104,"調査団ノアの、クリスタルタワーにまつわる冒険……
やがて「闇の世界」にまで至るそれに、
君も加わっていたんだろう?"
53,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_105","そこで立ち塞がる強敵を倒し、道を拓いたのは、
53,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_105,"そこで立ち塞がる強敵を倒し、道を拓いたのは、
君と20人以上から成る冒険者部隊だったとか。"
54,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_106","……どうだった?
54,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_106,"……どうだった?
大勢での戦いは、いつもと勝手が違ったんじゃないかい?"
55,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q3_000_107","何と言う?"
56,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_108","ワクワクした!"
57,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_109","緊張した……"
58,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_110","とりあえず流れに乗った"
59,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_111","はは、肝が据わってるなぁ!"
60,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_112","はは、君にもそんな時代があったんだなぁ!"
61,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_113","はは、その勢いが何より大事さ!"
62,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_114","僕はあくまで傍観者だが……
55,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q3_000_107,何と言う?
56,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_108,ワクワクした!
57,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_109,緊張した……
58,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_110,とりあえず流れに乗った
59,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_111,はは、肝が据わってるなぁ!
60,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_112,はは、君にもそんな時代があったんだなぁ!
61,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_113,はは、その勢いが何より大事さ!
62,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_114,"僕はあくまで傍観者だが……
少数精鋭での戦いもさることながら、
多くの仲間とともに、大局を見ながら立ち回るのも楽しそうだ。"
63,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_115","しかし、あの「暗闇の雲」まで君たちが倒していたとは……。"
64,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_116","妖異学が定めた「十二階位」と呼ばれる妖異の階級において、
63,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_115,しかし、あの「暗闇の雲」まで君たちが倒していたとは……。
64,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_116,"妖異学が定めた「十二階位」と呼ばれる妖異の階級において、
彼女は、最強とされる第一位……魔王級に属している。"
65,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_117","そうして分類されるくらいだ、
65,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_117,"そうして分類されるくらいだ、
過去幾度か、こちらの世界の記録にも名を残していてね。
アラグ皇帝ザンデとの契約も、その一例だよ。"
66,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_118","それらの記録によれば、底知らずの魔力でもって、
66,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_118,"それらの記録によれば、底知らずの魔力でもって、
人知の及ばぬ高位の魔法を扱うのだとか……。"
67,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q4_000_119","何と言う?"
68,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A4_000_120","そんな魔法使ってたっけ……"
69,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A4_000_121","波動砲と波動砲では……?"
70,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_122","ふむ、もしかしたら君たちが相手取ったのは、
67,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q4_000_119,何と言う?
68,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A4_000_120,そんな魔法使ってたっけ……
69,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A4_000_121,波動砲と波動砲では……?
70,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_122,"ふむ、もしかしたら君たちが相手取ったのは、
「暗闇の雲」の、いち側面に過ぎなかったのかもしれない。"
71,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_123","魔王級の妖異ともなれば、
71,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_123,"魔王級の妖異ともなれば、
ただ「居る」だけで周囲に甚大な影響をもたらす。
そう易々とは、完全な形で顕現できないのでは……。"
72,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_124","実に興味深い現象だ。
72,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_124,"実に興味深い現象だ。
ほかにも「暗闇の雲」にまつわる思い出があれば、
是非教えてくれないかい?"
73,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_125","なるほど、リーンという少女とともに、
73,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_125,"なるほど、リーンという少女とともに、
疑似妖異召喚で彼女を喚び出したことがあると。"
74,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_126","話を聞くに、君が想起した妖異のイメージと、
74,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_126,"話を聞くに、君が想起した妖異のイメージと、
励起の実行者たるリーンたちの解釈によって、
似て非なる存在が形作られたようだが……。"
75,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_127","おもしろいじゃないか!
75,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_127,"おもしろいじゃないか!
そういうことなら、疑似妖異召喚の結果も織り交ぜて、
僕が思う、真なる「暗闇の雲」を詠ってみるとしよう!"
76,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_128","おもしろいじゃないか!"
77,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_129","そういうことなら、君の思い出と、
76,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_128,おもしろいじゃないか!
77,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_129,"そういうことなら、君の思い出と、
これまで聞き及んできたイメージを合体させて、
僕が思う、真なる「暗闇の雲」を詠ってみるとしよう!"
78,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_130","どれ、さっそく……。"
79,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_131","『光と闇が重なり すべてが無に還ろうとするとき
78,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_130,どれ、さっそく……。
79,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_131,"『光と闇が重なり すべてが無に還ろうとするとき
 それを ふたつに分ける者が 現れる』"
80,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_132","『君よ 人々の希望は
80,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_132,"『君よ 人々の希望は
 悠久の風に運ばれ その手へと託された』"
81,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_133","『いざ行かん 今この時の 最後の死闘へ』"
82,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_134","歴史に名を残す妖異について詠えたこと、光栄に思うよ。
81,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_133,『いざ行かん 今この時の 最後の死闘へ』
82,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_134,"歴史に名を残す妖異について詠えたこと、光栄に思うよ。
それをほかならぬ君が愉しんでくれたら……最高だ!"
83,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_200","さて、どんな話を聞かせてくれるのかな?"
84,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_201","ふむ、なんとも壮大な話だね。
83,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_200,さて、どんな話を聞かせてくれるのかな?
84,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_201,"ふむ、なんとも壮大な話だね。
遥か古の時代からの物語を、僕なりに咀嚼するため、
今一度まとめ直してみようか。"
85,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_202","約100年前、英雄アルバートの一撃で倒れたミトロンの肉体は、
85,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_202,"約100年前、英雄アルバートの一撃で倒れたミトロンの肉体は、
強烈な光の力により、罪喰い「エデン」と化した。
エデンは光の氾濫を起こし、第一世界全体を滅びへと導く。"
86,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_203","おぼろげな意識の中、ミトロンは力を振り絞り、
86,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_203,"おぼろげな意識の中、ミトロンは力を振り絞り、
エデンという牢獄から微かな信号を放ち続けた。
ともに戦い、死んでしまった「アログリフ」を呼ぶために……。"
87,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_204","信号はやがて、アログリフの転生体である少女、ガイアに届く。
87,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_204,"信号はやがて、アログリフの転生体である少女、ガイアに届く。
ガイアは幼き頃より「声」という形で信号を受け続け、
ときに意識を乗っ取られることさえあったという。"
88,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_205","やがて偶然か、それとも必然か……
88,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_205,"やがて偶然か、それとも必然か……
光の巫女リーンによってエデンが覚醒を果たしたことで、
ガイアは「無の大地」に現れ、ふたりの少女が共鳴する。"
89,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_206","するとミトロンはガイアの意識を消去し、
89,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_206,"するとミトロンはガイアの意識を消去し、
アログリフの記憶を再生、2人のアシエンが復活を果たす。
だが、君の活躍もあって最悪の事態は阻止された……と。"
90,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_207","なるほど、非常に興味深い話だ。
90,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_207,"なるほど、非常に興味深い話だ。
ガイア消失の瀬戸際、リーンとの美しき思い出が楔となって、
完全な存在抹消を防げたというところなんて、特にね。"
91,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_208","だが、だからこそ気にかかる。
91,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_208,"だが、だからこそ気にかかる。
エデンはミトロン……ならばリーンがエデンを覚醒させた際、
その「声」が、別の形で届いていた可能性もあったのでは……?"
92,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_209","よし、詩作のイメージが湧いてきたよ。
92,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_209,"よし、詩作のイメージが湧いてきたよ。
さっそく、彼女らの顛末を巡る「もうひとつの未来」について、
思いを馳せてみようじゃないか。"
93,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_210","『反逆する者 光の巫女を解き放たんがため
93,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_210,"『反逆する者 光の巫女を解き放たんがため
 牢獄を破り その運命を打ち砕かん』"
94,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_211","『不滅なる者 闇の巫女を目覚めさせんがため
94,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_211,"『不滅なる者 闇の巫女を目覚めさせんがため
 牢獄を脱し 誓いを果たさん』"
95,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_212","光の氾濫によって滅びに瀕した鏡像世界、第一世界か……。
95,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_212,"光の氾濫によって滅びに瀕した鏡像世界、第一世界か……。
僕の推測になってしまうけど、その歴史の陰には、
知られざる多くの物語があったことだろう。"
96,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_213","君の話によると、鏡像世界における災害の裏には、
96,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_213,"君の話によると、鏡像世界における災害の裏には、
不滅の存在アシエンの暗躍があるらしいじゃないか。"
97,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_214","ならば、第一世界で活動していたアシエンがいて、
97,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_214,"ならば、第一世界で活動していたアシエンがいて、
光の氾濫にも関係していたと考えることはできそうだ。"
98,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_215","一方、その災厄を食い止めたのが光の巫女ミンフィリアだ。
98,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_215,"一方、その災厄を食い止めたのが光の巫女ミンフィリアだ。
彼女の力は新世代の少女たちに受け継がれ、
罪喰いとの戦いを宿命づけたという。"
99,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_216","過酷な運命だが……僕は信じたいね。
99,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_216,"過酷な運命だが……僕は信じたいね。
光の巫女は常に孤独だったわけではなく、
死すべき運命をともに砕かんとした、誰かがいたのだと……。"
100,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_217","そしてその誰かは、異なる境遇を生きた友だった可能性さえある。
100,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_217,"そしてその誰かは、異なる境遇を生きた友だった可能性さえある。
たとえば、闇の神を奉ずるアシエンに関連した少女、
闇の巫女なんて人物がいたとしたら、どうなるだろう?"
101,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_218","……いいね、後世に継がれるべき物語の担い手として、
101,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_218,"……いいね、後世に継がれるべき物語の担い手として、
「もうひとつの未来」を詠ってみたくなったよ!"
102,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_300","さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?"
103,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_301","アレクサンドリア王国騎士団の副団長、ゼレニアか……。
102,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_300,さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
103,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_301,"アレクサンドリア王国騎士団の副団長、ゼレニアか……。
いいね、騎士といえば古くより人気の絶えない題材だ。"
104,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_302","その背に大切な存在を庇護し、最後まで戦い抜いた者もいれば、
104,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_302,"その背に大切な存在を庇護し、最後まで戦い抜いた者もいれば、
護りきれなかった無念を抱えて生涯を終える者もいる。
あるいは、護り抜いた代償に命を落とす者さえ……。"
105,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_303","勇ましく煌びやかに詠われる騎士像とは裏腹に、
105,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_303,"勇ましく煌びやかに詠われる騎士像とは裏腹に、
彼らの姿からは、不器用なまでのひたむきさも垣間見える。
ゆえにこそ、その物語は聞く者の心を焚きつけ、揺さぶるのさ。"
106,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_304","王の記憶に残るゼレニアからも深い献身を感じられたが、
106,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_304,"王の記憶に残るゼレニアからも深い献身を感じられたが、
そこにあるのは、美しき忠義の物語だけではなかったはずだ。
剣を手に命を懸ける以上、綺麗ごとばかりでは済まないだろう。"
107,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_305","ゼレニアの背を見つめる王には、知る術がなかったのさ。
107,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_305,"ゼレニアの背を見つめる王には、知る術がなかったのさ。
彼女の背中の向こう側、対峙する者へと注がれる、
冷ややかな眼差しも、燃え盛るほどの憤怒もね。"
108,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_306","同じ戦場にあっても、視点が変われば映る光景も異なる。
108,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_306,"同じ戦場にあっても、視点が変われば映る光景も異なる。
例えば、こんな風に……。"
109,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_307","『その剣技は 我が身のために放たれる
109,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_307,"『その剣技は 我が身のために放たれる
 剣を振り抜き揺れる髪 記憶に刻まれるは 頼もしき後ろ姿』"
110,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_308","『この魔法は 我が主のために迸る
110,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_308,"『この魔法は 我が主のために迸る
 討ち取りし愚者どもに 貴き姿をひと目にもする資格なし』"
111,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_309","薔薇に棘あり……。
111,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_309,"薔薇に棘あり……。
気高き忠義の騎士にして、王を護る剣であればこそ、
主君に害なす存在へと向けられる激情は熾烈だったはずさ。"
112,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_310","王の記憶に刻まれることのなかった、騎士ゼレニアの側面……。
112,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_310,"王の記憶に刻まれることのなかった、騎士ゼレニアの側面……。
くだんの守護機構に反映されていたらどうなっていたか、
君も興味があるんじゃないかな?"
113,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_400","さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?"
114,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_401","早世の天才カリュクスが、
113,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_400,さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
114,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_401,"早世の天才カリュクスが、
人々の死に対する恐怖を糧に呼びおろした蛮神か……。"
115,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_402","記憶を雲の上に預けることで、
115,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_402,"記憶を雲の上に預けることで、
死の悲しみから逃れ続けてきた人々が抱いた死の恐怖。
それが「永遠の闇」を形作った。"
116,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_403","……しかし、僕はこうも思うんだ。
116,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_403,"……しかし、僕はこうも思うんだ。
人々が感じていた恐怖は、召喚者たるカリュクスにとっては、
生まれたときから隣にあったものじゃないのか、とね。"
117,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_404","彼は生まれつきの病で、
117,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_404,"彼は生まれつきの病で、
成人まで生きられないと宣告されていたのだろう?"
118,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_405","眠りにつく前の夜の静けさも、
118,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_405,"眠りにつく前の夜の静けさも、
目覚めを誘う朝に響く鳥の歌声も……
カリュクスにとっては、命を削る音そのもの。"
119,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_406","だとすれば、誰よりも冥い死の恐怖を宿していたのは、
119,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_406,"だとすれば、誰よりも冥い死の恐怖を宿していたのは、
カリュクス自身だったのではないだろうか。"
120,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_407","そんな心の闇を想い、
120,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_407,"そんな心の闇を想い、
ひとつ詩を詠ってみるとしよう……。"
121,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_408","『死を忘るるなかれ
121,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_408,"『死を忘るるなかれ
 その恐れ 「永久の女王」眠る墓標に集いて
 その祈り 「永遠の闇」となりて立ち上がらん』"
122,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_409","『死を忘るるなかれ
122,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_409,"『死を忘るるなかれ
 その願い 「真実の女王」目覚めし地に集いて
 その想い 「光の戦士」を奮い立たせん』"
123,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_500","さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?"
124,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_501","見知らぬ土地からやってきた白き来訪者、アルシュベルドか……。
123,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_500,さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
124,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_501,"見知らぬ土地からやってきた白き来訪者、アルシュベルドか……。
どうやら、狩りのひとことでは言い表せないくらいの、
とんでもない激戦だったみたいだね。"
125,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_502","目覚めのきっかけとなった謎の遺物の正体も気になるけれど……
125,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_502,"目覚めのきっかけとなった謎の遺物の正体も気になるけれど……
僕がもっとも劇的なものを感じたのは、
エネルギーを求めるという、護竜の性だ。"
126,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_503","生きるために他者を喰らうのは野生動物の摂理だが、
126,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_503,"生きるために他者を喰らうのは野生動物の摂理だが、
なんと彼らは食事を必要としないらしい。"
127,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_504","ゆえに、エーテルのようなエネルギーに強い執着を示し、
127,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_504,"ゆえに、エーテルのようなエネルギーに強い執着を示し、
一帯を己が縄張りにせんと、荒野中の魔物を殺してまわった。
これは由々しき事態だ。"
128,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_505","そこで、荒野の頂点たる魔物がアルシュベルドに挑んだ。
128,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_505,"そこで、荒野の頂点たる魔物がアルシュベルドに挑んだ。
まるで生態系そのものが、
外敵に対して必死の抵抗を試みたようにも思えるよ。"
129,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_506","もしその抵抗がなかったら、そして君が討伐しなかったら……
129,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_506,"もしその抵抗がなかったら、そして君が討伐しなかったら……
アルシュベルドは荒野中のエーテルを思うがままに吸収し、
より強大な存在になっていたかもしれないね。"
130,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_507","護竜としての本能のまま、
130,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_507,"護竜としての本能のまま、
それでも世界に在り続けようとしたアルシュベルドの生き様……。
詩にすると、こんな風になるんじゃないかな。"
131,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_508","『飢えし護竜 白き体毛を散らして
131,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_508,"『飢えし護竜 白き体毛を散らして
 世界を渡り 己が楽土を求めん』"
132,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_509","『満たぬ護竜 白き鎖刃に縛られ
132,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_509,"『満たぬ護竜 白き鎖刃に縛られ
 世界を壊し 己が楽土を築かん』"
133,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_600","さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?"
134,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_601","雷属性のエーテルが満ちている第九世界で、
133,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_600,さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
134,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_601,"雷属性のエーテルが満ちている第九世界で、
暗き荒野を稲妻の如く疾走するグラシャラボラスか……。"
135,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_602","それが造られた大国は名を残すのみとなり、
135,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_602,"それが造られた大国は名を残すのみとなり、
積荷であった魔物を送り届ける戦場はどこにもない。"
136,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_603","始発駅も、終着駅も見失い、
136,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_603,"始発駅も、終着駅も見失い、
それでもなお、暴走列車は敷かれた線路を突き進んだ。"
137,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_604","かの車体に宿る魔法生物は、
137,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_604,"かの車体に宿る魔法生物は、
何を想いながら駆け続けたのだろうね。"
138,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_605","与えられた使命か、本能による闘争か。
138,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_605,"与えられた使命か、本能による闘争か。
あるいは…………。"
139,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_606","生みの親でもあるリンドブルムの技師たちのもとへ、
139,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_606,"生みの親でもあるリンドブルムの技師たちのもとへ、
帰りたかっただけなのかもしれない……。
過酷な環境の中で朽ち果て、動けなくなってしまうその前に。"
140,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_607","ならば、紡いだ詩の中だけでも、
140,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_607,"ならば、紡いだ詩の中だけでも、
技師たちとともにあった往時の姿を思い描いて走らせよう。
いつか帰り着くはずだった、今は亡き遠い故郷まで……。"
141,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_608","『命を運ぶ 果てしなき疾走
141,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_608,"『命を運ぶ 果てしなき疾走
 故郷より駆け出すは 国の繁栄を勝ち取らんがため』"
142,"TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_609","『命を屠る 果てしなき暴走
142,TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_609,"『命を屠る 果てしなき暴走
 大地を駆け続けるは 亡き故郷へと帰らんがため』"
1 key 0 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_CFC_TO_INSTANCE_CONTENT 1
2 # 1 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_001 やあ、話を聞かせてくれるのかい? 冒険者として、君がどこでどんな体験をしてきたのか…… 聞く前から、心が躍るよ。
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0 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_CFC_TO_INSTANCE_CONTENT <Sheet(ContentFinderCondition,IntegerParameter(1),3)/>
1 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_001 やあ、話を聞かせてくれるのかい? 冒険者として、君がどこでどんな体験をしてきたのか…… 聞く前から、心が躍るよ。
3 2 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q1_000_001 2 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q1_000_001 何の話をする? 何の話をする?
4 3 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_MENU_CANCEL 3 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_MENU_CANCEL やめる やめる
5 4 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_002 4 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_002 おや、帰るのかな? 君も忙しい身の上だし、残念だが仕方がない…… また今度、時間があるときに冒険の話をしてくれよ。 おや、帰るのかな? 君も忙しい身の上だし、残念だが仕方がない…… また今度、時間があるときに冒険の話をしてくれよ。
6 5 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_003 5 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_003 …………なるほど、今は話せることがない、と。 君のことだ、きっととびきりの冒険を準備しているんだろう、 聞かせてくれるそのときを、気長に待とうじゃないか。 …………なるほど、今は話せることがない、と。 君のことだ、きっととびきりの冒険を準備しているんだろう、 聞かせてくれるそのときを、気長に待とうじゃないか。
7 6 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_004 6 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_004 幸い、ここの人たちはみな詩や物語が好きなようでね、 以前に仕入れた冒険譚も評判がいいんだ。 おかげで居心地よく竪琴を爪弾いていられるよ。 幸い、ここの人たちはみな詩や物語が好きなようでね、 以前に仕入れた冒険譚も評判がいいんだ。 おかげで居心地よく竪琴を爪弾いていられるよ。
8 7 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_005 7 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_005 さて、どんな話を聞かせてくれるのかな? さて、どんな話を聞かせてくれるのかな?
9 8 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_006 8 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_006 生ける天災、翼ある災厄の蛇王……いくつもの逸話を持つ、 伝説のトラルヴィドラール、ヴァリガルマンダとの戦いだって!? まさに、最上級の冒険譚じゃないか! 生ける天災、翼ある災厄の蛇王……いくつもの逸話を持つ、 伝説のトラルヴィドラール、ヴァリガルマンダとの戦いだって!? まさに、最上級の冒険譚じゃないか!
10 9 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_007 9 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_007 先代連王グルージャジャの為した封印は卑劣なる者の手で解かれ、 今、トラルの大地に災いの蛇が放たれる……。 それを迎え撃つは、若き王女ウクラマトと盟友たる冒険者……! 先代連王グルージャジャの為した封印は卑劣なる者の手で解かれ、 今、トラルの大地に災いの蛇が放たれる……。 それを迎え撃つは、若き王女ウクラマトと盟友たる冒険者……!
11 10 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_008 10 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_008 継承の儀にまつわる物語の一節、詩作の題材として申し分ない。 実にいい話を聞かせてもらった……本当にありがとう。 継承の儀にまつわる物語の一節、詩作の題材として申し分ない。 実にいい話を聞かせてもらった……本当にありがとう。
12 11 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_009 11 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_009 ところで…… 君は「トラルヴィドラール」という言葉の意味を知っているかな? ところで…… 君は「トラルヴィドラール」という言葉の意味を知っているかな?
13 12 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_010 12 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_010 これはマムージャ語で、「大地を掴み、離さぬ者」…… つまり大地を我がものとするほど強大な存在を示す言葉なんだ。 ヴァリガルマンダは、その最強格と言われている。 これはマムージャ語で、「大地を掴み、離さぬ者」…… つまり大地を我がものとするほど強大な存在を示す言葉なんだ。 ヴァリガルマンダは、その最強格と言われている。
14 13 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_011 13 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_011 だがしかし、長き封印から目覚めたばかりのヴァリガルマンダは、 決して本調子とは言えなかったろう。 もう少し時間が経てば、さらなる力を取り戻したのでは……? だがしかし、長き封印から目覚めたばかりのヴァリガルマンダは、 決して本調子とは言えなかったろう。 もう少し時間が経てば、さらなる力を取り戻したのでは……?
15 14 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_012 14 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_012 ふむ……ならば僕は想像の翼を広げ、 君たちと全盛期のヴァリガルマンダの戦いを夢想しよう。 それをもとに紡いだ詩は、きっと極上の物語になるに違いない! ふむ……ならば僕は想像の翼を広げ、 君たちと全盛期のヴァリガルマンダの戦いを夢想しよう。 それをもとに紡いだ詩は、きっと極上の物語になるに違いない!
16 15 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_020 15 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_020 さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな? さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
17 16 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_021 16 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_021 先代連王の第一王子、ゾラージャの最期……か。 決してひとことで「心躍る冒険譚」と括ることのできない、 様々な感情が渦巻く物語だね。 先代連王の第一王子、ゾラージャの最期……か。 決してひとことで「心躍る冒険譚」と括ることのできない、 様々な感情が渦巻く物語だね。
18 17 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_022 17 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_022 グルージャジャ唯一の実子として、 王位を継ぐ立派な長兄であろうとしたゾラージャ。 彼は、双頭でない自身に負い目を感じてもいたんだろうか。 グルージャジャ唯一の実子として、 王位を継ぐ立派な長兄であろうとしたゾラージャ。 彼は、双頭でない自身に負い目を感じてもいたんだろうか。
19 18 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_023 18 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_023 だから余計に、強大であろうとした。 しかし、その矜持は心の目を曇らせ、他を頼る選択肢を消した…… 結果、彼は壁に行き当たった際に道を踏み外してしまった……。 だから余計に、強大であろうとした。 しかし、その矜持は心の目を曇らせ、他を頼る選択肢を消した…… 結果、彼は壁に行き当たった際に道を踏み外してしまった……。
20 19 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_024 19 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_024 彼がドーム内の30年をどのような失意と怒りのなかで過ごしたか、 僕にはわからない。 わかったところで、彼が多くの命を奪った事実も変わらない。 彼がドーム内の30年をどのような失意と怒りのなかで過ごしたか、 僕にはわからない。 わかったところで、彼が多くの命を奪った事実も変わらない。
21 20 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_025 20 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_025 しかしね、僕はこうも思うんだよ。 最も認められたかったはずの父を殺したとき、 彼の生きる目的もまた、終わってしまったのではないか、と。 しかしね、僕はこうも思うんだよ。 最も認められたかったはずの父を殺したとき、 彼の生きる目的もまた、終わってしまったのではないか、と。
22 21 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_026 21 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_026 これはあくまで僕の推測に過ぎないし、 彼の罪は、決して許されることはないだろう。 しかし、彼もまた人なり……その想いは、いずこに還るのか……。 これはあくまで僕の推測に過ぎないし、 彼の罪は、決して許されることはないだろう。 しかし、彼もまた人なり……その想いは、いずこに還るのか……。
23 22 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_027 22 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_027 華々しい継承の儀の物語に落とされた影の一節、 聞かせてくれてありがとう。 華々しい継承の儀の物語に落とされた影の一節、 聞かせてくれてありがとう。
24 23 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_028 23 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_028 多くの人にとって、彼は親しい人の命を奪った憎き相手だ。 しかし、決してそれだけで終わらせてはならないようにも思う…… この物語は、慎重に、そして大切に語らせてもらうとするよ。 多くの人にとって、彼は親しい人の命を奪った憎き相手だ。 しかし、決してそれだけで終わらせてはならないようにも思う…… この物語は、慎重に、そして大切に語らせてもらうとするよ。
25 24 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_030 24 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_030 さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな? さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
26 25 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_031 25 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_031 ドーム内に成立した新生アレクサンドリア連王国、 その女王スフェーンが辿った、葛藤と決断の物語か……。 ドーム内に成立した新生アレクサンドリア連王国、 その女王スフェーンが辿った、葛藤と決断の物語か……。
27 26 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_032 26 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_032 かの地において、人々は魂を資源として扱う社会に属し、 死後は記憶エーテルを<RubyCharaters>FF10E6B0B8E4B985E381ABE4BF9DE68C81FF13E382A8E38390E383BCE382ADE383BCE38397</RubyCharaters>され、 生命力を纏った形ある記憶……永久人として存在させる。 かの地において、人々は魂を資源として扱う社会に属し、 死後は記憶エーテルを永久に保持 (エバーキープ)され、 生命力を纏った形ある記憶……永久人として存在させる。
28 27 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_033 27 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_033 だが、その糧には他者の生命力が必要…… となると我々の常識では簡単に肯定できそうもない。 君たちとぶつかるのは、必然だったとも言える。 だが、その糧には他者の生命力が必要…… となると我々の常識では簡単に肯定できそうもない。 君たちとぶつかるのは、必然だったとも言える。
29 28 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_034 28 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_034 ただ君の話では、女王スフェーンもまた生者でなく、 何者かに「そうあるべき」と造られた機構だったそうじゃないか。 ならば思うに、この物語の不幸の一因はそこにあるのだろう。 ただ君の話では、女王スフェーンもまた生者でなく、 何者かに「そうあるべき」と造られた機構だったそうじゃないか。 ならば思うに、この物語の不幸の一因はそこにあるのだろう。
30 29 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_035 29 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_035 いかに善良な人の記憶を基にしたとしても、 永久人の守護者たれと規定されていては、選べる道は少ない……。 いかに善良な人の記憶を基にしたとしても、 永久人の守護者たれと規定されていては、選べる道は少ない……。
31 30 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_036 30 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_036 ゆえに彼女は、自らの進む先が袋小路と気づいてなお、 歩み続けざるを得なかったのかもしれないね。 ゆえに彼女は、自らの進む先が袋小路と気づいてなお、 歩み続けざるを得なかったのかもしれないね。
32 31 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_037 31 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_037 ひとつ、質問をさせてもらえないだろうか。 君は、君と出会ったスフェーンが、「生きていた」と思うかい? ひとつ、質問をさせてもらえないだろうか。 君は、君と出会ったスフェーンが、「生きていた」と思うかい?
33 32 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q5_000_001 32 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q5_000_001 何と言う? 何と言う?
34 33 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_002 33 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_002 彼女は確かに生きていた 彼女は確かに生きていた
35 34 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_003 34 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_003 彼女は生者ではなかった 彼女は生者ではなかった
36 35 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_004 35 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A5_000_004 わからない わからない
37 36 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_038 36 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_038 そうか、君はそう答えるんだね。 彼女の在り方が生者と異なると認識したうえで、それでも……。 そうか、君はそう答えるんだね。 彼女の在り方が生者と異なると認識したうえで、それでも……。
38 37 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_039 37 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_039 そうだね……彼女の在り方は、生者とは大きく異なる。 それは動かしようのない事実だ。 そうだね……彼女の在り方は、生者とは大きく異なる。 それは動かしようのない事実だ。
39 38 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_040 38 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_040 そうだね、そのとおりだ。 彼女の在り方が生者と異なっていたことは事実だが…… 「生」とは何か、その答えは簡単に出せないだろう。 そうだね、そのとおりだ。 彼女の在り方が生者と異なっていたことは事実だが…… 「生」とは何か、その答えは簡単に出せないだろう。
40 39 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_041 39 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_041 答えてくれてありがとう。 君の意見は、胸の内にしかと留めておくよ。 答えてくれてありがとう。 君の意見は、胸の内にしかと留めておくよ。
41 40 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_042 40 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_042 そのうえで、僕はこうも思うんだ。 民の声を聞き、感じ、考え抜いた「彼女」という個は、 魂や命の有無と関係なく、この世界に確かに存在していたのだと。 そのうえで、僕はこうも思うんだ。 民の声を聞き、感じ、考え抜いた「彼女」という個は、 魂や命の有無と関係なく、この世界に確かに存在していたのだと。
42 41 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_043 41 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_043 だからこそ彼女は……スフェーンは、 葛藤の果てで、最後に心を取り戻せたんだと思うのさ。 だからこそ彼女は……スフェーンは、 葛藤の果てで、最後に心を取り戻せたんだと思うのさ。
43 42 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_044 42 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_044 一方で、僕は少し怖くも思ったんだ。 もしも彼女が心を取り戻さず、最後までただの兵器として…… <RubyCharaters>FF10E6B0B8E4B985E381AEE5A5B3E78E8BFF1CE382A8E382BFE383BCE3838AE383ABE382AFE382A4E383BCE383B3</RubyCharaters>たる機構として戦い続けたとしたら? 一方で、僕は少し怖くも思ったんだ。 もしも彼女が心を取り戻さず、最後までただの兵器として…… 永久の女王 (エターナルクイーン)たる機構として戦い続けたとしたら?
44 43 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_045 43 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_045 きっと無慈悲に生命を吸い続ける、恐るべき存在となったはず。 僕はそんな結末もあえて詠おう…… 彼女の歩んだ道と、歩まずに済んだ道のことを。 きっと無慈悲に生命を吸い続ける、恐るべき存在となったはず。 僕はそんな結末もあえて詠おう…… 彼女の歩んだ道と、歩まずに済んだ道のことを。
45 44 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_046 44 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_046 『金翠の理王 黄金の決意もて 命奪う道を往き  獅子の武王 黄金の決意もて 命守る道を歩まん』 『金翠の理王 黄金の決意もて 命奪う道を往き  獅子の武王 黄金の決意もて 命守る道を歩まん』
46 45 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_047 45 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_047 『在りし日の記憶 そこに残るは使命か枷か  守護者の心に温もりを 破壊者ならば忘却を』 『在りし日の記憶 そこに残るは使命か枷か  守護者の心に温もりを 破壊者ならば忘却を』
47 46 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_SYSTEM_000_98 46 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_SYSTEM_000_98 「滅」は、最大24人で行うボスバトルです。 一段と強力になった、アライアンスレイドのボスと、 激闘を繰り広げましょう! 「滅」は、最大24人で行うボスバトルです。 一段と強力になった、アライアンスレイドのボスと、 激闘を繰り広げましょう!
48 47 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q2_000_99 47 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q2_000_99 「滅暗闇の雲激闘戦」の開放に進みますか? 「滅暗闇の雲激闘戦」の開放に進みますか?
49 48 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_100 48 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_100 ああそうだ。 先日、君の仲間のグ・ラハ・ティアくんに声を掛けられたんだ。 「あんた、ほかの街にもいなかったか……?」とね。 ああそうだ。 先日、君の仲間のグ・ラハ・ティアくんに声を掛けられたんだ。 「あんた、ほかの街にもいなかったか……?」とね。
50 49 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_101 49 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_101 僕は旅する詩人、各地で英雄譚を集めて詠うんだと答えたら、 ものすごく興味をもってくれたらしい。 僕は旅する詩人、各地で英雄譚を集めて詠うんだと答えたら、 ものすごく興味をもってくれたらしい。
51 50 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_102 50 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_102 シャバーブチェに移動して、 タコス片手に英雄談議を交わしたよ。 あれはいいものだ、シュラスコもすごくいい。 シャバーブチェに移動して、 タコス片手に英雄談議を交わしたよ。 あれはいいものだ、シュラスコもすごくいい。
52 51 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_103 51 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_103 で、そのときに、彼のとっておきの英雄譚を聞いたんだ。 で、そのときに、彼のとっておきの英雄譚を聞いたんだ。
53 52 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_104 52 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_104 調査団ノアの、クリスタルタワーにまつわる冒険…… やがて「闇の世界」にまで至るそれに、 君も加わっていたんだろう? 調査団ノアの、クリスタルタワーにまつわる冒険…… やがて「闇の世界」にまで至るそれに、 君も加わっていたんだろう?
54 53 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_105 53 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_105 そこで立ち塞がる強敵を倒し、道を拓いたのは、 君と20人以上から成る冒険者部隊だったとか。 そこで立ち塞がる強敵を倒し、道を拓いたのは、 君と20人以上から成る冒険者部隊だったとか。
55 54 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_106 54 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_106 ……どうだった? 大勢での戦いは、いつもと勝手が違ったんじゃないかい? ……どうだった? 大勢での戦いは、いつもと勝手が違ったんじゃないかい?
56 55 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q3_000_107 55 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q3_000_107 何と言う? 何と言う?
57 56 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_108 56 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_108 ワクワクした! ワクワクした!
58 57 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_109 57 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_109 緊張した…… 緊張した……
59 58 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_110 58 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A3_000_110 とりあえず流れに乗った とりあえず流れに乗った
60 59 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_111 59 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_111 はは、肝が据わってるなぁ! はは、肝が据わってるなぁ!
61 60 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_112 60 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_112 はは、君にもそんな時代があったんだなぁ! はは、君にもそんな時代があったんだなぁ!
62 61 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_113 61 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_113 はは、その勢いが何より大事さ! はは、その勢いが何より大事さ!
63 62 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_114 62 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_114 僕はあくまで傍観者だが…… 少数精鋭での戦いもさることながら、 多くの仲間とともに、大局を見ながら立ち回るのも楽しそうだ。 僕はあくまで傍観者だが…… 少数精鋭での戦いもさることながら、 多くの仲間とともに、大局を見ながら立ち回るのも楽しそうだ。
64 63 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_115 63 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_115 しかし、あの「暗闇の雲」まで君たちが倒していたとは……。 しかし、あの「暗闇の雲」まで君たちが倒していたとは……。
65 64 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_116 64 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_116 妖異学が定めた「十二階位」と呼ばれる妖異の階級において、 彼女は、最強とされる第一位……魔王級に属している。 妖異学が定めた「十二階位」と呼ばれる妖異の階級において、 彼女は、最強とされる第一位……魔王級に属している。
66 65 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_117 65 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_117 そうして分類されるくらいだ、 過去幾度か、こちらの世界の記録にも名を残していてね。 アラグ皇帝ザンデとの契約も、その一例だよ。 そうして分類されるくらいだ、 過去幾度か、こちらの世界の記録にも名を残していてね。 アラグ皇帝ザンデとの契約も、その一例だよ。
67 66 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_118 66 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_118 それらの記録によれば、底知らずの魔力でもって、 人知の及ばぬ高位の魔法を扱うのだとか……。 それらの記録によれば、底知らずの魔力でもって、 人知の及ばぬ高位の魔法を扱うのだとか……。
68 67 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q4_000_119 67 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_Q4_000_119 何と言う? 何と言う?
69 68 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A4_000_120 68 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A4_000_120 そんな魔法使ってたっけ…… そんな魔法使ってたっけ……
70 69 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A4_000_121 69 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_A4_000_121 波動砲と波動砲では……? 波動砲と波動砲では……?
71 70 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_122 70 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_122 ふむ、もしかしたら君たちが相手取ったのは、 「暗闇の雲」の、いち側面に過ぎなかったのかもしれない。 ふむ、もしかしたら君たちが相手取ったのは、 「暗闇の雲」の、いち側面に過ぎなかったのかもしれない。
72 71 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_123 71 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_123 魔王級の妖異ともなれば、 ただ「居る」だけで周囲に甚大な影響をもたらす。 そう易々とは、完全な形で顕現できないのでは……。 魔王級の妖異ともなれば、 ただ「居る」だけで周囲に甚大な影響をもたらす。 そう易々とは、完全な形で顕現できないのでは……。
73 72 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_124 72 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_124 実に興味深い現象だ。 ほかにも「暗闇の雲」にまつわる思い出があれば、 是非教えてくれないかい? 実に興味深い現象だ。 ほかにも「暗闇の雲」にまつわる思い出があれば、 是非教えてくれないかい?
74 73 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_125 73 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_125 なるほど、リーンという少女とともに、 疑似妖異召喚で彼女を喚び出したことがあると。 なるほど、リーンという少女とともに、 疑似妖異召喚で彼女を喚び出したことがあると。
75 74 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_126 74 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_126 話を聞くに、君が想起した妖異のイメージと、 励起の実行者たるリーンたちの解釈によって、 似て非なる存在が形作られたようだが……。 話を聞くに、君が想起した妖異のイメージと、 励起の実行者たるリーンたちの解釈によって、 似て非なる存在が形作られたようだが……。
76 75 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_127 75 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_127 おもしろいじゃないか! そういうことなら、疑似妖異召喚の結果も織り交ぜて、 僕が思う、真なる「暗闇の雲」を詠ってみるとしよう! おもしろいじゃないか! そういうことなら、疑似妖異召喚の結果も織り交ぜて、 僕が思う、真なる「暗闇の雲」を詠ってみるとしよう!
77 76 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_128 76 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_128 おもしろいじゃないか! おもしろいじゃないか!
78 77 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_129 77 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_129 そういうことなら、君の思い出と、 これまで聞き及んできたイメージを合体させて、 僕が思う、真なる「暗闇の雲」を詠ってみるとしよう! そういうことなら、君の思い出と、 これまで聞き及んできたイメージを合体させて、 僕が思う、真なる「暗闇の雲」を詠ってみるとしよう!
79 78 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_130 78 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_130 どれ、さっそく……。 どれ、さっそく……。
80 79 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_131 79 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_131 『光と闇が重なり すべてが無に還ろうとするとき  それを ふたつに分ける者が 現れる』 『光と闇が重なり すべてが無に還ろうとするとき  それを ふたつに分ける者が 現れる』
81 80 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_132 80 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_132 『君よ 人々の希望は  悠久の風に運ばれ その手へと託された』 『君よ 人々の希望は  悠久の風に運ばれ その手へと託された』
82 81 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_133 81 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_133 『いざ行かん 今この時の 最後の死闘へ』 『いざ行かん 今この時の 最後の死闘へ』
83 82 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_134 82 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_134 歴史に名を残す妖異について詠えたこと、光栄に思うよ。 それをほかならぬ君が愉しんでくれたら……最高だ! 歴史に名を残す妖異について詠えたこと、光栄に思うよ。 それをほかならぬ君が愉しんでくれたら……最高だ!
84 83 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_200 83 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_200 さて、どんな話を聞かせてくれるのかな? さて、どんな話を聞かせてくれるのかな?
85 84 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_201 84 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_201 ふむ、なんとも壮大な話だね。 遥か古の時代からの物語を、僕なりに咀嚼するため、 今一度まとめ直してみようか。 ふむ、なんとも壮大な話だね。 遥か古の時代からの物語を、僕なりに咀嚼するため、 今一度まとめ直してみようか。
86 85 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_202 85 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_202 約100年前、英雄アルバートの一撃で倒れたミトロンの肉体は、 強烈な光の力により、罪喰い「エデン」と化した。 エデンは光の氾濫を起こし、第一世界全体を滅びへと導く。 約100年前、英雄アルバートの一撃で倒れたミトロンの肉体は、 強烈な光の力により、罪喰い「エデン」と化した。 エデンは光の氾濫を起こし、第一世界全体を滅びへと導く。
87 86 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_203 86 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_203 おぼろげな意識の中、ミトロンは力を振り絞り、 エデンという牢獄から微かな信号を放ち続けた。 ともに戦い、死んでしまった「アログリフ」を呼ぶために……。 おぼろげな意識の中、ミトロンは力を振り絞り、 エデンという牢獄から微かな信号を放ち続けた。 ともに戦い、死んでしまった「アログリフ」を呼ぶために……。
88 87 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_204 87 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_204 信号はやがて、アログリフの転生体である少女、ガイアに届く。 ガイアは幼き頃より「声」という形で信号を受け続け、 ときに意識を乗っ取られることさえあったという。 信号はやがて、アログリフの転生体である少女、ガイアに届く。 ガイアは幼き頃より「声」という形で信号を受け続け、 ときに意識を乗っ取られることさえあったという。
89 88 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_205 88 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_205 やがて偶然か、それとも必然か…… 光の巫女リーンによってエデンが覚醒を果たしたことで、 ガイアは「無の大地」に現れ、ふたりの少女が共鳴する。 やがて偶然か、それとも必然か…… 光の巫女リーンによってエデンが覚醒を果たしたことで、 ガイアは「無の大地」に現れ、ふたりの少女が共鳴する。
90 89 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_206 89 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_206 するとミトロンはガイアの意識を消去し、 アログリフの記憶を再生、2人のアシエンが復活を果たす。 だが、君の活躍もあって最悪の事態は阻止された……と。 するとミトロンはガイアの意識を消去し、 アログリフの記憶を再生、2人のアシエンが復活を果たす。 だが、君の活躍もあって最悪の事態は阻止された……と。
91 90 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_207 90 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_207 なるほど、非常に興味深い話だ。 ガイア消失の瀬戸際、リーンとの美しき思い出が楔となって、 完全な存在抹消を防げたというところなんて、特にね。 なるほど、非常に興味深い話だ。 ガイア消失の瀬戸際、リーンとの美しき思い出が楔となって、 完全な存在抹消を防げたというところなんて、特にね。
92 91 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_208 91 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_208 だが、だからこそ気にかかる。 エデンはミトロン……ならばリーンがエデンを覚醒させた際、 その「声」が、別の形で届いていた可能性もあったのでは……? だが、だからこそ気にかかる。 エデンはミトロン……ならばリーンがエデンを覚醒させた際、 その「声」が、別の形で届いていた可能性もあったのでは……?
93 92 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_209 92 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_209 よし、詩作のイメージが湧いてきたよ。 さっそく、彼女らの顛末を巡る「もうひとつの未来」について、 思いを馳せてみようじゃないか。 よし、詩作のイメージが湧いてきたよ。 さっそく、彼女らの顛末を巡る「もうひとつの未来」について、 思いを馳せてみようじゃないか。
94 93 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_210 93 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_210 『反逆する者 光の巫女を解き放たんがため  牢獄を破り その運命を打ち砕かん』 『反逆する者 光の巫女を解き放たんがため  牢獄を破り その運命を打ち砕かん』
95 94 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_211 94 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_211 『不滅なる者 闇の巫女を目覚めさせんがため  牢獄を脱し 誓いを果たさん』 『不滅なる者 闇の巫女を目覚めさせんがため  牢獄を脱し 誓いを果たさん』
96 95 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_212 95 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_212 光の氾濫によって滅びに瀕した鏡像世界、第一世界か……。 僕の推測になってしまうけど、その歴史の陰には、 知られざる多くの物語があったことだろう。 光の氾濫によって滅びに瀕した鏡像世界、第一世界か……。 僕の推測になってしまうけど、その歴史の陰には、 知られざる多くの物語があったことだろう。
97 96 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_213 96 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_213 君の話によると、鏡像世界における災害の裏には、 不滅の存在アシエンの暗躍があるらしいじゃないか。 君の話によると、鏡像世界における災害の裏には、 不滅の存在アシエンの暗躍があるらしいじゃないか。
98 97 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_214 97 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_214 ならば、第一世界で活動していたアシエンがいて、 光の氾濫にも関係していたと考えることはできそうだ。 ならば、第一世界で活動していたアシエンがいて、 光の氾濫にも関係していたと考えることはできそうだ。
99 98 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_215 98 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_215 一方、その災厄を食い止めたのが光の巫女ミンフィリアだ。 彼女の力は新世代の少女たちに受け継がれ、 罪喰いとの戦いを宿命づけたという。 一方、その災厄を食い止めたのが光の巫女ミンフィリアだ。 彼女の力は新世代の少女たちに受け継がれ、 罪喰いとの戦いを宿命づけたという。
100 99 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_216 99 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_216 過酷な運命だが……僕は信じたいね。 光の巫女は常に孤独だったわけではなく、 死すべき運命をともに砕かんとした、誰かがいたのだと……。 過酷な運命だが……僕は信じたいね。 光の巫女は常に孤独だったわけではなく、 死すべき運命をともに砕かんとした、誰かがいたのだと……。
101 100 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_217 100 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_217 そしてその誰かは、異なる境遇を生きた友だった可能性さえある。 たとえば、闇の神を奉ずるアシエンに関連した少女、 闇の巫女なんて人物がいたとしたら、どうなるだろう? そしてその誰かは、異なる境遇を生きた友だった可能性さえある。 たとえば、闇の神を奉ずるアシエンに関連した少女、 闇の巫女なんて人物がいたとしたら、どうなるだろう?
102 101 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_218 101 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_218 ……いいね、後世に継がれるべき物語の担い手として、 「もうひとつの未来」を詠ってみたくなったよ! ……いいね、後世に継がれるべき物語の担い手として、 「もうひとつの未来」を詠ってみたくなったよ!
103 102 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_300 102 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_300 さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな? さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
104 103 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_301 103 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_301 アレクサンドリア王国騎士団の副団長、ゼレニアか……。 いいね、騎士といえば古くより人気の絶えない題材だ。 アレクサンドリア王国騎士団の副団長、ゼレニアか……。 いいね、騎士といえば古くより人気の絶えない題材だ。
105 104 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_302 104 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_302 その背に大切な存在を庇護し、最後まで戦い抜いた者もいれば、 護りきれなかった無念を抱えて生涯を終える者もいる。 あるいは、護り抜いた代償に命を落とす者さえ……。 その背に大切な存在を庇護し、最後まで戦い抜いた者もいれば、 護りきれなかった無念を抱えて生涯を終える者もいる。 あるいは、護り抜いた代償に命を落とす者さえ……。
106 105 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_303 105 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_303 勇ましく煌びやかに詠われる騎士像とは裏腹に、 彼らの姿からは、不器用なまでのひたむきさも垣間見える。 ゆえにこそ、その物語は聞く者の心を焚きつけ、揺さぶるのさ。 勇ましく煌びやかに詠われる騎士像とは裏腹に、 彼らの姿からは、不器用なまでのひたむきさも垣間見える。 ゆえにこそ、その物語は聞く者の心を焚きつけ、揺さぶるのさ。
107 106 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_304 106 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_304 王の記憶に残るゼレニアからも深い献身を感じられたが、 そこにあるのは、美しき忠義の物語だけではなかったはずだ。 剣を手に命を懸ける以上、綺麗ごとばかりでは済まないだろう。 王の記憶に残るゼレニアからも深い献身を感じられたが、 そこにあるのは、美しき忠義の物語だけではなかったはずだ。 剣を手に命を懸ける以上、綺麗ごとばかりでは済まないだろう。
108 107 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_305 107 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_305 ゼレニアの背を見つめる王には、知る術がなかったのさ。 彼女の背中の向こう側、対峙する者へと注がれる、 冷ややかな眼差しも、燃え盛るほどの憤怒もね。 ゼレニアの背を見つめる王には、知る術がなかったのさ。 彼女の背中の向こう側、対峙する者へと注がれる、 冷ややかな眼差しも、燃え盛るほどの憤怒もね。
109 108 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_306 108 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_306 同じ戦場にあっても、視点が変われば映る光景も異なる。 例えば、こんな風に……。 同じ戦場にあっても、視点が変われば映る光景も異なる。 例えば、こんな風に……。
110 109 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_307 109 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_307 『その剣技は 我が身のために放たれる  剣を振り抜き揺れる髪 記憶に刻まれるは 頼もしき後ろ姿』 『その剣技は 我が身のために放たれる  剣を振り抜き揺れる髪 記憶に刻まれるは 頼もしき後ろ姿』
111 110 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_308 110 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_308 『この魔法は 我が主のために迸る  討ち取りし愚者どもに 貴き姿をひと目にもする資格なし』 『この魔法は 我が主のために迸る  討ち取りし愚者どもに 貴き姿をひと目にもする資格なし』
112 111 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_309 111 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_309 薔薇に棘あり……。 気高き忠義の騎士にして、王を護る剣であればこそ、 主君に害なす存在へと向けられる激情は熾烈だったはずさ。 薔薇に棘あり……。 気高き忠義の騎士にして、王を護る剣であればこそ、 主君に害なす存在へと向けられる激情は熾烈だったはずさ。
113 112 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_310 112 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_310 王の記憶に刻まれることのなかった、騎士ゼレニアの側面……。 くだんの守護機構に反映されていたらどうなっていたか、 君も興味があるんじゃないかな? 王の記憶に刻まれることのなかった、騎士ゼレニアの側面……。 くだんの守護機構に反映されていたらどうなっていたか、 君も興味があるんじゃないかな?
114 113 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_400 113 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_400 さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな? さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
115 114 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_401 114 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_401 早世の天才カリュクスが、 人々の死に対する恐怖を糧に呼びおろした蛮神か……。 早世の天才カリュクスが、 人々の死に対する恐怖を糧に呼びおろした蛮神か……。
116 115 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_402 115 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_402 記憶を雲の上に預けることで、 死の悲しみから逃れ続けてきた人々が抱いた死の恐怖。 それが「永遠の闇」を形作った。 記憶を雲の上に預けることで、 死の悲しみから逃れ続けてきた人々が抱いた死の恐怖。 それが「永遠の闇」を形作った。
117 116 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_403 116 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_403 ……しかし、僕はこうも思うんだ。 人々が感じていた恐怖は、召喚者たるカリュクスにとっては、 生まれたときから隣にあったものじゃないのか、とね。 ……しかし、僕はこうも思うんだ。 人々が感じていた恐怖は、召喚者たるカリュクスにとっては、 生まれたときから隣にあったものじゃないのか、とね。
118 117 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_404 117 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_404 彼は生まれつきの病で、 成人まで生きられないと宣告されていたのだろう? 彼は生まれつきの病で、 成人まで生きられないと宣告されていたのだろう?
119 118 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_405 118 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_405 眠りにつく前の夜の静けさも、 目覚めを誘う朝に響く鳥の歌声も…… カリュクスにとっては、命を削る音そのもの。 眠りにつく前の夜の静けさも、 目覚めを誘う朝に響く鳥の歌声も…… カリュクスにとっては、命を削る音そのもの。
120 119 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_406 119 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_406 だとすれば、誰よりも冥い死の恐怖を宿していたのは、 カリュクス自身だったのではないだろうか。 だとすれば、誰よりも冥い死の恐怖を宿していたのは、 カリュクス自身だったのではないだろうか。
121 120 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_407 120 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_407 そんな心の闇を想い、 ひとつ詩を詠ってみるとしよう……。 そんな心の闇を想い、 ひとつ詩を詠ってみるとしよう……。
122 121 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_408 121 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_408 『死を忘るるなかれ  その恐れ 「永久の女王」眠る墓標に集いて  その祈り 「永遠の闇」となりて立ち上がらん』 『死を忘るるなかれ  その恐れ 「永久の女王」眠る墓標に集いて  その祈り 「永遠の闇」となりて立ち上がらん』
123 122 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_409 122 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_409 『死を忘るるなかれ  その願い 「真実の女王」目覚めし地に集いて  その想い 「光の戦士」を奮い立たせん』 『死を忘るるなかれ  その願い 「真実の女王」目覚めし地に集いて  その想い 「光の戦士」を奮い立たせん』
124 123 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_500 123 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_500 さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな? さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
125 124 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_501 124 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_501 見知らぬ土地からやってきた白き来訪者、アルシュベルドか……。 どうやら、狩りのひとことでは言い表せないくらいの、 とんでもない激戦だったみたいだね。 見知らぬ土地からやってきた白き来訪者、アルシュベルドか……。 どうやら、狩りのひとことでは言い表せないくらいの、 とんでもない激戦だったみたいだね。
126 125 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_502 125 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_502 目覚めのきっかけとなった謎の遺物の正体も気になるけれど…… 僕がもっとも劇的なものを感じたのは、 エネルギーを求めるという、護竜の性だ。 目覚めのきっかけとなった謎の遺物の正体も気になるけれど…… 僕がもっとも劇的なものを感じたのは、 エネルギーを求めるという、護竜の性だ。
127 126 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_503 126 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_503 生きるために他者を喰らうのは野生動物の摂理だが、 なんと彼らは食事を必要としないらしい。 生きるために他者を喰らうのは野生動物の摂理だが、 なんと彼らは食事を必要としないらしい。
128 127 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_504 127 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_504 ゆえに、エーテルのようなエネルギーに強い執着を示し、 一帯を己が縄張りにせんと、荒野中の魔物を殺してまわった。 これは由々しき事態だ。 ゆえに、エーテルのようなエネルギーに強い執着を示し、 一帯を己が縄張りにせんと、荒野中の魔物を殺してまわった。 これは由々しき事態だ。
129 128 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_505 128 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_505 そこで、荒野の頂点たる魔物がアルシュベルドに挑んだ。 まるで生態系そのものが、 外敵に対して必死の抵抗を試みたようにも思えるよ。 そこで、荒野の頂点たる魔物がアルシュベルドに挑んだ。 まるで生態系そのものが、 外敵に対して必死の抵抗を試みたようにも思えるよ。
130 129 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_506 129 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_506 もしその抵抗がなかったら、そして君が討伐しなかったら…… アルシュベルドは荒野中のエーテルを思うがままに吸収し、 より強大な存在になっていたかもしれないね。 もしその抵抗がなかったら、そして君が討伐しなかったら…… アルシュベルドは荒野中のエーテルを思うがままに吸収し、 より強大な存在になっていたかもしれないね。
131 130 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_507 130 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_507 護竜としての本能のまま、 それでも世界に在り続けようとしたアルシュベルドの生き様……。 詩にすると、こんな風になるんじゃないかな。 護竜としての本能のまま、 それでも世界に在り続けようとしたアルシュベルドの生き様……。 詩にすると、こんな風になるんじゃないかな。
132 131 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_508 131 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_508 『飢えし護竜 白き体毛を散らして  世界を渡り 己が楽土を求めん』 『飢えし護竜 白き体毛を散らして  世界を渡り 己が楽土を求めん』
133 132 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_509 132 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_509 『満たぬ護竜 白き鎖刃に縛られ  世界を壊し 己が楽土を築かん』 『満たぬ護竜 白き鎖刃に縛られ  世界を壊し 己が楽土を築かん』
134 133 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_600 133 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_600 さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな? さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな?
135 134 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_601 134 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_601 雷属性のエーテルが満ちている第九世界で、 暗き荒野を稲妻の如く疾走するグラシャラボラスか……。 雷属性のエーテルが満ちている第九世界で、 暗き荒野を稲妻の如く疾走するグラシャラボラスか……。
136 135 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_602 135 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_602 それが造られた大国は名を残すのみとなり、 積荷であった魔物を送り届ける戦場はどこにもない。 それが造られた大国は名を残すのみとなり、 積荷であった魔物を送り届ける戦場はどこにもない。
137 136 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_603 136 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_603 始発駅も、終着駅も見失い、 それでもなお、暴走列車は敷かれた線路を突き進んだ。 始発駅も、終着駅も見失い、 それでもなお、暴走列車は敷かれた線路を突き進んだ。
138 137 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_604 137 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_604 かの車体に宿る魔法生物は、 何を想いながら駆け続けたのだろうね。 かの車体に宿る魔法生物は、 何を想いながら駆け続けたのだろうね。
139 138 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_605 138 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_605 与えられた使命か、本能による闘争か。 あるいは…………。 与えられた使命か、本能による闘争か。 あるいは…………。
140 139 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_606 139 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_606 生みの親でもあるリンドブルムの技師たちのもとへ、 帰りたかっただけなのかもしれない……。 過酷な環境の中で朽ち果て、動けなくなってしまうその前に。 生みの親でもあるリンドブルムの技師たちのもとへ、 帰りたかっただけなのかもしれない……。 過酷な環境の中で朽ち果て、動けなくなってしまうその前に。
141 140 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_607 140 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_607 ならば、紡いだ詩の中だけでも、 技師たちとともにあった往時の姿を思い描いて走らせよう。 いつか帰り着くはずだった、今は亡き遠い故郷まで……。 ならば、紡いだ詩の中だけでも、 技師たちとともにあった往時の姿を思い描いて走らせよう。 いつか帰り着くはずだった、今は亡き遠い故郷まで……。
142 141 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_608 141 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_608 『命を運ぶ 果てしなき疾走  故郷より駆け出すは 国の繁栄を勝ち取らんがため』 『命を運ぶ 果てしなき疾走  故郷より駆け出すは 国の繁栄を勝ち取らんがため』
143 142 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_609 142 TEXT_CTSOPN70WANDERINGMINSTREL_00897_WANDERINGMINSTREL_000_609 『命を屠る 果てしなき暴走  大地を駆け続けるは 亡き故郷へと帰らんがため』 『命を屠る 果てしなき暴走  大地を駆け続けるは 亡き故郷へと帰らんがため』
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