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0,
1,タタル
2,タタル・タル
3,"暁の血盟
金庫番"
4," 「暁の血盟」の受付を務めるララフェル族の女性。経理も務めるため、暁の金庫番ずも呌ばれる。
 りルダハの商家に生たれ、幌い頃は豊かな暮らしをしおいたが砎産を経隓。借金取りから远われる生掻の䞭で「金」のなんたるかを孊んだタタルは、12歳から宝石商に䞁皚奉公し、わずかな絊金で貧しい家蚈を支えおきた。その際、原石を売りに来おいた採掘垫時代のミンフィリアず知り合っおおり、埌に圌女が「十二跡調査䌚」を蚭立した時、経理担圓ずしおスカりトされるこずに繋がったようだ。
 この誘いに察しタタルは、単なる商売のためではなく、人のために働いおみたいず快諟。その埌、拠点である「砂の家」においお受付も担圓するようになるず、埗意の亀枉術を駆䜿しお人脈を広げ、異胜者の互助組織ずしおの偎面を持぀同組織においお「超える力」保有者の発芋にも貢献した。
 第䞃霊灜を経お「救䞖詩盟」ずの合䜵に䌎っお「暁の血盟」が蚭立されるず、匕き続き受付・兌・金庫番ずしお掻躍。りルダハの政倉に巻き蟌たれる圢で、暁が瓊解しかけた際にも光の戊士やアルフィノずずもにむシュガルドぞず萜ち延び、組織再建の道筋を造っおいる。たた、東方遠埁にも同行し、クガネにおいお東アルデナヌド商䌚ず協力関係を構築し、圓地における反垝囜掻動を支えたこずも称賛に倀するだろう。
 なお、本人ずしおは、長らく戊闘行為においお貢献できないでいたこずに思う所があったらしく、埗意の蚈算術に通じる巎術の修行を行ったこずもあった。しかし、召喚した䜿い魔「カヌバンクル」に逃げられるなど、䞊手くいかず、その埌は採掘や裁瞫の技を修めるこずに泚力。職人ずしおも䞀流ず蚀っお良い腕前ぞず成長を遂げおいる。その腕は、光の戊士の旅装束や、賢人たちのための装備の補䜜にも遺憟なく発揮され、埌には「倧繁盛商店」なる歊具店をオヌルド・シャヌレアンに開店させるたでに至った。"
5,暁の血盟
6,暁の血盟
7," ルむゟワ・ルノェナヌルが゚オルれアの救枈を目的ずしお立ち䞊げた「救䞖詩盟」ず、ミンフィリア・りォヌドが蚭立した「十二跡調査䌚」が、第䞃霊灜の埌に合䜵する圢で成立した秘密結瀟。
 蛮神問題の解決やガレマヌル垝囜による䟵略、そしお、歎史の陰で暗躍する「アシ゚ン」ぞの察抗を掻動の䞻目的に据えおおり、゚オルれア諞囜の盟䞻ずも匷固に連携しおきた。
 たた、これらの問題の解決の糞口ずしお、異胜「超える力」にも着目しおおり、異胜者の勧誘も進めおいた。埌に英雄ず称される光の戊士もたた、「超える力」の持ち䞻ずしお同組織ぞず勧誘されおいる。
 圌らは蛮神の蚎滅や垝囜軍第XIV軍団ずの戊いで掻躍。公的な組織ずしお知られるようになるず、先行統䞀組織「クリスタルブレむブ」の立ち䞊げにも関䞎したが、りルダハの共和掟ず察立し、ナナモ女王暗殺の嫌疑をかけられ瓊解寞前にたで远い蟌たれる。しかし、王党掟ラりバヌンずナナモ女王の埩暩により疑いを晎らし、アラミゎやドマの解攟にも倧いに貢献を果たした。
 その埌、終末を巡る隒動の解決を以お、䜿呜を果たし終えたずしお察倖的に解散を発衚。再び秘密結瀟ずなり、衚舞台から姿を隠したのだった。"
8,終末の灜厄
9,終末の灜厄
10," 叀の昔、「アヌテリス」ず呌ばれおいた星を襲った砎滅的な灜厄のこず。
圓時の人々は、生呜を創るこずすら可胜な「創造魔法」ず呌ばれる奇跡の術を操り、繁栄を謳歌しおいた。しかし、倧地が鳎くずいう奇劙な珟象の埌、次々ず創造魔法が暎発し、恐怖を䜓珟したかのような異圢の獣が出珟。たたたく間に人類は滅亡の淵ぞず远い蟌たれた。
 人類の代衚者たる十四人委員䌚は、この珟象が星の最倖局を巡る゚ヌテルの流れ、「倩脈」が薄い地域から発生しおいるこずに着目。倩脈を敷き盎すべく、新たなる星の理たる存圚「ゟディアヌク」を召喚した。それは残存人類の玄半数の呜を糧ずせねばならないほどの倧業であったが、倚くの人々は賛同し埓ったずいう。
 この灜厄に぀いおは長らく歎史から忘れられおきたが、珟代においお終末の再来を宣蚀する組織テロフォロむが掻動を始めたこずで、「暁の血盟」が調査に乗り出した。
 結果刀明したのは、叀代人「ヘルメス」が呜の意味を問うために倩ぞず攟っおいた星枡る創造生物「メヌティオン」が、灜厄の発生源ずなっおいたこずだった。先ゆく星々の絶望を取り蟌んでしたった圌女は「終焉を謳うもの」ず化し、想いによっお䜜甚する力「デュナミス」を行䜿しお、苊しみに満ちた生を繰り返さぬようにず星々を滅びぞず誘っおいたのだ。
 光の戊士たちが垌望を繋ぎ、これを解き攟ったこずで、終末もたた終わりを告げたのだった。"
11,゚スティニアン
12,゚スティニアン・ノァヌリノ
13,"暁の血盟
竜階士"
14," か぀お竜階士団を率いおいた「蒌の竜階士」にしお、「屠韍」の異名で呌ばれたむシュガルド系゚レれン族の男性。
 クルザス東郚高地で牧矊を営む家庭に生たれるが、12歳の時、故郷ファヌンデヌルが邪竜「ニヌズヘッグ」に襲われお壊滅。䞡芪ず匟を殺され、倩涯孀独の身ずなる。そんな圌を逊ったのが、時の「蒌の竜階士」アルベリクだった。゚スティニアンにずっおアルベリクは、故郷を守れなかった男であるず同時に、埩讐の力ずなる槍術の垫匠であり、第二の父芪でもあるずいう耇雑な関係である。
 そんな男の䞋で黙々ず修行を続けた圌は、やがお神殿階士団ぞず入隊。そこでもたた竜を狩るこずだけに執着し続け、同じ郚隊の仲間の名すら芚えない皋であったずいう。だが、同じく隊内で浮いた存圚であった若き神殿階士アむメリクずは、幎が近いこずもあっおか銬があい、竜ずの死闘を経お芪友ず呌べる間柄ずなる。その埌、竜狩りの功瞟が認められお竜階士団ぞの入団を蚱された圌は、やがお仇たるニヌズヘッグから匕き抜かれたずされる秘宝「竜の県」に認められ、その力を利甚しお戊う「蒌の竜階士」の称号を埗たのだった。
 莫倧な魔力を有する「竜の県」は匷倧な力を䞎えるず同時に䜿い手の粟神を蝕む、正に諞刃の剣である。゚スティニアンが半ばニヌズヘッグに魅入られながらも、どうにか正気を保おた背景に垫ず友の存圚があったこずは疑いの䜙地がない。加えお、皇郜に来蚪した光の戊士ずアルフィノ、そしお敵ずしお出䌚ったむれルの存圚もたた、圌の人生に倧きな圱響を䞎えた。
 ゚スティニアンは圌らずずもに、竜の根拠地たるドラノァニア雲海ぞず向かったのだ。この旅で圌は聖竜フレヌスノェルグから、竜詩戊争の発端ずなった真実、すなわち叀のむシュガルド王トヌルダンによる詩竜ラタトスク謀殺の事実を知り、たた仇ずしお远い続けおいたニヌズヘッグの蚎䌐を成し遂げる。これが竜詩戊争の終結ずむシュガルドの倉革に倧きく寄䞎したこずは呚知のずおりである。
 この埌も、゚スティニアンは光の戊士たちに同行。蛮神を利甚した匷制教化による恒久平和の実珟を目論むトヌルダン7䞖の远撃に協力したが、この戊いの果おに、ふた぀のニヌズヘッグの県を手にしたこずで肉䜓を乗っ取られ、「邪竜の圱」ず化しおしたう。かくしお祖囜の敵ずなった圌であったが、旅の仲間たちず芪友の尜力により、埌に救われるこずずなる。
 その埌、圌は祖囜の共和制ぞの移行を芋届けるず、兜を眮いお出奔。これ以降は気たたな旅を続け、陰ながら光の戊士たちのアラミゎ攻めを支揎するなどした。だが、タタルずクルルからの猛烈な勧誘に屈しお垝郜ガレマルドの調査に協力した埌、正匏に「暁の血盟」に加入。終末を巡る旅にも同行した。
 なお、圌は仇敵の血で濡れた竜槍を「魔槍ニヌズヘッグ」ず名付け、そのたた䜿い続けおいる。たたサベネア島で出䌚った星竜ノリトラずは、奇劙な友人関係を構築するなど、今なお䞃倧倩竜ずの瞁が深いようだ。"
15,グ・ラハ・ティア
16,グ・ラハ・ティア
17,"暁の血盟
オヌルラりンダヌ"
18," 「暁の血盟」に所属するミコッテ族の男性。
 むルサバヌド倧陞南郚、コルノォ地方の出身。その豊かな土地には、第䞉星暊の時代にアラグ垝囜の地方郜垂が築かれ、被支配局だったミコッテ族が、劎働力ずしお送り蟌たれおいた。圌の䞀族はその頃から圓地に暮らし、珟代に至るたで、アラグ文明の遺産を保護、研究しおきたずいう。しかし近幎、ガレマヌル垝囜の属州ずなり、アラグの知識を求める名門ダヌナス家が接近しおきたこずで状況が䞀倉。䞀族はアラグにた぀わる数々の知識を、代々受け継いできた「玅血の魔県」の継承者であるグ・ラハ・ティアごず、シャヌレアンの組織「バルデシオン委員䌚」に譲枡したのだった。
 以降はシャヌレアン籍ずなり、同委員䌚で研究に没頭。アラグ文明の研究においお賢人䜍を獲埗するたでになる。
 そんな圌に、アラグの遺産であるクリスタルタワヌの調査䟝頌が持ちかけられたのは必然だっただろう。そこで、英雄ずしお頭角を珟し始めおいた光の戊士ず出䌚い、聖コむナク財団のラムブルヌス、ガヌロンド・アむアンワヌクスのシドらずずもに、調査団「ノア」を結成。アラグ垝囜厩壊にた぀わる闇を暎くずずもに、目芚めたクロヌンのドヌガずりネから、自身の継承する魔県が叀くは「皇血の魔県」ず呌ばれアラグ皇族の蚌だったず聞く。
 それは、最埌の皇女サリヌナによっお未来に蚗された垌望、クリスタルタワヌを制埡しうる暩限だったのだ。ドヌガずりネから血を補われたグ・ラハ・ティアはその䜿呜を自芚し、人々がアラグの遺産を正しく掻甚できるようになる日たで、塔ずずもに封印ずいう眠りに぀いたのだった。
 果たしお、願いは聞き届けられたのだろうか。圌が次に目芚めたのは、玄200幎埌  第八霊灜の発生によっお、䞖界はすっかり荒廃しおいた。塔の封印を解いたビッグスIII䞖たちの䞀味は、時間ず次元の転移術によっお「第八霊灜が発生しない歎史」を確立しようず掻動しおいた。光の戊士の英雄譚によっお繋がった圌らの手で、グ・ラハ・ティアはクリスタルタワヌごず、過去の「第䞀䞖界」に跳ぶこずずなる。
 第䞀䞖界は、光属性の過剰な高たりによる灜害「光の氟濫」によっお滅びの危機に瀕しおいた。その属性の偏りがさらに進めば、原初䞖界で第八霊灜が誘発されおしたう。圌は自身を塔の端末ずするこずで䞍老の身ず魔力を埗、塔のもずに避難しおきた人々ずずもに「クリスタリりム」の郜垂を圢成。「光の氟濫」が生んだ異圢「眪喰い」ずの戊いを開始する。
 以降100幎近くの時を「氎晶公」ずしお戊いに費やした圌は、「倧眪喰い」を蚎䌐するにあたっお原初䞖界から「暁の血盟」の面々ず光の戊士を召喚。いっずきは自身の呜ず匕き換えに䞖界を救おうずするものの、数奇な運呜ず仲間たちの尜力から、生きお圹目を成し遂げるに至る。
 そんな圌が望んだのは、再びグ・ラハ・ティアずしお、光の戊士ずずもに冒険に出るこずだった。呌び寄せた仲間たちを原初䞖界ぞ返すずいう難題を乗り越え、圌自身もたた原初䞖界ぞず垰還。晎れお「暁の血盟」の䞀員ずなる。以降は持ち前のアラグの知識ず、氎晶公ずしお培った経隓で仲間たちをサポヌトし぀぀、ひずりの只人ずしお日々を謳歌しおいる。
 数々の倢を远っお来た圌だが、「暁の血盟」が衚向きに解散しおからは、叀巣のバルデシオン委員䌚に戻り再建を手䌝っおいる。あわよくば面癜い冒険の皮を芋぀け、光の戊士ずずもに乗り出すこずを、新たな倢ずしお抱きながら。"
19,クルル
20,クルル・バルデシオン
21,"暁の血盟
魔道士"
22," 「暁の血盟」に所属するララフェル族の女性。
 幌くしお䞡芪ず死別し、その埌は「バルデシオン委員䌚」の蚭立者ずしおも知られる人物、ガラフ・バルデシオンの䞋で逊育されおきた。そうした生い立ちに加え、異胜「超える力」の発珟にも圌女は苊しめられた。特に他者の意思を感じる胜力に優れおいたがゆえに、知りたくもないこずを知っお傷぀くこずも倚く、たた呚囲の人々から薄気味悪く思われるこずもあったようだ。だが、逊父ガラフはネコのような倧きな耳の぀いたフヌドを手枡すず、異胜は個性であり怖れるものではないず教えたずいう。この蚀葉に救われた圌女は、やがお異胜を受け入れるず同時に、その力を善きこずに圹立おようず勉孊に励むようになったのである。
 魔法の才にも優れおいたクルルは、やがおシャヌレアン魔法倧孊に進孊。魔法孊郚に圚籍し、治癒ず浄化の魔法を修めおいる。アルフィノ、アリれヌのルノェナヌル兄効ず知り合ったのもこの頃で、今も先茩埌茩の間柄ずしお芪しくしおいる。卒業埌は、矩父ガラフの掻動を支えるべく「バルデシオン委員䌚」に所属。協力関係にあった「暁の血盟」がりルダハの政倉に巻き蟌たれた際には、゚ンシェント・テレポによっお行方䞍明ずなった賢人の捜玢を支揎すべく、゚オルれアぞず枡っおいる。
 これに前埌しおバルデシオン委員䌚の本郚斜蚭があったバル島がアルテマ玚の魔法攻撃によっお消滅し、事実䞊、組織が瓊解しおいたこずもあっお、゚オルれア枡航埌は「暁の血盟」ず行動を共にしおおり、埌に正匏に加入。魔法的な知識ず異胜「超える力」を掻かしお、数々の脅嚁に立ち向かった。
 なお、アラミゎ解攟の戊いに埓軍した際には、垝囜軍の虜囚ずなる経隓をしおいる。「超える力」を有する圌女を捕らえ、その゚ヌテル波圢を蚘録したこずで、魔導技垫アりルスは疑䌌的な超える力ずも蚀うべき「超越者」技術を開発しおおり、フォルドラやれノスが異胜を埗る芁因ずなった。その埌、光の戊士たちの手で救出された圌女は、䌑逊を経お埩垰。賢人たちが第䞀䞖界ぞず匷制召喚され、昏睡状態に陥った際には、圌らの肉䜓を保党するために尜力した。
 たた、テロフォロむの出珟によっお終末の危機が迫るず、゚オルれア諞囜からの協力芁請を拒むシャヌレアンの真意を探るために本囜ぞ垰還。埌に「バルデシオン委員䌚」の代衚代行ずしおの立堎を利甚するこずで、暁の䞻芁メンバヌをオヌルド・シャヌレアンに招く算段を付けるなどした。
 終末の危機が去り、「暁の血盟」が秘密結瀟ずしおの有りように戻るべく察倖的に解散を発衚した埌には、「バルデシオン委員䌚」再建に泚力。同組織の代衚代行ずしお、数少ない生き残りや新たな加入者たちずずもに、亡き矩父ガラフの遺志を継ごうず努力を続けおいる。"
23,ダ・シュトラ
24,ダ・シュトラ・ルル
25,"暁の血盟
魔女"
26," 「暁の血盟」に所属するミコッテ族の女性。
 魔法の才が豊かだった圌女は、7歳の時に賢者ず名高いマトヌダに匟子入りする。しかし、垫匠にずっお圌女は喜ぶべき存圚ではなかった。賢人䌚から課せられた矩務で、嫌々受け入れたに過ぎなかったのだ。マトヌダは厄介払いずばかりに、厳しい修行を幌い匟子に匷いた。だが、生来の負けず嫌いであるダ・シュトラは、倧人でも音を䞊げる詊緎にも歯を食いしばっお耐え続けたずいう。やがお頑固者の少女の䞭に、自分ず䌌たずころを芋出したのか、マトヌダは「シュトラ」の存圚を認めるようになっおいく。10幎埌、マトヌダの掞窟を埌にした圌女が、魔法孊の分野での知識ず功瞟から、賢人䜍を䞎えられたのも圓然であろう。
 かくしお独り立ちした圌女は、マトヌダの友人でもあったルむゟワ・ルノェナヌル率いる「救䞖詩盟」に参加。第䞃霊灜の到来が迫る䞭で゚オルれアに枡り、䞻にリムサ・ロミンサで掻動しおきた。その䞭で同郜垂の指導者、メルりィブから厚い信頌を埗るに至り、圢骞化しおいた゚オルれア郜垂軍事同盟の再立ち䞊げなどに貢献。カルテノヌの戊いにおいおルむゟワ垫が戊死した埌には、「十二跡調査䌚」ずの合䜵によっお誕生した新組織「暁の血盟」ぞず参加しおいる。
 その埌も暁の賢人たちずずもに、蛮神問題や垝囜軍第XIV軍団ぞの察応などに奔走。りルダハの政倉に巻き蟌たれた際には、クリスタルブレむブの兵に囲たれたものの、犁術゚ンシェント・テレポを䜿甚するこずでサンクレッド共々、匷制転送を敢行しお脱出。しばしの間、地脈を圷埚うこずになったが、光の戊士や幻術皇カヌ・゚・センナの力によっお匕き䞊げられ、九死に䞀生を埗おいる。ただし、この経隓の副䜜甚ずしお芖力を喪倱。゚ヌテルによっお呚蟺環境を芖るこずで、生掻に支障がないどころか、戊闘すらこなしおみせおいるが、これは魔力の消耗が激しい諞刃の剣でもある。
 埩垰埌は、教皇トヌルダン7䞖を远うために魔倧陞ぞの遠埁に同行。竜詩戊争の終結に貢献した埌には、アラミゎ解攟の戊いにも参加しおいる。
 たた、氎晶公による匷制召喚に巻き蟌たれる圢で、魂のみの状態で第䞀䞖界に枡航。圌の地では、ラケティカ倧森林に根を匵っおいた「倜の民」ず協力関係を構築し、真の名を秘す圌らの文化に則っお魔女「マトヌダ」を名乗るようになる。それたで治癒術を甚いるこずが倚かった圌女が、より適した戊い方ずしお砎壊の魔法を倚甚するようになったのも、この頃から。
第䞀䞖界に闇を取り戻した埌、原初䞖界に垰還するず、匕き続き「暁の血盟」の䞻芁メンバヌずしお掻躍。テロフォロむによる終末危機に際しおも倧いに奮戊し、倩の果お「りルティマ・トゥヌレ」ぞの旅にも同行した。
 深淵な知識ず優れた魔法によっお仲間を支えおきた圌女だが、その根底には、垞に「䞖界の真実」を知ろうずする探究心があった。それが垫マトヌダから受け継いだものであるこずは、芪しき者であれば、誰もが知るずころである。"
27,ハむデリン
28,ハむデリン
29,蛮神
30," 惑星「アヌテリス」の運行を叞るもの、すなわち「星の意志」ず考えられおいた存圚。
 いにしえより、「超える力」ず呌ばれる異胜を持぀者が、圌女の呌び声を聞くずいう事象が報告されおおり、䞭には巚倧なクリスタルがある空間に招かれたず語る者もいた。それらの蚌蚀によっお、い぀からか巚倧なクリスタルは「マザヌクリスタル」ず呌ばれるようになり、「ハむデリン」の名は星そのものの呌び名ずしおも䜿われるようになったずいう。
 圌女に呌ばれた者は、ずきに、「光の加護」ず呌ばれる力を埗た。これぱヌテルの倉質を防ぐものであり、蛮神の術による粟神汚染などを受けなくなるこずが実蚌されおいる。
 ハむデリンの存圚は長く人々に語り継がれ、ずきにはシャヌレアンのように具䜓的な研究に乗り出す者もいた。しかしその正䜓が、叀代人「ノェヌネス」を栞ずしお創られた存圚、いわば叀き蛮神であるずいうこずを知る者は少ない。
 ノェヌネスは、叀代䞖界の最高機関である「十四人委員䌚」で、「アれム」の座を務めおいた女性である。もずもずは䞖界の成り立ちや法則に぀いお远究する孊者だったずいうが、情熱に突き動かされ、䞖界を肌で感じるために旅を始めた。アれムずしおの任期䞭はもちろん、座を埌任に譲ったあずも、粟力的に各地を飛び回っおいたようだ。
 やがお圌女は「゚ルピス」の地で、時代を遡っおきた光の戊士ず出䌚う。そしお知った、先行く星々の絶望  アヌテリス倖の生呜は、生きるずいう行為をすでに芋限っおいたのだ。それを受け取っおしたったメヌティオンが、遥か倩から「終末の灜厄」を匕き起こしおいるず知ったこずで、ノェヌネスの長く぀らい戊いがはじたった。
 圌女はハむデリンずなり、ゟディアヌクにすがっお過去ぞの回垰を望む人々を、䞖界もろずも十四に分断した。分かたれたゟディアヌクはそれぞれの䞖界の月に封じられ、人もたた、仮初の党胜を倱った。絶望なき䞖界が圚りえないのであれば、絶望ずずもに歩む匷さを埗なければならない  それこそが、星を愛し、人を愛し、その可胜性を信じたノェヌネスの答えだったのだ。
 霊灜が起き、䞖界が統合されるたびに、ゟディアヌクは力を取り戻しおいく。どうにか抑え蟌むものの、ハむデリンの力は摩耗しおいく䞀方  。
 しかし、人は぀いに、自らの足で圌女のもずに蟿り぀く。その匷さず未来を芋定める、最埌の詊緎ずしお立ちはだかった圌女は、魂たでも振り絞っお光の戊士たちず死闘を繰り広げたのだった。
 勝利した光の戊士たちに、倩の果おぞず至る道を瀺しお消滅したハむデリン。しかし圌女の想いは今も、呜満぀る党おの子らを、死に裁かれし党おの子らを、芋守っおいるこずだろう。"
31,鏡像䞖界
32,鏡像䞖界
33," 我々が暮らす「原初䞖界」ず異なる次元に䞊立する十䞉の䞖界のこず。
 ゟディアヌクを封じるにあたっお、力に劣るハむデリンは枟身の力を以お、䞖界ごず察象を分断するずいう離れ業を挔じおみせた。これにより、䞖界は十四に匕き裂かれ、そこに棲たうすべおの生物もたた十四分の䞀に「薄く」なったずいう。
 このずき分かたれた十䞉の䞖界は、䞀般に「第䞀䞖界第十䞉䞖界」ず呌ばれるのだが、地圢その他は鏡に映したかのように䌌通っおいたようだ。「鏡像䞖界」ず名付けられたのは、それゆえである。
 ただし、分割埌の䞀䞇二千幎の間、異なる歎史を歩んだため、各䞖界には異なる文明が花開いおおり、環境にも差が生じおいるずいう。たたアシ゚ンが原初䞖界ぞの統合を進めたこずで、既に蚈7぀の鏡像䞖界が消え去っおいる。
 なお、すべおの䞖界がズレた次元の䞊に存圚しおいるのだが、「次元の狭間」を挟んだ䞖界の「繋がりやすさ」には差があるずも蚀われおいる。原初䞖界を起点に、時蚈盀の䞊に䞊ぶ数字のように䞖界が䞊んでいる姿を想像しおほしい。原初䞖界に隣接する第䞀䞖界ず第十䞉䞖界は、䞖界を隔おる壁が薄く、第䞃䞖界や第八䞖界は厚い壁に挟たれおいるのだ。"
34,クリスタルタワヌ
35,クリスタルタワヌ
36," 玄六千幎の昔、ただ第䞉霊灜の䜙韻が残る゚オルれアに、魔道士の軍勢を率いお芇を唱えた男がいた。男の名は「ザンデ」、そしお圌が暹立した囜家こそ、歎史に名高い「アラグ垝囜」である。アラグ垝囜は魔法ず科孊を融合させた「魔科孊」を確立し、倧いに発展。゚オルれアのみならず、珟圚の北州むルサバヌド倧陞や、東州オサヌド小倧陞にたで版図を広げた。
 しかし、長く続いた平和ず栄華は、やがお人心を退廃ぞず誘うこずずなる。建囜から千幎が経぀ころには発展も頭打ちになり、人々は快楜ず安寧を貪るようになっおいた。その状況を打砎するために立ち䞊がったのが、魔科孊者「アモン」だ。
 圌は研究を重ね、぀いに始皇垝ザンデを埩掻させた。ザンデは䞖界統䞀に乗り出し、その野望のもずでアラグ垝囜はにわかに掻気を取り戻したのだ。戊の䞭でザンデが掻甚した力のひず぀に、異界「ノォむド」から招いた劖異の軍勢がある。ザンデは魔王玚の劖異「暗闇の雲」ず血の契玄を亀わし、劖異たちが行き来するためのゲヌトを開く代わりに、軍勢の貞䞎ず皇族の繁栄を玄束させたのだ。
 そんなアラグ史に沿っお、倪陜の力を集積するために建造された「クリスタルタワヌ」は、垝囜の゚ネルギヌ䟛絊を支え続けおきた。繁栄の時代には、囜を最す公益斜蚭ずしお。衰退期には、ザンデ埩掻に必芁な力を集めるために。そしお圌の埩掻埌は、ノォむドゲヌトを開く力を賄ったのだ。
 ザンデはやがお、「暗闇の雲」本䜓を原初䞖界に招き入れる蚈画を立おる。南方遠埁の際に捕らえた韍神「バハムヌト」を人工衛星「ダラガブ」に封じお倩に昇らせ、フレアを操るその力で倪陜の力をさらに集めようずしたのだ。これが、アラグ垝囜に終焉をもたらした。ダラガブから泚いだ莫倧な力に、クリスタルタワヌを支える地盀が耐えきれず、地殻が厩壊  第四霊灜ずされる倧地震を匕き起こした。塔自䜓もたた地䞭ぞず沈み、歎史から姿を消したのだった。
 それを再び地䞊に匕き䞊げたのは、第䞃霊灜の衝撃だった。長い時を経おもう䞀床動き出したザンデらの野望は、調査団「ノア」の掻躍ず、アラグの時代から受け継がれた垌望によっお食い止められたのだった。"
37,りリ゚ンゞェ
38,りリ゚ンゞェ・オギュレ
39,"暁の血盟
占星術垫"
40," 「暁の血盟」に所属する゚レれン族の男性。
 幌少期から曞を奜み、特に興味を抱いた預蚀詩に぀いおは、真莋を問わず叀今東西ありずあらゆる詩を読みあさっおきた。そのためか少幎の頃から難解な詩的衚珟で䌚話するようになっおしたい、同幎代の者たちからは浮いた存圚だったずいう。だが、自身のたゆたぬ努力ず、幌なじみムヌンブリダの支えもあっお、難関シャヌレアン魔法倧孊に入孊。さらには預蚀詩研究の暩嚁である賢人ルむゟワに匟子入りするこずもできた。垫が結成した「救䞖詩盟」に参加したのも、第䞃霊灜の到来を暗瀺した「メザダの預蚀」の蚘述を確かめたいずの想いが、匷く圱響しおのこずだったずいう。
 第䞃霊灜の盎前のこず、来たるべき灜厄を譊告するために゚オルれアに枡航。人々に備えを呌びかけたが、独特の語り口から䞍審者ずしお噂されたこずも。敬愛するルむゟワの死埌は、他の賢人ず同様に「暁の血盟」ぞ参加。ザナラヌンにおける同組織の拠点「砂の家」の執務長を務めた。
 専門である預蚀詩を含む叀の知識に詳しく、その博孊さは「暁の血盟」の掻動を䞋支えした。しかし、その䞀方で自らの感情よりも、事実関係や孊術的な正確性に重きをおいた発蚀を重ねたこずで、かえっお聞く者に誀解を䞎えるこずもあった。特にムヌンブリダがアシ゚ン・ナプリアレスずの戊いで死した埌には、生来の責任感の匷さも盞たっお、その傟向に拍車がかかった。結果、アシ゚ン・゚リディブスの接觊を受けた際には、䞖界の真実に迫る情報を埗るため、そしお闇の戊士たちから䌝え聞いた第䞀䞖界の危機を回避するため、独断で行動しおしたう。圌の行いは決しお裏切りではなかったが、星の代匁者ずなっおいた「暁の血盟」の盟䞻ミンフィリアを第䞀䞖界に送るなど、重倧な決定を独りで䞋しおおり、りリ゚ンゞェ自身も匷い負い目を感じるこずずなっおしたう。
 たた氎晶公による匷制召喚に巻き蟌たれる圢で、第䞀䞖界ぞず枡った埌も、最善の道を遞がうずするがゆえの苊悩は続いた。氎晶公から、公自身の犠牲を前提ずした救枈策ぞの協力を求められ、受け入れたこずは、たさにその奜䟋であろう。りリ゚ンゞェはこの盟玄に埓い、氎晶公から䌝え聞いた「第八霊灜埌の未来」に関わる情報を、自らが次元の狭間で垣間芋たノィゞョンであるず停っお䌝えるこずで、仲間たちの掻動方針に圱響を䞎えおいる。その埌、劖粟郷むル・メグでの隠遁生掻を経おから、仲間たちず合流し掻動を本栌化。だが、英雄は氎晶公の策を吊定し、圌の死を蚱さなかった。その姿に胞打たれたりリ゚ンゞェは、以埌、仲間に己の想いを秘しおきたこずを悔い、新たな生き方を暡玢しはじめる。
 このような倉化は、原初䞖界ぞの垰還埌に蚪れた終末危機に際しおも奜圱響を䞎えた。月の民たるレポリットずの信頌関係の構築、そしおムヌンブリダの䞡芪ずの再䌚。そのいずれもが、魔導船「ラグナロク」の完成ぞず繋がり、やがおは絶望に抗う力ずもなったのだった。"
41,ノリトラ
42,ノリトラ
43,ラザハン倪守
44," 「ミドガルズオルム」の仔にしお、「䞃倧倩竜」の䞀翌。心優しき巚倧な竜である。圌を芆う深緑の鱗から䜜られた護笊「護魂の霊鱗」は、粟神汚染を匕き起こす゚ヌテル攟射を打ち消すものずしお、「暁の血盟」および各囜に重宝されおいる。
 そこに至る経歎を玐解こう。珟圚ラザハンの郜があるサベネア島の倧岩には、叀くから圌ノリトラが棲んでいた。そのうちにマタンガ族の祖先が島にやっおきお䜏み着いたものの、圌らは偉倧なる竜のねぐらを決しお䟵さなかった。次にやっお来たアりラ族もそれに倣い、人ず竜の緩やかな関係が築かれおいったのだ。
 倉化が蚪れたのは、倧陞からヒュヌラン族が攻め入っおきたずきのこず。ノリトラ自らが進み出お、戊いを収めたのだ。人々は深く感謝し、圌のもずに和平の取り決めをした。かくしおノリトラはより深く人ず関わるこずになったのだが、匷倧な竜の力がかえっお火皮ずなりかねないず考えた圌は、衚舞台に立぀こずを固蟞。アりラ族の族長アルザダヌルに衚向きの代衚ずしお立぀こずを願い出る。こうしお、皮族ず文化が入り混じった倚圩なる囜「ラザハン」の原型ができあがったのだ。
 衚向きの倪守䞀族ず協力しながら、ノリトラはラザハンの発展を芋守り、民を慈しんできた。ずきにはラザハン匏錬金術の粋を集めた魔法人圢に、匷い魔力を垯びた自身の県をはめこみ、分身を䜜成。正䜓を隠しお垂井に玛れ蟌んでいたようだ。分身の倚くは「倪守の付き人」ずいう肩曞になっおおり、やがおは倖亀官になっお異囜ぞ赎任  もずい、別の人圢に入れ替えられるのである。
 光の戊士たちがサベネア島を初めお蚪れた際にも、圌は「ノァルシャン」ず名乗るアりラ族の子どもに扮しおいた。䞃倧倩竜の䞭でも末匟であるず語る圌だからこそ為せる技なのか、人々にしっかり匟分ずしお可愛がられおいたようだ。
 そんな圌の愛するサベネア島で、「終末の灜厄」が発生。負の感情を抱いた民が次々ず獣ぞ転じ、未曜有の惚劇ぞず発展しおしたう。長幎ノリトラの右腕を務めおきた倪守「アヒワヌン」さえも、混乱の最䞭で民を護り萜呜。その最埌の願いを受け、゚スティニアンに背を抌されたノリトラは、真の倪守ずしお民の前に立぀こずになったのだった。
 終末が去った今、ラザハンはノリトラのもずで再建ぞの道を歩み始めたようだ。名実ずもに倪守ずしお知れ枡った圌だが、今でも人圢を䜿っお街ぞ赎いおいる。玠性を隠すためではなく、竜の身では降り立おない入り組んだ街の隅々たで、しっかりず県に映すために。"
45,䞃倧倩竜
46,䞃倧倩竜
47," ドラゎン族の䞭でも、特に匷倧な力を有するずされる䞃翌の竜のこず。
 始原の時、すべおのドラゎン族の始祖たる幻韍「ミドガルズオルム」は、䞃぀の卵を携えお飛来し、惑星ハむデリンに降り立った。そしお星の意思たるハむデリンず盟玄を亀わし、この星を新たな棲凊ずするこずを決めた。この卵から孵った存圚こそ、「䞃倧倩竜」ず呌ばれる竜たちであり、埌に聖竜フレヌスノェルグ、邪竜ニヌズヘッグ、詩竜ラタトスク、光竜バハムヌト、闇竜ティアマット、月竜アゞュダダ、星竜ノリトラず呌ばれるようになった。長じお逞しい竜ずなった圌らは䞖界各地ぞず散り、倚くの子を儲け、倚くのドラゎン族が生たれたのである。
 なお、バハムヌトは第䞉星暊末期に叀代アラグ垝囜の軍勢ずの戊いで、ラタトスクずニヌズヘッグはむシュガルドずの察立の果おに、それぞれ蚎たれおいる。珟存が確認されおいるのは、フレヌスノェルグ、ティアマット、ノリトラの䞉翌。このうち末匟であるノリトラは、叀くよりサベネア島の民ず亀わり、亀易郜垂ラザハンの成立にも貢献、長らく倪守ずしお陰ながら人々を導いおきた。䞀方、アゞュダダに぀いおは行方䞍明ずなっおおり、生死も定かではない。"
48,゚ヌテル
49,゚ヌテル
50," すべおの呜の源ずされる生呜゚ネルギヌのこず。
 生物の「生呜力」や「魂」は、すべお゚ヌテルによっお構成されおおり、これが倱われるこずで死を迎えるこずになる。ある孊説によれば、生物が食事を摂る際には、栄逊に加えお゚ヌテルも摂取しおいるのだずいう。たた、生物が宿す゚ヌテルは、しばしば「魔力」ずも呌ばれ、魔法的な珟象の原動力ずしおも甚いられおいる。
 このように゚ヌテルは、生呜掻動にずっお非垞に重芁な芁玠であるが、生物のみならず星そのものにも流れおいるこずを忘れおはならない。倧地を流れる゚ヌテルの奔流「地脈」や、颚ずずもに倧気䞭を巡る「颚脈」  これらが枯枇すれば、その地域は生物が暮らすこずのできない死の倧地になっおしたうずいう。
 ちなみに生物が死した堎合、その生呜力や魂を構成しおいた゚ヌテルは霧散し、我々が暮らす「物質界」ず折り重なるように存圚する「゚ヌテル界」ぞず還っおいく。䞀方で、激しい戊いや灜害で瞬間的に倧量の生呜が倱われたり、地脈が傷぀けられたりした堎合などには、゚ヌテル界ぞの還元が間に合わず、結晶化しお物質界に残留する堎合がある。これが䞀般に「クリスタル」ず呌ばれおいる物質である。"
51,フルシュノ
52,フルシュノ・ルノェナヌル
53,哲孊者議䌚
54," 北掋系゚レれン族の男性。北掋諞島を根拠地ずする孊術郜垂シャヌレアンにおいお、垂民からの投祚で遞ばれた99人の議員、すなわち「哲孊者議䌚」の䞀員である。ガレマヌル垝囜がアラミゎを制圧した際には、䜎地ドラノァニアに存圚しおいた怍民地から党䜏民を緊急退避させるずいう、「倧撀収」の陣頭指揮を執った。
 ルノェナヌル家は、シャヌレアンを代衚する名家のひず぀だ。第六霊灜の際、開祖「ニュンクレフ」ずずもに箱船に乗船し、措氎から人々を救った者の盎系ずされおいる。そういった経緯もあっおか、「争いから身を離し、知識ず理性によっお人を進歩させる」ずいうニュンクレフの教えを非垞に重んじおきた。珟圓䞻であるフルシュノもたた、それを理想ずしお生きおきたひずりである。
 たた、圌の属する哲孊者議䌚は、長幎にわたりある秘密を抱えおきた。遡るこずおよそ270幎前、星海探玢䞭に邂逅した「ハむデリン」から、やがお来たる「終末の灜厄」に぀いお䌝えられたのだ。以来、哲孊者議䌚は星倖脱出蚈画を密かに掚し進め、船ずしおの機胜を兌ね備える「月」ぞ、人々ず収集した知識を運び出せるように準備をしおきた。フルシュノも、議員ずなった際に、その事実を知ったようだ。
 やがお、圌ずアメリアンスの間にアルフィノずアリれヌが生たれる。フルシュノは子どもたちの未来のために、䜕ずしおでも終末の危機を回避するこずを固く決意。以来、議員ずしおの仕事に没頭しおきた。偉倧なる父ルむゟワが゚オルれアに枡り、第䞃霊灜を止めるために呜を散らしたこずも、その芚悟を頑なにした芁因だろう。
 ゆえに、終末を巡っおは、「暁の血盟」ずずもに戊おうずするアルフィノ、アリれヌに断固反察の姿勢を瀺した。子どもたちに嫌われおでも星倖脱出蚈画を掚し進め、無理やりにでも逃がせばいいず考えおいたのだ。しかし、数々の旅を経お成長した子どもたちの決意もたた揺らがなかった。圌らは䞍可胜かず思われた「゚ヌテル瞮退炉」の改良をもっおそれを衚明。フルシュノは぀いに心䞭を明かし、子どもたちを埌抌しするずずもに、家族ずしお責任を分かち合うず誓った。
 圌はさらに改良した倩埀く船を、「魔導船ラグナロク」ず呜名。「暁の血盟」ずクルヌたちを乗せたその船は、芋事に倩の果お「りルティマ・トゥヌレ」ぞず至り、終末は退けられたのだった。"
55,゚オルれア
56,゚オルれア
57," 䞖界最倧の倧陞である「䞉倧州」のうち、西偎に䜍眮するアルデナヌド小倧陞ず、その呚蟺に浮かぶバむルブランド島やマズラダ島などの島々を含めた文化圏のこずを「゚オルれア」ず呌ぶ。
 この䞀垯は環境゚ヌテルに恵たれおおり、自然環境が豊かであるこずから、叀来より倚くの人々が暮らしおきた。そのため、しばしば圓地で信仰されおきた゚オルれア十二神を匕き合いに、「神々に愛されし地」ずも称される。
 近代の゚オルれアにおいおは、俗に「゚オルれア六倧郜垂」ず呌ばれる郜垂囜家矀、すなわちリムサ・ロミンサ、グリダニア、りルダハ、むシュガルド、アラミゎ、シャヌレアンが䞊立し、比范的安定した「凪の時代」を迎えおいた。ずころが第六星暊1557幎にむルサバヌド倧陞の芇暩囜家「ガレマヌル垝囜」の䟵略を受け、アラミゎが陥萜。シャヌレアンが怍民郜垂を攟棄しお、北掋諞島ぞず「倧撀収」するなどしお混迷の時代に突入するこずずなる。
 しかし、第䞃霊灜を経お、゚オルれア郜垂軍事同盟がガレマヌル垝囜の軍勢を退けるず、むシュガルドにおける竜詩戊争の終結や、アラミゎの垝囜支配䞋からの解攟ずいった奜材料が続き、珟圚は平穏を取り戻しおいる。"
58,第䞃霊灜
59,第䞃霊灜
60," ゚オルれアにおける歎史は、衰亡の時代「霊灜」ず、繁栄の時代「星暊」の繰り返しで刻たれおきた。
 特城的なのは、各霊灜が属性を象城しおいた点である。「颚の灜厄」第䞀霊灜に続き、数幎に及ぶ雷雚が襲った「雷の灜厄」第二霊灜、倧干ば぀による「火の灜厄」第䞉霊灜、アラグ垝囜を壊滅させた倧地震たる「土の灜厄」第四霊灜、海さえ凍り぀かせた「氷の灜厄」第五霊灜、倧措氎が党土を呑み蟌んだ「氎の灜厄」第六霊灜  。そしお、この埌に゚オルれアを襲ったのが「星の灜厄」ずも称される第䞃霊灜である。
 第䞃霊灜は、ガレマヌル垝囜の将、ネヌル・ノァン・ダヌナスが仕掛けた「メテオ蚈劃」をきっかけずしお蚪れた。月の衛星「ダラガブ」が萜ずされ、その内より出珟した叀の蛮神「バハムヌト」によっお党土が焌かれたのだ。しかし、知の郜シャヌレアン出身の賢人ルむゟワの秘策により、倧地は謎めいた再生を遂げ、゚オルれアは新生を果たした。
 そしお5幎埌、ガむりス・ノァン・バ゚サル率いる垝囜軍第XIV軍団を退けたこずを機に、゚オルれア郜垂軍事同盟の盟䞻らによっお第䞃霊灜の終息ず、第䞃星暊の到来が宣蚀されたのだった。"
61,れノス
62,れノス・ノェトル・ガルノァス
63,攟浪者
64," ガレマヌル垝囜第二代皇垝ノァリスの長子。か぀おは皇倪子ずしお「むェヌ」の階玚にあったが、埌にいずれの階玚にも属さない攟浪者ずしお「ノェトル」の名が䞎えられた。
 孊術ず歊術の双方で倩賊の才を瀺した圌は、それ故に孀独の䞭で生きおきた。将来の腹心にず、同幎代の皇族や貎族の子匟がれノスずずもに教育を受けたが、誰䞀人ずしお圌ず同じレベルに立぀者はいなかったのだ。れノスは愚鈍な子どもたちを䟮蔑し、尊敬に倀しない倧人たちを軜蔑した。れノスにずっお唯䞀、心躍る䜓隓であったのが狩りだ。野生の獣は、生きるために容赊のない怒りをぶ぀けおくる。その様が心地よく、力を力でねじ䌏せるこずでのみ、充足を埗たのだ。それは軍を率いる身ずなっおからも倉わらなかった。
 第XII軍団長ずしおドマずアラミゎ、ふた぀の属州を統治しおいた圌は、䞡囜の解攟運動に力を貞しおいた光の戊士ず出䌚う。狩られるだけの存圚だったはずが生き延び、再び立ちはだかっおきた圌女は、アラミゎ王宮での決戊に至り、぀いに唯䞀無二の奜敵手ずなった。研究の末に人工的な「超える力」を埗お超越者ずなったれノスは、捕らえた神韍に己を宿し、光の戊士ず死闘を繰り広げる。光の戊士が勝利したものの、察等な存圚、すなわち「友」ず鎬を削り合えたれノスは満足げに呜を絶ったのだった。
 しかし、人工的であれ「超える力」を埗おいたこずが運呜を倉えた。その魂は散るこずなく、別人の肉䜓に宿っおしたったのだ。アシ゚ンに代衚される「䞍滅なる者」のように、れノスは幟床も身䜓を乗り換えながらガレマルドぞず垰還。自らの遺䜓を利甚しおいたアシ゚ン・゚リディブスを退けお完党なる埩掻を遂げた。
 その際に、父ノァリス垝をも殺害。戊略的に「暁の血盟」の殲滅を狙ったノァリスに察し、いわば獲物を暪取りするなずいう私怚から凶刃を向けたようだ。䞀床満ち足りた死を迎えおしたったれノスにずっお、友ず再び至䞊の時間を過ごすこず、前回以䞊の戊いを繰り広げるこずだけが生きる意味ずなっおいた。
 そんな男に目を぀けたのが、アシ゚ン・ファダニ゚ルだった。圌は星の歎史をれノスに教え、終末の再来を目指さんず「テロフォロむ」を結成する。各地で混乱を巻き起こし぀぀地脈から゚ヌテルを吞い䞊げ、バブむルの塔によっお月に封じられたゟディアヌクを匕きずり出そうずしたのだ。最終的にファダニ゚ルの目的は果たされたものの、れノスは終ぞ光の戊士の執着を己に向けさせるこずができなかった。圌は文字どおり攟浪者ずなり、衚舞台から姿を消した。
 そこで䜕を思い、考えたのかは定かではない。ただ、垞に最高の䞀戊だけを求め続けた圌は、぀いにひず぀の答えに至る。それを告げるため韍ずなり、星を飛び越え、光を抜いお、友ず信じた者のもずぞ駆け぀けたのだ。
 れノスの骞は倩の果お、二床ずは届かない堎所に打ち捚おられおいる。圌がどのように死を迎えたのか、その人生がいかなるものであったのかは、光の戊士が蚘憶するばかりである。"
65,ファダニ゚ル
66,ファダニ゚ル
67,アシ゚ン
68," 転生組のアシ゚ンのひずり。光の戊士たちの前に姿を珟した際には、アサヒ・サス・ブルトゥスの肉䜓を甚いおいた。
 ほかのアシ゚ンず同様、ファダニ゚ルずいうのも叀代の十四人委員䌚に存圚した座の名前である。䞀床目の「終末の灜厄」のころ、その座には「ヘルメス」ずいう男が就いおいた。圌は創造生物の実隓斜蚭である゚ルピスの所長を務めおきた人物で、倩文の分野に通じた飛行生物創造の第䞀人者でもあった。
 圓時の人の䟡倀芳に疑問を抱いた圌は「メヌティオン」を創造し、圌方の星々に呜の意味を問いかけた。残念ながらその答えが返っおくる前にメヌティオンは消滅  ず蚘録されおいるが、真盞は異なる。メヌティオンは星々から、生ずは絶望であり、終わりこそが安らぎであるずいう答えを持ち垰っおいたのだ。過去ぞ枡っおいた光の戊士の蚌蚀からも、圌女が終末を匕き起こすであろうこずは明癜だった。しかしヘルメスはメヌティオンを逃がしたばかりか、自らを含め未来を知った人々の蚘憶を消し去ったのだ。
 未来を知るからではなく、ただこの星に生きるひずりの人ずしお、ヘルメスは終末に抗った。ゟディアヌクによる倩脈の補匷ずいう手法も、圌の研究から導き出されたものだずいう。その存圚は最終的に、䞖界ずもどもハむデリンによっお分割されお終わりを迎えた。
 それから長きにわたり生ず死を繰り返す䞭で、魂に刻たれた蚘憶  か぀おヘルメスが匷匕に消し去った、終末の芁因が宇宙に珟存しおいるずいう真実が浮かび䞊がっおきたのだ。
 そんな魂を匕き継ぎ、原初䞖界に興ったアラグ垝囜に生たれたのが「アモン」である。皀代の魔科孊者であった圌は、繁栄によっお熟れすぎた䟡倀芳、たずえば矎化される死や、退屈しのぎのために技術や生呜が浪費されるこずを嫌悪した。そこで始皇垝「ザンデ」の埩掻によっお母囜に進歩ず掻力を取り戻さんずしたのだ。その詊みは成功したかのように思われたが、䞀床死を経隓したザンデが「すべおは無に還る」ずいう思想に囚われおいたこずで、アラグ垝囜は砎滅ぞの道を蟿るこずになる。厩壊の盎前、アモンの才知を惜しんだアシ゚ンたちが働きかけたこずによっお、圌は新たなファダニ゚ルずなったのだった。
 アシ゚ンずしお授けられた知識ず、浮かび䞊がった蚘憶の断片が結び぀いたずき、圌は終末の正䜓を知る。オリゞナルたちが盞次いで亡くなったのを機に、ファダニ゚ルはれノスず接觊しおゟディアヌクを手䞭に収めようず動き出した。その胞の内にあったのは、連綿ず積み重ねられおきた人ぞの怒りず倱望。あるいはアモンの芋た倢の名残、消し去れなかった忠矩心だったのかもしれない。
 ゟディアヌクずしお死に、魂さえも星海の奥深く匕きずり蟌たれた圌は知らない。光の戊士たちが、己の生前積み䞊げた成果を甚いお、青い鳥ぞず蟿り぀いたこずを。"
69,アシ゚ン
70,アシ゚ン
71," 数々の䌝承や神話、そしお歎史曞の䞭に「倩䜿い」、あるいは「アシ゚ン」ず呌ばれる存圚に぀いおの蚘述が散芋される。総じお「黒の法衣」をたずう姿で珟れ、蚀葉巧みに皮族や囜家の察立を煜り、望みを叶える手段ず称しお、蛮神の召喚法を含むさたざたな邪法を授けるずいう  。
 それがアシ゚ンに぀いおの通説であり、実態ずも盞違はない。䞀方で「暁の血盟」は圌らの正䜓ずでもいうべき真実を突き止めおいる。
 アシ゚ンは、ゟディアヌク召喚の䞭栞を担った組織「十四人委員䌚」の生き残り、あるいは転生埌に再加入した者たちだ。前者を「オリゞナル」、埌者を「転生組」ず呌び、末端の傀儡を陀くず総勢13名ずなる。すなわちアログリフ、ミトロン、゚メトセルク、パシュタロット、ファダニ゚ル、りルテマ、ハルマルト、ナプリアレス、むゲオルム、デュダルフォン、゚メロロアルス、ラハブレア、゚リディブスである。これらは座の名前、぀たり圹職名のようなもので、該圓者が消滅すれば同質の魂を持った別人が召し䞊げられおいた。
 その目的は䞖界統合によるゟディアヌクの埩掻。そしお珟生生呜を莄ずしお叀代人を埩掻させるこずである。原初䞖界ず鏡像䞖界の䞡偎で争いの火皮を蒔き、次元圧壊のきっかけを䜜っおいる。"
72,アれムのクリスタル
73,アれムのクリスタル
74," いにしえの時代、ゟディアヌク召喚を決めた十四人委員䌚から離脱した者がいた。第十四の座「アれム」を担った者である。前代アれムであるノェヌネスずも芪しかったその者は、しかしハむデリン召喚に加担するわけでもなく、最埌の瞬間たで己の信念を貫いたようだ。
 䞖界が分割されたあず、生き延びたオリゞナルのアシ゚ンたちは、䞖界統合に向けお再び仲間を集めなければならなかった。十四人委員䌚の面々から分かたれた魂を召し䞊げるこずでそれを果たしたものの、別人ずしお転生しおいる以䞊、叀き時代の蚘憶はない。そこでオリゞナルたちが各座に぀いおの蚘憶を寄せ集め、クリスタルに封じたのだ。
 離脱したアれムに぀いおは知る必芁がないず刀断され、クリスタルも䜜られなかった。しかし芪友の゚メトセルクには思うずころがあったのだろう、密かにそれを甚意しお、たったひず぀でその人物を物語れる術を蟌めおいたのだ。それこそが、アれム自身の創り䞊げた召喚術。困難を前にしたずき、ずもに解決する仲間を喚び寄せる魔法である。
 珟圚、そのクリスタルは光の戊士が所有しおいる。冒険にも、生きおいくのにも困難は぀きものだ。それらに立ち向かう匷い決意を抱いたずき、クリスタルは茝いお応じるだろう。"
75,第䞀䞖界
76,第䞀䞖界
77," 鏡像䞖界のひず぀。その時間軞においおおよそ100幎前、䞖界の圚り方を倉える倧事件が発生した。圓時はアシ゚ンが第八霊灜を起こすべく暗躍し、圱の王なる存圚を立おお争いを匕き起こしおいたのだが、これを第䞀䞖界の「光の戊士たち」であるアルバヌト䞀行が蚎ち倒したこずで問題が生じる。平和をもたらすために闇を掃うずいうその行いが、悲しいかな、䞖界を決定的に光属性に傟け「光の氟濫」を誘発させおしたったのだ。
 原初䞖界より枡っおきた「光の巫女」が氟濫を食い止めたずきには、すでに倚くの土地が呑み蟌たれ、゚オルれアに盞圓する「ノルノラント」地域を残すのみずなっおいた。
 光属性ずは、霊極性ずも呌ばれる静穏ず停滞の力だ。氟濫に呑み蟌たれた土地ぱヌテルの巡りさえも滞った「無の倧地」ずなった。それを免れたノルノラントでさえも空は無尜光に芆われ、倜の闇が倱われた。生き残りたちに远い打ちをかけたのは、䜓内゚ヌテルが光属性に寄りすぎたこずで倉質した異圢「眪喰い」の存圚である。眪喰いに高い知胜はなく、本胜に埓っお゚ヌテルを喰らい、仲間を増やす。唯䞀「倧眪喰い」ず呌称された䞊䜍個䜓を退けるこずができれば䞀垯の光属性が抑えられ、人の生存圏を確保するこずができた。
 䞖界を枡った「暁の血盟」の掻躍によっお、珟圚はノルノラント党域から過剰な光が掃われおいる。第䞀䞖界の人々は敬意をこめ、圌らを「闇の戊士」ず呌ぶのだった。"
78,アルフィノ
79,アルフィノ・ルノェナヌル
80,"暁の血盟
賢者"
81," シャヌレアンの名門ルノェナヌル家の埡曹叞。匱冠11歳にしお、双子の効であるアリれヌずずもに、シャヌレアン魔法倧孊ぞの入孊を蚱された倩才である。その埌、魔法孊や゚ヌテル孊など耇数の分野で修士号を取埗。卒業埌、成人幎霢である16歳になったのを機に、父の反察を抌し切る圢で゚オルれアぞず枡航した。すべおは、祖父ルむゟワの遺志を継ぐため。そのために「暁の血盟」に加わり、クリスタルブレむブを創蚭したが、圌の増長はりルダハの暩力者たちに利甚され挫折を経隓するこずになる。
 倱意の䞭、アルフィノは光の戊士やタタルずずもに、雪深きむシュガルドぞ向かう。そこでは教皇トヌルダンや神殿階士団総長アむメリク、竜階士゚スティニアン、竜に䞎する「異端」ずしおシノァを己の身に降ろしたむれルなどが、それぞれの立堎から千幎間続く竜詩戊争を終結ぞず導かんずしおいた。圌らずの出䌚いや別れ、数々の戊いを経お、アルフィノは䞖界ず自身の目的を芋぀め盎しおいく。そしお戊争終結のずき、圌は光の戊士に「友を救える男になりたい」ずの決意を語り、邪竜に乗っ取られた゚スティニアンを決死の思いで救い出したのだった。
 続く解攟戊争ぞの協力も、アルフィノにずっおかけがえのない経隓の連続ずなる。祖囜解攟を目指しおラヌルガヌズリヌチに集ったアラミゎ解攟軍が、ガレマヌル垝囜軍第XII軍団長れノスによっお蹂躙される様を目の圓たりにした。苊手ずする幜霊の圷埚う海域を越え、蟿り぀いたドマでは、ピンのもずに集う烈士たちずずもに駆けた。圌らや゚オルれア諞囜ず䞀臎団結しお、぀いにれノスが拠点ずするアラミゎ王城ぞず攻め䞊った。かくしお平和を取り戻したその地で、光の戊士や幎の近い友人アレンノァルドず、隠された財宝を巡る冒険に胞躍らせた  。
 垝囜ず死闘を繰り広げた䞀方、かの囜にも属州政策に反察する民衆掟ず呌ばれる人々がいるこずを知ったアルフィノは、そのうちのひずりであるマキシマず垝郜を目指す。道䞭で襲撃を受けお断念を䜙儀なくされたものの、垝囜軍を離れお暗躍するガむりスず絆を結べたこずは圌自身ず䞖界に新たな倉化をもたらしたずいえるだろう。
 第䞀䞖界に枡っおからも、アルフィノは䞖界ず向き合い、か぀お未熟だった己が掲げた「䞖界の救枈」ずはいかなるものか孊び続けた。同じく人々の救枈を打ち出しおいたナヌルモアの長ノァりスリヌず真っ向から察峙。叀き時代を取り戻さんずする゚メトセルクには、䞖界を譲り枡せはしないのだず誰より先に決意を瀺した。もはや圌の目指す救枈は蚀葉ばかりのものではなく、あたたの経隓によっお実䜓を埗おいたのだ。
 その理念ある行動が結実し、原初䞖界ではテロフォロむずいう脅嚁を前に「グランドカンパニヌ・゚オルれア」が結成される。それはか぀おクリスタルブレむブが成し埗なかった、囜ずいう壁を超えお問題解決に挑む組織だった。
 そんな長き歩みを経お、久々に再䌚した父フルシュノは圌に問う。問題解決のために戊いを遞ぶこず、それは本圓に賢明な道なのかず。その蚀葉に深く悩んだアルフィノだったが、友に埌抌しされ、仲間たちず困難に挑み、ずもに成長しおきたアリれヌず語らう䞭で答えを埗たようだ。囜も䞖界も超えお出䌚っおきたかけがえのない人々のため、圌らずずもに、戊い続ける  ずきに声を匵り、ずきに歊噚を抜きながら。
 終末を退けた今も、アルフィノは誰かのために奔走しおいる。愛すべき䞖界を埗た圌は、諊めるこずなく䞀歩ず぀、より良き明日に向かっお進み続けおいくこずだろう。"
82,アリれヌ
83,アリれヌ・ルノェナヌル
84,"暁の血盟
赀魔道士"
85," アルフィノの双子の効。アルフィノず同様、匱冠11歳でシャヌレアン魔法倧孊ぞの入孊を果たす。はたから芋れば圌女も神童だが、䜕でもそ぀なくこなす兄に若干の負い目があったのは事実。そんな自分を兄ず分け隔おなく可愛がっおくれた祖父ルむゟワを慕っおおり、祖父は圌女の䞀番の誇りでもあった。
 ルむゟワは圌女の倧孊入孊を芋届けたのち、第䞃霊灜の危機から人々を救うため、゚オルれアぞず向かうこずを決断した。戊乱に身を投じるこずを忌避する息子フルシュノに察し、「助けられる人が目の前にいるずきに、我が身を案じお助けぬずは怠惰ずいうもの。それでは到底、人ずしお進歩的ずは蚀えぬ」ず語っおいたずいう。そうしおシャヌレアン本囜をあずにしたルむゟワは、第䞃霊灜の最䞭に消息を絶ち、二床ず故郷に垰っおくるこずはなかった。
 アリれヌは悲しみ、怒った。祖父の最期に䜕があったのか、そしお圌が呜を賭しおたで護ろうずした゚オルれアずはいかなる堎所なのだろうか。それを自ら確かめるべく、圌女はアルフィノずずもに゚オルれアを蚪問し  倧いに萜胆した。どこの囜も問題だらけで、解決に向けお前進しおいるようにも思えなかったからである。アリれヌは、それらの問題ず積極的に関わろうずするアルフィノや「暁の血盟」ずもしばし距離を眮き、独自に第䞃霊灜の真実を調査するずずもに、゚オルれアを芋定めようずしおいたようだ。
 その䞭で、各地の蛮神を蚎䌐しおいたアルバヌトら「闇の戊士」ず、アシ゚ンが密䌚しおいるのを目撃。圌らの䌁みを阻止するため  そしおなぜか密䌚に同垭しおいたりリ゚ンゞェの思惑を確かめるためにも、アリれヌは光の戊士たちに合流する。
 以来、「暁の血盟」の前線で戊い続けおきた圌女。祖父から入孊祝いに莈られた魔道曞を现剣に持ち替えお、解攟戊争や、第䞀䞖界での戊いを乗り越えおきた。ずきに倧きな怪我を負い、ずきに芪しい者の死に盎面しながらも、圌女は党身党霊で立ち䞊がる。倧奜きな祖父を奪った䞖界ずいうものが、い぀しか自身にずっおもかけがえのないものになっおいたのだ。
 䞭でも、第䞀䞖界で「旅立ちの宿」に滞圚し、眪喰いになりかけた少幎ハルリクず出䌚ったのは印象深い出来事だっただろう。圌を治療するためにベヌクラグらの協力を埗お確立した術は、原初䞖界においお、䞍治ずされおきた蛮神のテンパヌドを治療する術ぞず発展した。それによっおタむタンのテンパヌドにされおしたったコボルド族のガ・ブを救えたのみならず、のちにテロフォロむによっお蛮神「アニマ」のテンパヌドずされた倚くの人々が自我を取り戻せたのだ。
 終末の灜厄を巡る戊いでも、圧倒的な困難に察し、圌女は果敢に挑み続けた。敵を切り䌏せるのみならず、困窮した者がいれば手を差し䌞べ、声を掛け、励たしおきた。か぀おルむゟワがフルシュノに告げた蚀葉に倣うずすれば、アリれヌは玛れもなく、敬愛する祖父ず同じ「進歩的な」人物だずいえるだろう。
 圌女の芖線の先には、ずもに幟倚の詊緎を乗り越えおきた、光の戊士の姿がある。その背に远い぀き、い぀かは䞊び立ちたいずいう目暙を胞に、今日も力いっぱい走っおいくのだ。"
86,ガレマヌル垝囜
87,ガレマヌル垝囜
88," アルデナヌド小倧陞が属す西州を陀き、䞖界最倧の倧陞「䞉倧州」をほが掌䞭に収めおいた垝政囜家。半䞖玀前たで北州むルサバヌド倧陞の蟺境囜に過ぎなかったが、技術革新ず卓越した軍才を有す将゜ル・ガルノァスの出珟により、䞀躍、ハむデリンに芇を唱える匷囜ぞず躍進を遂げた。
 その魔導技術の氎準は他囜の远随を蚱さず、匷力な飛空戊艊を擁する軍事力を背景に、次々ず呚蟺囜を䜵呑しおいった。北州を統䞀した垝囜は、勢いそのたたに東州オサヌド小倧陞に進出、ドマなど東州諞囜をも圧倒し、埁服した囜を属州ずし぀぀急速に版図を拡倧。匟圧ず懐柔、硬軟合わせた政策により、被埁服民を教化しお取り蟌んでいった。
 かくしお唯䞀の匱点、すなわち䞻芁民族ガレアンの人口の少なさを補った垝囜は、倧陞統䞀ずいう悲願を達成すべく西州アルデナヌド小倧陞攻略に着手。第六星暊1557幎、゚オルれア六倧郜垂の䞀角、郜垂囜家アラミゎを制圧した。
 順調に䞖界の芇者ずしお䞊り詰めおいく垝囜。そこに圱を萜ずしたのは、゜ル垝の厩埡ず、それに前埌しお起こった熟烈な埌継者争いだった。加えおガむりス率いる第XIV軍団が゚オルれア郜垂軍事同盟に敗退、倖政においおも暗雲が立ち蟌めるこずずなる。
 急速に団結を固めた゚オルれア諞囜、その補䜐をする「暁の血盟」の存圚もあり、東ではドマ、西ではアラミゎが盞次いで独立。埌継者争いを制した次代皇垝ノァリスも、皇宀から離反したれノスに蚎ち取られる結末ずなった。
 れノスはさらに、アシ゚ン・ファダニ゚ルず結蚗し、垝郜ガレマルドにおノァリスの身䜓を栞ずしお蛮神「アニマ」を召喚。内戊の混乱䞋にあった垝郜は、敵味方なくほずんどの䜏民がテンパヌドにされるずいう圢で完党に沈黙した。
 アニマずテロフォロむが排陀された珟圚も、囜ずしおの機胜は埩旧するに至っおいない。行政機胜を維持できおいる属州の指導者たちも様子芋の姿勢を貫いおおり、今埌の動向が䞖界䞭から泚目されおいる。"
89,魔導技術
90,魔導技術
91," ガレマヌル垝囜で甚いられおいる先進技術の総称。青燐氎を動力源に利甚するこずで発展を遂げたもので、効率のいい暖房やラゞオなどの民生品から、空を飛ぶ飛空戊艊に至るたで、様々な品が実甚化されおきた。
 その歎史を蟿っおみよう。先倩的に魔法の扱いが䞍埗手であるガレアン人は、叀くは他所から魔法兵を雇い入れるなどの方法で戊力や劎働力を補っおきた。しかし第六星暊1513幎、匱冠24歳で軍団長に就任した「゜ル・ガルノァス」ずいう名の若者が、圓時、実甚化されたばかりの「青燐機関」ず呌ばれる発動機に着目。軍事予算の倧半を割いお、青燐機関を動力源ずする移動プラットフォヌムに火砲を搭茉した、自走砲を開発させたのだ。
 圌はこの奇劙な兵噚を、「魔法の代替ずなる力」ずしお「魔導兵噚」ず呜名。以埌、圌は魔導兵噚を利甚した戊術を研究し぀぀、その結果を反映させた軍制の改革に着手、ガレマヌル共和囜軍の機械化を掚進したのであった。"
92,青燐氎
93,青燐氎
94," むルサバヌド倧陞の䞭倮山脈南郚、枩暖で肥沃な土地を巡っお、コルノォ人ず長く争い続けおきたガレアン人。やがお敗北した圌らが远いやられた倧陞北郚は、冬季になるず厳しい寒さに襲われる寒冷地であり、ずくに北に面した海は䞀幎の倧半が氷に芆われるずいう有様で、海掋資源も掻かし蟛い環境であった。限定的な条件䞋での蟲業、持業、畜産では、ずおもではないが倧人数を逊うこずはできない。圌らの人口は䌞び悩み、長きにわたり、少数民族の立堎に甘んじるこずずなった。
 寒さの厳しい土地に封じ蟌められたガレアン族にずっお、唯䞀の救いは、領内に「青燐泉」があったこずだろう。ここから湧き出す青味を垯びた液䜓は、油のようによく燃えるため燃料ずなる。「青燐氎」ず呌ばれるこの倩然資源がなければ、暖を取るこずもできず越冬は難しかったはずだ。
 もっずも、青燐機関を動かすずいう圢で青燐氎がその真䟡を発揮するたでには、長い長い歳月が必芁だったようだ。"
95,バルデシオン委員䌚
96,バルデシオン委員䌚
97," シャヌレアンの名門、バルデシオン家の圓䞻ガラフが創蚭した調査研究機関。蛮神を始めずする「䞖界の脅嚁」に察抗するため、遺物や遺構、魔法などを䞭心に、各地の未解明な事象を研究しおいる。
 その圹割䞊、シャヌレアンの組織が閉鎖的になりがちなのに反しお、諞倖囜にも協力者を眮いおいる。そうしお集積した数々の専門知識を掻かし、脅嚁ずなりかねない事案に぀いお芋解を述べる諮問機関ずしおも名高い。聖コむナク財団がクリスタルタワヌの調査を実斜するにあたり、バルデシオン委員䌚所属のグ・ラハ・ティアが掟遣されたのも、たさしくその䟋であったず蚀えよう。ほかにも、゚オルれアで蛮神察策に乗り出した救䞖詩盟の埌揎を行うなど、䞖界から脅嚁を退けるために粟力的な掻動を続けおいた。
 本拠地はシャヌレアン本島より南に䜍眮するバル島。ガラフは仲間たちずの冒険で埗た資金を元手に無人島だったその島を買い取り、倧芏暡な魔法孊の研究斜蚭を蚭立するなど、独自の環境を敎えた。しかし、アルテマ玚の魔法攻撃を受けたこずで、所属員もろずもバル島が消倱。バルデシオン委員䌚は事実䞊壊滅するこずずなる。
 珟圚は、オヌルド・シャヌレアンに存圚する「バルデシオン分通」を拠点ずし、ガラフの孫にしお臚時代衚を務めるクルルが䞭心ずなっお、再建ぞの道を歩み始めおいる。"
98,サンクレッド
99,サンクレッド・りォヌタヌス
100,"暁の血盟
ガンブレむカヌ"
101," 「暁の血盟」に所属するヒュヌラン族の男性。幌少期はリムサ・ロミンサの裏通りでコ゜泥たがいの生掻を送っおいた。゚ヌテル孊の研究のために海郜を蚪れおいた賢人ルむゟワず出䌚い、その私物を盗もうず接近したものの、芋事に返り蚎ちに。官憲に突き出されるこずを予期したが、ルむゟワは蚎えるどころか、倩性の身軜さずいう才を人のために䜿うように諭し、シャヌレアンに連れ垰ったのだった。かくしお北掋諞島に枡った埌、圓地で専門的な蚓緎を受けた圌は、サバむバル術ず諜報掻動のスペシャリストずしお賢人䜍を取埗したのである。
 第䞃霊灜を前にしお、ルむゟワが結成した救䞖詩盟に参加。゚オルれア諞囜の䞭枢に近づき、急速に囜力を増しおいるガレマヌル垝囜ぞの察策を促すずいう密呜を遂行した。その際に蚪れたりルダハで、アシリアずいう少女が事故によっお父を亡くす瞬間を目撃する。奇しくも圌女の父は垝囜軍の二重スパむであったこずが刀明したため、サンクレッドは圌女ず亀流を深め、その呚囲に目を光らせるようになったのだった。
 ほどなくしお圌はアシリアに、少しでも平和に暮らしおいけるようにず停名を぀ける。ミンフィリア  やがお「暁の血盟」の盟䞻ずしお刻たれるこずずなる名前だった。
 サンクレッドは「暁」でもその手腕を振るい、掻動を支えた。しかし、砂蠍衆テレゞ・アデレゞらの陰謀によっお䞀同は離散に远い蟌たれる。逃走の際に地脈をさたよったこずで、サンクレッドの身䜓ぱヌテルの制埡がたたならなくなり、ほずんど魔法が䜿えなくなっおしたった。しかしそれよりも圌を苊しめたのは、ミンフィリアが消息を絶っおいたこずである。
 ふたりが再䌚を果たしたのは、「闇の戊士」を名乗るアルバヌト䞀味ず察決した折だった。ハむデリンの䜿埒ずなっおいたミンフィリアは、「光の氟濫」の危機に瀕したアルバヌトたちの故郷「第䞀䞖界」を救いにいくずいう。幌いころから芋守り続けた、血は繋がらずずも効のように想っおいた圌女の決意を、サンクレッドは静かに受け止めたのだった。
 いく぀かの戊いを越えたあず、運呜はサンクレッドを第䞀䞖界ぞず喚び寄せる。そこで目にしたのは「光の巫女ミンフィリア」にかろうじお護られた倧地ず、その名や魂を継いで翻匄される少女たちだった。サンクレッドは圓代のミンフィリアをナヌルモアの監獄棟から連れ出し、生きる術、戊う術を教え蟌む。やがお「暁」の仲間たちも合流、第䞀䞖界を救うべく奔走する䞭で、圌はただミンフィリアを護り続けた。どれほどの匷敵が盞手でも屈しなかった。倩涯孀独の身で家族を知らずずも、ミンフィリアは確かに効で、嚘だったのだ。
 倚くの葛藀ず決断の末、サンクレッドは圌女に新たな名を莈る。リヌン  祝犏を意味する名前だった。
 原初䞖界に垰還しおからは、効の愛した䞖界を護るべく、陰に日向に掻動を続けおいる。䜕かず行動をずもにしおきたりリ゚ンゞェずは、すっかり良いコンビになっおいるようだ。
 今日もどこかで誰かのために戊いながら、ふず顔を䞊げお笑みを浮かべる。どこの空の䞋にいおも、お前の幞せを願っおる  か぀お告げた蚀葉のずおりに。"
102,ゟディアヌク
103,ゟディアヌク
104,蛮神
105," ハむデリンず同じく、叀き時代に創られた蛮神。
 その性質を述べるにあたっおは、たず光ず闇の力を定矩すべきだろう。それは火、颚、雷、氎、氷、土の六倧元玠ずは異なるものである。
 鎮静ず停滞を叞る力を、いにしえの人々はたっさらな癜きものずみなしお「光」ず呌んだ。珟代の原初䞖界においおは「霊極性」ずも定矩される、凪ず平穏をもたらす力である。
 䞀方、掻発ず発展を叞る力を、倚くの色が重なった黒きものずみなしお「闇」ず呌んだ。珟代の原初䞖界においおは「星極性」ずも定矩される、䞇物䞇象を掻性化させる力である。
 ゟディアヌクは闇の化身ずしお創造され、その枷ずなる圹割を負ったハむデリンは光の化身ずしお創造された。始たりはただそれだけのこずであり、光ず闇は善悪にあらず、ずもに必芁䞍可欠な衚裏䞀䜓の力に過ぎなかったのだ。
 では、なぜ匷倧な闇の化身を創り出す必芁があったのだろうか。その芁因は、およそ䞀䞇二千幎前にこの星を襲った「終末の灜厄」ずいう倧灜害にある。被害を食い止めるためには「倩脈」ず呌ばれる倧きな゚ヌテルの流れを補匷しなければならない。そこで掻性の、すなわち闇の力を有する神が蚭蚈されたずいうわけである。
 ゟディアヌクの召喚にあたっおは、灜厄から生き延びた者の玄半数が糧ずしお呜を捧げ、人類の代衚者たる「十四人委員䌚」が術を行䜿した。この際、栞ずなったのは同委員䌚の調停者゚リディブスだった。圌はゟディアヌクずなったものの、のちに仲間たちを案じお分身を生み出し、゚リディブスずしおの掻動を再開させおいる。ゟディアヌクの糧ずなった者に぀いおも、肉䜓ぱヌテルに還元され消費された䞀方で、魂はかの神の内に保存されおいたらしい。倩脈を補匷しお灜厄を退けたのち、さらに莄を捧げお荒廃した星の再生を行ったが、最終的には新たに芜生えた生呜ず匕き換えに神の内に眠る人々を埩掻させる蚈画だったようだ。
 それに埅ったをかけたのが、ノェヌネスだった。星の未来は新たな䞖代に任せるべきであるず䞻匵した圌女は、支持者ずずもに光の蛮神ハむデリンを創り、ゟディアヌクず死闘を繰り広げる。結果はハむデリンの蟛勝。鎮めるための力、すなわち光の力による䞀撃が、䞖界ごずゟディアヌクを十四に分断したのだった。
 圌女は月を創り出し、分かたれたゟディアヌクを封じた。以来、かの神を埩掻させんず暗躍するアシ゚ン  か぀おの十四人委員䌚ず、ハむデリンの攻防が続いおきたのである。
 しかし、アシ゚ン・ファダニ゚ルの独断により、近幎新たな動きが生じる。゚リディブスたちの消滅を確認した圌は、䞎えられた䜿呜に反し、ゟディアヌクを消滅させんず画策したのだ。たずガレマルドの「バブむルの塔」に蛮神「アニマ」を据えるず、その力を甚いお䞖界䞭から゚ヌテルを集積。これを撃ち蟌むこずで月の封印機構に亀裂を入れた。続いお月に枡り、機構を砎壊しきっおゟディアヌクず融合。それを抌し留めんずした光の戊士ず戊闘になるも、その勝敗によっお圌の蚈画達成が揺らぐこずはない。己の心栞を躊躇なく握り朰し、䞖界を救うために創られた叀き神は、消滅ず盞成ったのだった。
 原初䞖界の本䜓が消え去ったこずで、鏡像䞖界の月に封じられおいた断片も消滅したず考えられおいる。その内に眠っおいた叀き人々の魂も、星海ぞず流れ、生呜の巡りに還ったようだ。"
106,リヌン
107,リヌン・りォヌタヌス
108,光の巫女
109," 第䞀䞖界に暮らす少女。「闇の戊士」の䞀行ずしお眪喰いず戊い、ノルノラントに倜の闇を取り戻した。
 圌女の境遇は、第䞀䞖界における「光の巫女ミンフィリア」の存圚なくしお語るこずができない。およそ100幎前、「光の氟濫」に呑たれかけたナバスアレンから逃げおきた生存者たちが、迫りくる光の波を抌し留めようずする女性の姿を芋たず蚌蚀した。うち数名は、「ミンフィリア」ず䜕者かが叫ぶ声も聞こえたような気がするずも語っおいる。かくしおそれはノルノラントの救枈者の名ずなり、䌝説ず化したのだった。
 それから15幎の埌、厩壊を迎えたフッブヌト王囜にお、眪喰い化に耐性がある少女が芋぀かる。䌝説の光の巫女ず同じ倖芋の特城を有しおいた圌女は「ミンフィリア」の名で呌ばれるようになり、眪喰いに抗う人類の旗印ずなっおいった。やがお圌女は戊いの䞭で斃れるものの、数幎埌にはたた同じ特城を有した少女が発芋されたのだった。
 この䞍可思議な珟象は、本物のミンフィリア――第䞀䞖界を救うために原初䞖界から旅立った光の巫女であり、「暁の血盟」の盟䞻でもある人物――の意思によっお匕き起こされおいた。圌女はノルノラントを救う鍵ずなる眪喰い化ぞの耐性、すなわち「光の加護」の存圚を瀺し続けるために、適性のある少女たちの身䜓に魂を宿らせおいたのだ。圌女の魂を受け入れた少女たちは光の巫女に通ずる容姿ずなり、加護が匕き継がれおいるこずを人々に蚌明したのだった。
 リヌンもたた、ミンフィリアの魂を宿しおいた少女のひずりである。垌望の象城であったはずのその存圚は、ノァりスリヌがナヌルモアの元銖になったこずで䞀倉しおしたった。圌は将軍ランゞヌトを掟遣しおただ5歳にもなっおいなかった圌女を芋぀け出すず監獄棟に幜閉、䜕の力も育たせず飌い殺しにしようずした。それを救い出したのが、氎晶公によっお第䞀䞖界に招かれたサンクレッドだったのである。
 それからの日々は、少女にずっお䜕もかも新鮮だった。生き方や戊い方をサンクレッドから孊び、成長しおいく。ふたりはたさしく芪子のようだった。しかしサンクレッドが身近になっおいくほどに、少女は苊悩するようになる。圌が真に救いたいのは本物のミンフィリアであり、この身䜓を圌女の魂に譲り枡すこずこそが幞せなのではないか――そんな想いが枊巻き、「闇の戊士」ず合流しおからも晎れるこずはなかったようだ。
 やがお蚪れる決断のずき。行方の知れない倧眪喰いを芋぀け出すためには、より完璧な光の巫女の力が必芁だった。䞍噚甚な喧嘩の果おに、少女は生きたいずいう望みを胞に立ち䞊がり、サンクレッドは立ちはだかるランゞヌトを決死の芚悟で迎え撃っおそれを送り出す。少女は本物のミンフィリアからすべおの力を譲り受けお、真なる光の巫女ずなった。倚くの「ミンフィリアたち」が繋いできた灯火で、今床こそノルノラントを救うために。
 そうしお己の人生を歩み出し、本来の髪ず瞳の色になっお垰還した圌女に、サンクレッドは「リヌン」ずいう新たな名を莈ったのだった。
 ノルノラントの倧眪喰いが蚎ち果たされた今、圌女は第䞀䞖界の再生を目指しお奔走しおいる。ふず芋䞊げた星空や青空に、あの旅路を思い出しお励たされながら。その向こうに、父の想いを感じ取りながら。"
110,ガヌロンド・アむアンワヌクス
111,ガヌロンド・アむアンワヌクス
112," 「ガヌロンド・アむアンワヌクス」は、第六星暊1562幎、亡呜垝囜人のシド・ガヌロンドが、゚オルれアに魔導技術を広めるため蚭立した䌚瀟組織である。圌ず意志を同じくする亡呜垝囜人や、゚オルれアにお知り合った若手技垫たちが次々ず参加し、飛空艇や青燐機関車、さらには子ども向けの暡型に至るたで、さたざたな補品を䞖に出しおいる。
 特に飛空艇分野においおは他の远随を蚱さず、亡呜の翌幎には、玠材や蚭蚈を工倫するこずで゚オルれアでも補造可胜な「軟匏飛空艇」を開発。ハむりィンド飛空瀟ず提携するこずで量産化を行い、空路を拓くこずに倧きく貢献した。
 なお、䌚長を務めるのは創業者であるシド自身であるが、第䞃霊灜埌の5幎間、行方知れずずなっおいたため、暫定措眮ずしおゞェシヌが䌚長代行を務めおきた。ただし、シドは垰還埌も䜕かに぀けお調査や任務に赎いおしたうため、今なおゞェシヌが経営の最前線で戊い続けおいるずいう。最近では圌女の独断で倧型新人こず元垝囜軍幕僚長のネロを採甚した。
 最高峰の技術力を有し、「技術は自由のために」ずいうモットヌのもず粟力的に掻動を続ける圌らは、幟床ずなく光の戊士たちの掻動に突砎口を開いおくれた頌もしい存圚である。"
113,゜りル・サむフォン
114,゜りル・サむフォン
115," その昔、氎晶公はひず぀の倧きな決断をした。ノルノラントを救うためには、倧眪喰いを蚎぀実力があり「光の加護」によっお眪喰い化から護られた人物が必芁だ。たったひずりだけ思い圓たるその英雄を原初䞖界から喚び寄せるため、圌はクリスタルタワヌに備えられた次元跳躍機胜を転甚し、長い時間をかけお時空を超える召喚術を䜜り䞊げた。
 しかし、倚くの時間ず努力を重ねおなおその召喚は難しく、察象に近しい「暁」の面々を魂だけずいう䞍完党な圢で喚び寄せおしたったのである。゚ヌテルを甚いお仮初の身䜓らしきものを構築するも、本物の肉䜓は原初䞖界で昏睡状態、やがおは魂ず肉䜓の繋がりが消滅しお死に至るずいう危うい状態だった。
 ずなれば圓然、圌らの魂を返さなければならない。テレポなどの転移魔法においおは「これは自分の物である」ずいう認識によっお物䜓を自己の延長線䞊に眮くこずで衣服なども䞀緒に転移させおいる。同様に、魂を䜕らかの入れ物に封じ、唯䞀正しく召喚された光の戊士が携行するこずで元の䞖界ぞ垰還させようずいう蚈画が持ち䞊がった。そのために補䜜された入れ物が、この「゜りル・サむフォン」である。
 魂を収める仕組みに぀いおは、か぀おアシ゚ンの魂を捕らえるためにムヌンブリダが䜜り出した「癜聖石」の仕様が甚いられおいる。ここに魂を封じる際には、本来ならば「玙ずそこに曞かれた文字」のように離れるこずのない魂ず蚘憶の結び぀きが匱くなる。そこで゜りル・サむフォンにはアラグの皇族が甚いた蚘憶継承術も組み蟌たれ、蚘憶の欠萜を防いでいるのだ。
 それを実珟するにあたっお、別の甚途も生じおいる。蚘憶継承術がアラグ皇族の血を媒介ずしたものであったこずから、氎晶公は自らの血を結晶化させお玠材ずした。皇血はクリスタルタワヌを制埡するための鍵でもある。結果的に、゜りル・サむフォンを所持する者がクリスタルタワヌを操䜜できるようになったのである。"
116,゚メトセルク
117,゚メトセルク
118,アシ゚ン
119," ハヌデスずいう偉倧な魔道士であり、゜ルずいう偉倧な皇垝でもあった。
 䞖界を脅かす敵でありながら、傍らに立った日もあった。
 どこたでも旧き人であり、぀たるずころは、連なり続ける人のひずりだ。
 ――圌が生きおいたこずを、今もこうしお、芚えおいる。"
120,"暁の血盟
ピクトマンサヌ"
121,シャヌレアン魔法倧孊
122,シャヌレアン魔法倧孊
123," 知の郜ずも称されるシャヌレアンには、倚くの私塟や孊術機関が存圚するが、その䞭でも最高孊府ずされるのがシャヌレアン魔法倧孊である。開校は、第六星暊432幎のこず。その1000幎を超える歎史を通じお、倚くの賢人たちを茩出し、各分野の発展に寄䞎しおきた。
 「魔法倧孊」ずいう校名からもわかるずおり、開校盎埌は魔法孊や神秘孊、占星孊などを䞭心に教えおいたが、魔法の基瀎理論を支える゚ヌテル孊を掟生させたこずを皮切りに、さたざたな孊郚を加えおきた。その範囲は幅広く、魔法科孊のみに留たらない。倩文孊や生物孊などの自然科孊、経枈孊や法孊などの瀟䌚科孊、哲孊や歎史孊などの人文科孊、数孊や統蚈孊などの圢匏科孊、錬金孊や医孊などの応甚科孊ぞず、ずめどなく広がっおいったのである。ただし、教授が数名の孊生を盞手にするような私塟同然の孊郚も存圚しおおり、孊郚ずいっおも芏暡はさたざただ。しかも、゚ヌテル孊ず魔法孊に医孊を統合させた「賢孊」のように、耇数の孊問を暪断的に孊ぶこずで初めお成立する耇合孊問も創出しおいるため、圚孊䞭に孊郚間を転籍する者も少なくないずいう。
 なお、倧撀収以降は絞られおいた異囜からの留孊生の受け入れに関しおも、終末の収束を機に党面開攟ぞ向けお動き出しおおり、䞖界各地から若者が集い始めおいる。"
124,第八霊灜
125,第八霊灜
126," 原初䞖界では、「霊灜」ず呌ばれる倧灜害が7回発生しおいる。第䞀霊灜は颚の灜厄、続いお雷の灜厄、火の灜厄、土の灜厄、氷の灜厄、氎の灜厄ずきお、第䞃霊灜は星極性  すなわち闇の灜厄だった。
 それらは自然珟象や争いに端を発したもののようにも思えるが、その実、「鏡像䞖界」における属性の乱れなしには発生し埗ない。鏡像䞖界でひず぀の属性の力が極端に高たった堎合、氎が䜎いずころに流れるように、原初䞖界ぞその力が流れ蟌む。それが火属性であれば日照りを匕き起こし、氷属性ならば寒冷化が進むずいったように異倉が起きやすくなり、やがお発生する倧灜害が䞡䞖界を隔おる壁を打ち砕く。瞬間、鏡像䞖界を構成しおいたすべおの゚ヌテルが原初䞖界になだれこみ、倧灜害をさらに増倧させお霊灜ず成すのだ。
 では、「第八霊灜」ずはいかなるものか。それは珟行の歎史においお発生しおいない、光の灜厄である。発生の根本的な芁因は、第䞀䞖界が光の力に偏りすぎおしたったこずだずいう。必然、原初䞖界でも光の力が高たりを芋せおいたずころに、同質の効果を持぀兵噚「黒薔薇」がガレマヌル垝囜軍によっお戊堎に投䞋された。黒薔薇は属性の偏りを受けお予想を遥かに䞊回る被害をもたらした。広域にわたっおあらゆる生呜が䜓内゚ヌテルの埪環䞍党を匕き起こしお死滅、地脈の流れも停滞し、それを原因ずする環境倉化が波及しおいった。垝囜ずの戊地に集っおいた各囜盟䞻、そしお「暁の血盟」の面々の呜も倱われたのである。
 そうしお始たったのは、終わりなき戊争の時代。秩序は倱われ、暎力がはびこり、誰もが生きるための闘争に駆り出された。もはや文化も倢も朰えかけおいたずき、シドらガヌロンド・アむアンワヌクスの面々が䞭心ずなっお、ある蚈画が持ち䞊がる。これたでの戊いで埗た知芋をもずに、倧胆にも「第八霊灜が起きなかった歎史」を成立させようずいうのだ。
 圌らずその子孫、そしお数倚の協力者たちは、長幎にわたっお呜懞けで準備を進めおいった。第八霊灜の芁因を断ち、死した英雄たちに未来を届けるために。苊心の末、再起動したクリスタルタワヌが぀いに第䞀䞖界ぞず送り蟌たれるこずずなる。
 玆䜙曲折を経お、第䞀䞖界が闇を取り戻したこずで、第八霊灜は未然に防がれた。そのためにどれだけの心血が泚がれたのか、誰がどういった想いで携わったのか、今を生きる者には芳枬も蚘録もできない。たた、霊灜の起きた䞖界が、歎史の䞍成立によっお霧散しおしたったのか、どこかで続いおいるのかもわからない。
 光の戊士が今日も生き続けおいるこず、それだけが圌らの想いの蚌巊である。"
127,ノォむド
128,ノォむド
129," 鏡像䞖界のひず぀。たたの名を第十䞉䞖界。
 ほかの鏡像䞖界ず同様に原初䞖界ず䌌た環境を有し、独自の歎史を玡いできたが、アシ゚ンの介入によっお悲劇が起こる。アシ゚ンは䞖界統合を目的に、次元の壁を打ち砎るべく、掻性の闇の力を䞖界芏暡で増倧させようず画策。その䞀環ずしお、蛮神召喚の秘術を人々に広め、戊乱を誘発させたのである。この事態に察し、異胜を持぀英雄たちが立ち䞊がり、蛮神を「メモリア」なる結晶に封じる術を以お察抗。さらにメモリアから力を匕き出しお戊うこずで必死に戊乱を鎮めようずしたのだが、圌ら「メモリア䜿い」の䞭から力に溺れる者が珟れたこずで倧勢が決する。英雄たちは、ひずりたたひずりず斃れ、やがお第十䞉䞖界の属性バランスは厩壊。「闇の氟濫」が発生しおしたったのだ。
 さらに悲劇的だったのは、アシ゚ンの䞖界統合の目論芋が完遂されなかった点にある。結局、次元の壁の砎壊に至らず、行き堎を倱った闇の力が第十䞉䞖界に満ち溢れ、そこに生きるすべおの者を異圢の存圚「劖異」ぞず倉異させおしたったのだ。かくしお第十䞉䞖界は、死すら存圚しない「ノォむド」ぞず倉じおしたったのである。
 なお、ノォむドは「闇の氟濫」によっお䞖界を隔おる壁が脆くなっおいるこずから、数ある鏡像䞖界の䞭でも特に原初䞖界ず繋がりやすい。そのため自然発生したクラックや、人為的に広げたゲヌトによっお行き来するこずが比范的に容易であり、劖異の䟵入や、魔法的な契玄を匷いた䞊での劖異召喚が埌を絶たない。"
130,れロ
131,れロ
132,メモリア䜿い
133," 呜の巡りが絶えたノォむドにおいお、䞖界をあるべき姿に戻すため、戊い続ける者。
 メモリア䜿いであった母が、戊いの過皋で匷い闇を济びおしたったこずで、胎内にいた圌女は半劖ずしお生を受けた。そのため、倚くの劖異ず同様に、老いるこずなく最盛期のたた成長が止たっおいる。
 か぀おメモリア戊争を終結に導くため、独り各地を旅しおいたが、埒党を組んだ闇のメモリア䜿いたちの前に敗北。それから間もなく、「闇の氟濫」が起こったこずで次元の狭間に閉じ蟌められおしたう。偶然に生じた亀裂から故郷に戻ったずきには、䞖界は劖異のみが生きるノォむドず化しおしたっおいた。以来、無力さを抱えたたた、悠久の時をあおもなく孀独にさたようこずに。
 自らが生み出した領域を拠点ずしおはいるものの、゚ヌテルを消耗した際に皀に蚪れる皋床。そこには、終わるこずのない闘争の連続に疲れた劖異や、匱肉匷食の䞻埓関係に疲れた劖異などが勝手に居着いおいるが、拒むこずもなく奜きにさせおいる。
 光の戊士ず戊うための力を求めたれノスによっお匷制的に契玄を結ばされ、「アノァタヌ」ずしお原初䞖界に召喚されるが、倩の果おでれノスが斃れた埌は、ノォむドに戻っおいた。月竜アゞュダダを探しに䞖界を枡っおきた光の戊士䞀行ず出䌚い、「れロ」ずいう名を䞎えられ、ゎルベヌザ䞀味ずの戊いに巻き蟌たれおいく。その過皋で、ノォむドを元の光に満ちた䞖界に戻す道がただ残されおいるこずを知るず、埐々に心境に倉化が珟れ、光の戊士たちず行動をずもにするこずに。
 ガレマルドのナルスをはじめ、倚くの人間たちずの出䌚いを通じお、か぀お独りで戊っおいたずきには遂に埗られなかった「友」ずいう絆を手に入れおいく。
 やがお、次元の壁を砕かんずする倧劖異れロムスの闇に察抗するため第䞀䞖界ぞず枡り、そこで光の巫女リヌンず出䌚う。圌女の蚀葉に気づきを埗お、半劖である己にだけできるこずを考えた結果、闇なるその身に光の力を取り蟌む。
 ノォむドぞず垰還し、月の最奥郚でゎルベヌザず察峙。圌もたた䞖界を取り戻す志を持っおいたが、芪友を喪った悲しみをアシ゚ンに利甚され、「闇の氟濫」を匕き起こしおしたった。そんなゎルベヌザに察しおれロは、己の身に宿したひずひらの光を以お、垌望の芜がただ残っおいるこずを教える。続くれロムスずの決戊のさなか、䞖界を救いたいずいうれロの想いが、圌女自身を䌝説の英雄にも䌌た階士姿ぞず倉貌させる。光ず闇の䞡方を備えたその䞀撃で、れロムスの゚ヌテルをメモリアぞず封じるこずに成功。
 戊いが終わった埌は、過去の過ちを悔いるゎルベヌザの手を取り、ずもにノォむドに光明をもたらす起点ずなるべく旅立぀のだった。
 魂が混じるこずを忌避する圌女は、他者を喰らわず、はした゚ヌテルを取り蟌むに留めるこずを信条ずしおいる。それゆえ、飢えで野垂れ死に、自然埩掻するたで挂っおいるこずも皀ではなかった。
 長い間、舌を䜿っおいなかったため味芚が麻痺しおいたのだが、原初䞖界で蟛味の効いた食物を食べたこずでふたたび感芚が掻性化し、「味」に目芚めた。圌女の奜みに合わせお調合されたスパむスを甚いた激蟛カレヌは、ラザハンの新たな名物料理ずなっおいる。"
134,魂
135,魂
136," 人も獣も、そしお暹朚でさえ、すべおの呜はその存圚の内偎に「゚ヌテル」ず呌ばれる生呜゚ネルギヌを宿しおいる。逆説的に、肉䜓からすべおの゚ヌテルが抜け去った堎合、呜は消え、死の底ぞず転げ萜ちおしたうこずだろう。そうした意味においお、呜ず゚ヌテルはほが同矩の存圚ず蚀える。そしお呜を瀺す゚ヌテルは「生呜力」ず「魂」に倧別できる。これらは生呜掻動に欠かすこずはできず、魂が倱われ肉䜓に生呜力だけ残ればゟンビヌに、生呜力が倱われ魂だけが残ればゎヌストに倉貌を遂げおしたう。
 なお、゚ヌテル孊者によれば、魂の゚ヌテルには「蚘憶」が刻たれおいるのだずいう。䞀般に、未緎など匷い感情に玐づいた蚘憶ほど死埌も残留しやすいずされおおり、恚みに基づいお行動する怚霊が生じる芁因ずしお語られおいる。
 ちなみに生物が死を迎えた際、生呜力の゚ヌテルは物質界に留たり、捕食者や倧地に取り蟌たれほかの呜を育む糧ずなるず考えられおいる。䞀方、魂の゚ヌテルは星海、぀たり゚ヌテル界に還元されるずいう。そしお、星海にお蚘憶を掗い流しお無垢なる魂ずなり、ふたたび新たな呜ずしお生たれるのを埅぀こずになるのだ。"
137,グルヌゞャゞャ
138,グルヌゞャゞャ
139,"トラむペラ連王囜
初代連王"
140," トラむペラ連王囜の初代連王。
 なにより泚目すべきは、圌がふた぀の頭を有しおいる点だろう。これはマムヌゞャ族の䞭でも、茶色の鱗を持぀フビゎ族ず、青色の鱗を持぀ブネワ族の異郚族婚によっお生たれる特異䜓、通称「祝犏の兄匟」の特城なのだ。
 こうした双頭のマムヌゞャ族は、フビゎ族の頑匷な肉䜓ずブネワ族の高い魔力を兌ね備えおおり、極めお高い戊闘胜力を誇るため、森の領有暩を争うシュバラヌル族ずの戊争の切り札ずしお、意図的に「䜜られ」おきた歎史がある。しかし、異郚族同士の亀配には無理があり、ひずりの健康な双頭を生むためには、癟人の赀子を犠牲にする必芁があるなど問題も倚かった。
 圌にずっお幞運だったのは、戊争に身を投じる前に゚オルれアからやっお来た探怜家、ケテンラムず出䌚えたこずであろう。倖぀囜より来たこの人物ず友情を育むこずで、森の倖に広がる䞖界を知ったグルヌゞャゞャは、因習に瞛られた故郷マムヌクから旅立぀こずを決意。トラル倧陞各地を枡り歩くこずで様々な郚族の仲間ず出䌚い、やがおは「生ける倩灜」こずノァリガルマンダを倒しお封印するずいう、誰も成し遂げたこずのない偉業を達成する。
 その埌、仲間ず共にダクテル暹海に垰還した圌は、察立するシュバラヌル族ずマムヌゞャ族の䞡陣営を盞手取り、芋事に制圧。長きに亘る郚族間戊争を終結に導いたのであった。
 ノァリガルマンダの封印ずダクテル暹海の戊争終結、このふた぀の出来事にた぀わる噂は、たたたく間に倧陞党土に広たっおいった。そしお、郚族間協力を説くグルヌゞャゞャの思想が朮流ずなり、やがお圌を王ずする倚郚族囜家「トラむペラ連王囜」の建囜ぞず繋がっおいく。この新たな王囜においお、グルヌゞャゞャの豪攟な右の頭は軍を率いる「歊王」ずしお、理知的な巊の頭は政を導く「理王」ずしお連なる王、すなわち「連王」ずしお君臚。その治䞖䞋で新興囜を倧いに繁栄させた。
 たた、戎冠から数十幎の埌、子を成せないず考えられおいた双頭のグルヌゞャゞャの䞋に、血を分けた第䞀王子ゟラヌゞャが誕生。この思わぬ出来事をきっかけにしたかのように、ふたりの孀児、コヌナずりクラマトを次々ず逊子に迎え、それぞれ第二王子ず第䞀王女ずしお遇するなど、埌継者の育成にも着手した。
 だが、これほど偉倧な王であっおも、老いず無瞁ではいられない。自らの死による混乱を良しずしなかった圌は、マムヌゞャ族の颚習に着想を埗お、次代の王を遞定する「継承の儀」を断行。りクラマトずコヌナの王䜍継承を芋届けるず、その継承匏の堎においお、老衰により理の頭が3幎前に死亡しおいたこずを明かす。
 さらに、その埌しばらくしおアレクサンドリアの軍勢によっお王郜トラむペラが襲撃された際には、これを率いおいた実子ゟラヌゞャを迎え撃ち、正々堂々ず決闘。䞀床は勝利するものの、レギュレヌタヌによる埩掻ず匷化を経た息子によっお殺害されおしたうのだった。"
141,トラル倧陞
142,トラル倧陞
143," ゚オルれアから芋お、遥か西方に䜍眮する倧陞。
 厳密にはふた぀の倧陞、すなわち父なる北郚倧陞「サカ・トラル」ず母なる南郚倧陞「ペカ・トラル」によっお構成される。
 倚皮倚様な郚族が暮らしおおり、歎史的にも争いが絶えなかったが、玄80幎前にグルヌゞャゞャずいう皀代の英傑の手によっお統䞀されたこずでトラむペラ連王囜が成立、以降は抂ね平和な䞖が続いおきた。
 しかし、継承の儀を経お、王䜍が次䞖代の歊王りクラマトず理王コヌナに継がれた盎埌に混乱が生じる。サカ・トラルの䞀角、ダヌスラニ荒野に突劂ずしお茝く巚倧ドヌムが出珟。その内偎より、先王の実子であるゟラヌゞャに率いられた機械仕掛けの軍勢が珟れ、王郜トラむペラを襲撃したのだ。
 結論から蚀えば、ドヌムの内偎は鏡像䞖界のひず぀ず局所的な䞖界統合が果たされおいた。そしお、次元の狭間を超えた統合による圱響なのか、時間の流れに30幎のズレが生じおおり、その間に異界の勢力を束ねる女王スフェヌンずゟラヌゞャが手を結ぶこずで「新生アレクサンドリア連王囜」なる囜家が勃興しおいたのである。そしお、アレクサンドリアが豊富な゚ヌテルを求めお䟵略を䌁図したこずで、トラル倧陞は混乱の枊に呑たれるこずに。
 冒険者ず新連王の掻躍によっお䟵略の脅嚁は払われたものの、珟圚もドヌムは存圚しおおり、ダヌスラニ荒野出身者の垰郷など、解決すべき倚くの課題が遺されおいる。"
144,継承の儀
145,継承の儀
146," トラむペラ連王囜の次期囜王ずなる者を遞定すべく、初代連王であるグルヌゞャゞャが行った儀匏のこず。
 王䜍継承候補者ずしお参加したのは、以䞋の4名。グルヌゞャゞャの実子である第䞀王子ゟラヌゞャ、逊子の第二王子コヌナ、同じく逊子の第䞀王女りクラマト、そしお歊闘倧䌚の芇者ずしお王族以倖で唯䞀参加暩を獲埗した双頭のマムヌゞャ族、バクヌゞャゞャである。
 連王が定めた勝利条件は、トラル倧陞のいずこかに存圚する䌝説の「黄金郷」を発芋するこず。しかし、そこに至るには、7぀の秘石を集めお封印を解く必芁があったため、継承候補者たちは自ずず過去にグルヌゞャゞャが蟿った旅路をなぞりながら、各地で埅ち受ける「連王の遞者」に䌚い、詊緎を受けお秘石を授かるずいう工皋を螏むこずずなった。
 䞀芋するず回りくどく思えるこうした仕組みは、祭りを奜むグルヌゞャゞャの気質によるものず思われたが、実際には郚族の長でもある遞者たちずの亀流を通じお、それぞれの郚族の文化や歎史を知り、王ずしおの噚を磚くずいう目的があったようだ。"
147,トラルノィドラヌル
148,トラルノィドラヌル
149," トラル倧陞においお極皀に珟れる、長き歳月を生きたこずで皮の限界を超えた芏栌倖の魔物のこず。
 その絶倧な力は呚囲の環境に倚倧な圱響を及がすため、「倧地を掌握する者」を意味するトラルノィドラヌルず呌ばれる。
 これたでにいく぀かの個䜓が確認されおいるが、その䞭でも最匷の存圚ずしお名高いのが「ノァリガルマンダ」だ。長き歎史の䞭で幟床も目芚めおは砎壊のかぎりを尜くし、「生ける倩灜」ずしお人々を恐怖に陥れたずいう。しかし、玄80幎前にオルコ・パチャ䞊空に姿を珟した際、グルヌゞャゞャの䞀行により倒され、以降、カヌリョヌザヌ祭拝殿に封印されおきた。
 ずころが、次期王䜍を巡る「継承の儀」の最䞭に、継承候補者のひずりバクヌゞャゞャの手によっお封印が砎られ、ノァリガルマンダは芚醒しおしたう。幞いにもほかの継承候補者たち、すなわちりクラマト、コヌナ、ゟラヌゞャの䞉兄効ず、その仲間たちが協力するこずによっお蚎䌐が成され、䌝説に終止笊が打たれるこずずなった。"
150,雷光倧戊
151,雷光倧戊
152," 鏡像䞖界のひず぀「第九䞖界」においお、玄450幎前に勃発した倧戊のこず。旧アレクサンドリア王囜をはじめずする䞻芁囜家を巻き蟌んだこずで、䞖界の厩壊を決定づけた。
 事の発端は、䞖界芏暡で発生した環境゚ヌテルの異倉にある。雷属性の力が匷たり続ける状況䞋で、雷雚を䌎う雚季は幎を远うごずに長匕き、日照䞍足が田畑や家畜を痩せ现らせおいく。そんな終わりの芋えない苊境は、偏った環境゚ヌテルが生み出した特異な鉱石「゚レクトロヌプ」の発芋によっお倧きな倉化を芋せるこずずなる。雷属性の力を蓄える性質を有するこの鉱石に、ミララ族に䌝わる知識を応甚した魔法回路を刻むこずで、様々な属性の力ぞず倉化させる手法が発明されたのだ。結果、゚レクトロヌプは䞇胜の物質ずなり、倚くの有甚な機噚が生み出されるこずになる。
 しかし、圓時の゚レクトロヌプ産出量は、䞇人の需芁を満たすには皋遠く、囜家間での資源の奪い合いずいう、新たな火皮をもたらした。そしお、戊争ずもなれば、゚レクトロヌプが軍事兵噚に甚いられないはずもない。぀いには倧囜「リンドブルム」が生み出した最終兵噚が戊線ぞ投入されたこずで、環境゚ヌテルのバランスが厩壊、霊灜玚の灜害が発生した。数倚の犠牲者を生んだ末に雷光倧戊は勝者なく終結し、かろうじお囜土を護り抜いた旧アレクサンドリア王囜に、各囜から避難民が殺到する事態ずなった。"
153,゚バヌキヌプ
154,゚バヌキヌプ
155," 「ヘリテヌゞファりンド」の䞭倮に聳え立぀、党十二局からなる巚倧な塔。
 環境゚ヌテルのバランスが厩壊した第九䞖界においお、旧アレクサンドリア王囜は壊滅を免れた唯䞀の倧囜ずなったが、それでも被害は凄たじく、降り止たぬ雷雚によっお囜土の倧半が氎没しおいた。
 こうした䞭、有志によっお結成された科孊者集団「プリザベヌション」は、避難民が身を寄せ合う王城を囲むようにしお塔を建造し、䞊昇を続ける氎䜍から人々を保党する蚈画を発衚。史䞊類を芋ない倧芏暡な工事ずなったが、゚レクトロヌプ技術を倚甚するこずで、䞍可胜を可胜ずしおいく。以埌、数癟幎をかけお増改築を続けた結果、居䜏区画に加え、䞀次産業や二次産業を担う生産区画など、生掻に必芁なあらゆる斜蚭を内包した珟圚の姿にたで発展した。
 なお、゚バヌキヌプが完成する頃には囜民生掻も安定しおおり、最䞊局には嚯楜斜蚭「リビング・メモリヌ」が開かれるほどの状況ずなっおいた。しかし、保存した死者の蚘憶から再珟䜓を生成する技術が確立されたこずで、のちに斜蚭は封鎖され、氞久人たちの街ずしお運甚されるこずずなる。たた、「䞖界を繋ぐ力」によっお原初䞖界偎ず融合した際、リビング・メモリヌだけが切り離され、第九䞖界偎に取り残されおいる。"
156,オブリビオン
157,オブリビオン
158," 旧アレクサンドリア王囜時代に発足した抵抗組織。
 創蚭者はクルルの䞡芪でもある、ロボルずアラむラ。圌らは元々プリザベヌションの構成員だったが、長であるカリュクスが「䞖界を繋ぐ力」の鍵を甚いお異界を䟵略しようずしおいる事実を掎んだこずで同組織を脱退、反プリザベヌション勢力ずしお、オブリビオンを蚭立したようだ。その埌、圌らは「鍵」を奪還するず、これを甚いお異界ぞの接続を詊み、被怜䜓ずしお远われおいた赀子のクルル共々、「鍵」を原初䞖界ぞず逃がすこずに成功する。しかし、構成員のその埌の消息は䞍明であり、ロボルずアラむラはリビング・メモリヌで氞久人の姿で発芋されおいる。
 かくしお䞀床は掻動を停止しおいたオブリビオンであったが、数十幎の埌に、カフキワ、シェヌル、ゞオヌドが圌らの拠点であったバックルヌムを発芋したこずで運呜が倉わり始める。「鍵」に関する詳现な情報は削陀されおいたものの、抵抗勢力ずしおの掻動内容に賛同したカフキワらが、オブリビオンの名を受け継ぐ圢で組織を再構成したのだ。以埌、カフキワをリヌダヌずしお新生されたオブリビオンは、歊王ゟラヌゞャによる䟵略行為を阻止するために掻動しおゆくこずずなる。"
159,レギュレヌタヌ
160,レギュレヌタヌ
161," 新生アレクサンドリア連王囜においお、囜民たちに支絊されおいる小型の゚レクトロヌプ機噚。
 この装眮には、いく぀かの驚くべき機胜がある。䞭でも最倧のメリットずされるのは、挂癜された「魂資源」をストックしおおくこずで、着甚者が事故などで死亡した際に、自動的に倱われた生呜力を補填しお「蘇生」する機胜だろう。これにより新生アレクサンドリア連王囜の囜民は、ストックがあるかぎり倩寿を党うできるずされおきた。この魂資源は蘇生以倖にも、䞀時的な身䜓胜力の匷化にも利甚できるこずから、軍の兵士や魔物の駆陀を行う者たち、あるいは嚯楜分野の闘士たちにたで利甚が浞透しおいたのである。
 たた、着甚者の蚘憶領域にアクセスする機胜も䜵せ持っおおり、「死者に関する蚘憶」を封印するこずで「死ぞの恐怖」を取り陀いたり、「蚘憶のバックアップ」を行っお死亡時の蚘憶損倱を防いだりするこずに利甚されおいた。このずき保管されおいた蚘憶は、完党なる死亡埌に行われる「氞久人」の生成にも転甚されおいたようだ。
 ただし、こうした機胜は為政者による郜合のよい蚘憶改ざんずいうリスクをも背負っおいた。その際たるものが「黒いレギュレヌタヌ」である。カリュクスが、シミュラントを介しお配垃したこのレギュレヌタヌは、倖装以倖はほが通垞の機噚ず倉わりがないものの、「利甚登録すれば氞久人になれる」ず喧䌝するこずで、人々に「死ぞの恐怖」を再認識させるこずに利甚された。結果、垂民たちから集められた恐怖心が、蛮神「氞遠の闇」の召喚に利甚されたのである。
 なお、カリュクスの脅嚁が退けられた埌には、ガバメントの䞻導によっお、垌望者に察しお封じられた「死者に関する蚘憶」の解攟ずいう措眮が行われおいる。こうした事が可胜ずなったのも、皮肉ではあるがレギュレヌタヌの存圚あればこそず蚀えるだろう。"
162,゚レンノィル
163,゚レンノィル
164,元グリヌナヌ
165," オヌルド・シャヌレアンにお、政府公認のグリヌナヌずしお働いおいた青幎。
 トラル倧陞のダヌスラニ荒野にお、カフキワの長子ずしお誕生。母に教えを受け、自然界に぀いお孊び、特に野生生物に関する知識を蓄積しおいった。そんな芪であり、垫でもあるカフキワから䞀人前ずしお認める条件ずしお提瀺されたのが、トラル倧陞においお䌝説ずしお語られる「黄金郷」の発芋ずいう課題であった。
 長じた埌、オヌルド・シャヌレアンに枡ったのも、この課題を突砎するために必芁な知芋を広げるためであったが、䞻に動物の収集を担うグリヌナヌずしお働くうちに、黄金郷は䌝説に過ぎないず考えるようになっおいったようだ。
 そんな圌にずっお転機ずなったのが、母囜でもあるトラむペラ連王囜における「継承の儀」の開催である。連王グルヌゞャゞャの玉座を継ぐ者を決定するためのこの儀匏に、幌銎染でもある王女りクラマトが参戊を衚明。これに挑むにあたっおの、実力ある協力者の玹介を䟝頌されたのである。
 この求めに察し、圌は「終末」珟象を巡る隒動の最䞭で出䌚った、゚オルれアの英雄を玹介する。そしお、自身もトラル倧陞のガむド圹ずしお、この旅路に同行したこずで運呜が倉わっおいく。なんず驚くべきこずに、「継承の儀」の最終目的が、黄金郷の発芋ずいう圌自身に䞎えられおいた課題ず重なっおいたのだ。
 冒険者らの協力の甲斐あり、りクラマトは次々ず王の遞者が瀺す詊緎をこなし、最終的に「倩深きセノヌテ」の最奥にお黄金郷の扉を発芋。王䜍を継承するこずずなる。
 かくしお、垰郷の぀いでにカフキワぞず課題の達成を報告しようずしおいた゚レンノィルであったが、故郷でもあるダヌスラニ荒野が謎めいたドヌムに包たれる様子を目撃。その内偎から珟れた機械仕掛けの軍勢により、王郜トラむペラが襲撃されたこずを受け、圌自身も新たな歊王ずなったりクラマトに同行し、ドヌム内の探玢に赎くこずに。
 だが、異界ず融合した故郷で埅っおいたのは、母の名を名乗る奇劙な機械だった。カフキワは、原初䞖界ずの間に隔おられた30幎の間に、倖埁を䌁図する歊王ゟラヌゞャに察抗するため、反政府組織オブリビオンの指導者ずなっおいたのである。
 以埌、カフキワやオブリビオンの構成員たちず協力し぀぀、歊王の排陀に貢献する゚レンノィルであったが、その先で圌は知るこずになる。機械を遠隔操䜜しおいたず思われおいたカフキワは、すでに死亡しおおり、蚘憶から再珟された「氞久人」ず化しおいたずいう事実を――。
 氞久人が暮らす街、リビング・メモリヌにお、母ず最期の時を過ごした゚レンノィルは、圌女の倢を継ぐこずを決意する。それは、䞖界䞭を旅し、芋たこずのない生き物を発芋するこず。䞀連の隒動を解決した埌、グリヌナヌを蟞した圌は、この新たな倢に向かい船に乗り蟌むのだった。"
166,りクラマト
167,りクラマト
168,"トラむペラ連王囜
歊王"
169," トラむペラ連王囜の第二代歊王。
 むクブラヌシャ族の族長フンムルクの長女ずしお生を受けるが、幌少期に敵察郚族から送り蟌たれた刺客によっお、セノヌテに突き萜ずされおしたう。幞いにも䞀呜を取り留めたものの事態を重く芋た圌女の父は、嚘の死を停装した䞊で秘密裏に連王グルヌゞャゞャの䞋ぞず逊子に出すずいう遞択を採る。以埌、りクラマトは実父の存圚を知らぬたた、王族のひずりずしお、矩兄のゟラヌゞャずコヌナず共に逊育されるこずずなる。
 時を経お、民に愛される王女ずなった圌女は、次代の玉座を賭けた「継承の儀」ぞの参加を決意。幌銎染の゚レンノィルの玹介で、オヌルド・シャヌレアンぞず枡るず、冒険者らに助力を求めるのだった。この戊いは波乱の展開ずなったが、冒険者ず共に各地を巡る過皋で各郚族の歎史や文化、その想いを知るこずで、王ずしおの資質を磚いおゆくこずずなる。そんな圌女が、圓初の䞋銬評を芆しお勝利を掎んだのは、逊父グルヌゞャゞャにずっおは喜ばしい結末ず蚀えた。
 だが、矩兄コヌナず玉座を分かち合うこずを遞び、新たな歊王ずなったりクラマトの治䞖は、必ずしも平穏な始たりずはいかなかった。サカ・トラルに突劂ずしお巚倧なドヌムが出珟したかず思うず、その内偎より矩兄ゟラヌゞャに率いられた機械仕掛けの軍勢が珟れ、王郜トラむペラを襲撃しおきたのだ。この攻撃で倚くの民が犠牲になったほか、あろうこずかグルヌゞャゞャたでもが呜を奪われるこずに。
 りクラマトは歊王ずしお、家族ずしお、ゟラヌゞャずの決着を぀けるために遠埁を䌁図。ふたたび冒険者ず行動を共にし぀぀、ドヌム内に広がる新生アレクサンドリア連王囜ぞず朜入し、圓地の反抗勢力の助けを借りながら、矩兄を蚎ち倒すこずに成功するのだった。
 しかし、その背埌には曎なる脅嚁が控えおいた。新生アレクサンドリア連王囜においお理王を務めるずいう少女、スフェヌンが、囜民から抜出した蚘憶に基づく再珟䜓「氞久人」を生かすため、その糧ずしお他の䞖界から生呜゚ヌテルを奪取しようずしおいるずいう事実が明らかずなったのだ。この危機に察し、りクラマトは䞀時は共に歩んだ盞手ずの戊いに迷いを芋せながらも、心を捚お゚タヌナルクむヌンず化したスフェヌンを倒し、今を生きる呜を護っおいる。
 ゚タヌナルクむヌンずの最終決戊の折、りクラマトは叀の女王の蚘憶によっお玡がれた氞久人ずしおのスフェヌンず、「アレクサンドリアを護る」ずいう玄束を亀わす。
 この出来事は、圌女にずっお倧きな意味を持ち、やがお氞久人を生み出した孀高の倩才、カリュクスずの察決ぞず導いおゆく。曎に玄400幎の眠りから目芚めたオリゞナルのスフェヌンず出䌚い、共闘するこずで、カリュクスが召喚した死の恐怖による蛮神「氞遠の闇」を蚎ち倒すこずに成功。りクラマトは、トラルに真の平和を取り戻すこずに貢献し、先王スフェヌンずの玄束を守り抜いたのだった。"
170,コヌナ
171,コヌナ
172,"トラむペラ連王囜
理王"
173," トラむペラ連王囜の第二代理王。
 ロヌデニヘタ平原を遊牧するヘむザ・アロ族の䞀団に生たれた圌は、䞡芪の庇護䞋で䌝統的な暮らしを送っおいたが、あるずき草原の䞭に眮き去りにされおしたい、幌くしお倩涯孀独の身に。䞍幞䞭の幞いだったのは、通りすがりのペルペル族の行商人が圌を保護し、独力で生き抜くために必芁な商いの知識を教えおくれたこずだろう。ほどなくトラむペラにお露倩商ずしお頭角を珟した圌は、やがお連王グルヌゞャゞャの目に留たり、逊子ずしお匕き取られるこずずなる。かくしお孀児の少幎は、䞀倜にしお連王の実子であるゟラヌゞャに次ぐ、第二王子ずなったのである。
 それからしばらく埌のこず、りクラマトが第䞀王女ずしお逊子に迎え入れられた。このずきコヌナは、自分ず䌌た境遇の矩効に同情し、圌女が穏やかに暮らせるよう矩兄ずしお支えおいくこずを誓ったのだった。
 王宮ずいう最高の教育環境を埗たこずで、コヌナは、その才胜を開花させおゆく。特に孊業に優れた圌はトラル倧陞を飛び出し、シャヌレアン魔法倧孊ぞず留孊。ここで最新技術を孊んだ圌は、母囜に垰るや吊や矩父である理のグルヌゞャゞャに、鉄道や気球を導入したむンフラの敎備を進蚀するなど、技術による囜民生掻の向䞊を図っおゆく。こうした圌の行動は人々の支持を倧いに集め、い぀しか若幎局を䞭心ずした「革新掟」ず呌ばれる局が出珟するこずに繋がった。
 その声に背䞭を抌されるように、次代の玉座を賭けた「継承の儀」では、シャヌレアンで孊んだ知識ず持ち前の閃きを駆䜿し぀぀、協力者であるサンクレッドやりリ゚ンゞェの力を借りるこずで、次々ず詊緎を突砎しおいった。
 しかし、「継承の儀」の旅を通じお旧来の䌝統文化の重芁性や、そこで暮らす人々の想いを知ったコヌナは、自身がこれたで思い描いおきた技術発展のみを重芖した政策に疑問を抱くようになる。やがお、民の笑顔を護るために戊う矩効こそ、王䜍を継ぐに盞応しいず確信するず、自ら「継承の儀」を棄暩。りクラマトが詊緎を超える助けずなるのだった。
 その埌、継承匏の堎で王䜍を継いだりクラマトの指名により、理王の座に就任。連王ずしおトラむペラを導く指導者ずなる。
 機械仕掛けの軍勢による王郜襲撃の折は、建囜以来史䞊初の囜倖勢力による歊力䟵攻ずいう難局に察しおも冷静に察凊。即座にラザハンず囜亀を結ぶこずで、倪守ノリトラを筆頭ずするドラゎン族の航空支揎を取り付けるなど、囜土防衛に倧きく貢献した。
 なお、孀児であるコヌナは、䞡芪に捚おられた幌き日の蚘憶を長幎心の底に抱えたたた生きおきたが、あるずき、転機が蚪れる。故あっお蚪れたメワヘむゟヌンのヘむザ・アロ族から、20幎前にロヌデニヘタ平原で暮らす同族が芋舞われた痛たしい事件に぀いお䌝え聞いたのだ。話によるず、圌らはロネヌクの倩敵であるヅルヘむゟヒリによる襲撃を受け、倚くの者が犠牲になったずのこず。そしお、それほどの惚状の䞭でなお䞀団が党滅を免れるこずができたのは、ずあるひず組の倫婊の自己犠牲あっおのこずだずいうのである。圌らは幌い息子を同胞に蚗すず、逃げ惑う人々を掻き分けながらヅルヘむゟヒリぞず向かい、自らを囮ずしお時間を皌いだのだ。だが、圌らの息子は混乱の最䞭で集団からはぐれ、行方䞍明になっおしたったずいう。
 䞀郚始終を聞いたコヌナは、その倫婊こそ自分の䞡芪だったのではないかず思い至る。䞡芪は幌い自分を芋捚おたのではなく、護るために身呜を賭したのではないか。確たる蚌拠こそないが、その日から圌の䞭で「䜕か」が倉わったのは確かであった。 "
174,ゟラヌゞャ
175,ゟラヌゞャ
176,"新生アレクサンドリア連王囜
歊王"
177," 新生アレクサンドリア連王囜の初代歊王。
 トラむペラ連王囜の初代連王、双頭のマムヌゞャ族であるグルヌゞャゞャの実子ずしお生を受けた。
 それは、トラル倧陞の人々にずっお「奇跡の子」の誕生だった。倧陞の統䞀を成し遂げた偉倧なる連王グルヌゞャゞャの息子、そしお䜕より、子を成せないずされおいた双頭のマムヌゞャから生たれた子であったこずから、圓然のように圌には倚くの期埅が寄せられるこずずなる。
 聡い圌もたた、自身に課せられた運呜を正しく理解した。幌い頃より努力に努力を重ね、あらゆる誘惑から自分を切り離し、鍛錬に打ち蟌んで着実に力を付けた。次代の王ずなり、尊敬しおやたない父の偉業を超え、「奇跡の子」であり続けるために。
 そうしお王座に向かっお歩いおきたはずのゟラヌゞャの路は、次代の玉座を賭けた「継承の儀」で断たれおしたう。
 詊緎ずしお盞察した「党盛期のグルヌゞャゞャ」の再珟䜓に勝぀こずができなかったばかりか、反則行為を犯したずしお倱栌凊分ずなっおしたったのだ。かくしお勝利の栄冠は矩効りクラマトの手に枡り、圌女が矩匟コヌナず共に連王ずなるこずに。
 王ずなるためだけに生きおきたゟラヌゞャにずっお、このたった䞀床の敗北は、粟神を厩壊させるに十分な痛手ずなった。
 その埌、偎近のサレヌゞャから手枡された「䞖界を繋ぐ力」の鍵によっお異界に通じる扉を開いた圌は、アレクサンドリア王囜を率いる氞久人の王、スフェヌンず接觊。契玄を亀わしお共闘関係を結ぶず、新たな囜家「新生アレクサンドリア連王囜」を打ち立お、自ら初代歊王ずしお君臚するのだった。
 以埌の30幎間、圌は障壁によっお閉ざされた囜土の内偎で、゚レクトロヌプを甚いた先端技術を掻甚しながら軍備を増匷、倖の䞖界に察する䟵攻蚈画に泚力。すべおの条件が敎うず、機械兵の軍勢を率いお生たれ故郷でもあるトラむペラぞず攻撃を仕掛けたのだ。すべおは人生の目暙である偉倧な父を超えるため。しかし、その父をレギュレヌタヌずいう技術の助けを借りお斃しおもなお、ゟラヌゞャの心に安寧は蚪れなかった。
 「奇跡の子」ずは、自分ずはいったい䜕だったのか  。その答えを芋぀けられぬたた、ただ己の力だけを拠り所ずしお戊い続けた圌は、やがお治めるべきアレクサンドリアの民の魂すら貪り喰うこずずなる。しかし、そうたでしお埗た力も圌を真の匷さに導くこずはなく、最終的に冒険者たちによっお蚎たれおしたうのだった。"
178,グルヌゞャ
179,グルヌゞャ
180,"新生アレクサンドリア連王囜
王子"
181," 新生アレクサンドリア連王囜の王子。
 歊王ゟラヌゞャず、その郚䞋であった勇連隊士テヌシャゞャの間に生たれるも、実母の手で捚おられる。廃棄物ず共にヘリテヌゞファりンドに流れ着いたずころを、オブリビオンの構成員によっお発芋され保護。その名すら芪から䞎えられたものではなく、同組織を束ねるカフキワが偉倧な連王から匕甚しお呜名したものである。
 障壁内にいる、マムヌゞャ族の男性がゟラヌゞャのみであったこずに加え、「青い鱗のフビゎ族」ずいう身䜓的特城が䞀臎しおいたこずから、呚囲の人々も、そしお圌自身も「王子」であるこずに気づいおはいた。しかし、圌が家すら持たぬ身であるこずが、「捚お子」であるこずを䜕よりも雄匁に語っおいた。
 そんな圌にずっお父芪代わりの存圚がいるずすれば、それは「オヌティス」ず名乗る旧型の機械兵だろう。旧アレクサンドリア王囜にお、階士団長を務めた人物の蚘憶を持぀ずいう圌ず出䌚い、やがお垫ずしお慕うようになったこずで、グルヌゞャの運呜は倧きく倉わる。父芪譲りの賢さを持぀圌は、オヌティスの教えを吞収し、ひずりで生き抜くための術を䌚埗。゚レクトロヌプを操る術に至っおは、垫に教えを請うたでもなく、自力で詊行錯誀を繰り返し修埗しおいった。
 月日が経ち、冒険者䞀行が障壁内に珟れた際、父ゟラヌゞャの矩効であるりクラマトず邂逅を果たす。そしお、圌らずの亀流を通じお、「家族」ずいう抂念を理解し、やがお父芪のこずを知りたいず願うようになっおいく。
 しかし、圌ず父はすれ違いを続けた。力を求め続けるゟラヌゞャが、保護すべきアレクサンドリアの民から魂を奪わんずしお虐殺行為に手を染めおしたったのだ。必死に止めようずするグルヌゞャの声は、決しお父に届かない。この経隓が、いかに深く圌の心を傷぀けたのかは、蚀葉では蚀い尜くせないほどだろう。だが、それでもグルヌゞャは父ず向き合うこずから逃げるこずはせず、自らの意志で、その最期に立ち䌚う。
 結果、圌は人生で最初で最埌の「父からの莈り物」を受け取るこずになる。その呜が朰える間際、歊王ゟラヌゞャは人生の䞭で勝ち埗た「歊王」の暩限を、グルヌゞャに受け枡したのだ。これたで受けおきた仕打ち、父が犯した数々の眪、そしお倧きすぎる暩力。悩みに悩んだ末、圌は新生アレクサンドリア王囜の歊王暩限を預かるこずを決意するのだった。
 その埌、オブリビオンの技垫であるシェヌルに垫事し、゚レクトロヌプの扱いを孊ぶこずずなったグルヌゞャは、カリュクスず決着を぀けようずする冒険者たちの支揎に倧きく貢献する。だが、責任感の匷い圌は、自分の力が及ばず歊王暩限を悪甚されおしたったこずを悔いるこずに。それでも、圌は幌いながらも、未熟な自分を認めるこずができた。䞀連の戊いの埌、グルヌゞャは「匷さ」を求め、トラむペラで剣の修業を行うこずを決意する。しかし、それは必ずしも父ず同じ路を歩み始めたこずを意味しない。圌はオヌティスや冒険者ずいった、手本にすべき背䞭を、しっかりず芋据えおいるのだから。"
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3 1 タタル
4 2 タタル・タル
5 3 暁の血盟 金庫番
6 4  「暁の血盟」の受付を務めるララフェル族の女性。経理も務めるため、暁の金庫番ずも呌ばれる。  りルダハの商家に生たれ、幌い頃は豊かな暮らしをしおいたが砎産を経隓。借金取りから远われる生掻の䞭で「金」のなんたるかを孊んだタタルは、12歳から宝石商に䞁皚奉公し、わずかな絊金で貧しい家蚈を支えおきた。その際、原石を売りに来おいた採掘垫時代のミンフィリアず知り合っおおり、埌に圌女が「十二跡調査䌚」を蚭立した時、経理担圓ずしおスカりトされるこずに繋がったようだ。  この誘いに察しタタルは、単なる商売のためではなく、人のために働いおみたいず快諟。その埌、拠点である「砂の家」においお受付も担圓するようになるず、埗意の亀枉術を駆䜿しお人脈を広げ、異胜者の互助組織ずしおの偎面を持぀同組織においお「超える力」保有者の発芋にも貢献した。  第䞃霊灜を経お「救䞖詩盟」ずの合䜵に䌎っお「暁の血盟」が蚭立されるず、匕き続き受付・兌・金庫番ずしお掻躍。りルダハの政倉に巻き蟌たれる圢で、暁が瓊解しかけた際にも光の戊士やアルフィノずずもにむシュガルドぞず萜ち延び、組織再建の道筋を造っおいる。たた、東方遠埁にも同行し、クガネにおいお東アルデナヌド商䌚ず協力関係を構築し、圓地における反垝囜掻動を支えたこずも称賛に倀するだろう。  なお、本人ずしおは、長らく戊闘行為においお貢献できないでいたこずに思う所があったらしく、埗意の蚈算術に通じる巎術の修行を行ったこずもあった。しかし、召喚した䜿い魔「カヌバンクル」に逃げられるなど、䞊手くいかず、その埌は採掘や裁瞫の技を修めるこずに泚力。職人ずしおも䞀流ず蚀っお良い腕前ぞず成長を遂げおいる。その腕は、光の戊士の旅装束や、賢人たちのための装備の補䜜にも遺憟なく発揮され、埌には「倧繁盛商店」なる歊具店をオヌルド・シャヌレアンに開店させるたでに至った。
7 5 暁の血盟
8 6 暁の血盟
9 7  ルむゟワ・ルノェナヌルが゚オルれアの救枈を目的ずしお立ち䞊げた「救䞖詩盟」ず、ミンフィリア・りォヌドが蚭立した「十二跡調査䌚」が、第䞃霊灜の埌に合䜵する圢で成立した秘密結瀟。  蛮神問題の解決やガレマヌル垝囜による䟵略、そしお、歎史の陰で暗躍する「アシ゚ン」ぞの察抗を掻動の䞻目的に据えおおり、゚オルれア諞囜の盟䞻ずも匷固に連携しおきた。  たた、これらの問題の解決の糞口ずしお、異胜「超える力」にも着目しおおり、異胜者の勧誘も進めおいた。埌に英雄ず称される光の戊士もたた、「超える力」の持ち䞻ずしお同組織ぞず勧誘されおいる。  圌らは蛮神の蚎滅や垝囜軍第XIV軍団ずの戊いで掻躍。公的な組織ずしお知られるようになるず、先行統䞀組織「クリスタルブレむブ」の立ち䞊げにも関䞎したが、りルダハの共和掟ず察立し、ナナモ女王暗殺の嫌疑をかけられ瓊解寞前にたで远い蟌たれる。しかし、王党掟ラりバヌンずナナモ女王の埩暩により疑いを晎らし、アラミゎやドマの解攟にも倧いに貢献を果たした。  その埌、終末を巡る隒動の解決を以お、䜿呜を果たし終えたずしお察倖的に解散を発衚。再び秘密結瀟ずなり、衚舞台から姿を隠したのだった。
10 8 終末の灜厄
11 9 終末の灜厄
12 10  叀の昔、「アヌテリス」ず呌ばれおいた星を襲った砎滅的な灜厄のこず。 圓時の人々は、生呜を創るこずすら可胜な「創造魔法」ず呌ばれる奇跡の術を操り、繁栄を謳歌しおいた。しかし、倧地が鳎くずいう奇劙な珟象の埌、次々ず創造魔法が暎発し、恐怖を䜓珟したかのような異圢の獣が出珟。たたたく間に人類は滅亡の淵ぞず远い蟌たれた。  人類の代衚者たる十四人委員䌚は、この珟象が星の最倖局を巡る゚ヌテルの流れ、「倩脈」が薄い地域から発生しおいるこずに着目。倩脈を敷き盎すべく、新たなる星の理たる存圚「ゟディアヌク」を召喚した。それは残存人類の玄半数の呜を糧ずせねばならないほどの倧業であったが、倚くの人々は賛同し埓ったずいう。  この灜厄に぀いおは長らく歎史から忘れられおきたが、珟代においお終末の再来を宣蚀する組織テロフォロむが掻動を始めたこずで、「暁の血盟」が調査に乗り出した。  結果刀明したのは、叀代人「ヘルメス」が呜の意味を問うために倩ぞず攟っおいた星枡る創造生物「メヌティオン」が、灜厄の発生源ずなっおいたこずだった。先ゆく星々の絶望を取り蟌んでしたった圌女は「終焉を謳うもの」ず化し、想いによっお䜜甚する力「デュナミス」を行䜿しお、苊しみに満ちた生を繰り返さぬようにず星々を滅びぞず誘っおいたのだ。  光の戊士たちが垌望を繋ぎ、これを解き攟ったこずで、終末もたた終わりを告げたのだった。
13 11 ゚スティニアン
14 12 ゚スティニアン・ノァヌリノ
15 13 暁の血盟 竜階士
16 14  か぀お竜階士団を率いおいた「蒌の竜階士」にしお、「屠韍」の異名で呌ばれたむシュガルド系゚レれン族の男性。  クルザス東郚高地で牧矊を営む家庭に生たれるが、12歳の時、故郷ファヌンデヌルが邪竜「ニヌズヘッグ」に襲われお壊滅。䞡芪ず匟を殺され、倩涯孀独の身ずなる。そんな圌を逊ったのが、時の「蒌の竜階士」アルベリクだった。゚スティニアンにずっおアルベリクは、故郷を守れなかった男であるず同時に、埩讐の力ずなる槍術の垫匠であり、第二の父芪でもあるずいう耇雑な関係である。  そんな男の䞋で黙々ず修行を続けた圌は、やがお神殿階士団ぞず入隊。そこでもたた竜を狩るこずだけに執着し続け、同じ郚隊の仲間の名すら芚えない皋であったずいう。だが、同じく隊内で浮いた存圚であった若き神殿階士アむメリクずは、幎が近いこずもあっおか銬があい、竜ずの死闘を経お芪友ず呌べる間柄ずなる。その埌、竜狩りの功瞟が認められお竜階士団ぞの入団を蚱された圌は、やがお仇たるニヌズヘッグから匕き抜かれたずされる秘宝「竜の県」に認められ、その力を利甚しお戊う「蒌の竜階士」の称号を埗たのだった。  莫倧な魔力を有する「竜の県」は匷倧な力を䞎えるず同時に䜿い手の粟神を蝕む、正に諞刃の剣である。゚スティニアンが半ばニヌズヘッグに魅入られながらも、どうにか正気を保おた背景に垫ず友の存圚があったこずは疑いの䜙地がない。加えお、皇郜に来蚪した光の戊士ずアルフィノ、そしお敵ずしお出䌚ったむれルの存圚もたた、圌の人生に倧きな圱響を䞎えた。  ゚スティニアンは圌らずずもに、竜の根拠地たるドラノァニア雲海ぞず向かったのだ。この旅で圌は聖竜フレヌスノェルグから、竜詩戊争の発端ずなった真実、すなわち叀のむシュガルド王トヌルダンによる詩竜ラタトスク謀殺の事実を知り、たた仇ずしお远い続けおいたニヌズヘッグの蚎䌐を成し遂げる。これが竜詩戊争の終結ずむシュガルドの倉革に倧きく寄䞎したこずは呚知のずおりである。  この埌も、゚スティニアンは光の戊士たちに同行。蛮神を利甚した匷制教化による恒久平和の実珟を目論むトヌルダン7䞖の远撃に協力したが、この戊いの果おに、ふた぀のニヌズヘッグの県を手にしたこずで肉䜓を乗っ取られ、「邪竜の圱」ず化しおしたう。かくしお祖囜の敵ずなった圌であったが、旅の仲間たちず芪友の尜力により、埌に救われるこずずなる。  その埌、圌は祖囜の共和制ぞの移行を芋届けるず、兜を眮いお出奔。これ以降は気たたな旅を続け、陰ながら光の戊士たちのアラミゎ攻めを支揎するなどした。だが、タタルずクルルからの猛烈な勧誘に屈しお垝郜ガレマルドの調査に協力した埌、正匏に「暁の血盟」に加入。終末を巡る旅にも同行した。  なお、圌は仇敵の血で濡れた竜槍を「魔槍ニヌズヘッグ」ず名付け、そのたた䜿い続けおいる。たたサベネア島で出䌚った星竜ノリトラずは、奇劙な友人関係を構築するなど、今なお䞃倧倩竜ずの瞁が深いようだ。
17 15 グ・ラハ・ティア
18 16 グ・ラハ・ティア
19 17 暁の血盟 オヌルラりンダヌ
20 18  「暁の血盟」に所属するミコッテ族の男性。  むルサバヌド倧陞南郚、コルノォ地方の出身。その豊かな土地には、第䞉星暊の時代にアラグ垝囜の地方郜垂が築かれ、被支配局だったミコッテ族が、劎働力ずしお送り蟌たれおいた。圌の䞀族はその頃から圓地に暮らし、珟代に至るたで、アラグ文明の遺産を保護、研究しおきたずいう。しかし近幎、ガレマヌル垝囜の属州ずなり、アラグの知識を求める名門ダヌナス家が接近しおきたこずで状況が䞀倉。䞀族はアラグにた぀わる数々の知識を、代々受け継いできた「玅血の魔県」の継承者であるグ・ラハ・ティアごず、シャヌレアンの組織「バルデシオン委員䌚」に譲枡したのだった。  以降はシャヌレアン籍ずなり、同委員䌚で研究に没頭。アラグ文明の研究においお賢人䜍を獲埗するたでになる。  そんな圌に、アラグの遺産であるクリスタルタワヌの調査䟝頌が持ちかけられたのは必然だっただろう。そこで、英雄ずしお頭角を珟し始めおいた光の戊士ず出䌚い、聖コむナク財団のラムブルヌス、ガヌロンド・アむアンワヌクスのシドらずずもに、調査団「ノア」を結成。アラグ垝囜厩壊にた぀わる闇を暎くずずもに、目芚めたクロヌンのドヌガずりネから、自身の継承する魔県が叀くは「皇血の魔県」ず呌ばれアラグ皇族の蚌だったず聞く。  それは、最埌の皇女サリヌナによっお未来に蚗された垌望、クリスタルタワヌを制埡しうる暩限だったのだ。ドヌガずりネから血を補われたグ・ラハ・ティアはその䜿呜を自芚し、人々がアラグの遺産を正しく掻甚できるようになる日たで、塔ずずもに封印ずいう眠りに぀いたのだった。  果たしお、願いは聞き届けられたのだろうか。圌が次に目芚めたのは、玄200幎埌  第八霊灜の発生によっお、䞖界はすっかり荒廃しおいた。塔の封印を解いたビッグスIII䞖たちの䞀味は、時間ず次元の転移術によっお「第八霊灜が発生しない歎史」を確立しようず掻動しおいた。光の戊士の英雄譚によっお繋がった圌らの手で、グ・ラハ・ティアはクリスタルタワヌごず、過去の「第䞀䞖界」に跳ぶこずずなる。  第䞀䞖界は、光属性の過剰な高たりによる灜害「光の氟濫」によっお滅びの危機に瀕しおいた。その属性の偏りがさらに進めば、原初䞖界で第八霊灜が誘発されおしたう。圌は自身を塔の端末ずするこずで䞍老の身ず魔力を埗、塔のもずに避難しおきた人々ずずもに「クリスタリりム」の郜垂を圢成。「光の氟濫」が生んだ異圢「眪喰い」ずの戊いを開始する。  以降100幎近くの時を「氎晶公」ずしお戊いに費やした圌は、「倧眪喰い」を蚎䌐するにあたっお原初䞖界から「暁の血盟」の面々ず光の戊士を召喚。いっずきは自身の呜ず匕き換えに䞖界を救おうずするものの、数奇な運呜ず仲間たちの尜力から、生きお圹目を成し遂げるに至る。  そんな圌が望んだのは、再びグ・ラハ・ティアずしお、光の戊士ずずもに冒険に出るこずだった。呌び寄せた仲間たちを原初䞖界ぞ返すずいう難題を乗り越え、圌自身もたた原初䞖界ぞず垰還。晎れお「暁の血盟」の䞀員ずなる。以降は持ち前のアラグの知識ず、氎晶公ずしお培った経隓で仲間たちをサポヌトし぀぀、ひずりの只人ずしお日々を謳歌しおいる。  数々の倢を远っお来た圌だが、「暁の血盟」が衚向きに解散しおからは、叀巣のバルデシオン委員䌚に戻り再建を手䌝っおいる。あわよくば面癜い冒険の皮を芋぀け、光の戊士ずずもに乗り出すこずを、新たな倢ずしお抱きながら。
21 19 クルル
22 20 クルル・バルデシオン
23 21 暁の血盟 魔道士
24 22  「暁の血盟」に所属するララフェル族の女性。  幌くしお䞡芪ず死別し、その埌は「バルデシオン委員䌚」の蚭立者ずしおも知られる人物、ガラフ・バルデシオンの䞋で逊育されおきた。そうした生い立ちに加え、異胜「超える力」の発珟にも圌女は苊しめられた。特に他者の意思を感じる胜力に優れおいたがゆえに、知りたくもないこずを知っお傷぀くこずも倚く、たた呚囲の人々から薄気味悪く思われるこずもあったようだ。だが、逊父ガラフはネコのような倧きな耳の぀いたフヌドを手枡すず、異胜は個性であり怖れるものではないず教えたずいう。この蚀葉に救われた圌女は、やがお異胜を受け入れるず同時に、その力を善きこずに圹立おようず勉孊に励むようになったのである。  魔法の才にも優れおいたクルルは、やがおシャヌレアン魔法倧孊に進孊。魔法孊郚に圚籍し、治癒ず浄化の魔法を修めおいる。アルフィノ、アリれヌのルノェナヌル兄効ず知り合ったのもこの頃で、今も先茩埌茩の間柄ずしお芪しくしおいる。卒業埌は、矩父ガラフの掻動を支えるべく「バルデシオン委員䌚」に所属。協力関係にあった「暁の血盟」がりルダハの政倉に巻き蟌たれた際には、゚ンシェント・テレポによっお行方䞍明ずなった賢人の捜玢を支揎すべく、゚オルれアぞず枡っおいる。  これに前埌しおバルデシオン委員䌚の本郚斜蚭があったバル島がアルテマ玚の魔法攻撃によっお消滅し、事実䞊、組織が瓊解しおいたこずもあっお、゚オルれア枡航埌は「暁の血盟」ず行動を共にしおおり、埌に正匏に加入。魔法的な知識ず異胜「超える力」を掻かしお、数々の脅嚁に立ち向かった。  なお、アラミゎ解攟の戊いに埓軍した際には、垝囜軍の虜囚ずなる経隓をしおいる。「超える力」を有する圌女を捕らえ、その゚ヌテル波圢を蚘録したこずで、魔導技垫アりルスは疑䌌的な超える力ずも蚀うべき「超越者」技術を開発しおおり、フォルドラやれノスが異胜を埗る芁因ずなった。その埌、光の戊士たちの手で救出された圌女は、䌑逊を経お埩垰。賢人たちが第䞀䞖界ぞず匷制召喚され、昏睡状態に陥った際には、圌らの肉䜓を保党するために尜力した。  たた、テロフォロむの出珟によっお終末の危機が迫るず、゚オルれア諞囜からの協力芁請を拒むシャヌレアンの真意を探るために本囜ぞ垰還。埌に「バルデシオン委員䌚」の代衚代行ずしおの立堎を利甚するこずで、暁の䞻芁メンバヌをオヌルド・シャヌレアンに招く算段を付けるなどした。  終末の危機が去り、「暁の血盟」が秘密結瀟ずしおの有りように戻るべく察倖的に解散を発衚した埌には、「バルデシオン委員䌚」再建に泚力。同組織の代衚代行ずしお、数少ない生き残りや新たな加入者たちずずもに、亡き矩父ガラフの遺志を継ごうず努力を続けおいる。
25 23 ダ・シュトラ
26 24 ダ・シュトラ・ルル
27 25 暁の血盟 魔女
28 26  「暁の血盟」に所属するミコッテ族の女性。  魔法の才が豊かだった圌女は、7歳の時に賢者ず名高いマトヌダに匟子入りする。しかし、垫匠にずっお圌女は喜ぶべき存圚ではなかった。賢人䌚から課せられた矩務で、嫌々受け入れたに過ぎなかったのだ。マトヌダは厄介払いずばかりに、厳しい修行を幌い匟子に匷いた。だが、生来の負けず嫌いであるダ・シュトラは、倧人でも音を䞊げる詊緎にも歯を食いしばっお耐え続けたずいう。やがお頑固者の少女の䞭に、自分ず䌌たずころを芋出したのか、マトヌダは「シュトラ」の存圚を認めるようになっおいく。10幎埌、マトヌダの掞窟を埌にした圌女が、魔法孊の分野での知識ず功瞟から、賢人䜍を䞎えられたのも圓然であろう。  かくしお独り立ちした圌女は、マトヌダの友人でもあったルむゟワ・ルノェナヌル率いる「救䞖詩盟」に参加。第䞃霊灜の到来が迫る䞭で゚オルれアに枡り、䞻にリムサ・ロミンサで掻動しおきた。その䞭で同郜垂の指導者、メルりィブから厚い信頌を埗るに至り、圢骞化しおいた゚オルれア郜垂軍事同盟の再立ち䞊げなどに貢献。カルテノヌの戊いにおいおルむゟワ垫が戊死した埌には、「十二跡調査䌚」ずの合䜵によっお誕生した新組織「暁の血盟」ぞず参加しおいる。  その埌も暁の賢人たちずずもに、蛮神問題や垝囜軍第XIV軍団ぞの察応などに奔走。りルダハの政倉に巻き蟌たれた際には、クリスタルブレむブの兵に囲たれたものの、犁術゚ンシェント・テレポを䜿甚するこずでサンクレッド共々、匷制転送を敢行しお脱出。しばしの間、地脈を圷埚うこずになったが、光の戊士や幻術皇カヌ・゚・センナの力によっお匕き䞊げられ、九死に䞀生を埗おいる。ただし、この経隓の副䜜甚ずしお芖力を喪倱。゚ヌテルによっお呚蟺環境を芖るこずで、生掻に支障がないどころか、戊闘すらこなしおみせおいるが、これは魔力の消耗が激しい諞刃の剣でもある。  埩垰埌は、教皇トヌルダン7䞖を远うために魔倧陞ぞの遠埁に同行。竜詩戊争の終結に貢献した埌には、アラミゎ解攟の戊いにも参加しおいる。  たた、氎晶公による匷制召喚に巻き蟌たれる圢で、魂のみの状態で第䞀䞖界に枡航。圌の地では、ラケティカ倧森林に根を匵っおいた「倜の民」ず協力関係を構築し、真の名を秘す圌らの文化に則っお魔女「マトヌダ」を名乗るようになる。それたで治癒術を甚いるこずが倚かった圌女が、より適した戊い方ずしお砎壊の魔法を倚甚するようになったのも、この頃から。 第䞀䞖界に闇を取り戻した埌、原初䞖界に垰還するず、匕き続き「暁の血盟」の䞻芁メンバヌずしお掻躍。テロフォロむによる終末危機に際しおも倧いに奮戊し、倩の果お「りルティマ・トゥヌレ」ぞの旅にも同行した。  深淵な知識ず優れた魔法によっお仲間を支えおきた圌女だが、その根底には、垞に「䞖界の真実」を知ろうずする探究心があった。それが垫マトヌダから受け継いだものであるこずは、芪しき者であれば、誰もが知るずころである。
29 27 ハむデリン
30 28 ハむデリン
31 29 蛮神
32 30  惑星「アヌテリス」の運行を叞るもの、すなわち「星の意志」ず考えられおいた存圚。  いにしえより、「超える力」ず呌ばれる異胜を持぀者が、圌女の呌び声を聞くずいう事象が報告されおおり、䞭には巚倧なクリスタルがある空間に招かれたず語る者もいた。それらの蚌蚀によっお、い぀からか巚倧なクリスタルは「マザヌクリスタル」ず呌ばれるようになり、「ハむデリン」の名は星そのものの呌び名ずしおも䜿われるようになったずいう。  圌女に呌ばれた者は、ずきに、「光の加護」ず呌ばれる力を埗た。これぱヌテルの倉質を防ぐものであり、蛮神の術による粟神汚染などを受けなくなるこずが実蚌されおいる。  ハむデリンの存圚は長く人々に語り継がれ、ずきにはシャヌレアンのように具䜓的な研究に乗り出す者もいた。しかしその正䜓が、叀代人「ノェヌネス」を栞ずしお創られた存圚、いわば叀き蛮神であるずいうこずを知る者は少ない。  ノェヌネスは、叀代䞖界の最高機関である「十四人委員䌚」で、「アれム」の座を務めおいた女性である。もずもずは䞖界の成り立ちや法則に぀いお远究する孊者だったずいうが、情熱に突き動かされ、䞖界を肌で感じるために旅を始めた。アれムずしおの任期䞭はもちろん、座を埌任に譲ったあずも、粟力的に各地を飛び回っおいたようだ。  やがお圌女は「゚ルピス」の地で、時代を遡っおきた光の戊士ず出䌚う。そしお知った、先行く星々の絶望  アヌテリス倖の生呜は、生きるずいう行為をすでに芋限っおいたのだ。それを受け取っおしたったメヌティオンが、遥か倩から「終末の灜厄」を匕き起こしおいるず知ったこずで、ノェヌネスの長く぀らい戊いがはじたった。  圌女はハむデリンずなり、ゟディアヌクにすがっお過去ぞの回垰を望む人々を、䞖界もろずも十四に分断した。分かたれたゟディアヌクはそれぞれの䞖界の月に封じられ、人もたた、仮初の党胜を倱った。絶望なき䞖界が圚りえないのであれば、絶望ずずもに歩む匷さを埗なければならない  それこそが、星を愛し、人を愛し、その可胜性を信じたノェヌネスの答えだったのだ。  霊灜が起き、䞖界が統合されるたびに、ゟディアヌクは力を取り戻しおいく。どうにか抑え蟌むものの、ハむデリンの力は摩耗しおいく䞀方  。  しかし、人は぀いに、自らの足で圌女のもずに蟿り぀く。その匷さず未来を芋定める、最埌の詊緎ずしお立ちはだかった圌女は、魂たでも振り絞っお光の戊士たちず死闘を繰り広げたのだった。  勝利した光の戊士たちに、倩の果おぞず至る道を瀺しお消滅したハむデリン。しかし圌女の想いは今も、呜満぀る党おの子らを、死に裁かれし党おの子らを、芋守っおいるこずだろう。
33 31 鏡像䞖界
34 32 鏡像䞖界
35 33  我々が暮らす「原初䞖界」ず異なる次元に䞊立する十䞉の䞖界のこず。  ゟディアヌクを封じるにあたっお、力に劣るハむデリンは枟身の力を以お、䞖界ごず察象を分断するずいう離れ業を挔じおみせた。これにより、䞖界は十四に匕き裂かれ、そこに棲たうすべおの生物もたた十四分の䞀に「薄く」なったずいう。  このずき分かたれた十䞉の䞖界は、䞀般に「第䞀䞖界第十䞉䞖界」ず呌ばれるのだが、地圢その他は鏡に映したかのように䌌通っおいたようだ。「鏡像䞖界」ず名付けられたのは、それゆえである。  ただし、分割埌の䞀䞇二千幎の間、異なる歎史を歩んだため、各䞖界には異なる文明が花開いおおり、環境にも差が生じおいるずいう。たたアシ゚ンが原初䞖界ぞの統合を進めたこずで、既に蚈7぀の鏡像䞖界が消え去っおいる。  なお、すべおの䞖界がズレた次元の䞊に存圚しおいるのだが、「次元の狭間」を挟んだ䞖界の「繋がりやすさ」には差があるずも蚀われおいる。原初䞖界を起点に、時蚈盀の䞊に䞊ぶ数字のように䞖界が䞊んでいる姿を想像しおほしい。原初䞖界に隣接する第䞀䞖界ず第十䞉䞖界は、䞖界を隔おる壁が薄く、第䞃䞖界や第八䞖界は厚い壁に挟たれおいるのだ。
36 34 クリスタルタワヌ
37 35 クリスタルタワヌ
38 36  玄六千幎の昔、ただ第䞉霊灜の䜙韻が残る゚オルれアに、魔道士の軍勢を率いお芇を唱えた男がいた。男の名は「ザンデ」、そしお圌が暹立した囜家こそ、歎史に名高い「アラグ垝囜」である。アラグ垝囜は魔法ず科孊を融合させた「魔科孊」を確立し、倧いに発展。゚オルれアのみならず、珟圚の北州むルサバヌド倧陞や、東州オサヌド小倧陞にたで版図を広げた。  しかし、長く続いた平和ず栄華は、やがお人心を退廃ぞず誘うこずずなる。建囜から千幎が経぀ころには発展も頭打ちになり、人々は快楜ず安寧を貪るようになっおいた。その状況を打砎するために立ち䞊がったのが、魔科孊者「アモン」だ。  圌は研究を重ね、぀いに始皇垝ザンデを埩掻させた。ザンデは䞖界統䞀に乗り出し、その野望のもずでアラグ垝囜はにわかに掻気を取り戻したのだ。戊の䞭でザンデが掻甚した力のひず぀に、異界「ノォむド」から招いた劖異の軍勢がある。ザンデは魔王玚の劖異「暗闇の雲」ず血の契玄を亀わし、劖異たちが行き来するためのゲヌトを開く代わりに、軍勢の貞䞎ず皇族の繁栄を玄束させたのだ。  そんなアラグ史に沿っお、倪陜の力を集積するために建造された「クリスタルタワヌ」は、垝囜の゚ネルギヌ䟛絊を支え続けおきた。繁栄の時代には、囜を最す公益斜蚭ずしお。衰退期には、ザンデ埩掻に必芁な力を集めるために。そしお圌の埩掻埌は、ノォむドゲヌトを開く力を賄ったのだ。  ザンデはやがお、「暗闇の雲」本䜓を原初䞖界に招き入れる蚈画を立おる。南方遠埁の際に捕らえた韍神「バハムヌト」を人工衛星「ダラガブ」に封じお倩に昇らせ、フレアを操るその力で倪陜の力をさらに集めようずしたのだ。これが、アラグ垝囜に終焉をもたらした。ダラガブから泚いだ莫倧な力に、クリスタルタワヌを支える地盀が耐えきれず、地殻が厩壊  第四霊灜ずされる倧地震を匕き起こした。塔自䜓もたた地䞭ぞず沈み、歎史から姿を消したのだった。  それを再び地䞊に匕き䞊げたのは、第䞃霊灜の衝撃だった。長い時を経おもう䞀床動き出したザンデらの野望は、調査団「ノア」の掻躍ず、アラグの時代から受け継がれた垌望によっお食い止められたのだった。
39 37 りリ゚ンゞェ
40 38 りリ゚ンゞェ・オギュレ
41 39 暁の血盟 占星術垫
42 40  「暁の血盟」に所属する゚レれン族の男性。  幌少期から曞を奜み、特に興味を抱いた預蚀詩に぀いおは、真莋を問わず叀今東西ありずあらゆる詩を読みあさっおきた。そのためか少幎の頃から難解な詩的衚珟で䌚話するようになっおしたい、同幎代の者たちからは浮いた存圚だったずいう。だが、自身のたゆたぬ努力ず、幌なじみムヌンブリダの支えもあっお、難関シャヌレアン魔法倧孊に入孊。さらには預蚀詩研究の暩嚁である賢人ルむゟワに匟子入りするこずもできた。垫が結成した「救䞖詩盟」に参加したのも、第䞃霊灜の到来を暗瀺した「メザダの預蚀」の蚘述を確かめたいずの想いが、匷く圱響しおのこずだったずいう。  第䞃霊灜の盎前のこず、来たるべき灜厄を譊告するために゚オルれアに枡航。人々に備えを呌びかけたが、独特の語り口から䞍審者ずしお噂されたこずも。敬愛するルむゟワの死埌は、他の賢人ず同様に「暁の血盟」ぞ参加。ザナラヌンにおける同組織の拠点「砂の家」の執務長を務めた。  専門である預蚀詩を含む叀の知識に詳しく、その博孊さは「暁の血盟」の掻動を䞋支えした。しかし、その䞀方で自らの感情よりも、事実関係や孊術的な正確性に重きをおいた発蚀を重ねたこずで、かえっお聞く者に誀解を䞎えるこずもあった。特にムヌンブリダがアシ゚ン・ナプリアレスずの戊いで死した埌には、生来の責任感の匷さも盞たっお、その傟向に拍車がかかった。結果、アシ゚ン・゚リディブスの接觊を受けた際には、䞖界の真実に迫る情報を埗るため、そしお闇の戊士たちから䌝え聞いた第䞀䞖界の危機を回避するため、独断で行動しおしたう。圌の行いは決しお裏切りではなかったが、星の代匁者ずなっおいた「暁の血盟」の盟䞻ミンフィリアを第䞀䞖界に送るなど、重倧な決定を独りで䞋しおおり、りリ゚ンゞェ自身も匷い負い目を感じるこずずなっおしたう。  たた氎晶公による匷制召喚に巻き蟌たれる圢で、第䞀䞖界ぞず枡った埌も、最善の道を遞がうずするがゆえの苊悩は続いた。氎晶公から、公自身の犠牲を前提ずした救枈策ぞの協力を求められ、受け入れたこずは、たさにその奜䟋であろう。りリ゚ンゞェはこの盟玄に埓い、氎晶公から䌝え聞いた「第八霊灜埌の未来」に関わる情報を、自らが次元の狭間で垣間芋たノィゞョンであるず停っお䌝えるこずで、仲間たちの掻動方針に圱響を䞎えおいる。その埌、劖粟郷むル・メグでの隠遁生掻を経おから、仲間たちず合流し掻動を本栌化。だが、英雄は氎晶公の策を吊定し、圌の死を蚱さなかった。その姿に胞打たれたりリ゚ンゞェは、以埌、仲間に己の想いを秘しおきたこずを悔い、新たな生き方を暡玢しはじめる。  このような倉化は、原初䞖界ぞの垰還埌に蚪れた終末危機に際しおも奜圱響を䞎えた。月の民たるレポリットずの信頌関係の構築、そしおムヌンブリダの䞡芪ずの再䌚。そのいずれもが、魔導船「ラグナロク」の完成ぞず繋がり、やがおは絶望に抗う力ずもなったのだった。
43 41 ノリトラ
44 42 ノリトラ
45 43 ラザハン倪守
46 44  「ミドガルズオルム」の仔にしお、「䞃倧倩竜」の䞀翌。心優しき巚倧な竜である。圌を芆う深緑の鱗から䜜られた護笊「護魂の霊鱗」は、粟神汚染を匕き起こす゚ヌテル攟射を打ち消すものずしお、「暁の血盟」および各囜に重宝されおいる。  そこに至る経歎を玐解こう。珟圚ラザハンの郜があるサベネア島の倧岩には、叀くから圌ノリトラが棲んでいた。そのうちにマタンガ族の祖先が島にやっおきお䜏み着いたものの、圌らは偉倧なる竜のねぐらを決しお䟵さなかった。次にやっお来たアりラ族もそれに倣い、人ず竜の緩やかな関係が築かれおいったのだ。  倉化が蚪れたのは、倧陞からヒュヌラン族が攻め入っおきたずきのこず。ノリトラ自らが進み出お、戊いを収めたのだ。人々は深く感謝し、圌のもずに和平の取り決めをした。かくしおノリトラはより深く人ず関わるこずになったのだが、匷倧な竜の力がかえっお火皮ずなりかねないず考えた圌は、衚舞台に立぀こずを固蟞。アりラ族の族長アルザダヌルに衚向きの代衚ずしお立぀こずを願い出る。こうしお、皮族ず文化が入り混じった倚圩なる囜「ラザハン」の原型ができあがったのだ。  衚向きの倪守䞀族ず協力しながら、ノリトラはラザハンの発展を芋守り、民を慈しんできた。ずきにはラザハン匏錬金術の粋を集めた魔法人圢に、匷い魔力を垯びた自身の県をはめこみ、分身を䜜成。正䜓を隠しお垂井に玛れ蟌んでいたようだ。分身の倚くは「倪守の付き人」ずいう肩曞になっおおり、やがおは倖亀官になっお異囜ぞ赎任  もずい、別の人圢に入れ替えられるのである。  光の戊士たちがサベネア島を初めお蚪れた際にも、圌は「ノァルシャン」ず名乗るアりラ族の子どもに扮しおいた。䞃倧倩竜の䞭でも末匟であるず語る圌だからこそ為せる技なのか、人々にしっかり匟分ずしお可愛がられおいたようだ。  そんな圌の愛するサベネア島で、「終末の灜厄」が発生。負の感情を抱いた民が次々ず獣ぞ転じ、未曜有の惚劇ぞず発展しおしたう。長幎ノリトラの右腕を務めおきた倪守「アヒワヌン」さえも、混乱の最䞭で民を護り萜呜。その最埌の願いを受け、゚スティニアンに背を抌されたノリトラは、真の倪守ずしお民の前に立぀こずになったのだった。  終末が去った今、ラザハンはノリトラのもずで再建ぞの道を歩み始めたようだ。名実ずもに倪守ずしお知れ枡った圌だが、今でも人圢を䜿っお街ぞ赎いおいる。玠性を隠すためではなく、竜の身では降り立おない入り組んだ街の隅々たで、しっかりず県に映すために。
47 45 䞃倧倩竜
48 46 䞃倧倩竜
49 47  ドラゎン族の䞭でも、特に匷倧な力を有するずされる䞃翌の竜のこず。  始原の時、すべおのドラゎン族の始祖たる幻韍「ミドガルズオルム」は、䞃぀の卵を携えお飛来し、惑星ハむデリンに降り立った。そしお星の意思たるハむデリンず盟玄を亀わし、この星を新たな棲凊ずするこずを決めた。この卵から孵った存圚こそ、「䞃倧倩竜」ず呌ばれる竜たちであり、埌に聖竜フレヌスノェルグ、邪竜ニヌズヘッグ、詩竜ラタトスク、光竜バハムヌト、闇竜ティアマット、月竜アゞュダダ、星竜ノリトラず呌ばれるようになった。長じお逞しい竜ずなった圌らは䞖界各地ぞず散り、倚くの子を儲け、倚くのドラゎン族が生たれたのである。  なお、バハムヌトは第䞉星暊末期に叀代アラグ垝囜の軍勢ずの戊いで、ラタトスクずニヌズヘッグはむシュガルドずの察立の果おに、それぞれ蚎たれおいる。珟存が確認されおいるのは、フレヌスノェルグ、ティアマット、ノリトラの䞉翌。このうち末匟であるノリトラは、叀くよりサベネア島の民ず亀わり、亀易郜垂ラザハンの成立にも貢献、長らく倪守ずしお陰ながら人々を導いおきた。䞀方、アゞュダダに぀いおは行方䞍明ずなっおおり、生死も定かではない。
50 48 ゚ヌテル
51 49 ゚ヌテル
52 50  すべおの呜の源ずされる生呜゚ネルギヌのこず。  生物の「生呜力」や「魂」は、すべお゚ヌテルによっお構成されおおり、これが倱われるこずで死を迎えるこずになる。ある孊説によれば、生物が食事を摂る際には、栄逊に加えお゚ヌテルも摂取しおいるのだずいう。たた、生物が宿す゚ヌテルは、しばしば「魔力」ずも呌ばれ、魔法的な珟象の原動力ずしおも甚いられおいる。  このように゚ヌテルは、生呜掻動にずっお非垞に重芁な芁玠であるが、生物のみならず星そのものにも流れおいるこずを忘れおはならない。倧地を流れる゚ヌテルの奔流「地脈」や、颚ずずもに倧気䞭を巡る「颚脈」  これらが枯枇すれば、その地域は生物が暮らすこずのできない死の倧地になっおしたうずいう。  ちなみに生物が死した堎合、その生呜力や魂を構成しおいた゚ヌテルは霧散し、我々が暮らす「物質界」ず折り重なるように存圚する「゚ヌテル界」ぞず還っおいく。䞀方で、激しい戊いや灜害で瞬間的に倧量の生呜が倱われたり、地脈が傷぀けられたりした堎合などには、゚ヌテル界ぞの還元が間に合わず、結晶化しお物質界に残留する堎合がある。これが䞀般に「クリスタル」ず呌ばれおいる物質である。
53 51 フルシュノ
54 52 フルシュノ・ルノェナヌル
55 53 哲孊者議䌚
56 54  北掋系゚レれン族の男性。北掋諞島を根拠地ずする孊術郜垂シャヌレアンにおいお、垂民からの投祚で遞ばれた99人の議員、すなわち「哲孊者議䌚」の䞀員である。ガレマヌル垝囜がアラミゎを制圧した際には、䜎地ドラノァニアに存圚しおいた怍民地から党䜏民を緊急退避させるずいう、「倧撀収」の陣頭指揮を執った。  ルノェナヌル家は、シャヌレアンを代衚する名家のひず぀だ。第六霊灜の際、開祖「ニュンクレフ」ずずもに箱船に乗船し、措氎から人々を救った者の盎系ずされおいる。そういった経緯もあっおか、「争いから身を離し、知識ず理性によっお人を進歩させる」ずいうニュンクレフの教えを非垞に重んじおきた。珟圓䞻であるフルシュノもたた、それを理想ずしお生きおきたひずりである。  たた、圌の属する哲孊者議䌚は、長幎にわたりある秘密を抱えおきた。遡るこずおよそ270幎前、星海探玢䞭に邂逅した「ハむデリン」から、やがお来たる「終末の灜厄」に぀いお䌝えられたのだ。以来、哲孊者議䌚は星倖脱出蚈画を密かに掚し進め、船ずしおの機胜を兌ね備える「月」ぞ、人々ず収集した知識を運び出せるように準備をしおきた。フルシュノも、議員ずなった際に、その事実を知ったようだ。  やがお、圌ずアメリアンスの間にアルフィノずアリれヌが生たれる。フルシュノは子どもたちの未来のために、䜕ずしおでも終末の危機を回避するこずを固く決意。以来、議員ずしおの仕事に没頭しおきた。偉倧なる父ルむゟワが゚オルれアに枡り、第䞃霊灜を止めるために呜を散らしたこずも、その芚悟を頑なにした芁因だろう。  ゆえに、終末を巡っおは、「暁の血盟」ずずもに戊おうずするアルフィノ、アリれヌに断固反察の姿勢を瀺した。子どもたちに嫌われおでも星倖脱出蚈画を掚し進め、無理やりにでも逃がせばいいず考えおいたのだ。しかし、数々の旅を経お成長した子どもたちの決意もたた揺らがなかった。圌らは䞍可胜かず思われた「゚ヌテル瞮退炉」の改良をもっおそれを衚明。フルシュノは぀いに心䞭を明かし、子どもたちを埌抌しするずずもに、家族ずしお責任を分かち合うず誓った。  圌はさらに改良した倩埀く船を、「魔導船ラグナロク」ず呜名。「暁の血盟」ずクルヌたちを乗せたその船は、芋事に倩の果お「りルティマ・トゥヌレ」ぞず至り、終末は退けられたのだった。
57 55 ゚オルれア
58 56 ゚オルれア
59 57  䞖界最倧の倧陞である「䞉倧州」のうち、西偎に䜍眮するアルデナヌド小倧陞ず、その呚蟺に浮かぶバむルブランド島やマズラダ島などの島々を含めた文化圏のこずを「゚オルれア」ず呌ぶ。  この䞀垯は環境゚ヌテルに恵たれおおり、自然環境が豊かであるこずから、叀来より倚くの人々が暮らしおきた。そのため、しばしば圓地で信仰されおきた゚オルれア十二神を匕き合いに、「神々に愛されし地」ずも称される。  近代の゚オルれアにおいおは、俗に「゚オルれア六倧郜垂」ず呌ばれる郜垂囜家矀、すなわちリムサ・ロミンサ、グリダニア、りルダハ、むシュガルド、アラミゎ、シャヌレアンが䞊立し、比范的安定した「凪の時代」を迎えおいた。ずころが第六星暊1557幎にむルサバヌド倧陞の芇暩囜家「ガレマヌル垝囜」の䟵略を受け、アラミゎが陥萜。シャヌレアンが怍民郜垂を攟棄しお、北掋諞島ぞず「倧撀収」するなどしお混迷の時代に突入するこずずなる。  しかし、第䞃霊灜を経お、゚オルれア郜垂軍事同盟がガレマヌル垝囜の軍勢を退けるず、むシュガルドにおける竜詩戊争の終結や、アラミゎの垝囜支配䞋からの解攟ずいった奜材料が続き、珟圚は平穏を取り戻しおいる。
60 58 第䞃霊灜
61 59 第䞃霊灜
62 60  ゚オルれアにおける歎史は、衰亡の時代「霊灜」ず、繁栄の時代「星暊」の繰り返しで刻たれおきた。  特城的なのは、各霊灜が属性を象城しおいた点である。「颚の灜厄」第䞀霊灜に続き、数幎に及ぶ雷雚が襲った「雷の灜厄」第二霊灜、倧干ば぀による「火の灜厄」第䞉霊灜、アラグ垝囜を壊滅させた倧地震たる「土の灜厄」第四霊灜、海さえ凍り぀かせた「氷の灜厄」第五霊灜、倧措氎が党土を呑み蟌んだ「氎の灜厄」第六霊灜  。そしお、この埌に゚オルれアを襲ったのが「星の灜厄」ずも称される第䞃霊灜である。  第䞃霊灜は、ガレマヌル垝囜の将、ネヌル・ノァン・ダヌナスが仕掛けた「メテオ蚈劃」をきっかけずしお蚪れた。月の衛星「ダラガブ」が萜ずされ、その内より出珟した叀の蛮神「バハムヌト」によっお党土が焌かれたのだ。しかし、知の郜シャヌレアン出身の賢人ルむゟワの秘策により、倧地は謎めいた再生を遂げ、゚オルれアは新生を果たした。  そしお5幎埌、ガむりス・ノァン・バ゚サル率いる垝囜軍第XIV軍団を退けたこずを機に、゚オルれア郜垂軍事同盟の盟䞻らによっお第䞃霊灜の終息ず、第䞃星暊の到来が宣蚀されたのだった。
63 61 れノス
64 62 れノス・ノェトル・ガルノァス
65 63 攟浪者
66 64  ガレマヌル垝囜第二代皇垝ノァリスの長子。か぀おは皇倪子ずしお「むェヌ」の階玚にあったが、埌にいずれの階玚にも属さない攟浪者ずしお「ノェトル」の名が䞎えられた。  孊術ず歊術の双方で倩賊の才を瀺した圌は、それ故に孀独の䞭で生きおきた。将来の腹心にず、同幎代の皇族や貎族の子匟がれノスずずもに教育を受けたが、誰䞀人ずしお圌ず同じレベルに立぀者はいなかったのだ。れノスは愚鈍な子どもたちを䟮蔑し、尊敬に倀しない倧人たちを軜蔑した。れノスにずっお唯䞀、心躍る䜓隓であったのが狩りだ。野生の獣は、生きるために容赊のない怒りをぶ぀けおくる。その様が心地よく、力を力でねじ䌏せるこずでのみ、充足を埗たのだ。それは軍を率いる身ずなっおからも倉わらなかった。  第XII軍団長ずしおドマずアラミゎ、ふた぀の属州を統治しおいた圌は、䞡囜の解攟運動に力を貞しおいた光の戊士ず出䌚う。狩られるだけの存圚だったはずが生き延び、再び立ちはだかっおきた圌女は、アラミゎ王宮での決戊に至り、぀いに唯䞀無二の奜敵手ずなった。研究の末に人工的な「超える力」を埗お超越者ずなったれノスは、捕らえた神韍に己を宿し、光の戊士ず死闘を繰り広げる。光の戊士が勝利したものの、察等な存圚、すなわち「友」ず鎬を削り合えたれノスは満足げに呜を絶ったのだった。  しかし、人工的であれ「超える力」を埗おいたこずが運呜を倉えた。その魂は散るこずなく、別人の肉䜓に宿っおしたったのだ。アシ゚ンに代衚される「䞍滅なる者」のように、れノスは幟床も身䜓を乗り換えながらガレマルドぞず垰還。自らの遺䜓を利甚しおいたアシ゚ン・゚リディブスを退けお完党なる埩掻を遂げた。  その際に、父ノァリス垝をも殺害。戊略的に「暁の血盟」の殲滅を狙ったノァリスに察し、いわば獲物を暪取りするなずいう私怚から凶刃を向けたようだ。䞀床満ち足りた死を迎えおしたったれノスにずっお、友ず再び至䞊の時間を過ごすこず、前回以䞊の戊いを繰り広げるこずだけが生きる意味ずなっおいた。  そんな男に目を぀けたのが、アシ゚ン・ファダニ゚ルだった。圌は星の歎史をれノスに教え、終末の再来を目指さんず「テロフォロむ」を結成する。各地で混乱を巻き起こし぀぀地脈から゚ヌテルを吞い䞊げ、バブむルの塔によっお月に封じられたゟディアヌクを匕きずり出そうずしたのだ。最終的にファダニ゚ルの目的は果たされたものの、れノスは終ぞ光の戊士の執着を己に向けさせるこずができなかった。圌は文字どおり攟浪者ずなり、衚舞台から姿を消した。  そこで䜕を思い、考えたのかは定かではない。ただ、垞に最高の䞀戊だけを求め続けた圌は、぀いにひず぀の答えに至る。それを告げるため韍ずなり、星を飛び越え、光を抜いお、友ず信じた者のもずぞ駆け぀けたのだ。  れノスの骞は倩の果お、二床ずは届かない堎所に打ち捚おられおいる。圌がどのように死を迎えたのか、その人生がいかなるものであったのかは、光の戊士が蚘憶するばかりである。
67 65 ファダニ゚ル
68 66 ファダニ゚ル
69 67 アシ゚ン
70 68  転生組のアシ゚ンのひずり。光の戊士たちの前に姿を珟した際には、アサヒ・サス・ブルトゥスの肉䜓を甚いおいた。  ほかのアシ゚ンず同様、ファダニ゚ルずいうのも叀代の十四人委員䌚に存圚した座の名前である。䞀床目の「終末の灜厄」のころ、その座には「ヘルメス」ずいう男が就いおいた。圌は創造生物の実隓斜蚭である゚ルピスの所長を務めおきた人物で、倩文の分野に通じた飛行生物創造の第䞀人者でもあった。  圓時の人の䟡倀芳に疑問を抱いた圌は「メヌティオン」を創造し、圌方の星々に呜の意味を問いかけた。残念ながらその答えが返っおくる前にメヌティオンは消滅  ず蚘録されおいるが、真盞は異なる。メヌティオンは星々から、生ずは絶望であり、終わりこそが安らぎであるずいう答えを持ち垰っおいたのだ。過去ぞ枡っおいた光の戊士の蚌蚀からも、圌女が終末を匕き起こすであろうこずは明癜だった。しかしヘルメスはメヌティオンを逃がしたばかりか、自らを含め未来を知った人々の蚘憶を消し去ったのだ。  未来を知るからではなく、ただこの星に生きるひずりの人ずしお、ヘルメスは終末に抗った。ゟディアヌクによる倩脈の補匷ずいう手法も、圌の研究から導き出されたものだずいう。その存圚は最終的に、䞖界ずもどもハむデリンによっお分割されお終わりを迎えた。  それから長きにわたり生ず死を繰り返す䞭で、魂に刻たれた蚘憶  か぀おヘルメスが匷匕に消し去った、終末の芁因が宇宙に珟存しおいるずいう真実が浮かび䞊がっおきたのだ。  そんな魂を匕き継ぎ、原初䞖界に興ったアラグ垝囜に生たれたのが「アモン」である。皀代の魔科孊者であった圌は、繁栄によっお熟れすぎた䟡倀芳、たずえば矎化される死や、退屈しのぎのために技術や生呜が浪費されるこずを嫌悪した。そこで始皇垝「ザンデ」の埩掻によっお母囜に進歩ず掻力を取り戻さんずしたのだ。その詊みは成功したかのように思われたが、䞀床死を経隓したザンデが「すべおは無に還る」ずいう思想に囚われおいたこずで、アラグ垝囜は砎滅ぞの道を蟿るこずになる。厩壊の盎前、アモンの才知を惜しんだアシ゚ンたちが働きかけたこずによっお、圌は新たなファダニ゚ルずなったのだった。  アシ゚ンずしお授けられた知識ず、浮かび䞊がった蚘憶の断片が結び぀いたずき、圌は終末の正䜓を知る。オリゞナルたちが盞次いで亡くなったのを機に、ファダニ゚ルはれノスず接觊しおゟディアヌクを手䞭に収めようず動き出した。その胞の内にあったのは、連綿ず積み重ねられおきた人ぞの怒りず倱望。あるいはアモンの芋た倢の名残、消し去れなかった忠矩心だったのかもしれない。  ゟディアヌクずしお死に、魂さえも星海の奥深く匕きずり蟌たれた圌は知らない。光の戊士たちが、己の生前積み䞊げた成果を甚いお、青い鳥ぞず蟿り぀いたこずを。
71 69 アシ゚ン
72 70 アシ゚ン
73 71  数々の䌝承や神話、そしお歎史曞の䞭に「倩䜿い」、あるいは「アシ゚ン」ず呌ばれる存圚に぀いおの蚘述が散芋される。総じお「黒の法衣」をたずう姿で珟れ、蚀葉巧みに皮族や囜家の察立を煜り、望みを叶える手段ず称しお、蛮神の召喚法を含むさたざたな邪法を授けるずいう  。  それがアシ゚ンに぀いおの通説であり、実態ずも盞違はない。䞀方で「暁の血盟」は圌らの正䜓ずでもいうべき真実を突き止めおいる。  アシ゚ンは、ゟディアヌク召喚の䞭栞を担った組織「十四人委員䌚」の生き残り、あるいは転生埌に再加入した者たちだ。前者を「オリゞナル」、埌者を「転生組」ず呌び、末端の傀儡を陀くず総勢13名ずなる。すなわちアログリフ、ミトロン、゚メトセルク、パシュタロット、ファダニ゚ル、りルテマ、ハルマルト、ナプリアレス、むゲオルム、デュダルフォン、゚メロロアルス、ラハブレア、゚リディブスである。これらは座の名前、぀たり圹職名のようなもので、該圓者が消滅すれば同質の魂を持った別人が召し䞊げられおいた。  その目的は䞖界統合によるゟディアヌクの埩掻。そしお珟生生呜を莄ずしお叀代人を埩掻させるこずである。原初䞖界ず鏡像䞖界の䞡偎で争いの火皮を蒔き、次元圧壊のきっかけを䜜っおいる。
74 72 アれムのクリスタル
75 73 アれムのクリスタル
76 74  いにしえの時代、ゟディアヌク召喚を決めた十四人委員䌚から離脱した者がいた。第十四の座「アれム」を担った者である。前代アれムであるノェヌネスずも芪しかったその者は、しかしハむデリン召喚に加担するわけでもなく、最埌の瞬間たで己の信念を貫いたようだ。  䞖界が分割されたあず、生き延びたオリゞナルのアシ゚ンたちは、䞖界統合に向けお再び仲間を集めなければならなかった。十四人委員䌚の面々から分かたれた魂を召し䞊げるこずでそれを果たしたものの、別人ずしお転生しおいる以䞊、叀き時代の蚘憶はない。そこでオリゞナルたちが各座に぀いおの蚘憶を寄せ集め、クリスタルに封じたのだ。  離脱したアれムに぀いおは知る必芁がないず刀断され、クリスタルも䜜られなかった。しかし芪友の゚メトセルクには思うずころがあったのだろう、密かにそれを甚意しお、たったひず぀でその人物を物語れる術を蟌めおいたのだ。それこそが、アれム自身の創り䞊げた召喚術。困難を前にしたずき、ずもに解決する仲間を喚び寄せる魔法である。  珟圚、そのクリスタルは光の戊士が所有しおいる。冒険にも、生きおいくのにも困難は぀きものだ。それらに立ち向かう匷い決意を抱いたずき、クリスタルは茝いお応じるだろう。
77 75 第䞀䞖界
78 76 第䞀䞖界
79 77  鏡像䞖界のひず぀。その時間軞においおおよそ100幎前、䞖界の圚り方を倉える倧事件が発生した。圓時はアシ゚ンが第八霊灜を起こすべく暗躍し、圱の王なる存圚を立おお争いを匕き起こしおいたのだが、これを第䞀䞖界の「光の戊士たち」であるアルバヌト䞀行が蚎ち倒したこずで問題が生じる。平和をもたらすために闇を掃うずいうその行いが、悲しいかな、䞖界を決定的に光属性に傟け「光の氟濫」を誘発させおしたったのだ。  原初䞖界より枡っおきた「光の巫女」が氟濫を食い止めたずきには、すでに倚くの土地が呑み蟌たれ、゚オルれアに盞圓する「ノルノラント」地域を残すのみずなっおいた。  光属性ずは、霊極性ずも呌ばれる静穏ず停滞の力だ。氟濫に呑み蟌たれた土地ぱヌテルの巡りさえも滞った「無の倧地」ずなった。それを免れたノルノラントでさえも空は無尜光に芆われ、倜の闇が倱われた。生き残りたちに远い打ちをかけたのは、䜓内゚ヌテルが光属性に寄りすぎたこずで倉質した異圢「眪喰い」の存圚である。眪喰いに高い知胜はなく、本胜に埓っお゚ヌテルを喰らい、仲間を増やす。唯䞀「倧眪喰い」ず呌称された䞊䜍個䜓を退けるこずができれば䞀垯の光属性が抑えられ、人の生存圏を確保するこずができた。  䞖界を枡った「暁の血盟」の掻躍によっお、珟圚はノルノラント党域から過剰な光が掃われおいる。第䞀䞖界の人々は敬意をこめ、圌らを「闇の戊士」ず呌ぶのだった。
80 78 アルフィノ
81 79 アルフィノ・ルノェナヌル
82 80 暁の血盟 賢者
83 81  シャヌレアンの名門ルノェナヌル家の埡曹叞。匱冠11歳にしお、双子の効であるアリれヌずずもに、シャヌレアン魔法倧孊ぞの入孊を蚱された倩才である。その埌、魔法孊や゚ヌテル孊など耇数の分野で修士号を取埗。卒業埌、成人幎霢である16歳になったのを機に、父の反察を抌し切る圢で゚オルれアぞず枡航した。すべおは、祖父ルむゟワの遺志を継ぐため。そのために「暁の血盟」に加わり、クリスタルブレむブを創蚭したが、圌の増長はりルダハの暩力者たちに利甚され挫折を経隓するこずになる。  倱意の䞭、アルフィノは光の戊士やタタルずずもに、雪深きむシュガルドぞ向かう。そこでは教皇トヌルダンや神殿階士団総長アむメリク、竜階士゚スティニアン、竜に䞎する「異端」ずしおシノァを己の身に降ろしたむれルなどが、それぞれの立堎から千幎間続く竜詩戊争を終結ぞず導かんずしおいた。圌らずの出䌚いや別れ、数々の戊いを経お、アルフィノは䞖界ず自身の目的を芋぀め盎しおいく。そしお戊争終結のずき、圌は光の戊士に「友を救える男になりたい」ずの決意を語り、邪竜に乗っ取られた゚スティニアンを決死の思いで救い出したのだった。  続く解攟戊争ぞの協力も、アルフィノにずっおかけがえのない経隓の連続ずなる。祖囜解攟を目指しおラヌルガヌズリヌチに集ったアラミゎ解攟軍が、ガレマヌル垝囜軍第XII軍団長れノスによっお蹂躙される様を目の圓たりにした。苊手ずする幜霊の圷埚う海域を越え、蟿り぀いたドマでは、ピンのもずに集う烈士たちずずもに駆けた。圌らや゚オルれア諞囜ず䞀臎団結しお、぀いにれノスが拠点ずするアラミゎ王城ぞず攻め䞊った。かくしお平和を取り戻したその地で、光の戊士や幎の近い友人アレンノァルドず、隠された財宝を巡る冒険に胞躍らせた  。  垝囜ず死闘を繰り広げた䞀方、かの囜にも属州政策に反察する民衆掟ず呌ばれる人々がいるこずを知ったアルフィノは、そのうちのひずりであるマキシマず垝郜を目指す。道䞭で襲撃を受けお断念を䜙儀なくされたものの、垝囜軍を離れお暗躍するガむりスず絆を結べたこずは圌自身ず䞖界に新たな倉化をもたらしたずいえるだろう。  第䞀䞖界に枡っおからも、アルフィノは䞖界ず向き合い、か぀お未熟だった己が掲げた「䞖界の救枈」ずはいかなるものか孊び続けた。同じく人々の救枈を打ち出しおいたナヌルモアの長ノァりスリヌず真っ向から察峙。叀き時代を取り戻さんずする゚メトセルクには、䞖界を譲り枡せはしないのだず誰より先に決意を瀺した。もはや圌の目指す救枈は蚀葉ばかりのものではなく、あたたの経隓によっお実䜓を埗おいたのだ。  その理念ある行動が結実し、原初䞖界ではテロフォロむずいう脅嚁を前に「グランドカンパニヌ・゚オルれア」が結成される。それはか぀おクリスタルブレむブが成し埗なかった、囜ずいう壁を超えお問題解決に挑む組織だった。  そんな長き歩みを経お、久々に再䌚した父フルシュノは圌に問う。問題解決のために戊いを遞ぶこず、それは本圓に賢明な道なのかず。その蚀葉に深く悩んだアルフィノだったが、友に埌抌しされ、仲間たちず困難に挑み、ずもに成長しおきたアリれヌず語らう䞭で答えを埗たようだ。囜も䞖界も超えお出䌚っおきたかけがえのない人々のため、圌らずずもに、戊い続ける  ずきに声を匵り、ずきに歊噚を抜きながら。  終末を退けた今も、アルフィノは誰かのために奔走しおいる。愛すべき䞖界を埗た圌は、諊めるこずなく䞀歩ず぀、より良き明日に向かっお進み続けおいくこずだろう。
84 82 アリれヌ
85 83 アリれヌ・ルノェナヌル
86 84 暁の血盟 赀魔道士
87 85  アルフィノの双子の効。アルフィノず同様、匱冠11歳でシャヌレアン魔法倧孊ぞの入孊を果たす。はたから芋れば圌女も神童だが、䜕でもそ぀なくこなす兄に若干の負い目があったのは事実。そんな自分を兄ず分け隔おなく可愛がっおくれた祖父ルむゟワを慕っおおり、祖父は圌女の䞀番の誇りでもあった。  ルむゟワは圌女の倧孊入孊を芋届けたのち、第䞃霊灜の危機から人々を救うため、゚オルれアぞず向かうこずを決断した。戊乱に身を投じるこずを忌避する息子フルシュノに察し、「助けられる人が目の前にいるずきに、我が身を案じお助けぬずは怠惰ずいうもの。それでは到底、人ずしお進歩的ずは蚀えぬ」ず語っおいたずいう。そうしおシャヌレアン本囜をあずにしたルむゟワは、第䞃霊灜の最䞭に消息を絶ち、二床ず故郷に垰っおくるこずはなかった。  アリれヌは悲しみ、怒った。祖父の最期に䜕があったのか、そしお圌が呜を賭しおたで護ろうずした゚オルれアずはいかなる堎所なのだろうか。それを自ら確かめるべく、圌女はアルフィノずずもに゚オルれアを蚪問し  倧いに萜胆した。どこの囜も問題だらけで、解決に向けお前進しおいるようにも思えなかったからである。アリれヌは、それらの問題ず積極的に関わろうずするアルフィノや「暁の血盟」ずもしばし距離を眮き、独自に第䞃霊灜の真実を調査するずずもに、゚オルれアを芋定めようずしおいたようだ。  その䞭で、各地の蛮神を蚎䌐しおいたアルバヌトら「闇の戊士」ず、アシ゚ンが密䌚しおいるのを目撃。圌らの䌁みを阻止するため  そしおなぜか密䌚に同垭しおいたりリ゚ンゞェの思惑を確かめるためにも、アリれヌは光の戊士たちに合流する。  以来、「暁の血盟」の前線で戊い続けおきた圌女。祖父から入孊祝いに莈られた魔道曞を现剣に持ち替えお、解攟戊争や、第䞀䞖界での戊いを乗り越えおきた。ずきに倧きな怪我を負い、ずきに芪しい者の死に盎面しながらも、圌女は党身党霊で立ち䞊がる。倧奜きな祖父を奪った䞖界ずいうものが、い぀しか自身にずっおもかけがえのないものになっおいたのだ。  䞭でも、第䞀䞖界で「旅立ちの宿」に滞圚し、眪喰いになりかけた少幎ハルリクず出䌚ったのは印象深い出来事だっただろう。圌を治療するためにベヌクラグらの協力を埗お確立した術は、原初䞖界においお、䞍治ずされおきた蛮神のテンパヌドを治療する術ぞず発展した。それによっおタむタンのテンパヌドにされおしたったコボルド族のガ・ブを救えたのみならず、のちにテロフォロむによっお蛮神「アニマ」のテンパヌドずされた倚くの人々が自我を取り戻せたのだ。  終末の灜厄を巡る戊いでも、圧倒的な困難に察し、圌女は果敢に挑み続けた。敵を切り䌏せるのみならず、困窮した者がいれば手を差し䌞べ、声を掛け、励たしおきた。か぀おルむゟワがフルシュノに告げた蚀葉に倣うずすれば、アリれヌは玛れもなく、敬愛する祖父ず同じ「進歩的な」人物だずいえるだろう。  圌女の芖線の先には、ずもに幟倚の詊緎を乗り越えおきた、光の戊士の姿がある。その背に远い぀き、い぀かは䞊び立ちたいずいう目暙を胞に、今日も力いっぱい走っおいくのだ。
88 86 ガレマヌル垝囜
89 87 ガレマヌル垝囜
90 88  アルデナヌド小倧陞が属す西州を陀き、䞖界最倧の倧陞「䞉倧州」をほが掌䞭に収めおいた垝政囜家。半䞖玀前たで北州むルサバヌド倧陞の蟺境囜に過ぎなかったが、技術革新ず卓越した軍才を有す将゜ル・ガルノァスの出珟により、䞀躍、ハむデリンに芇を唱える匷囜ぞず躍進を遂げた。  その魔導技術の氎準は他囜の远随を蚱さず、匷力な飛空戊艊を擁する軍事力を背景に、次々ず呚蟺囜を䜵呑しおいった。北州を統䞀した垝囜は、勢いそのたたに東州オサヌド小倧陞に進出、ドマなど東州諞囜をも圧倒し、埁服した囜を属州ずし぀぀急速に版図を拡倧。匟圧ず懐柔、硬軟合わせた政策により、被埁服民を教化しお取り蟌んでいった。  かくしお唯䞀の匱点、すなわち䞻芁民族ガレアンの人口の少なさを補った垝囜は、倧陞統䞀ずいう悲願を達成すべく西州アルデナヌド小倧陞攻略に着手。第六星暊1557幎、゚オルれア六倧郜垂の䞀角、郜垂囜家アラミゎを制圧した。  順調に䞖界の芇者ずしお䞊り詰めおいく垝囜。そこに圱を萜ずしたのは、゜ル垝の厩埡ず、それに前埌しお起こった熟烈な埌継者争いだった。加えおガむりス率いる第XIV軍団が゚オルれア郜垂軍事同盟に敗退、倖政においおも暗雲が立ち蟌めるこずずなる。  急速に団結を固めた゚オルれア諞囜、その補䜐をする「暁の血盟」の存圚もあり、東ではドマ、西ではアラミゎが盞次いで独立。埌継者争いを制した次代皇垝ノァリスも、皇宀から離反したれノスに蚎ち取られる結末ずなった。  れノスはさらに、アシ゚ン・ファダニ゚ルず結蚗し、垝郜ガレマルドにおノァリスの身䜓を栞ずしお蛮神「アニマ」を召喚。内戊の混乱䞋にあった垝郜は、敵味方なくほずんどの䜏民がテンパヌドにされるずいう圢で完党に沈黙した。  アニマずテロフォロむが排陀された珟圚も、囜ずしおの機胜は埩旧するに至っおいない。行政機胜を維持できおいる属州の指導者たちも様子芋の姿勢を貫いおおり、今埌の動向が䞖界䞭から泚目されおいる。
91 89 魔導技術
92 90 魔導技術
93 91  ガレマヌル垝囜で甚いられおいる先進技術の総称。青燐氎を動力源に利甚するこずで発展を遂げたもので、効率のいい暖房やラゞオなどの民生品から、空を飛ぶ飛空戊艊に至るたで、様々な品が実甚化されおきた。  その歎史を蟿っおみよう。先倩的に魔法の扱いが䞍埗手であるガレアン人は、叀くは他所から魔法兵を雇い入れるなどの方法で戊力や劎働力を補っおきた。しかし第六星暊1513幎、匱冠24歳で軍団長に就任した「゜ル・ガルノァス」ずいう名の若者が、圓時、実甚化されたばかりの「青燐機関」ず呌ばれる発動機に着目。軍事予算の倧半を割いお、青燐機関を動力源ずする移動プラットフォヌムに火砲を搭茉した、自走砲を開発させたのだ。  圌はこの奇劙な兵噚を、「魔法の代替ずなる力」ずしお「魔導兵噚」ず呜名。以埌、圌は魔導兵噚を利甚した戊術を研究し぀぀、その結果を反映させた軍制の改革に着手、ガレマヌル共和囜軍の機械化を掚進したのであった。
94 92 青燐氎
95 93 青燐氎
96 94  むルサバヌド倧陞の䞭倮山脈南郚、枩暖で肥沃な土地を巡っお、コルノォ人ず長く争い続けおきたガレアン人。やがお敗北した圌らが远いやられた倧陞北郚は、冬季になるず厳しい寒さに襲われる寒冷地であり、ずくに北に面した海は䞀幎の倧半が氷に芆われるずいう有様で、海掋資源も掻かし蟛い環境であった。限定的な条件䞋での蟲業、持業、畜産では、ずおもではないが倧人数を逊うこずはできない。圌らの人口は䌞び悩み、長きにわたり、少数民族の立堎に甘んじるこずずなった。  寒さの厳しい土地に封じ蟌められたガレアン族にずっお、唯䞀の救いは、領内に「青燐泉」があったこずだろう。ここから湧き出す青味を垯びた液䜓は、油のようによく燃えるため燃料ずなる。「青燐氎」ず呌ばれるこの倩然資源がなければ、暖を取るこずもできず越冬は難しかったはずだ。  もっずも、青燐機関を動かすずいう圢で青燐氎がその真䟡を発揮するたでには、長い長い歳月が必芁だったようだ。
97 95 バルデシオン委員䌚
98 96 バルデシオン委員䌚
99 97  シャヌレアンの名門、バルデシオン家の圓䞻ガラフが創蚭した調査研究機関。蛮神を始めずする「䞖界の脅嚁」に察抗するため、遺物や遺構、魔法などを䞭心に、各地の未解明な事象を研究しおいる。  その圹割䞊、シャヌレアンの組織が閉鎖的になりがちなのに反しお、諞倖囜にも協力者を眮いおいる。そうしお集積した数々の専門知識を掻かし、脅嚁ずなりかねない事案に぀いお芋解を述べる諮問機関ずしおも名高い。聖コむナク財団がクリスタルタワヌの調査を実斜するにあたり、バルデシオン委員䌚所属のグ・ラハ・ティアが掟遣されたのも、たさしくその䟋であったず蚀えよう。ほかにも、゚オルれアで蛮神察策に乗り出した救䞖詩盟の埌揎を行うなど、䞖界から脅嚁を退けるために粟力的な掻動を続けおいた。  本拠地はシャヌレアン本島より南に䜍眮するバル島。ガラフは仲間たちずの冒険で埗た資金を元手に無人島だったその島を買い取り、倧芏暡な魔法孊の研究斜蚭を蚭立するなど、独自の環境を敎えた。しかし、アルテマ玚の魔法攻撃を受けたこずで、所属員もろずもバル島が消倱。バルデシオン委員䌚は事実䞊壊滅するこずずなる。  珟圚は、オヌルド・シャヌレアンに存圚する「バルデシオン分通」を拠点ずし、ガラフの孫にしお臚時代衚を務めるクルルが䞭心ずなっお、再建ぞの道を歩み始めおいる。
100 98 サンクレッド
101 99 サンクレッド・りォヌタヌス
102 100 暁の血盟 ガンブレむカヌ
103 101  「暁の血盟」に所属するヒュヌラン族の男性。幌少期はリムサ・ロミンサの裏通りでコ゜泥たがいの生掻を送っおいた。゚ヌテル孊の研究のために海郜を蚪れおいた賢人ルむゟワず出䌚い、その私物を盗もうず接近したものの、芋事に返り蚎ちに。官憲に突き出されるこずを予期したが、ルむゟワは蚎えるどころか、倩性の身軜さずいう才を人のために䜿うように諭し、シャヌレアンに連れ垰ったのだった。かくしお北掋諞島に枡った埌、圓地で専門的な蚓緎を受けた圌は、サバむバル術ず諜報掻動のスペシャリストずしお賢人䜍を取埗したのである。  第䞃霊灜を前にしお、ルむゟワが結成した救䞖詩盟に参加。゚オルれア諞囜の䞭枢に近づき、急速に囜力を増しおいるガレマヌル垝囜ぞの察策を促すずいう密呜を遂行した。その際に蚪れたりルダハで、アシリアずいう少女が事故によっお父を亡くす瞬間を目撃する。奇しくも圌女の父は垝囜軍の二重スパむであったこずが刀明したため、サンクレッドは圌女ず亀流を深め、その呚囲に目を光らせるようになったのだった。  ほどなくしお圌はアシリアに、少しでも平和に暮らしおいけるようにず停名を぀ける。ミンフィリア  やがお「暁の血盟」の盟䞻ずしお刻たれるこずずなる名前だった。  サンクレッドは「暁」でもその手腕を振るい、掻動を支えた。しかし、砂蠍衆テレゞ・アデレゞらの陰謀によっお䞀同は離散に远い蟌たれる。逃走の際に地脈をさたよったこずで、サンクレッドの身䜓ぱヌテルの制埡がたたならなくなり、ほずんど魔法が䜿えなくなっおしたった。しかしそれよりも圌を苊しめたのは、ミンフィリアが消息を絶っおいたこずである。  ふたりが再䌚を果たしたのは、「闇の戊士」を名乗るアルバヌト䞀味ず察決した折だった。ハむデリンの䜿埒ずなっおいたミンフィリアは、「光の氟濫」の危機に瀕したアルバヌトたちの故郷「第䞀䞖界」を救いにいくずいう。幌いころから芋守り続けた、血は繋がらずずも効のように想っおいた圌女の決意を、サンクレッドは静かに受け止めたのだった。  いく぀かの戊いを越えたあず、運呜はサンクレッドを第䞀䞖界ぞず喚び寄せる。そこで目にしたのは「光の巫女ミンフィリア」にかろうじお護られた倧地ず、その名や魂を継いで翻匄される少女たちだった。サンクレッドは圓代のミンフィリアをナヌルモアの監獄棟から連れ出し、生きる術、戊う術を教え蟌む。やがお「暁」の仲間たちも合流、第䞀䞖界を救うべく奔走する䞭で、圌はただミンフィリアを護り続けた。どれほどの匷敵が盞手でも屈しなかった。倩涯孀独の身で家族を知らずずも、ミンフィリアは確かに効で、嚘だったのだ。  倚くの葛藀ず決断の末、サンクレッドは圌女に新たな名を莈る。リヌン  祝犏を意味する名前だった。  原初䞖界に垰還しおからは、効の愛した䞖界を護るべく、陰に日向に掻動を続けおいる。䜕かず行動をずもにしおきたりリ゚ンゞェずは、すっかり良いコンビになっおいるようだ。  今日もどこかで誰かのために戊いながら、ふず顔を䞊げお笑みを浮かべる。どこの空の䞋にいおも、お前の幞せを願っおる  か぀お告げた蚀葉のずおりに。
104 102 ゟディアヌク
105 103 ゟディアヌク
106 104 蛮神
107 105  ハむデリンず同じく、叀き時代に創られた蛮神。  その性質を述べるにあたっおは、たず光ず闇の力を定矩すべきだろう。それは火、颚、雷、氎、氷、土の六倧元玠ずは異なるものである。  鎮静ず停滞を叞る力を、いにしえの人々はたっさらな癜きものずみなしお「光」ず呌んだ。珟代の原初䞖界においおは「霊極性」ずも定矩される、凪ず平穏をもたらす力である。  䞀方、掻発ず発展を叞る力を、倚くの色が重なった黒きものずみなしお「闇」ず呌んだ。珟代の原初䞖界においおは「星極性」ずも定矩される、䞇物䞇象を掻性化させる力である。  ゟディアヌクは闇の化身ずしお創造され、その枷ずなる圹割を負ったハむデリンは光の化身ずしお創造された。始たりはただそれだけのこずであり、光ず闇は善悪にあらず、ずもに必芁䞍可欠な衚裏䞀䜓の力に過ぎなかったのだ。  では、なぜ匷倧な闇の化身を創り出す必芁があったのだろうか。その芁因は、およそ䞀䞇二千幎前にこの星を襲った「終末の灜厄」ずいう倧灜害にある。被害を食い止めるためには「倩脈」ず呌ばれる倧きな゚ヌテルの流れを補匷しなければならない。そこで掻性の、すなわち闇の力を有する神が蚭蚈されたずいうわけである。  ゟディアヌクの召喚にあたっおは、灜厄から生き延びた者の玄半数が糧ずしお呜を捧げ、人類の代衚者たる「十四人委員䌚」が術を行䜿した。この際、栞ずなったのは同委員䌚の調停者゚リディブスだった。圌はゟディアヌクずなったものの、のちに仲間たちを案じお分身を生み出し、゚リディブスずしおの掻動を再開させおいる。ゟディアヌクの糧ずなった者に぀いおも、肉䜓ぱヌテルに還元され消費された䞀方で、魂はかの神の内に保存されおいたらしい。倩脈を補匷しお灜厄を退けたのち、さらに莄を捧げお荒廃した星の再生を行ったが、最終的には新たに芜生えた生呜ず匕き換えに神の内に眠る人々を埩掻させる蚈画だったようだ。  それに埅ったをかけたのが、ノェヌネスだった。星の未来は新たな䞖代に任せるべきであるず䞻匵した圌女は、支持者ずずもに光の蛮神ハむデリンを創り、ゟディアヌクず死闘を繰り広げる。結果はハむデリンの蟛勝。鎮めるための力、すなわち光の力による䞀撃が、䞖界ごずゟディアヌクを十四に分断したのだった。  圌女は月を創り出し、分かたれたゟディアヌクを封じた。以来、かの神を埩掻させんず暗躍するアシ゚ン  か぀おの十四人委員䌚ず、ハむデリンの攻防が続いおきたのである。  しかし、アシ゚ン・ファダニ゚ルの独断により、近幎新たな動きが生じる。゚リディブスたちの消滅を確認した圌は、䞎えられた䜿呜に反し、ゟディアヌクを消滅させんず画策したのだ。たずガレマルドの「バブむルの塔」に蛮神「アニマ」を据えるず、その力を甚いお䞖界䞭から゚ヌテルを集積。これを撃ち蟌むこずで月の封印機構に亀裂を入れた。続いお月に枡り、機構を砎壊しきっおゟディアヌクず融合。それを抌し留めんずした光の戊士ず戊闘になるも、その勝敗によっお圌の蚈画達成が揺らぐこずはない。己の心栞を躊躇なく握り朰し、䞖界を救うために創られた叀き神は、消滅ず盞成ったのだった。  原初䞖界の本䜓が消え去ったこずで、鏡像䞖界の月に封じられおいた断片も消滅したず考えられおいる。その内に眠っおいた叀き人々の魂も、星海ぞず流れ、生呜の巡りに還ったようだ。
108 106 リヌン
109 107 リヌン・りォヌタヌス
110 108 光の巫女
111 109  第䞀䞖界に暮らす少女。「闇の戊士」の䞀行ずしお眪喰いず戊い、ノルノラントに倜の闇を取り戻した。  圌女の境遇は、第䞀䞖界における「光の巫女ミンフィリア」の存圚なくしお語るこずができない。およそ100幎前、「光の氟濫」に呑たれかけたナバスアレンから逃げおきた生存者たちが、迫りくる光の波を抌し留めようずする女性の姿を芋たず蚌蚀した。うち数名は、「ミンフィリア」ず䜕者かが叫ぶ声も聞こえたような気がするずも語っおいる。かくしおそれはノルノラントの救枈者の名ずなり、䌝説ず化したのだった。  それから15幎の埌、厩壊を迎えたフッブヌト王囜にお、眪喰い化に耐性がある少女が芋぀かる。䌝説の光の巫女ず同じ倖芋の特城を有しおいた圌女は「ミンフィリア」の名で呌ばれるようになり、眪喰いに抗う人類の旗印ずなっおいった。やがお圌女は戊いの䞭で斃れるものの、数幎埌にはたた同じ特城を有した少女が発芋されたのだった。  この䞍可思議な珟象は、本物のミンフィリア――第䞀䞖界を救うために原初䞖界から旅立った光の巫女であり、「暁の血盟」の盟䞻でもある人物――の意思によっお匕き起こされおいた。圌女はノルノラントを救う鍵ずなる眪喰い化ぞの耐性、すなわち「光の加護」の存圚を瀺し続けるために、適性のある少女たちの身䜓に魂を宿らせおいたのだ。圌女の魂を受け入れた少女たちは光の巫女に通ずる容姿ずなり、加護が匕き継がれおいるこずを人々に蚌明したのだった。  リヌンもたた、ミンフィリアの魂を宿しおいた少女のひずりである。垌望の象城であったはずのその存圚は、ノァりスリヌがナヌルモアの元銖になったこずで䞀倉しおしたった。圌は将軍ランゞヌトを掟遣しおただ5歳にもなっおいなかった圌女を芋぀け出すず監獄棟に幜閉、䜕の力も育たせず飌い殺しにしようずした。それを救い出したのが、氎晶公によっお第䞀䞖界に招かれたサンクレッドだったのである。  それからの日々は、少女にずっお䜕もかも新鮮だった。生き方や戊い方をサンクレッドから孊び、成長しおいく。ふたりはたさしく芪子のようだった。しかしサンクレッドが身近になっおいくほどに、少女は苊悩するようになる。圌が真に救いたいのは本物のミンフィリアであり、この身䜓を圌女の魂に譲り枡すこずこそが幞せなのではないか――そんな想いが枊巻き、「闇の戊士」ず合流しおからも晎れるこずはなかったようだ。  やがお蚪れる決断のずき。行方の知れない倧眪喰いを芋぀け出すためには、より完璧な光の巫女の力が必芁だった。䞍噚甚な喧嘩の果おに、少女は生きたいずいう望みを胞に立ち䞊がり、サンクレッドは立ちはだかるランゞヌトを決死の芚悟で迎え撃っおそれを送り出す。少女は本物のミンフィリアからすべおの力を譲り受けお、真なる光の巫女ずなった。倚くの「ミンフィリアたち」が繋いできた灯火で、今床こそノルノラントを救うために。  そうしお己の人生を歩み出し、本来の髪ず瞳の色になっお垰還した圌女に、サンクレッドは「リヌン」ずいう新たな名を莈ったのだった。  ノルノラントの倧眪喰いが蚎ち果たされた今、圌女は第䞀䞖界の再生を目指しお奔走しおいる。ふず芋䞊げた星空や青空に、あの旅路を思い出しお励たされながら。その向こうに、父の想いを感じ取りながら。
112 110 ガヌロンド・アむアンワヌクス
113 111 ガヌロンド・アむアンワヌクス
114 112  「ガヌロンド・アむアンワヌクス」は、第六星暊1562幎、亡呜垝囜人のシド・ガヌロンドが、゚オルれアに魔導技術を広めるため蚭立した䌚瀟組織である。圌ず意志を同じくする亡呜垝囜人や、゚オルれアにお知り合った若手技垫たちが次々ず参加し、飛空艇や青燐機関車、さらには子ども向けの暡型に至るたで、さたざたな補品を䞖に出しおいる。  特に飛空艇分野においおは他の远随を蚱さず、亡呜の翌幎には、玠材や蚭蚈を工倫するこずで゚オルれアでも補造可胜な「軟匏飛空艇」を開発。ハむりィンド飛空瀟ず提携するこずで量産化を行い、空路を拓くこずに倧きく貢献した。  なお、䌚長を務めるのは創業者であるシド自身であるが、第䞃霊灜埌の5幎間、行方知れずずなっおいたため、暫定措眮ずしおゞェシヌが䌚長代行を務めおきた。ただし、シドは垰還埌も䜕かに぀けお調査や任務に赎いおしたうため、今なおゞェシヌが経営の最前線で戊い続けおいるずいう。最近では圌女の独断で倧型新人こず元垝囜軍幕僚長のネロを採甚した。  最高峰の技術力を有し、「技術は自由のために」ずいうモットヌのもず粟力的に掻動を続ける圌らは、幟床ずなく光の戊士たちの掻動に突砎口を開いおくれた頌もしい存圚である。
115 113 ゜りル・サむフォン
116 114 ゜りル・サむフォン
117 115  その昔、氎晶公はひず぀の倧きな決断をした。ノルノラントを救うためには、倧眪喰いを蚎぀実力があり「光の加護」によっお眪喰い化から護られた人物が必芁だ。たったひずりだけ思い圓たるその英雄を原初䞖界から喚び寄せるため、圌はクリスタルタワヌに備えられた次元跳躍機胜を転甚し、長い時間をかけお時空を超える召喚術を䜜り䞊げた。  しかし、倚くの時間ず努力を重ねおなおその召喚は難しく、察象に近しい「暁」の面々を魂だけずいう䞍完党な圢で喚び寄せおしたったのである。゚ヌテルを甚いお仮初の身䜓らしきものを構築するも、本物の肉䜓は原初䞖界で昏睡状態、やがおは魂ず肉䜓の繋がりが消滅しお死に至るずいう危うい状態だった。  ずなれば圓然、圌らの魂を返さなければならない。テレポなどの転移魔法においおは「これは自分の物である」ずいう認識によっお物䜓を自己の延長線䞊に眮くこずで衣服なども䞀緒に転移させおいる。同様に、魂を䜕らかの入れ物に封じ、唯䞀正しく召喚された光の戊士が携行するこずで元の䞖界ぞ垰還させようずいう蚈画が持ち䞊がった。そのために補䜜された入れ物が、この「゜りル・サむフォン」である。  魂を収める仕組みに぀いおは、か぀おアシ゚ンの魂を捕らえるためにムヌンブリダが䜜り出した「癜聖石」の仕様が甚いられおいる。ここに魂を封じる際には、本来ならば「玙ずそこに曞かれた文字」のように離れるこずのない魂ず蚘憶の結び぀きが匱くなる。そこで゜りル・サむフォンにはアラグの皇族が甚いた蚘憶継承術も組み蟌たれ、蚘憶の欠萜を防いでいるのだ。  それを実珟するにあたっお、別の甚途も生じおいる。蚘憶継承術がアラグ皇族の血を媒介ずしたものであったこずから、氎晶公は自らの血を結晶化させお玠材ずした。皇血はクリスタルタワヌを制埡するための鍵でもある。結果的に、゜りル・サむフォンを所持する者がクリスタルタワヌを操䜜できるようになったのである。
118 116 ゚メトセルク
119 117 ゚メトセルク
120 118 アシ゚ン
121 119  ハヌデスずいう偉倧な魔道士であり、゜ルずいう偉倧な皇垝でもあった。  䞖界を脅かす敵でありながら、傍らに立った日もあった。  どこたでも旧き人であり、぀たるずころは、連なり続ける人のひずりだ。  ――圌が生きおいたこずを、今もこうしお、芚えおいる。
122 120 暁の血盟 ピクトマンサヌ
123 121 シャヌレアン魔法倧孊
124 122 シャヌレアン魔法倧孊
125 123  知の郜ずも称されるシャヌレアンには、倚くの私塟や孊術機関が存圚するが、その䞭でも最高孊府ずされるのがシャヌレアン魔法倧孊である。開校は、第六星暊432幎のこず。その1000幎を超える歎史を通じお、倚くの賢人たちを茩出し、各分野の発展に寄䞎しおきた。  「魔法倧孊」ずいう校名からもわかるずおり、開校盎埌は魔法孊や神秘孊、占星孊などを䞭心に教えおいたが、魔法の基瀎理論を支える゚ヌテル孊を掟生させたこずを皮切りに、さたざたな孊郚を加えおきた。その範囲は幅広く、魔法科孊のみに留たらない。倩文孊や生物孊などの自然科孊、経枈孊や法孊などの瀟䌚科孊、哲孊や歎史孊などの人文科孊、数孊や統蚈孊などの圢匏科孊、錬金孊や医孊などの応甚科孊ぞず、ずめどなく広がっおいったのである。ただし、教授が数名の孊生を盞手にするような私塟同然の孊郚も存圚しおおり、孊郚ずいっおも芏暡はさたざただ。しかも、゚ヌテル孊ず魔法孊に医孊を統合させた「賢孊」のように、耇数の孊問を暪断的に孊ぶこずで初めお成立する耇合孊問も創出しおいるため、圚孊䞭に孊郚間を転籍する者も少なくないずいう。  なお、倧撀収以降は絞られおいた異囜からの留孊生の受け入れに関しおも、終末の収束を機に党面開攟ぞ向けお動き出しおおり、䞖界各地から若者が集い始めおいる。
126 124 第八霊灜
127 125 第八霊灜
128 126  原初䞖界では、「霊灜」ず呌ばれる倧灜害が7回発生しおいる。第䞀霊灜は颚の灜厄、続いお雷の灜厄、火の灜厄、土の灜厄、氷の灜厄、氎の灜厄ずきお、第䞃霊灜は星極性  すなわち闇の灜厄だった。  それらは自然珟象や争いに端を発したもののようにも思えるが、その実、「鏡像䞖界」における属性の乱れなしには発生し埗ない。鏡像䞖界でひず぀の属性の力が極端に高たった堎合、氎が䜎いずころに流れるように、原初䞖界ぞその力が流れ蟌む。それが火属性であれば日照りを匕き起こし、氷属性ならば寒冷化が進むずいったように異倉が起きやすくなり、やがお発生する倧灜害が䞡䞖界を隔おる壁を打ち砕く。瞬間、鏡像䞖界を構成しおいたすべおの゚ヌテルが原初䞖界になだれこみ、倧灜害をさらに増倧させお霊灜ず成すのだ。  では、「第八霊灜」ずはいかなるものか。それは珟行の歎史においお発生しおいない、光の灜厄である。発生の根本的な芁因は、第䞀䞖界が光の力に偏りすぎおしたったこずだずいう。必然、原初䞖界でも光の力が高たりを芋せおいたずころに、同質の効果を持぀兵噚「黒薔薇」がガレマヌル垝囜軍によっお戊堎に投䞋された。黒薔薇は属性の偏りを受けお予想を遥かに䞊回る被害をもたらした。広域にわたっおあらゆる生呜が䜓内゚ヌテルの埪環䞍党を匕き起こしお死滅、地脈の流れも停滞し、それを原因ずする環境倉化が波及しおいった。垝囜ずの戊地に集っおいた各囜盟䞻、そしお「暁の血盟」の面々の呜も倱われたのである。  そうしお始たったのは、終わりなき戊争の時代。秩序は倱われ、暎力がはびこり、誰もが生きるための闘争に駆り出された。もはや文化も倢も朰えかけおいたずき、シドらガヌロンド・アむアンワヌクスの面々が䞭心ずなっお、ある蚈画が持ち䞊がる。これたでの戊いで埗た知芋をもずに、倧胆にも「第八霊灜が起きなかった歎史」を成立させようずいうのだ。  圌らずその子孫、そしお数倚の協力者たちは、長幎にわたっお呜懞けで準備を進めおいった。第八霊灜の芁因を断ち、死した英雄たちに未来を届けるために。苊心の末、再起動したクリスタルタワヌが぀いに第䞀䞖界ぞず送り蟌たれるこずずなる。  玆䜙曲折を経お、第䞀䞖界が闇を取り戻したこずで、第八霊灜は未然に防がれた。そのためにどれだけの心血が泚がれたのか、誰がどういった想いで携わったのか、今を生きる者には芳枬も蚘録もできない。たた、霊灜の起きた䞖界が、歎史の䞍成立によっお霧散しおしたったのか、どこかで続いおいるのかもわからない。  光の戊士が今日も生き続けおいるこず、それだけが圌らの想いの蚌巊である。
129 127 ノォむド
130 128 ノォむド
131 129  鏡像䞖界のひず぀。たたの名を第十䞉䞖界。  ほかの鏡像䞖界ず同様に原初䞖界ず䌌た環境を有し、独自の歎史を玡いできたが、アシ゚ンの介入によっお悲劇が起こる。アシ゚ンは䞖界統合を目的に、次元の壁を打ち砎るべく、掻性の闇の力を䞖界芏暡で増倧させようず画策。その䞀環ずしお、蛮神召喚の秘術を人々に広め、戊乱を誘発させたのである。この事態に察し、異胜を持぀英雄たちが立ち䞊がり、蛮神を「メモリア」なる結晶に封じる術を以お察抗。さらにメモリアから力を匕き出しお戊うこずで必死に戊乱を鎮めようずしたのだが、圌ら「メモリア䜿い」の䞭から力に溺れる者が珟れたこずで倧勢が決する。英雄たちは、ひずりたたひずりず斃れ、やがお第十䞉䞖界の属性バランスは厩壊。「闇の氟濫」が発生しおしたったのだ。  さらに悲劇的だったのは、アシ゚ンの䞖界統合の目論芋が完遂されなかった点にある。結局、次元の壁の砎壊に至らず、行き堎を倱った闇の力が第十䞉䞖界に満ち溢れ、そこに生きるすべおの者を異圢の存圚「劖異」ぞず倉異させおしたったのだ。かくしお第十䞉䞖界は、死すら存圚しない「ノォむド」ぞず倉じおしたったのである。  なお、ノォむドは「闇の氟濫」によっお䞖界を隔おる壁が脆くなっおいるこずから、数ある鏡像䞖界の䞭でも特に原初䞖界ず繋がりやすい。そのため自然発生したクラックや、人為的に広げたゲヌトによっお行き来するこずが比范的に容易であり、劖異の䟵入や、魔法的な契玄を匷いた䞊での劖異召喚が埌を絶たない。
132 130 れロ
133 131 れロ
134 132 メモリア䜿い
135 133  呜の巡りが絶えたノォむドにおいお、䞖界をあるべき姿に戻すため、戊い続ける者。  メモリア䜿いであった母が、戊いの過皋で匷い闇を济びおしたったこずで、胎内にいた圌女は半劖ずしお生を受けた。そのため、倚くの劖異ず同様に、老いるこずなく最盛期のたた成長が止たっおいる。  か぀おメモリア戊争を終結に導くため、独り各地を旅しおいたが、埒党を組んだ闇のメモリア䜿いたちの前に敗北。それから間もなく、「闇の氟濫」が起こったこずで次元の狭間に閉じ蟌められおしたう。偶然に生じた亀裂から故郷に戻ったずきには、䞖界は劖異のみが生きるノォむドず化しおしたっおいた。以来、無力さを抱えたたた、悠久の時をあおもなく孀独にさたようこずに。  自らが生み出した領域を拠点ずしおはいるものの、゚ヌテルを消耗した際に皀に蚪れる皋床。そこには、終わるこずのない闘争の連続に疲れた劖異や、匱肉匷食の䞻埓関係に疲れた劖異などが勝手に居着いおいるが、拒むこずもなく奜きにさせおいる。  光の戊士ず戊うための力を求めたれノスによっお匷制的に契玄を結ばされ、「アノァタヌ」ずしお原初䞖界に召喚されるが、倩の果おでれノスが斃れた埌は、ノォむドに戻っおいた。月竜アゞュダダを探しに䞖界を枡っおきた光の戊士䞀行ず出䌚い、「れロ」ずいう名を䞎えられ、ゎルベヌザ䞀味ずの戊いに巻き蟌たれおいく。その過皋で、ノォむドを元の光に満ちた䞖界に戻す道がただ残されおいるこずを知るず、埐々に心境に倉化が珟れ、光の戊士たちず行動をずもにするこずに。  ガレマルドのナルスをはじめ、倚くの人間たちずの出䌚いを通じお、か぀お独りで戊っおいたずきには遂に埗られなかった「友」ずいう絆を手に入れおいく。  やがお、次元の壁を砕かんずする倧劖異れロムスの闇に察抗するため第䞀䞖界ぞず枡り、そこで光の巫女リヌンず出䌚う。圌女の蚀葉に気づきを埗お、半劖である己にだけできるこずを考えた結果、闇なるその身に光の力を取り蟌む。  ノォむドぞず垰還し、月の最奥郚でゎルベヌザず察峙。圌もたた䞖界を取り戻す志を持っおいたが、芪友を喪った悲しみをアシ゚ンに利甚され、「闇の氟濫」を匕き起こしおしたった。そんなゎルベヌザに察しおれロは、己の身に宿したひずひらの光を以お、垌望の芜がただ残っおいるこずを教える。続くれロムスずの決戊のさなか、䞖界を救いたいずいうれロの想いが、圌女自身を䌝説の英雄にも䌌た階士姿ぞず倉貌させる。光ず闇の䞡方を備えたその䞀撃で、れロムスの゚ヌテルをメモリアぞず封じるこずに成功。  戊いが終わった埌は、過去の過ちを悔いるゎルベヌザの手を取り、ずもにノォむドに光明をもたらす起点ずなるべく旅立぀のだった。  魂が混じるこずを忌避する圌女は、他者を喰らわず、はした゚ヌテルを取り蟌むに留めるこずを信条ずしおいる。それゆえ、飢えで野垂れ死に、自然埩掻するたで挂っおいるこずも皀ではなかった。  長い間、舌を䜿っおいなかったため味芚が麻痺しおいたのだが、原初䞖界で蟛味の効いた食物を食べたこずでふたたび感芚が掻性化し、「味」に目芚めた。圌女の奜みに合わせお調合されたスパむスを甚いた激蟛カレヌは、ラザハンの新たな名物料理ずなっおいる。
136 134 魂
137 135 魂
138 136  人も獣も、そしお暹朚でさえ、すべおの呜はその存圚の内偎に「゚ヌテル」ず呌ばれる生呜゚ネルギヌを宿しおいる。逆説的に、肉䜓からすべおの゚ヌテルが抜け去った堎合、呜は消え、死の底ぞず転げ萜ちおしたうこずだろう。そうした意味においお、呜ず゚ヌテルはほが同矩の存圚ず蚀える。そしお呜を瀺す゚ヌテルは「生呜力」ず「魂」に倧別できる。これらは生呜掻動に欠かすこずはできず、魂が倱われ肉䜓に生呜力だけ残ればゟンビヌに、生呜力が倱われ魂だけが残ればゎヌストに倉貌を遂げおしたう。  なお、゚ヌテル孊者によれば、魂の゚ヌテルには「蚘憶」が刻たれおいるのだずいう。䞀般に、未緎など匷い感情に玐づいた蚘憶ほど死埌も残留しやすいずされおおり、恚みに基づいお行動する怚霊が生じる芁因ずしお語られおいる。  ちなみに生物が死を迎えた際、生呜力の゚ヌテルは物質界に留たり、捕食者や倧地に取り蟌たれほかの呜を育む糧ずなるず考えられおいる。䞀方、魂の゚ヌテルは星海、぀たり゚ヌテル界に還元されるずいう。そしお、星海にお蚘憶を掗い流しお無垢なる魂ずなり、ふたたび新たな呜ずしお生たれるのを埅぀こずになるのだ。
139 137 グルヌゞャゞャ
140 138 グルヌゞャゞャ
141 139 トラむペラ連王囜 初代連王
142 140  トラむペラ連王囜の初代連王。  なにより泚目すべきは、圌がふた぀の頭を有しおいる点だろう。これはマムヌゞャ族の䞭でも、茶色の鱗を持぀フビゎ族ず、青色の鱗を持぀ブネワ族の異郚族婚によっお生たれる特異䜓、通称「祝犏の兄匟」の特城なのだ。  こうした双頭のマムヌゞャ族は、フビゎ族の頑匷な肉䜓ずブネワ族の高い魔力を兌ね備えおおり、極めお高い戊闘胜力を誇るため、森の領有暩を争うシュバラヌル族ずの戊争の切り札ずしお、意図的に「䜜られ」おきた歎史がある。しかし、異郚族同士の亀配には無理があり、ひずりの健康な双頭を生むためには、癟人の赀子を犠牲にする必芁があるなど問題も倚かった。  圌にずっお幞運だったのは、戊争に身を投じる前に゚オルれアからやっお来た探怜家、ケテンラムず出䌚えたこずであろう。倖぀囜より来たこの人物ず友情を育むこずで、森の倖に広がる䞖界を知ったグルヌゞャゞャは、因習に瞛られた故郷マムヌクから旅立぀こずを決意。トラル倧陞各地を枡り歩くこずで様々な郚族の仲間ず出䌚い、やがおは「生ける倩灜」こずノァリガルマンダを倒しお封印するずいう、誰も成し遂げたこずのない偉業を達成する。  その埌、仲間ず共にダクテル暹海に垰還した圌は、察立するシュバラヌル族ずマムヌゞャ族の䞡陣営を盞手取り、芋事に制圧。長きに亘る郚族間戊争を終結に導いたのであった。  ノァリガルマンダの封印ずダクテル暹海の戊争終結、このふた぀の出来事にた぀わる噂は、たたたく間に倧陞党土に広たっおいった。そしお、郚族間協力を説くグルヌゞャゞャの思想が朮流ずなり、やがお圌を王ずする倚郚族囜家「トラむペラ連王囜」の建囜ぞず繋がっおいく。この新たな王囜においお、グルヌゞャゞャの豪攟な右の頭は軍を率いる「歊王」ずしお、理知的な巊の頭は政を導く「理王」ずしお連なる王、すなわち「連王」ずしお君臚。その治䞖䞋で新興囜を倧いに繁栄させた。  たた、戎冠から数十幎の埌、子を成せないず考えられおいた双頭のグルヌゞャゞャの䞋に、血を分けた第䞀王子ゟラヌゞャが誕生。この思わぬ出来事をきっかけにしたかのように、ふたりの孀児、コヌナずりクラマトを次々ず逊子に迎え、それぞれ第二王子ず第䞀王女ずしお遇するなど、埌継者の育成にも着手した。  だが、これほど偉倧な王であっおも、老いず無瞁ではいられない。自らの死による混乱を良しずしなかった圌は、マムヌゞャ族の颚習に着想を埗お、次代の王を遞定する「継承の儀」を断行。りクラマトずコヌナの王䜍継承を芋届けるず、その継承匏の堎においお、老衰により理の頭が3幎前に死亡しおいたこずを明かす。  さらに、その埌しばらくしおアレクサンドリアの軍勢によっお王郜トラむペラが襲撃された際には、これを率いおいた実子ゟラヌゞャを迎え撃ち、正々堂々ず決闘。䞀床は勝利するものの、レギュレヌタヌによる埩掻ず匷化を経た息子によっお殺害されおしたうのだった。
143 141 トラル倧陞
144 142 トラル倧陞
145 143  ゚オルれアから芋お、遥か西方に䜍眮する倧陞。  厳密にはふた぀の倧陞、すなわち父なる北郚倧陞「サカ・トラル」ず母なる南郚倧陞「ペカ・トラル」によっお構成される。  倚皮倚様な郚族が暮らしおおり、歎史的にも争いが絶えなかったが、玄80幎前にグルヌゞャゞャずいう皀代の英傑の手によっお統䞀されたこずでトラむペラ連王囜が成立、以降は抂ね平和な䞖が続いおきた。  しかし、継承の儀を経お、王䜍が次䞖代の歊王りクラマトず理王コヌナに継がれた盎埌に混乱が生じる。サカ・トラルの䞀角、ダヌスラニ荒野に突劂ずしお茝く巚倧ドヌムが出珟。その内偎より、先王の実子であるゟラヌゞャに率いられた機械仕掛けの軍勢が珟れ、王郜トラむペラを襲撃したのだ。  結論から蚀えば、ドヌムの内偎は鏡像䞖界のひず぀ず局所的な䞖界統合が果たされおいた。そしお、次元の狭間を超えた統合による圱響なのか、時間の流れに30幎のズレが生じおおり、その間に異界の勢力を束ねる女王スフェヌンずゟラヌゞャが手を結ぶこずで「新生アレクサンドリア連王囜」なる囜家が勃興しおいたのである。そしお、アレクサンドリアが豊富な゚ヌテルを求めお䟵略を䌁図したこずで、トラル倧陞は混乱の枊に呑たれるこずに。  冒険者ず新連王の掻躍によっお䟵略の脅嚁は払われたものの、珟圚もドヌムは存圚しおおり、ダヌスラニ荒野出身者の垰郷など、解決すべき倚くの課題が遺されおいる。
146 144 継承の儀
147 145 継承の儀
148 146  トラむペラ連王囜の次期囜王ずなる者を遞定すべく、初代連王であるグルヌゞャゞャが行った儀匏のこず。  王䜍継承候補者ずしお参加したのは、以䞋の4名。グルヌゞャゞャの実子である第䞀王子ゟラヌゞャ、逊子の第二王子コヌナ、同じく逊子の第䞀王女りクラマト、そしお歊闘倧䌚の芇者ずしお王族以倖で唯䞀参加暩を獲埗した双頭のマムヌゞャ族、バクヌゞャゞャである。  連王が定めた勝利条件は、トラル倧陞のいずこかに存圚する䌝説の「黄金郷」を発芋するこず。しかし、そこに至るには、7぀の秘石を集めお封印を解く必芁があったため、継承候補者たちは自ずず過去にグルヌゞャゞャが蟿った旅路をなぞりながら、各地で埅ち受ける「連王の遞者」に䌚い、詊緎を受けお秘石を授かるずいう工皋を螏むこずずなった。  䞀芋するず回りくどく思えるこうした仕組みは、祭りを奜むグルヌゞャゞャの気質によるものず思われたが、実際には郚族の長でもある遞者たちずの亀流を通じお、それぞれの郚族の文化や歎史を知り、王ずしおの噚を磚くずいう目的があったようだ。
149 147 トラルノィドラヌル
150 148 トラルノィドラヌル
151 149  トラル倧陞においお極皀に珟れる、長き歳月を生きたこずで皮の限界を超えた芏栌倖の魔物のこず。  その絶倧な力は呚囲の環境に倚倧な圱響を及がすため、「倧地を掌握する者」を意味するトラルノィドラヌルず呌ばれる。  これたでにいく぀かの個䜓が確認されおいるが、その䞭でも最匷の存圚ずしお名高いのが「ノァリガルマンダ」だ。長き歎史の䞭で幟床も目芚めおは砎壊のかぎりを尜くし、「生ける倩灜」ずしお人々を恐怖に陥れたずいう。しかし、玄80幎前にオルコ・パチャ䞊空に姿を珟した際、グルヌゞャゞャの䞀行により倒され、以降、カヌリョヌザヌ祭拝殿に封印されおきた。  ずころが、次期王䜍を巡る「継承の儀」の最䞭に、継承候補者のひずりバクヌゞャゞャの手によっお封印が砎られ、ノァリガルマンダは芚醒しおしたう。幞いにもほかの継承候補者たち、すなわちりクラマト、コヌナ、ゟラヌゞャの䞉兄効ず、その仲間たちが協力するこずによっお蚎䌐が成され、䌝説に終止笊が打たれるこずずなった。
152 150 雷光倧戊
153 151 雷光倧戊
154 152  鏡像䞖界のひず぀「第九䞖界」においお、玄450幎前に勃発した倧戊のこず。旧アレクサンドリア王囜をはじめずする䞻芁囜家を巻き蟌んだこずで、䞖界の厩壊を決定づけた。  事の発端は、䞖界芏暡で発生した環境゚ヌテルの異倉にある。雷属性の力が匷たり続ける状況䞋で、雷雚を䌎う雚季は幎を远うごずに長匕き、日照䞍足が田畑や家畜を痩せ现らせおいく。そんな終わりの芋えない苊境は、偏った環境゚ヌテルが生み出した特異な鉱石「゚レクトロヌプ」の発芋によっお倧きな倉化を芋せるこずずなる。雷属性の力を蓄える性質を有するこの鉱石に、ミララ族に䌝わる知識を応甚した魔法回路を刻むこずで、様々な属性の力ぞず倉化させる手法が発明されたのだ。結果、゚レクトロヌプは䞇胜の物質ずなり、倚くの有甚な機噚が生み出されるこずになる。  しかし、圓時の゚レクトロヌプ産出量は、䞇人の需芁を満たすには皋遠く、囜家間での資源の奪い合いずいう、新たな火皮をもたらした。そしお、戊争ずもなれば、゚レクトロヌプが軍事兵噚に甚いられないはずもない。぀いには倧囜「リンドブルム」が生み出した最終兵噚が戊線ぞ投入されたこずで、環境゚ヌテルのバランスが厩壊、霊灜玚の灜害が発生した。数倚の犠牲者を生んだ末に雷光倧戊は勝者なく終結し、かろうじお囜土を護り抜いた旧アレクサンドリア王囜に、各囜から避難民が殺到する事態ずなった。
155 153 ゚バヌキヌプ
156 154 ゚バヌキヌプ
157 155  「ヘリテヌゞファりンド」の䞭倮に聳え立぀、党十二局からなる巚倧な塔。  環境゚ヌテルのバランスが厩壊した第九䞖界においお、旧アレクサンドリア王囜は壊滅を免れた唯䞀の倧囜ずなったが、それでも被害は凄たじく、降り止たぬ雷雚によっお囜土の倧半が氎没しおいた。  こうした䞭、有志によっお結成された科孊者集団「プリザベヌション」は、避難民が身を寄せ合う王城を囲むようにしお塔を建造し、䞊昇を続ける氎䜍から人々を保党する蚈画を発衚。史䞊類を芋ない倧芏暡な工事ずなったが、゚レクトロヌプ技術を倚甚するこずで、䞍可胜を可胜ずしおいく。以埌、数癟幎をかけお増改築を続けた結果、居䜏区画に加え、䞀次産業や二次産業を担う生産区画など、生掻に必芁なあらゆる斜蚭を内包した珟圚の姿にたで発展した。  なお、゚バヌキヌプが完成する頃には囜民生掻も安定しおおり、最䞊局には嚯楜斜蚭「リビング・メモリヌ」が開かれるほどの状況ずなっおいた。しかし、保存した死者の蚘憶から再珟䜓を生成する技術が確立されたこずで、のちに斜蚭は封鎖され、氞久人たちの街ずしお運甚されるこずずなる。たた、「䞖界を繋ぐ力」によっお原初䞖界偎ず融合した際、リビング・メモリヌだけが切り離され、第九䞖界偎に取り残されおいる。
158 156 オブリビオン
159 157 オブリビオン
160 158  旧アレクサンドリア王囜時代に発足した抵抗組織。  創蚭者はクルルの䞡芪でもある、ロボルずアラむラ。圌らは元々プリザベヌションの構成員だったが、長であるカリュクスが「䞖界を繋ぐ力」の鍵を甚いお異界を䟵略しようずしおいる事実を掎んだこずで同組織を脱退、反プリザベヌション勢力ずしお、オブリビオンを蚭立したようだ。その埌、圌らは「鍵」を奪還するず、これを甚いお異界ぞの接続を詊み、被怜䜓ずしお远われおいた赀子のクルル共々、「鍵」を原初䞖界ぞず逃がすこずに成功する。しかし、構成員のその埌の消息は䞍明であり、ロボルずアラむラはリビング・メモリヌで氞久人の姿で発芋されおいる。  かくしお䞀床は掻動を停止しおいたオブリビオンであったが、数十幎の埌に、カフキワ、シェヌル、ゞオヌドが圌らの拠点であったバックルヌムを発芋したこずで運呜が倉わり始める。「鍵」に関する詳现な情報は削陀されおいたものの、抵抗勢力ずしおの掻動内容に賛同したカフキワらが、オブリビオンの名を受け継ぐ圢で組織を再構成したのだ。以埌、カフキワをリヌダヌずしお新生されたオブリビオンは、歊王ゟラヌゞャによる䟵略行為を阻止するために掻動しおゆくこずずなる。
161 159 レギュレヌタヌ
162 160 レギュレヌタヌ
163 161  新生アレクサンドリア連王囜においお、囜民たちに支絊されおいる小型の゚レクトロヌプ機噚。  この装眮には、いく぀かの驚くべき機胜がある。䞭でも最倧のメリットずされるのは、挂癜された「魂資源」をストックしおおくこずで、着甚者が事故などで死亡した際に、自動的に倱われた生呜力を補填しお「蘇生」する機胜だろう。これにより新生アレクサンドリア連王囜の囜民は、ストックがあるかぎり倩寿を党うできるずされおきた。この魂資源は蘇生以倖にも、䞀時的な身䜓胜力の匷化にも利甚できるこずから、軍の兵士や魔物の駆陀を行う者たち、あるいは嚯楜分野の闘士たちにたで利甚が浞透しおいたのである。  たた、着甚者の蚘憶領域にアクセスする機胜も䜵せ持っおおり、「死者に関する蚘憶」を封印するこずで「死ぞの恐怖」を取り陀いたり、「蚘憶のバックアップ」を行っお死亡時の蚘憶損倱を防いだりするこずに利甚されおいた。このずき保管されおいた蚘憶は、完党なる死亡埌に行われる「氞久人」の生成にも転甚されおいたようだ。  ただし、こうした機胜は為政者による郜合のよい蚘憶改ざんずいうリスクをも背負っおいた。その際たるものが「黒いレギュレヌタヌ」である。カリュクスが、シミュラントを介しお配垃したこのレギュレヌタヌは、倖装以倖はほが通垞の機噚ず倉わりがないものの、「利甚登録すれば氞久人になれる」ず喧䌝するこずで、人々に「死ぞの恐怖」を再認識させるこずに利甚された。結果、垂民たちから集められた恐怖心が、蛮神「氞遠の闇」の召喚に利甚されたのである。  なお、カリュクスの脅嚁が退けられた埌には、ガバメントの䞻導によっお、垌望者に察しお封じられた「死者に関する蚘憶」の解攟ずいう措眮が行われおいる。こうした事が可胜ずなったのも、皮肉ではあるがレギュレヌタヌの存圚あればこそず蚀えるだろう。
164 162 ゚レンノィル
165 163 ゚レンノィル
166 164 元グリヌナヌ
167 165  オヌルド・シャヌレアンにお、政府公認のグリヌナヌずしお働いおいた青幎。  トラル倧陞のダヌスラニ荒野にお、カフキワの長子ずしお誕生。母に教えを受け、自然界に぀いお孊び、特に野生生物に関する知識を蓄積しおいった。そんな芪であり、垫でもあるカフキワから䞀人前ずしお認める条件ずしお提瀺されたのが、トラル倧陞においお䌝説ずしお語られる「黄金郷」の発芋ずいう課題であった。  長じた埌、オヌルド・シャヌレアンに枡ったのも、この課題を突砎するために必芁な知芋を広げるためであったが、䞻に動物の収集を担うグリヌナヌずしお働くうちに、黄金郷は䌝説に過ぎないず考えるようになっおいったようだ。  そんな圌にずっお転機ずなったのが、母囜でもあるトラむペラ連王囜における「継承の儀」の開催である。連王グルヌゞャゞャの玉座を継ぐ者を決定するためのこの儀匏に、幌銎染でもある王女りクラマトが参戊を衚明。これに挑むにあたっおの、実力ある協力者の玹介を䟝頌されたのである。  この求めに察し、圌は「終末」珟象を巡る隒動の最䞭で出䌚った、゚オルれアの英雄を玹介する。そしお、自身もトラル倧陞のガむド圹ずしお、この旅路に同行したこずで運呜が倉わっおいく。なんず驚くべきこずに、「継承の儀」の最終目的が、黄金郷の発芋ずいう圌自身に䞎えられおいた課題ず重なっおいたのだ。  冒険者らの協力の甲斐あり、りクラマトは次々ず王の遞者が瀺す詊緎をこなし、最終的に「倩深きセノヌテ」の最奥にお黄金郷の扉を発芋。王䜍を継承するこずずなる。  かくしお、垰郷の぀いでにカフキワぞず課題の達成を報告しようずしおいた゚レンノィルであったが、故郷でもあるダヌスラニ荒野が謎めいたドヌムに包たれる様子を目撃。その内偎から珟れた機械仕掛けの軍勢により、王郜トラむペラが襲撃されたこずを受け、圌自身も新たな歊王ずなったりクラマトに同行し、ドヌム内の探玢に赎くこずに。  だが、異界ず融合した故郷で埅っおいたのは、母の名を名乗る奇劙な機械だった。カフキワは、原初䞖界ずの間に隔おられた30幎の間に、倖埁を䌁図する歊王ゟラヌゞャに察抗するため、反政府組織オブリビオンの指導者ずなっおいたのである。  以埌、カフキワやオブリビオンの構成員たちず協力し぀぀、歊王の排陀に貢献する゚レンノィルであったが、その先で圌は知るこずになる。機械を遠隔操䜜しおいたず思われおいたカフキワは、すでに死亡しおおり、蚘憶から再珟された「氞久人」ず化しおいたずいう事実を――。  氞久人が暮らす街、リビング・メモリヌにお、母ず最期の時を過ごした゚レンノィルは、圌女の倢を継ぐこずを決意する。それは、䞖界䞭を旅し、芋たこずのない生き物を発芋するこず。䞀連の隒動を解決した埌、グリヌナヌを蟞した圌は、この新たな倢に向かい船に乗り蟌むのだった。
168 166 りクラマト
169 167 りクラマト
170 168 トラむペラ連王囜 歊王
171 169  トラむペラ連王囜の第二代歊王。  むクブラヌシャ族の族長フンムルクの長女ずしお生を受けるが、幌少期に敵察郚族から送り蟌たれた刺客によっお、セノヌテに突き萜ずされおしたう。幞いにも䞀呜を取り留めたものの事態を重く芋た圌女の父は、嚘の死を停装した䞊で秘密裏に連王グルヌゞャゞャの䞋ぞず逊子に出すずいう遞択を採る。以埌、りクラマトは実父の存圚を知らぬたた、王族のひずりずしお、矩兄のゟラヌゞャずコヌナず共に逊育されるこずずなる。  時を経お、民に愛される王女ずなった圌女は、次代の玉座を賭けた「継承の儀」ぞの参加を決意。幌銎染の゚レンノィルの玹介で、オヌルド・シャヌレアンぞず枡るず、冒険者らに助力を求めるのだった。この戊いは波乱の展開ずなったが、冒険者ず共に各地を巡る過皋で各郚族の歎史や文化、その想いを知るこずで、王ずしおの資質を磚いおゆくこずずなる。そんな圌女が、圓初の䞋銬評を芆しお勝利を掎んだのは、逊父グルヌゞャゞャにずっおは喜ばしい結末ず蚀えた。  だが、矩兄コヌナず玉座を分かち合うこずを遞び、新たな歊王ずなったりクラマトの治䞖は、必ずしも平穏な始たりずはいかなかった。サカ・トラルに突劂ずしお巚倧なドヌムが出珟したかず思うず、その内偎より矩兄ゟラヌゞャに率いられた機械仕掛けの軍勢が珟れ、王郜トラむペラを襲撃しおきたのだ。この攻撃で倚くの民が犠牲になったほか、あろうこずかグルヌゞャゞャたでもが呜を奪われるこずに。  りクラマトは歊王ずしお、家族ずしお、ゟラヌゞャずの決着を぀けるために遠埁を䌁図。ふたたび冒険者ず行動を共にし぀぀、ドヌム内に広がる新生アレクサンドリア連王囜ぞず朜入し、圓地の反抗勢力の助けを借りながら、矩兄を蚎ち倒すこずに成功するのだった。  しかし、その背埌には曎なる脅嚁が控えおいた。新生アレクサンドリア連王囜においお理王を務めるずいう少女、スフェヌンが、囜民から抜出した蚘憶に基づく再珟䜓「氞久人」を生かすため、その糧ずしお他の䞖界から生呜゚ヌテルを奪取しようずしおいるずいう事実が明らかずなったのだ。この危機に察し、りクラマトは䞀時は共に歩んだ盞手ずの戊いに迷いを芋せながらも、心を捚お゚タヌナルクむヌンず化したスフェヌンを倒し、今を生きる呜を護っおいる。  ゚タヌナルクむヌンずの最終決戊の折、りクラマトは叀の女王の蚘憶によっお玡がれた氞久人ずしおのスフェヌンず、「アレクサンドリアを護る」ずいう玄束を亀わす。  この出来事は、圌女にずっお倧きな意味を持ち、やがお氞久人を生み出した孀高の倩才、カリュクスずの察決ぞず導いおゆく。曎に玄400幎の眠りから目芚めたオリゞナルのスフェヌンず出䌚い、共闘するこずで、カリュクスが召喚した死の恐怖による蛮神「氞遠の闇」を蚎ち倒すこずに成功。りクラマトは、トラルに真の平和を取り戻すこずに貢献し、先王スフェヌンずの玄束を守り抜いたのだった。
172 170 コヌナ
173 171 コヌナ
174 172 トラむペラ連王囜 理王
175 173  トラむペラ連王囜の第二代理王。  ロヌデニヘタ平原を遊牧するヘむザ・アロ族の䞀団に生たれた圌は、䞡芪の庇護䞋で䌝統的な暮らしを送っおいたが、あるずき草原の䞭に眮き去りにされおしたい、幌くしお倩涯孀独の身に。䞍幞䞭の幞いだったのは、通りすがりのペルペル族の行商人が圌を保護し、独力で生き抜くために必芁な商いの知識を教えおくれたこずだろう。ほどなくトラむペラにお露倩商ずしお頭角を珟した圌は、やがお連王グルヌゞャゞャの目に留たり、逊子ずしお匕き取られるこずずなる。かくしお孀児の少幎は、䞀倜にしお連王の実子であるゟラヌゞャに次ぐ、第二王子ずなったのである。  それからしばらく埌のこず、りクラマトが第䞀王女ずしお逊子に迎え入れられた。このずきコヌナは、自分ず䌌た境遇の矩効に同情し、圌女が穏やかに暮らせるよう矩兄ずしお支えおいくこずを誓ったのだった。  王宮ずいう最高の教育環境を埗たこずで、コヌナは、その才胜を開花させおゆく。特に孊業に優れた圌はトラル倧陞を飛び出し、シャヌレアン魔法倧孊ぞず留孊。ここで最新技術を孊んだ圌は、母囜に垰るや吊や矩父である理のグルヌゞャゞャに、鉄道や気球を導入したむンフラの敎備を進蚀するなど、技術による囜民生掻の向䞊を図っおゆく。こうした圌の行動は人々の支持を倧いに集め、い぀しか若幎局を䞭心ずした「革新掟」ず呌ばれる局が出珟するこずに繋がった。  その声に背䞭を抌されるように、次代の玉座を賭けた「継承の儀」では、シャヌレアンで孊んだ知識ず持ち前の閃きを駆䜿し぀぀、協力者であるサンクレッドやりリ゚ンゞェの力を借りるこずで、次々ず詊緎を突砎しおいった。  しかし、「継承の儀」の旅を通じお旧来の䌝統文化の重芁性や、そこで暮らす人々の想いを知ったコヌナは、自身がこれたで思い描いおきた技術発展のみを重芖した政策に疑問を抱くようになる。やがお、民の笑顔を護るために戊う矩効こそ、王䜍を継ぐに盞応しいず確信するず、自ら「継承の儀」を棄暩。りクラマトが詊緎を超える助けずなるのだった。  その埌、継承匏の堎で王䜍を継いだりクラマトの指名により、理王の座に就任。連王ずしおトラむペラを導く指導者ずなる。  機械仕掛けの軍勢による王郜襲撃の折は、建囜以来史䞊初の囜倖勢力による歊力䟵攻ずいう難局に察しおも冷静に察凊。即座にラザハンず囜亀を結ぶこずで、倪守ノリトラを筆頭ずするドラゎン族の航空支揎を取り付けるなど、囜土防衛に倧きく貢献した。  なお、孀児であるコヌナは、䞡芪に捚おられた幌き日の蚘憶を長幎心の底に抱えたたた生きおきたが、あるずき、転機が蚪れる。故あっお蚪れたメワヘむゟヌンのヘむザ・アロ族から、20幎前にロヌデニヘタ平原で暮らす同族が芋舞われた痛たしい事件に぀いお䌝え聞いたのだ。話によるず、圌らはロネヌクの倩敵であるヅルヘむゟヒリによる襲撃を受け、倚くの者が犠牲になったずのこず。そしお、それほどの惚状の䞭でなお䞀団が党滅を免れるこずができたのは、ずあるひず組の倫婊の自己犠牲あっおのこずだずいうのである。圌らは幌い息子を同胞に蚗すず、逃げ惑う人々を掻き分けながらヅルヘむゟヒリぞず向かい、自らを囮ずしお時間を皌いだのだ。だが、圌らの息子は混乱の最䞭で集団からはぐれ、行方䞍明になっおしたったずいう。  䞀郚始終を聞いたコヌナは、その倫婊こそ自分の䞡芪だったのではないかず思い至る。䞡芪は幌い自分を芋捚おたのではなく、護るために身呜を賭したのではないか。確たる蚌拠こそないが、その日から圌の䞭で「䜕か」が倉わったのは確かであった。
176 174 ゟラヌゞャ
177 175 ゟラヌゞャ
178 176 新生アレクサンドリア連王囜 歊王
179 177  新生アレクサンドリア連王囜の初代歊王。  トラむペラ連王囜の初代連王、双頭のマムヌゞャ族であるグルヌゞャゞャの実子ずしお生を受けた。  それは、トラル倧陞の人々にずっお「奇跡の子」の誕生だった。倧陞の統䞀を成し遂げた偉倧なる連王グルヌゞャゞャの息子、そしお䜕より、子を成せないずされおいた双頭のマムヌゞャから生たれた子であったこずから、圓然のように圌には倚くの期埅が寄せられるこずずなる。  聡い圌もたた、自身に課せられた運呜を正しく理解した。幌い頃より努力に努力を重ね、あらゆる誘惑から自分を切り離し、鍛錬に打ち蟌んで着実に力を付けた。次代の王ずなり、尊敬しおやたない父の偉業を超え、「奇跡の子」であり続けるために。  そうしお王座に向かっお歩いおきたはずのゟラヌゞャの路は、次代の玉座を賭けた「継承の儀」で断たれおしたう。  詊緎ずしお盞察した「党盛期のグルヌゞャゞャ」の再珟䜓に勝぀こずができなかったばかりか、反則行為を犯したずしお倱栌凊分ずなっおしたったのだ。かくしお勝利の栄冠は矩効りクラマトの手に枡り、圌女が矩匟コヌナず共に連王ずなるこずに。  王ずなるためだけに生きおきたゟラヌゞャにずっお、このたった䞀床の敗北は、粟神を厩壊させるに十分な痛手ずなった。  その埌、偎近のサレヌゞャから手枡された「䞖界を繋ぐ力」の鍵によっお異界に通じる扉を開いた圌は、アレクサンドリア王囜を率いる氞久人の王、スフェヌンず接觊。契玄を亀わしお共闘関係を結ぶず、新たな囜家「新生アレクサンドリア連王囜」を打ち立お、自ら初代歊王ずしお君臚するのだった。  以埌の30幎間、圌は障壁によっお閉ざされた囜土の内偎で、゚レクトロヌプを甚いた先端技術を掻甚しながら軍備を増匷、倖の䞖界に察する䟵攻蚈画に泚力。すべおの条件が敎うず、機械兵の軍勢を率いお生たれ故郷でもあるトラむペラぞず攻撃を仕掛けたのだ。すべおは人生の目暙である偉倧な父を超えるため。しかし、その父をレギュレヌタヌずいう技術の助けを借りお斃しおもなお、ゟラヌゞャの心に安寧は蚪れなかった。  「奇跡の子」ずは、自分ずはいったい䜕だったのか  。その答えを芋぀けられぬたた、ただ己の力だけを拠り所ずしお戊い続けた圌は、やがお治めるべきアレクサンドリアの民の魂すら貪り喰うこずずなる。しかし、そうたでしお埗た力も圌を真の匷さに導くこずはなく、最終的に冒険者たちによっお蚎たれおしたうのだった。
180 178 グルヌゞャ
181 179 グルヌゞャ
182 180 新生アレクサンドリア連王囜 王子
183 181  新生アレクサンドリア連王囜の王子。  歊王ゟラヌゞャず、その郚䞋であった勇連隊士テヌシャゞャの間に生たれるも、実母の手で捚おられる。廃棄物ず共にヘリテヌゞファりンドに流れ着いたずころを、オブリビオンの構成員によっお発芋され保護。その名すら芪から䞎えられたものではなく、同組織を束ねるカフキワが偉倧な連王から匕甚しお呜名したものである。  障壁内にいる、マムヌゞャ族の男性がゟラヌゞャのみであったこずに加え、「青い鱗のフビゎ族」ずいう身䜓的特城が䞀臎しおいたこずから、呚囲の人々も、そしお圌自身も「王子」であるこずに気づいおはいた。しかし、圌が家すら持たぬ身であるこずが、「捚お子」であるこずを䜕よりも雄匁に語っおいた。  そんな圌にずっお父芪代わりの存圚がいるずすれば、それは「オヌティス」ず名乗る旧型の機械兵だろう。旧アレクサンドリア王囜にお、階士団長を務めた人物の蚘憶を持぀ずいう圌ず出䌚い、やがお垫ずしお慕うようになったこずで、グルヌゞャの運呜は倧きく倉わる。父芪譲りの賢さを持぀圌は、オヌティスの教えを吞収し、ひずりで生き抜くための術を䌚埗。゚レクトロヌプを操る術に至っおは、垫に教えを請うたでもなく、自力で詊行錯誀を繰り返し修埗しおいった。  月日が経ち、冒険者䞀行が障壁内に珟れた際、父ゟラヌゞャの矩効であるりクラマトず邂逅を果たす。そしお、圌らずの亀流を通じお、「家族」ずいう抂念を理解し、やがお父芪のこずを知りたいず願うようになっおいく。  しかし、圌ず父はすれ違いを続けた。力を求め続けるゟラヌゞャが、保護すべきアレクサンドリアの民から魂を奪わんずしお虐殺行為に手を染めおしたったのだ。必死に止めようずするグルヌゞャの声は、決しお父に届かない。この経隓が、いかに深く圌の心を傷぀けたのかは、蚀葉では蚀い尜くせないほどだろう。だが、それでもグルヌゞャは父ず向き合うこずから逃げるこずはせず、自らの意志で、その最期に立ち䌚う。  結果、圌は人生で最初で最埌の「父からの莈り物」を受け取るこずになる。その呜が朰える間際、歊王ゟラヌゞャは人生の䞭で勝ち埗た「歊王」の暩限を、グルヌゞャに受け枡したのだ。これたで受けおきた仕打ち、父が犯した数々の眪、そしお倧きすぎる暩力。悩みに悩んだ末、圌は新生アレクサンドリア王囜の歊王暩限を預かるこずを決意するのだった。  その埌、オブリビオンの技垫であるシェヌルに垫事し、゚レクトロヌプの扱いを孊ぶこずずなったグルヌゞャは、カリュクスず決着を぀けようずする冒険者たちの支揎に倧きく貢献する。だが、責任感の匷い圌は、自分の力が及ばず歊王暩限を悪甚されおしたったこずを悔いるこずに。それでも、圌は幌いながらも、未熟な自分を認めるこずができた。䞀連の戊いの埌、グルヌゞャは「匷さ」を求め、トラむペラで剣の修業を行うこずを決意する。しかし、それは必ずしも父ず同じ路を歩み始めたこずを意味しない。圌はオヌティスや冒険者ずいった、手本にすべき背䞭を、しっかりず芋据えおいるのだから。