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|---|---|---|---|
| 2 | 1 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_Q1_000_001 | 何の話をする? |
| 3 | 2 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_MINSTREL_GREETING_000 | やあ、最近は、なにか面白い体験をしたりはしていないかい? 僕に詩歌として歌わせてもいいと思えるような冒険譚があれば、 ぜひとも、教えてほしいな。 |
| 4 | 3 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_MENU_CANCEL | やめる |
| 5 | 4 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_MINSTREL_NOSELECT_000 | ……今は、過去を振り返るよりも大事なことがあるのかな? ふふふ、未来の冒険へと駆ける君の瞳は、とても輝いているよ。 過去の激戦を語らいたくなったら、また来てくれたまえ。 |
| 6 | 5 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_MINSTREL_NOCONTENT_000 | ……そうだ、以前、君が語ってくれた冒険譚があったろう? そこから得た刺激をもとに作った戯曲が、無地鼓座で大好評でね! お客様の笑顔は、我々、創作者にとっては活力の源だよ。 |
| 7 | 6 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_SYSTEM_OPENCONTENT_000 | (★未使用/削除予定★) |
| 8 | 7 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_000 | さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな? |
| 9 | 8 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_001 | ……死した娘を復活させるため、 癒しを司る蛮神ラクシュミにすがった母……。 そして、魂なき人形となった娘か……なんて悲しい話だ。 |
| 10 | 9 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_002 | 癒しの力によって復活しようとも、魂はすでに肉体の外。 失われた魂を想い、悲しみに苛まれる心を癒やすため、 さらに心を捧げる……。 |
| 11 | 10 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_003 | ……こちらから頼んで、聞き出しておいてなんだが、 この話を戯曲にして、人々に聴かせることはやめておくよ……。 ただ、散った娘の魂に捧げるためにのみ、詩を紡ごう……。 |
| 12 | 11 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_004 | 『母が祈るは 娘の再生 美神が癒やすは 娘の身体 散りし魂 戻ることなし』 |
| 13 | 12 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_005 | 『母が求むは 娘の笑顔 美神が示すは 偽りの夢 まどろみの中に 真実はなし』 |
| 14 | 13 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_006 | ……こんな感じかな。 君の、悲しい記憶を呼び覚ましてしまったかもしれないね。 聞いてくれて、ありがとう……。 |
| 15 | 14 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_007 | 詩歌を、いかに脚色しようとも、 一度、心に染み込んだ悲しみを消すことはできない……。 どれだけ夢に浸ろうと、現実は変えられないように。 |
| 16 | 15 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_008 | それでも、悲しみで生じた傷が癒えるよう、願うことはできる。 君や、カリヤナ派の者たちの心に刻まれた悲しみが、 いつの日か癒やされることを、僕も願おう……。 |
| 17 | 16 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_020 | おや、新たな話を聞かせてくれるのかい? ありがとう! |
| 18 | 17 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_021 | 豪神スサノオか……うん、いい詩が浮かんできたよ……! これを戯曲に作り直して、上演するのもいいかもしれないな。 クガネに出入りするコウジン族たちが、観に来てくれるかもね。 |
| 19 | 18 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_022 | けれどまずは、君を最初のお客様とするべきだろう。 豪神スサノオとの荒ぶる戦いの詩、聞いていってくれたまえ! |
| 20 | 19 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_023 | 『東の海に 伝わる神器 三種そろいて 神とならん 豪の神は 神剣掲げ 心躍らせ 海をも割らん』 |
| 21 | 20 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_024 | 『西の海より 来る英雄 海に集いて 神と対す 勇の人は 白剣掲げ 心滾らせ 神をも倒さん』 |
| 22 | 21 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_025 | さて、スサノオの豪胆さ、荒々しさは表現できていたかな? 僕なりの想像を以って、脚色を加えてみたのだが……。 よければ、君も、当時の激戦を振り返ってみてくれたまえ。 |
| 23 | 22 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_026 | ……え、実際よりも豪胆さが増してないかって? まあまあ、より驚異的な出で立ちに演出したほうが、 観客も喜ぶからね! |
| 24 | 23 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_027 | きっと君の冒険譚は、観客たちから、 拍手喝采を持ってむかえられること間違いなしさ! |
| 25 | 24 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_30 | それでは、聞かせてもらえるかい? |
| 26 | 25 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_031 | 神龍……神の名を戴く龍、か。 アラミゴを憂い死んでいった者たちの、絶望が具現化した蛮神……。 彼らが望んだ、ガレマール帝国を滅ぼすための力……。 |
| 27 | 26 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_032 | だがその力は敵将の手に渡り、最大の敵として立ち塞がった。 命を懸けた戦いの中でしか、他者を感じることができない悲しき男、 ゼノス・イェー・ガルヴァスとともに……。 |
| 28 | 27 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_033 | 『男は願わん 祖国救う力を 仇敵屠る力を 人の身を捨て 屍と引き換えに 顕現せしは神の龍』 |
| 29 | 28 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_034 | 『男は願わん 己高める力を 好敵手たる力を 人の身を超え 命と引き換えに 融合せしは神の龍』 |
| 30 | 29 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_035 | 祖国を救うため、犠牲も厭わずに、ただ力を求めた男と、 他者を理解できず、孤高であるが故、どこまでも力を求めた男…… たとえ力を手にしたとて、両者に幸福は訪れるのだろうか……。 |
| 31 | 30 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_036 | しかし、君はこれからも戦い続けていくのだろう? それなら、またこうして話を聞かせてほしい。 |
| 32 | 31 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_037 | 英雄譚の陰に潜む、悲しき真実…… それを後世に伝えるため、僕も詠い続けていきたいんだ。 |
| 33 | 32 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_040 | おや……第七霊災の折に天より飛来した、 古の蛮神「バハムート」の話をしたいというのかい? |
| 34 | 33 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_041 | しかし、かの蛮神は忽然と姿を消し、 霊災の後遺症により、人々の記憶からも……。 ハッ…………もしやその話に、続きがあるとでも? |
| 35 | 34 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_042 | いや、ここは何も答えないでくれたまえ。 君が何を知っているのか、あるいは何も知らないのかは別として、 それは第七霊災の真実……僕が知るべきではない秘密に思えるんだ。 |
| 36 | 35 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_043 | ふふ……意外な反応に思えたかい? 時には真相に触れぬまま、自由に夢想をめぐらす方が、 詩想が膨らんでゆくこともあるものなのさ。 |
| 37 | 36 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_044 | 「仮に龍神バハムートが、人知れず復活を遂げていたら……?」 ああ、さっそく大衆好みの、勇壮な詩が浮かんできたよ! |
| 38 | 37 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_045 | 『月より降りし 禍つ龍神 新生遂げし 大地に眠る 真実求める者たちは 龍の使徒と 邂逅す』 |
| 39 | 38 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_046 | 『星に導かれし 光の戦士 侵攻せしは 地底の迷宮 真成掴みし者たちは 真の脅威を 討滅す』 |
| 40 | 39 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_047 | かつて世界を脅かした星の脅威と、人知れず戦う英雄の死闘…… この主題なら、ここクガネの人々にも楽しんでもらえそうだ。 |
| 41 | 40 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_048 | ふふ……厳粛な真実より、 心震わす幻想を好む人々の心は、洋の東西を問わないものさ。 君のくれた着想のおかげで、新たな英雄叙事詩を生みだせたよ! |
| 42 | 41 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_050 | 四聖獣と言えば、無地鼓座の三大狂言と呼ばれる演目のひとつ、 「テンゼンの鬼退治」に登場する四体の獣のことだね。 |
| 43 | 42 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_051 | ふふ……詳しいだろう? 芸の道を歩む者として、日々の勉強は欠かせないからね。 |
| 44 | 43 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_052 | それで、四聖獣について、いったいどんな話をしてくれるんだい? |
| 45 | 44 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_053 | 人語を操る獣たちが護る社、醴泉神社か……。 そこで君は、四聖獣の一体、玄武と出会ったんだね? すごいな、まるでおとぎ話のような話じゃないか! |
| 46 | 45 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_054 | にわかに信じがたい内容だけど、君の冒険譚を聞いてきた僕には、 その話に偽りがないことくらいわかるよ。 |
| 47 | 46 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_055 | さて、君が今回、アラミタマを鎮めたという、 四聖獣について……話してくれるかい? |
| 48 | 47 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_056 | 白虎……白銀に輝く毛皮に覆われた、西方の護り手だね。 よし、いい短歌が詠めそうだよ! |
| 49 | 48 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_057 | あぁ、短歌というのは、ひんがしの国の伝統的な歌体でね。 無地鼓座の人たちに教えてもらったんだが、 まだまだ未熟だから、笑わないで聞いてくれよ? |
| 50 | 49 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_058 | 『路追われ 山河の果てに 友を得て 涙に解ける 雪花の虎』 |
| 51 | 50 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_059 | おとぎ話に登場する白虎は、 無限の神通力を以て、千の悪を払う戦神として崇められている。 |
| 52 | 51 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_060 | だが、君の話を聞いて、おとぎ話で語られなかった真実が見えたよ。 白虎が心から欲していたのは、強大な力などではなく、 寄り添い合い、温もりを感じることのできる存在だったのだと。 |
| 53 | 52 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_061 | 特別な力を持って生まれることは、決して幸福とは限らない。 だが、自分が心から特別だと思える存在と出会うことができれば、 白虎のように、前に向かって歩いて行けるはずさ。 |
| 54 | 53 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_062 | また不思議な体験をしたら、話を聞かせてほしい。 これからも僕は、君の語る真実を詠い続けていきたいんだ。 |
| 55 | 54 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_070 | おや、「アルテマウェポン」の話かい? 随分と懐かしい話だけれど…… |
| 56 | 55 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_071 | いや、しかし今聞くことで、 当時とは違う、新たな詩想が湧くかもしれない。 ぜひとも、話を聞かせてくれるかな? |
| 57 | 56 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_072 | ……やはり『究極幻想』と謳われた兵器との激戦は、 聞くだけで心が震えるね。 貴重な話を、聞かせてくれてありがとう。 |
| 58 | 57 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_073 | おかげで究極の名に恥じない、壮大な詩が浮かんできたよ。 聴いてくれるかい? |
| 59 | 58 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_074 | 『いま目覚める 漆黒の剣 三柱の力 取り込みて 光明なき世を 圧倒せん』 |
| 60 | 59 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_075 | 『いざ臨む 白妙の剣 三都の力 縒り合わせ 己が掲げる 光輝へ繋げん』 |
| 61 | 60 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_076 | 『神征すか 神狩るか 起こりはひとつなれど 行く末はふたつ いずれが残るや いざや決さん』 |
| 62 | 61 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_077 | ……どうだろう? 時が経ったことで、脚色された部分が多いかもしれないけれど、 そこは創作、大目に見てほしいな。 |
| 63 | 62 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_078 | 観客へ、わかりやすく冒険譚を伝えるのも、僕の仕事だからね。 世界の命運を賭けた戦いの臨場感が、 上手く伝わると嬉しいよ。 |
| 64 | 63 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_080 | さて、今日はどんな話を聞かせてくれるのかな? |
| 65 | 64 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_081 | 夜神ツクヨミ…… 義父母から忌み子の烙印を押され、復讐のために生きた女性、 ヨツユがその身に降ろした蛮神か……。 |
| 66 | 65 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_082 | かつてのドマ代理総督、ヨツユの圧政ぶりは聞いてはいたが、 まさか彼女にそんな悲しい背景があったとはね。 歴史の表面をなぞるだけではわからなかったことだ。 |
| 67 | 66 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_083 | ……それでは、聞いてくれるかな。 ドマの民として、生まれ変わる機会を得ながらも掴みきれず、 悪の華として散った女を詠った悲しき短歌を。 |
| 68 | 67 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_100_083 | あぁ、短歌というのは、ひんがしの国の伝統的な歌体でね。 無地鼓座の人たちに教えてもらったんだが、 まだまだ未熟だから、笑わないで聞いてくれよ? |
| 69 | 68 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_084 | 『半月の 月下に咲きし 白き華 影に呑まれて 夜見に散るなり』 |
| 70 | 69 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_085 | 彼女が自らを飾ったという月下美人は、 一晩しか咲かずに散るという、悲しき定めを持つ華……。 それは、己に手向けた彼岸花の代わりであったのかもしれない。 |
| 71 | 70 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_086 | むろん、ヨツユの行いは、決して許されるものではないだろう。 しかし、彼女は始めから悪人として生まれてきたわけではない。 時代が彼女を悪に変えたんだ。 |
| 72 | 71 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_087 | せめて今は、復讐から解放されたヨツユの魂が、 安らかであることを願おう。 |
| 73 | 72 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_091 | 四聖獣と言えば、無地鼓座の三大狂言と呼ばれる演目のひとつ、 「テンゼンの鬼退治」に登場する四体の獣のことだね。 |
| 74 | 73 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_092 | ふふ……詳しいだろう? 芸の道を歩む者として、日々の勉強は欠かせないからね。 |
| 75 | 74 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_093 | それで、四聖獣について、いったいどんな話をしてくれるんだい? |
| 76 | 75 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_094 | 人語を操る獣たちが護る社、醴泉神社か……。 そこで君は、四聖獣の一体、玄武と出会ったんだね? すごいな、まるでおとぎ話のような話じゃないか! |
| 77 | 76 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_095 | にわかに信じがたい内容だけど、君の冒険譚を聞いてきた僕には、 その話に偽りがないことくらいわかるよ。 |
| 78 | 77 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_096 | さて、君が今回、アラミタマを鎮めたという、 四聖獣について……話してくれるかい? |
| 79 | 78 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_097 | 獣の身でありながらヒトに恋した瑞獣、朱雀か……。 よし、いい短歌が詠めそうだよ! |
| 80 | 79 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_098 | あぁ、短歌というのは、ひんがしの国の伝統的な歌体でね。 無地鼓座の人たちに教えてもらったんだが、 まだまだ未熟だから、笑わないで聞いてくれよ? |
| 81 | 80 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_099 | 『夕間暮れ 己が焔に 影を見る 千年の刻 想い募りて』 |
| 82 | 81 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_100 | 神話や伝承は、人々の間で語り継がれる過程で、 しばしば形を変えていくという。 |
| 83 | 82 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_101 | 本来であれば異なる存在が、姿形や性質が似ていることから、 混同され、同一視されることも少なくないのさ。 だからこそ、朱雀の嘆きも強まったのだろう。 |
| 84 | 83 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_102 | もしも本当にその身が鳳凰であったなら、 愛する人の命を救うこともできたはず…… 悲しみとともに過ごした千年を想うと、切なくなるね。 |
| 85 | 84 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_103 | また不思議な体験をしたら、話を聞かせてほしい。 これからも僕は、君の語る真実を詠い続けていきたいんだ。 |
| 86 | 85 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_110 | 四聖獣と言えば、無地鼓座の三大狂言と呼ばれる演目のひとつ、 「テンゼンの鬼退治」に登場する四体の獣のことだね。 |
| 87 | 86 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_111 | ふふ……詳しいだろう? 芸の道を歩む者として、日々の勉強は欠かせないからね。 |
| 88 | 87 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_112 | それで、四聖獣について、いったいどんな話をしてくれるんだい? |
| 89 | 88 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_113 | 人語を操る獣たちが護る社、醴泉神社か……。 そこで君は、四聖獣の一体、玄武と出会ったんだね? すごいな、まるでおとぎ話のような話じゃないか! |
| 90 | 89 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_114 | にわかに信じがたい内容だけど、君の冒険譚を聞いてきた僕には、 その話に偽りがないことくらいわかるよ。 |
| 91 | 90 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_115 | さて、君が今回、アラミタマを鎮めたという、 四聖獣について……話してくれるかい? |
| 92 | 91 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_116 | アラミタマに魂を売り渡してでも、 テンゼンとの誓いを果たそうとした瑞獣、青龍か……。 よし、いい短歌が詠めそうだよ! |
| 93 | 92 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_117 | あぁ、短歌というのは、ひんがしの国の伝統的な歌体でね。 無地鼓座の人たちに教えてもらったんだが、 まだまだ未熟だから、笑わないで聞いてくれよ? |
| 94 | 93 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_118 | 『穢れたり 心流るる 藍の川 ただみ捨つれど 誓い果たさむ』 |
| 95 | 94 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_119 | 青龍に関する逸話はいくつかあれど、 他の四聖獣と比べるとその実態には謎が多い。 |
| 96 | 95 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_120 | 東方では、一部の占術の術語に青龍の名が用いられていることから、 古くから陰陽師たちの信仰の対象となっていたようだ。 |
| 97 | 96 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_121 | 君の話では、青龍は幸運を司る神として崇められていたようだが…… 土地神というものは、人から自分勝手な願いを押しつけられ、 叶えられなければ偽りの神の烙印を押されることもある。 |
| 98 | 97 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_122 | もしかすると青龍は、誓いを果たせなければ、 テンゼンも去ってしまうと思い込んでいたのかもしれない。 きっと今頃は、そんなことはありえないとわかっているはずさ。 |
| 99 | 98 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_123 | また不思議な体験をしたら、話を聞かせてほしい。 これからも僕は、君の語る真実を詠い続けていきたいんだ。 |
| 100 | 99 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_130 | ほう、「アレキサンダー」の話かい? 確か低地ドラヴァニア地方に現れた、 機械仕掛けの城だね? |
| 101 | 100 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_131 | ……いや、どこか遠い世界の輝ける塔の奥底で、 その姿を垣間見た気もするが……あれは夢だったか? とにかく、話を聞かせてくれ。 |
| 102 | 101 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_132 | ドラヴァニアの地はサリャク河の河畔なんて、 クガネの人々には、時の果てほど遠くに感じられるかもね。 |
| 103 | 102 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_133 | しかし、草原に住まうアウラ・ゼラの中には、 よく似た「金属の巨人」を口伝する部族もいたような……。 いや、すでに失われてしまった部族だったか……? |
| 104 | 103 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_134 | ともかく、その口伝を軸に物語を紡げば、 東方の観客も、大いに興味を持つだろう。 |
| 105 | 104 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_135 | 『幾許の夢 掻き抱きて 討究の徒の 器満ちん 幾億の道 見据え果て 曇りし銀鏡 明く巡り』 |
| 106 | 105 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_136 | 『祖を生みしか 今眠らんか 黒鉄の虚に宿る神は 理の詠い越え 時の彼岸に 白刃の現人なる君を求む……』 |
| 107 | 106 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_137 | 君が言葉少なに語る機械仕掛けの城を、 想像の翼を広げて、異形の蛮神に見立ててみたんだ。 そして、その物語を彩るのは、アウラ・ゼラの男女……。 |
| 108 | 107 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_138 | つまりこれは恋人たちの物語であり、 機械の神が、ただひとりの「人」に希望を託す物語でもある。 どうだい、気に入ってくれたかな? |
| 109 | 108 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_WANDERINGMINSTREL_000_139 | 西の果ての失われし都で繰り広げられた、時空を超えた決戦…… 終幕で語られるのは、審判者の電脳に生じた、刹那の喜びなのさ。 無地鼓座の観客も、手に汗握って結末を見守るに違いないよ! |
| 110 | 109 | TEXT_CTSOPN40KUGANEMINSTREL_00653_MINSTREL_CANCEL_000 | (★未使用/削除予定★) |