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| 1 | 0 | TEXT_VOICEMAN_06003_000010_EMETSELCH | 見よ 獣は解き放たれた |
|---|---|---|---|
| 2 | 1 | TEXT_VOICEMAN_06003_000020_EMETSELCH | それらは人々を殺し 街を焼いた |
| 3 | 2 | TEXT_VOICEMAN_06003_000030_EMETSELCH | 明日は燃え殻となり塵となった |
| 4 | 3 | TEXT_VOICEMAN_06003_000040_EMETSELCH | 滅びは影のように速い |
| 5 | 4 | TEXT_VOICEMAN_06003_000050_EMETSELCH | すべてが失われようとしていた―― |
| 6 | 5 | TEXT_VOICEMAN_06003_000060_ALISAIE | 空が、燃えてる…… 本当に……終末が来たんだわ……。 |
| 7 | 6 | TEXT_VOICEMAN_06003_000070_AWAHEEN | 皆さん……! 報告をお聞きいただけたのですね。 |
| 8 | 7 | TEXT_VOICEMAN_06003_000080_ALPHINAUD | ええ……。 アヒワーン殿、状況を詳しく教えていただけますか? |
| 9 | 8 | TEXT_VOICEMAN_06003_000090_AWAHEEN | 昨夜のこと、悲鳴とも地鳴りともつかない音が、 島中に響き渡りました。 |
| 10 | 9 | TEXT_VOICEMAN_06003_000100_AWAHEEN | 間もなく空が燃えだした。 それに前後して、見たこともないような獣が現れ、 暴れはじめたのです。 |
| 11 | 10 | TEXT_VOICEMAN_06003_000110_AWAHEEN | ……いえ、この表現では正しくありませんね。 |
| 12 | 11 | TEXT_VOICEMAN_06003_000120_AWAHEEN | 人が突然、転じたのです。 恐るべき異形の獣に。 |
| 13 | 12 | TEXT_VOICEMAN_06003_000130_AWAHEEN | 異変は島のいたるところで起こっていますが、 ラザハンで最初に確認された、ひときわ強大な獣が、 とくに甚大な被害をもたらしている。 |
| 14 | 13 | TEXT_VOICEMAN_06003_000140_AWAHEEN | 我々はその個体を、神話に登場する人であり獣である神…… 「神獣」のまがいものであるとして、 「偽神獣」と名付けました。 |
| 15 | 14 | TEXT_VOICEMAN_06003_000150_AWAHEEN | 偽神獣は今、島の北側に回って暴れています。 これより星戦士団を送り込み、討伐を試みるところです。 |
| 16 | 15 | TEXT_VOICEMAN_06003_000160_ESTINIEN | ヴリトラの奴はどうしてるんだ。 |
| 17 | 16 | TEXT_VOICEMAN_06003_000170_AWAHEEN | 我々に先駆けて、単身、北側に向かわれました。 しかし…… |
| 18 | 17 | TEXT_VOICEMAN_06003_000180_AWAHEEN | ヴリトラ様は、偽神獣や獣たちが、 己の愛する領民であったことを心得ていらっしゃいます。 |
| 19 | 18 | TEXT_VOICEMAN_06003_000190_AWAHEEN | あのお方の慈悲深さが、命取りにならぬとよいのですが……。 |
| 20 | 19 | TEXT_VOICEMAN_06003_000200_ALPHINAUD | 状況はわかりました。 偽神獣の討伐作戦、是非、我々にも協力させてください。 |
| 21 | 20 | TEXT_VOICEMAN_06003_000210_AWAHEEN | なんと心強き申し出か……。 深く感謝いたします。 |
| 22 | 21 | TEXT_VOICEMAN_06003_000220_AWAHEEN | 星戦士団は、複数のルートで島の北側に向かっています。 いくつかの部隊が、ここイェドリマンの船着場から、 船で北上する予定です。 |
| 23 | 22 | TEXT_VOICEMAN_06003_000230_AWAHEEN | 「暁」の皆さんも、同様に船で北側にお送りします。 上陸地点には、鬱蒼とした密林が広がっている…… 偽神獣以外の獣たちに遭遇する可能性もあるでしょう。 |
| 24 | 23 | TEXT_VOICEMAN_06003_000240_AWAHEEN | どうか念入りに戦いのお仕度を。 私は船着場でお待ちしております。 |
| 25 | 24 | TEXT_VOICEMAN_06003_000250_ALISAIE | 準備ならぬかりないわ。 ……行きましょう。 |
| 26 | 25 | TEXT_VOICEMAN_06003_000260_FAKEGODBEAST | ウウウ…アウウ……! |
| 27 | 26 | TEXT_VOICEMAN_06003_000270_FAKEGODBEAST | アアアアアアッ |
| 28 | 27 | TEXT_VOICEMAN_06003_000280_FAKEGODBEAST | ショ……カイ……マモ……マ……マモル………… |
| 29 | 28 | TEXT_VOICEMAN_06003_000290_YSHTOLA | ああ……やっぱり……なんてことなの……! |
| 30 | 29 | TEXT_VOICEMAN_06003_000300_ALPHINAUD | ヤ・シュトラ……? |
| 31 | 30 | TEXT_VOICEMAN_06003_000310_YSHTOLA | そこに偽神獣がいて、今、消滅した…… そうなんでしょう? |
| 32 | 31 | TEXT_VOICEMAN_06003_000320_THANCRED | ああ、そのとおりだが…… まさか、お前には視えてなかったのか? |
| 33 | 32 | TEXT_VOICEMAN_06003_000330_YSHTOLA | 偽神獣も、ほかの人から転じた獣たちも、 視えないからこそ、視えていたわ。 |
| 34 | 33 | TEXT_VOICEMAN_06003_000340_YSHTOLA | ……ないのよ、エーテルが。 私の視界だと、空白になっているの。 |
| 35 | 34 | TEXT_VOICEMAN_06003_000350_ALPHINAUD | それは……どういう…………。 |
| 36 | 35 | TEXT_VOICEMAN_06003_000360_YSHTOLA | 月の監視者が言っていた言葉…… 古代人たちは、天脈が循環不全を起こしている場所から、 星が「腐り始めた」と見たという話……。 |
| 37 | 36 | TEXT_VOICEMAN_06003_000370_YSHTOLA | まさに、そのとおりだったんだわ。 人から獣に転じた瞬間に、エーテルが腐り落ちてしまうのよ。 |
| 38 | 37 | TEXT_VOICEMAN_06003_000380_YSHTOLA | 身体はもちろん、魂まで……なにひとつ残らずに……。 |
| 39 | 38 | TEXT_VOICEMAN_06003_000390_ALISAIE | で、でも、偽神獣は何か言ってるみたいだった……! 人だったころの想いが残ってるってことじゃないの!? |
| 40 | 39 | TEXT_VOICEMAN_06003_000400_YSHTOLA | そうね、完全に腐り果てるまでならば……。 けれどそれは、消えかけの残滓にすぎないわ。 |
| 41 | 40 | TEXT_VOICEMAN_06003_000410_ALISAIE | そんな……。 それじゃあ、もとには戻せないってこと……? |
| 42 | 41 | TEXT_VOICEMAN_06003_000420_YSHTOLA | 私たちの知っている方法では…… |
| 43 | 42 | TEXT_VOICEMAN_06003_000430_YSHTOLA | いえ、完全に「無」になってしまうのだもの。 恐らくどんな方法をもってしても、戻すことはできないわ。 |
| 44 | 43 | TEXT_VOICEMAN_06003_000440_GRAHATIA | 星海にすら、還れないのか……! |
| 45 | 44 | TEXT_VOICEMAN_06003_000450_VRITRA | 異形の獣たちの勢いが、衰えない……。 |
| 46 | 45 | TEXT_VOICEMAN_06003_000460_VRITRA | 偽神獣が、群れの長たる役目を持つならばあるいはと、 期待したのだが……。 |
| 47 | 46 | TEXT_VOICEMAN_06003_000470_VRITRA | もとは皆、サベネアの子だった……! どれだけこの牙に掛けなければならないのだ! |
| 48 | 47 | TEXT_VOICEMAN_06003_000480_AWAHEEN | ヴリトラ様、皆さん! よくぞご無事で! |
| 49 | 48 | TEXT_VOICEMAN_06003_000490_ESTINIEN | いいのか、竜の姿を見せて。 |
| 50 | 49 | TEXT_VOICEMAN_06003_000500_AWAHEEN | ええ、彼らは真実を知る、腹心たちです。 何よりも……この秘密はもはや、明かされなければならない。 |
| 51 | 50 | TEXT_VOICEMAN_06003_000510_AWAHEEN | 恐れながらヴリトラ様、 この悪夢の如き災厄を前にして、 ラザハンは悲鳴と慟哭に埋め尽くされております。 |
| 52 | 51 | TEXT_VOICEMAN_06003_000520_AWAHEEN | 今こそ、強き太守が必要なのです。 どうか真相を告げ、ヴリトラ様おんみずから、 民を率いてくださいませ……! |
| 53 | 52 | TEXT_VOICEMAN_06003_000530_VRITRA | 何を馬鹿げたことを…… 君が動転してどうする、アヒワーン。 |
| 54 | 53 | TEXT_VOICEMAN_06003_000540_VRITRA | この惨劇の中で、太守まで竜であったなどと言い出せば、 民をいっそうの混乱に叩き落とすだけだ。 |
| 55 | 54 | TEXT_VOICEMAN_06003_000550_VRITRA | 私はこのまま「太守の盟友たる竜」として、 獣たちを掃い続ける。 民に寄り添い、なだめるのは君の役目だ。 |
| 56 | 55 | TEXT_VOICEMAN_06003_000560_VRITRA | すまないが、「暁」の皆も、 アヒワーンに手を貸してやってほしい。 |
| 57 | 56 | TEXT_VOICEMAN_06003_000570_VRITRA | この事態を究明し、対策を立てるには、君たちの力が必要だ。 |
| 58 | 57 | TEXT_VOICEMAN_06003_000580_ESTINIEN | ……おい、天竜。 |
| 59 | 58 | TEXT_VOICEMAN_06003_000590_ESTINIEN | 俺を連れていけ。 空中戦にも、多少の自信はある。 |
| 60 | 59 | TEXT_VOICEMAN_06003_000600_VRITRA | 話を聞いていなかったのか? こちらは私ひとりでいい、 君たちは、アヒワーンを手伝ってくれ。 |
| 61 | 60 | TEXT_VOICEMAN_06003_000610_THANCRED | エスティニアン、受け取れ。 |
| 62 | 61 | TEXT_VOICEMAN_06003_000620_THANCRED | お前が面倒くさがって持とうとしなかった、 「暁」のリンクパールだ。 |
| 63 | 62 | TEXT_VOICEMAN_06003_000630_THANCRED | ヴリトラが別行動するっていうなら、連絡手段がいるだろう? それを持ったお前がついていれば、俺たちも助かる。 |
| 64 | 63 | TEXT_VOICEMAN_06003_000640_ESTINIEN | フッ |
| 65 | 64 | TEXT_VOICEMAN_06003_000650_ESTINIEN | ……だ、そうだ。 観念した方がよさそうだぞ、太守様。 |
| 66 | 65 | TEXT_VOICEMAN_06003_000660_VRITRA | ……加減はしない。 振り落とされても構わないなら、背に乗るがいい。 |
| 67 | 66 | TEXT_VOICEMAN_06003_000670_ESTINIEN | 上等だ。 さあ、とっとと空を制しに行くぞ。 |
| 68 | 67 | TEXT_VOICEMAN_06003_000680_AWAHEEN | 申し訳ございません。 ヴリトラ様のおっしゃるとおり、この事態を収めるため、 引き続きご協力いただけるでしょうか。 |
| 69 | 68 | TEXT_VOICEMAN_06003_000690_ALPHINAUD | もちろんです。 私たちは、そのためにこの地へ来たのですから。 |
| 70 | 69 | TEXT_VOICEMAN_06003_000700_AWAHEEN | 重ねて感謝を……。 ひとまずは、ラザハンの都まで戻るといたしましょう。 |
| 71 | 70 | TEXT_VOICEMAN_06003_000710_YSHTOLA | 来ていたのね。 そちらも話を聞いてこられたのかしら。 |
| 72 | 71 | TEXT_VOICEMAN_06003_000720_GRAHATIA | ああ、気になるところはおおよそな。 みんなの集めた情報とあわせて、意見をもらいたい。 |
| 73 | 72 | TEXT_VOICEMAN_06003_000730_ALPHINAUD | ちょうどいい頃合いだったようだね。 私たちも、ひとまわりしてこられたよ。 |
| 74 | 73 | TEXT_VOICEMAN_06003_000740_YSHTOLA | いいわ、じゃあ、あなたたちの報告からお願いできて? |
| 75 | 74 | TEXT_VOICEMAN_06003_000750_ALPHINAUD | ……つまり、偽神獣になってしまったカルザール氏は、 自身の商会のことで、深く思い悩んでいたわけだね。 |
| 76 | 75 | TEXT_VOICEMAN_06003_000760_ALISAIE | 私たちが聞いた範囲でも、異形の獣に転じた人は、 直前に強い不安を感じていたみたいだった。 |
| 77 | 76 | TEXT_VOICEMAN_06003_000770_ALISAIE | 獣に追い詰められた人や、 友達が獣になるのを見てしまった人…… そういう人たちが、連鎖的に転じていったそうよ。 |
| 78 | 77 | TEXT_VOICEMAN_06003_000780_ALPHINAUD | 獣に転じる条件は、不安や恐怖、絶望といった、 負の感情を抱くこと……やはりそれが有力だと思う。 |
| 79 | 78 | TEXT_VOICEMAN_06003_000790_YSHTOLA | ……だとしたら、いにしえの時代に起きた終末とも、 共通点が見えてくるわ。 |
| 80 | 79 | TEXT_VOICEMAN_06003_000800_YSHTOLA | 古代人たちは、創造魔法が暴発し、 意図せず恐怖を具現化していったと言ったでしょう? |
| 81 | 80 | TEXT_VOICEMAN_06003_000810_YSHTOLA | 単なる暴発だったら、 必ずしも恐ろしいと思うものばかりが創られないはず。 |
| 82 | 81 | TEXT_VOICEMAN_06003_000820_YSHTOLA | けれど、それもまた、 負の感情とだけ結びつく現象だったとすれば……? 今目の前で起きている災厄と、ひとつの線で繋がるわ。 |
| 83 | 82 | TEXT_VOICEMAN_06003_000830_ALPHINAUD | 過去と現在の終末には、相違点もある。 それが創造魔法に現れるか、人や生物そのものに現れるかだ。 |
| 84 | 83 | TEXT_VOICEMAN_06003_000840_ALPHINAUD | 理由はまだわからないが…… 古代人と私たちの最大の違いは、 分割された生命であるか否かだろう。 |
| 85 | 84 | TEXT_VOICEMAN_06003_000850_ALPHINAUD | そこに何か、効き方の違いのようなものがあるのかもしれない。 |
| 86 | 85 | TEXT_VOICEMAN_06003_000860_GRAHATIA | それからもうひとつ、気になる証言があったんだ。 |
| 87 | 86 | TEXT_VOICEMAN_06003_000870_GRAHATIA | カルザールは、空が燃えるよりも前に、 偽神獣に転じていたらしいんだよ。 |
| 88 | 87 | TEXT_VOICEMAN_06003_000880_ALISAIE | なんですって……? それが本当なら、かなりまずいんじゃない? |
| 89 | 88 | TEXT_VOICEMAN_06003_000890_ALISAIE | だって、目に見える終末の現象が起きていなくたって、 獣に転じる可能性があるってことでしょ。 |
| 90 | 89 | TEXT_VOICEMAN_06003_000900_ALISAIE | 今は大きな騒ぎが起きていない地域でも、 もしかしたら、もう……。 |
| 91 | 90 | TEXT_VOICEMAN_06003_000910_HANNISHMANA | 見ろ、太守様がいらっしゃったぞ! |
| 92 | 91 | TEXT_VOICEMAN_06003_000920_HANNISHBOYA | 太守様! |
| 93 | 92 | TEXT_VOICEMAN_06003_000930_HANNISHWOMANA | よかった… |
| 94 | 93 | TEXT_VOICEMAN_06003_000940_AWAHEEN | 皆、本当に、よくぞ無事でいてくれました。 |
| 95 | 94 | TEXT_VOICEMAN_06003_000950_AWAHEEN | 予断を許さない状況ですが、 ひとまず、ラザハン都市内で暴れていた獣は、 すべて排除できたそうです。 |
| 96 | 95 | TEXT_VOICEMAN_06003_000960_AWAHEEN | ほかの村落でも、星戦士団の皆や、 頼もしき味方である竜が奮闘してくれています。 |
| 97 | 96 | TEXT_VOICEMAN_06003_000970_AWAHEEN | どうか心を落ち着け、慌てることなく、 待機をお願いいたします。 |
| 98 | 97 | TEXT_VOICEMAN_06003_000980_HANNISHOLDWOMANA | 太守様、「パーラカの里」はどうなっているのでしょうか? |
| 99 | 98 | TEXT_VOICEMAN_06003_000990_HANNISHOLDWOMANA | 私の孫が、昨日あの村に出かけたきり、 まだ戻っていないのです……。 |
| 100 | 99 | TEXT_VOICEMAN_06003_001000_AWAHEEN | 私もまだ、報告を待っている状況です。 詳しいことがわかり次第、皆にも共有を…… |
| 101 | 100 | TEXT_VOICEMAN_06003_001010_MATSYA | (-????-)太守様……! たた、た、たいへんだす! |
| 102 | 101 | TEXT_VOICEMAN_06003_001020_AWAHEEN | あなたは……。 |
| 103 | 102 | TEXT_VOICEMAN_06003_001030_MATSYA | あ、オ、オラは、アキャーリのマトシャ。 漁師のマトシャだす。 |
| 104 | 103 | TEXT_VOICEMAN_06003_001040_THANCRED | お前は確か、最初にこの島に来たときに会った……。 |
| 105 | 104 | TEXT_VOICEMAN_06003_001050_MATSYA | あれ、あんた方どうして……。 |
| 106 | 105 | TEXT_VOICEMAN_06003_001060_MATSYA | い、いや、今は太守様が先だす! |
| 107 | 106 | TEXT_VOICEMAN_06003_001070_MATSYA | こんな不気味な空になったもんだから、 オラ、知り合いのことが心配で、 「パーラカの里」に向かったんだす。 |
| 108 | 107 | TEXT_VOICEMAN_06003_001080_MATSYA | そしたら、里のまわりに、 見たこともない怖ろしい化け物がいっぱいいて……! |
| 109 | 108 | TEXT_VOICEMAN_06003_001090_HANNISHOLDWOMANA | ああ……そんな……! |
| 110 | 109 | TEXT_VOICEMAN_06003_001100_HANNISHOLDWOMANA | 太守様、どうかすぐに助けを! 孫を救ってください……! |
| 111 | 110 | TEXT_VOICEMAN_06003_001110_AWAHEEN | もちろんそうします。 ですから、どうか落ち着いて…… |
| 112 | 111 | TEXT_VOICEMAN_06003_001120_HANNISHOLDWOMANA | 落ち着いていられますか……! あの恐ろしい化け物たちは、星戦士団の手練れでも、 簡単に引きちぎっていたんですよ!? |
| 113 | 112 | TEXT_VOICEMAN_06003_001130_HANNISHOLDWOMANA | 孫があれに襲われたら、ひとたまりも……! |
| 114 | 113 | TEXT_VOICEMAN_06003_001140_HANNISHOLDWOMANA | ああぁ……ヒトたマりモ……! |
| 115 | 114 | TEXT_VOICEMAN_06003_001150_YSHTOLA | まずいわ、皆、離れてッ! |
| 116 | 115 | TEXT_VOICEMAN_06003_001160_HANNISHOLDWOMANA | あああ、うう、あぁぁぁぁ! |
| 117 | 116 | TEXT_VOICEMAN_06003_001170_HANNISHWOMANA | い、嫌ぁぁぁぁぁッ!! |
| 118 | 117 | TEXT_VOICEMAN_06003_001180_THANCRED | クソッ、とにかく獣を抑え込む! |
| 119 | 118 | TEXT_VOICEMAN_06003_001190_YSHTOLA | あなたたちは、逃げる人の救援を優先して! |
| 120 | 119 | TEXT_VOICEMAN_06003_001200_HANNISHMANA | 逃げるぞ、早く! |
| 121 | 120 | TEXT_VOICEMAN_06003_001210_HANNISHBOYA | あっ |
| 122 | 121 | TEXT_VOICEMAN_06003_001220_HANNISHBOYA | あ……あぁ……や……! |
| 123 | 122 | TEXT_VOICEMAN_06003_001230_HANNISHBOYA | ワアアアア! |
| 124 | 123 | TEXT_VOICEMAN_06003_001240_HANNISHBOYA | オトー……サ……ァァ…… |
| 125 | 124 | TEXT_VOICEMAN_06003_001242_AWAHEEN | ハッ |
| 126 | 125 | TEXT_VOICEMAN_06003_001244_AWAHEEN | ヤッ |
| 127 | 126 | TEXT_VOICEMAN_06003_001246_AWAHEEN | グアァッ |
| 128 | 127 | TEXT_VOICEMAN_06003_001250_AWAHEEN | ヴリトラ様を、ラザハンを……どうか……! |
| 129 | 128 | TEXT_VOICEMAN_06003_001260_HANNISHMANA | あ、お、俺の息子が……太守様が……ッ! |
| 130 | 129 | TEXT_VOICEMAN_06003_001270_GRAHATIA | しっかりしろッ! ふたりのために、あんたは逃げ延びるんだ! |
| 131 | 130 | TEXT_VOICEMAN_06003_001275_HANNISHMANA | フー |
| 132 | 131 | TEXT_VOICEMAN_06003_001280_GRAHATIA | そう、大丈夫……大丈夫だ……。 |
| 133 | 132 | TEXT_VOICEMAN_06003_001290_GRAHATIA | すー、はぁ… |
| 134 | 133 | TEXT_VOICEMAN_06003_001300_GRAHATIA | 皆、前を向いて胸を張れ! |
| 135 | 134 | TEXT_VOICEMAN_06003_001310_GRAHATIA | 恐れることはない、この獣は、私たちで打ち倒せる! |
| 136 | 135 | TEXT_VOICEMAN_06003_001320_GRAHATIA | 星戦士団は、ヤ・シュトラとサンクレッドの支援を。 獣をこの広場から出さないことだけ考えろ! |
| 137 | 136 | TEXT_VOICEMAN_06003_001330_GRAHATIA | ほかの者は、近くの者とともに退避だ! 怪我をしている者がいたら手を貸して、 建物の中か、下層に向かうように。 |
| 138 | 137 | TEXT_VOICEMAN_06003_001340_GRAHATIA | 焦る必要はない。 獣たちに、決して皆を追わせはしないッ! |
| 139 | 138 | TEXT_VOICEMAN_06003_001350_THANCRED | アルフィノ! アリゼー! ここは俺たちで片づける、お前たちは「パーラカの里」に行け! |
| 140 | 139 | TEXT_VOICEMAN_06003_001360_THANCRED | マトシャ、そいつらを里まで案内してやってくれ! 必ず力になってくれる! |
| 141 | 140 | TEXT_VOICEMAN_06003_001370_MATSYA | わ、わかった……! |
| 142 | 141 | TEXT_VOICEMAN_06003_001380_GRAHATIA | あんたも行ってやってくれ。 |
| 143 | 142 | TEXT_VOICEMAN_06003_001390_GRAHATIA | オレたちで救うんだ……ひとりでも多く! |
| 144 | 143 | TEXT_VOICEMAN_06003_001400_SYSTEM_NONE_VOICE | 一方 サベネア島 上空―― |
| 145 | 144 | TEXT_VOICEMAN_06003_001410_ESTINIEN | 飛行型は、あらかた倒せたみたいだな。 |
| 146 | 145 | TEXT_VOICEMAN_06003_001420_ESTINIEN | ……ああ、俺だ。 そっちの状況はどうなってる? |
| 147 | 146 | TEXT_VOICEMAN_06003_001430_ESTINIEN | そうか……。 了解した、ヴリトラにも伝える。 それじゃあな。 |
| 148 | 147 | TEXT_VOICEMAN_06003_001440_ESTINIEN | 一度は落ち着きを見せたラザハンで、 再び、大規模な獣化があったそうだ。 |
| 149 | 148 | TEXT_VOICEMAN_06003_001450_ESTINIEN | その最中で、住民をかばって、アヒワーンが死んだ。 |
| 150 | 149 | TEXT_VOICEMAN_06003_001460_VRITRA | ああ… |
| 151 | 150 | TEXT_VOICEMAN_06003_001470_ESTINIEN | うちの連中と兵士たちが今、混乱を収めようとしているらしい。 |
| 152 | 151 | TEXT_VOICEMAN_06003_001480_ESTINIEN | 一方で、パーラカの里も獣に襲われているという報告があった。 それで、戦力を分けて対応中だそうだ。 |
| 153 | 152 | TEXT_VOICEMAN_06003_001490_ESTINIEN | あとは、人が獣に転じる条件にも予測がついたと。 あいつらが言うには…… |
| 154 | 153 | TEXT_VOICEMAN_06003_001500_VRITRA | 恐怖や絶望がきっかけとなる……まるで悪夢ではないか。 |
| 155 | 154 | TEXT_VOICEMAN_06003_001510_VRITRA | そのくせ覚めもしないとは。 サベネアの子らには、見合う咎などなかろうに……! |
| 156 | 155 | TEXT_VOICEMAN_06003_001520_ESTINIEN | そう思うなら…… あいつらを護りたいのなら、決断すべきじゃないか? |
| 157 | 156 | TEXT_VOICEMAN_06003_001530_ESTINIEN | ラザハンは今、太守を欠いている。 アヒワーンの望んだとおり、お前の正体を明かすかどうか、 決めるべきときだ。 |
| 158 | 157 | TEXT_VOICEMAN_06003_001540_VRITRA | ……明かしてどうなる。 所詮、ヒトと竜は違うものだ。 |
| 159 | 158 | TEXT_VOICEMAN_06003_001550_VRITRA | この爪は、少しの力でヒトを切り裂く。 この顎もまた、君たちを易々と噛み砕くだろう。 |
| 160 | 159 | TEXT_VOICEMAN_06003_001560_VRITRA | 関わり合ってこられたのは、ヒトを模した身躯があってこそだ。 そうでなければ、恐怖を与えるだけ…… 異形の獣と、なんら変わりはないだろう。 |
| 161 | 160 | TEXT_VOICEMAN_06003_001570_ESTINIEN | そうだな……。 |
| 162 | 161 | TEXT_VOICEMAN_06003_001580_ESTINIEN | 人と竜は違う。 だからフレースヴェルグと聖女シヴァは、 生きながら添い遂げられなかったと聞く。 |
| 163 | 162 | TEXT_VOICEMAN_06003_001590_ESTINIEN | 人は竜を畏れて過ちを犯し、 あまりに長い竜詩戦争が始まった……。 |
| 164 | 163 | TEXT_VOICEMAN_06003_001600_ESTINIEN | その中で、ニーズヘッグは、俺の故郷を壊滅させた。 |
| 165 | 164 | TEXT_VOICEMAN_06003_001610_ESTINIEN | 俺もまた、あいつの眷属を……あらゆる竜を屠った。 人は誰しも、人命を奪うことを悪としながら、 竜の命を奪うことには躊躇がなかったのさ。 |
| 166 | 165 | TEXT_VOICEMAN_06003_001620_ESTINIEN | ……だが、本当にそれだけだったなら、 氷の巫女はフレースヴェルグの背に乗ってこなかった。 |
| 167 | 166 | TEXT_VOICEMAN_06003_001630_ESTINIEN | 竜の眼を託された英雄が、 竜詩戦争を終結に導くこともなかった。 |
| 168 | 167 | TEXT_VOICEMAN_06003_001640_ESTINIEN | 俺がこの槍を持ち続けていることも、 それを星のために振るうこともなかったはずだ。 |
| 169 | 168 | TEXT_VOICEMAN_06003_001650_ESTINIEN | 俺はアヒワーンの考えなんぞわからん。 だが、長年、お前と民を繋ぐ役目を果たしてきたんだろう。 |
| 170 | 169 | TEXT_VOICEMAN_06003_001660_ESTINIEN | そんな男が、この窮地にこそ願い出たんだ。 あいつは信じていたんじゃないか? |
| 171 | 170 | TEXT_VOICEMAN_06003_001670_ESTINIEN | お前と民がうまくやっていけることも、 それこそが、ラザハンに明日を引き寄せることも。 |
| 172 | 171 | TEXT_VOICEMAN_06003_001680_ESTINIEN | 新手が来たか……。 |
| 173 | 172 | TEXT_VOICEMAN_06003_001690_VRITRA | ……こちらの準備は万全だ。 |
| 174 | 173 | TEXT_VOICEMAN_06003_001700_ESTINIEN | 正念場だな、ヴリトラ。 さあ、蹴散らすぞ! |
| 175 | 174 | TEXT_VOICEMAN_06003_001710_ALPHINAUD | 大丈夫、じきに痛みも引きます。 |
| 176 | 175 | TEXT_VOICEMAN_06003_001720_MATSYA | 誰か、メヴァンを見てないだすか? |
| 177 | 176 | TEXT_VOICEMAN_06003_001730_MATSYA | ここにもいないか……。 |
| 178 | 177 | TEXT_VOICEMAN_06003_001740_ALISAIE | ひとまわりしてきたけど、 もう獣も隠れてる人もいなかったわ。 |
| 179 | 178 | TEXT_VOICEMAN_06003_001750_ALPHINAUD | ふたりとも、おつかれさま。 手当ての方も終わったところだよ。 |
| 180 | 179 | TEXT_VOICEMAN_06003_001760_PALAKASMAN | 俺たち、これからどうなるんだ……? |
| 181 | 180 | TEXT_VOICEMAN_06003_001770_PALAKASWOMANA | 島の外から、きっと助けがきてくれるよ。 しばらくここには戻れなくなるかもしれないけど、 いつかはまた……。 |
| 182 | 181 | TEXT_VOICEMAN_06003_001780_PALAKASMAN | ほかの国は無事なのか? |
| 183 | 182 | TEXT_VOICEMAN_06003_001790_PALAKASWOMANA | それは、わからないけど……。 |
| 184 | 183 | TEXT_VOICEMAN_06003_001800_PALAKASWOMANB | 二度ともとになんて戻らないわよ! どこに逃げたって、何もかも手遅れ! |
| 185 | 184 | TEXT_VOICEMAN_06003_001810_PALAKASWOMANB | だって、もう……あたしの家族は、みんな……ッ! |
| 186 | 185 | TEXT_VOICEMAN_06003_001820_PALAKASWOMANB | うっ、ううう |
| 187 | 186 | TEXT_VOICEMAN_06003_001830_ALISAIE | まずいわ……。 どうにか気を紛らわしてもらわないと、 今度はこの人たちが……! |
| 188 | 187 | TEXT_VOICEMAN_06003_001840_MATSYA | み、みんな! ここは、その、プルシャ寺院だす! |
| 189 | 188 | TEXT_VOICEMAN_06003_001850_MATSYA | だから、あの、本物の神獣様と繋がってて…… つらいことに負けたくなければ、訓えを思い浮かべるんだす! |
| 190 | 189 | TEXT_VOICEMAN_06003_001860_MATSYA | そう、「神々の最初の訓え」だす! この島のみんななら、悲しいときや苦しいとき、 いつも唱えてきたはずだす……! |
| 191 | 190 | TEXT_VOICEMAN_06003_001870_PALAKASWOMANA | ……産まれし者よ聞け。 生とはただ美しきものにあらず。 |
| 192 | 191 | TEXT_VOICEMAN_06003_001880_PALAKASWOMANA | 生ける者は苦痛を知り、災難を知り、絶望を知る。 あらゆる辛苦は降りかかり続ける。 |
| 193 | 192 | TEXT_VOICEMAN_06003_001890_PALAKASOLDMAN | 焼けた道を行けど褒賞はなく、 道の傍らにはいつも、死が口を開いている。 |
| 194 | 193 | TEXT_VOICEMAN_06003_001900_PALAKASOLDMAN | それらはお前を恐れさせ、嘆かせ、苛み、悩ませるだろう……。 |
| 195 | 194 | TEXT_VOICEMAN_06003_001910_PALAKASMAN | だが、目を閉じてはならぬ。 かくのごとき生を見据えよ。 |
| 196 | 195 | TEXT_VOICEMAN_06003_001920_PALAKASMAN | お前を打ちのめしている辛苦は、 しかし、お前を弱くはしていない。 |
| 197 | 196 | TEXT_VOICEMAN_06003_001930_PALAKASWOMANB | ひとつひとつが、焼けた鉄に振り下ろされる、鎚に似て…… |
| 198 | 197 | TEXT_VOICEMAN_06003_001940_PALAKASWOMANB | お前を、強き……強き剣と、成すだろう……。 |
| 199 | 198 | TEXT_VOICEMAN_06003_001950_PALAKASOLDMAN | ありがとうよ。 こういうときこそ、忘れちゃならんの。 |
| 200 | 199 | TEXT_VOICEMAN_06003_001960_PALAKASOLDMAN | あなた方も、助けてくださってありがとうございました。 |
| 201 | 200 | TEXT_VOICEMAN_06003_001970_PALAKASOLDMAN | まだ、メヴァンが見つかっていないのでしょう? わしらは里まで帰れますので、 どうか彼女たちを、探してやってください。 |
| 202 | 201 | TEXT_VOICEMAN_06003_001980_ALPHINAUD | わかりました。 道中の獣も掃ってはありますが、くれぐれもお気をつけて。 こんな状況ですから、仲間と離れずにお待ちください。 |
| 203 | 202 | TEXT_VOICEMAN_06003_001990_ALISAIE | みんなに声をかけてくれて、ありがとう。 さっきのが、あなたたちの大事にしてる教訓なのね。 |
| 204 | 203 | TEXT_VOICEMAN_06003_002000_MATSYA | そう、知恵と力を持った神獣様が、 人生の最初に授けてくださったという訓えだす。 |
| 205 | 204 | TEXT_VOICEMAN_06003_002010_MATSYA | オラは、その、すぐウジウジしちゃうから…… 怒られたり、嫌なことがあったり、 不漁のときなんかにも、ずっと繰り返してるんだす。 |
| 206 | 205 | TEXT_VOICEMAN_06003_002020_ALISAIE | いい言葉だった、私まで強さをもらった気がしたわ。 とても厳しい話でもあったけどね。 |
| 207 | 206 | TEXT_VOICEMAN_06003_002030_MATSYA | 生きてみると、実際そんなもんだす。 大変なことの方が多いって最初に訓えてもらえるから、 備えられるし、嬉しいときはたくさん歓べるんだす! |
| 208 | 207 | TEXT_VOICEMAN_06003_002040_ALPHINAUD | なるほど、そのとおりかもしれないね。 |
| 209 | 208 | TEXT_VOICEMAN_06003_002050_HYDAELYN | (-ハイデリン-)暗闇のうちに、歓びを探すのです。 絶望に目を凝らし、哀しみを掻き分け、 前へと歩み続けた者だけが、その真なる輝きを得る……。 |
| 210 | 209 | TEXT_VOICEMAN_06003_002060_ALISAIE | さあて、気合も入ったことだし、 引き続きメヴァンさんを探さないと…… |
| 211 | 210 | TEXT_VOICEMAN_06003_002070_ALISAIE | 今のは……誰かが追われてた……!? |
| 212 | 211 | TEXT_VOICEMAN_06003_002080_MATSYA | あれは…… 遠いけど間違いない、メヴァンだす! |
| 213 | 212 | TEXT_VOICEMAN_06003_002090_MEHVAN | 来ないで……! |
| 214 | 213 | TEXT_VOICEMAN_06003_002095_MEHVAN | フッ |
| 215 | 214 | TEXT_VOICEMAN_06003_002100_ALISAIE | くっ |
| 216 | 215 | TEXT_VOICEMAN_06003_002110_MEHVAN | ガッ |
| 217 | 216 | TEXT_VOICEMAN_06003_002120_MATSYA | ああ……そんな……ッ! |
| 218 | 217 | TEXT_VOICEMAN_06003_002130_ALISAIE | ダメ、身体が冷たいままだわ……! |
| 219 | 218 | TEXT_VOICEMAN_06003_002140_ALPHINAUD | 外傷はない……意識も戻っている……。 ただ、生命力が低下してるんだ。 |
| 220 | 219 | TEXT_VOICEMAN_06003_002150_ALPHINAUD | これ以上は治癒魔法をかけるよりも、 里に戻って着替えや手当てをした方がいい。 急ごう……! |
| 221 | 220 | TEXT_VOICEMAN_06003_002160_ALPHINAUD | こんなときに……! |
| 222 | 221 | TEXT_VOICEMAN_06003_002170_ALISAIE | マトシャ、この子を預かって。 |
| 223 | 222 | TEXT_VOICEMAN_06003_002180_ALPHINAUD | ……この遺跡の周辺に潜んでいた獣が、 騒ぎでこちらに気づいたか。 とすれば、まだ増える可能性もある。 |
| 224 | 223 | TEXT_VOICEMAN_06003_002190_ALPHINAUD | 時間がない……。 マトシャ、君はその子を連れて里まで走れるかい? |
| 225 | 224 | TEXT_VOICEMAN_06003_002200_MATSYA | そ、そりゃあできなくもないけど、 オラひとりでなんて、そんな……! |
| 226 | 225 | TEXT_VOICEMAN_06003_002210_ALISAIE | 獣を引き連れて里の方へはいけないわ。 こいつらは、私たちがここで必ず倒す。 |
| 227 | 226 | TEXT_VOICEMAN_06003_002220_ALISAIE | だからあなたも…… 勇気を出して、その子を救って! |
| 228 | 227 | TEXT_VOICEMAN_06003_002230_MATSYA | わ、わかった! オラ、先に里へ戻る……! |
| 229 | 228 | TEXT_VOICEMAN_06003_002240_ALISAIE | それじゃあ、私たちで隙を作る。 行って、マトシャ! |
| 230 | 229 | TEXT_VOICEMAN_06003_002250_MATSYA | ハァ、ハァ |
| 231 | 230 | TEXT_VOICEMAN_06003_002260_MATSYA | 落ち着け……怖がっちゃダメだす……! |
| 232 | 231 | TEXT_VOICEMAN_06003_002270_MATSYA | そんな! ああ、どうすれば……! |
| 233 | 232 | TEXT_VOICEMAN_06003_002280_MATSYA | 怖くない……怖くない……怖くない……ッ! |
| 234 | 233 | TEXT_VOICEMAN_06003_002290_MATSYA | 生ける者は苦痛を知り、災難を知り……。 |
| 235 | 234 | TEXT_VOICEMAN_06003_002300_MATSYA | 道の傍らにはいつも、死が口を開いている……! |
| 236 | 235 | TEXT_VOICEMAN_06003_002310_MATSYA | ひっ |
| 237 | 236 | TEXT_VOICEMAN_06003_002320_MATSYA | い、嫌だ……怖くない! 怖くない! 怖くないってば! |
| 238 | 237 | TEXT_VOICEMAN_06003_002330_MATSYA | うわああああッ! |
| 239 | 238 | TEXT_VOICEMAN_06003_002340_MATSYA | お前を打ちのめしている辛苦は…… しかし、お前を弱くはしていない……! |
| 240 | 239 | TEXT_VOICEMAN_06003_002350_MATSYA | 焼けた鉄に振り下ろされる鎚に似て、 お前を、強き剣と…… |
| 241 | 240 | TEXT_VOICEMAN_06003_002360_MATSYA | 強き……剣と………… |
| 242 | 241 | TEXT_VOICEMAN_06003_002370_MATSYA | あぁ… |
| 243 | 242 | TEXT_VOICEMAN_06003_002380_MATSYA | え……? |
| 244 | 243 | TEXT_VOICEMAN_06003_002390_MATSYA | かみさま……? |
| 245 | 244 | TEXT_VOICEMAN_06003_002400_VRITRA | ……いいや。 だが、君たちを護る者だ。 |
| 246 | 245 | TEXT_VOICEMAN_06003_002410_MATSYA | 助けて……この子を助けてあげてください……! |
| 247 | 246 | TEXT_VOICEMAN_06003_002420_MATSYA | ケラシャフとメヴァンの、大事な、大事な子なんだ……! |
| 248 | 247 | TEXT_VOICEMAN_06003_002430_ESTINIEN | どうやら、そんなチビでも、お前が何だかわかるらしいな。 |
| 249 | 248 | TEXT_VOICEMAN_06003_002440_VRITRA | よくがんばってくれた。 ひとまず、パーラカの里まで送ろう。 |
| 250 | 249 | TEXT_VOICEMAN_06003_002450_ESTINIEN | フッ |
| 251 | 250 | TEXT_VOICEMAN_06003_002460_ESTINIEN | となれば、あとは相棒たちだが…… まあ、空から見たあの様子なら、俺が出るまでもなさそうだ。 |
| 252 | 251 | TEXT_VOICEMAN_06003_002470_ALISAIE | これで、ここは片づいたわね。 急いでマトシャを追いかけないと……。 |
| 253 | 252 | TEXT_VOICEMAN_06003_Q1_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 254 | 253 | TEXT_VOICEMAN_06003_A1_000_001_NONE_VOICE | 多分、大丈夫だと思う |
| 255 | 254 | TEXT_VOICEMAN_06003_A1_000_002_NONE_VOICE | 空から降っていくのが見えた |
| 256 | 255 | TEXT_VOICEMAN_06003_002480_ALISAIE | どういうこと? 追わなくていいの? |
| 257 | 256 | TEXT_VOICEMAN_06003_002490_ALISAIE | 空からって……何が? |
| 258 | 257 | TEXT_VOICEMAN_06003_002500_ESTINIEN | よう、ずいぶんと盛況だったみたいだな。 |
| 259 | 258 | TEXT_VOICEMAN_06003_002510_ALPHINAUD | エスティニアン! そうか、君がマトシャの援護を? |
| 260 | 259 | TEXT_VOICEMAN_06003_002520_ESTINIEN | こっちの助けに向かおうって決めたのも、 走っていくあいつを見つけたのも、ヴリトラだ。 今は、里まで送り届けてる。 |
| 261 | 260 | TEXT_VOICEMAN_06003_002530_ALPHINAUD | ヴリトラが人の前に……。 彼は、大きな決断をしたのだね。 |
| 262 | 261 | TEXT_VOICEMAN_06003_002540_ESTINIEN | まあな。 お前たちも、このまま合流するか? |
| 263 | 262 | TEXT_VOICEMAN_06003_002550_ALISAIE | 待って、そのまえにひとつだけ。 |
| 264 | 263 | TEXT_VOICEMAN_06003_002560_ALISAIE | ……メヴァンさんを引き上げてあげたいの。 しっかり抱いていてくれたおかげで、 赤ちゃん、大丈夫だったって言ってあげなきゃ。 |
| 265 | 264 | TEXT_VOICEMAN_06003_002570_ALISAIE | それで、せめて遺体を旦那さんのところに……。 手伝ってもらっても、いい? |
| 266 | 265 | TEXT_VOICEMAN_06003_002580_HANNISHMANB | おい、誰か出てきたぞ! |
| 267 | 266 | TEXT_VOICEMAN_06003_002590_VARSHAHN | みなさん、よくお集まりくださいました。 |
| 268 | 267 | TEXT_VOICEMAN_06003_002600_VARSHAHN | 今日は、すべてのラザハンの民に、大切な話があります。 ……それにあたって、ひとつ、お願いをさせてください。 |
| 269 | 268 | TEXT_VOICEMAN_06003_002610_VARSHAHN | これより現れる者を、どうか恐れないでほしい。 決して、みなさんを傷つけるものではないのです。 |
| 270 | 269 | TEXT_VOICEMAN_06003_002620_HANNISHMANB | わかった。 こんな状況だ、今更誰が出てこようが驚かねぇよ。 |
| 271 | 270 | TEXT_VOICEMAN_06003_002630_VARSHAHN | ありがとう……。 |
| 272 | 271 | TEXT_VOICEMAN_06003_002640_HANNISHOLDWOMANB | 竜だわ! |
| 273 | 272 | TEXT_VOICEMAN_06003_002650_HANNISHBOYB | すげーっ! |
| 274 | 273 | TEXT_VOICEMAN_06003_002660_VRITRA | ラザハンの皆よ、私はヴリトラ…… いにしえよりこの島に棲む竜だ。 |
| 275 | 274 | TEXT_VOICEMAN_06003_002670_VRITRA | 私を、太守の盟友として知る者も少なくないだろう。 そのことについて、真実を今、明かしたい。 |
| 276 | 275 | TEXT_VOICEMAN_06003_002680_GRAHATIA | 受け入れてもらえるといいな。 |
| 277 | 276 | TEXT_VOICEMAN_06003_002690_HANNISHMANB | すると、あんたが、 建国以来の本当の太守様だったってことか……! |
| 278 | 277 | TEXT_VOICEMAN_06003_002700_HANNISHBOYB | ヴァルシャン……じゃなくてヴリトラ様は、 やっぱり、真眼でなんでもお見通しなのか? |
| 279 | 278 | TEXT_VOICEMAN_06003_002710_VRITRA | ……いいや、私はラザハンのすべての歴史を見てきたが、 その未来まで見通せるわけではない。 |
| 280 | 279 | TEXT_VOICEMAN_06003_002720_VRITRA | 我らがサベネア島は、今、未曽有の災厄に脅かされている。 |
| 281 | 280 | TEXT_VOICEMAN_06003_002730_VRITRA | 皆はいちじつにして友を、仲間を、愛する者を喪い、 私もまた、民と良き理解者を喪った……。 |
| 282 | 281 | TEXT_VOICEMAN_06003_002740_VRITRA | 彼は……アヒワーンは、本当に真摯な男だった。 ラザハンを愛し、偽りなく太守であった。 |
| 283 | 282 | TEXT_VOICEMAN_06003_002750_VRITRA | 今日まで皆の前に姿を現すことさえできなかった私が、 彼ほどの信頼を得ることは難しいだろう。 |
| 284 | 283 | TEXT_VOICEMAN_06003_002760_VRITRA | しかし、私は、ラザハンをここで終わらせたくはない…… |
| 285 | 284 | TEXT_VOICEMAN_06003_002770_VRITRA | あの市の賑わいや、行き交うヒトの活気。 街の彩りは、ここに生きた者たちが、 時と世代を超えて塗り重ねてきたものだ。 |
| 286 | 285 | TEXT_VOICEMAN_06003_002780_VRITRA | ひとり暗い洞窟で眠ってきた私にとって、 それはとても奇妙で、強烈で……鮮やかな歓びだった。 |
| 287 | 286 | TEXT_VOICEMAN_06003_002790_VRITRA | この災厄ですでに多くのものを失くしたが、 君たちが生きているかぎり、 多彩なる都、ラザハンは続くのだ。 |
| 288 | 287 | TEXT_VOICEMAN_06003_002800_VRITRA | 私にそれを、君たちを護らせてくれ。 |
| 289 | 288 | TEXT_VOICEMAN_06003_002810_VRITRA | そして、見通すことさえできないこの難局を乗り切るために、 どうか皆の力を貸してほしい。 |
| 290 | 289 | TEXT_VOICEMAN_06003_002820_HANNISHOLDWOMANB | ヴリトラ様、真実を話してくださって、 ありがとうございました。 |
| 291 | 290 | TEXT_VOICEMAN_06003_002830_HANNISHOLDWOMANB | 私たちなら、きっと苦難を越えられます。 人たるマヌシャの神々と、獣たるムリガの神々があわさって、 平和な時代が創られたように……。 |
| 292 | 291 | TEXT_VOICEMAN_06003_002840_ALPHINAUD | この光景をイゼルが見たなら、きっと喜んだことだろうね。 |
| 293 | 292 | TEXT_VOICEMAN_06003_002850_ESTINIEN | …………かもな。 |
| 294 | 293 | TEXT_VOICEMAN_06003_002860_FOURCHENAULT | ……失礼、太守殿はおられるか。 |
| 295 | 294 | TEXT_VOICEMAN_06003_002870_ALISAIE | お父様……!? |
| 296 | 295 | TEXT_VOICEMAN_06003_002880_FOURCHENAULT | 皆、此度の災厄で、お力落としのことと存じ上げる。 しかし、どうか気を強く持っていただきたい。 |
| 297 | 296 | TEXT_VOICEMAN_06003_002890_FOURCHENAULT | 私はシャーレアンの哲学者議会を代表し、 ラザハンの人々を救うすべを提示しにきたのだ。 |
| 298 | 297 | TEXT_VOICEMAN_06003_002900_FOURCHENAULT | 火急の事態にて、予告もなく申し訳ない。 だが、一刻も早く太守殿に取り次いではいただけないだろうか。 |
| 299 | 298 | TEXT_VOICEMAN_06003_002910_VRITRA | 今は、私が太守だ。 用件を聞かせてもらおう。 |
| 300 | 299 | TEXT_VOICEMAN_06003_002920_FOURCHENAULT | ……これはとんだご無礼を。 では改めて貴殿に、この「終末」と呼ばれる災厄について、 お伝えいたしましょう。 |
| 301 | 300 | TEXT_VOICEMAN_06003_002930_FOURCHENAULT | 終末は星のすべてを蝕む病のようなもの。 不幸にもサベネア島の周辺が最初の事例となり、 今後、被害は世界全土へと拡大していくでしょう。 |
| 302 | 301 | TEXT_VOICEMAN_06003_002940_FOURCHENAULT | 哲学者議会は、遡ること数百年前、 この災厄についての予言を聞いた……。 |
| 303 | 302 | TEXT_VOICEMAN_06003_002950_FOURCHENAULT | 以来、終末がすべてを呑み込む日に備え、 この星から脱出する計画を進めてきたのです。 |
| 304 | 303 | TEXT_VOICEMAN_06003_002960_HANNISHMANB | 星からの脱出だと!? そ、そんな馬鹿げたこと……! |
| 305 | 304 | TEXT_VOICEMAN_06003_002970_FOURCHENAULT | 決して夢物語などではない。 |
| 306 | 305 | TEXT_VOICEMAN_06003_002980_FOURCHENAULT | エオルゼアにおける第七霊災を機に、 赤き月とされていたダラガブが、 古代アラグ文明の遺産だと知った方も多いはず。 |
| 307 | 306 | TEXT_VOICEMAN_06003_002990_FOURCHENAULT | なれば、白き月は? |
| 308 | 307 | TEXT_VOICEMAN_06003_003000_FOURCHENAULT | あれこそが、我々の同胞によって築かれた切り札…… 我々や貴殿らを終末から救い出す、天往く船なのです。 |
| 309 | 308 | TEXT_VOICEMAN_06003_003010_FOURCHENAULT | シャーレアンは、船を独占したりはしない。 世界中の人々を、可能なかぎり救いたいと考えています。 |
| 310 | 309 | TEXT_VOICEMAN_06003_003020_FOURCHENAULT | かねてより親交が深い、ラザハンの皆様も然り。 急場につき、いくらか例外の対応は必要になりましょうが、 必ずや月へお送りいたしましょう。 |
| 311 | 310 | TEXT_VOICEMAN_06003_003030_VRITRA | ……哲学者議会との付き合いは短くない。 君たちが断言するのだから、世迷言ではないのだろう。 |
| 312 | 311 | TEXT_VOICEMAN_06003_003040_VRITRA | しかし、その選択、本当に分があるのか? 我が父に「最後に残った希望」と言わしめたこの星を捨て、 皆の未来を築ける算段が? |
| 313 | 312 | TEXT_VOICEMAN_06003_003050_FOURCHENAULT | それをご説明するために、こうして私が参ったのです。 答えられる疑問には、すべてお答えしましょう。 |
| 314 | 313 | TEXT_VOICEMAN_06003_003060_FOURCHENAULT | もっとも、民のためを思うのであれば、 迷っておられる時間はないかと存じますが。 |
| 315 | 314 | TEXT_VOICEMAN_06003_003070_VRITRA | ……彼らをメーガドゥータ宮へ。 客人として、丁重に案内してほしい。 |
| 316 | 315 | TEXT_VOICEMAN_06003_003080_VRITRA | 大丈夫、君たちが望む道を選べるような決断をしよう。 |
| 317 | 316 | TEXT_VOICEMAN_06003_003090_VRITRA | 私とアヒワーンが信頼を寄せる者たちによれば、 獣への変化を引き起こすのは、不安や絶望といった心らしい。 |
| 318 | 317 | TEXT_VOICEMAN_06003_003100_VRITRA | だからどうか案じずに、 できることなら普段どおりに過ごしながら、 連絡を待ってほしい。 |
| 319 | 318 | TEXT_VOICEMAN_06003_003110_HANNISHBOYB | ……わかったよ。 がんばってね、ヴリトラ様。 |
| 320 | 319 | TEXT_VOICEMAN_06003_003120_NIDHANA | あっ、よかった、まだいてくれて! |
| 321 | 320 | TEXT_VOICEMAN_06003_003130_ALISAIE | ニッダーナ? どうしたの、まさかまたパーラカの里が……! |
| 322 | 321 | TEXT_VOICEMAN_06003_003140_NIDHANA | ううん、そうじゃなくて、 ちょっと思いついたことがあって確かめにきたの。 |
| 323 | 322 | TEXT_VOICEMAN_06003_003150_NIDHANA | 人が獣に転じるとき、エーテルが消失する…… なら、あの獣はなんで活動できているのかって、考えてたんだ。 |
| 324 | 323 | TEXT_VOICEMAN_06003_003160_NIDHANA | 単純に考えれば、エーテルに代わる活力があるはず。 そのときふとね、最近キミたちと、 エーテルとは異なる力の話をしたなって思い出したんだ。 |
| 325 | 324 | TEXT_VOICEMAN_06003_003170_YSHTOLA | 確か……アーカーシャ、だったかしら。 目には見えない、天より下りし力…… |
| 326 | 325 | TEXT_VOICEMAN_06003_003180_YSHTOLA | 想いが動かす力……! |
| 327 | 326 | TEXT_VOICEMAN_06003_003190_NIDHANA | そう、負の感情によってアーカーシャが動かされ、 人を獣に変えたり、エーテルもなしに活動させてる…… そんな可能性もあるんじゃないかって。 |
| 328 | 327 | TEXT_VOICEMAN_06003_003200_NIDHANA | ねえ、まだあの花を持ってる? |
| 329 | 328 | TEXT_VOICEMAN_06003_003210_NIDHANA | ……その花が、 周囲の人の想いによって動いたアーカーシャを捉え、 それによって輝きを変えていたのだとしたら。 |
| 330 | 329 | TEXT_VOICEMAN_06003_003220_NIDHANA | 存在が耐えきれないほどの強烈な力が、 ここに渦巻いていたんじゃないかな。 不安や恐怖、絶望を呼び水としてね。 |
| 331 | 330 | TEXT_VOICEMAN_06003_003230_NIDHANA | 気をつけて……。 終末は、アタシたちの触れられる理の外にある現象かもしれない。 |
| 332 | 331 | TEXT_VOICEMAN_06003_003240_NIDHANA | って、脅かすみたいでよくなかったね。 アーカーシャについては、アタシも引き続き調べてみるよ。 |
| 333 | 332 | TEXT_VOICEMAN_06003_003250_NIDHANA | 前も言ったとおり、具体的な研究はされてこなかったから、 成果は期待できないかもしれないけど……。 |
| 334 | 333 | TEXT_VOICEMAN_06003_003260_YSHTOLA | こうして可能性に気づけただけでも十分な進歩よ。 あなたも錬金術師たちも、身の安全を最優先にね。 |
| 335 | 334 | TEXT_VOICEMAN_06003_003270_NIDHANA | ありがとう。 みんなこそ、くれぐれも気をつけて。 次会うときも、お互いに無事で……ね! |
| 336 | 335 | TEXT_VOICEMAN_06003_003280_YSHTOLA | そう……各地にも偽神獣が……。 |
| 337 | 336 | TEXT_VOICEMAN_06003_003290_ALPHINAUD | 父が説明していたとおり、 これから被害が拡大していくのかもしれないね……。 アーモロートで知った、過去の終末もそうだった。 |
| 338 | 337 | TEXT_VOICEMAN_06003_003300_THANCRED | あれに倣うなら、範囲の広がりに加えて、 現象がさらに悪化する可能性もあるんじゃないか? |
| 339 | 338 | TEXT_VOICEMAN_06003_003310_THANCRED | 人が異形に転じるってだけでも悪夢だが、 変化が多くの動植物や大地そのものに及べば、 さすがに居続けるのは難しくなる……。 |
| 340 | 339 | TEXT_VOICEMAN_06003_003320_ESTINIEN | ……いよいよ住めない星になるってわけか。 |
| 341 | 340 | TEXT_VOICEMAN_06003_003330_MIHLEEL | ご注文の品をお持ちしました。 |
| 342 | 341 | TEXT_VOICEMAN_06003_003340_MIHLEEL | こんな状況ですけど、ごゆっくり……。 |
| 343 | 342 | TEXT_VOICEMAN_06003_003350_ALISAIE | ……私たち、どうするべきなのかしら。 |
| 344 | 343 | TEXT_VOICEMAN_06003_003360_ALISAIE | 今回、終末を目の当たりにして、 闇雲に戦うだけじゃダメだって思い知ったわ。 |
| 345 | 344 | TEXT_VOICEMAN_06003_003370_ALISAIE | どうにかして根本的な解決をしないと、 その場しのぎのやりかたじゃ、すぐに限界がくる。 被害が拡大していくならなおさらね……。 |
| 346 | 345 | TEXT_VOICEMAN_06003_003380_ALISAIE | 何か……何かないのかしら……。 |
| 347 | 346 | TEXT_VOICEMAN_06003_003390_YSHTOLA | 鍵を持っているとしたら、過去の終末を知り、 ゾディアークを保持することで終末を防いでいた、 ハイデリンなのでしょうけれど……。 |
| 348 | 347 | TEXT_VOICEMAN_06003_003400_YSHTOLA | バブイルの塔の一件以来、彼女からの接触はなし。 「できない」のか「しない」のかさえ、窺い知れないわ。 |
| 349 | 348 | TEXT_VOICEMAN_06003_003410_YSHTOLA | 標として託された花も、消えてなくなってしまった……。 |
| 350 | 349 | TEXT_VOICEMAN_06003_003420_WATCHEROFMOON | **覚えておくといい。 その花は、我々の時代には「エルピス」と呼ばれていた。 |
| 351 | 350 | TEXT_VOICEMAN_06003_003430_YSHTOLA | 確かに、月の監視者はそう言っていたわね。 エルピス……私には心当たりがない言葉だわ……。 |
| 352 | 351 | TEXT_VOICEMAN_06003_003440_ALPHINAUD | 残念ながら私もだ。 「我々の時代には」と言っていたということは、 古代人たちの言葉だということになるのかな。 |
| 353 | 352 | TEXT_VOICEMAN_06003_003450_YSHTOLA | そうでしょうね。 ただ、アニドラスの記録を閲覧していたときにも、 聞いた覚えはないわ。 |
| 354 | 353 | TEXT_VOICEMAN_06003_003460_ALISAIE | じゃあ、この線で追うのも無理ってこと? 古代人の生きた時代のことなんて、聞ける人もいないし……。 |
| 355 | 354 | TEXT_VOICEMAN_06003_003470_GRAHATIA | いや……ひとりだけ、いるかもしれない。 |
| 356 | 355 | TEXT_VOICEMAN_06003_003480_GRAHATIA | ……エリディブスだ。 |
| 357 | 356 | TEXT_VOICEMAN_06003_003490_GRAHATIA | オレは白聖石に代えて、 第一世界のクリスタルタワーに彼を封じ込めた。 |
| 358 | 357 | TEXT_VOICEMAN_06003_003500_GRAHATIA | あの塔に込められたエーテルは、 機能の維持なんかに使われ、少しずつ星海に還ってる。 ……だから、彼の魂ももう、そこにはいないかもしれない。 |
| 359 | 358 | TEXT_VOICEMAN_06003_003510_GRAHATIA | でも、もしまだ留まっているとしたら…… 話せる可能性もあるんじゃないか? |
| 360 | 359 | TEXT_VOICEMAN_06003_003520_GRAHATIA | オレは……オレたちはもう、それを確かめには行けない。 でも、あんたなら、再び第一世界に渡ることができる。 |
| 361 | 360 | TEXT_VOICEMAN_06003_Q2_000_001_NONE_VOICE | 何と言う? |
| 362 | 361 | TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_001_NONE_VOICE | その可能性に賭けてみよう! |
| 363 | 362 | TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_002_NONE_VOICE | ついでにみんなの様子も見てくる |
| 364 | 363 | TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_003_NONE_VOICE | ほかに打つ手がないのなら…… |
| 365 | 364 | TEXT_VOICEMAN_06003_003530_GRAHATIA | ああ、行動あるのみだ! |
| 366 | 365 | TEXT_VOICEMAN_06003_003540_GRAHATIA | ありがとう……。 あんたがそうしてくれるなら、何より安心だ。 |
| 367 | 366 | TEXT_VOICEMAN_06003_003550_GRAHATIA | 不確かな案ですまない。 終末が第一世界に影響しているかも確認できるから、 無駄足にはならないはずだ。 |
| 368 | 367 | TEXT_VOICEMAN_06003_003560_THANCRED | 俺としても、願ったり叶ったりだ。 少なくとも今は第一世界が無事であること、 それがわかれば、踏ん張り甲斐もあるからな。 |
| 369 | 368 | TEXT_VOICEMAN_06003_003570_THANCRED | そこで糸口が掴めるか否か…… どうあれ、俺たちが乗ってるのは相当に分の悪い賭けだ。 |
| 370 | 369 | TEXT_VOICEMAN_06003_003580_THANCRED | だが、ウリエンジェが月にいる。 あいつは、本当にそれしか道がないと判断したら、 最善を尽くして地上の命を引き上げるだろう。 |
| 371 | 370 | TEXT_VOICEMAN_06003_003590_ALISAIE | だったら私たちは、その瞬間まで、俯かずに抗うだけだわ。 |
| 372 | 371 | TEXT_VOICEMAN_06003_003600_YSHTOLA | ええ……。 こちらに残る方も、やれることをやりましょう。 |
| 373 | 372 | TEXT_VOICEMAN_06003_003610_YSHTOLA | 私はマトーヤにもう一度連絡をとって、 星海からハイデリンに接触できないか試みてみるわ。 |
| 374 | 373 | TEXT_VOICEMAN_06003_003620_ALPHINAUD | であれば私は、各国と協力して、 終末の正確な状況を把握できるようにしよう。 |
| 375 | 374 | TEXT_VOICEMAN_06003_003630_ESTINIEN | その情報をこっちに回せ。 一時しのぎだろうが、倒せる獣は倒しておく。 |
| 376 | 375 | TEXT_VOICEMAN_06003_003640_ALPHINAUD | 不安や恐怖、それに絶望…… どれだけ遠ざけようとしても、 そういう気持ちは湧きだしてくるだろう。 |
| 377 | 376 | TEXT_VOICEMAN_06003_003650_ALPHINAUD | けれど、忘れないでいてほしい。 |
| 378 | 377 | TEXT_VOICEMAN_06003_003660_ALPHINAUD | ここにいる仲間が、どこかで戦い続けている。 私たちは、決して独りにはならない。 |
| 379 | 378 | TEXT_VOICEMAN_06003_003670_EMETSELCH | ひとときの休息は過ぎ去り ついにそのときが来る |
| 380 | 379 | TEXT_VOICEMAN_06003_003680_EMETSELCH | さあ すべてを明かしに行くがいい―― |
| 381 | 380 | TEXT_VOICEMAN_06003_003690_EMETSELCH | 終わりを巡る 始まりの地へ |