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0,"TEXT_VOICEMAN_05004_000010_MYSTERYVOICE","あなたも来てくれたか。
戦いの準備は万全だととっても?"
1,"TEXT_VOICEMAN_05004_000020_MYSTERYVOICE","大いに結構。
それでは、全員そろったことだ、今後についての話をしよう。"
2,"TEXT_VOICEMAN_05004_000030_MYSTERYVOICE","あなた方が討伐した大罪喰いは4体……
これによって、ノルヴラントの大半の地域から、
過剰な光が掃われた。"
3,"TEXT_VOICEMAN_05004_000040_MYSTERYVOICE","残すは、コルシア島付近のみ。
そこを領する大罪喰いの居場所も、
リーンが現地に向かうことで特定できるだろう。"
4,"TEXT_VOICEMAN_05004_000050_ALISAIE","そいつを倒せば、
縄張りを示すために放出されていた光が、すべて断たれる。"
5,"TEXT_VOICEMAN_05004_000060_ALISAIE","そうなれば、多くの罪喰いは、ノルヴラントに留まれない。
人も動物も、あらゆる命が奴らの脅威から解放されて、
また少しずつ栄えていく……。"
6,"TEXT_VOICEMAN_05004_000070_ALPHINAUD","ああ、その新たな門出まで送り出すことが、
今の私たちにできる、最大限の協力だ。"
7,"TEXT_VOICEMAN_05004_000080_URIANGER","同時に、第八霊災の要因を排し、
私たちの未来を繋ぐための、最善手でもありましょう。"
8,"TEXT_VOICEMAN_05004_000090_YSHTOLA","私たちは、何としても最後の戦いを制して、世界を救うわ。
今さら邪魔はしないでしょうね……アシエン・エメトセルク?"
9,"TEXT_VOICEMAN_05004_000100_EMETSELCH","はぁ"
10,"TEXT_VOICEMAN_05004_000110_EMETSELCH","安心しろ、お前たちが罪喰いを倒したとて、
それは世界の救済なんかじゃない。"
11,"TEXT_VOICEMAN_05004_000120_EMETSELCH","今という刹那に生きる儚い命を、
ほんのわずかに、長らえさせるだけの行為だ。"
12,"TEXT_VOICEMAN_05004_000130_EMETSELCH","敵対していると厄介なだけだが、
こうして内側から見るとよくわかる……。"
13,"TEXT_VOICEMAN_05004_000140_EMETSELCH","お前たちは確かに善良だ。
誰かが頑張れば救われるというときに、その「誰か」になれる。"
14,"TEXT_VOICEMAN_05004_000150_EMETSELCH","だが、そんな傑物でさえ、
この一瞬、目の前のものを救おうとするだけとは……。"
15,"TEXT_VOICEMAN_05004_000160_EMETSELCH","矮小にして狭窄、限定的で刹那的。
ひ弱で短命な生物では、やはりそこが限界か?"
16,"TEXT_VOICEMAN_05004_000170_ALPHINAUD","確かに、不滅なる者である君からすれば、
あらゆる命が短命にも思えるだろう。
だが……!"
17,"TEXT_VOICEMAN_05004_000180_EMETSELCH","違う、特別なのは私の方じゃない!"
18,"TEXT_VOICEMAN_05004_000190_EMETSELCH","……昔は誰だって、永遠に近い時を生きていた。
お前たちが、それを捨てたまま歩んできただけだ。"
19,"TEXT_VOICEMAN_05004_000200_EMETSELCH","ちょうどいい機会だ。
使わせてもらうとしよう。"
20,"TEXT_VOICEMAN_05004_000210_EMETSELCH","かつて、ひとつだった世界に、大きな災厄があった……。"
21,"TEXT_VOICEMAN_05004_000220_EMETSELCH","あまりに唐突にはじまった、星の秩序の崩壊だ。
恐怖と絶望が形を成し、地表を混沌があまねく覆った。"
22,"TEXT_VOICEMAN_05004_000230_EMETSELCH","このままでは、すべての命が絶えてしまう……
そこで人々は、ゾディアークという「星の意志」を創ることで、
秩序と平穏を取り戻した。"
23,"TEXT_VOICEMAN_05004_000240_EMETSELCH","だが、恩知らずにも、
強大なゾディアークを残しておくべきではないと語る者が現れ、
枷としてハイデリンを創りだした。"
24,"TEXT_VOICEMAN_05004_000250_YSHTOLA","そして二者は争い、ハイデリンの一撃によって、
ゾディアークは分かたれて封印された……
キタンナ神影洞で、あなたはそう言っていたわね。"
25,"TEXT_VOICEMAN_05004_000260_EMETSELCH","ああ……。
問題はその、ハイデリンの一撃だ。"
26,"TEXT_VOICEMAN_05004_000270_EMETSELCH","枷として創られたあいつは、
力を削ぎ落すことに関して、破格の能力を持つ。"
27,"TEXT_VOICEMAN_05004_000280_EMETSELCH","その渾身の一撃ともなれば、身を裂くなんて単純な話じゃない。
……存在そのものを切り刻むという、離れ業だった。"
28,"TEXT_VOICEMAN_05004_000290_EMETSELCH","例えば、お前がその技を受けたとする。
すると、お前が2人に分かたれる。"
29,"TEXT_VOICEMAN_05004_000300_EMETSELCH","見た目はそっくりお前のまま。
しかし、ひとつひとつを構成する要素は薄くなっている……
力も、知能も、魂も、なにもかも半分ずつだ。"
30,"TEXT_VOICEMAN_05004_000310_EMETSELCH","それと同じことが、
ゾディアークを含め、この星全体に起きた。"
31,"TEXT_VOICEMAN_05004_000320_EMETSELCH","あの一撃を逃れたのは、たったの3人……
オリジナルのアシエンたる、私たちだけだ。"
32,"TEXT_VOICEMAN_05004_000330_EMETSELCH","14に分かたれた世界を見たときは、絶句したよ。"
33,"TEXT_VOICEMAN_05004_000340_EMETSELCH","生命はどれも、弱く、脆く、愚かになっていた。
しかも、その不完全な状態のまま、
それぞれに固有の歴史を歩みはじめたじゃないか。"
34,"TEXT_VOICEMAN_05004_000350_EMETSELCH","私たちに言わせれば、
得体の知れない「なりそこない」が蠢いている状態だぞ?
不気味でないわけがない。"
35,"TEXT_VOICEMAN_05004_000360_EMETSELCH","そこで世界の再統合を試みたが、
強引に遂げようとした第十三世界は、壊れてゴミに。
お前たちの言う、ヴォイドの誕生だ。"
36,"TEXT_VOICEMAN_05004_000370_EMETSELCH","その後、原初世界と鏡像世界の繋がり……
属性を均一にしようとする力の流れを発見したことで、
今の方式が確立されたというわけだ。"
37,"TEXT_VOICEMAN_05004_000380_YSHTOLA","……なるほどね。
あなたの視点で見れば、アシエンがしようとしていることは、
当然の行動のようにも思えるわ……。"
38,"TEXT_VOICEMAN_05004_000390_YSHTOLA","でも実際は、統合のたびに多くの犠牲が出ている。
それを無視して賛同なんて、できなくてよ。"
39,"TEXT_VOICEMAN_05004_000400_EMETSELCH","よく言う……不完全なまま生きるがゆえに、
霊災よりも酷な悲劇を生み続けてるだろうに。"
40,"TEXT_VOICEMAN_05004_000410_EMETSELCH","しかし、それこそ視点の違いだな。
犠牲も何も、統合されていない不完全な命を、
私は到底「生きている」とは思えない。"
41,"TEXT_VOICEMAN_05004_000420_EMETSELCH","そんな顔するな。
だからこそ、私はお前に期待してるんだ。"
42,"TEXT_VOICEMAN_05004_000430_EMETSELCH","7回は統合された、原初世界の命。
中でもとくに優れた英雄なら、少しはマシかもしれない。"
43,"TEXT_VOICEMAN_05004_000440_EMETSELCH","……私はそろそろ見つけたいんだ。
今ひとときの痛みに耐えてでも、より悲劇の少ない道を選べる、
そんな強さを持つ相手を。"
44,"TEXT_VOICEMAN_05004_000450_EMETSELCH","そのためにも、罪喰い討伐くらいやり遂げて見せろ。
お前たちは弱くない……そう証を立てることが、
この話を続ける最低条件だ。"
45,"TEXT_VOICEMAN_05004_000460_LYNA","お取込み中、失礼します……!
水晶公、急ぎのご報告が。"
46,"TEXT_VOICEMAN_05004_000470_MYSTERYVOICE","構わない、皆に伝えてくれ。"
47,"TEXT_VOICEMAN_05004_000480_LYNA","コルシア島に潜伏中の協力者から、連絡がありました。
ユールモアに、常ならぬ動きがあるようです。"
48,"TEXT_VOICEMAN_05004_000490_LYNA","詳細は掴めていませんが、
かの軍は都市内に集結し、防備を固めている様子。
こちらを迎え撃つ気かもしれません。"
49,"TEXT_VOICEMAN_05004_000500_MYSTERYVOICE","都市の護りに重点を置いたか。
まず市民の安全を優先したという見方もできるが……。"
50,"TEXT_VOICEMAN_05004_000510_ALISAIE","ヴァウスリーがどこまでの罪喰いを操れるか知らないけど、
大罪喰いを匿ってる可能性もあるんじゃない?"
51,"TEXT_VOICEMAN_05004_000520_THANCRED","何にせよ、時間がたつほど、あちらの準備は万全になる。
罪喰い討伐に乗り出すなら、早い方がいい。"
52,"TEXT_VOICEMAN_05004_000530_MYSTERYVOICE","では、皆、準備を整えてコルシア島へ。
ユールモアの状況を探るところから、行動を開始してほしい。"
53,"TEXT_VOICEMAN_05004_000540_MYSTERYVOICE","これが最後の大罪喰い討伐になるだろう……
必ず無事にやり遂げるんだ。"
54,"TEXT_VOICEMAN_05004_000550_ALPHINAUD","ひとまず、「ライト村」で落ち合うことにしよう。
ユールモアに近づくのは、状況を確認してからの方がいい。"
55,"TEXT_VOICEMAN_05004_000560_URIANGER","……この状況、どうにも不可解です。"
56,"TEXT_VOICEMAN_05004_000570_URIANGER","異様な行動をとっている住民たちは、
皆、夢うつつの状態ながらも、ヴァウスリーを讃えている。"
57,"TEXT_VOICEMAN_05004_000580_URIANGER","このことから、彼らがヴァウスリーの操る魅了……
精神支配の術にかかっていると見て、間違いはないでしょう。"
58,"TEXT_VOICEMAN_05004_000590_URIANGER","しかし、かかり方に差がありすぎる……。
確かに魔法への耐性は個人差がありますが、これほどには……。"
59,"TEXT_VOICEMAN_05004_000600_ALPHINAUD","やはり、何か尋常じゃない事態になっているようだね。"
60,"TEXT_VOICEMAN_05004_000610_ALPHINAUD","ありがとう、君が先行してくれたおかげで、
こちらは難なく近づいてこられた。"
61,"TEXT_VOICEMAN_05004_000620_ALPHINAUD","……もっとも、この様子では、
気づかれることを警戒する必要もなかったのかもしれないが。"
62,"TEXT_VOICEMAN_05004_000630_THANCRED","大罪喰いの気配はどうだ?"
63,"TEXT_VOICEMAN_05004_000640_RYNE","……ユールモアの最上階あたりに、
かなり強大な罪喰いがいるのを感じます。"
64,"TEXT_VOICEMAN_05004_000650_RYNE","ただ、大井戸のときと違って、なんだか異質な気配なんです。
純粋な罪喰いとはちがう……混ざり合ったみたいな……。"
65,"TEXT_VOICEMAN_05004_000660_RYNE","あれが大罪喰いかどうかは、もう少し近づいてみないと……。"
66,"TEXT_VOICEMAN_05004_000670_KAISHIRR","(-????-)あっ……!
今度こそ、アルフィノさん……か?"
67,"TEXT_VOICEMAN_05004_000680_ALPHINAUD","カイ・シル!
君、どうしてまだこんなところに!?"
68,"TEXT_VOICEMAN_05004_000690_ALISAIE","見回ってたら、ゲートタウンの様子を窺ってる、
怪しい奴がいたのよ。"
69,"TEXT_VOICEMAN_05004_000700_ALISAIE","それで声をかけてみたら……
よりにもよって「アルフィノさん?」とか言うもんだから、
とりあえず連れてきたわ。"
70,"TEXT_VOICEMAN_05004_000710_KAISHIRR","あの……実は、クリスタリウムに情報を投げたのは俺なんです。"
71,"TEXT_VOICEMAN_05004_000720_KAISHIRR","ユールモアから逃がしてもらったあと、
よそに行くことも考えました。
でも、仕切り直す前に、恩を返したいと思って……。"
72,"TEXT_VOICEMAN_05004_000730_KAISHIRR","コルシア島なら、慣れてるから隠れて暮らすこともできます。
それで潜伏しながら、ユールモアについての情報を、
クリスタリウムに……アルフィノさんたちに送ろうって。"
73,"TEXT_VOICEMAN_05004_000740_ALPHINAUD","そうだったのか……!
君の勇気に、感謝しなければいけないね。"
74,"TEXT_VOICEMAN_05004_000750_THANCRED","ということは、お前はこの集落を見ていたんだな。
異変が起こった経緯も?"
75,"TEXT_VOICEMAN_05004_000760_KAISHIRR","少し前、飛空艇がユールモアに戻ってきました。
そしたら、ヴァウスリーが、
ここまで聞こえるような声で騒ぎ出して。"
76,"TEXT_VOICEMAN_05004_000770_KAISHIRR","「役立たず!」とか、そんなことを言っていた気がします。
とにかく、とても怒っているようでした。"
77,"TEXT_VOICEMAN_05004_000780_URIANGER","……恐らく、その飛空艇は軍を乗せていたのでしょう。
アム・アレーンの大罪喰いを倒されたことについて、
立腹したのではないかと思われます。"
78,"TEXT_VOICEMAN_05004_000790_KAISHIRR","その怒鳴り声が収まったあと、何か……
温かい風みたいなものが吹いたんです。"
79,"TEXT_VOICEMAN_05004_000800_KAISHIRR","そのあとから、一部の人の様子が……。
俺の知るかぎりでは、昔からここにいる人のほうが、
変になってる気がします。"
80,"TEXT_VOICEMAN_05004_000810_URIANGER","ふむ……古参の者から……。"
81,"TEXT_VOICEMAN_05004_000820_YSHTOLA","ちょっといいかしら?
気になるものを見つけたから、リーンにも視てもらいたいの。"
82,"TEXT_VOICEMAN_05004_000830_YSHTOLA","ここの住民たちの食料だそうよ。"
83,"TEXT_VOICEMAN_05004_000840_KAISHIRR","それ、メオルですよね……?
ユールモアから配給されてる……。"
84,"TEXT_VOICEMAN_05004_000850_RYNE","まさか……こんなことって……!"
85,"TEXT_VOICEMAN_05004_000860_RYNE","今なら、わかります……これは……。"
86,"TEXT_VOICEMAN_05004_000870_RYNE","これは、罪喰いです。
罪喰いの……身体です……。"
87,"TEXT_VOICEMAN_05004_000880_YSHTOLA","……やっぱりね。"
88,"TEXT_VOICEMAN_05004_000890_YSHTOLA","これを口にしたところで、
正常な人なら、自浄作用が働いて罪喰いにはならない。"
89,"TEXT_VOICEMAN_05004_000900_YSHTOLA","それでも、長年繰り返していれば、
その身に影響が残ることもあるでしょう。"
90,"TEXT_VOICEMAN_05004_000910_URIANGER","ヴァウスリーが罪喰いに命令できるならば、
罪喰いに近づいてしまった者もまた、
彼に従いやすくなるのかもしれません。"
91,"TEXT_VOICEMAN_05004_000920_URIANGER","それであれば……
メオルを食べてきた古参の者から異常をきたすのも、頷けます。"
92,"TEXT_VOICEMAN_05004_000930_ALISAIE","何よ……何よそれ……!
罪喰いを呼び集めて、食料として配ってたってこと!?
いつか体がおかしくなっちゃうかもしれないのに!?"
93,"TEXT_VOICEMAN_05004_000940_ALISAIE","そんなの、どうかしてる……!
罪喰いになりかけて、仕方なく命を絶った人だっている。
なのに……っ!"
94,"TEXT_VOICEMAN_05004_000950_ALPHINAUD","罪喰いを「呼び集めて」……
どうかそうであってほしいと、心から願うよ。"
95,"TEXT_VOICEMAN_05004_000960_ALPHINAUD","ユールモアに潜入したときに聞いた話を覚えているかい。
君が、くすり師から聞いたという言葉だ……。"
96,"TEXT_VOICEMAN_05004_000970_ALPHINAUD","あの街には、多くの者が招かれる。
だが、出ていく者は…………"
97,"TEXT_VOICEMAN_05004_000980_ALPHINAUD","終わりにしよう。
数多の犠牲の上に築かれた、ヴァウスリーの楽園を。"
98,"TEXT_VOICEMAN_05004_000990_ALPHINAUD","動機に一縷の理があったとしても、
生きとし生ける者の尊厳をもって、彼の行いは許しがたい。"
99,"TEXT_VOICEMAN_05004_001000_THANCRED","大罪喰いの候補も都市内にいるんだ、突入には賛成しよう。
ただ、ユールモアの強みは、入口が限られていることにある。"
100,"TEXT_VOICEMAN_05004_001010_THANCRED","こちらの顔も割れているとなると、秘密裏に侵入は難しい……
正面きっての対決にならざるを得ないだろう。"
101,"TEXT_VOICEMAN_05004_001020_THANCRED","だから、お前が号令を。
それにあわせて、全員で突入だ……!"
102,"TEXT_VOICEMAN_05004_001030_VAUTHRY","ンン……感じる、感じるゾ……!
私の人形ではない者が、この楽園に踏み込んでいル……!"
103,"TEXT_VOICEMAN_05004_001040_VAUTHRY","アアァ……あいつらダ……!
また私を邪魔しにきた、混沌を引き連れて!"
104,"TEXT_VOICEMAN_05004_001050_VAUTHRY","嫌ダ……嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダッ!
あいつらを、もう私に近づけるナァァァッ!"
105,"TEXT_VOICEMAN_05004_001060_PUPPETMAN","ドン、ヴァウスリー……万歳……ばんざイ……。"
106,"TEXT_VOICEMAN_05004_001070_THANCRED","……なるほど。
敗北続きの軍だけじゃなく、市民まで盾にして自分を護るか。
見下げ果てた根性だな。"
107,"TEXT_VOICEMAN_05004_001080_ALPHINAUD","ここ廃船街は、ゲートタウンよりも古い。
ヴァウスリーに操られる者の数も、ずっと多いはずだ。"
108,"TEXT_VOICEMAN_05004_001090_ALPHINAUD","だが、彼ら自身の意志で戦っていないなら……
できるだけ、傷つけずにすませたい。"
109,"TEXT_VOICEMAN_05004_001100_ALISAIE","ほら、絶対そう言うと思ってた!"
110,"TEXT_VOICEMAN_05004_001110_ALISAIE","あなたとアルフィノは、とにかく都市の上を目指して。
私たちは市民たちを抑えながら、援護にまわるわ。"
111,"TEXT_VOICEMAN_05004_001120_RANJIT","……我が主ならば、変わらず頂上の執務室よ。"
112,"TEXT_VOICEMAN_05004_001130_RANJIT","そこが主の、最後の楽園。
なれば臣下は命を懸けて、それを護らねばならぬ。"
113,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q1_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
114,"TEXT_VOICEMAN_05004_A1_000_001_NONE_VOICE","どうして、そこまで……"
115,"TEXT_VOICEMAN_05004_A1_000_002_NONE_VOICE","お前も操られているのか?"
116,"TEXT_VOICEMAN_05004_001140_RANJIT","格別な理由も、妖術も不要。
我はただ、ヴァウスリーの掲げた理想を善しとしたのみ。"
117,"TEXT_VOICEMAN_05004_001150_RANJIT","人は、人であるかぎり……
そして、正しく在ろうとするほどに、戦から逃れられぬ。"
118,"TEXT_VOICEMAN_05004_001160_RANJIT","なればこそ。
正しくなく、ただの人でもない……
そんな男の掲げる平和に賭けたのだ。"
119,"TEXT_VOICEMAN_05004_001170_RANJIT","我はユールモアの理想に殉ずる一兵。
貴様は、相対する反逆者。"
120,"TEXT_VOICEMAN_05004_001180_RANJIT","構えよ、いざ決着をつけようぞ……!"
121,"TEXT_VOICEMAN_05004_001190_ALPHINAUD","辿り着いたぞ……!
観念するんだ、ドン・ヴァウスリー!"
122,"TEXT_VOICEMAN_05004_001200_ALPHINAUD","ノルヴラントは、もはやお前を戴くことはない。
これまで欺き、愚弄してきた人々に、心からの贖罪を。"
123,"TEXT_VOICEMAN_05004_001210_ALPHINAUD","そして……願わくば、今度こそ。
人を信じ、皆が未来に進むために、その力を使ってほしい。"
124,"TEXT_VOICEMAN_05004_001220_RYNE","違います、アルフィノさん……。
彼は……違うんです……。"
125,"TEXT_VOICEMAN_05004_001230_RYNE","人だけど、人じゃない……。
大罪喰いの気配が、混じっています!"
126,"TEXT_VOICEMAN_05004_001240_VAUTHRY","ショクザイ? ミンナ? 未来?
何を、ナニヲ、何を言っているのだネ。"
127,"TEXT_VOICEMAN_05004_001250_VAUTHRY","私は秩序、私はルール、私だけが絶対の正義。
私は人を統べ、罪喰いを統べル……。"
128,"TEXT_VOICEMAN_05004_001260_VAUTHRY","全部、最初から決まっていたことダ。
世界は、私に救われるために、こういう形にできていル。"
129,"TEXT_VOICEMAN_05004_001270_VAUTHRY","だから、上手くいかないことなんて、あるはずがなイ。
私が、オ、おい、追い詰められる……?"
130,"TEXT_VOICEMAN_05004_001280_VAUTHRY","ナイ、必要ナイ、理由がない、罪などなイッ!
私は愚かなヒトを導いてやる、誰より正しく利口な王ダ!"
131,"TEXT_VOICEMAN_05004_001290_VAUTHRY","こんな下賤なクズどもにィィ!
侵されていいわけがないィィィィッ!"
132,"TEXT_VOICEMAN_05004_001300_VAUTHRY","アァァァッ!"
133,"TEXT_VOICEMAN_05004_001310_VAUTHRY","そうダ、やり直さなくては。
創り直さなくては……私の楽園ヲ。"
134,"TEXT_VOICEMAN_05004_001320_RYNE","ッ……いけない!
彼を止めて、サンクレッド!"
135,"TEXT_VOICEMAN_05004_001330_ALPHINAUD","ヴァウスリーは……!?"
136,"TEXT_VOICEMAN_05004_001340_ALPHINAUD","山が……浮いている……!?"
137,"TEXT_VOICEMAN_05004_001350_ALISAIE","何よあれ、ヴァウスリーがやったっていうの……?"
138,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q2_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
139,"TEXT_VOICEMAN_05004_A2_000_001_NONE_VOICE","すぐにヴァウスリーを追おう!"
140,"TEXT_VOICEMAN_05004_A2_000_002_NONE_VOICE","あの山への行き方は!?"
141,"TEXT_VOICEMAN_05004_001360_ALPHINAUD","待ってくれ!"
142,"TEXT_VOICEMAN_05004_001370_ALPHINAUD","あれは、コルシア島の最高峰……グルグ火山。
断崖の先にあるから、焦って向かっても辿りつけない……。"
143,"TEXT_VOICEMAN_05004_001380_ALPHINAUD","だから……まず、この街の……
ユールモアの民を、助けさせてはくれないか。"
144,"TEXT_VOICEMAN_05004_001390_ALISAIE","アルフィノ……あなた……。"
145,"TEXT_VOICEMAN_05004_001400_ALPHINAUD","頼む……!
戦いに巻き込まれた人の、応急処置だけでも構わない!"
146,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q3_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
147,"TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_001_NONE_VOICE","自分も手伝おう"
148,"TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_002_NONE_VOICE","拒む理由はない"
149,"TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_003_NONE_VOICE","できるだけ急げ"
150,"TEXT_VOICEMAN_05004_001410_ALPHINAUD","ありがとう……!"
151,"TEXT_VOICEMAN_05004_001420_RYNE","やってみないとわかりませんが、
ヴァウスリーの精神干渉が、罪喰いとしての……
光の力によるものならば、私でも解除できるかもしれません。"
152,"TEXT_VOICEMAN_05004_001430_RYNE","お手伝いさせてもらっていいですか……!?"
153,"TEXT_VOICEMAN_05004_001440_ALPHINAUD","もちろんだとも、頼りにさせてもらうよ。"
154,"TEXT_VOICEMAN_05004_001450_ALISAIE","そうと決まれば、パパッと手当していきましょ!
襲ってきた人たち、多分まだ下で転がってるわ。"
155,"TEXT_VOICEMAN_05004_001460_RYNE","ふぅ……これでもう大丈夫……!"
156,"TEXT_VOICEMAN_05004_001470_ALISAIE","おつかれさま、その人で最後のはずよ。"
157,"TEXT_VOICEMAN_05004_001480_ALPHINAUD","怪我の手当も終わった。
私たちにできることは、ひととおりやり尽くしたよ。"
158,"TEXT_VOICEMAN_05004_001490_ALPHINAUD","あとは……。"
159,"TEXT_VOICEMAN_05004_001500_DULIACHAI","あの……あなた、アルフィノちゃんでしょう……?
前に絵を描いてくれた……。"
160,"TEXT_VOICEMAN_05004_001510_DULIACHAI","いったい、何がどうなっているの?
私たちは、どうなってしまったの……?"
161,"TEXT_VOICEMAN_05004_001520_ALPHINAUD","ここは、私に任せてほしい。"
162,"TEXT_VOICEMAN_05004_001530_ALPHINAUD","これから話すことは、あなた方にとって衝撃だろう。"
163,"TEXT_VOICEMAN_05004_001540_ALPHINAUD","だが、事実として、あなた方は今この現場にいる。
だからこそ受け止めてくれると信じて、真相を語りたい。"
164,"TEXT_VOICEMAN_05004_001550_ALPHINAUD","……ドン・ヴァウスリーは、大罪喰いだった。
彼がもたらす、メオルという無尽蔵の食料も、
魂の救済も、すべては欺瞞だったのだ。"
165,"TEXT_VOICEMAN_05004_001560_ALISAIE","……さすがに、しんどそうね。"
166,"TEXT_VOICEMAN_05004_001570_EULMOREPEOPLEA","では、私たちはずっと、ヴァウスリーに操られていたのですか?"
167,"TEXT_VOICEMAN_05004_001580_ALPHINAUD","少なくとも、先ほど私たちに襲い掛かってきたときは、
意識のない彼の傀儡になっていただろう。"
168,"TEXT_VOICEMAN_05004_001590_ALPHINAUD","しかし、それ以前のことは……
ヴァウスリーへの評価こそ不自然なものがあったにせよ、
自身の行いを、自身のものとして記憶しているのでは?"
169,"TEXT_VOICEMAN_05004_001600_ALPHINAUD","この都に足を踏み入れ、享楽を貪ったのは、
間違いなくあなた方だ。"
170,"TEXT_VOICEMAN_05004_001610_ALPHINAUD","その過程で、持たざる者を足蹴にしたとしたら、
それはあなたの意志によるものだ。"
171,"TEXT_VOICEMAN_05004_001620_ALPHINAUD","……その是非を問うのは私ではない。
あなた自身の良心であり、あなたが虐げた者であり、
これからの歴史だろう。"
172,"TEXT_VOICEMAN_05004_001630_ALPHINAUD","あなた方の、熟れた夢は終わった。"
173,"TEXT_VOICEMAN_05004_001640_ALPHINAUD","……それでも私は、あなた方に生きてほしいと願う。
ここからまた、歩き出してほしいとも。"
174,"TEXT_VOICEMAN_05004_001650_ALPHINAUD","この世界はもう……誰も、失うべきじゃないんだ。"
175,"TEXT_VOICEMAN_05004_001660_ALPHINAUD","伝えるべきことは伝えたよ。
時間をくれて、ありがとう。"
176,"TEXT_VOICEMAN_05004_001670_ALPHINAUD","さあ、もうここに留まる理由もない。
ヴァウスリーを追いかけに行こう。"
177,"TEXT_VOICEMAN_05004_001680_EULMOREPEOPLEB","……私たちに、何かできることはあるか?"
178,"TEXT_VOICEMAN_05004_001690_EULMOREPEOPLEB","命を懸けて真実を明らかにしてくれた君たちに、
少しでも報いることができるなら……
まずはそこから、はじめたいんだ。"
179,"TEXT_VOICEMAN_05004_001700_YSHTOLA","私たち、ヴァウスリーを追って、グルグ火山に行きたいの。
誰か道を知らないかしら?"
180,"TEXT_VOICEMAN_05004_001710_EULMOREPEOPLEC","あの山に近づくには、ブライトクリフ断崖を越えるしかない。
飛空艇に乗るのはどうだろうか?"
181,"TEXT_VOICEMAN_05004_001720_YSHTOLA","悪くない提案だけれど……飛ぶのは極力避けたいわ。
空中で攻撃を受けたら、一網打尽にされかねないもの。"
182,"TEXT_VOICEMAN_05004_001730_YSHTOLA","安全を図るなら、地上から近づきたいところね。"
183,"TEXT_VOICEMAN_05004_001740_EULMOREPEOPLED","断崖の上には、採掘を生業とする一族が暮らしていたの。"
184,"TEXT_VOICEMAN_05004_001750_EULMOREPEOPLED","昔は彼らと交易をしていたのだけれど、「光の氾濫」以降、
取引は減る一方だったと聞いたことがあるわ。"
185,"TEXT_VOICEMAN_05004_001760_EULMOREPEOPLED","ヴァウスリーが元首となってからは、
断崖の上下を繋ぐ「ラダー大昇降機」さえ、
動かしたことがなかったはずよ。"
186,"TEXT_VOICEMAN_05004_001770_ALISAIE","なら、その大昇降機っていうのを動かす方法はないの?"
187,"TEXT_VOICEMAN_05004_001780_EULMOREPEOPLEC","あれは、専用のタロースが装置を操る仕組みだったはず。
だから、まずはそいつを復活させないことには……。"
188,"TEXT_VOICEMAN_05004_001790_DULIACHAI","…………タロース?
今、タロースを動かしたいっておっしゃったかしら?"
189,"TEXT_VOICEMAN_05004_001800_DULIACHAI","ねぇあなた、そうよね?
タロースを動かせばいいって、そういうお話よね?"
190,"TEXT_VOICEMAN_05004_001810_CHAINUZZ","うむ……まあ、その、多分……。
いやしかしだな……。"
191,"TEXT_VOICEMAN_05004_001820_DULIACHAI","はい、はいは~い!
タロースを動かすことなら、任せてちょうだい!"
192,"TEXT_VOICEMAN_05004_001830_DULIACHAI","私の旦那様は、アム・アレーンの鉱山開発も担った、
タロース操業の大家……ダイダロス社の跡取りなんだから~!"
193,"TEXT_VOICEMAN_05004_001840_CHAINUZZ","いやいやいやいや、もう何年もやってないんだ。
できるかどうか、怪しいもので……!"
194,"TEXT_VOICEMAN_05004_001850_DULIACHAI","で、できないの……?"
195,"TEXT_VOICEMAN_05004_001860_CHAINUZZ","いや、そういう、わけでも……。"
196,"TEXT_VOICEMAN_05004_001870_CHAINUZZ","……み、見てみるだけだからな!
期待はするな、文句もなしだ!"
197,"TEXT_VOICEMAN_05004_001880_CHAINUZZ","おい、誰か一緒に来てくれ。
昇降機用のタロースは、倉庫に仕舞われてたはずだ。
引きずり出すには、人手がいる!"
198,"TEXT_VOICEMAN_05004_001890_ALISAIE","よかったわね、アルフィノ!"
199,"TEXT_VOICEMAN_05004_001900_ALPHINAUD","私たちも、行ってみよう!"
200,"TEXT_VOICEMAN_05004_001910_EMETSELCH","おおぅ……ユールモアの市民が働いている……。
これはまた、ずいぶんと勢いよく掌を返したな。"
201,"TEXT_VOICEMAN_05004_001920_EMETSELCH","どうあっても意見が異なる……いくら話しても納得できない……
そんな相手との決着のつけ方を、知ってるか?"
202,"TEXT_VOICEMAN_05004_001930_EMETSELCH","簡単なのは、力で打ちのめして、相手の主張を葬ることだ。
アラグでもガレマールでも、結局大勢はそれを支持したし、
事実、手っ取り早く繁栄をもたらした。"
203,"TEXT_VOICEMAN_05004_001940_EMETSELCH","一方、戦いの末に、勝者の願いが優先されることになっても、
敗者もまた尊重され、ある種の和解に至ることがある。"
204,"TEXT_VOICEMAN_05004_001950_EMETSELCH","そういう決着にもっていくのは、とても難しい……。
勝者が敗者を見下さず、憐れまず、敗者が勝者を仇としない。
その両方が必要だからだ。"
205,"TEXT_VOICEMAN_05004_001960_EMETSELCH","今回も、お前たちがユールモアに乗り込んだ時点では、
簡単な方に転がると思ったんだがな……まさかこうなるとは。"
206,"TEXT_VOICEMAN_05004_001970_EMETSELCH","……褒めてるんだよ、ありがたく受け取れ。"
207,"TEXT_VOICEMAN_05004_001980_EMETSELCH","しかしまあ、にぎやかなことだ……。
同志が集うと活気づくのは、私たちの時代から変わらないな。"
208,"TEXT_VOICEMAN_05004_001990_EMETSELCH","なんだ、アシエンや古代人には、血も涙もないと思ったか?"
209,"TEXT_VOICEMAN_05004_002000_EMETSELCH","心外だ、お前たちが持ち得る感情を、
私たちが有していないわけがないだろう!"
210,"TEXT_VOICEMAN_05004_002010_EMETSELCH","……普通にいたさ。
太古の昔、真なる世界に……家族も、友も、恋人だって。"
211,"TEXT_VOICEMAN_05004_002020_EMETSELCH","いい世界だったんだ、穏やかで朗らかで……。
真なる人は頑強な魂を持ち、ほとんど永遠の時を生きられた。"
212,"TEXT_VOICEMAN_05004_002030_EMETSELCH","だから、余裕のなさから生じる、さもしい争いをしなかった。
ときに異なる意見を持ったとしても、同じ分だけ認め合えた。"
213,"TEXT_VOICEMAN_05004_002040_EMETSELCH","アーモロートの街並みは壮麗で美しく、
高い塔のさらに上、遥かな空から日差しと風が注いでいた。"
214,"TEXT_VOICEMAN_05004_002050_EMETSELCH","……なんて。
言ったところで、思い出すわけもないか。"
215,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q4_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
216,"TEXT_VOICEMAN_05004_A4_000_001_NONE_VOICE","……思い出す?"
217,"TEXT_VOICEMAN_05004_A4_000_002_NONE_VOICE","お前の妄言は聞かない"
218,"TEXT_VOICEMAN_05004_002060_EMETSELCH","いいさ、忘れてくれ。"
219,"TEXT_VOICEMAN_05004_002070_EMETSELCH","だが、今よりずっといい世界だったのは本当だ。
この仕様もない世界で戦ってきたお前こそ、
案外、気に入ると思うぞ。"
220,"TEXT_VOICEMAN_05004_002080_EMETSELCH","忘れるな。
お前は連中と違って、原初世界の住人……
統合される側ではなく、受け取る側の器だ。"
221,"TEXT_VOICEMAN_05004_002090_EMETSELCH","すべての霊災を生き抜けば、私たちに近しい存在になり、
満ちた世界で暮らすことができる。"
222,"TEXT_VOICEMAN_05004_002100_EMETSELCH","おっと、この話は大罪喰い討伐が終わったあとだったな。
今はただ、お前の勝敗を見届けるとしよう。"
223,"TEXT_VOICEMAN_05004_002110_EMETSELCH","ああそうだ、ひとつだけ聞いておきたいことがあった。"
224,"TEXT_VOICEMAN_05004_002120_EMETSELCH","……お前、水晶公の素性をどこまで知ってる?
あのフードなしに、素顔で話したことは?"
225,"TEXT_VOICEMAN_05004_002130_EMETSELCH","ほう、お前にも明かしていない……か。
これはどう取るべきか……。"
226,"TEXT_VOICEMAN_05004_002140_EMETSELCH","まあ、謎解きの参考にさせてもらうとしよう。
では、またな。"
227,"TEXT_VOICEMAN_05004_002150_DULIACHAI","すごいわ、あなた!
ダイダロス社の名に恥じない、すばらしい偉業よ!"
228,"TEXT_VOICEMAN_05004_002160_WARRIOROFDARKNESS","タロース、動いたみたいだな。"
229,"TEXT_VOICEMAN_05004_002170_WARRIOROFDARKNESS","……なあ、お前とこっちで再会したとき、
俺は自分の形すら見失ってただろう?"
230,"TEXT_VOICEMAN_05004_002180_WARRIOROFDARKNESS","なんでああなったのか、ここのところ考えてたんだ。"
231,"TEXT_VOICEMAN_05004_002190_WARRIOROFDARKNESS","多分……心なんてない方がいいと感じるほど、
打ちひしがれてた。"
232,"TEXT_VOICEMAN_05004_002200_WARRIOROFDARKNESS","「光の氾濫」のこと、仲間が悪く言われること。
いろいろあったが、一番効いたのは……孤独だ。"
233,"TEXT_VOICEMAN_05004_002210_WARRIOROFDARKNESS","俺に言わせれば、そいつは時よりも人を追い詰める。
エメトセルクたちアシエンも、
あるいは蝕まれてるのかもしれない……。"
234,"TEXT_VOICEMAN_05004_002220_WARRIOROFDARKNESS","だから俺は、そばにいてくれる奴を失うような選択は勧めない。
永遠をもらえたって、わりにあうものか。"
235,"TEXT_VOICEMAN_05004_002230_ALPHINAUD","朗報だ!
ラダー大昇降機が、もう動かせそうなんだ!"
236,"TEXT_VOICEMAN_05004_002240_ALISAIE","それで、まずはあなたと私たちで乗ったらどうかって。
久しぶりの運転になるわけだし、
心配だったら別の誰かに代わってもらうけど、どう?"
237,"TEXT_VOICEMAN_05004_002250_ALISAIE","そうこなくっちゃ!
じゃあ、ほら、こっちに来て!"
238,"TEXT_VOICEMAN_05004_002260_WARRIOROFDARKNESS","かつて自分も 仲間とともに
ラダー大昇降機に乗ったことがあった"
239,"TEXT_VOICEMAN_05004_002270_WARRIOROFDARKNESS","遠くに広がる水平線と 小さくなっていく眼下の街"
240,"TEXT_VOICEMAN_05004_002280_WARRIOROFDARKNESS","感動と緊張が入り交じり 互いに言葉は少なく
昇降機の軋む音ばかりが響いていた"
241,"TEXT_VOICEMAN_05004_002290_WARRIOROFDARKNESS","――それを記憶する者も 今は亡く"
242,"TEXT_VOICEMAN_05004_002300_WARRIOROFDARKNESS","あの日の旅は どこへ続いていたのだろう
答えを探しながら 再び断崖を昇っていく――"
243,"TEXT_VOICEMAN_05004_002310_ALISAIE","無事でよかった。
こっちは何度か罪喰いに襲われたから、
あなたの方もじゃないかって心配したわ。"
244,"TEXT_VOICEMAN_05004_002320_ALISAIE","やっぱり、そっちにも罪喰いか……。
アミティーのあたりでは平気だったから、
グルグ火山に近づくほど、って感じかしら。"
245,"TEXT_VOICEMAN_05004_002330_ALISAIE","あの山……近くで見ると、一段と高く見えるわね。"
246,"TEXT_VOICEMAN_05004_002340_ALISAIE","あそこがヴァウスリーの根城になってるなら、
手先として罪喰いを呼び集めてるのは間違いない。"
247,"TEXT_VOICEMAN_05004_002350_ALISAIE","地上にいる私たちまで目ざとく見つけてくるあたり、
かなりの数が防衛にあたってるんだわ。"
248,"TEXT_VOICEMAN_05004_002360_ALISAIE","登ったときには、どうなることか……。"
249,"TEXT_VOICEMAN_05004_002370_ALISAIE","って言っても、登り方から考えないといけないみたい。
こうして近くから見ても、伝って行けそうな場所もないし。"
250,"TEXT_VOICEMAN_05004_002380_ALISAIE","ヤ・シュトラの懸念はもっともだけど、
こうなったら飛空艇を使うしかないかしら……?"
251,"TEXT_VOICEMAN_05004_002390_URIANGER","(-????-)ああ、ここにいらっしゃいましたか。
アルフィノ様が、ご心配なさっていましたよ。"
252,"TEXT_VOICEMAN_05004_002400_ALISAIE","ウリエンジェ……それに水晶公!?
あなた、どうしてここに?"
253,"TEXT_VOICEMAN_05004_002410_MYSTERYVOICE","最終決戦くらいは、自分の目で見届けたいと思ってね。"
254,"TEXT_VOICEMAN_05004_002420_MYSTERYVOICE","先発のあなた方は去ったあとだったが、
大昇降機の下で、ウリエンジェたちと合流したのだ。"
255,"TEXT_VOICEMAN_05004_002430_MYSTERYVOICE","それよりも……ご覧。"
256,"TEXT_VOICEMAN_05004_002440_ALISAIE","なるほど、やっぱり空からの接近は厳しそうね。
翼がある罪喰いを相手に空中戦じゃ、
いくら私たちでも勝ち目が薄いわ……。"
257,"TEXT_VOICEMAN_05004_002450_MYSTERYVOICE","それがわかってよかった。
あの兵器は塔内から持ち出した貴重な遺物……
収穫もなく潰されたのでは、面目ない。"
258,"TEXT_VOICEMAN_05004_002460_ALISAIE","……ああ、そういうこと。
私たちを探しがてら、あなたたちも調査に来てたのね。"
259,"TEXT_VOICEMAN_05004_002470_URIANGER","これで、陸路はなく、空路も危険であると判明しました。
一度みなさんと合流し、対策を練りましょう。"
260,"TEXT_VOICEMAN_05004_002480_URIANGER","後続組も、すでにトップラングに到着しています。
アルフィノ様にもそちらに戻っていただいたので、
我々も参りましょう。"
261,"TEXT_VOICEMAN_05004_002490_THANCRED","……なるほどな。
地上からの道はなし、飛んでいこうにも罪喰いとの空中戦か。"
262,"TEXT_VOICEMAN_05004_002500_ALPHINAUD","飛行可能なアマロを借りることはできるが……
何の訓練もなしに罪喰いと戦うのは、いかにも分が悪い。"
263,"TEXT_VOICEMAN_05004_002510_ALPHINAUD","ユールモアの飛空艇にしても、輸送用だから戦いには不向きだ。
シドがいてくれたら、改造という手もあったのだろうが……。"
264,"TEXT_VOICEMAN_05004_002520_DULIACHAI","まあ、なんだか大変そうだわ。
お山が地面に戻ってくれればいいのにねぇ?"
265,"TEXT_VOICEMAN_05004_002530_CHAINUZZ","お、おい、邪魔しちゃダメだろう……!"
266,"TEXT_VOICEMAN_05004_002540_CHAINUZZ","私たちは、昇降機を稼働させた記念に乗ってきただけの一般人。
もう十分堪能したし、そろそろ下に……!"
267,"TEXT_VOICEMAN_05004_002550_YSHTOLA","……ご夫人の意見、ありかもしれないわ。"
268,"TEXT_VOICEMAN_05004_002560_YSHTOLA","当然だけど、山が戻ってくれることはないでしょう。
でも、山と地上を再度繋げることなら、可能じゃないかしら?"
269,"TEXT_VOICEMAN_05004_002570_YSHTOLA","例えば……そうね……
とてつもなく巨大で頑丈なタロースを作って、
山に取りついてもらう、とか。"
270,"TEXT_VOICEMAN_05004_002580_URIANGER","とても斬新な案です。
タロースの形状を工夫すれば、その体を伝って、
飛ばずともグルグ火山に突入できる……。"
271,"TEXT_VOICEMAN_05004_002590_CHAINUZZ","そんなの無理だ!
あの山に届くタロースだなんて、前代未聞の大きさではないか!"
272,"TEXT_VOICEMAN_05004_002600_CHAINUZZ","組み立ては超難解、設計だけでもどれだけ…………"
273,"TEXT_VOICEMAN_05004_002610_CHAINUZZ","いや、取りつくだけという単純な動作しか仕込まないなら、
とにかく構造の維持を優先させればいいだけか……。"
274,"TEXT_VOICEMAN_05004_002620_CHAINUZZ","長距離の移動も念頭に置かず、基本的に接地させておくなら、
問題の組み立ても材料も、だいぶ簡略に……?"
275,"TEXT_VOICEMAN_05004_002630_CHAINUZZ","い、いやいやいやいや!
何にせよ、作業にあたって多くの人手が必要になる!"
276,"TEXT_VOICEMAN_05004_002640_CHAINUZZ","下で手伝っていた連中を呼んできたとしても、
途方もない時間がかかるぞ!"
277,"TEXT_VOICEMAN_05004_002650_ALISAIE","へぇ、問題は人手だけなんだ?
どんな人が必要か、言ってみなさいよ。"
278,"TEXT_VOICEMAN_05004_002660_CHAINUZZ","それは、その……
まず、タロースの体となる石材を用意する者だ。"
279,"TEXT_VOICEMAN_05004_002670_CHAINUZZ","石材は外から運んでくるのでなく、
グルグ火山周辺の岩山を、ひたすら切り崩しておけばいい。
作業としては単純だが、とにかく人数がいる。"
280,"TEXT_VOICEMAN_05004_002680_THANCRED","それなら、アム・アレーンの鉱山から、
採掘師たちを集めてこよう。
幸い、当てがある。"
281,"TEXT_VOICEMAN_05004_002690_ALISAIE","そっちがアンバーヒルを回ってくれるなら、
私はモルド・スークに行くわ。
きっと、力を貸してもらえると思う。"
282,"TEXT_VOICEMAN_05004_002700_ALPHINAUD","では私は、コルシア島の各地を訪ねてみよう。"
283,"TEXT_VOICEMAN_05004_002710_ALPHINAUD","力自慢の漁師や大工はもちろん、
ユールモアに集う多彩な人々にも、活躍の場がありそうだ。"
284,"TEXT_VOICEMAN_05004_002720_RYNE","必要な人は、それだけですか……?"
285,"TEXT_VOICEMAN_05004_002730_CHAINUZZ","当然、起動に際して魔力を注ぐ者も要る。
これも、かなりの人数をそろえなければならないぞ……!"
286,"TEXT_VOICEMAN_05004_002740_YSHTOLA","「夜の民」には、魔法に覚えがある子が大勢いるわ。
行って、声をかけてきましょう。"
287,"TEXT_VOICEMAN_05004_002750_URIANGER","魔法ならば、妖精たちも得意としますが……
イタズラをせず、人と同調して作業するというのは、
彼らにとって至難の業。"
288,"TEXT_VOICEMAN_05004_002760_URIANGER","然れば私はクリスタリウムに向かい、
人材を募ってきたいと思いますが……よろしいですか?"
289,"TEXT_VOICEMAN_05004_002770_MYSTERYVOICE","ああ、もちろんだ。
アマロやチョコボも、自由に活用してくれ。"
290,"TEXT_VOICEMAN_05004_002780_CHAINUZZ","待て待て待て!
ユールモアやクリスタリウムの民だけじゃなく、
「夜の民」にモルド族、あの採掘師たちもだって!?"
291,"TEXT_VOICEMAN_05004_002790_CHAINUZZ","まさか、そんな……
ノルヴラントに住む人の、ほとんどすべてではないか!"
292,"TEXT_VOICEMAN_05004_002800_CHAINUZZ","それほどの縁を持つなんて、お前たちはいったい……
いったい何者なんだ!?"
293,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q5_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
294,"TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_001_NONE_VOICE","この世界を救いにきた者だ"
295,"TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_002_NONE_VOICE","旅してきただけの冒険者だ"
296,"TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_003_NONE_VOICE","アルフィノ画伯と助手たちです"
297,"TEXT_VOICEMAN_05004_002810_CHAINUZZ","世界を、救う……?
そんなことが……本気で……?"
298,"TEXT_VOICEMAN_05004_002820_CHAINUZZ","たったそれだけの者が、これほどの偉業を……?
う、嘘を言うな……!"
299,"TEXT_VOICEMAN_05004_002830_DULIACHAI","そうよあなた、忘れちゃったの?
最初にご挨拶していただいたじゃない。"
300,"TEXT_VOICEMAN_05004_002840_CHAINUZZ","い、いや、多分あれは……そういうことでなくてな……。"
301,"TEXT_VOICEMAN_05004_002850_YSHTOLA","では、ミスター・チャイ。
あなたはタロースの設計を進めておいてくださるかしら?"
302,"TEXT_VOICEMAN_05004_002860_YSHTOLA","頼むわよ、ダイダロス社の跡取りさん。"
303,"TEXT_VOICEMAN_05004_002870_RYNE","必ず、みなさんをお連れしますね。
……いってきます!"
304,"TEXT_VOICEMAN_05004_002880_MYSTERYVOICE","さて、そうなると私たちは、
設計の補佐ということになりそうだが……。"
305,"TEXT_VOICEMAN_05004_002890_MYSTERYVOICE","あれ……あんた、どうして…………。"
306,"TEXT_VOICEMAN_05004_002900_MYSTERYVOICE","ハッ"
307,"TEXT_VOICEMAN_05004_002910_MYSTERYVOICE","すまない、寝ぼけていたようだ。"
308,"TEXT_VOICEMAN_05004_002920_MYSTERYVOICE","どうも身体に力が入らなくなってね。
少し風にあたって休もうとしたのだが、眠ってしまったらしい。
……申し訳ない。"
309,"TEXT_VOICEMAN_05004_002930_MYSTERYVOICE","前にも話したことがあったと思うが、
私はクリスタルタワーから離れると体調を崩すのだ。"
310,"TEXT_VOICEMAN_05004_002940_MYSTERYVOICE","いや、これは体調と言っていいものか……
私はすでに、人の身ではないのだから。"
311,"TEXT_VOICEMAN_05004_002950_MYSTERYVOICE","まだ、クリスタリウムの街もなかったころ……
この世界を救う方法を考えていた私は、
どうあれ長い時間がかかると結論づけた。"
312,"TEXT_VOICEMAN_05004_002960_MYSTERYVOICE","そこで、自身を塔の一部にすることで、果てない命を得たのだ。"
313,"TEXT_VOICEMAN_05004_002970_MYSTERYVOICE","今の私は、塔の端末でしかない。
だから、遠く離れていると不調をきたすというわけだ。"
314,"TEXT_VOICEMAN_05004_002980_MYSTERYVOICE","……ここまで、とても長かった。"
315,"TEXT_VOICEMAN_05004_002990_MYSTERYVOICE","だが、あなた方のおかげで、終わりは近い。
やっと、願いが叶う……。"
316,"TEXT_VOICEMAN_05004_003000_MYSTERYVOICE","タロースの準備は、つつがなく進んでいるだろうか?"
317,"TEXT_VOICEMAN_05004_003010_MYSTERYVOICE","そうか、最後の休憩なのだな。
それなら……よければ少し、話さないか。"
318,"TEXT_VOICEMAN_05004_003020_MYSTERYVOICE","あなたは、この戦いが終わったらどうする?
何かやりたいことは?"
319,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q6_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
320,"TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_001_NONE_VOICE","まずは帝国との戦争を終わらせないと"
321,"TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_002_NONE_VOICE","さらに強い敵に挑みに行きたい"
322,"TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_003_NONE_VOICE","しばらくは、のんびりと過ごしたい"
323,"TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_004_NONE_VOICE","…………"
324,"TEXT_VOICEMAN_05004_003030_MYSTERYVOICE","確かに、第八霊災の可能性を排除しても、
その戦争自体が止まるわけではないからな……。"
325,"TEXT_VOICEMAN_05004_003040_MYSTERYVOICE","しかし、まったく淀みなく断言するとは。
こういう人を英雄と呼ぶのだと、何度でも思うよ。"
326,"TEXT_VOICEMAN_05004_003050_MYSTERYVOICE","大罪喰いだって、100年間、誰も敵わなかった相手だぞ?
本当に、あなたはとんでもない人だ!"
327,"TEXT_VOICEMAN_05004_003060_MYSTERYVOICE","ああ、それはとてもいい。
このノルヴラントだって、散策のつもりで歩けば、
また違った味わいがあることだろう。"
328,"TEXT_VOICEMAN_05004_003070_MYSTERYVOICE","ああいや、決まっていないなら、あとでゆっくり考えるといい。
私はただ、この立派な人は次に何をするのだろうと、
興味を抱いただけだ。"
329,"TEXT_VOICEMAN_05004_003080_MYSTERYVOICE","きっと、どんな未来を選んでも、あなたなら平気だろう。
道を拓くだけの強さを持っているし、それに……"
330,"TEXT_VOICEMAN_05004_003090_MYSTERYVOICE","あなたに助けられた人たちが、大勢いる。
彼らは決して、そのことを忘れない。"
331,"TEXT_VOICEMAN_05004_003100_MYSTERYVOICE","あなたが困難を前にして、己の行いを無価値に感じたときには、
彼らが声を上げるだろう。
嬉しかった、優しさに救われた、今でも感謝していると。"
332,"TEXT_VOICEMAN_05004_003110_MYSTERYVOICE","それらはいつか繋がって、あなたの歩んだ道を肯定する。
だから……大丈夫だ。"
333,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q7_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
334,"TEXT_VOICEMAN_05004_A7_000_001_NONE_VOICE","水晶公は、終わったら何をしたい?"
335,"TEXT_VOICEMAN_05004_A7_000_002_NONE_VOICE","たまにはそっちのことも話せ"
336,"TEXT_VOICEMAN_05004_003120_MYSTERYVOICE","これが終わったら……そうだな……。"
337,"TEXT_VOICEMAN_05004_003130_MYSTERYVOICE","私のこと……私の今後か……。"
338,"TEXT_VOICEMAN_05004_003140_MYSTERYVOICE","……以前、私には救いたい人がいると言っただろう?"
339,"TEXT_VOICEMAN_05004_003150_MYSTERYVOICE","あの人は、今も生きている……が、
とても特別な事情があって、私は彼と正面から向き合えない。"
340,"TEXT_VOICEMAN_05004_003160_MYSTERYVOICE","あの人は、今も生きている……が、
とても特別な事情があって、私は彼女と正面から向き合えない。"
341,"TEXT_VOICEMAN_05004_003170_MYSTERYVOICE","それは仕方がないことだと、理解しているがね。
あの人は私にとって、いちばん憧れの英雄なんだ……
叶うならば、気兼ねなく話がしたい。"
342,"TEXT_VOICEMAN_05004_003180_MYSTERYVOICE","あちらが旅の話をしてくれたら、
私も、ノルヴラントを救うまでの話をしよう。"
343,"TEXT_VOICEMAN_05004_003190_MYSTERYVOICE","私もそれなりに尽力したつもりだが、
なんといっても、最終的に活躍したのはあなただ。
格好はつかないかもしれないな。"
344,"TEXT_VOICEMAN_05004_003200_MYSTERYVOICE","そして……あの人に、次の旅についての計画を聞く。
そこに私も加わることになっていたら、どれほど嬉しいだろう。"
345,"TEXT_VOICEMAN_05004_003210_MYSTERYVOICE","大地を駆けて、海を渡り、ときには悠久の風に乗って空へ。
なんて眩しい、遥かな夢だ……。"
346,"TEXT_VOICEMAN_05004_003220_MYSTERYVOICE","さて、何はともあれ、最後の決戦に勝たなくては。"
347,"TEXT_VOICEMAN_05004_003230_MYSTERYVOICE","必ず、すべてを成し遂げて見せる。
この手に託されてきた、人々の願いを叶えるために。"
348,"TEXT_VOICEMAN_05004_003240_MYSTERYVOICE","……希望を抱いて私を目覚めさせた、彼らのためにも。"
349,"TEXT_VOICEMAN_05004_003250_MYSTERYVOICE","ありがとう、話せて楽しかった。
アミティーに戻るとしよう。"
350,"TEXT_VOICEMAN_05004_003260_YSHTOLA","水晶公から連絡がきたわ。
あちらの準備は万全、いつはじめてもいいそうよ。"
351,"TEXT_VOICEMAN_05004_003270_THANCRED","石材の方は、予定した量が準備できている。"
352,"TEXT_VOICEMAN_05004_003280_URIANGER","魔力を流し込む準備も、ご指示のとおりに。"
353,"TEXT_VOICEMAN_05004_003290_ALPHINAUD","では、これで……!"
354,"TEXT_VOICEMAN_05004_003300_YSHTOLA","タロースを起動するわ!
総員、ただちに配置につくように、誘導して頂戴。"
355,"TEXT_VOICEMAN_05004_003310_YSHTOLA","ヴァウスリーを、居城ごと捕まえてやりましょう……!"
356,"TEXT_VOICEMAN_05004_003320_CHAINUZZ","さあ来る、来るぞッ!"
357,"TEXT_VOICEMAN_05004_003330_CHAINUZZ","いいぞいいぞ、最高だ!
まだまだやるじゃないか私ぃ!"
358,"TEXT_VOICEMAN_05004_003340_CHAINUZZ","お、おい、まずいぞ!
奴ら、手ばかり狙っているではないか!
あそこが損傷したら、山に取りついていられなくなる!"
359,"TEXT_VOICEMAN_05004_003350_MYSTERYVOICE","……罪喰いにしては、いつになく利口な動きをする。
ヴァウスリーの指示だとしたら、脅威だな。"
360,"TEXT_VOICEMAN_05004_003360_MYSTERYVOICE","仕方ない、動ける仲間に連絡して、
罪喰いを地上に引きつけるとしよう。
どこまで効果があるかはわからないが……"
361,"TEXT_VOICEMAN_05004_003370_MYSTERYVOICE","あれは……!"
362,"TEXT_VOICEMAN_05004_003380_FEOUL","ひどい……ひどいのだわ!
私の若木は、やっぱり薄情者なのだわ!"
363,"TEXT_VOICEMAN_05004_003390_FEOUL","本当に困ったときには必ず呼んでと言ったのに、
いつまでも呼ばれないまま、決戦がはじまってしまうなんて!"
364,"TEXT_VOICEMAN_05004_003400_FEOUL","確かに妖精は、ヒトの思いどおりに動いたりしないわ。
ええ、ええ、私自らそんな話もしたのだわ。"
365,"TEXT_VOICEMAN_05004_003410_FEOUL","でも、かわいい若木が泣きついてきたら、
考えなくもなかったのに!
やっぱりひどい、ひどいのだわ……っ!"
366,"TEXT_VOICEMAN_05004_003420_FEOUL","私、とっても悲しいわ。
気晴らしに、たくさん遊んで頂戴ね。"
367,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q8_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
368,"TEXT_VOICEMAN_05004_A8_000_001_NONE_VOICE","ありがとうティターニア……"
369,"TEXT_VOICEMAN_05004_A8_000_002_NONE_VOICE","なんだか怒られてる気がする"
370,"TEXT_VOICEMAN_05004_003430_MYSTERYVOICE","予想外ではあるが、妖精王が力を貸してくれるならありがたい。
これでタロースも、しばらくの間は、
山に取りついていられるだろう。"
371,"TEXT_VOICEMAN_05004_003440_MYSTERYVOICE","ヤ・シュトラたちにも、すぐ連絡をする。
ここより北、グルグ火山のふもとで合流し、
突入を開始してくれ!"
372,"TEXT_VOICEMAN_05004_003450_ALPHINAUD","みんなのおかげで、やっとここまで辿りつけた。
ヴァウスリーは恐らく、この先だ……!"
373,"TEXT_VOICEMAN_05004_003460_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)愚かな……救いようのない反逆者どもメ……。
お前たちは自滅を望んでいるようなものだと、なぜわからなイ。"
374,"TEXT_VOICEMAN_05004_003470_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)その蛮行の果てに得られるのは、
生きるための、永劫終わりなき戦いのミ。"
375,"TEXT_VOICEMAN_05004_003480_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)対して、私にすべてを委ねれば、
争いの種は取り除かれるのだゾ?"
376,"TEXT_VOICEMAN_05004_003490_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)善も悪もない、生きる意味だの理由だのを探す必要もない、
不滅の楽園で幸せに暮らせるというのニ!"
377,"TEXT_VOICEMAN_05004_003500_ALPHINAUD","確かに、それもひとつの平和の形かもしれない。
そう認めたからこそ、私は君に、死を願わなかった。"
378,"TEXT_VOICEMAN_05004_003510_ALPHINAUD","過ちを正し、手段さえ改めれば、人の幸せを望む者同士……
ともに生きていけるのではないかと思ったのだ。"
379,"TEXT_VOICEMAN_05004_003520_ALPHINAUD","だが、今となっては、君の言動は致命的に矛盾している。"
380,"TEXT_VOICEMAN_05004_003530_ALPHINAUD","すべて人々のためだと言うなら、君は、
盾にしたユールモアの民を置いて逃げるべきじゃなかった。"
381,"TEXT_VOICEMAN_05004_003540_ALPHINAUD","君ひとりが生き延びれば再建できる楽園だというなら、
それは、民のためのものではない。
……君が楽しいだけの、箱庭だ!"
382,"TEXT_VOICEMAN_05004_003550_RYNE","ドン・ヴァウスリー。
私たちは……この世界の住民は、
あなたひとりの思いどおりになったりしません。"
383,"TEXT_VOICEMAN_05004_003560_RYNE","私には、未来を託してくれた、優しい人がいた。
彼女と約束したことを叶えたいから、
あなたのもとで眠っているわけにはいかないんです。"
384,"TEXT_VOICEMAN_05004_003570_RYNE","ほかの人にだって……
大事な思い出や、譲れない意見、護りたいものがありました。"
385,"TEXT_VOICEMAN_05004_003580_RYNE","私の、決して長いとは言えない旅でだって、
それがあふれるくらい伝わってきました……!"
386,"TEXT_VOICEMAN_05004_003590_RYNE","みんながこの戦いに力を貸してくれたこと、
それがあなたへの答えです!"
387,"TEXT_VOICEMAN_05004_003600_RYNE","あなたがどんなに力を持って、
その正義ですべてを押し潰そうとしても、
絶対に、私たちは抗います!"
388,"TEXT_VOICEMAN_05004_003610_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)……うるさい……うるさいうるさイッ!
反逆者の分際で、偉そうに語るナァァッ!"
389,"TEXT_VOICEMAN_05004_003620_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)お前たちが、誰にものを申しているカ……
どれほど身のほど知らずか、改めて教えてやろウ!"
390,"TEXT_VOICEMAN_05004_003630_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)目覚めし我が真の力で、お前たちを屠り、
その亡骸をもって、愚民どもにも知らしめるのダ!"
391,"TEXT_VOICEMAN_05004_003640_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)私こそが、人と罪喰いの頂点。
あまねく統べよと世界に望まれ、全能を授かりし者。"
392,"TEXT_VOICEMAN_05004_003650_VAUTHRY","(-ヴァウスリー-)ゆえに、我が行いは一切が善、「イノセンス」と心得ヨ!"
393,"TEXT_VOICEMAN_05004_003660_YSHTOLA","これは……
そう簡単に謁見は叶わないということかしらね。"
394,"TEXT_VOICEMAN_05004_003670_ALPHINAUD","標的は、大罪喰いでもある。
私たちが道を拓くから、君は先に進んでくれ。"
395,"TEXT_VOICEMAN_05004_003680_ALPHINAUD","この戦いで、罪喰いとの決着をつけるんだッ!"
396,"TEXT_VOICEMAN_05004_003690_VAUTHRY","な……ぜ……。
どうして……私が、地に伏して……。
間違っているのは……お前たちなのに……。"
397,"TEXT_VOICEMAN_05004_003700_VAUTHRY","父上だって、私に言った……。
お前が希望、お前が正しい、お前は新たな神になる……。"
398,"TEXT_VOICEMAN_05004_003710_VAUTHRY","そのために、お前は……
罪喰いと混ざって生まれてきたのだ……って。"
399,"TEXT_VOICEMAN_05004_003720_VAUTHRY","民衆も、私を讃えていたじゃないか……!
私がいれば、罪喰いを恐れることがないと、喜んでいた!"
400,"TEXT_VOICEMAN_05004_003730_VAUTHRY","それが……あぁ……なんで!
なんで、なんでなんだよ、お前たちもひれ伏せよ!"
401,"TEXT_VOICEMAN_05004_003740_VAUTHRY","早く、助けろ……私は……神だぞ…………"
402,"TEXT_VOICEMAN_05004_003750_ALPHINAUD","ああ……空が……!"
403,"TEXT_VOICEMAN_05004_003760_OLDEULMOREMAYOR","おのれ、頭の悪い愚民どもめ……!
私の的確な指示で、この街は護られたではないか!"
404,"TEXT_VOICEMAN_05004_003770_OLDEULMOREMAYOR","それがなんだ、犠牲者の数が多すぎるだと!?
ふざけるなッ!"
405,"TEXT_VOICEMAN_05004_003780_OLDEULMOREMAYOR","さては、元首の座を狙う連中が、
よからぬ扇動をしているんじゃないか?"
406,"TEXT_VOICEMAN_05004_003790_OLDEULMOREMAYOR","そうだ……そうに違いない……。
私は降りんぞ……絶対に……!"
407,"TEXT_VOICEMAN_05004_003800_EMETSELCH","(-????-)骨が折れますな、ユールモアの偉大なる元首殿。
あなたは大変よくやっているのに、周りが馬鹿ばかりで困る。"
408,"TEXT_VOICEMAN_05004_003810_OLDEULMOREMAYOR","だ、誰だお前は!?
ここへの立ち入りは、禁止されているはずだぞ!"
409,"TEXT_VOICEMAN_05004_003820_EMETSELCH","これは失敬……。
しかし、内密な提案がございまして。"
410,"TEXT_VOICEMAN_05004_003830_EMETSELCH","私は、あなたを支援したいのです。
そのために、お命じいただければ、
近隣にいる大罪喰いを捕らえて参りましょう。"
411,"TEXT_VOICEMAN_05004_003840_EMETSELCH","そいつと、あなたの奥方様が宿している胎児を使って、
絶対の王を作るのです。
さすれば王の父として、あなたの立場も盤石となりましょう。"
412,"TEXT_VOICEMAN_05004_003850_OLDEULMOREMAYOR","すばらしい、すばらしいぞ!
我が息子、ヴァウスリーにかかれば、
罪喰いがまるでペットか何かのようだ!"
413,"TEXT_VOICEMAN_05004_003860_OLDEULMOREMAYOR","これで我が一族には、永遠の地位と名誉が約束された!
全世界を手中に収めるのも、時間の問題だな!"
414,"TEXT_VOICEMAN_05004_003870_EMETSELCH","ええ、是非。
それによって、人は戦うことをやめ、進歩を捨て、
光とともに停滞に沈む……。"
415,"TEXT_VOICEMAN_05004_003880_EMETSELCH","実に結構でございます。
光に満ちた世界こそ、私どもの……アシエンの望みなれば。"
416,"TEXT_VOICEMAN_05004_003890_ALISAIE","ちょっと、大丈夫なの!?ねえ!"
417,"TEXT_VOICEMAN_05004_003900_YSHTOLA","まずいわ……ついに限界が……!
このままじゃ、彼が罪喰いになってしまう……!"
418,"TEXT_VOICEMAN_05004_003910_YSHTOLA","まずいわ……ついに限界が……!
このままじゃ、彼女が罪喰いになってしまう……!"
419,"TEXT_VOICEMAN_05004_003920_YSHTOLA","ウリエンジェ!
対策があるんでしょう、早く……!"
420,"TEXT_VOICEMAN_05004_003930_RYNE","ああ……空にも光が……!"
421,"TEXT_VOICEMAN_05004_003940_MYSTERYVOICE","時は、来たれり。
すべての大罪喰いの力が、ひとところに集まった。"
422,"TEXT_VOICEMAN_05004_003950_MYSTERYVOICE","その力……私がいただくぞ。"
423,"TEXT_VOICEMAN_05004_003960_ALISAIE","水晶公……!?
あなた、何をするつもり!?"
424,"TEXT_VOICEMAN_05004_003970_MYSTERYVOICE","っ……お前がたくわえた膨大な力をクリスタルタワーに送り、
私ごと、別の世界へ転移するのだ……!"
425,"TEXT_VOICEMAN_05004_003980_MYSTERYVOICE","ほかにも世界があると知ったときから、
私はずっと、この瞬間を夢見てきた……。"
426,"TEXT_VOICEMAN_05004_003990_MYSTERYVOICE","こんな壊れかけの世界に留まるより、
新天地で楽しく生きたい……当たり前だろう?
そのために、お前を利用させてもらったのさ!"
427,"TEXT_VOICEMAN_05004_004000_RYNE","そんな……!
それじゃあ、こうなるとわかってて、わざと……!?"
428,"TEXT_VOICEMAN_05004_004010_ALISAIE","騙してたって言うなら、あの人を任せておけない!
引きはがすわよ!"
429,"TEXT_VOICEMAN_05004_004020_URIANGER","手を出してはなりませんッ!"
430,"TEXT_VOICEMAN_05004_004030_URIANGER","お願いします……今、このときだけは……
彼の決意を、ただ、見届けてほしい……。"
431,"TEXT_VOICEMAN_05004_004040_YSHTOLA","……ああ……なんてこと……。
ウリエンジェ、あなた、これをすべて知っていたのね……。"
432,"TEXT_VOICEMAN_05004_004050_YSHTOLA","こんな乱暴な転移術は成功しない。
別の世界になんて、辿りつくことはない……。"
433,"TEXT_VOICEMAN_05004_004060_YSHTOLA","水晶公はそれをわかっていながら、
あの人には悟られまいと、嘘をついているんだわ……。"
434,"TEXT_VOICEMAN_05004_004070_ALPHINAUD","それは……どういう……。"
435,"TEXT_VOICEMAN_05004_004080_YSHTOLA","彼からあふれた光の力を引き取って、
世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。"
436,"TEXT_VOICEMAN_05004_004090_YSHTOLA","彼女からあふれた光の力を引き取って、
世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。"
437,"TEXT_VOICEMAN_05004_004100_YSHTOLA","水晶公は、自分の命と引き換えに、
あの人もノルヴラントも救う気なのよ……!"
438,"TEXT_VOICEMAN_05004_004110_MYSTERYVOICE","……冒険の終わりに、英雄が集めてきたものを、
小悪党が少しばかりちょろまかす。"
439,"TEXT_VOICEMAN_05004_004120_MYSTERYVOICE","それだけのこと、ありきたりなオチのひとつさ。"
440,"TEXT_VOICEMAN_05004_004130_MYSTERYVOICE","あんたの物語はまだまだ続き、
いずれこれも、取るに足らない笑い話になるだろう。"
441,"TEXT_VOICEMAN_05004_004140_MYSTERYVOICE","名も知れぬ水晶公は、どこかの世界で、
明日も楽しく暮らしている。
だから……!"
442,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q9_000_001_NONE_VOICE","どうする?"
443,"TEXT_VOICEMAN_05004_A9_000_001_NONE_VOICE","何も言わない"
444,"TEXT_VOICEMAN_05004_A9_000_002_NONE_VOICE","彼の名前を呼ぶ"
445,"TEXT_VOICEMAN_05004_004150_MYSTERYVOICE","信じて この世界を救おうとしてくれてありがとう"
446,"TEXT_VOICEMAN_05004_004160_MYSTERYVOICE","さようなら オレのいちばん憧れの英雄"
447,"TEXT_VOICEMAN_05004_004170_MYSTERYVOICE","……信じて この世界を救おうとしてくれてありがとう"
448,"TEXT_VOICEMAN_05004_004180_MYSTERYVOICE","さようなら オレのいちばん憧れの英雄"
449,"TEXT_VOICEMAN_05004_004190_EMETSELCH","……クリスタルタワーを制御できるのは、
紅い眼を持つアラグの血族だけ。
そしてそれは、第一世界には存在しえないものだ。"
450,"TEXT_VOICEMAN_05004_004200_EMETSELCH","その男が、世界と……恐らく時まで渡って、
何を大それたことを企んでいるのかと思ったが……"
451,"TEXT_VOICEMAN_05004_004210_EMETSELCH","まさか、たかだかひとりの英雄様を救おうとしていたとは。
まったく、馬鹿すぎて恐れ入る。"
452,"TEXT_VOICEMAN_05004_004220_EMETSELCH","だが、成就するのはお前の計画じゃない。
私たちの計画だ。"
453,"TEXT_VOICEMAN_05004_004230_THANCRED","エメトセルク……お前……ッ!"
454,"TEXT_VOICEMAN_05004_004240_EMETSELCH","おっと、動くなよ。
水晶公は、まだ息があるはずだ……が、
それもお前たち次第だぞ?"
455,"TEXT_VOICEMAN_05004_004250_EMETSELCH","残念だ……本当に……心底失望した。"
456,"TEXT_VOICEMAN_05004_004260_EMETSELCH","お前なら、すべての光を取り込んでも平気かもしれない……
そう思っていたのに、なんだそのザマは?
化け物になりかけているじゃないか。"
457,"TEXT_VOICEMAN_05004_004270_EMETSELCH","それじゃ、交渉する価値もない。
今の「なりそこない」の人類には、その程度が限界か。"
458,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q10_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
459,"TEXT_VOICEMAN_05004_A10_000_001_NONE_VOICE","どういうつもりだ……!"
460,"TEXT_VOICEMAN_05004_A10_000_002_NONE_VOICE","ヴァウスリーを造ったのもお前か"
461,"TEXT_VOICEMAN_05004_004280_EMETSELCH","はぁ"
462,"TEXT_VOICEMAN_05004_004290_EMETSELCH","私はアシエンだぞ?
世界統合のために、あれこれ画策するのが仕事だ。"
463,"TEXT_VOICEMAN_05004_004300_EMETSELCH","第一世界においては、100年前、
当時の英雄たちを利用して光を高める策を、
同胞アログリフに授けた。"
464,"TEXT_VOICEMAN_05004_004310_EMETSELCH","それで片がつかなかったので、
次の策として、ヴァウスリーを造りだしたわけだ。"
465,"TEXT_VOICEMAN_05004_004320_EMETSELCH","……が、それもお前たちの到来によって、展望がなくなった。"
466,"TEXT_VOICEMAN_05004_004330_ALPHINAUD","私たちに近づいてきた狙いは何だ……!"
467,"TEXT_VOICEMAN_05004_004340_EMETSELCH","それについては、今まで散々話してきただろう?
あれは本当だ、何ひとつ嘘はついていない。"
468,"TEXT_VOICEMAN_05004_004350_EMETSELCH","お前たちは、私にとって裁定の材料だった。
今の人類の精神性や強さ、可能性を知るための。"
469,"TEXT_VOICEMAN_05004_004360_EMETSELCH","だから興味があったのは事実、教えたことも事実。
結果によっては、味方として取り込むに値するとも思っていた。"
470,"TEXT_VOICEMAN_05004_004370_EMETSELCH","ただし、合格の最低条件は、
こいつがすべての光を飲み込んだ上で、
それを自在に制御できるようになることだった。"
471,"TEXT_VOICEMAN_05004_004380_EMETSELCH","それくらいでなければ、価値がない。
手を取るほどの強者とは、認められない。"
472,"TEXT_VOICEMAN_05004_004390_THANCRED","つまり、俺たちは落第とみなされたと……。
ずいぶんと勝手な話だ。"
473,"TEXT_VOICEMAN_05004_004400_THANCRED","だが、仮に合格していたとして、
俺たちがアシエンにつくとは限らなかっただろう。"
474,"TEXT_VOICEMAN_05004_004410_EMETSELCH","そのときは、殺せばいい。
ため込まれた光が放出されて、少なくとも、
すべての罪喰いを倒す前の状態には戻せる。"
475,"TEXT_VOICEMAN_05004_004420_EMETSELCH","だからこそ、光そのものを持ち去られちゃ困るんだ。
こいつの行動には、少しばかり焦らされた。"
476,"TEXT_VOICEMAN_05004_004430_EMETSELCH","ふむ……まだ知性と姿は保ってるようだが、
中身はもうほとんど罪喰いみたいなものだな。"
477,"TEXT_VOICEMAN_05004_004440_EMETSELCH","お前の意志はどうあれ、
これからは、いるだけで世界を光に包み込む。"
478,"TEXT_VOICEMAN_05004_004450_EMETSELCH","寄り添ってきた相手を罪喰いに変えるかもしれないし、
正常なエーテルを喰らいたくて、
無辜の人々を襲うようになるかもしれない。"
479,"TEXT_VOICEMAN_05004_004460_EMETSELCH","そんなお前に、人類は立ち向かいもするだろう。
だが……その強さを目にして、すぐに絶望する!"
480,"TEXT_VOICEMAN_05004_004470_EMETSELCH","「勝てるわけがない……私たちはもうおしまいだ……。
 人はもう、何をしても無駄なのだ!」"
481,"TEXT_VOICEMAN_05004_004480_EMETSELCH","皮肉だなぁ……
ヴァウスリーが幸福によって成し遂げようとしていた停滞を、
お前が、絶望によって成し遂げるんだ。"
482,"TEXT_VOICEMAN_05004_004490_EMETSELCH","さて、お前がとっとと世界を蹂躙してくれることを願いながら、
私はそろそろ、おいとまするとしよう。"
483,"TEXT_VOICEMAN_05004_004500_ALPHINAUD","水晶公……ッ!"
484,"TEXT_VOICEMAN_05004_004510_EMETSELCH","お前たちにつきあっても、
結局、何かが変わるほどの収穫は得られなかったんだ。
これくらいの土産はもらっていくさ。"
485,"TEXT_VOICEMAN_05004_004520_EMETSELCH","なりそこないの人類から学ぶことがあるとは思わなかったが、
あいつが英雄様のために蓄えてきた知識と技術には、
大変興味がある。"
486,"TEXT_VOICEMAN_05004_004530_EMETSELCH","……本当に、哀れだな。"
487,"TEXT_VOICEMAN_05004_004540_EMETSELCH","お前が仲間と思っている連中も、
そうなっては、もはや殺し合うしかない敵だ。"
488,"TEXT_VOICEMAN_05004_004550_EMETSELCH","なまじ知性が残って、堪えがたくなったら、
私のもとに来るがいい。
せめて嗤って、すべてを見届けてやろう。"
489,"TEXT_VOICEMAN_05004_004560_EMETSELCH","テンペストと呼ばれる、黒き海の底。
その暗がりに、私の根城がある……。"
490,"TEXT_VOICEMAN_05004_004570_EMETSELCH","ではな、化け物…………。"
491,"TEXT_VOICEMAN_05004_004580_WARRIOROFDARKNESS","……ああ、目が覚めたのか。"
492,"TEXT_VOICEMAN_05004_Q11_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
493,"TEXT_VOICEMAN_05004_A11_000_001_NONE_VOICE","今のは、夢……?"
494,"TEXT_VOICEMAN_05004_A11_000_002_NONE_VOICE","あれからどうなった"
495,"TEXT_VOICEMAN_05004_004590_WARRIOROFDARKNESS","混乱してるのか、無理もない……。"
496,"TEXT_VOICEMAN_05004_004600_WARRIOROFDARKNESS","水晶公が拐われ、お前が倒れたあと、
エメトセルクはすぐに消え失せた。"
497,"TEXT_VOICEMAN_05004_004610_WARRIOROFDARKNESS","それで、リーンがどうにかお前に応急処置を……
光の暴走を止めようと試みたんだ。"
498,"TEXT_VOICEMAN_05004_004620_WARRIOROFDARKNESS","その甲斐あって、今は多少安定してるだろうが、
原因を取り除けたわけじゃない。
お前の状態は、変わっちゃいないんだ。"
499,"TEXT_VOICEMAN_05004_004630_WARRIOROFDARKNESS","これが、現実だ……。"
500,"TEXT_VOICEMAN_05004_004640_WARRIOROFDARKNESS","ここやコルシア島だけじゃない。
ラケティカ大森林や、アム・アレーン、イル・メグ……
ノルヴラント全土が再び光に覆われている。"
501,"TEXT_VOICEMAN_05004_004650_WARRIOROFDARKNESS","すべての大罪喰いの光を継いだ者……
お前がいるからだ。"
502,"TEXT_VOICEMAN_05004_004660_WARRIOROFDARKNESS","もっとも、原因がお前にあると知っているのは、
あの場にいた仲間たちだけだ。"
503,"TEXT_VOICEMAN_05004_004670_WARRIOROFDARKNESS","あいつらはお前をつれて下山したあと、
待っていた人々に、光が戻った原因は不明だと語った。"
504,"TEXT_VOICEMAN_05004_004680_WARRIOROFDARKNESS","今は、ノルヴラント中を飛び回って、
混乱をなだめながら、お前を救う方法を探してるらしい。"
505,"TEXT_VOICEMAN_05004_004690_WARRIOROFDARKNESS","……動けるなら、少し街をまわってきたらどうだ。
ここであれこれ考えてるよりは、落ち着くかもしれない。"
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3 int32 str str
4 0 TEXT_VOICEMAN_05004_000010_MYSTERYVOICE あなたも来てくれたか。 戦いの準備は万全だととっても?
5 1 TEXT_VOICEMAN_05004_000020_MYSTERYVOICE 大いに結構。 それでは、全員そろったことだ、今後についての話をしよう。
6 2 TEXT_VOICEMAN_05004_000030_MYSTERYVOICE あなた方が討伐した大罪喰いは4体…… これによって、ノルヴラントの大半の地域から、 過剰な光が掃われた。
7 3 TEXT_VOICEMAN_05004_000040_MYSTERYVOICE 残すは、コルシア島付近のみ。 そこを領する大罪喰いの居場所も、 リーンが現地に向かうことで特定できるだろう。
8 4 TEXT_VOICEMAN_05004_000050_ALISAIE そいつを倒せば、 縄張りを示すために放出されていた光が、すべて断たれる。
9 5 TEXT_VOICEMAN_05004_000060_ALISAIE そうなれば、多くの罪喰いは、ノルヴラントに留まれない。 人も動物も、あらゆる命が奴らの脅威から解放されて、 また少しずつ栄えていく……。
10 6 TEXT_VOICEMAN_05004_000070_ALPHINAUD ああ、その新たな門出まで送り出すことが、 今の私たちにできる、最大限の協力だ。
11 7 TEXT_VOICEMAN_05004_000080_URIANGER 同時に、第八霊災の要因を排し、 私たちの未来を繋ぐための、最善手でもありましょう。
12 8 TEXT_VOICEMAN_05004_000090_YSHTOLA 私たちは、何としても最後の戦いを制して、世界を救うわ。 今さら邪魔はしないでしょうね……アシエン・エメトセルク?
13 9 TEXT_VOICEMAN_05004_000100_EMETSELCH はぁ
14 10 TEXT_VOICEMAN_05004_000110_EMETSELCH 安心しろ、お前たちが罪喰いを倒したとて、 それは世界の救済なんかじゃない。
15 11 TEXT_VOICEMAN_05004_000120_EMETSELCH 今という刹那に生きる儚い命を、 ほんのわずかに、長らえさせるだけの行為だ。
16 12 TEXT_VOICEMAN_05004_000130_EMETSELCH 敵対していると厄介なだけだが、 こうして内側から見るとよくわかる……。
17 13 TEXT_VOICEMAN_05004_000140_EMETSELCH お前たちは確かに善良だ。 誰かが頑張れば救われるというときに、その「誰か」になれる。
18 14 TEXT_VOICEMAN_05004_000150_EMETSELCH だが、そんな傑物でさえ、 この一瞬、目の前のものを救おうとするだけとは……。
19 15 TEXT_VOICEMAN_05004_000160_EMETSELCH 矮小にして狭窄、限定的で刹那的。 ひ弱で短命な生物では、やはりそこが限界か?
20 16 TEXT_VOICEMAN_05004_000170_ALPHINAUD 確かに、不滅なる者である君からすれば、 あらゆる命が短命にも思えるだろう。 だが……!
21 17 TEXT_VOICEMAN_05004_000180_EMETSELCH 違う、特別なのは私の方じゃない!
22 18 TEXT_VOICEMAN_05004_000190_EMETSELCH ……昔は誰だって、永遠に近い時を生きていた。 お前たちが、それを捨てたまま歩んできただけだ。
23 19 TEXT_VOICEMAN_05004_000200_EMETSELCH ちょうどいい機会だ。 使わせてもらうとしよう。
24 20 TEXT_VOICEMAN_05004_000210_EMETSELCH かつて、ひとつだった世界に、大きな災厄があった……。
25 21 TEXT_VOICEMAN_05004_000220_EMETSELCH あまりに唐突にはじまった、星の秩序の崩壊だ。 恐怖と絶望が形を成し、地表を混沌があまねく覆った。
26 22 TEXT_VOICEMAN_05004_000230_EMETSELCH このままでは、すべての命が絶えてしまう…… そこで人々は、ゾディアークという「星の意志」を創ることで、 秩序と平穏を取り戻した。
27 23 TEXT_VOICEMAN_05004_000240_EMETSELCH だが、恩知らずにも、 強大なゾディアークを残しておくべきではないと語る者が現れ、 枷としてハイデリンを創りだした。
28 24 TEXT_VOICEMAN_05004_000250_YSHTOLA そして二者は争い、ハイデリンの一撃によって、 ゾディアークは分かたれて封印された…… キタンナ神影洞で、あなたはそう言っていたわね。
29 25 TEXT_VOICEMAN_05004_000260_EMETSELCH ああ……。 問題はその、ハイデリンの一撃だ。
30 26 TEXT_VOICEMAN_05004_000270_EMETSELCH 枷として創られたあいつは、 力を削ぎ落すことに関して、破格の能力を持つ。
31 27 TEXT_VOICEMAN_05004_000280_EMETSELCH その渾身の一撃ともなれば、身を裂くなんて単純な話じゃない。 ……存在そのものを切り刻むという、離れ業だった。
32 28 TEXT_VOICEMAN_05004_000290_EMETSELCH 例えば、お前がその技を受けたとする。 すると、お前が2人に分かたれる。
33 29 TEXT_VOICEMAN_05004_000300_EMETSELCH 見た目はそっくりお前のまま。 しかし、ひとつひとつを構成する要素は薄くなっている…… 力も、知能も、魂も、なにもかも半分ずつだ。
34 30 TEXT_VOICEMAN_05004_000310_EMETSELCH それと同じことが、 ゾディアークを含め、この星全体に起きた。
35 31 TEXT_VOICEMAN_05004_000320_EMETSELCH あの一撃を逃れたのは、たったの3人…… オリジナルのアシエンたる、私たちだけだ。
36 32 TEXT_VOICEMAN_05004_000330_EMETSELCH 14に分かたれた世界を見たときは、絶句したよ。
37 33 TEXT_VOICEMAN_05004_000340_EMETSELCH 生命はどれも、弱く、脆く、愚かになっていた。 しかも、その不完全な状態のまま、 それぞれに固有の歴史を歩みはじめたじゃないか。
38 34 TEXT_VOICEMAN_05004_000350_EMETSELCH 私たちに言わせれば、 得体の知れない「なりそこない」が蠢いている状態だぞ? 不気味でないわけがない。
39 35 TEXT_VOICEMAN_05004_000360_EMETSELCH そこで世界の再統合を試みたが、 強引に遂げようとした第十三世界は、壊れてゴミに。 お前たちの言う、ヴォイドの誕生だ。
40 36 TEXT_VOICEMAN_05004_000370_EMETSELCH その後、原初世界と鏡像世界の繋がり…… 属性を均一にしようとする力の流れを発見したことで、 今の方式が確立されたというわけだ。
41 37 TEXT_VOICEMAN_05004_000380_YSHTOLA ……なるほどね。 あなたの視点で見れば、アシエンがしようとしていることは、 当然の行動のようにも思えるわ……。
42 38 TEXT_VOICEMAN_05004_000390_YSHTOLA でも実際は、統合のたびに多くの犠牲が出ている。 それを無視して賛同なんて、できなくてよ。
43 39 TEXT_VOICEMAN_05004_000400_EMETSELCH よく言う……不完全なまま生きるがゆえに、 霊災よりも酷な悲劇を生み続けてるだろうに。
44 40 TEXT_VOICEMAN_05004_000410_EMETSELCH しかし、それこそ視点の違いだな。 犠牲も何も、統合されていない不完全な命を、 私は到底「生きている」とは思えない。
45 41 TEXT_VOICEMAN_05004_000420_EMETSELCH そんな顔するな。 だからこそ、私はお前に期待してるんだ。
46 42 TEXT_VOICEMAN_05004_000430_EMETSELCH 7回は統合された、原初世界の命。 中でもとくに優れた英雄なら、少しはマシかもしれない。
47 43 TEXT_VOICEMAN_05004_000440_EMETSELCH ……私はそろそろ見つけたいんだ。 今ひとときの痛みに耐えてでも、より悲劇の少ない道を選べる、 そんな強さを持つ相手を。
48 44 TEXT_VOICEMAN_05004_000450_EMETSELCH そのためにも、罪喰い討伐くらいやり遂げて見せろ。 お前たちは弱くない……そう証を立てることが、 この話を続ける最低条件だ。
49 45 TEXT_VOICEMAN_05004_000460_LYNA お取込み中、失礼します……! 水晶公、急ぎのご報告が。
50 46 TEXT_VOICEMAN_05004_000470_MYSTERYVOICE 構わない、皆に伝えてくれ。
51 47 TEXT_VOICEMAN_05004_000480_LYNA コルシア島に潜伏中の協力者から、連絡がありました。 ユールモアに、常ならぬ動きがあるようです。
52 48 TEXT_VOICEMAN_05004_000490_LYNA 詳細は掴めていませんが、 かの軍は都市内に集結し、防備を固めている様子。 こちらを迎え撃つ気かもしれません。
53 49 TEXT_VOICEMAN_05004_000500_MYSTERYVOICE 都市の護りに重点を置いたか。 まず市民の安全を優先したという見方もできるが……。
54 50 TEXT_VOICEMAN_05004_000510_ALISAIE ヴァウスリーがどこまでの罪喰いを操れるか知らないけど、 大罪喰いを匿ってる可能性もあるんじゃない?
55 51 TEXT_VOICEMAN_05004_000520_THANCRED 何にせよ、時間がたつほど、あちらの準備は万全になる。 罪喰い討伐に乗り出すなら、早い方がいい。
56 52 TEXT_VOICEMAN_05004_000530_MYSTERYVOICE では、皆、準備を整えてコルシア島へ。 ユールモアの状況を探るところから、行動を開始してほしい。
57 53 TEXT_VOICEMAN_05004_000540_MYSTERYVOICE これが最後の大罪喰い討伐になるだろう…… 必ず無事にやり遂げるんだ。
58 54 TEXT_VOICEMAN_05004_000550_ALPHINAUD ひとまず、「ライト村」で落ち合うことにしよう。 ユールモアに近づくのは、状況を確認してからの方がいい。
59 55 TEXT_VOICEMAN_05004_000560_URIANGER ……この状況、どうにも不可解です。
60 56 TEXT_VOICEMAN_05004_000570_URIANGER 異様な行動をとっている住民たちは、 皆、夢うつつの状態ながらも、ヴァウスリーを讃えている。
61 57 TEXT_VOICEMAN_05004_000580_URIANGER このことから、彼らがヴァウスリーの操る魅了…… 精神支配の術にかかっていると見て、間違いはないでしょう。
62 58 TEXT_VOICEMAN_05004_000590_URIANGER しかし、かかり方に差がありすぎる……。 確かに魔法への耐性は個人差がありますが、これほどには……。
63 59 TEXT_VOICEMAN_05004_000600_ALPHINAUD やはり、何か尋常じゃない事態になっているようだね。
64 60 TEXT_VOICEMAN_05004_000610_ALPHINAUD ありがとう、君が先行してくれたおかげで、 こちらは難なく近づいてこられた。
65 61 TEXT_VOICEMAN_05004_000620_ALPHINAUD ……もっとも、この様子では、 気づかれることを警戒する必要もなかったのかもしれないが。
66 62 TEXT_VOICEMAN_05004_000630_THANCRED 大罪喰いの気配はどうだ?
67 63 TEXT_VOICEMAN_05004_000640_RYNE ……ユールモアの最上階あたりに、 かなり強大な罪喰いがいるのを感じます。
68 64 TEXT_VOICEMAN_05004_000650_RYNE ただ、大井戸のときと違って、なんだか異質な気配なんです。 純粋な罪喰いとはちがう……混ざり合ったみたいな……。
69 65 TEXT_VOICEMAN_05004_000660_RYNE あれが大罪喰いかどうかは、もう少し近づいてみないと……。
70 66 TEXT_VOICEMAN_05004_000670_KAISHIRR (-????-)あっ……! 今度こそ、アルフィノさん……か?
71 67 TEXT_VOICEMAN_05004_000680_ALPHINAUD カイ・シル! 君、どうしてまだこんなところに!?
72 68 TEXT_VOICEMAN_05004_000690_ALISAIE 見回ってたら、ゲートタウンの様子を窺ってる、 怪しい奴がいたのよ。
73 69 TEXT_VOICEMAN_05004_000700_ALISAIE それで声をかけてみたら…… よりにもよって「アルフィノさん?」とか言うもんだから、 とりあえず連れてきたわ。
74 70 TEXT_VOICEMAN_05004_000710_KAISHIRR あの……実は、クリスタリウムに情報を投げたのは俺なんです。
75 71 TEXT_VOICEMAN_05004_000720_KAISHIRR ユールモアから逃がしてもらったあと、 よそに行くことも考えました。 でも、仕切り直す前に、恩を返したいと思って……。
76 72 TEXT_VOICEMAN_05004_000730_KAISHIRR コルシア島なら、慣れてるから隠れて暮らすこともできます。 それで潜伏しながら、ユールモアについての情報を、 クリスタリウムに……アルフィノさんたちに送ろうって。
77 73 TEXT_VOICEMAN_05004_000740_ALPHINAUD そうだったのか……! 君の勇気に、感謝しなければいけないね。
78 74 TEXT_VOICEMAN_05004_000750_THANCRED ということは、お前はこの集落を見ていたんだな。 異変が起こった経緯も?
79 75 TEXT_VOICEMAN_05004_000760_KAISHIRR 少し前、飛空艇がユールモアに戻ってきました。 そしたら、ヴァウスリーが、 ここまで聞こえるような声で騒ぎ出して。
80 76 TEXT_VOICEMAN_05004_000770_KAISHIRR 「役立たず!」とか、そんなことを言っていた気がします。 とにかく、とても怒っているようでした。
81 77 TEXT_VOICEMAN_05004_000780_URIANGER ……恐らく、その飛空艇は軍を乗せていたのでしょう。 アム・アレーンの大罪喰いを倒されたことについて、 立腹したのではないかと思われます。
82 78 TEXT_VOICEMAN_05004_000790_KAISHIRR その怒鳴り声が収まったあと、何か…… 温かい風みたいなものが吹いたんです。
83 79 TEXT_VOICEMAN_05004_000800_KAISHIRR そのあとから、一部の人の様子が……。 俺の知るかぎりでは、昔からここにいる人のほうが、 変になってる気がします。
84 80 TEXT_VOICEMAN_05004_000810_URIANGER ふむ……古参の者から……。
85 81 TEXT_VOICEMAN_05004_000820_YSHTOLA ちょっといいかしら? 気になるものを見つけたから、リーンにも視てもらいたいの。
86 82 TEXT_VOICEMAN_05004_000830_YSHTOLA ここの住民たちの食料だそうよ。
87 83 TEXT_VOICEMAN_05004_000840_KAISHIRR それ、メオルですよね……? ユールモアから配給されてる……。
88 84 TEXT_VOICEMAN_05004_000850_RYNE まさか……こんなことって……!
89 85 TEXT_VOICEMAN_05004_000860_RYNE 今なら、わかります……これは……。
90 86 TEXT_VOICEMAN_05004_000870_RYNE これは、罪喰いです。 罪喰いの……身体です……。
91 87 TEXT_VOICEMAN_05004_000880_YSHTOLA ……やっぱりね。
92 88 TEXT_VOICEMAN_05004_000890_YSHTOLA これを口にしたところで、 正常な人なら、自浄作用が働いて罪喰いにはならない。
93 89 TEXT_VOICEMAN_05004_000900_YSHTOLA それでも、長年繰り返していれば、 その身に影響が残ることもあるでしょう。
94 90 TEXT_VOICEMAN_05004_000910_URIANGER ヴァウスリーが罪喰いに命令できるならば、 罪喰いに近づいてしまった者もまた、 彼に従いやすくなるのかもしれません。
95 91 TEXT_VOICEMAN_05004_000920_URIANGER それであれば…… メオルを食べてきた古参の者から異常をきたすのも、頷けます。
96 92 TEXT_VOICEMAN_05004_000930_ALISAIE 何よ……何よそれ……! 罪喰いを呼び集めて、食料として配ってたってこと!? いつか体がおかしくなっちゃうかもしれないのに!?
97 93 TEXT_VOICEMAN_05004_000940_ALISAIE そんなの、どうかしてる……! 罪喰いになりかけて、仕方なく命を絶った人だっている。 なのに……っ!
98 94 TEXT_VOICEMAN_05004_000950_ALPHINAUD 罪喰いを「呼び集めて」…… どうかそうであってほしいと、心から願うよ。
99 95 TEXT_VOICEMAN_05004_000960_ALPHINAUD ユールモアに潜入したときに聞いた話を覚えているかい。 君が、くすり師から聞いたという言葉だ……。
100 96 TEXT_VOICEMAN_05004_000970_ALPHINAUD あの街には、多くの者が招かれる。 だが、出ていく者は…………
101 97 TEXT_VOICEMAN_05004_000980_ALPHINAUD 終わりにしよう。 数多の犠牲の上に築かれた、ヴァウスリーの楽園を。
102 98 TEXT_VOICEMAN_05004_000990_ALPHINAUD 動機に一縷の理があったとしても、 生きとし生ける者の尊厳をもって、彼の行いは許しがたい。
103 99 TEXT_VOICEMAN_05004_001000_THANCRED 大罪喰いの候補も都市内にいるんだ、突入には賛成しよう。 ただ、ユールモアの強みは、入口が限られていることにある。
104 100 TEXT_VOICEMAN_05004_001010_THANCRED こちらの顔も割れているとなると、秘密裏に侵入は難しい…… 正面きっての対決にならざるを得ないだろう。
105 101 TEXT_VOICEMAN_05004_001020_THANCRED だから、お前が号令を。 それにあわせて、全員で突入だ……!
106 102 TEXT_VOICEMAN_05004_001030_VAUTHRY ンン……感じる、感じるゾ……! 私の人形ではない者が、この楽園に踏み込んでいル……!
107 103 TEXT_VOICEMAN_05004_001040_VAUTHRY アアァ……あいつらダ……! また私を邪魔しにきた、混沌を引き連れて!
108 104 TEXT_VOICEMAN_05004_001050_VAUTHRY 嫌ダ……嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダッ! あいつらを、もう私に近づけるナァァァッ!
109 105 TEXT_VOICEMAN_05004_001060_PUPPETMAN ドン、ヴァウスリー……万歳……ばんざイ……。
110 106 TEXT_VOICEMAN_05004_001070_THANCRED ……なるほど。 敗北続きの軍だけじゃなく、市民まで盾にして自分を護るか。 見下げ果てた根性だな。
111 107 TEXT_VOICEMAN_05004_001080_ALPHINAUD ここ廃船街は、ゲートタウンよりも古い。 ヴァウスリーに操られる者の数も、ずっと多いはずだ。
112 108 TEXT_VOICEMAN_05004_001090_ALPHINAUD だが、彼ら自身の意志で戦っていないなら…… できるだけ、傷つけずにすませたい。
113 109 TEXT_VOICEMAN_05004_001100_ALISAIE ほら、絶対そう言うと思ってた!
114 110 TEXT_VOICEMAN_05004_001110_ALISAIE あなたとアルフィノは、とにかく都市の上を目指して。 私たちは市民たちを抑えながら、援護にまわるわ。
115 111 TEXT_VOICEMAN_05004_001120_RANJIT ……我が主ならば、変わらず頂上の執務室よ。
116 112 TEXT_VOICEMAN_05004_001130_RANJIT そこが主の、最後の楽園。 なれば臣下は命を懸けて、それを護らねばならぬ。
117 113 TEXT_VOICEMAN_05004_Q1_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
118 114 TEXT_VOICEMAN_05004_A1_000_001_NONE_VOICE どうして、そこまで……
119 115 TEXT_VOICEMAN_05004_A1_000_002_NONE_VOICE お前も操られているのか?
120 116 TEXT_VOICEMAN_05004_001140_RANJIT 格別な理由も、妖術も不要。 我はただ、ヴァウスリーの掲げた理想を善しとしたのみ。
121 117 TEXT_VOICEMAN_05004_001150_RANJIT 人は、人であるかぎり…… そして、正しく在ろうとするほどに、戦から逃れられぬ。
122 118 TEXT_VOICEMAN_05004_001160_RANJIT なればこそ。 正しくなく、ただの人でもない…… そんな男の掲げる平和に賭けたのだ。
123 119 TEXT_VOICEMAN_05004_001170_RANJIT 我はユールモアの理想に殉ずる一兵。 貴様は、相対する反逆者。
124 120 TEXT_VOICEMAN_05004_001180_RANJIT 構えよ、いざ決着をつけようぞ……!
125 121 TEXT_VOICEMAN_05004_001190_ALPHINAUD 辿り着いたぞ……! 観念するんだ、ドン・ヴァウスリー!
126 122 TEXT_VOICEMAN_05004_001200_ALPHINAUD ノルヴラントは、もはやお前を戴くことはない。 これまで欺き、愚弄してきた人々に、心からの贖罪を。
127 123 TEXT_VOICEMAN_05004_001210_ALPHINAUD そして……願わくば、今度こそ。 人を信じ、皆が未来に進むために、その力を使ってほしい。
128 124 TEXT_VOICEMAN_05004_001220_RYNE 違います、アルフィノさん……。 彼は……違うんです……。
129 125 TEXT_VOICEMAN_05004_001230_RYNE 人だけど、人じゃない……。 大罪喰いの気配が、混じっています!
130 126 TEXT_VOICEMAN_05004_001240_VAUTHRY ショクザイ? ミンナ? 未来? 何を、ナニヲ、何を言っているのだネ。
131 127 TEXT_VOICEMAN_05004_001250_VAUTHRY 私は秩序、私はルール、私だけが絶対の正義。 私は人を統べ、罪喰いを統べル……。
132 128 TEXT_VOICEMAN_05004_001260_VAUTHRY 全部、最初から決まっていたことダ。 世界は、私に救われるために、こういう形にできていル。
133 129 TEXT_VOICEMAN_05004_001270_VAUTHRY だから、上手くいかないことなんて、あるはずがなイ。 私が、オ、おい、追い詰められる……?
134 130 TEXT_VOICEMAN_05004_001280_VAUTHRY ナイ、必要ナイ、理由がない、罪などなイッ! 私は愚かなヒトを導いてやる、誰より正しく利口な王ダ!
135 131 TEXT_VOICEMAN_05004_001290_VAUTHRY こんな下賤なクズどもにィィ! 侵されていいわけがないィィィィッ!
136 132 TEXT_VOICEMAN_05004_001300_VAUTHRY アァァァッ!
137 133 TEXT_VOICEMAN_05004_001310_VAUTHRY そうダ、やり直さなくては。 創り直さなくては……私の楽園ヲ。
138 134 TEXT_VOICEMAN_05004_001320_RYNE ッ……いけない! 彼を止めて、サンクレッド!
139 135 TEXT_VOICEMAN_05004_001330_ALPHINAUD ヴァウスリーは……!?
140 136 TEXT_VOICEMAN_05004_001340_ALPHINAUD 山が……浮いている……!?
141 137 TEXT_VOICEMAN_05004_001350_ALISAIE 何よあれ、ヴァウスリーがやったっていうの……?
142 138 TEXT_VOICEMAN_05004_Q2_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
143 139 TEXT_VOICEMAN_05004_A2_000_001_NONE_VOICE すぐにヴァウスリーを追おう!
144 140 TEXT_VOICEMAN_05004_A2_000_002_NONE_VOICE あの山への行き方は!?
145 141 TEXT_VOICEMAN_05004_001360_ALPHINAUD 待ってくれ!
146 142 TEXT_VOICEMAN_05004_001370_ALPHINAUD あれは、コルシア島の最高峰……グルグ火山。 断崖の先にあるから、焦って向かっても辿りつけない……。
147 143 TEXT_VOICEMAN_05004_001380_ALPHINAUD だから……まず、この街の…… ユールモアの民を、助けさせてはくれないか。
148 144 TEXT_VOICEMAN_05004_001390_ALISAIE アルフィノ……あなた……。
149 145 TEXT_VOICEMAN_05004_001400_ALPHINAUD 頼む……! 戦いに巻き込まれた人の、応急処置だけでも構わない!
150 146 TEXT_VOICEMAN_05004_Q3_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
151 147 TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_001_NONE_VOICE 自分も手伝おう
152 148 TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_002_NONE_VOICE 拒む理由はない
153 149 TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_003_NONE_VOICE できるだけ急げ
154 150 TEXT_VOICEMAN_05004_001410_ALPHINAUD ありがとう……!
155 151 TEXT_VOICEMAN_05004_001420_RYNE やってみないとわかりませんが、 ヴァウスリーの精神干渉が、罪喰いとしての…… 光の力によるものならば、私でも解除できるかもしれません。
156 152 TEXT_VOICEMAN_05004_001430_RYNE お手伝いさせてもらっていいですか……!?
157 153 TEXT_VOICEMAN_05004_001440_ALPHINAUD もちろんだとも、頼りにさせてもらうよ。
158 154 TEXT_VOICEMAN_05004_001450_ALISAIE そうと決まれば、パパッと手当していきましょ! 襲ってきた人たち、多分まだ下で転がってるわ。
159 155 TEXT_VOICEMAN_05004_001460_RYNE ふぅ……これでもう大丈夫……!
160 156 TEXT_VOICEMAN_05004_001470_ALISAIE おつかれさま、その人で最後のはずよ。
161 157 TEXT_VOICEMAN_05004_001480_ALPHINAUD 怪我の手当も終わった。 私たちにできることは、ひととおりやり尽くしたよ。
162 158 TEXT_VOICEMAN_05004_001490_ALPHINAUD あとは……。
163 159 TEXT_VOICEMAN_05004_001500_DULIACHAI あの……あなた、アルフィノちゃんでしょう……? 前に絵を描いてくれた……。
164 160 TEXT_VOICEMAN_05004_001510_DULIACHAI いったい、何がどうなっているの? 私たちは、どうなってしまったの……?
165 161 TEXT_VOICEMAN_05004_001520_ALPHINAUD ここは、私に任せてほしい。
166 162 TEXT_VOICEMAN_05004_001530_ALPHINAUD これから話すことは、あなた方にとって衝撃だろう。
167 163 TEXT_VOICEMAN_05004_001540_ALPHINAUD だが、事実として、あなた方は今この現場にいる。 だからこそ受け止めてくれると信じて、真相を語りたい。
168 164 TEXT_VOICEMAN_05004_001550_ALPHINAUD ……ドン・ヴァウスリーは、大罪喰いだった。 彼がもたらす、メオルという無尽蔵の食料も、 魂の救済も、すべては欺瞞だったのだ。
169 165 TEXT_VOICEMAN_05004_001560_ALISAIE ……さすがに、しんどそうね。
170 166 TEXT_VOICEMAN_05004_001570_EULMOREPEOPLEA では、私たちはずっと、ヴァウスリーに操られていたのですか?
171 167 TEXT_VOICEMAN_05004_001580_ALPHINAUD 少なくとも、先ほど私たちに襲い掛かってきたときは、 意識のない彼の傀儡になっていただろう。
172 168 TEXT_VOICEMAN_05004_001590_ALPHINAUD しかし、それ以前のことは…… ヴァウスリーへの評価こそ不自然なものがあったにせよ、 自身の行いを、自身のものとして記憶しているのでは?
173 169 TEXT_VOICEMAN_05004_001600_ALPHINAUD この都に足を踏み入れ、享楽を貪ったのは、 間違いなくあなた方だ。
174 170 TEXT_VOICEMAN_05004_001610_ALPHINAUD その過程で、持たざる者を足蹴にしたとしたら、 それはあなたの意志によるものだ。
175 171 TEXT_VOICEMAN_05004_001620_ALPHINAUD ……その是非を問うのは私ではない。 あなた自身の良心であり、あなたが虐げた者であり、 これからの歴史だろう。
176 172 TEXT_VOICEMAN_05004_001630_ALPHINAUD あなた方の、熟れた夢は終わった。
177 173 TEXT_VOICEMAN_05004_001640_ALPHINAUD ……それでも私は、あなた方に生きてほしいと願う。 ここからまた、歩き出してほしいとも。
178 174 TEXT_VOICEMAN_05004_001650_ALPHINAUD この世界はもう……誰も、失うべきじゃないんだ。
179 175 TEXT_VOICEMAN_05004_001660_ALPHINAUD 伝えるべきことは伝えたよ。 時間をくれて、ありがとう。
180 176 TEXT_VOICEMAN_05004_001670_ALPHINAUD さあ、もうここに留まる理由もない。 ヴァウスリーを追いかけに行こう。
181 177 TEXT_VOICEMAN_05004_001680_EULMOREPEOPLEB ……私たちに、何かできることはあるか?
182 178 TEXT_VOICEMAN_05004_001690_EULMOREPEOPLEB 命を懸けて真実を明らかにしてくれた君たちに、 少しでも報いることができるなら…… まずはそこから、はじめたいんだ。
183 179 TEXT_VOICEMAN_05004_001700_YSHTOLA 私たち、ヴァウスリーを追って、グルグ火山に行きたいの。 誰か道を知らないかしら?
184 180 TEXT_VOICEMAN_05004_001710_EULMOREPEOPLEC あの山に近づくには、ブライトクリフ断崖を越えるしかない。 飛空艇に乗るのはどうだろうか?
185 181 TEXT_VOICEMAN_05004_001720_YSHTOLA 悪くない提案だけれど……飛ぶのは極力避けたいわ。 空中で攻撃を受けたら、一網打尽にされかねないもの。
186 182 TEXT_VOICEMAN_05004_001730_YSHTOLA 安全を図るなら、地上から近づきたいところね。
187 183 TEXT_VOICEMAN_05004_001740_EULMOREPEOPLED 断崖の上には、採掘を生業とする一族が暮らしていたの。
188 184 TEXT_VOICEMAN_05004_001750_EULMOREPEOPLED 昔は彼らと交易をしていたのだけれど、「光の氾濫」以降、 取引は減る一方だったと聞いたことがあるわ。
189 185 TEXT_VOICEMAN_05004_001760_EULMOREPEOPLED ヴァウスリーが元首となってからは、 断崖の上下を繋ぐ「ラダー大昇降機」さえ、 動かしたことがなかったはずよ。
190 186 TEXT_VOICEMAN_05004_001770_ALISAIE なら、その大昇降機っていうのを動かす方法はないの?
191 187 TEXT_VOICEMAN_05004_001780_EULMOREPEOPLEC あれは、専用のタロースが装置を操る仕組みだったはず。 だから、まずはそいつを復活させないことには……。
192 188 TEXT_VOICEMAN_05004_001790_DULIACHAI …………タロース? 今、タロースを動かしたいっておっしゃったかしら?
193 189 TEXT_VOICEMAN_05004_001800_DULIACHAI ねぇあなた、そうよね? タロースを動かせばいいって、そういうお話よね?
194 190 TEXT_VOICEMAN_05004_001810_CHAINUZZ うむ……まあ、その、多分……。 いやしかしだな……。
195 191 TEXT_VOICEMAN_05004_001820_DULIACHAI はい、はいは~い! タロースを動かすことなら、任せてちょうだい!
196 192 TEXT_VOICEMAN_05004_001830_DULIACHAI 私の旦那様は、アム・アレーンの鉱山開発も担った、 タロース操業の大家……ダイダロス社の跡取りなんだから~!
197 193 TEXT_VOICEMAN_05004_001840_CHAINUZZ いやいやいやいや、もう何年もやってないんだ。 できるかどうか、怪しいもので……!
198 194 TEXT_VOICEMAN_05004_001850_DULIACHAI で、できないの……?
199 195 TEXT_VOICEMAN_05004_001860_CHAINUZZ いや、そういう、わけでも……。
200 196 TEXT_VOICEMAN_05004_001870_CHAINUZZ ……み、見てみるだけだからな! 期待はするな、文句もなしだ!
201 197 TEXT_VOICEMAN_05004_001880_CHAINUZZ おい、誰か一緒に来てくれ。 昇降機用のタロースは、倉庫に仕舞われてたはずだ。 引きずり出すには、人手がいる!
202 198 TEXT_VOICEMAN_05004_001890_ALISAIE よかったわね、アルフィノ!
203 199 TEXT_VOICEMAN_05004_001900_ALPHINAUD 私たちも、行ってみよう!
204 200 TEXT_VOICEMAN_05004_001910_EMETSELCH おおぅ……ユールモアの市民が働いている……。 これはまた、ずいぶんと勢いよく掌を返したな。
205 201 TEXT_VOICEMAN_05004_001920_EMETSELCH どうあっても意見が異なる……いくら話しても納得できない…… そんな相手との決着のつけ方を、知ってるか?
206 202 TEXT_VOICEMAN_05004_001930_EMETSELCH 簡単なのは、力で打ちのめして、相手の主張を葬ることだ。 アラグでもガレマールでも、結局大勢はそれを支持したし、 事実、手っ取り早く繁栄をもたらした。
207 203 TEXT_VOICEMAN_05004_001940_EMETSELCH 一方、戦いの末に、勝者の願いが優先されることになっても、 敗者もまた尊重され、ある種の和解に至ることがある。
208 204 TEXT_VOICEMAN_05004_001950_EMETSELCH そういう決着にもっていくのは、とても難しい……。 勝者が敗者を見下さず、憐れまず、敗者が勝者を仇としない。 その両方が必要だからだ。
209 205 TEXT_VOICEMAN_05004_001960_EMETSELCH 今回も、お前たちがユールモアに乗り込んだ時点では、 簡単な方に転がると思ったんだがな……まさかこうなるとは。
210 206 TEXT_VOICEMAN_05004_001970_EMETSELCH ……褒めてるんだよ、ありがたく受け取れ。
211 207 TEXT_VOICEMAN_05004_001980_EMETSELCH しかしまあ、にぎやかなことだ……。 同志が集うと活気づくのは、私たちの時代から変わらないな。
212 208 TEXT_VOICEMAN_05004_001990_EMETSELCH なんだ、アシエンや古代人には、血も涙もないと思ったか?
213 209 TEXT_VOICEMAN_05004_002000_EMETSELCH 心外だ、お前たちが持ち得る感情を、 私たちが有していないわけがないだろう!
214 210 TEXT_VOICEMAN_05004_002010_EMETSELCH ……普通にいたさ。 太古の昔、真なる世界に……家族も、友も、恋人だって。
215 211 TEXT_VOICEMAN_05004_002020_EMETSELCH いい世界だったんだ、穏やかで朗らかで……。 真なる人は頑強な魂を持ち、ほとんど永遠の時を生きられた。
216 212 TEXT_VOICEMAN_05004_002030_EMETSELCH だから、余裕のなさから生じる、さもしい争いをしなかった。 ときに異なる意見を持ったとしても、同じ分だけ認め合えた。
217 213 TEXT_VOICEMAN_05004_002040_EMETSELCH アーモロートの街並みは壮麗で美しく、 高い塔のさらに上、遥かな空から日差しと風が注いでいた。
218 214 TEXT_VOICEMAN_05004_002050_EMETSELCH ……なんて。 言ったところで、思い出すわけもないか。
219 215 TEXT_VOICEMAN_05004_Q4_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
220 216 TEXT_VOICEMAN_05004_A4_000_001_NONE_VOICE ……思い出す?
221 217 TEXT_VOICEMAN_05004_A4_000_002_NONE_VOICE お前の妄言は聞かない
222 218 TEXT_VOICEMAN_05004_002060_EMETSELCH いいさ、忘れてくれ。
223 219 TEXT_VOICEMAN_05004_002070_EMETSELCH だが、今よりずっといい世界だったのは本当だ。 この仕様もない世界で戦ってきたお前こそ、 案外、気に入ると思うぞ。
224 220 TEXT_VOICEMAN_05004_002080_EMETSELCH 忘れるな。 お前は連中と違って、原初世界の住人…… 統合される側ではなく、受け取る側の器だ。
225 221 TEXT_VOICEMAN_05004_002090_EMETSELCH すべての霊災を生き抜けば、私たちに近しい存在になり、 満ちた世界で暮らすことができる。
226 222 TEXT_VOICEMAN_05004_002100_EMETSELCH おっと、この話は大罪喰い討伐が終わったあとだったな。 今はただ、お前の勝敗を見届けるとしよう。
227 223 TEXT_VOICEMAN_05004_002110_EMETSELCH ああそうだ、ひとつだけ聞いておきたいことがあった。
228 224 TEXT_VOICEMAN_05004_002120_EMETSELCH ……お前、水晶公の素性をどこまで知ってる? あのフードなしに、素顔で話したことは?
229 225 TEXT_VOICEMAN_05004_002130_EMETSELCH ほう、お前にも明かしていない……か。 これはどう取るべきか……。
230 226 TEXT_VOICEMAN_05004_002140_EMETSELCH まあ、謎解きの参考にさせてもらうとしよう。 では、またな。
231 227 TEXT_VOICEMAN_05004_002150_DULIACHAI すごいわ、あなた! ダイダロス社の名に恥じない、すばらしい偉業よ!
232 228 TEXT_VOICEMAN_05004_002160_WARRIOROFDARKNESS タロース、動いたみたいだな。
233 229 TEXT_VOICEMAN_05004_002170_WARRIOROFDARKNESS ……なあ、お前とこっちで再会したとき、 俺は自分の形すら見失ってただろう?
234 230 TEXT_VOICEMAN_05004_002180_WARRIOROFDARKNESS なんでああなったのか、ここのところ考えてたんだ。
235 231 TEXT_VOICEMAN_05004_002190_WARRIOROFDARKNESS 多分……心なんてない方がいいと感じるほど、 打ちひしがれてた。
236 232 TEXT_VOICEMAN_05004_002200_WARRIOROFDARKNESS 「光の氾濫」のこと、仲間が悪く言われること。 いろいろあったが、一番効いたのは……孤独だ。
237 233 TEXT_VOICEMAN_05004_002210_WARRIOROFDARKNESS 俺に言わせれば、そいつは時よりも人を追い詰める。 エメトセルクたちアシエンも、 あるいは蝕まれてるのかもしれない……。
238 234 TEXT_VOICEMAN_05004_002220_WARRIOROFDARKNESS だから俺は、そばにいてくれる奴を失うような選択は勧めない。 永遠をもらえたって、わりにあうものか。
239 235 TEXT_VOICEMAN_05004_002230_ALPHINAUD 朗報だ! ラダー大昇降機が、もう動かせそうなんだ!
240 236 TEXT_VOICEMAN_05004_002240_ALISAIE それで、まずはあなたと私たちで乗ったらどうかって。 久しぶりの運転になるわけだし、 心配だったら別の誰かに代わってもらうけど、どう?
241 237 TEXT_VOICEMAN_05004_002250_ALISAIE そうこなくっちゃ! じゃあ、ほら、こっちに来て!
242 238 TEXT_VOICEMAN_05004_002260_WARRIOROFDARKNESS かつて自分も 仲間とともに ラダー大昇降機に乗ったことがあった
243 239 TEXT_VOICEMAN_05004_002270_WARRIOROFDARKNESS 遠くに広がる水平線と 小さくなっていく眼下の街
244 240 TEXT_VOICEMAN_05004_002280_WARRIOROFDARKNESS 感動と緊張が入り交じり 互いに言葉は少なく 昇降機の軋む音ばかりが響いていた
245 241 TEXT_VOICEMAN_05004_002290_WARRIOROFDARKNESS ――それを記憶する者も 今は亡く
246 242 TEXT_VOICEMAN_05004_002300_WARRIOROFDARKNESS あの日の旅は どこへ続いていたのだろう 答えを探しながら 再び断崖を昇っていく――
247 243 TEXT_VOICEMAN_05004_002310_ALISAIE 無事でよかった。 こっちは何度か罪喰いに襲われたから、 あなたの方もじゃないかって心配したわ。
248 244 TEXT_VOICEMAN_05004_002320_ALISAIE やっぱり、そっちにも罪喰いか……。 アミティーのあたりでは平気だったから、 グルグ火山に近づくほど、って感じかしら。
249 245 TEXT_VOICEMAN_05004_002330_ALISAIE あの山……近くで見ると、一段と高く見えるわね。
250 246 TEXT_VOICEMAN_05004_002340_ALISAIE あそこがヴァウスリーの根城になってるなら、 手先として罪喰いを呼び集めてるのは間違いない。
251 247 TEXT_VOICEMAN_05004_002350_ALISAIE 地上にいる私たちまで目ざとく見つけてくるあたり、 かなりの数が防衛にあたってるんだわ。
252 248 TEXT_VOICEMAN_05004_002360_ALISAIE 登ったときには、どうなることか……。
253 249 TEXT_VOICEMAN_05004_002370_ALISAIE って言っても、登り方から考えないといけないみたい。 こうして近くから見ても、伝って行けそうな場所もないし。
254 250 TEXT_VOICEMAN_05004_002380_ALISAIE ヤ・シュトラの懸念はもっともだけど、 こうなったら飛空艇を使うしかないかしら……?
255 251 TEXT_VOICEMAN_05004_002390_URIANGER (-????-)ああ、ここにいらっしゃいましたか。 アルフィノ様が、ご心配なさっていましたよ。
256 252 TEXT_VOICEMAN_05004_002400_ALISAIE ウリエンジェ……それに水晶公!? あなた、どうしてここに?
257 253 TEXT_VOICEMAN_05004_002410_MYSTERYVOICE 最終決戦くらいは、自分の目で見届けたいと思ってね。
258 254 TEXT_VOICEMAN_05004_002420_MYSTERYVOICE 先発のあなた方は去ったあとだったが、 大昇降機の下で、ウリエンジェたちと合流したのだ。
259 255 TEXT_VOICEMAN_05004_002430_MYSTERYVOICE それよりも……ご覧。
260 256 TEXT_VOICEMAN_05004_002440_ALISAIE なるほど、やっぱり空からの接近は厳しそうね。 翼がある罪喰いを相手に空中戦じゃ、 いくら私たちでも勝ち目が薄いわ……。
261 257 TEXT_VOICEMAN_05004_002450_MYSTERYVOICE それがわかってよかった。 あの兵器は塔内から持ち出した貴重な遺物…… 収穫もなく潰されたのでは、面目ない。
262 258 TEXT_VOICEMAN_05004_002460_ALISAIE ……ああ、そういうこと。 私たちを探しがてら、あなたたちも調査に来てたのね。
263 259 TEXT_VOICEMAN_05004_002470_URIANGER これで、陸路はなく、空路も危険であると判明しました。 一度みなさんと合流し、対策を練りましょう。
264 260 TEXT_VOICEMAN_05004_002480_URIANGER 後続組も、すでにトップラングに到着しています。 アルフィノ様にもそちらに戻っていただいたので、 我々も参りましょう。
265 261 TEXT_VOICEMAN_05004_002490_THANCRED ……なるほどな。 地上からの道はなし、飛んでいこうにも罪喰いとの空中戦か。
266 262 TEXT_VOICEMAN_05004_002500_ALPHINAUD 飛行可能なアマロを借りることはできるが…… 何の訓練もなしに罪喰いと戦うのは、いかにも分が悪い。
267 263 TEXT_VOICEMAN_05004_002510_ALPHINAUD ユールモアの飛空艇にしても、輸送用だから戦いには不向きだ。 シドがいてくれたら、改造という手もあったのだろうが……。
268 264 TEXT_VOICEMAN_05004_002520_DULIACHAI まあ、なんだか大変そうだわ。 お山が地面に戻ってくれればいいのにねぇ?
269 265 TEXT_VOICEMAN_05004_002530_CHAINUZZ お、おい、邪魔しちゃダメだろう……!
270 266 TEXT_VOICEMAN_05004_002540_CHAINUZZ 私たちは、昇降機を稼働させた記念に乗ってきただけの一般人。 もう十分堪能したし、そろそろ下に……!
271 267 TEXT_VOICEMAN_05004_002550_YSHTOLA ……ご夫人の意見、ありかもしれないわ。
272 268 TEXT_VOICEMAN_05004_002560_YSHTOLA 当然だけど、山が戻ってくれることはないでしょう。 でも、山と地上を再度繋げることなら、可能じゃないかしら?
273 269 TEXT_VOICEMAN_05004_002570_YSHTOLA 例えば……そうね…… とてつもなく巨大で頑丈なタロースを作って、 山に取りついてもらう、とか。
274 270 TEXT_VOICEMAN_05004_002580_URIANGER とても斬新な案です。 タロースの形状を工夫すれば、その体を伝って、 飛ばずともグルグ火山に突入できる……。
275 271 TEXT_VOICEMAN_05004_002590_CHAINUZZ そんなの無理だ! あの山に届くタロースだなんて、前代未聞の大きさではないか!
276 272 TEXT_VOICEMAN_05004_002600_CHAINUZZ 組み立ては超難解、設計だけでもどれだけ…………
277 273 TEXT_VOICEMAN_05004_002610_CHAINUZZ いや、取りつくだけという単純な動作しか仕込まないなら、 とにかく構造の維持を優先させればいいだけか……。
278 274 TEXT_VOICEMAN_05004_002620_CHAINUZZ 長距離の移動も念頭に置かず、基本的に接地させておくなら、 問題の組み立ても材料も、だいぶ簡略に……?
279 275 TEXT_VOICEMAN_05004_002630_CHAINUZZ い、いやいやいやいや! 何にせよ、作業にあたって多くの人手が必要になる!
280 276 TEXT_VOICEMAN_05004_002640_CHAINUZZ 下で手伝っていた連中を呼んできたとしても、 途方もない時間がかかるぞ!
281 277 TEXT_VOICEMAN_05004_002650_ALISAIE へぇ、問題は人手だけなんだ? どんな人が必要か、言ってみなさいよ。
282 278 TEXT_VOICEMAN_05004_002660_CHAINUZZ それは、その…… まず、タロースの体となる石材を用意する者だ。
283 279 TEXT_VOICEMAN_05004_002670_CHAINUZZ 石材は外から運んでくるのでなく、 グルグ火山周辺の岩山を、ひたすら切り崩しておけばいい。 作業としては単純だが、とにかく人数がいる。
284 280 TEXT_VOICEMAN_05004_002680_THANCRED それなら、アム・アレーンの鉱山から、 採掘師たちを集めてこよう。 幸い、当てがある。
285 281 TEXT_VOICEMAN_05004_002690_ALISAIE そっちがアンバーヒルを回ってくれるなら、 私はモルド・スークに行くわ。 きっと、力を貸してもらえると思う。
286 282 TEXT_VOICEMAN_05004_002700_ALPHINAUD では私は、コルシア島の各地を訪ねてみよう。
287 283 TEXT_VOICEMAN_05004_002710_ALPHINAUD 力自慢の漁師や大工はもちろん、 ユールモアに集う多彩な人々にも、活躍の場がありそうだ。
288 284 TEXT_VOICEMAN_05004_002720_RYNE 必要な人は、それだけですか……?
289 285 TEXT_VOICEMAN_05004_002730_CHAINUZZ 当然、起動に際して魔力を注ぐ者も要る。 これも、かなりの人数をそろえなければならないぞ……!
290 286 TEXT_VOICEMAN_05004_002740_YSHTOLA 「夜の民」には、魔法に覚えがある子が大勢いるわ。 行って、声をかけてきましょう。
291 287 TEXT_VOICEMAN_05004_002750_URIANGER 魔法ならば、妖精たちも得意としますが…… イタズラをせず、人と同調して作業するというのは、 彼らにとって至難の業。
292 288 TEXT_VOICEMAN_05004_002760_URIANGER 然れば私はクリスタリウムに向かい、 人材を募ってきたいと思いますが……よろしいですか?
293 289 TEXT_VOICEMAN_05004_002770_MYSTERYVOICE ああ、もちろんだ。 アマロやチョコボも、自由に活用してくれ。
294 290 TEXT_VOICEMAN_05004_002780_CHAINUZZ 待て待て待て! ユールモアやクリスタリウムの民だけじゃなく、 「夜の民」にモルド族、あの採掘師たちもだって!?
295 291 TEXT_VOICEMAN_05004_002790_CHAINUZZ まさか、そんな…… ノルヴラントに住む人の、ほとんどすべてではないか!
296 292 TEXT_VOICEMAN_05004_002800_CHAINUZZ それほどの縁を持つなんて、お前たちはいったい…… いったい何者なんだ!?
297 293 TEXT_VOICEMAN_05004_Q5_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
298 294 TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_001_NONE_VOICE この世界を救いにきた者だ
299 295 TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_002_NONE_VOICE 旅してきただけの冒険者だ
300 296 TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_003_NONE_VOICE アルフィノ画伯と助手たちです
301 297 TEXT_VOICEMAN_05004_002810_CHAINUZZ 世界を、救う……? そんなことが……本気で……?
302 298 TEXT_VOICEMAN_05004_002820_CHAINUZZ たったそれだけの者が、これほどの偉業を……? う、嘘を言うな……!
303 299 TEXT_VOICEMAN_05004_002830_DULIACHAI そうよあなた、忘れちゃったの? 最初にご挨拶していただいたじゃない。
304 300 TEXT_VOICEMAN_05004_002840_CHAINUZZ い、いや、多分あれは……そういうことでなくてな……。
305 301 TEXT_VOICEMAN_05004_002850_YSHTOLA では、ミスター・チャイ。 あなたはタロースの設計を進めておいてくださるかしら?
306 302 TEXT_VOICEMAN_05004_002860_YSHTOLA 頼むわよ、ダイダロス社の跡取りさん。
307 303 TEXT_VOICEMAN_05004_002870_RYNE 必ず、みなさんをお連れしますね。 ……いってきます!
308 304 TEXT_VOICEMAN_05004_002880_MYSTERYVOICE さて、そうなると私たちは、 設計の補佐ということになりそうだが……。
309 305 TEXT_VOICEMAN_05004_002890_MYSTERYVOICE あれ……あんた、どうして…………。
310 306 TEXT_VOICEMAN_05004_002900_MYSTERYVOICE ハッ
311 307 TEXT_VOICEMAN_05004_002910_MYSTERYVOICE すまない、寝ぼけていたようだ。
312 308 TEXT_VOICEMAN_05004_002920_MYSTERYVOICE どうも身体に力が入らなくなってね。 少し風にあたって休もうとしたのだが、眠ってしまったらしい。 ……申し訳ない。
313 309 TEXT_VOICEMAN_05004_002930_MYSTERYVOICE 前にも話したことがあったと思うが、 私はクリスタルタワーから離れると体調を崩すのだ。
314 310 TEXT_VOICEMAN_05004_002940_MYSTERYVOICE いや、これは体調と言っていいものか…… 私はすでに、人の身ではないのだから。
315 311 TEXT_VOICEMAN_05004_002950_MYSTERYVOICE まだ、クリスタリウムの街もなかったころ…… この世界を救う方法を考えていた私は、 どうあれ長い時間がかかると結論づけた。
316 312 TEXT_VOICEMAN_05004_002960_MYSTERYVOICE そこで、自身を塔の一部にすることで、果てない命を得たのだ。
317 313 TEXT_VOICEMAN_05004_002970_MYSTERYVOICE 今の私は、塔の端末でしかない。 だから、遠く離れていると不調をきたすというわけだ。
318 314 TEXT_VOICEMAN_05004_002980_MYSTERYVOICE ……ここまで、とても長かった。
319 315 TEXT_VOICEMAN_05004_002990_MYSTERYVOICE だが、あなた方のおかげで、終わりは近い。 やっと、願いが叶う……。
320 316 TEXT_VOICEMAN_05004_003000_MYSTERYVOICE タロースの準備は、つつがなく進んでいるだろうか?
321 317 TEXT_VOICEMAN_05004_003010_MYSTERYVOICE そうか、最後の休憩なのだな。 それなら……よければ少し、話さないか。
322 318 TEXT_VOICEMAN_05004_003020_MYSTERYVOICE あなたは、この戦いが終わったらどうする? 何かやりたいことは?
323 319 TEXT_VOICEMAN_05004_Q6_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
324 320 TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_001_NONE_VOICE まずは帝国との戦争を終わらせないと
325 321 TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_002_NONE_VOICE さらに強い敵に挑みに行きたい
326 322 TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_003_NONE_VOICE しばらくは、のんびりと過ごしたい
327 323 TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_004_NONE_VOICE …………
328 324 TEXT_VOICEMAN_05004_003030_MYSTERYVOICE 確かに、第八霊災の可能性を排除しても、 その戦争自体が止まるわけではないからな……。
329 325 TEXT_VOICEMAN_05004_003040_MYSTERYVOICE しかし、まったく淀みなく断言するとは。 こういう人を英雄と呼ぶのだと、何度でも思うよ。
330 326 TEXT_VOICEMAN_05004_003050_MYSTERYVOICE 大罪喰いだって、100年間、誰も敵わなかった相手だぞ? 本当に、あなたはとんでもない人だ!
331 327 TEXT_VOICEMAN_05004_003060_MYSTERYVOICE ああ、それはとてもいい。 このノルヴラントだって、散策のつもりで歩けば、 また違った味わいがあることだろう。
332 328 TEXT_VOICEMAN_05004_003070_MYSTERYVOICE ああいや、決まっていないなら、あとでゆっくり考えるといい。 私はただ、この立派な人は次に何をするのだろうと、 興味を抱いただけだ。
333 329 TEXT_VOICEMAN_05004_003080_MYSTERYVOICE きっと、どんな未来を選んでも、あなたなら平気だろう。 道を拓くだけの強さを持っているし、それに……
334 330 TEXT_VOICEMAN_05004_003090_MYSTERYVOICE あなたに助けられた人たちが、大勢いる。 彼らは決して、そのことを忘れない。
335 331 TEXT_VOICEMAN_05004_003100_MYSTERYVOICE あなたが困難を前にして、己の行いを無価値に感じたときには、 彼らが声を上げるだろう。 嬉しかった、優しさに救われた、今でも感謝していると。
336 332 TEXT_VOICEMAN_05004_003110_MYSTERYVOICE それらはいつか繋がって、あなたの歩んだ道を肯定する。 だから……大丈夫だ。
337 333 TEXT_VOICEMAN_05004_Q7_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
338 334 TEXT_VOICEMAN_05004_A7_000_001_NONE_VOICE 水晶公は、終わったら何をしたい?
339 335 TEXT_VOICEMAN_05004_A7_000_002_NONE_VOICE たまにはそっちのことも話せ
340 336 TEXT_VOICEMAN_05004_003120_MYSTERYVOICE これが終わったら……そうだな……。
341 337 TEXT_VOICEMAN_05004_003130_MYSTERYVOICE 私のこと……私の今後か……。
342 338 TEXT_VOICEMAN_05004_003140_MYSTERYVOICE ……以前、私には救いたい人がいると言っただろう?
343 339 TEXT_VOICEMAN_05004_003150_MYSTERYVOICE あの人は、今も生きている……が、 とても特別な事情があって、私は彼と正面から向き合えない。
344 340 TEXT_VOICEMAN_05004_003160_MYSTERYVOICE あの人は、今も生きている……が、 とても特別な事情があって、私は彼女と正面から向き合えない。
345 341 TEXT_VOICEMAN_05004_003170_MYSTERYVOICE それは仕方がないことだと、理解しているがね。 あの人は私にとって、いちばん憧れの英雄なんだ…… 叶うならば、気兼ねなく話がしたい。
346 342 TEXT_VOICEMAN_05004_003180_MYSTERYVOICE あちらが旅の話をしてくれたら、 私も、ノルヴラントを救うまでの話をしよう。
347 343 TEXT_VOICEMAN_05004_003190_MYSTERYVOICE 私もそれなりに尽力したつもりだが、 なんといっても、最終的に活躍したのはあなただ。 格好はつかないかもしれないな。
348 344 TEXT_VOICEMAN_05004_003200_MYSTERYVOICE そして……あの人に、次の旅についての計画を聞く。 そこに私も加わることになっていたら、どれほど嬉しいだろう。
349 345 TEXT_VOICEMAN_05004_003210_MYSTERYVOICE 大地を駆けて、海を渡り、ときには悠久の風に乗って空へ。 なんて眩しい、遥かな夢だ……。
350 346 TEXT_VOICEMAN_05004_003220_MYSTERYVOICE さて、何はともあれ、最後の決戦に勝たなくては。
351 347 TEXT_VOICEMAN_05004_003230_MYSTERYVOICE 必ず、すべてを成し遂げて見せる。 この手に託されてきた、人々の願いを叶えるために。
352 348 TEXT_VOICEMAN_05004_003240_MYSTERYVOICE ……希望を抱いて私を目覚めさせた、彼らのためにも。
353 349 TEXT_VOICEMAN_05004_003250_MYSTERYVOICE ありがとう、話せて楽しかった。 アミティーに戻るとしよう。
354 350 TEXT_VOICEMAN_05004_003260_YSHTOLA 水晶公から連絡がきたわ。 あちらの準備は万全、いつはじめてもいいそうよ。
355 351 TEXT_VOICEMAN_05004_003270_THANCRED 石材の方は、予定した量が準備できている。
356 352 TEXT_VOICEMAN_05004_003280_URIANGER 魔力を流し込む準備も、ご指示のとおりに。
357 353 TEXT_VOICEMAN_05004_003290_ALPHINAUD では、これで……!
358 354 TEXT_VOICEMAN_05004_003300_YSHTOLA タロースを起動するわ! 総員、ただちに配置につくように、誘導して頂戴。
359 355 TEXT_VOICEMAN_05004_003310_YSHTOLA ヴァウスリーを、居城ごと捕まえてやりましょう……!
360 356 TEXT_VOICEMAN_05004_003320_CHAINUZZ さあ来る、来るぞッ!
361 357 TEXT_VOICEMAN_05004_003330_CHAINUZZ いいぞいいぞ、最高だ! まだまだやるじゃないか私ぃ!
362 358 TEXT_VOICEMAN_05004_003340_CHAINUZZ お、おい、まずいぞ! 奴ら、手ばかり狙っているではないか! あそこが損傷したら、山に取りついていられなくなる!
363 359 TEXT_VOICEMAN_05004_003350_MYSTERYVOICE ……罪喰いにしては、いつになく利口な動きをする。 ヴァウスリーの指示だとしたら、脅威だな。
364 360 TEXT_VOICEMAN_05004_003360_MYSTERYVOICE 仕方ない、動ける仲間に連絡して、 罪喰いを地上に引きつけるとしよう。 どこまで効果があるかはわからないが……
365 361 TEXT_VOICEMAN_05004_003370_MYSTERYVOICE あれは……!
366 362 TEXT_VOICEMAN_05004_003380_FEOUL ひどい……ひどいのだわ! 私の若木は、やっぱり薄情者なのだわ!
367 363 TEXT_VOICEMAN_05004_003390_FEOUL 本当に困ったときには必ず呼んでと言ったのに、 いつまでも呼ばれないまま、決戦がはじまってしまうなんて!
368 364 TEXT_VOICEMAN_05004_003400_FEOUL 確かに妖精は、ヒトの思いどおりに動いたりしないわ。 ええ、ええ、私自らそんな話もしたのだわ。
369 365 TEXT_VOICEMAN_05004_003410_FEOUL でも、かわいい若木が泣きついてきたら、 考えなくもなかったのに! やっぱりひどい、ひどいのだわ……っ!
370 366 TEXT_VOICEMAN_05004_003420_FEOUL 私、とっても悲しいわ。 気晴らしに、たくさん遊んで頂戴ね。
371 367 TEXT_VOICEMAN_05004_Q8_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
372 368 TEXT_VOICEMAN_05004_A8_000_001_NONE_VOICE ありがとうティターニア……
373 369 TEXT_VOICEMAN_05004_A8_000_002_NONE_VOICE なんだか怒られてる気がする
374 370 TEXT_VOICEMAN_05004_003430_MYSTERYVOICE 予想外ではあるが、妖精王が力を貸してくれるならありがたい。 これでタロースも、しばらくの間は、 山に取りついていられるだろう。
375 371 TEXT_VOICEMAN_05004_003440_MYSTERYVOICE ヤ・シュトラたちにも、すぐ連絡をする。 ここより北、グルグ火山のふもとで合流し、 突入を開始してくれ!
376 372 TEXT_VOICEMAN_05004_003450_ALPHINAUD みんなのおかげで、やっとここまで辿りつけた。 ヴァウスリーは恐らく、この先だ……!
377 373 TEXT_VOICEMAN_05004_003460_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)愚かな……救いようのない反逆者どもメ……。 お前たちは自滅を望んでいるようなものだと、なぜわからなイ。
378 374 TEXT_VOICEMAN_05004_003470_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)その蛮行の果てに得られるのは、 生きるための、永劫終わりなき戦いのミ。
379 375 TEXT_VOICEMAN_05004_003480_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)対して、私にすべてを委ねれば、 争いの種は取り除かれるのだゾ?
380 376 TEXT_VOICEMAN_05004_003490_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)善も悪もない、生きる意味だの理由だのを探す必要もない、 不滅の楽園で幸せに暮らせるというのニ!
381 377 TEXT_VOICEMAN_05004_003500_ALPHINAUD 確かに、それもひとつの平和の形かもしれない。 そう認めたからこそ、私は君に、死を願わなかった。
382 378 TEXT_VOICEMAN_05004_003510_ALPHINAUD 過ちを正し、手段さえ改めれば、人の幸せを望む者同士…… ともに生きていけるのではないかと思ったのだ。
383 379 TEXT_VOICEMAN_05004_003520_ALPHINAUD だが、今となっては、君の言動は致命的に矛盾している。
384 380 TEXT_VOICEMAN_05004_003530_ALPHINAUD すべて人々のためだと言うなら、君は、 盾にしたユールモアの民を置いて逃げるべきじゃなかった。
385 381 TEXT_VOICEMAN_05004_003540_ALPHINAUD 君ひとりが生き延びれば再建できる楽園だというなら、 それは、民のためのものではない。 ……君が楽しいだけの、箱庭だ!
386 382 TEXT_VOICEMAN_05004_003550_RYNE ドン・ヴァウスリー。 私たちは……この世界の住民は、 あなたひとりの思いどおりになったりしません。
387 383 TEXT_VOICEMAN_05004_003560_RYNE 私には、未来を託してくれた、優しい人がいた。 彼女と約束したことを叶えたいから、 あなたのもとで眠っているわけにはいかないんです。
388 384 TEXT_VOICEMAN_05004_003570_RYNE ほかの人にだって…… 大事な思い出や、譲れない意見、護りたいものがありました。
389 385 TEXT_VOICEMAN_05004_003580_RYNE 私の、決して長いとは言えない旅でだって、 それがあふれるくらい伝わってきました……!
390 386 TEXT_VOICEMAN_05004_003590_RYNE みんながこの戦いに力を貸してくれたこと、 それがあなたへの答えです!
391 387 TEXT_VOICEMAN_05004_003600_RYNE あなたがどんなに力を持って、 その正義ですべてを押し潰そうとしても、 絶対に、私たちは抗います!
392 388 TEXT_VOICEMAN_05004_003610_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)……うるさい……うるさいうるさイッ! 反逆者の分際で、偉そうに語るナァァッ!
393 389 TEXT_VOICEMAN_05004_003620_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)お前たちが、誰にものを申しているカ…… どれほど身のほど知らずか、改めて教えてやろウ!
394 390 TEXT_VOICEMAN_05004_003630_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)目覚めし我が真の力で、お前たちを屠り、 その亡骸をもって、愚民どもにも知らしめるのダ!
395 391 TEXT_VOICEMAN_05004_003640_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)私こそが、人と罪喰いの頂点。 あまねく統べよと世界に望まれ、全能を授かりし者。
396 392 TEXT_VOICEMAN_05004_003650_VAUTHRY (-ヴァウスリー-)ゆえに、我が行いは一切が善、「イノセンス」と心得ヨ!
397 393 TEXT_VOICEMAN_05004_003660_YSHTOLA これは…… そう簡単に謁見は叶わないということかしらね。
398 394 TEXT_VOICEMAN_05004_003670_ALPHINAUD 標的は、大罪喰いでもある。 私たちが道を拓くから、君は先に進んでくれ。
399 395 TEXT_VOICEMAN_05004_003680_ALPHINAUD この戦いで、罪喰いとの決着をつけるんだッ!
400 396 TEXT_VOICEMAN_05004_003690_VAUTHRY な……ぜ……。 どうして……私が、地に伏して……。 間違っているのは……お前たちなのに……。
401 397 TEXT_VOICEMAN_05004_003700_VAUTHRY 父上だって、私に言った……。 お前が希望、お前が正しい、お前は新たな神になる……。
402 398 TEXT_VOICEMAN_05004_003710_VAUTHRY そのために、お前は…… 罪喰いと混ざって生まれてきたのだ……って。
403 399 TEXT_VOICEMAN_05004_003720_VAUTHRY 民衆も、私を讃えていたじゃないか……! 私がいれば、罪喰いを恐れることがないと、喜んでいた!
404 400 TEXT_VOICEMAN_05004_003730_VAUTHRY それが……あぁ……なんで! なんで、なんでなんだよ、お前たちもひれ伏せよ!
405 401 TEXT_VOICEMAN_05004_003740_VAUTHRY 早く、助けろ……私は……神だぞ…………
406 402 TEXT_VOICEMAN_05004_003750_ALPHINAUD ああ……空が……!
407 403 TEXT_VOICEMAN_05004_003760_OLDEULMOREMAYOR おのれ、頭の悪い愚民どもめ……! 私の的確な指示で、この街は護られたではないか!
408 404 TEXT_VOICEMAN_05004_003770_OLDEULMOREMAYOR それがなんだ、犠牲者の数が多すぎるだと!? ふざけるなッ!
409 405 TEXT_VOICEMAN_05004_003780_OLDEULMOREMAYOR さては、元首の座を狙う連中が、 よからぬ扇動をしているんじゃないか?
410 406 TEXT_VOICEMAN_05004_003790_OLDEULMOREMAYOR そうだ……そうに違いない……。 私は降りんぞ……絶対に……!
411 407 TEXT_VOICEMAN_05004_003800_EMETSELCH (-????-)骨が折れますな、ユールモアの偉大なる元首殿。 あなたは大変よくやっているのに、周りが馬鹿ばかりで困る。
412 408 TEXT_VOICEMAN_05004_003810_OLDEULMOREMAYOR だ、誰だお前は!? ここへの立ち入りは、禁止されているはずだぞ!
413 409 TEXT_VOICEMAN_05004_003820_EMETSELCH これは失敬……。 しかし、内密な提案がございまして。
414 410 TEXT_VOICEMAN_05004_003830_EMETSELCH 私は、あなたを支援したいのです。 そのために、お命じいただければ、 近隣にいる大罪喰いを捕らえて参りましょう。
415 411 TEXT_VOICEMAN_05004_003840_EMETSELCH そいつと、あなたの奥方様が宿している胎児を使って、 絶対の王を作るのです。 さすれば王の父として、あなたの立場も盤石となりましょう。
416 412 TEXT_VOICEMAN_05004_003850_OLDEULMOREMAYOR すばらしい、すばらしいぞ! 我が息子、ヴァウスリーにかかれば、 罪喰いがまるでペットか何かのようだ!
417 413 TEXT_VOICEMAN_05004_003860_OLDEULMOREMAYOR これで我が一族には、永遠の地位と名誉が約束された! 全世界を手中に収めるのも、時間の問題だな!
418 414 TEXT_VOICEMAN_05004_003870_EMETSELCH ええ、是非。 それによって、人は戦うことをやめ、進歩を捨て、 光とともに停滞に沈む……。
419 415 TEXT_VOICEMAN_05004_003880_EMETSELCH 実に結構でございます。 光に満ちた世界こそ、私どもの……アシエンの望みなれば。
420 416 TEXT_VOICEMAN_05004_003890_ALISAIE ちょっと、大丈夫なの!?ねえ!
421 417 TEXT_VOICEMAN_05004_003900_YSHTOLA まずいわ……ついに限界が……! このままじゃ、彼が罪喰いになってしまう……!
422 418 TEXT_VOICEMAN_05004_003910_YSHTOLA まずいわ……ついに限界が……! このままじゃ、彼女が罪喰いになってしまう……!
423 419 TEXT_VOICEMAN_05004_003920_YSHTOLA ウリエンジェ! 対策があるんでしょう、早く……!
424 420 TEXT_VOICEMAN_05004_003930_RYNE ああ……空にも光が……!
425 421 TEXT_VOICEMAN_05004_003940_MYSTERYVOICE 時は、来たれり。 すべての大罪喰いの力が、ひとところに集まった。
426 422 TEXT_VOICEMAN_05004_003950_MYSTERYVOICE その力……私がいただくぞ。
427 423 TEXT_VOICEMAN_05004_003960_ALISAIE 水晶公……!? あなた、何をするつもり!?
428 424 TEXT_VOICEMAN_05004_003970_MYSTERYVOICE っ……お前がたくわえた膨大な力をクリスタルタワーに送り、 私ごと、別の世界へ転移するのだ……!
429 425 TEXT_VOICEMAN_05004_003980_MYSTERYVOICE ほかにも世界があると知ったときから、 私はずっと、この瞬間を夢見てきた……。
430 426 TEXT_VOICEMAN_05004_003990_MYSTERYVOICE こんな壊れかけの世界に留まるより、 新天地で楽しく生きたい……当たり前だろう? そのために、お前を利用させてもらったのさ!
431 427 TEXT_VOICEMAN_05004_004000_RYNE そんな……! それじゃあ、こうなるとわかってて、わざと……!?
432 428 TEXT_VOICEMAN_05004_004010_ALISAIE 騙してたって言うなら、あの人を任せておけない! 引きはがすわよ!
433 429 TEXT_VOICEMAN_05004_004020_URIANGER 手を出してはなりませんッ!
434 430 TEXT_VOICEMAN_05004_004030_URIANGER お願いします……今、このときだけは…… 彼の決意を、ただ、見届けてほしい……。
435 431 TEXT_VOICEMAN_05004_004040_YSHTOLA ……ああ……なんてこと……。 ウリエンジェ、あなた、これをすべて知っていたのね……。
436 432 TEXT_VOICEMAN_05004_004050_YSHTOLA こんな乱暴な転移術は成功しない。 別の世界になんて、辿りつくことはない……。
437 433 TEXT_VOICEMAN_05004_004060_YSHTOLA 水晶公はそれをわかっていながら、 あの人には悟られまいと、嘘をついているんだわ……。
438 434 TEXT_VOICEMAN_05004_004070_ALPHINAUD それは……どういう……。
439 435 TEXT_VOICEMAN_05004_004080_YSHTOLA 彼からあふれた光の力を引き取って、 世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。
440 436 TEXT_VOICEMAN_05004_004090_YSHTOLA 彼女からあふれた光の力を引き取って、 世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。
441 437 TEXT_VOICEMAN_05004_004100_YSHTOLA 水晶公は、自分の命と引き換えに、 あの人もノルヴラントも救う気なのよ……!
442 438 TEXT_VOICEMAN_05004_004110_MYSTERYVOICE ……冒険の終わりに、英雄が集めてきたものを、 小悪党が少しばかりちょろまかす。
443 439 TEXT_VOICEMAN_05004_004120_MYSTERYVOICE それだけのこと、ありきたりなオチのひとつさ。
444 440 TEXT_VOICEMAN_05004_004130_MYSTERYVOICE あんたの物語はまだまだ続き、 いずれこれも、取るに足らない笑い話になるだろう。
445 441 TEXT_VOICEMAN_05004_004140_MYSTERYVOICE 名も知れぬ水晶公は、どこかの世界で、 明日も楽しく暮らしている。 だから……!
446 442 TEXT_VOICEMAN_05004_Q9_000_001_NONE_VOICE どうする?
447 443 TEXT_VOICEMAN_05004_A9_000_001_NONE_VOICE 何も言わない
448 444 TEXT_VOICEMAN_05004_A9_000_002_NONE_VOICE 彼の名前を呼ぶ
449 445 TEXT_VOICEMAN_05004_004150_MYSTERYVOICE 信じて この世界を救おうとしてくれてありがとう
450 446 TEXT_VOICEMAN_05004_004160_MYSTERYVOICE さようなら オレのいちばん憧れの英雄
451 447 TEXT_VOICEMAN_05004_004170_MYSTERYVOICE ……信じて この世界を救おうとしてくれてありがとう
452 448 TEXT_VOICEMAN_05004_004180_MYSTERYVOICE さようなら オレのいちばん憧れの英雄
453 449 TEXT_VOICEMAN_05004_004190_EMETSELCH ……クリスタルタワーを制御できるのは、 紅い眼を持つアラグの血族だけ。 そしてそれは、第一世界には存在しえないものだ。
454 450 TEXT_VOICEMAN_05004_004200_EMETSELCH その男が、世界と……恐らく時まで渡って、 何を大それたことを企んでいるのかと思ったが……
455 451 TEXT_VOICEMAN_05004_004210_EMETSELCH まさか、たかだかひとりの英雄様を救おうとしていたとは。 まったく、馬鹿すぎて恐れ入る。
456 452 TEXT_VOICEMAN_05004_004220_EMETSELCH だが、成就するのはお前の計画じゃない。 私たちの計画だ。
457 453 TEXT_VOICEMAN_05004_004230_THANCRED エメトセルク……お前……ッ!
458 454 TEXT_VOICEMAN_05004_004240_EMETSELCH おっと、動くなよ。 水晶公は、まだ息があるはずだ……が、 それもお前たち次第だぞ?
459 455 TEXT_VOICEMAN_05004_004250_EMETSELCH 残念だ……本当に……心底失望した。
460 456 TEXT_VOICEMAN_05004_004260_EMETSELCH お前なら、すべての光を取り込んでも平気かもしれない…… そう思っていたのに、なんだそのザマは? 化け物になりかけているじゃないか。
461 457 TEXT_VOICEMAN_05004_004270_EMETSELCH それじゃ、交渉する価値もない。 今の「なりそこない」の人類には、その程度が限界か。
462 458 TEXT_VOICEMAN_05004_Q10_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
463 459 TEXT_VOICEMAN_05004_A10_000_001_NONE_VOICE どういうつもりだ……!
464 460 TEXT_VOICEMAN_05004_A10_000_002_NONE_VOICE ヴァウスリーを造ったのもお前か
465 461 TEXT_VOICEMAN_05004_004280_EMETSELCH はぁ
466 462 TEXT_VOICEMAN_05004_004290_EMETSELCH 私はアシエンだぞ? 世界統合のために、あれこれ画策するのが仕事だ。
467 463 TEXT_VOICEMAN_05004_004300_EMETSELCH 第一世界においては、100年前、 当時の英雄たちを利用して光を高める策を、 同胞アログリフに授けた。
468 464 TEXT_VOICEMAN_05004_004310_EMETSELCH それで片がつかなかったので、 次の策として、ヴァウスリーを造りだしたわけだ。
469 465 TEXT_VOICEMAN_05004_004320_EMETSELCH ……が、それもお前たちの到来によって、展望がなくなった。
470 466 TEXT_VOICEMAN_05004_004330_ALPHINAUD 私たちに近づいてきた狙いは何だ……!
471 467 TEXT_VOICEMAN_05004_004340_EMETSELCH それについては、今まで散々話してきただろう? あれは本当だ、何ひとつ嘘はついていない。
472 468 TEXT_VOICEMAN_05004_004350_EMETSELCH お前たちは、私にとって裁定の材料だった。 今の人類の精神性や強さ、可能性を知るための。
473 469 TEXT_VOICEMAN_05004_004360_EMETSELCH だから興味があったのは事実、教えたことも事実。 結果によっては、味方として取り込むに値するとも思っていた。
474 470 TEXT_VOICEMAN_05004_004370_EMETSELCH ただし、合格の最低条件は、 こいつがすべての光を飲み込んだ上で、 それを自在に制御できるようになることだった。
475 471 TEXT_VOICEMAN_05004_004380_EMETSELCH それくらいでなければ、価値がない。 手を取るほどの強者とは、認められない。
476 472 TEXT_VOICEMAN_05004_004390_THANCRED つまり、俺たちは落第とみなされたと……。 ずいぶんと勝手な話だ。
477 473 TEXT_VOICEMAN_05004_004400_THANCRED だが、仮に合格していたとして、 俺たちがアシエンにつくとは限らなかっただろう。
478 474 TEXT_VOICEMAN_05004_004410_EMETSELCH そのときは、殺せばいい。 ため込まれた光が放出されて、少なくとも、 すべての罪喰いを倒す前の状態には戻せる。
479 475 TEXT_VOICEMAN_05004_004420_EMETSELCH だからこそ、光そのものを持ち去られちゃ困るんだ。 こいつの行動には、少しばかり焦らされた。
480 476 TEXT_VOICEMAN_05004_004430_EMETSELCH ふむ……まだ知性と姿は保ってるようだが、 中身はもうほとんど罪喰いみたいなものだな。
481 477 TEXT_VOICEMAN_05004_004440_EMETSELCH お前の意志はどうあれ、 これからは、いるだけで世界を光に包み込む。
482 478 TEXT_VOICEMAN_05004_004450_EMETSELCH 寄り添ってきた相手を罪喰いに変えるかもしれないし、 正常なエーテルを喰らいたくて、 無辜の人々を襲うようになるかもしれない。
483 479 TEXT_VOICEMAN_05004_004460_EMETSELCH そんなお前に、人類は立ち向かいもするだろう。 だが……その強さを目にして、すぐに絶望する!
484 480 TEXT_VOICEMAN_05004_004470_EMETSELCH 「勝てるわけがない……私たちはもうおしまいだ……。  人はもう、何をしても無駄なのだ!」
485 481 TEXT_VOICEMAN_05004_004480_EMETSELCH 皮肉だなぁ…… ヴァウスリーが幸福によって成し遂げようとしていた停滞を、 お前が、絶望によって成し遂げるんだ。
486 482 TEXT_VOICEMAN_05004_004490_EMETSELCH さて、お前がとっとと世界を蹂躙してくれることを願いながら、 私はそろそろ、おいとまするとしよう。
487 483 TEXT_VOICEMAN_05004_004500_ALPHINAUD 水晶公……ッ!
488 484 TEXT_VOICEMAN_05004_004510_EMETSELCH お前たちにつきあっても、 結局、何かが変わるほどの収穫は得られなかったんだ。 これくらいの土産はもらっていくさ。
489 485 TEXT_VOICEMAN_05004_004520_EMETSELCH なりそこないの人類から学ぶことがあるとは思わなかったが、 あいつが英雄様のために蓄えてきた知識と技術には、 大変興味がある。
490 486 TEXT_VOICEMAN_05004_004530_EMETSELCH ……本当に、哀れだな。
491 487 TEXT_VOICEMAN_05004_004540_EMETSELCH お前が仲間と思っている連中も、 そうなっては、もはや殺し合うしかない敵だ。
492 488 TEXT_VOICEMAN_05004_004550_EMETSELCH なまじ知性が残って、堪えがたくなったら、 私のもとに来るがいい。 せめて嗤って、すべてを見届けてやろう。
493 489 TEXT_VOICEMAN_05004_004560_EMETSELCH テンペストと呼ばれる、黒き海の底。 その暗がりに、私の根城がある……。
494 490 TEXT_VOICEMAN_05004_004570_EMETSELCH ではな、化け物…………。
495 491 TEXT_VOICEMAN_05004_004580_WARRIOROFDARKNESS ……ああ、目が覚めたのか。
496 492 TEXT_VOICEMAN_05004_Q11_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
497 493 TEXT_VOICEMAN_05004_A11_000_001_NONE_VOICE 今のは、夢……?
498 494 TEXT_VOICEMAN_05004_A11_000_002_NONE_VOICE あれからどうなった
499 495 TEXT_VOICEMAN_05004_004590_WARRIOROFDARKNESS 混乱してるのか、無理もない……。
500 496 TEXT_VOICEMAN_05004_004600_WARRIOROFDARKNESS 水晶公が拐われ、お前が倒れたあと、 エメトセルクはすぐに消え失せた。
501 497 TEXT_VOICEMAN_05004_004610_WARRIOROFDARKNESS それで、リーンがどうにかお前に応急処置を…… 光の暴走を止めようと試みたんだ。
502 498 TEXT_VOICEMAN_05004_004620_WARRIOROFDARKNESS その甲斐あって、今は多少安定してるだろうが、 原因を取り除けたわけじゃない。 お前の状態は、変わっちゃいないんだ。
503 499 TEXT_VOICEMAN_05004_004630_WARRIOROFDARKNESS これが、現実だ……。
504 500 TEXT_VOICEMAN_05004_004640_WARRIOROFDARKNESS ここやコルシア島だけじゃない。 ラケティカ大森林や、アム・アレーン、イル・メグ…… ノルヴラント全土が再び光に覆われている。
505 501 TEXT_VOICEMAN_05004_004650_WARRIOROFDARKNESS すべての大罪喰いの光を継いだ者…… お前がいるからだ。
506 502 TEXT_VOICEMAN_05004_004660_WARRIOROFDARKNESS もっとも、原因がお前にあると知っているのは、 あの場にいた仲間たちだけだ。
507 503 TEXT_VOICEMAN_05004_004670_WARRIOROFDARKNESS あいつらはお前をつれて下山したあと、 待っていた人々に、光が戻った原因は不明だと語った。
508 504 TEXT_VOICEMAN_05004_004680_WARRIOROFDARKNESS 今は、ノルヴラント中を飛び回って、 混乱をなだめながら、お前を救う方法を探してるらしい。
509 505 TEXT_VOICEMAN_05004_004690_WARRIOROFDARKNESS ……動けるなら、少し街をまわってきたらどうだ。 ここであれこれ考えてるよりは、落ち着くかもしれない。