0,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_000,"すべてが偶さかに起きたことじゃないなら、 葬儀を始め、教会の中と外とを繋いだ「誰か」が、 巡礼路の中にいるはずでさァ。" 1,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_001,"ひとまず行けるところまで行って、 それらしき相手に巡り会ったら、あたしに教えてくださいな。" 2,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_010,"妙なことを口走っちまいましたがね、 騒動の原因は、間違いなく断たれてまさァ。" 3,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_011,"そのお礼……と言うほどのもんじゃありやせんが、 あたしが知ることなら、何でも語って差し上げますよ。 多少は古い妖精としてねェ。" 4,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_012,"ふむ、だァいぶ遠くまで行ってらしたご様子だ。 あんたも大概、境界を気にしないたちですねェ…… *『狂い咲き』*になる素質があるのでは?" 5,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_013,"あんたも、つくづく懲りないおヒトだ! 慣れたときこそ気をつけてくださいよ、 巡礼路の探索も、あたしらのことも……。" 6,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_Q1_000_020,何をする? 7,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A1_000_021,アチーブメントについて聞く 8,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A1_000_022,アチーブメントを受け取る 9,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A1_000_023,インク=ダエンの話を聞く 10,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A1_000_024,キャンセル 11,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_Q2_000_030,何を聞く? 12,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_031,妖精について 13,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_032,インク=ダエンについて 14,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_033,罪喰いについて 15,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_034,T10の「花人」について 16,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_035,T20の「フォーギヴン・エミュレーション」について 17,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_036,T30の「フォーギヴン・トレチャリー」について 18,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_037,T40の「フォーギヴン・ナイヴテイ」について 19,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_038,T50の「オグブナバリ」について 20,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_039,T60の「元祖マリクテンダー」について 21,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_040,T70の「フォーギヴン・ズィール」について 22,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_041,T80の「フォーギヴン・プロファニティー」について 23,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_042,T90の「マラコーダ」について 24,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_043,T99の「エミネントグリーフ」について 25,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_A2_000_044,キャンセル 26,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_050,"巡礼路の果てで、「光耀聖典」を見つけたと? 懐かしいですねェ、昔はどの家にも、 必ずと言っていいほどあったもんでさァ。" 27,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_051,"今となっては何の役にも立ちやせんが、 特別な場所にあったものなら、 まだ魔力を帯びている可能性がある……。" 28,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_052,"騙されたと思って、オセ=ウィドに渡してごらんなさいな。 奴なら、そこに込められたものを上手い具合に掬い取って、 装飾品にでもするでしょう。" 29,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_SYSTEM_000_053,"最深部で回収した「光耀聖典」を、 「オセ=ウィド」に渡すことで、 4種類のアクセサリと交換できます。" 30,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_SYSTEM_000_054,"それらのアクセサリをすべて所持、もしくは装備し、 「インク=ダエン」に話しかけることで、 アチーブメントと、特別なアイテムを入手できます。" 31,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_055,"あんたに渡したいものがあるんですが…… 噂に聞いたとおり、鞄がアレやコレやでいっぱいですねェ。" 32,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_SYSTEM_000_056,"アチーブメントと、特別なアイテムを入手するには、 所持品に1つ以上の空きが必要です。" 33,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_057,"これはまた…… 指輪から耳飾りまで、妖精の装飾品が一揃いときた!" 34,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_058,"時代が時代、場所が場所なら、 妖精に魅入られたんだって噂されて、 除け者にされかねない有様ですねェ……いやお見事。" 35,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_059,妖精王も、あんたの熱心さには、すっかりご満悦ですよ。 36,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_060,"改めて探索の褒美をとらせると仰せになって、 城の宝物庫から、光耀教会にゆかりのある、 「ファーストライト・シャンデリア」を引っ張りだしておいでだ!" 37,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_061,"それに皆でまじないを掛け、 自由自在に飛び回れるようにしやした。" 38,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_062,"シャンデリアに乗って飛ぶだなんて、 いかにもおかしな夢物語か、妖精たちの悪戯でしょう? いつ覚めるとも知れませんが、よければお乗りくださいな。" 39,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_070,"妖精とは何か……そいつは意外と難しい問題でさァ。 まずもって、何を妖精と呼ぶのかも、 時代や地方によって変わってきやすからねェ。" 40,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_071,"あたしらフーアやピクシー族は、つねづね妖精の代表格。 一方でン・モゥ族や先祖返りのアマロは、 後の時代になって、妖精の括りに加えられたとされていやす。" 41,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_072,"その定義も実に曖昧なものでしてね、強いて言うなら、 「ヒトに似て、ヒトならざる妖しげなもの」が妖精とされる……。" 42,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_073,"「ヒトに似て」というのは、まァ、言葉を持つか否かですね。 吼えるだけなら、そいつは単なる獣でしょう。" 43,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_074,"難しいのは「ヒトならざる」の方でさァ。 なにせその線引きをするには、 「ヒトとは何か」を定義しなけりゃなりやせん!" 44,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_075,"生憎、あたしには難問すぎますよ。 あんたはどうです? 自分が正しくヒトであると、言い切れるんですかねェ?" 45,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_080,"おや、あたしに興味がおありで? 趣味は読書、ですが紙に水気を吸われることが悩みの、 しがないフーア族ですよ。" 46,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_081,"フーアといえば、水の妖精。 たちの悪い遊びが好きで、ヒトを水中に引き込もうとする…… なァんて嫌われておりやすが、これには深いワケがある。" 47,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_082,"以前、ピクシーの生まれ方について話したでしょう? ヒトの幼子が、洗礼の儀よりも前に死んじまうと、 導きを受けられずピクシーになる……と。" 48,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_083,"対してフーアはね、誰にも知れず水死して、 終ぞ弔われなかったヒトが転じるとされているんでさァ。" 49,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_084,"孤独なもんでしょう? だから生者を同じ場所、水に引き込むのが好きなんだ。" 50,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_085,"派手であくどい悪戯を好むのだって、本能みたいなもんです。 ここにいる、気づいてよ……ってねェ。" 51,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_086,"まァ、あたしなんかはもう、 「自分」がどこで溺れ死んだのかさえ覚えちゃいませんが! 思い出せたとして、骨さえ残っているかどうか。" 52,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_090,"罪喰いになるということは、 別の存在に変わっちまうということでさァ。" 53,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_091,"見た目は大なり小なり罪喰いらしくなるし、 ある記録によれば、中身なんてすっかり造りが変わるんだとか。 心もまた然り……でしょう?" 54,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_092,"ただねェ、「元」の構造や習性が、 部分的に残っている場合もありはするんですよ。" 55,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_093,"……というわけで、 あんたが巡礼路で出会った特徴的な罪喰いについて、 わかる範囲で、そうなる前の生態をご紹介いたしやしょう。" 56,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_094,"むかァしむかし、どこかで聞きかじったとか、 図鑑で見たことがあるとか、その程度の話ですがねェ。 光耀教会と同じく、いずれは消えゆく、氾濫前の名残でさァ。" 57,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_100,"虹色の葉を持つモサモサ、ですか……。 そいつは罪喰いでも何でもなく、突然変異した草人でしょうよ。" 58,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_101,"ご存じかもしれませんが、草人というのは、 ピクシー族によって植物に変えられたヒトでさァ。" 59,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_102,"それが動き出すことも、声らしき音を発することも、 まァ、前例はあるんですがね。 あんたを押し花のごとく潰そうとは、何とも旺盛な行動力!" 60,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_103,"株分けで素早く増殖できるのであれば、 頭に咲いた大きな花は、無用の長物にも思えますが…… もしかして、着飾っているつもりなんですかねェ?" 61,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_104,"そいつはいかにもヒトらしいのに、 発する言葉は、まるで植物の本能そのものだ! 長く草人でいすぎて、自分が何だか見失ったか……お気の毒に!" 62,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_110,"もともとは、この地方の森の深くに棲んでいたものです。 ほら、ちょうどそこいらにいるウェアウッドと同じように、 歩く樹の類でさァ。" 63,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_111,"その体の上で、多くの植物や菌類、 そして小動物たちと共生していたことから、 昔は「歩く小さな森」を意味する名で呼ばれていやした。" 64,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_112,"非常に大らかで、のんびりとした気質でしてねェ。 あたしらも、ときどき背中で昼寝をさせてもらったもんです。" 65,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_113,"しかし、罪喰いとなっちゃァ…… 身に触れる動植物も、みーんな光に侵されちまう。" 66,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_114,"だから今では、いくらかの残骸を体にひっつけるばかり。 あの「小さな森」が、ずいぶんと寂しくなりやしたねェ……。" 67,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_120,"はいはい、くだんの大司教についてですね。 書庫番のン・モゥたちに、嫌ァな顔をされながら、 床がビチャビチャになるまで調べてきやしたとも!" 68,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_121,"罪喰いになる前、ヒトだったころの名はスラドフォート。 ガルジェント族の大男で、フッブート王国の出身だったとか。" 69,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_122,"健やかなる精神は、健やかなる肉体に宿るってんで、 心身を鍛えるための厳しい修行を欠かさなかったそうでさァ。" 70,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_123,"それでいて人柄は温和とくれば、 質実剛健を体現したような人物だったんでしょう。 大司教としても、皆から厚く信頼されていたとありやす。" 71,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_124,"……が、罪喰いとなったとき、その誠実さが裏目に出た。 何千何万回と唱えてきた光への讃詞は、 心を失くしても忘れ得ぬほど染みついていたんでしょう。" 72,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_125,"結果、己が持つ罪喰いとしての光の力を、 祈りによって増幅させては撒き散らす、 厄介極まりない存在に成り下がったわけでさァ。" 73,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_126,"救済を説いておきながら、なんとも救いのない話ですが…… 最後にはあんたが来て、ほかならぬ教会で眠らせてくれたんだ。 祈った甲斐はあっただろうと、あたしは思いますがねェ。" 74,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_130,"推察するに、第21巡礼路からしばらくは、 コルシア島近海にある、海中教会群を巡っていたようですねェ。" 75,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_131,"かの地では昔から、岩礁を用いた建物造りが盛んでした。 海中教会群は、中でも最高傑作と称された建造物なんですよ。" 76,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_132,"大きな窓から見えるのは、驚くなかれ、海の中の光景だ! それに加えて、海水を直接引き入れて、 内装に用いていた部屋もあったとか……。" 77,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_133,"フォーギヴン・ナイヴテイと、その群れは、 そういった取水口から入り込んだのかもしれやせん。" 78,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_134,"連中、罪喰いにしては小賢しく連携するとか。 四方八方から強烈な噴射をかまし、 獲物を追い込むようですが……まったく不愉快な話でさァ!" 79,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_135,"生者をドボン!とさせるのは、あたしらフーアのお家芸! 塩っ辛い海の獣には、すっこんでいていただきたいですねェ!" 80,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_140,"ともすれば罪喰いよりも怖ろしげな見て呉れをしていやすが、 あんたが第50巡礼路で出会ったのは、 アム・アレーンに古くから棲む生物、オグブナバリでしょう。" 81,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_141,"奴が翡翠色の大アゴを地面に突き刺し、力を籠めると、 硬い地面でもたちまち砂と化しちまう。" 82,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_142,"大地のエーテルのバランスを変えているのだとか、 地中に衝撃波を送っているのだとか、推測はされていやすがねェ。 本当のところは、誰にもわかってないらしい。" 83,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_143,"なにせ滅多に遭遇する相手じゃないし、 遭ったら遭ったで、砂の中に沈下させられるわけですから、 調査もままならないってわけでさァ。" 84,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_144,"砂に沈められるだなんて、考えただけで怖ろしい! 足掻こうにも埋もれた四肢はびくともせず、 最後はほら、息ひとつ吸えずに終わるんだ。" 85,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_145,"同じ窒息なら、水死の方が断然オススメですよ。 今ならとっぷり優しくしますが、どうです? 試しに一度だけ!" 86,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_150,"なんとまァ、驚きだ! あの珍妙なデカブツが、罪喰いにもならず生きていたとは!" 87,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_151,"ギガテンダーの中でも特に大きな個体を、 「王様 (マリク)テンダー」と呼ぶんですがね、 あいつに限っては、その名を冠する理由がほかにもありやす。" 88,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_152,"あいつは、自身の頭から子株を切り落とす…… それを兵隊に見立てて動かし、王様ごっこをしてるんでさァ。" 89,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_153,"もっとも、切り離された子株は貧弱で、 少し動いたらすぐに枯れちまいますが……。" 90,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_154,"王冠のように見える部分も、もちろん自作自演ですよ。 金色の鉱石を砕いては擦りつけ、 そこへ輝石まで貼りつけているんだとか。" 91,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_155,"どこまでも独りよがりな王様だ! しかし奴の本当に滑稽なところは、もっと別にございやす。" 92,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_156,"もしもまた会うことがあれば、よくよくご覧なさい……。 あいつの針はねェ、頭の先から飛び出すだけじゃなく、 尻からも出ているんでさァ!" 93,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_160,"……その昔、今は亡きナバスアレン王国で、 広く親しまれていた物語がありやした。" 94,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_161,"砂漠のただなか、オアシスの村…… たびたび襲い来る「ひとつ眼の魔物」に、 村人たちは困り果てていたそうな。" 95,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_162,"魔物の腕っぷしは強く、気性はさながら砂嵐。 そのひとつ眼に睨まれた者は、たちまち燃え上がる始末!" 96,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_163,"人々は為すすべもなく富を奪われ…… しかし見かねた青年が、勇気と知恵をふるって魔物を倒す。 その寝床から金銀財宝を持ち帰り、めでたしめでたし!" 97,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_164,"……とまァ、そんな話でしてね。 そこに登場する「ひとつ眼の魔物」が罪喰いとなったものが、 フォーギヴン・ズィールなのではないかと。" 98,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_165,"睨んだ相手を焼き尽くすとされていた眼も、 今ではすっかり、光の力を帯びちまったご様子だ。" 99,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_166,"そうなる前から、物語で悪役を務める程度には、 嫌われものだったんでしょうが…… 砂漠の教会跡にぽつねんと在っては、哀愁を誘うばかりでさァ。" 100,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_170,"かつて、険しい山の奥深くに、 それはそれは立派な角を持った獣がおりやした。 毛並みは見事な漆黒で、夜を切り取ったかのようだった……。" 101,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_171,"そいつは怪我や病で苦しむ生き物がいると、 どこからともなく現れて、そっと躰を寄せるんですよ。" 102,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_172,"すると苦しんでいた奴は、まるで眠りに落ちるみたいに、 安らかに息を引き取るんでさァ。" 103,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_173,"無粋なことを言ってしまえば、 強い闇の力……物事を活発にするその力によって、 たちどころに死期を迎えさせただけのこと。" 104,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_174,"だけどねェ、当時の光耀教会は、それを忌まわしいものとした。 光で照らせぬ影だと、恐れたんですよ。" 105,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_175,"結果、獣は山から引きずり出され、 どこか遠くの地に封じられたと聞いておりやす。" 106,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_176,"そのまま罪喰いとなり、あの美しい漆黒の毛並みも、 光に塗りつぶされちまったんでしょうが……" 107,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_177,"あんたを死出の道行きに誘おうとしたならば、あるいは。 身の内に、闇が戻りつつあるのかもしれやせんねェ。" 108,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_180,"あんたは巡礼路を辿って、 あちこちの光耀教会跡へ赴いてきた……。" 109,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_181,"とはいえ、その範囲はノルヴラントに限られるでしょう。 そのほかの土地の教会は、光の氾濫に呑まれて、 跡すら残っちゃいないんだから。" 110,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_182,では、第81巡礼路から先は、いったいどこの教会だったのか? 111,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_183,"建築の様式だけなら、レイクランドの教会に思えやす。 あそこは光耀教はじまりの地とされるだけあって、 教会の数が多いし規模も大きい。" 112,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_184,"しかし、強い闇の力が教会を覆っていたのは何故なのか……。 ノルヴラントに夜闇が戻っているからといって、 自然まかせじゃ、あんたが見たような光景にはなりやせんよ。" 113,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_185,"第90巡礼路で戦うことになったマラコーダだって、 あたしでは、正体を推し量ることさえできやせん。" 114,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_186,"魔法陣を複数展開し、それを制御しつつ別の技の準備をして…… なんて芸当ができるんだから、相当な術者でしょう。" 115,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_187,"少なくとも、本能と習性にのみ従う罪喰いでは、 そんな器用な戦い方はできないでしょうねェ……。" 116,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_190,"エミネントグリーフ…… それが如何なるものか、妖精王は多くを語らなかった。" 117,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_191,"然らばあたしも、余計な詮索はよしておきやしょう。 暴きたがりのティル=マーンでもあるまいしねェ。" 118,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_192,"あえて……わかりきったことだけ吟味しておくのであれば、 奴の姿は、罪喰いと闇の異形が混ざったようだったとか。" 119,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_193,"光と闇は対極にして、ゆえにこそ惹かれ合うものでもある。 それぞれがどこから来たのかは置いておくとして、 互いの強力な力に引き寄せられたんでしょう。" 120,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_194,"そして喰らい合った結果、闇の異形が優位に立ったものの…… 相手も強力な罪喰いだ、いっぺんに消化しきれない!" 121,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_195,"かくして不完全な混ざり方で留まっているうちに、 身の内で少しずつ光と闇が中和されて健全なエーテルとなり、 奴を生き永らえさせたんでしょう。" 122,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_196,"だからこそ、仕留めるときは同時でなけりゃ。 奴らのあいだに愛はなくとも、別たれざる恋人たちのように、 まとめて墓に押し込むのが正解でさァ!" 123,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_197,"……とまァ、あんたはついに巡礼路を歩ききり、 そこに眠りたる者どもに祝福を、終わりの安らぎを与え給うた。" 124,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_198,"もしここまでの道行きがお気に召さずば、 しばしのあいだ居眠りしたと、すべては夢と思って結構!" 125,TEXT_CTSDDD4AENCDAENTALK_00945_AENCDAEN_000_199,"そうなる前に贈りやしょう…… 不肖インク=ダエンより、大きな拍手と、お礼の言葉を!"