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10TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_Q1_000_000「三闘神」討滅記
21TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_A1_000_010序説
32TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_A1_000_020「魔神」の章
43TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_A1_000_030「仇敵」の章
54TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_A1_000_040「女神」の章
65TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_A1_000_050「鬼神」の章
76TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_A1_000_100キャンセル
87TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_010(-序説-)「三闘神」とは、いずれも第三星暦末期に、 南方大陸「メラシディア」の先住種族たちが、 アラグの軍勢に対抗すべく召喚した三柱の蛮神である。
98TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_011(-序説-)蛮神は信者の「願い」を反映した力を持つ。 「侵略者の排除」という願いが、強大な戦闘能力として、 顕現したのだとすれば、その力は計り知れない。
109TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_012(-序説-)こうした存在を、アラグの軍勢は捕獲したのである。 蛮神の力を封じる「拘束具」の技術と、捕らえた信者を利用し、 顕現を維持しつづける禁忌の技術によって……。
1110TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_013(-序説-)しかしながら、5000年の永きに渡り、 魔大陸アジス・ラーの奥地に封じられてきた三闘神が、 覚醒の徴候を示しはじめた。
1211TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_014(-序説-)三闘神を吸収することで、さらなる力を得んとした、 イシュガルド教皇トールダン7世による介入のためだ。
1312TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_015(-序説-)さいわい教皇の野望は、光の戦士たちによって阻止されたが、 蛮神制御技術を欲するガレマール帝国が、侵入の機を窺っている。 致命的な事態に到る前に、三柱の闘神を討滅せねばならない……。
1413TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_020(-「魔神」の章-)光の戦士たちの働きにより、魔神「セフィロト」が討滅された。 セフィロトは、南方大陸の樹状種族が崇めた主神とされているが、 討滅時に発見されたアラグの記録により、新たな事実が判明した。
1514TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_021(-「魔神」の章-)「世界で最初の聖樹」を神格化した「生命」を司るセフィロトは、 環境エーテルを操り、生命体を自在に「成長」させたという。 そして、この能力は自分自身にまでおよんだと記録されている。
1615TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_022(-「魔神」の章-)セフィロトは自己を巨大化させ、その質量自体を武器として、 アラグの軍勢に甚大な損耗を強いたというのだ……。 だが、結局はアラグの手により捕獲され、封印されてしまった。
1716TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_023(-「魔神」の章-)アラグは、捕獲したセフィロトの「生命操作能力」を、 数々の禍々しいキメラ生物の「培養」に利用したという。 世界の理を蝕む、蛮神の歪んだ力をもちいて……。
1817TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_024(-「魔神」の章-)しかし、完璧と思われた制御技術にほころびが生じたとき、 破局は必ず訪れる。 僕はそのような過程を経て滅びた文明を、ひとつ知っている……。
1918TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_030(-「仇敵」の章-)アジス・ラーの魔科学研究所に、ガレマール帝国軍第VI軍団が侵入。 光の戦士を中心とする「暁の血盟」の精鋭がこれを追い、 蛮神制御技術の最重要機密である「変換式」を守りきった。
2019TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_031(-「仇敵」の章-)帝国軍がアラグの技術を欲する理由は、蛮神を封じるためだという。 これは至極もっともな主張に聞こえるが、「制御」とはすなわち、 蛮神の力をごく少数の管理下に置くことである。
2120TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_032(-「仇敵」の章-)しかしその権限を持つ者が、世界の破滅を望んだとしたら……? あるいは偶発事が重なり、蛮神が制御不能に陥ったら……? 世界は、蛮神が「覚醒」「暴走」する危険を常に抱えることになる。
2221TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_033(-「仇敵」の章-)「封じる」とは、蛮神の強大な力を「凝縮」することでもある。 永きにわたって抑圧された蛮神は、解き放たれた瞬間、 積もり積もった怨嗟とともに、恐るべき力を爆発させるだろう。
2322TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_034(-「仇敵」の章-)そうなれば、討滅は困難をきわめる……。 それは一蛮族が降ろした「蛮神」とは、桁違いの力を有する。 「毒をもって毒を制す」……さらなる力をもって滅するしかない。
2423TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_035(-「仇敵」の章-)……その戦いは、もはや無意味だ。 そのような力がぶつかりあえば、莫大なエーテルが蕩尽される。 勝敗が決する前に星の命数が尽き……世界は破滅を迎えるからだ。
2524TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_040(-「女神」の章-)女神「ソフィア」が討滅され、三闘神は残り一柱となった。 その過程において、女神ソフィアがテンパードへの神託を通じて、 古代アラグ帝国の転覆を図っていたことが明らかになった。
2625TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_041(-「女神」の章-)アラグ側に遺された記録を洗ったところ、女神の信奉者は、 当時、南方へと版図を拡げつつあったアラグ帝国の増長を、 「世界の均衡の崩壊」と捉えていたようだ。
2726TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_042(-「女神」の章-)女神ソフィアは「均衡」をつかさどる神性と考えられており、 信徒は傾いた天秤を正常に戻すべく、アラグの侵攻に徹底抗戦した。 それは「蛮神」という、新たな崩壊の種を撒いてしまったのだが。
2827TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_043(-「女神」の章-)「均衡」を是とする考え方は、我が主のそれに通じる部分がある。 「光」も「闇」も世界の存続に欠かせぬものであり、 いずれかの急激な増大は、世界の存在そのものを無と化す。
2928TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_044(-「女神」の章-)初めて出会ったとき、我が主はこう言った。 私は光の使徒ではない、だが「今」は、光に与する……と。 機に応じて立場を変えられねば、調停者の使いは務まらない。
3029TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_045(-「女神」の章-)我々の正義は、「闇」にも「光」にも「均衡」にもない。 その時々で形を変える正義を追究し、破滅を回避する。 勝利なき不毛な戦いを「調停」する……それが我らの使命なのだ。
3130TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_050(-「鬼神」の章-)魔科学研究所にて、鬼神「ズルワーン」の信者が目覚め、 彼らの主神を完全覚醒させようと、活動を開始。 我々は帝国軍第VI軍団とともに、覚醒を止めるべく突入した。
3231TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_051(-「鬼神」の章-)帝国軍は第VI軍団長レグラ・ヴァン・ヒュドルスをはじめとする、 多大な犠牲を出しつつも、完全覚醒の阻止に尽力。 後に続いた光の戦士と精鋭たちによって、鬼神は討滅された。
3332TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_052(-「鬼神」の章-)ヒュドルス軍団長は、アラグの蛮神制御技術の欠陥を確信するや、 潔く奪取を断念し、我々と共闘する英断を下した。 皇帝への忠誠と友誼をつらぬき、蛮神討滅を優先したのだ。
3433TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_053(-「鬼神」の章-)「三闘神」討滅計画における、最大の障害と目された帝国軍にすら、 星の危機にあって、正しい決断をした将がいた……。 このことは、我らの戦いにおいて大きな意味を持つ。
3534TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_054(-「鬼神」の章-)僕の生まれた次元……現在では「ヴォイド」と呼ばれる世界では、 英雄たちは、たがいに争うことをやめず、自滅の道を歩んだ。 それぞれの目的に拘泥し、最後はみな「無」に呑まれたのだ……。
3635TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_055(-「鬼神」の章-)一方、ハイデリンと呼ばれるこの星にはすでに力強い「光」がある。 「光」と「闇」が均衡を保てば、世界は崩壊をまぬがれるが、 警戒すべきは、「光」の伸張もまた、均衡を崩しうること……。
3736TEXT_REGLAKWARRINGTRIADNOTE_00328_TRIADLORE_000_056(-「鬼神」の章-)だが、「光」とともに戦い、時には誤りを正す仲間がいれば、 破滅を回避し、星を救済へと導くこともできるだろう。 ヒュドルス軍団長の英断は、その希望を示すものであった……。