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| 1 | 0 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_000 | 私は、豪商ナナパシ様にお仕えしている者です。 今回は我が主人が進めております、ある計画について、 解説するよう仰せつかっております。 |
|---|---|---|---|
| 2 | 1 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_Q1_000_000 | 何を聞く? |
| 3 | 2 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_001 | あなたたちは、ここでなにをしている? |
| 4 | 3 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_002 | 「プリンセスデー」とは? |
| 5 | 4 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_003 | 「エドヴィア姫」とは? |
| 6 | 5 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_004 | 一番下の段に置かれている人形はなに? |
| 7 | 6 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_005 | 下から二段目に置かれている人形はなに? |
| 8 | 7 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_006 | 下から三段目に置かれている人形はなに? |
| 9 | 8 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_007 | 最上段に置かれている男性の人形はなに? |
| 10 | 9 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_008 | 最上段に置かれている女性の人形はなに? |
| 11 | 10 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_A1_000_009 | キャンセル |
| 12 | 11 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_010 | 我が主人ナナパシ様のご息女、ニニモ様のために、 「プリンセスデー」を祝うための人形飾りを、 準備しているところでございます。 |
| 13 | 12 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_011 | それも、古式ゆかしい逸品を! かつてソーン朝時代に作られていた、等身大の「人形飾り」を、 現代の衣装や小物を使用して再現する計画なのでございます。 |
| 14 | 13 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_012 | そちらの飾り棚は、等身大の「人形飾り」の台座であり、 ここに人形が並べられていく予定であります。 |
| 15 | 14 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_013 | そちらの飾り棚に並べられているのが、 ソーン朝風の等身大の「人形飾り」です。 ただし、いまだ未完成ではありますが……。 |
| 16 | 15 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_014 | そちらの飾り棚に並べられているのが、 完成したソーン朝風の等身大の「人形飾り」です。 心ゆくまで御覧ください。 |
| 17 | 16 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_020 | 「プリンセスデー」とは、 すべての女の子のための祝祭でございます。 |
| 18 | 17 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_021 | 起源は遡ること300年ほど前…… ウルダハの王朝がソーン朝であった時代のことです。 |
| 19 | 18 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_022 | 窮屈な王宮生活に嫌気が差した王女「エドヴィア」は、 同年代の町娘から服を借りて変装し、王宮を抜け出しました。 |
| 20 | 19 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_023 | それを知った時の国王「バルドリック」は大いに狼狽し、 軍を総動員する大騒動を引き起こしてしまいます。 |
| 21 | 20 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_024 | 「エドヴィア姫」が見つかるまでの間、 軍による度を超した捜索で、街は大混乱に陥りました。 姫に協力した町娘の家に至っては、家捜しで半壊する始末。 |
| 22 | 21 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_025 | この事件の後、「バルドリック王」は町娘を訪ね、 「女の子は国の宝であり、王女として遇されるべき」と謝罪、 家を再建させ、自らは町娘に執事として一日かしずいたそうです。 |
| 23 | 22 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_026 | 王の行動に当時の庶民は大喜び、王室に好印象を持ちました。 それを受け、「バルドリック王」は毎年同じ日に、 抽選で選ばれた女の子の執事となり、一日中仕えたといいます。 |
| 24 | 23 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_027 | 王の没後、この珍行事はすこしずつ姿を変えながら、 ウル朝となったウルダハのみならず、他国にも広がり、 現在の「プリンセスデー」となったのです。 |
| 25 | 24 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_030 | 「エドヴィア姫」は、今より約300年ほど昔の人物です。 当時、ウルダハを支配していたヒューラン族の王朝、 ソーン朝の姫君ですね。 |
| 26 | 25 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_031 | 彼女が王宮を抜けだした「エドヴィア姫失踪事件」は、 「プリンセスデー」の発端としても有名です。 |
| 27 | 26 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_032 | 自由奔放な「エドヴィア姫」に、 厳格で知られる父「バルドリック王」……。 父娘の関係は、かなり距離のあるものだったといいます。 |
| 28 | 27 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_034 | それが変わったのは「エドヴィア姫失踪事件」のおかげです。 娘を心配するあまりに大暴走する「バルドリック王」を見て、 「エドヴィア姫」も思うところがあったのでしょう。 |
| 29 | 28 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_035 | 「失踪事件」以降、姫が王に歩み寄る形で関係が改善し、 やがては理想的な父娘関係として記録に残るほど、 ふたりの仲はよくなったそうです。 |
| 30 | 29 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_040 | 一番下の段には、全部で三体の、 騎士を模した人形が置かれる予定です。 この三体は、合わせて「三騎士」と呼ばれています。 |
| 31 | 30 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_041 | 一番下の段に置かれている三体の人形は、 王家を守護する銀冑団の「三騎士」を象ったもの。 注目すべきは、その手に持った剣でございます。 |
| 32 | 31 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_042 | ウルダハ建国の父、「ササガンI世」は、 銀冑団創設時に「偉大なる三騎士」に剣を下賜しました。 同じ石材で作られた三振りの兄弟剣を……。 |
| 33 | 32 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_043 | コルタナ、ジュワユース、デュランダル…… それを手にする「偉大なる三騎士」の人形を配することで、 ソーン朝の正当性を暗に示したのでありましょう。 |
| 34 | 33 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_050 | 下から二段目には、 二体の弓使いを模した人形が置かれる予定です。 この弓使い人形は、合わせて「双弓」と呼ばれています。 |
| 35 | 34 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_051 | 下から二段目に置かれている二体の人形は、 「エドヴィア姫」の従僕を務めた弓使いを模しており、 合わせて「双弓」と呼ばれています。 |
| 36 | 35 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_052 | 注目すべきは、その種族。 「双弓」のひとりはミッドランダー族…… これは、ソーン朝王家と同じ部族であります。 |
| 37 | 36 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_053 | もう一方は、ミコッテのサンシーカー族。 当時、度重なる対立の後に、サゴリー砂漠の「ウ族」と結び、 砂漠越えの交易路が確立したことを示しているのです。 |
| 38 | 37 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_060 | 下から三段目には、 錬金術師、彫金師、裁縫師の人形が置かれる予定です。 この三種の職人人形は、合わせて「三創」と呼ばれます。 |
| 39 | 38 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_061 | 下から三段目に置かれている人形は、 錬金術師、彫金師、裁縫師の職人を模したもの……。 この三種の職人人形は、合わせて「三創」と呼ばれます。 |
| 40 | 39 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_062 | 彼女たちは歴史上の特定個人ではなく、 ウルダハの産業を司る職人たちの代表として生み出された、 架空の人物だというのが、通説になっています。 |
| 41 | 40 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_063 | 女性の流行に対する関心は、いつの時代でも高いですからね。 その関心の高さが、流行を生みだす職人への尊敬に繋がり、 彼女たち「三創」が生み出されたのでしょう。 |
| 42 | 41 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_070 | 最上段に置かれた男性の人形は、 後に「エドヴィア姫」と結婚したとされる、 平民出身の若者を模したものです。 |
| 43 | 42 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_071 | 彼と「エドヴィア姫」の出会いは、失踪事件の時。 ひと目で姫に心奪われたある少年が、 「騎士となれたら結婚してほしい」と願いました。 |
| 44 | 43 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_072 | 事件から数年後、血の滲むような努力の末、 立派な若者に成長した少年は見事、近衛騎士となります。 その姿に姫も心動かされ、ふたりは結ばれたといわれます。 |
| 45 | 44 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_073 | まるで詩歌の物語のようですが、 後の創作などではなく、れっきとした史実なんだそうです。 もっとも、ほどなくしてソーン朝は終焉を迎えるわけですがね。 |
| 46 | 45 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_080 | 最上段に置かれた女性の人形は、 「エドヴィア姫」本人を模したものです。 隣の男性の人形と合わせ、「二貴」と呼ばれることもあります。 |
| 47 | 46 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_81 | なお、「プリンセスデー」の「人形飾り」は、 「バルドリック王」と「エドヴィア姫」を称えるために、 都市民が、姫の等身大人形を飾ったのが始まりだそうです。 |
| 48 | 47 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_082 | 「バルドリック王」の一日執事に合わせ、 都市内に飾られたこの人形は、徐々に数と種類が増えて、 豪華になっていったことが、当時の記録に残ってます。 |
| 49 | 48 | TEXT_FESPDYALTAREPISODE_00243_GUIDEPDY2015_000_083 | とはいえ、王権が第二期ウル朝に移ったことで、 ソーン朝を称える等身大の「人形飾り」は、廃れたそうです。 そして小ぶりな現代のものへと姿を変えたのですよ。 |