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2026-03-02 23:57:13 -06:00
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ありのままを……くまなくね。"
50,"TEXT_LUCKMA206_03287_ALPHINAUD_000_011","まずは、この「樹梢の層」を……
中でも人の集う、商店の周りを見てみるのはどうかな。
積極的に声もかけて、ユールモアのことを学ぶんだ。"
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……頼んだよ、<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>。"
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丁寧に、焦らず……ゆっくりと。"
53,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_030","あら……?
見慣れないお顔だけれど、
もしかして新しくいらっしゃった方かしら?"
54,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_031","はじめまして、これからよろしくね。
……ところであなた、うちの使用人を見かけなかったかしら?
髪を束ねた、屈強な男の人よ。"
55,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_032","一緒にお買い物をしていたのだけれど、
私ったら、途中でハンカチを落としたことに気づいたの。
彼が探してきてくれるというから、待っているのだけれど……。"
56,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_033","やっぱり、ひとりで待つなんて心細いわ。
もしそれらしき人を見かけたら、
ハンカチはいいから戻ってきてと伝えてもらえるかしら?"
57,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_040","ハンカチは、この広間に入る前に、
廊下で落としたんじゃないかって思っているの。
彼も、そのあたりを探しているはずよ。"
58,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_050","た、助かった……!"
59,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_051","本当に、ありがとうございます。
あなたが通り掛からなかったら、どうなっていたことか。"
60,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_052","実は、大事な奥様のハンカチが、
風に飛ばされたのか、手すりの外側に引っかかっていて……
どうにか回収したものの、足を滑らせてしまったのです。"
61,"TEXT_LUCKMA206_03287_Q1_000_053","何か聞いてみよう……"
62,"TEXT_LUCKMA206_03287_A1_000_054","たかだかハンカチでは?"
63,"TEXT_LUCKMA206_03287_A1_000_055","雇い主のことがそんなに大事?"
64,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_056","とんでもない!
奥様の……主のものであれば、なんだって大事な宝です。"
65,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_057","それを失くしてしまうことで、奥様が一瞬でも悲しむなら、
私は何をしてでも、このハンカチを回収するでしょう。"
66,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_058","もちろんです!
今の私のすべてといっても過言ではありません!"
67,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_059","……私は最初、少し楽な暮らしがしたいという浅はかな理由で、
この街に入ってきました。"
68,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_060","しかし、ユールモアにあったのは富だけではなかった。
ここにはいかなる争いも持ち込まれず、
住民は互いを慈しみあっている……。"
69,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_061","奥様も、私に大変よくしてくださっています。
この時代に、こんな幸福な場所は、ほかにありません!"
70,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_062","……って、ちょっと熱く語りすぎましたね。
ごめんなさい、本当に幸せなもので、つい……。"
71,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_063","よければ、助けてくださったあなたのことを、
奥様に紹介させてください。
きっと、優しくねぎらってくださいます。"
72,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_064","えっ……!?
奥様が寂しがっていたので、私を探してくださったと!?"
73,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_065","ああ、なんという……!
急いで、ともに奥様のもとへ戻りましょう!"
74,"TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_070","もう、奥様のお傍を離れません!"
75,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_080","話は聞いたわ。
うちの使用人を助けてくださって、本当にありがとう。"
76,"TEXT_LUCKMA206_03287_Q2_000_081","何か聞いてみよう……"
77,"TEXT_LUCKMA206_03287_A2_000_082","あなたは素晴らしい主だそうで……?"
78,"TEXT_LUCKMA206_03287_A2_000_083","使用人のことが大事?"
79,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_084","あらあら、私なんてちっとも特別じゃないのよ。
労役市民たちのおかげで、日々暮らせるのだもの。
私たち自由市民はみんな、感謝しながら彼らに接しているわ。"
80,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_085","もちろん、家族のように思うわ!
そうでなくたって、彼のおかげで、日々暮らせているのだもの。
私たち自由市民はみんな、労役市民たちに感謝しているのよ。"
81,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_086","外では、身分が違うと偏見や対立も起こるのでしょうけど……
この街では、そんな寂しいことにならないように、
素晴らしい施策が行われているの。"
82,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_087","そのうちのひとつが、自由市民の財産放棄ね。
市民として登録される際に、個人の財産……
お金や利権、知識なんかを街に譲渡するの。"
83,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_100_087","代わりに、何不自由なく暮らせるくらいの金銭や物資が、
街から支給されるようになるわ。"
84,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_088","そうすることで、お金をやりくりする不安や、
他人と優劣をつけることから解放される。
もう、誰も傷つけあうことはないわ。"
85,"TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_089","……それじゃあ、私は彼と買い物の続きを楽しもうかしら。
ハンカチのお礼に、何かプレゼントしなくてはね。
伝言を頼まれてくれたあなたにも……はい!"
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4 0 TEXT_LUCKMA206_03287_SEQ_00 画家のアルフィノは、冒険者に伝えたいことがあるようだ。
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53 49 TEXT_LUCKMA206_03287_ALPHINAUD_000_010 ……それでは、君は街の中を見学してくるといい。 ありのままを……くまなくね。
54 50 TEXT_LUCKMA206_03287_ALPHINAUD_000_011 まずは、この「樹梢の層」を…… 中でも人の集う、商店の周りを見てみるのはどうかな。 積極的に声もかけて、ユールモアのことを学ぶんだ。
55 51 TEXT_LUCKMA206_03287_ALPHINAUD_000_012 ひととおり見学がおわったら、ここに戻ってきてほしい。 ……頼んだよ、<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>。
56 52 TEXT_LUCKMA206_03287_ALPHINAUD_000_020 さて、私は絵を描く支度をしなくてはね。 丁寧に、焦らず……ゆっくりと。
57 53 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_030 あら……? 見慣れないお顔だけれど、 もしかして新しくいらっしゃった方かしら?
58 54 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_031 はじめまして、これからよろしくね。 ……ところであなた、うちの使用人を見かけなかったかしら? 髪を束ねた、屈強な男の人よ。
59 55 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_032 一緒にお買い物をしていたのだけれど、 私ったら、途中でハンカチを落としたことに気づいたの。 彼が探してきてくれるというから、待っているのだけれど……。
60 56 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_033 やっぱり、ひとりで待つなんて心細いわ。 もしそれらしき人を見かけたら、 ハンカチはいいから戻ってきてと伝えてもらえるかしら?
61 57 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_040 ハンカチは、この広間に入る前に、 廊下で落としたんじゃないかって思っているの。 彼も、そのあたりを探しているはずよ。
62 58 TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_050 た、助かった……!
63 59 TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_051 本当に、ありがとうございます。 あなたが通り掛からなかったら、どうなっていたことか。
64 60 TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_052 実は、大事な奥様のハンカチが、 風に飛ばされたのか、手すりの外側に引っかかっていて…… どうにか回収したものの、足を滑らせてしまったのです。
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71 67 TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_059 ……私は最初、少し楽な暮らしがしたいという浅はかな理由で、 この街に入ってきました。
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73 69 TEXT_LUCKMA206_03287_EMPLOYEE03287_000_061 奥様も、私に大変よくしてくださっています。 この時代に、こんな幸福な場所は、ほかにありません!
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84 80 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_085 もちろん、家族のように思うわ! そうでなくたって、彼のおかげで、日々暮らせているのだもの。 私たち自由市民はみんな、労役市民たちに感謝しているのよ。
85 81 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_086 外では、身分が違うと偏見や対立も起こるのでしょうけど…… この街では、そんな寂しいことにならないように、 素晴らしい施策が行われているの。
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87 83 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_100_087 代わりに、何不自由なく暮らせるくらいの金銭や物資が、 街から支給されるようになるわ。
88 84 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_088 そうすることで、お金をやりくりする不安や、 他人と優劣をつけることから解放される。 もう、誰も傷つけあうことはないわ。
89 85 TEXT_LUCKMA206_03287_LADY03287_000_089 ……それじゃあ、私は彼と買い物の続きを楽しもうかしら。 ハンカチのお礼に、何かプレゼントしなくてはね。 伝言を頼まれてくれたあなたにも……はい!