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2026-03-02 23:57:13 -06:00
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commit ac666f0f6d
20466 changed files with 2114776 additions and 13938 deletions
@@ -0,0 +1,270 @@
key,0,1
#,,
int32,str,str
0,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_000","「覗覚石」からパワーを感じることができなくなりました。
神降ろしにエーテルが必要なように、
記憶探索にも「覗覚石」というクリスタルのパワーが必要です。"
1,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_001","聖石のように、チャージ可能なパワーならよいのですが、
そこまでのメカニズムをまだ解析できていないので……。
更に研究しないと駄目ですね……。"
2,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_002","私はこのままこのガンゴッシュに残って、
「覗覚石」の解析に励みたいと思います。
また、何かわかったらご連絡致しますね。"
3,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_003","はい! 何かご用はございますか?"
4,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_005","ついにボズヤ・レジスタンスの反撃作戦が開始されました。
皆さん、無事にこのガンゴッシュへ戻れるといいですね。
冒険者さんも無理なさらぬよう……ご武運を……!"
5,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_006","……はい! 何かご用はございますか?"
6,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_010","普段は研究室に籠もりがちな私ですが、
少しでも皆様のお役に立てるよう、
治癒魔法の使い手として治療にあたりたいと思います。"
7,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_011","はい! 何かご用はございますか?"
8,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_015","……ミーシィヤさんの心にはたしかに「闇」がありました。
やはり、人の心とは複雑なものですね……。
私はその「闇」に気付くことはありませんでした……。"
9,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_016","ただ、たとえそれを第IV軍団に利用されているのだとしても、
すべてはミーシィヤさん自身が望んだこと……。
なんとしても彼女を止めなければ……。"
10,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_017","はい! 何かご用はございますか?"
11,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_020","ミーシィヤさんが聖剣の力を使って顕現させたあの闘神……
あれは、はたして本当に闘神なのでしょうか……
明確な何かがあるわけではないのですが、気になっておりまして。"
12,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_021","……はい! 何かご用はございますか?"
13,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_025","……少々、お待ちください。
皆様に滞りなくご説明できるよう、頭の中を整理しております。"
14,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_030","おそらく、ミーシィヤさんの次の狙いは……
いや……そうじゃないかも……
ううん……やはり、そうかも……。"
15,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_040","お預かりした聖剣セイブ・ザ・クイーンは危険な遺物……
本来なら破壊するべきですが、ボズヤにとってはまさに至宝。
皆様と相談した結果、取り急ぎ封印することにしました。"
16,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_041","正式な方法は、シャーレアンとも相談して考えてみますが……
いずれにしても、ボズヤの皆様にとってより良き象徴となるよう、
また、二度と災いを呼べぬよう厳重に保存したいと考えます。"
17,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_042","はい! 何かご用はございますか?"
18,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_045","冒険者さんもザトゥノル高原へ行かれますよね。
私も微力ではございますが皆様のお役に立てればと思い、
ご一緒したいと思います……。"
19,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_050","冒険者さん、シドさんたちが設置した疑似青龍壁について、
今後の運用でいくつか課題が生じております。
なんとか解決できたらいいんですけど……。"
20,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_055","冒険者さんはこれから戦場へ行かれますよね。
ここでは、視界に入る敵もそうですが、
上空からの攻撃に注意してくださいね……。"
21,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_056","この前哨地の近くなら疑似青龍壁の効果もありますが、
「傘の外」では上空から狙われ放題……とお考えください。
どうか、ご武運を……!"
22,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_060","魔導障壁の強度を確保するためには、
バイシャーエンさんが定めた次拠点の地脈まで、
確実に残留エネルギーを誘導する必要があります。"
23,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_061","というわけで、前回と同様に、冒険者さんにお願いします。
地図に印を付けておきますね。
そこに、この誘導装置を設置してくださいませ。"
24,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_065","冒険者さん、ご協力をありがとうございました。
私たちは地脈全体を調査し、次に備えたいと思います。
意味のない地点に設置して時間を無駄にしたくないですからね!"
25,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_066","……はい! 何かご用はございますか?"
26,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_070","毎度、冒険者さんの手を煩わすのは心苦しいのですが、
私たちが付いていっても足手まといになるだけ……。
どうぞよろしくお願い申し上げます。"
27,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_071","……はい! 何かご用はございますか?"
28,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_075","え~と……設置していただいた誘導装置の監視を続けますね。
皆さんが無事に次の拠点を確保できることを祈ります。
冒険者さんもご武運を……!"
29,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_076","……はい! 何かご用はございますか?"
30,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_Q30_000_000","何を聞く?"
31,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_000","「紡ぎ手」について"
32,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_001","「覗覚石」について"
33,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_002","「記憶」について"
34,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_003","「未来視」について"
35,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_100_003","「闘神セイブ・ザ・クイーン」について"
36,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_101_003","「テンパード」について"
37,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_004","ミコトについて"
38,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_0010","キャンセル"
39,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_Q40_000_000","何を聞く?"
40,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A40_000_000","先刻の「未来視」について"
41,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A40_000_0010","キャンセル"
42,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_200","第四星暦時代、「紡ぎ手」と呼ばれる巫士たちが、
特別なクリスタル「覗覚石」を使い、
心の病を患った病人の、その心の中に入り治療を施したそうです。"
43,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_201","その頃、周辺諸国だけでなくボズヤでも部族同士の争いが頻発し、
さらには干ばつや水害などの自然災害も多発するという、
ボズヤ民にとっては苦難の時代だったそうです。"
44,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_202","そんな状況下で、心にトラウマを持った患者も多くなり、
そうした病人を救うために「紡ぎ手」が現れました。
おそらく「紡ぎ手」は「過去視」の力を持つ者だったと思います。"
45,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_203","彼らは患者の記憶エーテルに触れることで、
心の病の原因であるトラウマを取り除いたり、
別の何かに置き換えることで心の苦しみから解放したのです。"
46,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_204","今の時代、記憶エーテルに手を加えることは、
倫理的に問題があるとシャーレアンでは指摘を受けるでしょうね。
私も探ることは許されても、改竄を行うべきではないと考えます。"
47,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_300","解析の結果、人工的に合成されたクリスタルだと判明しています。
この地にしか存在していた事実がないため、古代ボズヤ民が……
おそらく最初の「紡ぎ手」が作ったのだと推測します。"
48,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_301","ただ、興味深いことに、この「覗覚石」と呼ばれるクリスタル、
古代アラグ帝国の技術が応用された……そんな形跡があるのです。
だとしたら納得できます……。"
49,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_302","こういっては失礼ですが、過去の文献などを調査しても、
古代ボズヤ民に「覗覚石」を合成するような技術があったとは、
到底考えられないからです……。"
50,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_303","ここからは憶測ですが、第四霊災を生き延びた古代アラグ人、
その中に「過去視」の力を持つ者がいた……その人が……
古代アラグ帝国が引き起こした第四霊災に罪の意識を感じた……。"
51,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_304","その贖罪のために他民族救済を掲げてこの地にたどり着き、
初代の「紡ぎ手」となった……というのはどうでしょう?
「覗覚石」を合成したのはその本人、もしくは近しい人でしょう。"
52,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_305","もし、そうならロマンチックだなぁと……
あ、すみません! ただの妄想です!
忘れてください……。"
53,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_400","生命体のエーテルをざっくりと分類すると、
「肉体に宿る生命力」「個人を識別する魂」「経験を司る記憶」、
この3つで構成されると考えられています。"
54,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_401","例えば、生命力だけだと生きる屍、すなわちゾンビーとなり、
魂だけだとゴーストになるとイメージしてください。
過去の記憶を持つ幽霊の類いは、魂+記憶という組み合わせです。"
55,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_402","「覗覚石」を用いることで対象者の特定の記憶エーテルを抽出、
そこに「紡ぎ手」がアクセスすることで探索を……
必要な情報を取り出すことができるのが今回の秘術です。"
56,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_403","ただ、「記憶」とは必ずしも真実を正確に記録していません。
時間経過と共に記憶は風化、劣化するものですし、
そもそも最初の過程で間違った事実を記録する場合もあります。"
57,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_404","そこで重要なのが「無意識に記録された情報」です。
そもそも記憶とは「認識した情報」と「無意識に記録された情報」、
このふたつに分類することができます。"
58,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_405","何かを思い出そうとして思い出せるものが「認識した記憶」、
能動的に思い出すことはできないが無意識に保存された情報が、
「無意識の記憶」ということになります。"
59,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_406","例えば、目の前の人物の容姿を覚えようとした際、
その容姿は「認識した記憶」として保存されます。
ただ、よほど記憶力の良い人でなければ細部を覚えるのは難しい。"
60,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_407","ところが、視界に入ったその人物の細部や周辺情報は、
「無意識の記憶」として保管されているのです。
それは視覚情報だけではなく味や匂い、熱さも覚えているのです。"
61,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_408","表層意識、すなわち「認識した情報」の方がよほど嘘が多い。
意図せず誤認された情報、意識的に改竄した情報、
事実を無視して願望が記憶として保存された情報……。"
62,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_409","「無意識に記録された情報」が重要と言った意味を、
ご理解いただけたでしょうか。
つまり、無意識にこそ「真実」が眠っている……ということです!"
63,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_500","「超える力」の一種と考えられています……。
その人が経験した過去を追体験するのが「過去視」だとすると、
これから起きる未来を追体験するのが「未来視」です。"
64,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_501","予知夢や占いなどによる予言と同じように思えますが、
それらは未来を知ることで回避することができるかもしれません。
ですが、「未来視」は「確定された未来」というのが重要です。"
65,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_502","必ず起きる……けっして避けようのない未来、
確実に起きる今より先の時間軸に存在する出来事……。
それが「未来視」なのです。"
66,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_503","ルイゾワ様やウリエンジェさんが研究していた預言詩、
「メザヤの預言」の著者も、
この力を有していた可能性が指摘されているんですよ。"
67,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_504","……滅多に発動しないんですよ、この「未来視」は。
発動したところで、決定的に何か重要な情報を含んだ未来……
例えば私たちの命に直結するような未来を視せてはくれません。"
68,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_505","もっとも、その方が気楽なんですけどね……。
破滅的な世界を予言するかのような未来を視せられても、
避けようがないんですから、正直、困るだけですよ……。"
69,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_506","……破滅的な未来ではありませんでしたが、
過去にそれがもとで喧嘩したこともありました。
口にした私が悪いんですけど……あんな想い、二度としたくない。"
70,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_507","……あ、忘れてください、今の話。
と、とにかく、私の「未来視」はあまり役に立たないんです。
何かを期待させたのでしたらごめんなさいです……。"
71,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_520","アラグ帝国が滅びた第四霊災はこのボズヤも巻き込みました。
伝承によると、最後の女王グンヒルドは聖剣の力を解放し、
わずかではありますがボズヤの民を護ったといいます。"
72,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_521","ミーシィヤさんが喚び降ろした蛮神……いえ闘神こそが、
ボズヤの民を護った聖剣の力……
すなわち闘神セイブ・ザ・クイーンなのでしょう。"
73,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_522","最後の女王グンヒルドは自らの命を犠牲にし「神降ろし」をした、
……思うにイゼルさんという女性が蛮神シヴァを降ろしたように、
闘神セイブ・ザ・クイーンもそうした憑依型蛮神と考えられます。"
74,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_523","……冒険者さんもご覧になったように、
自在に闘神を降ろせる女王グンヒルドに恐れをなした者たちが、
親衛隊であるグンヒルドの剣に女王を暗殺させた……。"
75,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_524","そのことにより、最後の女王グンヒルドの記憶……
つまりエーテルの一部が聖剣に取り込まれてしまった。
結果として聖剣自体が闘神化することになったと推察されます。"
76,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_525","蛮神としては極めて珍しいパターンだと思いますが、
さらに興味深いのはミーシィヤさんが制御していることですね。
覗覚石を使うことでそれを可能にしているのだと考えられます。"
77,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_526","いずれにしても、闘神セイブ・ザ・クイーンについては、
さらなる調査、研究が必要だと思います。
闘神をなんとかしない限り、勝利するのは難しいでしょうから。"
78,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_530","ただ、ここまでご説明しておきながら、この推論……
どこかに矛盾がある気がしてならないのです……
それが、何なのか、私にもまだよくわかっていないのですが。"
79,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_535","今回の戦いで覗覚石は壊れてしまいました。
以前のように「紡ぎ手」の道具として用いることはおろか、
女王グンヒルドの残滓を制御することも無理でしょうね。"
80,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_536","ですが、聖剣自体が依然として存在する以上、
また誰かが聖剣の力を解放し、闘神が再降臨する危険もあります。
その危険性を葬り去りたいところですが……"
81,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_537","そういえば、この聖剣に取り込まれた最後の女王のエーテル……
その精神の残滓はどうなったのでしょうね。
覗覚石を失った今、私たちには確認することすらできません。"
82,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_540","大量のエーテルと人の祈りによって降臨する蛮神や闘神は、
「祝福」と呼ばれる強力な力で人間や獣人を「洗脳」します。
そうした洗脳された者たちのことをテンパードと呼んでいます。"
83,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_541","テンパードは身も心もその蛮神の虜になってしまうとのことで、
蛮神の<RubyCharaters>FF04E99AB7FF0AE38197E38282E381B9</RubyCharaters>として生涯を捧げるとか。
蛮神のためならたとえ我が子でも殺すといわれています。"
84,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_542","残念ながら、テンパード化した者を元に戻すことはできません。
……シャーレアンでも研究は進めていたのですが、
現在の私たちはテンパードを無力化することはできないのです。"
85,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_543","今回、闘神セイブ・ザ・クイーンのテンパードになった皆さん、
……新生グンヒルドの剣の皆さんも同様です。
今となってはあの方達を救う手立てはございません。"
86,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_544","テンパードは主である蛮神と敵対する者をけっして容赦しません。
それは彼らも同じ……。
闘神セイブ・ザ・クイーンの先鋒として襲ってくるでしょう。"
87,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_301_542","テンパード化した者は元に戻せないとされていましたが、
「暁の血盟」が治療法を確立したとのことで、いずれ、
東方連合を経由して、術式の共有を受けられるはずです。"
88,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_545","幸い「超える力」を身につけた冒険者さんや私などは、
蛮神のテンパードになることはありません。"
89,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_546","テンパード化した皆さんはバイシャーエンさんにお任せし、
私たちは闘神をどうするか、そこを考えねばなりませんね。
それこそ「光の加護」を受けた私たちの役目なのでしょうから。"
90,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_550","テンパードになったレジスタンスの皆さん、
異形の姿になる前にその身柄を確保できれば、
ひょっとしたら元に戻せるかもしれません。"
91,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_551","ですが、戦いの中、そんな器用な戦い方ができるものでしょうか。
バイシャーエン様にそれを具申するのは簡単ですが、
かえって戦いの足かせになるのだとしたら、私は……。"
92,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_600","ふえええ……? わ、私のことですか?
え……へんな意味じゃない??
そ、そんな、誤解していませんよ! ホントに!"
93,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_601","えっと、飛び級でシャーレアン魔法大学に入学した後、
エーテル学の研究成果により賢人位を取得しました。
普段は同大学にて非常勤講師を務めております。"
94,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_602","亡き……賢人ムーンブリダさんは、大学時代の先輩です。
エーテルエクストラクター開発のお手伝いもしたことがあります。
同じ研究室で色々と世話を焼いてくれた姉のような方でした……。"
95,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_603","あ……私には姉がいるんです。
一卵性双生児なので年齢も見た目も一緒ですが。
ただ、彼女は賢人位の取得後、行方がわからなくなって……。"
96,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_604","私よりも遙かに成績はよかったんですけど、
シャーレアンの体制……というか、
哲学者議会のやり方に極度の不満を抱いていましたね。"
97,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_605","……子供の頃から姉と親しく会話した記憶は多くありません。
それを知ってか、ムーンブリダ先輩は私を可愛がってくれました。
今でも先輩が亡くなったなんて……信じられないんです……。"
98,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_606","今でも夢にムーンブリダ先輩が現れるんですよ。
私の記憶にインプットされた情報だけで構成された先輩ですけど、
以前のように笑顔で励ましてくれたり慰めてくれたり……。"
99,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_607","「覗覚石」を使えば、記憶エーテルに封じられた先輩と、
再び会って、親しく会話できるんでしょうか……。
でも、それは記憶の中の先輩であって本人じゃないんですけどね。"
100,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_700","その話は……やめませんか?
あまり良いビジョンでなかったのは理解しています……
ですが、今、心配したところで何かできるはずもなく……。"
101,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_701","お願いです……あのビジョンについて口外しないでください。
ご心配はわかりますが、「未来視」は確定した未来のビジョン……
どんな対策をしたとしてもアレは必ず起きるのです……。"
102,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_702","それに……そもそも、ここは戦場。
命を失う危険があるのは当然ですし、覚悟もできています。
たとえ、このボズヤで命を失ったとしても私は後悔しません。"
103,"TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_703","ムーンブリダ先輩だって、ためらいはしませんでした……
それは冒険者さん、<If(PlayerParameter(4))>貴女様<Else/>貴方様</If>も同じですよね?"
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2 #
3 int32 str str
4 0 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_000 「覗覚石」からパワーを感じることができなくなりました。 神降ろしにエーテルが必要なように、 記憶探索にも「覗覚石」というクリスタルのパワーが必要です。
5 1 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_001 聖石のように、チャージ可能なパワーならよいのですが、 そこまでのメカニズムをまだ解析できていないので……。 更に研究しないと駄目ですね……。
6 2 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_002 私はこのままこのガンゴッシュに残って、 「覗覚石」の解析に励みたいと思います。 また、何かわかったらご連絡致しますね。
7 3 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_003 はい! 何かご用はございますか?
8 4 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_005 ついにボズヤ・レジスタンスの反撃作戦が開始されました。 皆さん、無事にこのガンゴッシュへ戻れるといいですね。 冒険者さんも無理なさらぬよう……ご武運を……!
9 5 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_006 ……はい! 何かご用はございますか?
10 6 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_010 普段は研究室に籠もりがちな私ですが、 少しでも皆様のお役に立てるよう、 治癒魔法の使い手として治療にあたりたいと思います。
11 7 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_011 はい! 何かご用はございますか?
12 8 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_015 ……ミーシィヤさんの心にはたしかに「闇」がありました。 やはり、人の心とは複雑なものですね……。 私はその「闇」に気付くことはありませんでした……。
13 9 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_016 ただ、たとえそれを第IV軍団に利用されているのだとしても、 すべてはミーシィヤさん自身が望んだこと……。 なんとしても彼女を止めなければ……。
14 10 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_017 はい! 何かご用はございますか?
15 11 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_020 ミーシィヤさんが聖剣の力を使って顕現させたあの闘神…… あれは、はたして本当に闘神なのでしょうか…… 明確な何かがあるわけではないのですが、気になっておりまして。
16 12 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_021 ……はい! 何かご用はございますか?
17 13 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_025 ……少々、お待ちください。 皆様に滞りなくご説明できるよう、頭の中を整理しております。
18 14 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_030 おそらく、ミーシィヤさんの次の狙いは…… いや……そうじゃないかも…… ううん……やはり、そうかも……。
19 15 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_040 お預かりした聖剣セイブ・ザ・クイーンは危険な遺物…… 本来なら破壊するべきですが、ボズヤにとってはまさに至宝。 皆様と相談した結果、取り急ぎ封印することにしました。
20 16 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_041 正式な方法は、シャーレアンとも相談して考えてみますが…… いずれにしても、ボズヤの皆様にとってより良き象徴となるよう、 また、二度と災いを呼べぬよう厳重に保存したいと考えます。
21 17 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_042 はい! 何かご用はございますか?
22 18 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_045 冒険者さんもザトゥノル高原へ行かれますよね。 私も微力ではございますが皆様のお役に立てればと思い、 ご一緒したいと思います……。
23 19 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_050 冒険者さん、シドさんたちが設置した疑似青龍壁について、 今後の運用でいくつか課題が生じております。 なんとか解決できたらいいんですけど……。
24 20 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_055 冒険者さんはこれから戦場へ行かれますよね。 ここでは、視界に入る敵もそうですが、 上空からの攻撃に注意してくださいね……。
25 21 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_056 この前哨地の近くなら疑似青龍壁の効果もありますが、 「傘の外」では上空から狙われ放題……とお考えください。 どうか、ご武運を……!
26 22 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_060 魔導障壁の強度を確保するためには、 バイシャーエンさんが定めた次拠点の地脈まで、 確実に残留エネルギーを誘導する必要があります。
27 23 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_061 というわけで、前回と同様に、冒険者さんにお願いします。 地図に印を付けておきますね。 そこに、この誘導装置を設置してくださいませ。
28 24 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_065 冒険者さん、ご協力をありがとうございました。 私たちは地脈全体を調査し、次に備えたいと思います。 意味のない地点に設置して時間を無駄にしたくないですからね!
29 25 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_066 ……はい! 何かご用はございますか?
30 26 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_070 毎度、冒険者さんの手を煩わすのは心苦しいのですが、 私たちが付いていっても足手まといになるだけ……。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
31 27 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_071 ……はい! 何かご用はございますか?
32 28 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_075 え~と……設置していただいた誘導装置の監視を続けますね。 皆さんが無事に次の拠点を確保できることを祈ります。 冒険者さんもご武運を……!
33 29 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_076 ……はい! 何かご用はございますか?
34 30 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_Q30_000_000 何を聞く?
35 31 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_000 「紡ぎ手」について
36 32 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_001 「覗覚石」について
37 33 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_002 「記憶」について
38 34 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_003 「未来視」について
39 35 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_100_003 「闘神セイブ・ザ・クイーン」について
40 36 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_101_003 「テンパード」について
41 37 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_004 ミコトについて
42 38 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_0010 キャンセル
43 39 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_Q40_000_000 何を聞く?
44 40 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A40_000_000 先刻の「未来視」について
45 41 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A40_000_0010 キャンセル
46 42 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_200 第四星暦時代、「紡ぎ手」と呼ばれる巫士たちが、 特別なクリスタル「覗覚石」を使い、 心の病を患った病人の、その心の中に入り治療を施したそうです。
47 43 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_201 その頃、周辺諸国だけでなくボズヤでも部族同士の争いが頻発し、 さらには干ばつや水害などの自然災害も多発するという、 ボズヤ民にとっては苦難の時代だったそうです。
48 44 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_202 そんな状況下で、心にトラウマを持った患者も多くなり、 そうした病人を救うために「紡ぎ手」が現れました。 おそらく「紡ぎ手」は「過去視」の力を持つ者だったと思います。
49 45 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_203 彼らは患者の記憶エーテルに触れることで、 心の病の原因であるトラウマを取り除いたり、 別の何かに置き換えることで心の苦しみから解放したのです。
50 46 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_204 今の時代、記憶エーテルに手を加えることは、 倫理的に問題があるとシャーレアンでは指摘を受けるでしょうね。 私も探ることは許されても、改竄を行うべきではないと考えます。
51 47 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_300 解析の結果、人工的に合成されたクリスタルだと判明しています。 この地にしか存在していた事実がないため、古代ボズヤ民が…… おそらく最初の「紡ぎ手」が作ったのだと推測します。
52 48 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_301 ただ、興味深いことに、この「覗覚石」と呼ばれるクリスタル、 古代アラグ帝国の技術が応用された……そんな形跡があるのです。 だとしたら納得できます……。
53 49 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_302 こういっては失礼ですが、過去の文献などを調査しても、 古代ボズヤ民に「覗覚石」を合成するような技術があったとは、 到底考えられないからです……。
54 50 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_303 ここからは憶測ですが、第四霊災を生き延びた古代アラグ人、 その中に「過去視」の力を持つ者がいた……その人が…… 古代アラグ帝国が引き起こした第四霊災に罪の意識を感じた……。
55 51 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_304 その贖罪のために他民族救済を掲げてこの地にたどり着き、 初代の「紡ぎ手」となった……というのはどうでしょう? 「覗覚石」を合成したのはその本人、もしくは近しい人でしょう。
56 52 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_305 もし、そうならロマンチックだなぁと…… あ、すみません! ただの妄想です! 忘れてください……。
57 53 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_400 生命体のエーテルをざっくりと分類すると、 「肉体に宿る生命力」「個人を識別する魂」「経験を司る記憶」、 この3つで構成されると考えられています。
58 54 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_401 例えば、生命力だけだと生きる屍、すなわちゾンビーとなり、 魂だけだとゴーストになるとイメージしてください。 過去の記憶を持つ幽霊の類いは、魂+記憶という組み合わせです。
59 55 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_402 「覗覚石」を用いることで対象者の特定の記憶エーテルを抽出、 そこに「紡ぎ手」がアクセスすることで探索を…… 必要な情報を取り出すことができるのが今回の秘術です。
60 56 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_403 ただ、「記憶」とは必ずしも真実を正確に記録していません。 時間経過と共に記憶は風化、劣化するものですし、 そもそも最初の過程で間違った事実を記録する場合もあります。
61 57 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_404 そこで重要なのが「無意識に記録された情報」です。 そもそも記憶とは「認識した情報」と「無意識に記録された情報」、 このふたつに分類することができます。
62 58 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_405 何かを思い出そうとして思い出せるものが「認識した記憶」、 能動的に思い出すことはできないが無意識に保存された情報が、 「無意識の記憶」ということになります。
63 59 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_406 例えば、目の前の人物の容姿を覚えようとした際、 その容姿は「認識した記憶」として保存されます。 ただ、よほど記憶力の良い人でなければ細部を覚えるのは難しい。
64 60 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_407 ところが、視界に入ったその人物の細部や周辺情報は、 「無意識の記憶」として保管されているのです。 それは視覚情報だけではなく味や匂い、熱さも覚えているのです。
65 61 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_408 表層意識、すなわち「認識した情報」の方がよほど嘘が多い。 意図せず誤認された情報、意識的に改竄した情報、 事実を無視して願望が記憶として保存された情報……。
66 62 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_409 「無意識に記録された情報」が重要と言った意味を、 ご理解いただけたでしょうか。 つまり、無意識にこそ「真実」が眠っている……ということです!
67 63 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_500 「超える力」の一種と考えられています……。 その人が経験した過去を追体験するのが「過去視」だとすると、 これから起きる未来を追体験するのが「未来視」です。
68 64 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_501 予知夢や占いなどによる予言と同じように思えますが、 それらは未来を知ることで回避することができるかもしれません。 ですが、「未来視」は「確定された未来」というのが重要です。
69 65 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_502 必ず起きる……けっして避けようのない未来、 確実に起きる今より先の時間軸に存在する出来事……。 それが「未来視」なのです。
70 66 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_503 ルイゾワ様やウリエンジェさんが研究していた預言詩、 「メザヤの預言」の著者も、 この力を有していた可能性が指摘されているんですよ。
71 67 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_504 ……滅多に発動しないんですよ、この「未来視」は。 発動したところで、決定的に何か重要な情報を含んだ未来…… 例えば私たちの命に直結するような未来を視せてはくれません。
72 68 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_505 もっとも、その方が気楽なんですけどね……。 破滅的な世界を予言するかのような未来を視せられても、 避けようがないんですから、正直、困るだけですよ……。
73 69 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_506 ……破滅的な未来ではありませんでしたが、 過去にそれがもとで喧嘩したこともありました。 口にした私が悪いんですけど……あんな想い、二度としたくない。
74 70 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_507 ……あ、忘れてください、今の話。 と、とにかく、私の「未来視」はあまり役に立たないんです。 何かを期待させたのでしたらごめんなさいです……。
75 71 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_520 アラグ帝国が滅びた第四霊災はこのボズヤも巻き込みました。 伝承によると、最後の女王グンヒルドは聖剣の力を解放し、 わずかではありますがボズヤの民を護ったといいます。
76 72 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_521 ミーシィヤさんが喚び降ろした蛮神……いえ闘神こそが、 ボズヤの民を護った聖剣の力…… すなわち闘神セイブ・ザ・クイーンなのでしょう。
77 73 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_522 最後の女王グンヒルドは自らの命を犠牲にし「神降ろし」をした、 ……思うにイゼルさんという女性が蛮神シヴァを降ろしたように、 闘神セイブ・ザ・クイーンもそうした憑依型蛮神と考えられます。
78 74 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_523 ……冒険者さんもご覧になったように、 自在に闘神を降ろせる女王グンヒルドに恐れをなした者たちが、 親衛隊であるグンヒルドの剣に女王を暗殺させた……。
79 75 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_524 そのことにより、最後の女王グンヒルドの記憶…… つまりエーテルの一部が聖剣に取り込まれてしまった。 結果として聖剣自体が闘神化することになったと推察されます。
80 76 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_525 蛮神としては極めて珍しいパターンだと思いますが、 さらに興味深いのはミーシィヤさんが制御していることですね。 覗覚石を使うことでそれを可能にしているのだと考えられます。
81 77 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_526 いずれにしても、闘神セイブ・ザ・クイーンについては、 さらなる調査、研究が必要だと思います。 闘神をなんとかしない限り、勝利するのは難しいでしょうから。
82 78 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_530 ただ、ここまでご説明しておきながら、この推論…… どこかに矛盾がある気がしてならないのです…… それが、何なのか、私にもまだよくわかっていないのですが。
83 79 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_535 今回の戦いで覗覚石は壊れてしまいました。 以前のように「紡ぎ手」の道具として用いることはおろか、 女王グンヒルドの残滓を制御することも無理でしょうね。
84 80 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_536 ですが、聖剣自体が依然として存在する以上、 また誰かが聖剣の力を解放し、闘神が再降臨する危険もあります。 その危険性を葬り去りたいところですが……
85 81 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_537 そういえば、この聖剣に取り込まれた最後の女王のエーテル…… その精神の残滓はどうなったのでしょうね。 覗覚石を失った今、私たちには確認することすらできません。
86 82 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_540 大量のエーテルと人の祈りによって降臨する蛮神や闘神は、 「祝福」と呼ばれる強力な力で人間や獣人を「洗脳」します。 そうした洗脳された者たちのことをテンパードと呼んでいます。
87 83 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_541 テンパードは身も心もその蛮神の虜になってしまうとのことで、 蛮神の<RubyCharaters>FF04E99AB7FF0AE38197E38282E381B9</RubyCharaters>として生涯を捧げるとか。 蛮神のためならたとえ我が子でも殺すといわれています。
88 84 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_542 残念ながら、テンパード化した者を元に戻すことはできません。 ……シャーレアンでも研究は進めていたのですが、 現在の私たちはテンパードを無力化することはできないのです。
89 85 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_543 今回、闘神セイブ・ザ・クイーンのテンパードになった皆さん、 ……新生グンヒルドの剣の皆さんも同様です。 今となってはあの方達を救う手立てはございません。
90 86 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_544 テンパードは主である蛮神と敵対する者をけっして容赦しません。 それは彼らも同じ……。 闘神セイブ・ザ・クイーンの先鋒として襲ってくるでしょう。
91 87 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_301_542 テンパード化した者は元に戻せないとされていましたが、 「暁の血盟」が治療法を確立したとのことで、いずれ、 東方連合を経由して、術式の共有を受けられるはずです。
92 88 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_545 幸い「超える力」を身につけた冒険者さんや私などは、 蛮神のテンパードになることはありません。
93 89 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_546 テンパード化した皆さんはバイシャーエンさんにお任せし、 私たちは闘神をどうするか、そこを考えねばなりませんね。 それこそ「光の加護」を受けた私たちの役目なのでしょうから。
94 90 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_550 テンパードになったレジスタンスの皆さん、 異形の姿になる前にその身柄を確保できれば、 ひょっとしたら元に戻せるかもしれません。
95 91 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_551 ですが、戦いの中、そんな器用な戦い方ができるものでしょうか。 バイシャーエン様にそれを具申するのは簡単ですが、 かえって戦いの足かせになるのだとしたら、私は……。
96 92 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_600 ふえええ……? わ、私のことですか? え……へんな意味じゃない?? そ、そんな、誤解していませんよ! ホントに!
97 93 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_601 えっと、飛び級でシャーレアン魔法大学に入学した後、 エーテル学の研究成果により賢人位を取得しました。 普段は同大学にて非常勤講師を務めております。
98 94 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_602 亡き……賢人ムーンブリダさんは、大学時代の先輩です。 エーテルエクストラクター開発のお手伝いもしたことがあります。 同じ研究室で色々と世話を焼いてくれた姉のような方でした……。
99 95 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_603 あ……私には姉がいるんです。 一卵性双生児なので年齢も見た目も一緒ですが。 ただ、彼女は賢人位の取得後、行方がわからなくなって……。
100 96 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_604 私よりも遙かに成績はよかったんですけど、 シャーレアンの体制……というか、 哲学者議会のやり方に極度の不満を抱いていましたね。
101 97 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_605 ……子供の頃から姉と親しく会話した記憶は多くありません。 それを知ってか、ムーンブリダ先輩は私を可愛がってくれました。 今でも先輩が亡くなったなんて……信じられないんです……。
102 98 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_606 今でも夢にムーンブリダ先輩が現れるんですよ。 私の記憶にインプットされた情報だけで構成された先輩ですけど、 以前のように笑顔で励ましてくれたり慰めてくれたり……。
103 99 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_607 「覗覚石」を使えば、記憶エーテルに封じられた先輩と、 再び会って、親しく会話できるんでしょうか……。 でも、それは記憶の中の先輩であって本人じゃないんですけどね。
104 100 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_700 その話は……やめませんか? あまり良いビジョンでなかったのは理解しています…… ですが、今、心配したところで何かできるはずもなく……。
105 101 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_701 お願いです……あのビジョンについて口外しないでください。 ご心配はわかりますが、「未来視」は確定した未来のビジョン…… どんな対策をしたとしてもアレは必ず起きるのです……。
106 102 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_702 それに……そもそも、ここは戦場。 命を失う危険があるのは当然ですし、覚悟もできています。 たとえ、このボズヤで命を失ったとしても私は後悔しません。
107 103 TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_703 ムーンブリダ先輩だって、ためらいはしませんでした…… それは冒険者さん、<If(PlayerParameter(4))>貴女様<Else/>貴方様</If>も同じですよね?