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| 1 | 0 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_000 | ここは、がれきを片づけていたときに、水が溜まっちゃってね。 大工衆の人たちが機転を利かせて、橋をかけてくれたんだ。 おかげで、立派な池になっただろう? |
|---|---|---|---|
| 2 | 1 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_005 | この池をどうするか、ちょっと考えがあるんだけどね……。 詳しいことは、まだ内緒にさせておくれ。 |
| 3 | 2 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_010 | ……私の本来の仕事? 君ならもう、 なんとなくわかっているんじゃないのかい? |
| 4 | 3 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_KOZAKURA_000_015 | これは…………! なんと見事な庭園でございましょう! |
| 5 | 4 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_KOZAKURA_000_016 | 風流や雅というのは、 きっとこういうものを指すのでございましょうね……! |
| 6 | 5 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_KOZAKURA_000_017 | 奥の東屋も居心地がよさそうで、 皆さんの、よき憩いの場となりそうでございまする! |
| 7 | 6 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_HACHISUBA_000_018 | タウヤクさんに指示されるまま、動いてただけだから、 オレもこんなにきれいな庭になるって、 途中までわからなかったよ! |
| 8 | 7 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_HACHISUBA_000_019 | タウヤクさん、 こんな技術、いったいどこで覚えたんだい? |
| 9 | 8 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_HACHISUBA_000_020 | 帝国の属州だった頃は、 ドマ風の庭園を造る機会なんて、なかったはずだろ? 娯楽施設も、帝国風が最上とされていたしさ。 |
| 10 | 9 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_021 | もちろん、そのとおりだよ。 ただ、帝国に支配される前は、 庭師の見習工をやってたってだけさ。 |
| 11 | 10 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_022 | 親父は、ドマ城お抱えの庭師でね。 私も、剪定なんかを手伝わせてもらったのさ。 |
| 12 | 11 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_023 | そういえば幼い頃、手伝いをしていた最中に、 カイエン様が可愛がっておられた梅の木の枝を、 誤って、手折ってしまったことがあったな。 |
| 13 | 12 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_024 | 親父には、ひっぱたかれてね。 じんじん痛む頬をおさえながら、カイエン様に謝りにいった。 道中は、悲しくて恐ろしくて、震えがとまらなかったよ。 |
| 14 | 13 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_025 | でもカイエン様は笑って、 折れた枝を、大切そうに受け取ってくださったんだ。 ミナ様への手土産がほしかったところだと、おっしゃってね。 |
| 15 | 14 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_026 | それから私はずっと、 ドマいちの庭師になることを志していたんだ。 ……帝国に支配されていても、内心でずっとね。 |
| 16 | 15 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_027 | だから、帝国から解放されて、 こうして造園までやらせてもらえて、本当に嬉しいよ。 さん、ありがとう。 |
| 17 | 16 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_028 | …………ドマ城の庭園は、 いつも優しくて穏やかな時間が流れている、美しい庭だった。 そんな記憶の中にあった庭園を、再現させてもらったんだ。 |
| 18 | 17 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_029 | カイエン様や親父に見てもらえないのが残念だが、 この庭を完成できて、本当に良かった。 |
| 19 | 18 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_030 | ああ、すまない。 せっかく庭園が完成したのに、しんみりさせてしまったね。 |
| 20 | 19 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_031 | でも、故人を想うことすら、いままでは難しかった。 帝国に支配されてる間はもちろん、解放されてからも、 ずっと、生きるのに必死だったからね。 |
| 21 | 20 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_032 | いま、ようやく過去を振り返る余裕ができた…… そんな気がするよ。 |
| 22 | 21 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_HACHISUBA_000_033 | 町並みも再建できて、こうして憩いの庭ができたならさ、 みんなで集まって、なにかできたらいいよな。 |
| 23 | 22 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_HACHISUBA_000_034 | ただ、祭りじゃちょっと派手すぎるし、 年忌の法要だと、もの悲しくなりすぎちまうし……。 程度が難しいとは思うけど……。 |
| 24 | 23 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_KOZAKURA_000_035 | そうでございますね……。 車前会でも、いつか作業に区切りがついた折には、 節目の催しを行いたいと、話が上がっておりました。 |
| 25 | 24 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_KOZAKURA_000_036 | 不肖ゆえ、 ふさわしい催しが、すぐには思いつきませぬが…… この件を持ち帰り、一考を投じたく存じまする。 |
| 26 | 25 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_KOZAKURA_000_037 | それまで、しばしお待ちいただいても、 よろしいでしょうか。 |
| 27 | 26 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_HACHISUBA_000_038 | もちろんさ! なにか困ったことがあれば、いつでも言ってくれな! |
| 28 | 27 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_KOZAKURA_000_039 | では、わたくしめはお先に失礼いたしまする! 必ずや、よき催しを開催いたしまする! |
| 29 | 28 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_040 | 根をつめすぎないようにね。 煮詰まったら、ここに休憩にくるんだよ。 |
| 30 | 29 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_SYSTEM_000_041 | 冒険者の活躍により、 ドマ町人地における、すべての場所の作業が完了しました! |
| 31 | 30 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_SYSTEM_000_042 | 節目となる催しについて、 どうやらコザクラが悩んでいるようです。 話を聞いてみましょう。 |
| 32 | 31 | TEXT_CTSDOMRECONSTRUCTTAUYAKU_00530_TAUYAKU_000_045 | 庭師の仕事っていうのはね、庭を造って終わり、じゃないんだ。 丹念に手入れして、管理してあげると、 もっともっと、きれいになるよ。 |