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2026-03-03 21:04:14 -06:00

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10TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_000「覗覚石」からパワーを感じることができなくなりました。 神降ろしにエーテルが必要なように、 記憶探索にも「覗覚石」というクリスタルのパワーが必要です。
21TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_001聖石のように、チャージ可能なパワーならよいのですが、 そこまでのメカニズムをまだ解析できていないので……。 更に研究しないと駄目ですね……。
32TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_002私はこのままこのガンゴッシュに残って、 「覗覚石」の解析に励みたいと思います。 また、何かわかったらご連絡致しますね。
43TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_000_003はい! 何かご用はございますか?
54TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_005ついにボズヤ・レジスタンスの反撃作戦が開始されました。 皆さん、無事にこのガンゴッシュへ戻れるといいですね。 冒険者さんも無理なさらぬよう……ご武運を……!
65TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_006……はい! 何かご用はございますか?
76TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_010普段は研究室に籠もりがちな私ですが、 少しでも皆様のお役に立てるよう、 治癒魔法の使い手として治療にあたりたいと思います。
87TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_011はい! 何かご用はございますか?
98TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_015……ミーシィヤさんの心にはたしかに「闇」がありました。 やはり、人の心とは複雑なものですね……。 私はその「闇」に気付くことはありませんでした……。
109TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_016ただ、たとえそれを第IV軍団に利用されているのだとしても、 すべてはミーシィヤさん自身が望んだこと……。 なんとしても彼女を止めなければ……。
1110TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_017はい! 何かご用はございますか?
1211TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_020ミーシィヤさんが聖剣の力を使って顕現させたあの闘神…… あれは、はたして本当に闘神なのでしょうか…… 明確な何かがあるわけではないのですが、気になっておりまして。
1312TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_021……はい! 何かご用はございますか?
1413TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_025……少々、お待ちください。 皆様に滞りなくご説明できるよう、頭の中を整理しております。
1514TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_030おそらく、ミーシィヤさんの次の狙いは…… いや……そうじゃないかも…… ううん……やはり、そうかも……。
1615TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_040お預かりした聖剣セイブ・ザ・クイーンは危険な遺物…… 本来なら破壊するべきですが、ボズヤにとってはまさに至宝。 皆様と相談した結果、取り急ぎ封印することにしました。
1716TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_041正式な方法は、シャーレアンとも相談して考えてみますが…… いずれにしても、ボズヤの皆様にとってより良き象徴となるよう、 また、二度と災いを呼べぬよう厳重に保存したいと考えます。
1817TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_042はい! 何かご用はございますか?
1918TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_045冒険者さんもザトゥノル高原へ行かれますよね。 私も微力ではございますが皆様のお役に立てればと思い、 ご一緒したいと思います……。
2019TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_050冒険者さん、シドさんたちが設置した疑似青龍壁について、 今後の運用でいくつか課題が生じております。 なんとか解決できたらいいんですけど……。
2120TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_055冒険者さんはこれから戦場へ行かれますよね。 ここでは、視界に入る敵もそうですが、 上空からの攻撃に注意してくださいね……。
2221TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_056この前哨地の近くなら疑似青龍壁の効果もありますが、 「傘の外」では上空から狙われ放題……とお考えください。 どうか、ご武運を……!
2322TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_060魔導障壁の強度を確保するためには、 バイシャーエンさんが定めた次拠点の地脈まで、 確実に残留エネルギーを誘導する必要があります。
2423TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_061というわけで、前回と同様に、冒険者さんにお願いします。 地図に印を付けておきますね。 そこに、この誘導装置を設置してくださいませ。
2524TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_065冒険者さん、ご協力をありがとうございました。 私たちは地脈全体を調査し、次に備えたいと思います。 意味のない地点に設置して時間を無駄にしたくないですからね!
2625TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_066……はい! 何かご用はございますか?
2726TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_070毎度、冒険者さんの手を煩わすのは心苦しいのですが、 私たちが付いていっても足手まといになるだけ……。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
2827TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_071……はい! 何かご用はございますか?
2928TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_075え~と……設置していただいた誘導装置の監視を続けますね。 皆さんが無事に次の拠点を確保できることを祈ります。 冒険者さんもご武運を……!
3029TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_000_076……はい! 何かご用はございますか?
3130TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_Q30_000_000何を聞く?
3231TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_000「紡ぎ手」について
3332TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_001「覗覚石」について
3433TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_002「記憶」について
3534TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_003「未来視」について
3635TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_100_003「闘神セイブ・ザ・クイーン」について
3736TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_101_003「テンパード」について
3837TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_004ミコトについて
3938TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A30_000_0010キャンセル
4039TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_Q40_000_000何を聞く?
4140TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A40_000_000先刻の「未来視」について
4241TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_A40_000_0010キャンセル
4342TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_200第四星暦時代、「紡ぎ手」と呼ばれる巫士たちが、 特別なクリスタル「覗覚石」を使い、 心の病を患った病人の、その心の中に入り治療を施したそうです。
4443TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_201その頃、周辺諸国だけでなくボズヤでも部族同士の争いが頻発し、 さらには干ばつや水害などの自然災害も多発するという、 ボズヤ民にとっては苦難の時代だったそうです。
4544TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_202そんな状況下で、心にトラウマを持った患者も多くなり、 そうした病人を救うために「紡ぎ手」が現れました。 おそらく「紡ぎ手」は「過去視」の力を持つ者だったと思います。
4645TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_203彼らは患者の記憶エーテルに触れることで、 心の病の原因であるトラウマを取り除いたり、 別の何かに置き換えることで心の苦しみから解放したのです。
4746TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_204今の時代、記憶エーテルに手を加えることは、 倫理的に問題があるとシャーレアンでは指摘を受けるでしょうね。 私も探ることは許されても、改竄を行うべきではないと考えます。
4847TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_300解析の結果、人工的に合成されたクリスタルだと判明しています。 この地にしか存在していた事実がないため、古代ボズヤ民が…… おそらく最初の「紡ぎ手」が作ったのだと推測します。
4948TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_301ただ、興味深いことに、この「覗覚石」と呼ばれるクリスタル、 古代アラグ帝国の技術が応用された……そんな形跡があるのです。 だとしたら納得できます……。
5049TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_302こういっては失礼ですが、過去の文献などを調査しても、 古代ボズヤ民に「覗覚石」を合成するような技術があったとは、 到底考えられないからです……。
5150TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_303ここからは憶測ですが、第四霊災を生き延びた古代アラグ人、 その中に「過去視」の力を持つ者がいた……その人が…… 古代アラグ帝国が引き起こした第四霊災に罪の意識を感じた……。
5251TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_304その贖罪のために他民族救済を掲げてこの地にたどり着き、 初代の「紡ぎ手」となった……というのはどうでしょう? 「覗覚石」を合成したのはその本人、もしくは近しい人でしょう。
5352TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_305もし、そうならロマンチックだなぁと…… あ、すみません! ただの妄想です! 忘れてください……。
5453TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_400生命体のエーテルをざっくりと分類すると、 「肉体に宿る生命力」「個人を識別する魂」「経験を司る記憶」、 この3つで構成されると考えられています。
5554TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_401例えば、生命力だけだと生きる屍、すなわちゾンビーとなり、 魂だけだとゴーストになるとイメージしてください。 過去の記憶を持つ幽霊の類いは、魂+記憶という組み合わせです。
5655TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_402「覗覚石」を用いることで対象者の特定の記憶エーテルを抽出、 そこに「紡ぎ手」がアクセスすることで探索を…… 必要な情報を取り出すことができるのが今回の秘術です。
5756TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_403ただ、「記憶」とは必ずしも真実を正確に記録していません。 時間経過と共に記憶は風化、劣化するものですし、 そもそも最初の過程で間違った事実を記録する場合もあります。
5857TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_404そこで重要なのが「無意識に記録された情報」です。 そもそも記憶とは「認識した情報」と「無意識に記録された情報」、 このふたつに分類することができます。
5958TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_405何かを思い出そうとして思い出せるものが「認識した記憶」、 能動的に思い出すことはできないが無意識に保存された情報が、 「無意識の記憶」ということになります。
6059TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_406例えば、目の前の人物の容姿を覚えようとした際、 その容姿は「認識した記憶」として保存されます。 ただ、よほど記憶力の良い人でなければ細部を覚えるのは難しい。
6160TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_407ところが、視界に入ったその人物の細部や周辺情報は、 「無意識の記憶」として保管されているのです。 それは視覚情報だけではなく味や匂い、熱さも覚えているのです。
6261TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_408表層意識、すなわち「認識した情報」の方がよほど嘘が多い。 意図せず誤認された情報、意識的に改竄した情報、 事実を無視して願望が記憶として保存された情報……。
6362TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_409「無意識に記録された情報」が重要と言った意味を、 ご理解いただけたでしょうか。 つまり、無意識にこそ「真実」が眠っている……ということです!
6463TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_500「超える力」の一種と考えられています……。 その人が経験した過去を追体験するのが「過去視」だとすると、 これから起きる未来を追体験するのが「未来視」です。
6564TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_501予知夢や占いなどによる予言と同じように思えますが、 それらは未来を知ることで回避することができるかもしれません。 ですが、「未来視」は「確定された未来」というのが重要です。
6665TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_502必ず起きる……けっして避けようのない未来、 確実に起きる今より先の時間軸に存在する出来事……。 それが「未来視」なのです。
6766TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_503ルイゾワ様やウリエンジェさんが研究していた預言詩、 「メザヤの預言」の著者も、 この力を有していた可能性が指摘されているんですよ。
6867TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_504……滅多に発動しないんですよ、この「未来視」は。 発動したところで、決定的に何か重要な情報を含んだ未来…… 例えば私たちの命に直結するような未来を視せてはくれません。
6968TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_505もっとも、その方が気楽なんですけどね……。 破滅的な世界を予言するかのような未来を視せられても、 避けようがないんですから、正直、困るだけですよ……。
7069TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_506……破滅的な未来ではありませんでしたが、 過去にそれがもとで喧嘩したこともありました。 口にした私が悪いんですけど……あんな想い、二度としたくない。
7170TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_507……あ、忘れてください、今の話。 と、とにかく、私の「未来視」はあまり役に立たないんです。 何かを期待させたのでしたらごめんなさいです……。
7271TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_520アラグ帝国が滅びた第四霊災はこのボズヤも巻き込みました。 伝承によると、最後の女王グンヒルドは聖剣の力を解放し、 わずかではありますがボズヤの民を護ったといいます。
7372TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_521ミーシィヤさんが喚び降ろした蛮神……いえ闘神こそが、 ボズヤの民を護った聖剣の力…… すなわち闘神セイブ・ザ・クイーンなのでしょう。
7473TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_522最後の女王グンヒルドは自らの命を犠牲にし「神降ろし」をした、 ……思うにイゼルさんという女性が蛮神シヴァを降ろしたように、 闘神セイブ・ザ・クイーンもそうした憑依型蛮神と考えられます。
7574TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_523……冒険者さんもご覧になったように、 自在に闘神を降ろせる女王グンヒルドに恐れをなした者たちが、 親衛隊であるグンヒルドの剣に女王を暗殺させた……。
7675TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_524そのことにより、最後の女王グンヒルドの記憶…… つまりエーテルの一部が聖剣に取り込まれてしまった。 結果として聖剣自体が闘神化することになったと推察されます。
7776TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_525蛮神としては極めて珍しいパターンだと思いますが、 さらに興味深いのはミーシィヤさんが制御していることですね。 覗覚石を使うことでそれを可能にしているのだと考えられます。
7877TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_526いずれにしても、闘神セイブ・ザ・クイーンについては、 さらなる調査、研究が必要だと思います。 闘神をなんとかしない限り、勝利するのは難しいでしょうから。
7978TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_530ただ、ここまでご説明しておきながら、この推論…… どこかに矛盾がある気がしてならないのです…… それが、何なのか、私にもまだよくわかっていないのですが。
8079TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_535今回の戦いで覗覚石は壊れてしまいました。 以前のように「紡ぎ手」の道具として用いることはおろか、 女王グンヒルドの残滓を制御することも無理でしょうね。
8180TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_536ですが、聖剣自体が依然として存在する以上、 また誰かが聖剣の力を解放し、闘神が再降臨する危険もあります。 その危険性を葬り去りたいところですが……
8281TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_537そういえば、この聖剣に取り込まれた最後の女王のエーテル…… その精神の残滓はどうなったのでしょうね。 覗覚石を失った今、私たちには確認することすらできません。
8382TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_540大量のエーテルと人の祈りによって降臨する蛮神や闘神は、 「祝福」と呼ばれる強力な力で人間や獣人を「洗脳」します。 そうした洗脳された者たちのことをテンパードと呼んでいます。
8483TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_541テンパードは身も心もその蛮神の虜になってしまうとのことで、 蛮神の隷 (しもべ)として生涯を捧げるとか。 蛮神のためならたとえ我が子でも殺すといわれています。
8584TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_542残念ながら、テンパード化した者を元に戻すことはできません。 ……シャーレアンでも研究は進めていたのですが、 現在の私たちはテンパードを無力化することはできないのです。
8685TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_543今回、闘神セイブ・ザ・クイーンのテンパードになった皆さん、 ……新生グンヒルドの剣の皆さんも同様です。 今となってはあの方達を救う手立てはございません。
8786TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_544テンパードは主である蛮神と敵対する者をけっして容赦しません。 それは彼らも同じ……。 闘神セイブ・ザ・クイーンの先鋒として襲ってくるでしょう。
8887TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_301_542テンパード化した者は元に戻せないとされていましたが、 「暁の血盟」が治療法を確立したとのことで、いずれ、 東方連合を経由して、術式の共有を受けられるはずです。
8988TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_545幸い「超える力」を身につけた冒険者さんや私などは、 蛮神のテンパードになることはありません。
9089TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_546テンパード化した皆さんはバイシャーエンさんにお任せし、 私たちは闘神をどうするか、そこを考えねばなりませんね。 それこそ「光の加護」を受けた私たちの役目なのでしょうから。
9190TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_550テンパードになったレジスタンスの皆さん、 異形の姿になる前にその身柄を確保できれば、 ひょっとしたら元に戻せるかもしれません。
9291TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_551ですが、戦いの中、そんな器用な戦い方ができるものでしょうか。 バイシャーエン様にそれを具申するのは簡単ですが、 かえって戦いの足かせになるのだとしたら、私は……。
9392TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_600ふえええ……? わ、私のことですか? え……へんな意味じゃない?? そ、そんな、誤解していませんよ! ホントに!
9493TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_601えっと、飛び級でシャーレアン魔法大学に入学した後、 エーテル学の研究成果により賢人位を取得しました。 普段は同大学にて非常勤講師を務めております。
9594TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_602亡き……賢人ムーンブリダさんは、大学時代の先輩です。 エーテルエクストラクター開発のお手伝いもしたことがあります。 同じ研究室で色々と世話を焼いてくれた姉のような方でした……。
9695TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_603あ……私には姉がいるんです。 一卵性双生児なので年齢も見た目も一緒ですが。 ただ、彼女は賢人位の取得後、行方がわからなくなって……。
9796TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_604私よりも遙かに成績はよかったんですけど、 シャーレアンの体制……というか、 哲学者議会のやり方に極度の不満を抱いていましたね。
9897TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_605……子供の頃から姉と親しく会話した記憶は多くありません。 それを知ってか、ムーンブリダ先輩は私を可愛がってくれました。 今でも先輩が亡くなったなんて……信じられないんです……。
9998TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_606今でも夢にムーンブリダ先輩が現れるんですよ。 私の記憶にインプットされた情報だけで構成された先輩ですけど、 以前のように笑顔で励ましてくれたり慰めてくれたり……。
10099TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_607「覗覚石」を使えば、記憶エーテルに封じられた先輩と、 再び会って、親しく会話できるんでしょうか……。 でも、それは記憶の中の先輩であって本人じゃないんですけどね。
101100TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_700その話は……やめませんか? あまり良いビジョンでなかったのは理解しています…… ですが、今、心配したところで何かできるはずもなく……。
102101TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_701お願いです……あのビジョンについて口外しないでください。 ご心配はわかりますが、「未来視」は確定した未来のビジョン…… どんな対策をしたとしてもアレは必ず起きるのです……。
103102TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_702それに……そもそも、ここは戦場。 命を失う危険があるのは当然ですし、覚悟もできています。 たとえ、このボズヤで命を失ったとしても私は後悔しません。
104103TEXT_REGOTH4MYCMIKOTO_00659_MIKOTO_300_703ムーンブリダ先輩だって、ためらいはしませんでした…… それは冒険者さん、貴女様も同じですよね?