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| 1 | 0 | TEXT_VOICEMAN_05004_000010_MYSTERYVOICE | あなたも来てくれたか。 戦いの準備は万全だととっても? |
|---|---|---|---|
| 2 | 1 | TEXT_VOICEMAN_05004_000020_MYSTERYVOICE | 大いに結構。 それでは、全員そろったことだ、今後についての話をしよう。 |
| 3 | 2 | TEXT_VOICEMAN_05004_000030_MYSTERYVOICE | あなた方が討伐した大罪喰いは4体…… これによって、ノルヴラントの大半の地域から、 過剰な光が掃われた。 |
| 4 | 3 | TEXT_VOICEMAN_05004_000040_MYSTERYVOICE | 残すは、コルシア島付近のみ。 そこを領する大罪喰いの居場所も、 リーンが現地に向かうことで特定できるだろう。 |
| 5 | 4 | TEXT_VOICEMAN_05004_000050_ALISAIE | そいつを倒せば、 縄張りを示すために放出されていた光が、すべて断たれる。 |
| 6 | 5 | TEXT_VOICEMAN_05004_000060_ALISAIE | そうなれば、多くの罪喰いは、ノルヴラントに留まれない。 人も動物も、あらゆる命が奴らの脅威から解放されて、 また少しずつ栄えていく……。 |
| 7 | 6 | TEXT_VOICEMAN_05004_000070_ALPHINAUD | ああ、その新たな門出まで送り出すことが、 今の私たちにできる、最大限の協力だ。 |
| 8 | 7 | TEXT_VOICEMAN_05004_000080_URIANGER | 同時に、第八霊災の要因を排し、 私たちの未来を繋ぐための、最善手でもありましょう。 |
| 9 | 8 | TEXT_VOICEMAN_05004_000090_YSHTOLA | 私たちは、何としても最後の戦いを制して、世界を救うわ。 今さら邪魔はしないでしょうね……アシエン・エメトセルク? |
| 10 | 9 | TEXT_VOICEMAN_05004_000100_EMETSELCH | はぁ |
| 11 | 10 | TEXT_VOICEMAN_05004_000110_EMETSELCH | 安心しろ、お前たちが罪喰いを倒したとて、 それは世界の救済なんかじゃない。 |
| 12 | 11 | TEXT_VOICEMAN_05004_000120_EMETSELCH | 今という刹那に生きる儚い命を、 ほんのわずかに、長らえさせるだけの行為だ。 |
| 13 | 12 | TEXT_VOICEMAN_05004_000130_EMETSELCH | 敵対していると厄介なだけだが、 こうして内側から見るとよくわかる……。 |
| 14 | 13 | TEXT_VOICEMAN_05004_000140_EMETSELCH | お前たちは確かに善良だ。 誰かが頑張れば救われるというときに、その「誰か」になれる。 |
| 15 | 14 | TEXT_VOICEMAN_05004_000150_EMETSELCH | だが、そんな傑物でさえ、 この一瞬、目の前のものを救おうとするだけとは……。 |
| 16 | 15 | TEXT_VOICEMAN_05004_000160_EMETSELCH | 矮小にして狭窄、限定的で刹那的。 ひ弱で短命な生物では、やはりそこが限界か? |
| 17 | 16 | TEXT_VOICEMAN_05004_000170_ALPHINAUD | 確かに、不滅なる者である君からすれば、 あらゆる命が短命にも思えるだろう。 だが……! |
| 18 | 17 | TEXT_VOICEMAN_05004_000180_EMETSELCH | 違う、特別なのは私の方じゃない! |
| 19 | 18 | TEXT_VOICEMAN_05004_000190_EMETSELCH | ……昔は誰だって、永遠に近い時を生きていた。 お前たちが、それを捨てたまま歩んできただけだ。 |
| 20 | 19 | TEXT_VOICEMAN_05004_000200_EMETSELCH | ちょうどいい機会だ。 使わせてもらうとしよう。 |
| 21 | 20 | TEXT_VOICEMAN_05004_000210_EMETSELCH | かつて、ひとつだった世界に、大きな災厄があった……。 |
| 22 | 21 | TEXT_VOICEMAN_05004_000220_EMETSELCH | あまりに唐突にはじまった、星の秩序の崩壊だ。 恐怖と絶望が形を成し、地表を混沌があまねく覆った。 |
| 23 | 22 | TEXT_VOICEMAN_05004_000230_EMETSELCH | このままでは、すべての命が絶えてしまう…… そこで人々は、ゾディアークという「星の意志」を創ることで、 秩序と平穏を取り戻した。 |
| 24 | 23 | TEXT_VOICEMAN_05004_000240_EMETSELCH | だが、恩知らずにも、 強大なゾディアークを残しておくべきではないと語る者が現れ、 枷としてハイデリンを創りだした。 |
| 25 | 24 | TEXT_VOICEMAN_05004_000250_YSHTOLA | そして二者は争い、ハイデリンの一撃によって、 ゾディアークは分かたれて封印された…… キタンナ神影洞で、あなたはそう言っていたわね。 |
| 26 | 25 | TEXT_VOICEMAN_05004_000260_EMETSELCH | ああ……。 問題はその、ハイデリンの一撃だ。 |
| 27 | 26 | TEXT_VOICEMAN_05004_000270_EMETSELCH | 枷として創られたあいつは、 力を削ぎ落すことに関して、破格の能力を持つ。 |
| 28 | 27 | TEXT_VOICEMAN_05004_000280_EMETSELCH | その渾身の一撃ともなれば、身を裂くなんて単純な話じゃない。 ……存在そのものを切り刻むという、離れ業だった。 |
| 29 | 28 | TEXT_VOICEMAN_05004_000290_EMETSELCH | 例えば、お前がその技を受けたとする。 すると、お前が2人に分かたれる。 |
| 30 | 29 | TEXT_VOICEMAN_05004_000300_EMETSELCH | 見た目はそっくりお前のまま。 しかし、ひとつひとつを構成する要素は薄くなっている…… 力も、知能も、魂も、なにもかも半分ずつだ。 |
| 31 | 30 | TEXT_VOICEMAN_05004_000310_EMETSELCH | それと同じことが、 ゾディアークを含め、この星全体に起きた。 |
| 32 | 31 | TEXT_VOICEMAN_05004_000320_EMETSELCH | あの一撃を逃れたのは、たったの3人…… オリジナルのアシエンたる、私たちだけだ。 |
| 33 | 32 | TEXT_VOICEMAN_05004_000330_EMETSELCH | 14に分かたれた世界を見たときは、絶句したよ。 |
| 34 | 33 | TEXT_VOICEMAN_05004_000340_EMETSELCH | 生命はどれも、弱く、脆く、愚かになっていた。 しかも、その不完全な状態のまま、 それぞれに固有の歴史を歩みはじめたじゃないか。 |
| 35 | 34 | TEXT_VOICEMAN_05004_000350_EMETSELCH | 私たちに言わせれば、 得体の知れない「なりそこない」が蠢いている状態だぞ? 不気味でないわけがない。 |
| 36 | 35 | TEXT_VOICEMAN_05004_000360_EMETSELCH | そこで世界の再統合を試みたが、 強引に遂げようとした第十三世界は、壊れてゴミに。 お前たちの言う、ヴォイドの誕生だ。 |
| 37 | 36 | TEXT_VOICEMAN_05004_000370_EMETSELCH | その後、原初世界と鏡像世界の繋がり…… 属性を均一にしようとする力の流れを発見したことで、 今の方式が確立されたというわけだ。 |
| 38 | 37 | TEXT_VOICEMAN_05004_000380_YSHTOLA | ……なるほどね。 あなたの視点で見れば、アシエンがしようとしていることは、 当然の行動のようにも思えるわ……。 |
| 39 | 38 | TEXT_VOICEMAN_05004_000390_YSHTOLA | でも実際は、統合のたびに多くの犠牲が出ている。 それを無視して賛同なんて、できなくてよ。 |
| 40 | 39 | TEXT_VOICEMAN_05004_000400_EMETSELCH | よく言う……不完全なまま生きるがゆえに、 霊災よりも酷な悲劇を生み続けてるだろうに。 |
| 41 | 40 | TEXT_VOICEMAN_05004_000410_EMETSELCH | しかし、それこそ視点の違いだな。 犠牲も何も、統合されていない不完全な命を、 私は到底「生きている」とは思えない。 |
| 42 | 41 | TEXT_VOICEMAN_05004_000420_EMETSELCH | そんな顔するな。 だからこそ、私はお前に期待してるんだ。 |
| 43 | 42 | TEXT_VOICEMAN_05004_000430_EMETSELCH | 7回は統合された、原初世界の命。 中でもとくに優れた英雄なら、少しはマシかもしれない。 |
| 44 | 43 | TEXT_VOICEMAN_05004_000440_EMETSELCH | ……私はそろそろ見つけたいんだ。 今ひとときの痛みに耐えてでも、より悲劇の少ない道を選べる、 そんな強さを持つ相手を。 |
| 45 | 44 | TEXT_VOICEMAN_05004_000450_EMETSELCH | そのためにも、罪喰い討伐くらいやり遂げて見せろ。 お前たちは弱くない……そう証を立てることが、 この話を続ける最低条件だ。 |
| 46 | 45 | TEXT_VOICEMAN_05004_000460_LYNA | お取込み中、失礼します……! 水晶公、急ぎのご報告が。 |
| 47 | 46 | TEXT_VOICEMAN_05004_000470_MYSTERYVOICE | 構わない、皆に伝えてくれ。 |
| 48 | 47 | TEXT_VOICEMAN_05004_000480_LYNA | コルシア島に潜伏中の協力者から、連絡がありました。 ユールモアに、常ならぬ動きがあるようです。 |
| 49 | 48 | TEXT_VOICEMAN_05004_000490_LYNA | 詳細は掴めていませんが、 かの軍は都市内に集結し、防備を固めている様子。 こちらを迎え撃つ気かもしれません。 |
| 50 | 49 | TEXT_VOICEMAN_05004_000500_MYSTERYVOICE | 都市の護りに重点を置いたか。 まず市民の安全を優先したという見方もできるが……。 |
| 51 | 50 | TEXT_VOICEMAN_05004_000510_ALISAIE | ヴァウスリーがどこまでの罪喰いを操れるか知らないけど、 大罪喰いを匿ってる可能性もあるんじゃない? |
| 52 | 51 | TEXT_VOICEMAN_05004_000520_THANCRED | 何にせよ、時間がたつほど、あちらの準備は万全になる。 罪喰い討伐に乗り出すなら、早い方がいい。 |
| 53 | 52 | TEXT_VOICEMAN_05004_000530_MYSTERYVOICE | では、皆、準備を整えてコルシア島へ。 ユールモアの状況を探るところから、行動を開始してほしい。 |
| 54 | 53 | TEXT_VOICEMAN_05004_000540_MYSTERYVOICE | これが最後の大罪喰い討伐になるだろう…… 必ず無事にやり遂げるんだ。 |
| 55 | 54 | TEXT_VOICEMAN_05004_000550_ALPHINAUD | ひとまず、「ライト村」で落ち合うことにしよう。 ユールモアに近づくのは、状況を確認してからの方がいい。 |
| 56 | 55 | TEXT_VOICEMAN_05004_000560_URIANGER | ……この状況、どうにも不可解です。 |
| 57 | 56 | TEXT_VOICEMAN_05004_000570_URIANGER | 異様な行動をとっている住民たちは、 皆、夢うつつの状態ながらも、ヴァウスリーを讃えている。 |
| 58 | 57 | TEXT_VOICEMAN_05004_000580_URIANGER | このことから、彼らがヴァウスリーの操る魅了…… 精神支配の術にかかっていると見て、間違いはないでしょう。 |
| 59 | 58 | TEXT_VOICEMAN_05004_000590_URIANGER | しかし、かかり方に差がありすぎる……。 確かに魔法への耐性は個人差がありますが、これほどには……。 |
| 60 | 59 | TEXT_VOICEMAN_05004_000600_ALPHINAUD | やはり、何か尋常じゃない事態になっているようだね。 |
| 61 | 60 | TEXT_VOICEMAN_05004_000610_ALPHINAUD | ありがとう、君が先行してくれたおかげで、 こちらは難なく近づいてこられた。 |
| 62 | 61 | TEXT_VOICEMAN_05004_000620_ALPHINAUD | ……もっとも、この様子では、 気づかれることを警戒する必要もなかったのかもしれないが。 |
| 63 | 62 | TEXT_VOICEMAN_05004_000630_THANCRED | 大罪喰いの気配はどうだ? |
| 64 | 63 | TEXT_VOICEMAN_05004_000640_RYNE | ……ユールモアの最上階あたりに、 かなり強大な罪喰いがいるのを感じます。 |
| 65 | 64 | TEXT_VOICEMAN_05004_000650_RYNE | ただ、大井戸のときと違って、なんだか異質な気配なんです。 純粋な罪喰いとはちがう……混ざり合ったみたいな……。 |
| 66 | 65 | TEXT_VOICEMAN_05004_000660_RYNE | あれが大罪喰いかどうかは、もう少し近づいてみないと……。 |
| 67 | 66 | TEXT_VOICEMAN_05004_000670_KAISHIRR | (-????-)あっ……! 今度こそ、アルフィノさん……か? |
| 68 | 67 | TEXT_VOICEMAN_05004_000680_ALPHINAUD | カイ・シル! 君、どうしてまだこんなところに!? |
| 69 | 68 | TEXT_VOICEMAN_05004_000690_ALISAIE | 見回ってたら、ゲートタウンの様子を窺ってる、 怪しい奴がいたのよ。 |
| 70 | 69 | TEXT_VOICEMAN_05004_000700_ALISAIE | それで声をかけてみたら…… よりにもよって「アルフィノさん?」とか言うもんだから、 とりあえず連れてきたわ。 |
| 71 | 70 | TEXT_VOICEMAN_05004_000710_KAISHIRR | あの……実は、クリスタリウムに情報を投げたのは俺なんです。 |
| 72 | 71 | TEXT_VOICEMAN_05004_000720_KAISHIRR | ユールモアから逃がしてもらったあと、 よそに行くことも考えました。 でも、仕切り直す前に、恩を返したいと思って……。 |
| 73 | 72 | TEXT_VOICEMAN_05004_000730_KAISHIRR | コルシア島なら、慣れてるから隠れて暮らすこともできます。 それで潜伏しながら、ユールモアについての情報を、 クリスタリウムに……アルフィノさんたちに送ろうって。 |
| 74 | 73 | TEXT_VOICEMAN_05004_000740_ALPHINAUD | そうだったのか……! 君の勇気に、感謝しなければいけないね。 |
| 75 | 74 | TEXT_VOICEMAN_05004_000750_THANCRED | ということは、お前はこの集落を見ていたんだな。 異変が起こった経緯も? |
| 76 | 75 | TEXT_VOICEMAN_05004_000760_KAISHIRR | 少し前、飛空艇がユールモアに戻ってきました。 そしたら、ヴァウスリーが、 ここまで聞こえるような声で騒ぎ出して。 |
| 77 | 76 | TEXT_VOICEMAN_05004_000770_KAISHIRR | 「役立たず!」とか、そんなことを言っていた気がします。 とにかく、とても怒っているようでした。 |
| 78 | 77 | TEXT_VOICEMAN_05004_000780_URIANGER | ……恐らく、その飛空艇は軍を乗せていたのでしょう。 アム・アレーンの大罪喰いを倒されたことについて、 立腹したのではないかと思われます。 |
| 79 | 78 | TEXT_VOICEMAN_05004_000790_KAISHIRR | その怒鳴り声が収まったあと、何か…… 温かい風みたいなものが吹いたんです。 |
| 80 | 79 | TEXT_VOICEMAN_05004_000800_KAISHIRR | そのあとから、一部の人の様子が……。 俺の知るかぎりでは、昔からここにいる人のほうが、 変になってる気がします。 |
| 81 | 80 | TEXT_VOICEMAN_05004_000810_URIANGER | ふむ……古参の者から……。 |
| 82 | 81 | TEXT_VOICEMAN_05004_000820_YSHTOLA | ちょっといいかしら? 気になるものを見つけたから、リーンにも視てもらいたいの。 |
| 83 | 82 | TEXT_VOICEMAN_05004_000830_YSHTOLA | ここの住民たちの食料だそうよ。 |
| 84 | 83 | TEXT_VOICEMAN_05004_000840_KAISHIRR | それ、メオルですよね……? ユールモアから配給されてる……。 |
| 85 | 84 | TEXT_VOICEMAN_05004_000850_RYNE | まさか……こんなことって……! |
| 86 | 85 | TEXT_VOICEMAN_05004_000860_RYNE | 今なら、わかります……これは……。 |
| 87 | 86 | TEXT_VOICEMAN_05004_000870_RYNE | これは、罪喰いです。 罪喰いの……身体です……。 |
| 88 | 87 | TEXT_VOICEMAN_05004_000880_YSHTOLA | ……やっぱりね。 |
| 89 | 88 | TEXT_VOICEMAN_05004_000890_YSHTOLA | これを口にしたところで、 正常な人なら、自浄作用が働いて罪喰いにはならない。 |
| 90 | 89 | TEXT_VOICEMAN_05004_000900_YSHTOLA | それでも、長年繰り返していれば、 その身に影響が残ることもあるでしょう。 |
| 91 | 90 | TEXT_VOICEMAN_05004_000910_URIANGER | ヴァウスリーが罪喰いに命令できるならば、 罪喰いに近づいてしまった者もまた、 彼に従いやすくなるのかもしれません。 |
| 92 | 91 | TEXT_VOICEMAN_05004_000920_URIANGER | それであれば…… メオルを食べてきた古参の者から異常をきたすのも、頷けます。 |
| 93 | 92 | TEXT_VOICEMAN_05004_000930_ALISAIE | 何よ……何よそれ……! 罪喰いを呼び集めて、食料として配ってたってこと!? いつか体がおかしくなっちゃうかもしれないのに!? |
| 94 | 93 | TEXT_VOICEMAN_05004_000940_ALISAIE | そんなの、どうかしてる……! 罪喰いになりかけて、仕方なく命を絶った人だっている。 なのに……っ! |
| 95 | 94 | TEXT_VOICEMAN_05004_000950_ALPHINAUD | 罪喰いを「呼び集めて」…… どうかそうであってほしいと、心から願うよ。 |
| 96 | 95 | TEXT_VOICEMAN_05004_000960_ALPHINAUD | ユールモアに潜入したときに聞いた話を覚えているかい。 君が、くすり師から聞いたという言葉だ……。 |
| 97 | 96 | TEXT_VOICEMAN_05004_000970_ALPHINAUD | あの街には、多くの者が招かれる。 だが、出ていく者は………… |
| 98 | 97 | TEXT_VOICEMAN_05004_000980_ALPHINAUD | 終わりにしよう。 数多の犠牲の上に築かれた、ヴァウスリーの楽園を。 |
| 99 | 98 | TEXT_VOICEMAN_05004_000990_ALPHINAUD | 動機に一縷の理があったとしても、 生きとし生ける者の尊厳をもって、彼の行いは許しがたい。 |
| 100 | 99 | TEXT_VOICEMAN_05004_001000_THANCRED | 大罪喰いの候補も都市内にいるんだ、突入には賛成しよう。 ただ、ユールモアの強みは、入口が限られていることにある。 |
| 101 | 100 | TEXT_VOICEMAN_05004_001010_THANCRED | こちらの顔も割れているとなると、秘密裏に侵入は難しい…… 正面きっての対決にならざるを得ないだろう。 |
| 102 | 101 | TEXT_VOICEMAN_05004_001020_THANCRED | だから、お前が号令を。 それにあわせて、全員で突入だ……! |
| 103 | 102 | TEXT_VOICEMAN_05004_001030_VAUTHRY | ンン……感じる、感じるゾ……! 私の人形ではない者が、この楽園に踏み込んでいル……! |
| 104 | 103 | TEXT_VOICEMAN_05004_001040_VAUTHRY | アアァ……あいつらダ……! また私を邪魔しにきた、混沌を引き連れて! |
| 105 | 104 | TEXT_VOICEMAN_05004_001050_VAUTHRY | 嫌ダ……嫌ダ嫌ダ嫌ダ嫌ダッ! あいつらを、もう私に近づけるナァァァッ! |
| 106 | 105 | TEXT_VOICEMAN_05004_001060_PUPPETMAN | ドン、ヴァウスリー……万歳……ばんざイ……。 |
| 107 | 106 | TEXT_VOICEMAN_05004_001070_THANCRED | ……なるほど。 敗北続きの軍だけじゃなく、市民まで盾にして自分を護るか。 見下げ果てた根性だな。 |
| 108 | 107 | TEXT_VOICEMAN_05004_001080_ALPHINAUD | ここ廃船街は、ゲートタウンよりも古い。 ヴァウスリーに操られる者の数も、ずっと多いはずだ。 |
| 109 | 108 | TEXT_VOICEMAN_05004_001090_ALPHINAUD | だが、彼ら自身の意志で戦っていないなら…… できるだけ、傷つけずにすませたい。 |
| 110 | 109 | TEXT_VOICEMAN_05004_001100_ALISAIE | ほら、絶対そう言うと思ってた! |
| 111 | 110 | TEXT_VOICEMAN_05004_001110_ALISAIE | あなたとアルフィノは、とにかく都市の上を目指して。 私たちは市民たちを抑えながら、援護にまわるわ。 |
| 112 | 111 | TEXT_VOICEMAN_05004_001120_RANJIT | ……我が主ならば、変わらず頂上の執務室よ。 |
| 113 | 112 | TEXT_VOICEMAN_05004_001130_RANJIT | そこが主の、最後の楽園。 なれば臣下は命を懸けて、それを護らねばならぬ。 |
| 114 | 113 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q1_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 115 | 114 | TEXT_VOICEMAN_05004_A1_000_001_NONE_VOICE | どうして、そこまで…… |
| 116 | 115 | TEXT_VOICEMAN_05004_A1_000_002_NONE_VOICE | お前も操られているのか? |
| 117 | 116 | TEXT_VOICEMAN_05004_001140_RANJIT | 格別な理由も、妖術も不要。 我はただ、ヴァウスリーの掲げた理想を善しとしたのみ。 |
| 118 | 117 | TEXT_VOICEMAN_05004_001150_RANJIT | 人は、人であるかぎり…… そして、正しく在ろうとするほどに、戦から逃れられぬ。 |
| 119 | 118 | TEXT_VOICEMAN_05004_001160_RANJIT | なればこそ。 正しくなく、ただの人でもない…… そんな男の掲げる平和に賭けたのだ。 |
| 120 | 119 | TEXT_VOICEMAN_05004_001170_RANJIT | 我はユールモアの理想に殉ずる一兵。 貴様は、相対する反逆者。 |
| 121 | 120 | TEXT_VOICEMAN_05004_001180_RANJIT | 構えよ、いざ決着をつけようぞ……! |
| 122 | 121 | TEXT_VOICEMAN_05004_001190_ALPHINAUD | 辿り着いたぞ……! 観念するんだ、ドン・ヴァウスリー! |
| 123 | 122 | TEXT_VOICEMAN_05004_001200_ALPHINAUD | ノルヴラントは、もはやお前を戴くことはない。 これまで欺き、愚弄してきた人々に、心からの贖罪を。 |
| 124 | 123 | TEXT_VOICEMAN_05004_001210_ALPHINAUD | そして……願わくば、今度こそ。 人を信じ、皆が未来に進むために、その力を使ってほしい。 |
| 125 | 124 | TEXT_VOICEMAN_05004_001220_RYNE | 違います、アルフィノさん……。 彼は……違うんです……。 |
| 126 | 125 | TEXT_VOICEMAN_05004_001230_RYNE | 人だけど、人じゃない……。 大罪喰いの気配が、混じっています! |
| 127 | 126 | TEXT_VOICEMAN_05004_001240_VAUTHRY | ショクザイ? ミンナ? 未来? 何を、ナニヲ、何を言っているのだネ。 |
| 128 | 127 | TEXT_VOICEMAN_05004_001250_VAUTHRY | 私は秩序、私はルール、私だけが絶対の正義。 私は人を統べ、罪喰いを統べル……。 |
| 129 | 128 | TEXT_VOICEMAN_05004_001260_VAUTHRY | 全部、最初から決まっていたことダ。 世界は、私に救われるために、こういう形にできていル。 |
| 130 | 129 | TEXT_VOICEMAN_05004_001270_VAUTHRY | だから、上手くいかないことなんて、あるはずがなイ。 私が、オ、おい、追い詰められる……? |
| 131 | 130 | TEXT_VOICEMAN_05004_001280_VAUTHRY | ナイ、必要ナイ、理由がない、罪などなイッ! 私は愚かなヒトを導いてやる、誰より正しく利口な王ダ! |
| 132 | 131 | TEXT_VOICEMAN_05004_001290_VAUTHRY | こんな下賤なクズどもにィィ! 侵されていいわけがないィィィィッ! |
| 133 | 132 | TEXT_VOICEMAN_05004_001300_VAUTHRY | アァァァッ! |
| 134 | 133 | TEXT_VOICEMAN_05004_001310_VAUTHRY | そうダ、やり直さなくては。 創り直さなくては……私の楽園ヲ。 |
| 135 | 134 | TEXT_VOICEMAN_05004_001320_RYNE | ッ……いけない! 彼を止めて、サンクレッド! |
| 136 | 135 | TEXT_VOICEMAN_05004_001330_ALPHINAUD | ヴァウスリーは……!? |
| 137 | 136 | TEXT_VOICEMAN_05004_001340_ALPHINAUD | 山が……浮いている……!? |
| 138 | 137 | TEXT_VOICEMAN_05004_001350_ALISAIE | 何よあれ、ヴァウスリーがやったっていうの……? |
| 139 | 138 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q2_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 140 | 139 | TEXT_VOICEMAN_05004_A2_000_001_NONE_VOICE | すぐにヴァウスリーを追おう! |
| 141 | 140 | TEXT_VOICEMAN_05004_A2_000_002_NONE_VOICE | あの山への行き方は!? |
| 142 | 141 | TEXT_VOICEMAN_05004_001360_ALPHINAUD | 待ってくれ! |
| 143 | 142 | TEXT_VOICEMAN_05004_001370_ALPHINAUD | あれは、コルシア島の最高峰……グルグ火山。 断崖の先にあるから、焦って向かっても辿りつけない……。 |
| 144 | 143 | TEXT_VOICEMAN_05004_001380_ALPHINAUD | だから……まず、この街の…… ユールモアの民を、助けさせてはくれないか。 |
| 145 | 144 | TEXT_VOICEMAN_05004_001390_ALISAIE | アルフィノ……あなた……。 |
| 146 | 145 | TEXT_VOICEMAN_05004_001400_ALPHINAUD | 頼む……! 戦いに巻き込まれた人の、応急処置だけでも構わない! |
| 147 | 146 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q3_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 148 | 147 | TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_001_NONE_VOICE | 自分も手伝おう |
| 149 | 148 | TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_002_NONE_VOICE | 拒む理由はない |
| 150 | 149 | TEXT_VOICEMAN_05004_A3_000_003_NONE_VOICE | できるだけ急げ |
| 151 | 150 | TEXT_VOICEMAN_05004_001410_ALPHINAUD | ありがとう……! |
| 152 | 151 | TEXT_VOICEMAN_05004_001420_RYNE | やってみないとわかりませんが、 ヴァウスリーの精神干渉が、罪喰いとしての…… 光の力によるものならば、私でも解除できるかもしれません。 |
| 153 | 152 | TEXT_VOICEMAN_05004_001430_RYNE | お手伝いさせてもらっていいですか……!? |
| 154 | 153 | TEXT_VOICEMAN_05004_001440_ALPHINAUD | もちろんだとも、頼りにさせてもらうよ。 |
| 155 | 154 | TEXT_VOICEMAN_05004_001450_ALISAIE | そうと決まれば、パパッと手当していきましょ! 襲ってきた人たち、多分まだ下で転がってるわ。 |
| 156 | 155 | TEXT_VOICEMAN_05004_001460_RYNE | ふぅ……これでもう大丈夫……! |
| 157 | 156 | TEXT_VOICEMAN_05004_001470_ALISAIE | おつかれさま、その人で最後のはずよ。 |
| 158 | 157 | TEXT_VOICEMAN_05004_001480_ALPHINAUD | 怪我の手当も終わった。 私たちにできることは、ひととおりやり尽くしたよ。 |
| 159 | 158 | TEXT_VOICEMAN_05004_001490_ALPHINAUD | あとは……。 |
| 160 | 159 | TEXT_VOICEMAN_05004_001500_DULIACHAI | あの……あなた、アルフィノちゃんでしょう……? 前に絵を描いてくれた……。 |
| 161 | 160 | TEXT_VOICEMAN_05004_001510_DULIACHAI | いったい、何がどうなっているの? 私たちは、どうなってしまったの……? |
| 162 | 161 | TEXT_VOICEMAN_05004_001520_ALPHINAUD | ここは、私に任せてほしい。 |
| 163 | 162 | TEXT_VOICEMAN_05004_001530_ALPHINAUD | これから話すことは、あなた方にとって衝撃だろう。 |
| 164 | 163 | TEXT_VOICEMAN_05004_001540_ALPHINAUD | だが、事実として、あなた方は今この現場にいる。 だからこそ受け止めてくれると信じて、真相を語りたい。 |
| 165 | 164 | TEXT_VOICEMAN_05004_001550_ALPHINAUD | ……ドン・ヴァウスリーは、大罪喰いだった。 彼がもたらす、メオルという無尽蔵の食料も、 魂の救済も、すべては欺瞞だったのだ。 |
| 166 | 165 | TEXT_VOICEMAN_05004_001560_ALISAIE | ……さすがに、しんどそうね。 |
| 167 | 166 | TEXT_VOICEMAN_05004_001570_EULMOREPEOPLEA | では、私たちはずっと、ヴァウスリーに操られていたのですか? |
| 168 | 167 | TEXT_VOICEMAN_05004_001580_ALPHINAUD | 少なくとも、先ほど私たちに襲い掛かってきたときは、 意識のない彼の傀儡になっていただろう。 |
| 169 | 168 | TEXT_VOICEMAN_05004_001590_ALPHINAUD | しかし、それ以前のことは…… ヴァウスリーへの評価こそ不自然なものがあったにせよ、 自身の行いを、自身のものとして記憶しているのでは? |
| 170 | 169 | TEXT_VOICEMAN_05004_001600_ALPHINAUD | この都に足を踏み入れ、享楽を貪ったのは、 間違いなくあなた方だ。 |
| 171 | 170 | TEXT_VOICEMAN_05004_001610_ALPHINAUD | その過程で、持たざる者を足蹴にしたとしたら、 それはあなたの意志によるものだ。 |
| 172 | 171 | TEXT_VOICEMAN_05004_001620_ALPHINAUD | ……その是非を問うのは私ではない。 あなた自身の良心であり、あなたが虐げた者であり、 これからの歴史だろう。 |
| 173 | 172 | TEXT_VOICEMAN_05004_001630_ALPHINAUD | あなた方の、熟れた夢は終わった。 |
| 174 | 173 | TEXT_VOICEMAN_05004_001640_ALPHINAUD | ……それでも私は、あなた方に生きてほしいと願う。 ここからまた、歩き出してほしいとも。 |
| 175 | 174 | TEXT_VOICEMAN_05004_001650_ALPHINAUD | この世界はもう……誰も、失うべきじゃないんだ。 |
| 176 | 175 | TEXT_VOICEMAN_05004_001660_ALPHINAUD | 伝えるべきことは伝えたよ。 時間をくれて、ありがとう。 |
| 177 | 176 | TEXT_VOICEMAN_05004_001670_ALPHINAUD | さあ、もうここに留まる理由もない。 ヴァウスリーを追いかけに行こう。 |
| 178 | 177 | TEXT_VOICEMAN_05004_001680_EULMOREPEOPLEB | ……私たちに、何かできることはあるか? |
| 179 | 178 | TEXT_VOICEMAN_05004_001690_EULMOREPEOPLEB | 命を懸けて真実を明らかにしてくれた君たちに、 少しでも報いることができるなら…… まずはそこから、はじめたいんだ。 |
| 180 | 179 | TEXT_VOICEMAN_05004_001700_YSHTOLA | 私たち、ヴァウスリーを追って、グルグ火山に行きたいの。 誰か道を知らないかしら? |
| 181 | 180 | TEXT_VOICEMAN_05004_001710_EULMOREPEOPLEC | あの山に近づくには、ブライトクリフ断崖を越えるしかない。 飛空艇に乗るのはどうだろうか? |
| 182 | 181 | TEXT_VOICEMAN_05004_001720_YSHTOLA | 悪くない提案だけれど……飛ぶのは極力避けたいわ。 空中で攻撃を受けたら、一網打尽にされかねないもの。 |
| 183 | 182 | TEXT_VOICEMAN_05004_001730_YSHTOLA | 安全を図るなら、地上から近づきたいところね。 |
| 184 | 183 | TEXT_VOICEMAN_05004_001740_EULMOREPEOPLED | 断崖の上には、採掘を生業とする一族が暮らしていたの。 |
| 185 | 184 | TEXT_VOICEMAN_05004_001750_EULMOREPEOPLED | 昔は彼らと交易をしていたのだけれど、「光の氾濫」以降、 取引は減る一方だったと聞いたことがあるわ。 |
| 186 | 185 | TEXT_VOICEMAN_05004_001760_EULMOREPEOPLED | ヴァウスリーが元首となってからは、 断崖の上下を繋ぐ「ラダー大昇降機」さえ、 動かしたことがなかったはずよ。 |
| 187 | 186 | TEXT_VOICEMAN_05004_001770_ALISAIE | なら、その大昇降機っていうのを動かす方法はないの? |
| 188 | 187 | TEXT_VOICEMAN_05004_001780_EULMOREPEOPLEC | あれは、専用のタロースが装置を操る仕組みだったはず。 だから、まずはそいつを復活させないことには……。 |
| 189 | 188 | TEXT_VOICEMAN_05004_001790_DULIACHAI | …………タロース? 今、タロースを動かしたいっておっしゃったかしら? |
| 190 | 189 | TEXT_VOICEMAN_05004_001800_DULIACHAI | ねぇあなた、そうよね? タロースを動かせばいいって、そういうお話よね? |
| 191 | 190 | TEXT_VOICEMAN_05004_001810_CHAINUZZ | うむ……まあ、その、多分……。 いやしかしだな……。 |
| 192 | 191 | TEXT_VOICEMAN_05004_001820_DULIACHAI | はい、はいは~い! タロースを動かすことなら、任せてちょうだい! |
| 193 | 192 | TEXT_VOICEMAN_05004_001830_DULIACHAI | 私の旦那様は、アム・アレーンの鉱山開発も担った、 タロース操業の大家……ダイダロス社の跡取りなんだから~! |
| 194 | 193 | TEXT_VOICEMAN_05004_001840_CHAINUZZ | いやいやいやいや、もう何年もやってないんだ。 できるかどうか、怪しいもので……! |
| 195 | 194 | TEXT_VOICEMAN_05004_001850_DULIACHAI | で、できないの……? |
| 196 | 195 | TEXT_VOICEMAN_05004_001860_CHAINUZZ | いや、そういう、わけでも……。 |
| 197 | 196 | TEXT_VOICEMAN_05004_001870_CHAINUZZ | ……み、見てみるだけだからな! 期待はするな、文句もなしだ! |
| 198 | 197 | TEXT_VOICEMAN_05004_001880_CHAINUZZ | おい、誰か一緒に来てくれ。 昇降機用のタロースは、倉庫に仕舞われてたはずだ。 引きずり出すには、人手がいる! |
| 199 | 198 | TEXT_VOICEMAN_05004_001890_ALISAIE | よかったわね、アルフィノ! |
| 200 | 199 | TEXT_VOICEMAN_05004_001900_ALPHINAUD | 私たちも、行ってみよう! |
| 201 | 200 | TEXT_VOICEMAN_05004_001910_EMETSELCH | おおぅ……ユールモアの市民が働いている……。 これはまた、ずいぶんと勢いよく掌を返したな。 |
| 202 | 201 | TEXT_VOICEMAN_05004_001920_EMETSELCH | どうあっても意見が異なる……いくら話しても納得できない…… そんな相手との決着のつけ方を、知ってるか? |
| 203 | 202 | TEXT_VOICEMAN_05004_001930_EMETSELCH | 簡単なのは、力で打ちのめして、相手の主張を葬ることだ。 アラグでもガレマールでも、結局大勢はそれを支持したし、 事実、手っ取り早く繁栄をもたらした。 |
| 204 | 203 | TEXT_VOICEMAN_05004_001940_EMETSELCH | 一方、戦いの末に、勝者の願いが優先されることになっても、 敗者もまた尊重され、ある種の和解に至ることがある。 |
| 205 | 204 | TEXT_VOICEMAN_05004_001950_EMETSELCH | そういう決着にもっていくのは、とても難しい……。 勝者が敗者を見下さず、憐れまず、敗者が勝者を仇としない。 その両方が必要だからだ。 |
| 206 | 205 | TEXT_VOICEMAN_05004_001960_EMETSELCH | 今回も、お前たちがユールモアに乗り込んだ時点では、 簡単な方に転がると思ったんだがな……まさかこうなるとは。 |
| 207 | 206 | TEXT_VOICEMAN_05004_001970_EMETSELCH | ……褒めてるんだよ、ありがたく受け取れ。 |
| 208 | 207 | TEXT_VOICEMAN_05004_001980_EMETSELCH | しかしまあ、にぎやかなことだ……。 同志が集うと活気づくのは、私たちの時代から変わらないな。 |
| 209 | 208 | TEXT_VOICEMAN_05004_001990_EMETSELCH | なんだ、アシエンや古代人には、血も涙もないと思ったか? |
| 210 | 209 | TEXT_VOICEMAN_05004_002000_EMETSELCH | 心外だ、お前たちが持ち得る感情を、 私たちが有していないわけがないだろう! |
| 211 | 210 | TEXT_VOICEMAN_05004_002010_EMETSELCH | ……普通にいたさ。 太古の昔、真なる世界に……家族も、友も、恋人だって。 |
| 212 | 211 | TEXT_VOICEMAN_05004_002020_EMETSELCH | いい世界だったんだ、穏やかで朗らかで……。 真なる人は頑強な魂を持ち、ほとんど永遠の時を生きられた。 |
| 213 | 212 | TEXT_VOICEMAN_05004_002030_EMETSELCH | だから、余裕のなさから生じる、さもしい争いをしなかった。 ときに異なる意見を持ったとしても、同じ分だけ認め合えた。 |
| 214 | 213 | TEXT_VOICEMAN_05004_002040_EMETSELCH | アーモロートの街並みは壮麗で美しく、 高い塔のさらに上、遥かな空から日差しと風が注いでいた。 |
| 215 | 214 | TEXT_VOICEMAN_05004_002050_EMETSELCH | ……なんて。 言ったところで、思い出すわけもないか。 |
| 216 | 215 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q4_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 217 | 216 | TEXT_VOICEMAN_05004_A4_000_001_NONE_VOICE | ……思い出す? |
| 218 | 217 | TEXT_VOICEMAN_05004_A4_000_002_NONE_VOICE | お前の妄言は聞かない |
| 219 | 218 | TEXT_VOICEMAN_05004_002060_EMETSELCH | いいさ、忘れてくれ。 |
| 220 | 219 | TEXT_VOICEMAN_05004_002070_EMETSELCH | だが、今よりずっといい世界だったのは本当だ。 この仕様もない世界で戦ってきたお前こそ、 案外、気に入ると思うぞ。 |
| 221 | 220 | TEXT_VOICEMAN_05004_002080_EMETSELCH | 忘れるな。 お前は連中と違って、原初世界の住人…… 統合される側ではなく、受け取る側の器だ。 |
| 222 | 221 | TEXT_VOICEMAN_05004_002090_EMETSELCH | すべての霊災を生き抜けば、私たちに近しい存在になり、 満ちた世界で暮らすことができる。 |
| 223 | 222 | TEXT_VOICEMAN_05004_002100_EMETSELCH | おっと、この話は大罪喰い討伐が終わったあとだったな。 今はただ、お前の勝敗を見届けるとしよう。 |
| 224 | 223 | TEXT_VOICEMAN_05004_002110_EMETSELCH | ああそうだ、ひとつだけ聞いておきたいことがあった。 |
| 225 | 224 | TEXT_VOICEMAN_05004_002120_EMETSELCH | ……お前、水晶公の素性をどこまで知ってる? あのフードなしに、素顔で話したことは? |
| 226 | 225 | TEXT_VOICEMAN_05004_002130_EMETSELCH | ほう、お前にも明かしていない……か。 これはどう取るべきか……。 |
| 227 | 226 | TEXT_VOICEMAN_05004_002140_EMETSELCH | まあ、謎解きの参考にさせてもらうとしよう。 では、またな。 |
| 228 | 227 | TEXT_VOICEMAN_05004_002150_DULIACHAI | すごいわ、あなた! ダイダロス社の名に恥じない、すばらしい偉業よ! |
| 229 | 228 | TEXT_VOICEMAN_05004_002160_WARRIOROFDARKNESS | タロース、動いたみたいだな。 |
| 230 | 229 | TEXT_VOICEMAN_05004_002170_WARRIOROFDARKNESS | ……なあ、お前とこっちで再会したとき、 俺は自分の形すら見失ってただろう? |
| 231 | 230 | TEXT_VOICEMAN_05004_002180_WARRIOROFDARKNESS | なんでああなったのか、ここのところ考えてたんだ。 |
| 232 | 231 | TEXT_VOICEMAN_05004_002190_WARRIOROFDARKNESS | 多分……心なんてない方がいいと感じるほど、 打ちひしがれてた。 |
| 233 | 232 | TEXT_VOICEMAN_05004_002200_WARRIOROFDARKNESS | 「光の氾濫」のこと、仲間が悪く言われること。 いろいろあったが、一番効いたのは……孤独だ。 |
| 234 | 233 | TEXT_VOICEMAN_05004_002210_WARRIOROFDARKNESS | 俺に言わせれば、そいつは時よりも人を追い詰める。 エメトセルクたちアシエンも、 あるいは蝕まれてるのかもしれない……。 |
| 235 | 234 | TEXT_VOICEMAN_05004_002220_WARRIOROFDARKNESS | だから俺は、そばにいてくれる奴を失うような選択は勧めない。 永遠をもらえたって、わりにあうものか。 |
| 236 | 235 | TEXT_VOICEMAN_05004_002230_ALPHINAUD | 朗報だ! ラダー大昇降機が、もう動かせそうなんだ! |
| 237 | 236 | TEXT_VOICEMAN_05004_002240_ALISAIE | それで、まずはあなたと私たちで乗ったらどうかって。 久しぶりの運転になるわけだし、 心配だったら別の誰かに代わってもらうけど、どう? |
| 238 | 237 | TEXT_VOICEMAN_05004_002250_ALISAIE | そうこなくっちゃ! じゃあ、ほら、こっちに来て! |
| 239 | 238 | TEXT_VOICEMAN_05004_002260_WARRIOROFDARKNESS | かつて自分も 仲間とともに ラダー大昇降機に乗ったことがあった |
| 240 | 239 | TEXT_VOICEMAN_05004_002270_WARRIOROFDARKNESS | 遠くに広がる水平線と 小さくなっていく眼下の街 |
| 241 | 240 | TEXT_VOICEMAN_05004_002280_WARRIOROFDARKNESS | 感動と緊張が入り交じり 互いに言葉は少なく 昇降機の軋む音ばかりが響いていた |
| 242 | 241 | TEXT_VOICEMAN_05004_002290_WARRIOROFDARKNESS | ――それを記憶する者も 今は亡く |
| 243 | 242 | TEXT_VOICEMAN_05004_002300_WARRIOROFDARKNESS | あの日の旅は どこへ続いていたのだろう 答えを探しながら 再び断崖を昇っていく―― |
| 244 | 243 | TEXT_VOICEMAN_05004_002310_ALISAIE | 無事でよかった。 こっちは何度か罪喰いに襲われたから、 あなたの方もじゃないかって心配したわ。 |
| 245 | 244 | TEXT_VOICEMAN_05004_002320_ALISAIE | やっぱり、そっちにも罪喰いか……。 アミティーのあたりでは平気だったから、 グルグ火山に近づくほど、って感じかしら。 |
| 246 | 245 | TEXT_VOICEMAN_05004_002330_ALISAIE | あの山……近くで見ると、一段と高く見えるわね。 |
| 247 | 246 | TEXT_VOICEMAN_05004_002340_ALISAIE | あそこがヴァウスリーの根城になってるなら、 手先として罪喰いを呼び集めてるのは間違いない。 |
| 248 | 247 | TEXT_VOICEMAN_05004_002350_ALISAIE | 地上にいる私たちまで目ざとく見つけてくるあたり、 かなりの数が防衛にあたってるんだわ。 |
| 249 | 248 | TEXT_VOICEMAN_05004_002360_ALISAIE | 登ったときには、どうなることか……。 |
| 250 | 249 | TEXT_VOICEMAN_05004_002370_ALISAIE | って言っても、登り方から考えないといけないみたい。 こうして近くから見ても、伝って行けそうな場所もないし。 |
| 251 | 250 | TEXT_VOICEMAN_05004_002380_ALISAIE | ヤ・シュトラの懸念はもっともだけど、 こうなったら飛空艇を使うしかないかしら……? |
| 252 | 251 | TEXT_VOICEMAN_05004_002390_URIANGER | (-????-)ああ、ここにいらっしゃいましたか。 アルフィノ様が、ご心配なさっていましたよ。 |
| 253 | 252 | TEXT_VOICEMAN_05004_002400_ALISAIE | ウリエンジェ……それに水晶公!? あなた、どうしてここに? |
| 254 | 253 | TEXT_VOICEMAN_05004_002410_MYSTERYVOICE | 最終決戦くらいは、自分の目で見届けたいと思ってね。 |
| 255 | 254 | TEXT_VOICEMAN_05004_002420_MYSTERYVOICE | 先発のあなた方は去ったあとだったが、 大昇降機の下で、ウリエンジェたちと合流したのだ。 |
| 256 | 255 | TEXT_VOICEMAN_05004_002430_MYSTERYVOICE | それよりも……ご覧。 |
| 257 | 256 | TEXT_VOICEMAN_05004_002440_ALISAIE | なるほど、やっぱり空からの接近は厳しそうね。 翼がある罪喰いを相手に空中戦じゃ、 いくら私たちでも勝ち目が薄いわ……。 |
| 258 | 257 | TEXT_VOICEMAN_05004_002450_MYSTERYVOICE | それがわかってよかった。 あの兵器は塔内から持ち出した貴重な遺物…… 収穫もなく潰されたのでは、面目ない。 |
| 259 | 258 | TEXT_VOICEMAN_05004_002460_ALISAIE | ……ああ、そういうこと。 私たちを探しがてら、あなたたちも調査に来てたのね。 |
| 260 | 259 | TEXT_VOICEMAN_05004_002470_URIANGER | これで、陸路はなく、空路も危険であると判明しました。 一度みなさんと合流し、対策を練りましょう。 |
| 261 | 260 | TEXT_VOICEMAN_05004_002480_URIANGER | 後続組も、すでにトップラングに到着しています。 アルフィノ様にもそちらに戻っていただいたので、 我々も参りましょう。 |
| 262 | 261 | TEXT_VOICEMAN_05004_002490_THANCRED | ……なるほどな。 地上からの道はなし、飛んでいこうにも罪喰いとの空中戦か。 |
| 263 | 262 | TEXT_VOICEMAN_05004_002500_ALPHINAUD | 飛行可能なアマロを借りることはできるが…… 何の訓練もなしに罪喰いと戦うのは、いかにも分が悪い。 |
| 264 | 263 | TEXT_VOICEMAN_05004_002510_ALPHINAUD | ユールモアの飛空艇にしても、輸送用だから戦いには不向きだ。 シドがいてくれたら、改造という手もあったのだろうが……。 |
| 265 | 264 | TEXT_VOICEMAN_05004_002520_DULIACHAI | まあ、なんだか大変そうだわ。 お山が地面に戻ってくれればいいのにねぇ? |
| 266 | 265 | TEXT_VOICEMAN_05004_002530_CHAINUZZ | お、おい、邪魔しちゃダメだろう……! |
| 267 | 266 | TEXT_VOICEMAN_05004_002540_CHAINUZZ | 私たちは、昇降機を稼働させた記念に乗ってきただけの一般人。 もう十分堪能したし、そろそろ下に……! |
| 268 | 267 | TEXT_VOICEMAN_05004_002550_YSHTOLA | ……ご夫人の意見、ありかもしれないわ。 |
| 269 | 268 | TEXT_VOICEMAN_05004_002560_YSHTOLA | 当然だけど、山が戻ってくれることはないでしょう。 でも、山と地上を再度繋げることなら、可能じゃないかしら? |
| 270 | 269 | TEXT_VOICEMAN_05004_002570_YSHTOLA | 例えば……そうね…… とてつもなく巨大で頑丈なタロースを作って、 山に取りついてもらう、とか。 |
| 271 | 270 | TEXT_VOICEMAN_05004_002580_URIANGER | とても斬新な案です。 タロースの形状を工夫すれば、その体を伝って、 飛ばずともグルグ火山に突入できる……。 |
| 272 | 271 | TEXT_VOICEMAN_05004_002590_CHAINUZZ | そんなの無理だ! あの山に届くタロースだなんて、前代未聞の大きさではないか! |
| 273 | 272 | TEXT_VOICEMAN_05004_002600_CHAINUZZ | 組み立ては超難解、設計だけでもどれだけ………… |
| 274 | 273 | TEXT_VOICEMAN_05004_002610_CHAINUZZ | いや、取りつくだけという単純な動作しか仕込まないなら、 とにかく構造の維持を優先させればいいだけか……。 |
| 275 | 274 | TEXT_VOICEMAN_05004_002620_CHAINUZZ | 長距離の移動も念頭に置かず、基本的に接地させておくなら、 問題の組み立ても材料も、だいぶ簡略に……? |
| 276 | 275 | TEXT_VOICEMAN_05004_002630_CHAINUZZ | い、いやいやいやいや! 何にせよ、作業にあたって多くの人手が必要になる! |
| 277 | 276 | TEXT_VOICEMAN_05004_002640_CHAINUZZ | 下で手伝っていた連中を呼んできたとしても、 途方もない時間がかかるぞ! |
| 278 | 277 | TEXT_VOICEMAN_05004_002650_ALISAIE | へぇ、問題は人手だけなんだ? どんな人が必要か、言ってみなさいよ。 |
| 279 | 278 | TEXT_VOICEMAN_05004_002660_CHAINUZZ | それは、その…… まず、タロースの体となる石材を用意する者だ。 |
| 280 | 279 | TEXT_VOICEMAN_05004_002670_CHAINUZZ | 石材は外から運んでくるのでなく、 グルグ火山周辺の岩山を、ひたすら切り崩しておけばいい。 作業としては単純だが、とにかく人数がいる。 |
| 281 | 280 | TEXT_VOICEMAN_05004_002680_THANCRED | それなら、アム・アレーンの鉱山から、 採掘師たちを集めてこよう。 幸い、当てがある。 |
| 282 | 281 | TEXT_VOICEMAN_05004_002690_ALISAIE | そっちがアンバーヒルを回ってくれるなら、 私はモルド・スークに行くわ。 きっと、力を貸してもらえると思う。 |
| 283 | 282 | TEXT_VOICEMAN_05004_002700_ALPHINAUD | では私は、コルシア島の各地を訪ねてみよう。 |
| 284 | 283 | TEXT_VOICEMAN_05004_002710_ALPHINAUD | 力自慢の漁師や大工はもちろん、 ユールモアに集う多彩な人々にも、活躍の場がありそうだ。 |
| 285 | 284 | TEXT_VOICEMAN_05004_002720_RYNE | 必要な人は、それだけですか……? |
| 286 | 285 | TEXT_VOICEMAN_05004_002730_CHAINUZZ | 当然、起動に際して魔力を注ぐ者も要る。 これも、かなりの人数をそろえなければならないぞ……! |
| 287 | 286 | TEXT_VOICEMAN_05004_002740_YSHTOLA | 「夜の民」には、魔法に覚えがある子が大勢いるわ。 行って、声をかけてきましょう。 |
| 288 | 287 | TEXT_VOICEMAN_05004_002750_URIANGER | 魔法ならば、妖精たちも得意としますが…… イタズラをせず、人と同調して作業するというのは、 彼らにとって至難の業。 |
| 289 | 288 | TEXT_VOICEMAN_05004_002760_URIANGER | 然れば私はクリスタリウムに向かい、 人材を募ってきたいと思いますが……よろしいですか? |
| 290 | 289 | TEXT_VOICEMAN_05004_002770_MYSTERYVOICE | ああ、もちろんだ。 アマロやチョコボも、自由に活用してくれ。 |
| 291 | 290 | TEXT_VOICEMAN_05004_002780_CHAINUZZ | 待て待て待て! ユールモアやクリスタリウムの民だけじゃなく、 「夜の民」にモルド族、あの採掘師たちもだって!? |
| 292 | 291 | TEXT_VOICEMAN_05004_002790_CHAINUZZ | まさか、そんな…… ノルヴラントに住む人の、ほとんどすべてではないか! |
| 293 | 292 | TEXT_VOICEMAN_05004_002800_CHAINUZZ | それほどの縁を持つなんて、お前たちはいったい…… いったい何者なんだ!? |
| 294 | 293 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q5_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 295 | 294 | TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_001_NONE_VOICE | この世界を救いにきた者だ |
| 296 | 295 | TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_002_NONE_VOICE | 旅してきただけの冒険者だ |
| 297 | 296 | TEXT_VOICEMAN_05004_A5_000_003_NONE_VOICE | アルフィノ画伯と助手たちです |
| 298 | 297 | TEXT_VOICEMAN_05004_002810_CHAINUZZ | 世界を、救う……? そんなことが……本気で……? |
| 299 | 298 | TEXT_VOICEMAN_05004_002820_CHAINUZZ | たったそれだけの者が、これほどの偉業を……? う、嘘を言うな……! |
| 300 | 299 | TEXT_VOICEMAN_05004_002830_DULIACHAI | そうよあなた、忘れちゃったの? 最初にご挨拶していただいたじゃない。 |
| 301 | 300 | TEXT_VOICEMAN_05004_002840_CHAINUZZ | い、いや、多分あれは……そういうことでなくてな……。 |
| 302 | 301 | TEXT_VOICEMAN_05004_002850_YSHTOLA | では、ミスター・チャイ。 あなたはタロースの設計を進めておいてくださるかしら? |
| 303 | 302 | TEXT_VOICEMAN_05004_002860_YSHTOLA | 頼むわよ、ダイダロス社の跡取りさん。 |
| 304 | 303 | TEXT_VOICEMAN_05004_002870_RYNE | 必ず、みなさんをお連れしますね。 ……いってきます! |
| 305 | 304 | TEXT_VOICEMAN_05004_002880_MYSTERYVOICE | さて、そうなると私たちは、 設計の補佐ということになりそうだが……。 |
| 306 | 305 | TEXT_VOICEMAN_05004_002890_MYSTERYVOICE | あれ……あんた、どうして…………。 |
| 307 | 306 | TEXT_VOICEMAN_05004_002900_MYSTERYVOICE | ハッ |
| 308 | 307 | TEXT_VOICEMAN_05004_002910_MYSTERYVOICE | すまない、寝ぼけていたようだ。 |
| 309 | 308 | TEXT_VOICEMAN_05004_002920_MYSTERYVOICE | どうも身体に力が入らなくなってね。 少し風にあたって休もうとしたのだが、眠ってしまったらしい。 ……申し訳ない。 |
| 310 | 309 | TEXT_VOICEMAN_05004_002930_MYSTERYVOICE | 前にも話したことがあったと思うが、 私はクリスタルタワーから離れると体調を崩すのだ。 |
| 311 | 310 | TEXT_VOICEMAN_05004_002940_MYSTERYVOICE | いや、これは体調と言っていいものか…… 私はすでに、人の身ではないのだから。 |
| 312 | 311 | TEXT_VOICEMAN_05004_002950_MYSTERYVOICE | まだ、クリスタリウムの街もなかったころ…… この世界を救う方法を考えていた私は、 どうあれ長い時間がかかると結論づけた。 |
| 313 | 312 | TEXT_VOICEMAN_05004_002960_MYSTERYVOICE | そこで、自身を塔の一部にすることで、果てない命を得たのだ。 |
| 314 | 313 | TEXT_VOICEMAN_05004_002970_MYSTERYVOICE | 今の私は、塔の端末でしかない。 だから、遠く離れていると不調をきたすというわけだ。 |
| 315 | 314 | TEXT_VOICEMAN_05004_002980_MYSTERYVOICE | ……ここまで、とても長かった。 |
| 316 | 315 | TEXT_VOICEMAN_05004_002990_MYSTERYVOICE | だが、あなた方のおかげで、終わりは近い。 やっと、願いが叶う……。 |
| 317 | 316 | TEXT_VOICEMAN_05004_003000_MYSTERYVOICE | タロースの準備は、つつがなく進んでいるだろうか? |
| 318 | 317 | TEXT_VOICEMAN_05004_003010_MYSTERYVOICE | そうか、最後の休憩なのだな。 それなら……よければ少し、話さないか。 |
| 319 | 318 | TEXT_VOICEMAN_05004_003020_MYSTERYVOICE | あなたは、この戦いが終わったらどうする? 何かやりたいことは? |
| 320 | 319 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q6_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 321 | 320 | TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_001_NONE_VOICE | まずは帝国との戦争を終わらせないと |
| 322 | 321 | TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_002_NONE_VOICE | さらに強い敵に挑みに行きたい |
| 323 | 322 | TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_003_NONE_VOICE | しばらくは、のんびりと過ごしたい |
| 324 | 323 | TEXT_VOICEMAN_05004_A6_000_004_NONE_VOICE | ………… |
| 325 | 324 | TEXT_VOICEMAN_05004_003030_MYSTERYVOICE | 確かに、第八霊災の可能性を排除しても、 その戦争自体が止まるわけではないからな……。 |
| 326 | 325 | TEXT_VOICEMAN_05004_003040_MYSTERYVOICE | しかし、まったく淀みなく断言するとは。 こういう人を英雄と呼ぶのだと、何度でも思うよ。 |
| 327 | 326 | TEXT_VOICEMAN_05004_003050_MYSTERYVOICE | 大罪喰いだって、100年間、誰も敵わなかった相手だぞ? 本当に、あなたはとんでもない人だ! |
| 328 | 327 | TEXT_VOICEMAN_05004_003060_MYSTERYVOICE | ああ、それはとてもいい。 このノルヴラントだって、散策のつもりで歩けば、 また違った味わいがあることだろう。 |
| 329 | 328 | TEXT_VOICEMAN_05004_003070_MYSTERYVOICE | ああいや、決まっていないなら、あとでゆっくり考えるといい。 私はただ、この立派な人は次に何をするのだろうと、 興味を抱いただけだ。 |
| 330 | 329 | TEXT_VOICEMAN_05004_003080_MYSTERYVOICE | きっと、どんな未来を選んでも、あなたなら平気だろう。 道を拓くだけの強さを持っているし、それに…… |
| 331 | 330 | TEXT_VOICEMAN_05004_003090_MYSTERYVOICE | あなたに助けられた人たちが、大勢いる。 彼らは決して、そのことを忘れない。 |
| 332 | 331 | TEXT_VOICEMAN_05004_003100_MYSTERYVOICE | あなたが困難を前にして、己の行いを無価値に感じたときには、 彼らが声を上げるだろう。 嬉しかった、優しさに救われた、今でも感謝していると。 |
| 333 | 332 | TEXT_VOICEMAN_05004_003110_MYSTERYVOICE | それらはいつか繋がって、あなたの歩んだ道を肯定する。 だから……大丈夫だ。 |
| 334 | 333 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q7_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 335 | 334 | TEXT_VOICEMAN_05004_A7_000_001_NONE_VOICE | 水晶公は、終わったら何をしたい? |
| 336 | 335 | TEXT_VOICEMAN_05004_A7_000_002_NONE_VOICE | たまにはそっちのことも話せ |
| 337 | 336 | TEXT_VOICEMAN_05004_003120_MYSTERYVOICE | これが終わったら……そうだな……。 |
| 338 | 337 | TEXT_VOICEMAN_05004_003130_MYSTERYVOICE | 私のこと……私の今後か……。 |
| 339 | 338 | TEXT_VOICEMAN_05004_003140_MYSTERYVOICE | ……以前、私には救いたい人がいると言っただろう? |
| 340 | 339 | TEXT_VOICEMAN_05004_003150_MYSTERYVOICE | あの人は、今も生きている……が、 とても特別な事情があって、私は彼と正面から向き合えない。 |
| 341 | 340 | TEXT_VOICEMAN_05004_003160_MYSTERYVOICE | あの人は、今も生きている……が、 とても特別な事情があって、私は彼女と正面から向き合えない。 |
| 342 | 341 | TEXT_VOICEMAN_05004_003170_MYSTERYVOICE | それは仕方がないことだと、理解しているがね。 あの人は私にとって、いちばん憧れの英雄なんだ…… 叶うならば、気兼ねなく話がしたい。 |
| 343 | 342 | TEXT_VOICEMAN_05004_003180_MYSTERYVOICE | あちらが旅の話をしてくれたら、 私も、ノルヴラントを救うまでの話をしよう。 |
| 344 | 343 | TEXT_VOICEMAN_05004_003190_MYSTERYVOICE | 私もそれなりに尽力したつもりだが、 なんといっても、最終的に活躍したのはあなただ。 格好はつかないかもしれないな。 |
| 345 | 344 | TEXT_VOICEMAN_05004_003200_MYSTERYVOICE | そして……あの人に、次の旅についての計画を聞く。 そこに私も加わることになっていたら、どれほど嬉しいだろう。 |
| 346 | 345 | TEXT_VOICEMAN_05004_003210_MYSTERYVOICE | 大地を駆けて、海を渡り、ときには悠久の風に乗って空へ。 なんて眩しい、遥かな夢だ……。 |
| 347 | 346 | TEXT_VOICEMAN_05004_003220_MYSTERYVOICE | さて、何はともあれ、最後の決戦に勝たなくては。 |
| 348 | 347 | TEXT_VOICEMAN_05004_003230_MYSTERYVOICE | 必ず、すべてを成し遂げて見せる。 この手に託されてきた、人々の願いを叶えるために。 |
| 349 | 348 | TEXT_VOICEMAN_05004_003240_MYSTERYVOICE | ……希望を抱いて私を目覚めさせた、彼らのためにも。 |
| 350 | 349 | TEXT_VOICEMAN_05004_003250_MYSTERYVOICE | ありがとう、話せて楽しかった。 アミティーに戻るとしよう。 |
| 351 | 350 | TEXT_VOICEMAN_05004_003260_YSHTOLA | 水晶公から連絡がきたわ。 あちらの準備は万全、いつはじめてもいいそうよ。 |
| 352 | 351 | TEXT_VOICEMAN_05004_003270_THANCRED | 石材の方は、予定した量が準備できている。 |
| 353 | 352 | TEXT_VOICEMAN_05004_003280_URIANGER | 魔力を流し込む準備も、ご指示のとおりに。 |
| 354 | 353 | TEXT_VOICEMAN_05004_003290_ALPHINAUD | では、これで……! |
| 355 | 354 | TEXT_VOICEMAN_05004_003300_YSHTOLA | タロースを起動するわ! 総員、ただちに配置につくように、誘導して頂戴。 |
| 356 | 355 | TEXT_VOICEMAN_05004_003310_YSHTOLA | ヴァウスリーを、居城ごと捕まえてやりましょう……! |
| 357 | 356 | TEXT_VOICEMAN_05004_003320_CHAINUZZ | さあ来る、来るぞッ! |
| 358 | 357 | TEXT_VOICEMAN_05004_003330_CHAINUZZ | いいぞいいぞ、最高だ! まだまだやるじゃないか私ぃ! |
| 359 | 358 | TEXT_VOICEMAN_05004_003340_CHAINUZZ | お、おい、まずいぞ! 奴ら、手ばかり狙っているではないか! あそこが損傷したら、山に取りついていられなくなる! |
| 360 | 359 | TEXT_VOICEMAN_05004_003350_MYSTERYVOICE | ……罪喰いにしては、いつになく利口な動きをする。 ヴァウスリーの指示だとしたら、脅威だな。 |
| 361 | 360 | TEXT_VOICEMAN_05004_003360_MYSTERYVOICE | 仕方ない、動ける仲間に連絡して、 罪喰いを地上に引きつけるとしよう。 どこまで効果があるかはわからないが…… |
| 362 | 361 | TEXT_VOICEMAN_05004_003370_MYSTERYVOICE | あれは……! |
| 363 | 362 | TEXT_VOICEMAN_05004_003380_FEOUL | ひどい……ひどいのだわ! 私の若木は、やっぱり薄情者なのだわ! |
| 364 | 363 | TEXT_VOICEMAN_05004_003390_FEOUL | 本当に困ったときには必ず呼んでと言ったのに、 いつまでも呼ばれないまま、決戦がはじまってしまうなんて! |
| 365 | 364 | TEXT_VOICEMAN_05004_003400_FEOUL | 確かに妖精は、ヒトの思いどおりに動いたりしないわ。 ええ、ええ、私自らそんな話もしたのだわ。 |
| 366 | 365 | TEXT_VOICEMAN_05004_003410_FEOUL | でも、かわいい若木が泣きついてきたら、 考えなくもなかったのに! やっぱりひどい、ひどいのだわ……っ! |
| 367 | 366 | TEXT_VOICEMAN_05004_003420_FEOUL | 私、とっても悲しいわ。 気晴らしに、たくさん遊んで頂戴ね。 |
| 368 | 367 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q8_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 369 | 368 | TEXT_VOICEMAN_05004_A8_000_001_NONE_VOICE | ありがとうティターニア…… |
| 370 | 369 | TEXT_VOICEMAN_05004_A8_000_002_NONE_VOICE | なんだか怒られてる気がする |
| 371 | 370 | TEXT_VOICEMAN_05004_003430_MYSTERYVOICE | 予想外ではあるが、妖精王が力を貸してくれるならありがたい。 これでタロースも、しばらくの間は、 山に取りついていられるだろう。 |
| 372 | 371 | TEXT_VOICEMAN_05004_003440_MYSTERYVOICE | ヤ・シュトラたちにも、すぐ連絡をする。 ここより北、グルグ火山のふもとで合流し、 突入を開始してくれ! |
| 373 | 372 | TEXT_VOICEMAN_05004_003450_ALPHINAUD | みんなのおかげで、やっとここまで辿りつけた。 ヴァウスリーは恐らく、この先だ……! |
| 374 | 373 | TEXT_VOICEMAN_05004_003460_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)愚かな……救いようのない反逆者どもメ……。 お前たちは自滅を望んでいるようなものだと、なぜわからなイ。 |
| 375 | 374 | TEXT_VOICEMAN_05004_003470_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)その蛮行の果てに得られるのは、 生きるための、永劫終わりなき戦いのミ。 |
| 376 | 375 | TEXT_VOICEMAN_05004_003480_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)対して、私にすべてを委ねれば、 争いの種は取り除かれるのだゾ? |
| 377 | 376 | TEXT_VOICEMAN_05004_003490_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)善も悪もない、生きる意味だの理由だのを探す必要もない、 不滅の楽園で幸せに暮らせるというのニ! |
| 378 | 377 | TEXT_VOICEMAN_05004_003500_ALPHINAUD | 確かに、それもひとつの平和の形かもしれない。 そう認めたからこそ、私は君に、死を願わなかった。 |
| 379 | 378 | TEXT_VOICEMAN_05004_003510_ALPHINAUD | 過ちを正し、手段さえ改めれば、人の幸せを望む者同士…… ともに生きていけるのではないかと思ったのだ。 |
| 380 | 379 | TEXT_VOICEMAN_05004_003520_ALPHINAUD | だが、今となっては、君の言動は致命的に矛盾している。 |
| 381 | 380 | TEXT_VOICEMAN_05004_003530_ALPHINAUD | すべて人々のためだと言うなら、君は、 盾にしたユールモアの民を置いて逃げるべきじゃなかった。 |
| 382 | 381 | TEXT_VOICEMAN_05004_003540_ALPHINAUD | 君ひとりが生き延びれば再建できる楽園だというなら、 それは、民のためのものではない。 ……君が楽しいだけの、箱庭だ! |
| 383 | 382 | TEXT_VOICEMAN_05004_003550_RYNE | ドン・ヴァウスリー。 私たちは……この世界の住民は、 あなたひとりの思いどおりになったりしません。 |
| 384 | 383 | TEXT_VOICEMAN_05004_003560_RYNE | 私には、未来を託してくれた、優しい人がいた。 彼女と約束したことを叶えたいから、 あなたのもとで眠っているわけにはいかないんです。 |
| 385 | 384 | TEXT_VOICEMAN_05004_003570_RYNE | ほかの人にだって…… 大事な思い出や、譲れない意見、護りたいものがありました。 |
| 386 | 385 | TEXT_VOICEMAN_05004_003580_RYNE | 私の、決して長いとは言えない旅でだって、 それがあふれるくらい伝わってきました……! |
| 387 | 386 | TEXT_VOICEMAN_05004_003590_RYNE | みんながこの戦いに力を貸してくれたこと、 それがあなたへの答えです! |
| 388 | 387 | TEXT_VOICEMAN_05004_003600_RYNE | あなたがどんなに力を持って、 その正義ですべてを押し潰そうとしても、 絶対に、私たちは抗います! |
| 389 | 388 | TEXT_VOICEMAN_05004_003610_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)……うるさい……うるさいうるさイッ! 反逆者の分際で、偉そうに語るナァァッ! |
| 390 | 389 | TEXT_VOICEMAN_05004_003620_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)お前たちが、誰にものを申しているカ…… どれほど身のほど知らずか、改めて教えてやろウ! |
| 391 | 390 | TEXT_VOICEMAN_05004_003630_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)目覚めし我が真の力で、お前たちを屠り、 その亡骸をもって、愚民どもにも知らしめるのダ! |
| 392 | 391 | TEXT_VOICEMAN_05004_003640_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)私こそが、人と罪喰いの頂点。 あまねく統べよと世界に望まれ、全能を授かりし者。 |
| 393 | 392 | TEXT_VOICEMAN_05004_003650_VAUTHRY | (-ヴァウスリー-)ゆえに、我が行いは一切が善、「イノセンス」と心得ヨ! |
| 394 | 393 | TEXT_VOICEMAN_05004_003660_YSHTOLA | これは…… そう簡単に謁見は叶わないということかしらね。 |
| 395 | 394 | TEXT_VOICEMAN_05004_003670_ALPHINAUD | 標的は、大罪喰いでもある。 私たちが道を拓くから、君は先に進んでくれ。 |
| 396 | 395 | TEXT_VOICEMAN_05004_003680_ALPHINAUD | この戦いで、罪喰いとの決着をつけるんだッ! |
| 397 | 396 | TEXT_VOICEMAN_05004_003690_VAUTHRY | な……ぜ……。 どうして……私が、地に伏して……。 間違っているのは……お前たちなのに……。 |
| 398 | 397 | TEXT_VOICEMAN_05004_003700_VAUTHRY | 父上だって、私に言った……。 お前が希望、お前が正しい、お前は新たな神になる……。 |
| 399 | 398 | TEXT_VOICEMAN_05004_003710_VAUTHRY | そのために、お前は…… 罪喰いと混ざって生まれてきたのだ……って。 |
| 400 | 399 | TEXT_VOICEMAN_05004_003720_VAUTHRY | 民衆も、私を讃えていたじゃないか……! 私がいれば、罪喰いを恐れることがないと、喜んでいた! |
| 401 | 400 | TEXT_VOICEMAN_05004_003730_VAUTHRY | それが……あぁ……なんで! なんで、なんでなんだよ、お前たちもひれ伏せよ! |
| 402 | 401 | TEXT_VOICEMAN_05004_003740_VAUTHRY | 早く、助けろ……私は……神だぞ………… |
| 403 | 402 | TEXT_VOICEMAN_05004_003750_ALPHINAUD | ああ……空が……! |
| 404 | 403 | TEXT_VOICEMAN_05004_003760_OLDEULMOREMAYOR | おのれ、頭の悪い愚民どもめ……! 私の的確な指示で、この街は護られたではないか! |
| 405 | 404 | TEXT_VOICEMAN_05004_003770_OLDEULMOREMAYOR | それがなんだ、犠牲者の数が多すぎるだと!? ふざけるなッ! |
| 406 | 405 | TEXT_VOICEMAN_05004_003780_OLDEULMOREMAYOR | さては、元首の座を狙う連中が、 よからぬ扇動をしているんじゃないか? |
| 407 | 406 | TEXT_VOICEMAN_05004_003790_OLDEULMOREMAYOR | そうだ……そうに違いない……。 私は降りんぞ……絶対に……! |
| 408 | 407 | TEXT_VOICEMAN_05004_003800_EMETSELCH | (-????-)骨が折れますな、ユールモアの偉大なる元首殿。 あなたは大変よくやっているのに、周りが馬鹿ばかりで困る。 |
| 409 | 408 | TEXT_VOICEMAN_05004_003810_OLDEULMOREMAYOR | だ、誰だお前は!? ここへの立ち入りは、禁止されているはずだぞ! |
| 410 | 409 | TEXT_VOICEMAN_05004_003820_EMETSELCH | これは失敬……。 しかし、内密な提案がございまして。 |
| 411 | 410 | TEXT_VOICEMAN_05004_003830_EMETSELCH | 私は、あなたを支援したいのです。 そのために、お命じいただければ、 近隣にいる大罪喰いを捕らえて参りましょう。 |
| 412 | 411 | TEXT_VOICEMAN_05004_003840_EMETSELCH | そいつと、あなたの奥方様が宿している胎児を使って、 絶対の王を作るのです。 さすれば王の父として、あなたの立場も盤石となりましょう。 |
| 413 | 412 | TEXT_VOICEMAN_05004_003850_OLDEULMOREMAYOR | すばらしい、すばらしいぞ! 我が息子、ヴァウスリーにかかれば、 罪喰いがまるでペットか何かのようだ! |
| 414 | 413 | TEXT_VOICEMAN_05004_003860_OLDEULMOREMAYOR | これで我が一族には、永遠の地位と名誉が約束された! 全世界を手中に収めるのも、時間の問題だな! |
| 415 | 414 | TEXT_VOICEMAN_05004_003870_EMETSELCH | ええ、是非。 それによって、人は戦うことをやめ、進歩を捨て、 光とともに停滞に沈む……。 |
| 416 | 415 | TEXT_VOICEMAN_05004_003880_EMETSELCH | 実に結構でございます。 光に満ちた世界こそ、私どもの……アシエンの望みなれば。 |
| 417 | 416 | TEXT_VOICEMAN_05004_003890_ALISAIE | ちょっと、大丈夫なの!?ねえ! |
| 418 | 417 | TEXT_VOICEMAN_05004_003900_YSHTOLA | まずいわ……ついに限界が……! このままじゃ、彼が罪喰いになってしまう……! |
| 419 | 418 | TEXT_VOICEMAN_05004_003910_YSHTOLA | まずいわ……ついに限界が……! このままじゃ、彼女が罪喰いになってしまう……! |
| 420 | 419 | TEXT_VOICEMAN_05004_003920_YSHTOLA | ウリエンジェ! 対策があるんでしょう、早く……! |
| 421 | 420 | TEXT_VOICEMAN_05004_003930_RYNE | ああ……空にも光が……! |
| 422 | 421 | TEXT_VOICEMAN_05004_003940_MYSTERYVOICE | 時は、来たれり。 すべての大罪喰いの力が、ひとところに集まった。 |
| 423 | 422 | TEXT_VOICEMAN_05004_003950_MYSTERYVOICE | その力……私がいただくぞ。 |
| 424 | 423 | TEXT_VOICEMAN_05004_003960_ALISAIE | 水晶公……!? あなた、何をするつもり!? |
| 425 | 424 | TEXT_VOICEMAN_05004_003970_MYSTERYVOICE | っ……お前がたくわえた膨大な力をクリスタルタワーに送り、 私ごと、別の世界へ転移するのだ……! |
| 426 | 425 | TEXT_VOICEMAN_05004_003980_MYSTERYVOICE | ほかにも世界があると知ったときから、 私はずっと、この瞬間を夢見てきた……。 |
| 427 | 426 | TEXT_VOICEMAN_05004_003990_MYSTERYVOICE | こんな壊れかけの世界に留まるより、 新天地で楽しく生きたい……当たり前だろう? そのために、お前を利用させてもらったのさ! |
| 428 | 427 | TEXT_VOICEMAN_05004_004000_RYNE | そんな……! それじゃあ、こうなるとわかってて、わざと……!? |
| 429 | 428 | TEXT_VOICEMAN_05004_004010_ALISAIE | 騙してたって言うなら、あの人を任せておけない! 引きはがすわよ! |
| 430 | 429 | TEXT_VOICEMAN_05004_004020_URIANGER | 手を出してはなりませんッ! |
| 431 | 430 | TEXT_VOICEMAN_05004_004030_URIANGER | お願いします……今、このときだけは…… 彼の決意を、ただ、見届けてほしい……。 |
| 432 | 431 | TEXT_VOICEMAN_05004_004040_YSHTOLA | ……ああ……なんてこと……。 ウリエンジェ、あなた、これをすべて知っていたのね……。 |
| 433 | 432 | TEXT_VOICEMAN_05004_004050_YSHTOLA | こんな乱暴な転移術は成功しない。 別の世界になんて、辿りつくことはない……。 |
| 434 | 433 | TEXT_VOICEMAN_05004_004060_YSHTOLA | 水晶公はそれをわかっていながら、 あの人には悟られまいと、嘘をついているんだわ……。 |
| 435 | 434 | TEXT_VOICEMAN_05004_004070_ALPHINAUD | それは……どういう……。 |
| 436 | 435 | TEXT_VOICEMAN_05004_004080_YSHTOLA | 彼からあふれた光の力を引き取って、 世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。 |
| 437 | 436 | TEXT_VOICEMAN_05004_004090_YSHTOLA | 彼女からあふれた光の力を引き取って、 世界と世界の間……次元の狭間で、砕け散る。 |
| 438 | 437 | TEXT_VOICEMAN_05004_004100_YSHTOLA | 水晶公は、自分の命と引き換えに、 あの人もノルヴラントも救う気なのよ……! |
| 439 | 438 | TEXT_VOICEMAN_05004_004110_MYSTERYVOICE | ……冒険の終わりに、英雄が集めてきたものを、 小悪党が少しばかりちょろまかす。 |
| 440 | 439 | TEXT_VOICEMAN_05004_004120_MYSTERYVOICE | それだけのこと、ありきたりなオチのひとつさ。 |
| 441 | 440 | TEXT_VOICEMAN_05004_004130_MYSTERYVOICE | あんたの物語はまだまだ続き、 いずれこれも、取るに足らない笑い話になるだろう。 |
| 442 | 441 | TEXT_VOICEMAN_05004_004140_MYSTERYVOICE | 名も知れぬ水晶公は、どこかの世界で、 明日も楽しく暮らしている。 だから……! |
| 443 | 442 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q9_000_001_NONE_VOICE | どうする? |
| 444 | 443 | TEXT_VOICEMAN_05004_A9_000_001_NONE_VOICE | 何も言わない |
| 445 | 444 | TEXT_VOICEMAN_05004_A9_000_002_NONE_VOICE | 彼の名前を呼ぶ |
| 446 | 445 | TEXT_VOICEMAN_05004_004150_MYSTERYVOICE | 信じて この世界を救おうとしてくれてありがとう |
| 447 | 446 | TEXT_VOICEMAN_05004_004160_MYSTERYVOICE | さようなら オレのいちばん憧れの英雄 |
| 448 | 447 | TEXT_VOICEMAN_05004_004170_MYSTERYVOICE | ……信じて この世界を救おうとしてくれてありがとう |
| 449 | 448 | TEXT_VOICEMAN_05004_004180_MYSTERYVOICE | さようなら オレのいちばん憧れの英雄 |
| 450 | 449 | TEXT_VOICEMAN_05004_004190_EMETSELCH | ……クリスタルタワーを制御できるのは、 紅い眼を持つアラグの血族だけ。 そしてそれは、第一世界には存在しえないものだ。 |
| 451 | 450 | TEXT_VOICEMAN_05004_004200_EMETSELCH | その男が、世界と……恐らく時まで渡って、 何を大それたことを企んでいるのかと思ったが…… |
| 452 | 451 | TEXT_VOICEMAN_05004_004210_EMETSELCH | まさか、たかだかひとりの英雄様を救おうとしていたとは。 まったく、馬鹿すぎて恐れ入る。 |
| 453 | 452 | TEXT_VOICEMAN_05004_004220_EMETSELCH | だが、成就するのはお前の計画じゃない。 私たちの計画だ。 |
| 454 | 453 | TEXT_VOICEMAN_05004_004230_THANCRED | エメトセルク……お前……ッ! |
| 455 | 454 | TEXT_VOICEMAN_05004_004240_EMETSELCH | おっと、動くなよ。 水晶公は、まだ息があるはずだ……が、 それもお前たち次第だぞ? |
| 456 | 455 | TEXT_VOICEMAN_05004_004250_EMETSELCH | 残念だ……本当に……心底失望した。 |
| 457 | 456 | TEXT_VOICEMAN_05004_004260_EMETSELCH | お前なら、すべての光を取り込んでも平気かもしれない…… そう思っていたのに、なんだそのザマは? 化け物になりかけているじゃないか。 |
| 458 | 457 | TEXT_VOICEMAN_05004_004270_EMETSELCH | それじゃ、交渉する価値もない。 今の「なりそこない」の人類には、その程度が限界か。 |
| 459 | 458 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q10_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 460 | 459 | TEXT_VOICEMAN_05004_A10_000_001_NONE_VOICE | どういうつもりだ……! |
| 461 | 460 | TEXT_VOICEMAN_05004_A10_000_002_NONE_VOICE | ヴァウスリーを造ったのもお前か |
| 462 | 461 | TEXT_VOICEMAN_05004_004280_EMETSELCH | はぁ |
| 463 | 462 | TEXT_VOICEMAN_05004_004290_EMETSELCH | 私はアシエンだぞ? 世界統合のために、あれこれ画策するのが仕事だ。 |
| 464 | 463 | TEXT_VOICEMAN_05004_004300_EMETSELCH | 第一世界においては、100年前、 当時の英雄たちを利用して光を高める策を、 同胞アログリフに授けた。 |
| 465 | 464 | TEXT_VOICEMAN_05004_004310_EMETSELCH | それで片がつかなかったので、 次の策として、ヴァウスリーを造りだしたわけだ。 |
| 466 | 465 | TEXT_VOICEMAN_05004_004320_EMETSELCH | ……が、それもお前たちの到来によって、展望がなくなった。 |
| 467 | 466 | TEXT_VOICEMAN_05004_004330_ALPHINAUD | 私たちに近づいてきた狙いは何だ……! |
| 468 | 467 | TEXT_VOICEMAN_05004_004340_EMETSELCH | それについては、今まで散々話してきただろう? あれは本当だ、何ひとつ嘘はついていない。 |
| 469 | 468 | TEXT_VOICEMAN_05004_004350_EMETSELCH | お前たちは、私にとって裁定の材料だった。 今の人類の精神性や強さ、可能性を知るための。 |
| 470 | 469 | TEXT_VOICEMAN_05004_004360_EMETSELCH | だから興味があったのは事実、教えたことも事実。 結果によっては、味方として取り込むに値するとも思っていた。 |
| 471 | 470 | TEXT_VOICEMAN_05004_004370_EMETSELCH | ただし、合格の最低条件は、 こいつがすべての光を飲み込んだ上で、 それを自在に制御できるようになることだった。 |
| 472 | 471 | TEXT_VOICEMAN_05004_004380_EMETSELCH | それくらいでなければ、価値がない。 手を取るほどの強者とは、認められない。 |
| 473 | 472 | TEXT_VOICEMAN_05004_004390_THANCRED | つまり、俺たちは落第とみなされたと……。 ずいぶんと勝手な話だ。 |
| 474 | 473 | TEXT_VOICEMAN_05004_004400_THANCRED | だが、仮に合格していたとして、 俺たちがアシエンにつくとは限らなかっただろう。 |
| 475 | 474 | TEXT_VOICEMAN_05004_004410_EMETSELCH | そのときは、殺せばいい。 ため込まれた光が放出されて、少なくとも、 すべての罪喰いを倒す前の状態には戻せる。 |
| 476 | 475 | TEXT_VOICEMAN_05004_004420_EMETSELCH | だからこそ、光そのものを持ち去られちゃ困るんだ。 こいつの行動には、少しばかり焦らされた。 |
| 477 | 476 | TEXT_VOICEMAN_05004_004430_EMETSELCH | ふむ……まだ知性と姿は保ってるようだが、 中身はもうほとんど罪喰いみたいなものだな。 |
| 478 | 477 | TEXT_VOICEMAN_05004_004440_EMETSELCH | お前の意志はどうあれ、 これからは、いるだけで世界を光に包み込む。 |
| 479 | 478 | TEXT_VOICEMAN_05004_004450_EMETSELCH | 寄り添ってきた相手を罪喰いに変えるかもしれないし、 正常なエーテルを喰らいたくて、 無辜の人々を襲うようになるかもしれない。 |
| 480 | 479 | TEXT_VOICEMAN_05004_004460_EMETSELCH | そんなお前に、人類は立ち向かいもするだろう。 だが……その強さを目にして、すぐに絶望する! |
| 481 | 480 | TEXT_VOICEMAN_05004_004470_EMETSELCH | 「勝てるわけがない……私たちはもうおしまいだ……。 人はもう、何をしても無駄なのだ!」 |
| 482 | 481 | TEXT_VOICEMAN_05004_004480_EMETSELCH | 皮肉だなぁ…… ヴァウスリーが幸福によって成し遂げようとしていた停滞を、 お前が、絶望によって成し遂げるんだ。 |
| 483 | 482 | TEXT_VOICEMAN_05004_004490_EMETSELCH | さて、お前がとっとと世界を蹂躙してくれることを願いながら、 私はそろそろ、おいとまするとしよう。 |
| 484 | 483 | TEXT_VOICEMAN_05004_004500_ALPHINAUD | 水晶公……ッ! |
| 485 | 484 | TEXT_VOICEMAN_05004_004510_EMETSELCH | お前たちにつきあっても、 結局、何かが変わるほどの収穫は得られなかったんだ。 これくらいの土産はもらっていくさ。 |
| 486 | 485 | TEXT_VOICEMAN_05004_004520_EMETSELCH | なりそこないの人類から学ぶことがあるとは思わなかったが、 あいつが英雄様のために蓄えてきた知識と技術には、 大変興味がある。 |
| 487 | 486 | TEXT_VOICEMAN_05004_004530_EMETSELCH | ……本当に、哀れだな。 |
| 488 | 487 | TEXT_VOICEMAN_05004_004540_EMETSELCH | お前が仲間と思っている連中も、 そうなっては、もはや殺し合うしかない敵だ。 |
| 489 | 488 | TEXT_VOICEMAN_05004_004550_EMETSELCH | なまじ知性が残って、堪えがたくなったら、 私のもとに来るがいい。 せめて嗤って、すべてを見届けてやろう。 |
| 490 | 489 | TEXT_VOICEMAN_05004_004560_EMETSELCH | テンペストと呼ばれる、黒き海の底。 その暗がりに、私の根城がある……。 |
| 491 | 490 | TEXT_VOICEMAN_05004_004570_EMETSELCH | ではな、化け物…………。 |
| 492 | 491 | TEXT_VOICEMAN_05004_004580_WARRIOROFDARKNESS | ……ああ、目が覚めたのか。 |
| 493 | 492 | TEXT_VOICEMAN_05004_Q11_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 494 | 493 | TEXT_VOICEMAN_05004_A11_000_001_NONE_VOICE | 今のは、夢……? |
| 495 | 494 | TEXT_VOICEMAN_05004_A11_000_002_NONE_VOICE | あれからどうなった |
| 496 | 495 | TEXT_VOICEMAN_05004_004590_WARRIOROFDARKNESS | 混乱してるのか、無理もない……。 |
| 497 | 496 | TEXT_VOICEMAN_05004_004600_WARRIOROFDARKNESS | 水晶公が拐われ、お前が倒れたあと、 エメトセルクはすぐに消え失せた。 |
| 498 | 497 | TEXT_VOICEMAN_05004_004610_WARRIOROFDARKNESS | それで、リーンがどうにかお前に応急処置を…… 光の暴走を止めようと試みたんだ。 |
| 499 | 498 | TEXT_VOICEMAN_05004_004620_WARRIOROFDARKNESS | その甲斐あって、今は多少安定してるだろうが、 原因を取り除けたわけじゃない。 お前の状態は、変わっちゃいないんだ。 |
| 500 | 499 | TEXT_VOICEMAN_05004_004630_WARRIOROFDARKNESS | これが、現実だ……。 |
| 501 | 500 | TEXT_VOICEMAN_05004_004640_WARRIOROFDARKNESS | ここやコルシア島だけじゃない。 ラケティカ大森林や、アム・アレーン、イル・メグ…… ノルヴラント全土が再び光に覆われている。 |
| 502 | 501 | TEXT_VOICEMAN_05004_004650_WARRIOROFDARKNESS | すべての大罪喰いの光を継いだ者…… お前がいるからだ。 |
| 503 | 502 | TEXT_VOICEMAN_05004_004660_WARRIOROFDARKNESS | もっとも、原因がお前にあると知っているのは、 あの場にいた仲間たちだけだ。 |
| 504 | 503 | TEXT_VOICEMAN_05004_004670_WARRIOROFDARKNESS | あいつらはお前をつれて下山したあと、 待っていた人々に、光が戻った原因は不明だと語った。 |
| 505 | 504 | TEXT_VOICEMAN_05004_004680_WARRIOROFDARKNESS | 今は、ノルヴラント中を飛び回って、 混乱をなだめながら、お前を救う方法を探してるらしい。 |
| 506 | 505 | TEXT_VOICEMAN_05004_004690_WARRIOROFDARKNESS | ……動けるなら、少し街をまわってきたらどうだ。 ここであれこれ考えてるよりは、落ち着くかもしれない。 |