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10TEXT_CHREND304_02364_SEQ_00イシュガルド上層のブリアルディアンは、謎を解く『鍵』を掴んだようだ。
21TEXT_CHREND304_02364_SEQ_01これまでの調査の結果、一同はルブラソワールが怪しいと判断した。仮説を証明するため、ゼーメル伯爵邸付近の「アルションバダン」と話そう。
32TEXT_CHREND304_02364_SEQ_02アルションバダンと話した。テオモサンの機転により、ルブラソワールに自白させることに成功した。アルションバダンの除籍を検討する査問会にて、真実を明かすため、理事長室へ赴こう。聖レマノー大聖堂の「神学院の助祭」と話せば、理事長室に案内されるようだ。
43TEXT_CHREND304_02364_SEQ_03すべての真相が明かされた。イシュガルドの真実の歴史を密かに伝える「伝承者」制度の犠牲者であるサテュールノワが、制度を支えたイシュガルド正教への復讐の第一歩として、聖アンダリム神学院を廃止するための工作だった。テオモサンは、真実を厳粛に受け止め、イシュガルド正教と聖アンダリム神学院の新生を提案した。これにて、特別顧問としての任務は完遂された。聖レマノー大聖堂の「テオモサン」と話そう。
54TEXT_CHREND304_02364_SEQ_04学院関係者たちや、ブリアルディアンと別れの挨拶を済ませた。ブリアルディアンは、新たな事件を解決すべく旅立った。聖アンダリム神学院もまた、冒険者と神学生の活躍により、新たな道を踏み出した。
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2524TEXT_CHREND304_02364_TODO_00アルションバダンと話す
2625TEXT_CHREND304_02364_TODO_01神学院の助祭と話す
2726TEXT_CHREND304_02364_TODO_02聖レマノー大聖堂のテオモサンと話す
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4948TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_000真実が、明らかになるのでしょうか……? それまでは、誰を責めることもできません。
5049TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_000事件屋男爵の話に、さっぱりついていけないぜ……。 何がどうなってるのか、わかりやすく教えてほしいな。
5150TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_000さすがは事件屋男爵……。 断片的な証拠から、何かを導きだしたようだね……。
5251TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_000ときに君たちは、ウラーが借りていた正教法大全11巻が、 今どこにあるか知っているか?
5352TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_001怪文書を信じるなら、寮長室で見つかったらしいが……。 ガセネタかもしれないし、今どこにあるのかなんて、 さっぱりだよな……。
5453TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_002どうやら、Playerは、 ルブラソワールとの約束を律儀に守っていたようだな……。
5554TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_003ウラーの部屋から盗まれた11巻は、ぼくが所持している。 ルブラソワールが寮長室で発見したと、 密かにぼくまで届けてきたのだ。
5655TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_100_003では、君たちは、聖典をウラーの部屋から奪った者と、 怪文書をまいた者の関係をどう考えるかね?
5756TEXT_CHREND304_02364_Q1_100_000聖典を盗んだ者と怪文書をまいた者の関係は?
5857TEXT_CHREND304_02364_A1_100_001同一人物だ
5958TEXT_CHREND304_02364_A1_100_002協力関係にある
6059TEXT_CHREND304_02364_A1_100_003無関係の別人
6160TEXT_CHREND304_02364_A1_100_004…………
6261TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_101_003そう考えるのが妥当だろう。 どちらも、アルションバダンが不利になるという結果が一致する。 つまり、行動の目的が一致しているからな。
6362TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_102_003すると、次に問題になるのは、 犯人がウラーの部屋にいかにして忍び込んだのかということだ。
6463TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_103_003よく考えてみるのだ。 どちらの出来事も、アルションバダンが不利になるという、 結果が一致している、つまり、行動の目的が一致している。
6564TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_104_003ゆえに、犯人が同一人物、もしくは協力関係にあるはずだ。 すると、次に問題になるのは、 犯人がウラーの部屋にいかにして忍び込んだのかということだ。
6665TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_004寮の鍵を持つのは、管理人であるサテュールノワ司祭と、 寮長アルションバダン、そして彼の補佐役ルブラソワールだけ。 ちなみに寮長室だけは、例外的に司祭は鍵を持っていないそうだ。
6766TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_005じゃあ、誰かが、ウラーの部屋から11巻を盗み出して、 寮長室に仕込んだとするなら、それができるのは……。
6867TEXT_CHREND304_02364_Q1_000_000誰が寮長室に11巻を仕込んだ?
6968TEXT_CHREND304_02364_A1_000_001アルションバダン
7069TEXT_CHREND304_02364_A1_000_002ルブラソワール
7170TEXT_CHREND304_02364_A1_000_003…………
7271TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_006やっぱり、アルションバダンが犯人か……?
7372TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_007待ってください、それはありません! 自ら疑惑を招く行動をするはずがありませんから。
7473TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_008……となると残る可能性は、ルブラソワールだね。 でも、彼はアルションバダンの腹心だぞ? 主を陥れるようなマネするかな……?
7574TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_009腹心といっても、主の操り人形ではありませんし、 何か深い事情や、お考えがあったのかもしれません。 それさえわかれば……。
7675TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_010ルブラソワールだって!? あいつは、アルションバダンの腹心だぞ。 主を陥れるようなマネするかな……?
7776TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_011腹心といっても、主の操り人形ではありませんし、 何か深い事情や、お考えがあったのかもしれません。 それさえわかれば……。
7877TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_012やっぱり、アルションバダンが犯人だったってことか!?
7978TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_013待ってください、それはありません! 自ら疑惑を招く行動をするはずがありませんから。
8079TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_014……となると残る可能性は、ルブラソワールになるね。 でも、彼はアルションバダンの腹心だよ? 主への裏切りなんてしないでしょう。
8180TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_015腹心といっても、主の操り人形ではありませんし、 何か深い事情や、お考えがあったのかもしれません。 それさえわかれば……。
8281TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_016……Playerさん、 貴方は、過去を視る力を使い、皇都の真実を暴いたと聞きました。 その力を、貸してはもらえませんか?
8382TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_017なんと、自在に制御できる力ではないのですか……。 でも、それは一般的には知られていない事実ですから、 問題ありません。
8483TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_018実は、僕にちょっとした考えがあるのです。 アルションバダンさんのところに、一緒に来てください。
8584TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_019おやおや、いったい何を思いついたのかな? 気になるから、オレもついていっちゃおう。 ふたりなら、寮を離れ、ゼーメル伯爵邸に身を寄せてるそうだよ。
8685TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_020果たして、純真な彼は、何を思いついたのやら? 興味がそそられるところだが……そちらは君に任せたい。 ぼくは、もう一度、教皇庁に出向かねばならなくなったのでね。
8786TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_021だが、時間がないぞ。 サテュールノワ司祭が、正式にアルションバダンの除籍を要求し、 ほどなく査問会が理事長室で行われると聞いた。
8887TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_022結論が出てしまう前に、真相を突き止めなければならない! おそらく査問会が、特別顧問としての最後の戦場となるだろう。 互いに刻限まで死力を尽くし、決戦の場で再会しよう!
8988TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_029わあ、アルションバダンさんが、 またルブラソワールさんに八つ当たりを……。
9089TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_029こんな扱いをされりゃ、相手が主でも頭にくるよな……。 俺だったら、一発お見舞いしてるところだぜ。
9190TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_029さて、テオ君は、いったいどう真相を明らかにするのかな……? うまくいったら、どんな祝祭よりも興奮しちゃうよね。
9291TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_029調査結果の報告なら、後程受けましょう……。 見てのとおり、取り込み中ですので、お引き取りを。
9392TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_030……調査結果の報告か? ハッ、時すでに遅し……。 じきに始まる査問会で、私の除籍が確定するだろう。
9493TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_031諦めるなんて、貴方らしくありません。 貴族の誇りに誓った貴方の言葉を、僕は信じています。 査問会で、真実を明かしましょう!
9594TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_032真実……? これまで、あらゆる危機を回避してきたルブラソワールにさえ、 手に負えぬ事案を、平民風情がどう解き明かすというのだ!?
9695TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_033心配いりません、できますよ……。 なぜなら、ここにいらっしゃる特別顧問は、 皇都の真実を暴いた英雄殿だからです!
9796TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_034それが、どういう結末につながるか……。 ルブラソワールさんならば、もうおわかりですよね?
9897TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_035英雄殿は、過去を視る力によって、 皇都の真実を暴き、社会制度を変えてくださったのでしたね。 つまり、この「聖戦」の真実も視とおしたということですか?
9998TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_036ウフフフ……ならば、隠す必要はありませんね。 それに、真犯人がわかったところで困ることはありません。 充分に汚名を着て、泥を啜った気分を味わったことでしょう。
10099TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_100_036そう、ウラーを誘拐し、彼女の部屋から聖典を奪って、 主が所持していたと偽り、怪文書をばらまく…… すべては、私が実行したことです。
101100TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_037ウフフフ……気分はいかがですか、わが主。 貴方に長年憎悪を秘めつつ仕えた腹心による、渾身の報復は?
102101TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_038聖戦……報復……? ルブラソワールよ、いったい何の話をしている……?
103102TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_039心当たりすらありませんか……おめでたいことです。 ならば、今こそ、思い知るがいいでしょう。 我が一族が耐え忍んだ、ゼーメル家による不当な仕打ちの罪深さを!
104103TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_040貴族と平民を隔てる壁とは、先祖の行いか、運命か……。 ならば、ゼーメルの血を引きながら、傍流というだけで、 服従を強いられた我が一族と本家の壁とは?
105104TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_041この命題を、英雄殿が解き明かしてくれました。 それは、どちらも真という絶望であり、 「壁は自らの手で破壊できる」という希望……。
106105TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_042ゆえに私は、己のために戦いを挑むと決意したのです。 ウラーの誘拐や11巻の件、怪文書は、すべて私が手配しました。 アルションバダンとゼーメル家を凋落させるためにね。
107106TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_100_042復讐さえ果たせれば、たとえ私の罪が露見し、 すべてを失っても構わない覚悟だったのです。
108107TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_043必要な資金は、すべて寮長の資産を用いました。 貴方は資産管理すら、私に丸投げでしたから、 気付いておられなかったでしょうがね、ウフフフ……。
109108TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_044それほどまでに憎悪をたぎらせていたなんて……。 でも、その苦悩から解放されるときがきました。 貴方の「告白」のおかげで、事件の全貌がわかりましたから。
110109TEXT_CHREND304_02364_LEBRASSOIR_000_045なっ……まさか!? 「聖戦」の過去を視たというのは嘘か!?
111110TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_046おーっと、逃がさないよ。 それに、テオ君を嘘つき呼ばわりするのは、いただけないな。 英雄殿が過去を視ただなんて、テオ君は一言も言ってないよ?
112111TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_047はい、英雄殿が皇都の真実を暴いたと、お伝えしただけです。 そもそも過去を視る力は、英雄殿の意思で、 自在に使える力ではないそうですから。
113112TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_048それじゃあ、査問会で今の「告白」をしてもらえるかな? 寮長さんも一緒に行こう、祝祭の始まりだからね~。
114113TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_049あいつが、胸にこれほど怨念をたぎらせていたとは……。 幼い頃から共にあったのに、私ときたら、 あいつをなにひとつ理解していなかったのだな……。
115114TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_050ハッ、こんな私が世を導こうとしていたとは、とんだ茶番だ……。 もっとも身近な者すら、導けやしなかったというのに……。
116115TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_051いつか必ず、ルブラソワールさんとわかりあえる日が来ますよ。 神の下では、すべての人が等しい存在なのです。 それさえわかっていれば、きっと……。
117116TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_052神の下での平等か……。 お前は、いかなる難局でも、信念を貫くのだな……。 皆がお前を慕う理由……少しだけ、わかった気がするぞ。
118117TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_100_052私もまた、この難局に立ち向かおう。 そして、すべてを受け止めなければならない。 見届けなくては…………。
119118TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_053さあ……俺たちも、査問会に行くとするか。
120119TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_054僕は……この結末を特別顧問殿に伝えにいきます。 彼に確認したいことがありますので。
121120TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_100_054気のせいかもしれませんけど…… まだ、事情を抱えている方がいるような気がするんです。 僕たちが合流するまで、査問会を見守っていてください!
122121TEXT_CHREND304_02364_ELVIANE_000_060つまり、最近、学内で発生した一連の出来事は、 すべて貴方が引き起こしたこと、というわけですね?
123122TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_061お言葉ですが、学長。 これは、寮長をかばうための自白ではないでしょうか? 物証がない以上、偽証の可能性は否定できません。
124123TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_062加えて、もはや問題は学内の処罰で済む状況ではありません。 貴族統治を支えてきた正教に対する民衆の反感が噴出する中、 神学院への批判も高まっています。
125124TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_063ルブラソワールと寮長、どちらかを除籍したところで、 ゼーメル家の者が問題を起こした事実に、民衆は憤り、 正教や神学院の信用も地に落ちるでしょう。
126125TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_064そこで、正教の権威を守るために提案いたします。 不祥事のすべてを公表して、神学院の休校を宣言し、 体制の立て直しを図るのです!
127126TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_065(-冷静な男の声-)その間に、神学院を廃校に追いやるのが真の目的だな? ニセ司祭……!
128127TEXT_CHREND304_02364_ELVIANE_000_066ニセ司祭とは…… どういうことですか、ブリアルディアン特別顧問殿?
129128TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_067これまでぼくは、学内の対立を煽る者を探ってきた。 その一環として、教皇庁に通い詰めて記録を紐解き、 高位聖職者の身元を、ひとりずつ丹念に洗ってきたのだ。
130129TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_068膨大な情報を調べる作業は難航したが、 テオモサン君が伝えてくれたルブラソワールの自白により、 すべての事件を裏から操っていた、真の「黒幕」に辿り着いた。
131130TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_069サテュールノワ! 貴様の配属辞令に、偽造の痕跡を発見した!
132131TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_100_069ルブラソワールに入れ知恵し、学内対立を煽ったのも、 市民の正教への反感を煽ったのも、 神学院への批判を高め、廃校に追い込むため……そうだな?
133132TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_070ど、どういうことかな……? なぜサテュールノワ司祭が、神学校を潰そうとするんだい?
134133TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_071その答えは、サテュールノワの経歴にある。 彼は、十数年前、神学校を首席で卒業して教皇庁入りし、 「監視者」と呼ばれる役職を与えられた……。
135134TEXT_CHREND304_02364_ELVIANE_000_072「監視者」……? はて、それは、どんな職務でしょうか? 長らく教皇庁に務めてきましたが、そんな役職は初耳ですよ。
136135TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_073当然だ……教皇庁最大の暗部……。 教皇と数名の側近しか、存在さえ知らぬ極秘の役職なのだからな。 それを突き止めるとは、さすがは事件屋男爵といったところか。
137136TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_074ここから先は、私が説明しよう。 正教が偽りの歴史を教えてきたことは、知ってのとおり。 だが、その一方で歴代の教皇に、真実の歴史が継承されてきた。
138137TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_075では、教皇が死した場合、誰が新たな教皇に真実を伝える? その重責を担うのが、「伝承者」と呼ばれる存在だ。 真実を守り伝えるためだけに、一生を幽閉される哀れな存在さ。
139138TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_076そして、「伝承者」を世話し、見張るのが「監視者」の役割……。 真実の漏えいを防ぐため、どちらも任命されたら最後、 社会的に存在を抹消され、二度と俗世には戻れない。
140139TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_077ゆえに、これらの役割には代々、 神学院から、優秀な孤児出身者が選出されてきた……。
141140TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_078くっ……。 時代が時代なら、俺たちも同じ運命を辿ってたってことかよ……。
142141TEXT_CHREND304_02364_ELVIANE_000_079いつあるかもわからぬ教皇の交代に備えて、 人を「生きた書物」にして幽閉するなど……なんということ……。
143142TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_080……以前、サテュールノワ司祭がおっしゃっていた、 亡くなられたという親友というのは……。
144143TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_081そうだ……共に悲運を耐えしのいだ「伝承者」だ。 この無慈悲な制度は、時代の変わり目に密かに抹消された。 だが、運命を狂わされた者たちの、千年の無念は消えない!!
145144TEXT_CHREND304_02364_SATURNOIS_000_082ゆえに、私は処刑を待つ牢を脱獄し、神学院に舞い戻ったのだ。 真実と欺瞞の狭間に、幾多の孤児たちを突き落としてきた、 聖アンダリム神学院の息の根を止めるために……!
146145TEXT_CHREND304_02364_ELVIANE_000_083私たちは知らずに、狂気の制度に荷担していたのですね。 あなたの行いの是非はともかく、この事実に向き合うには、 一時休校も検討する必要がありそうです……。
147146TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_084待ってください……! 神学院の門扉を閉ざすことは簡単です。 ですが、それは贖罪ではなく、責任放棄ではないでしょうか?
148147TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_085無知が罪だと言うのなら、僕らがすべきは真実を広めること! それこそが、正教が踏みにじってきたすべての命への鎮魂であり、 千年にわたる欺瞞への償いとなるのではないでしょうか?
149148TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_086同感だ……。
150149TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_100_086私もまた、ある男の人生を踏みにじってきた。 だが、万人に等しく応じ、語らう者に救われもした……。 今こそ、神の下に我らは等しく裁かれるべきだろう。
151150TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_087これまで私が苦しめてきた男は、未だ憤怒の渦中にある。 私が彼に許されることは、未来永劫ないかもしれない。
152151TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_088それでも私は、自分の過去から逃げるわけにはいかない。 正教の聖職者を志した、その初志を貫徹し、 すべての者に等しく真実を伝えたい。
153152TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_089未熟な僕には、あなたの怒りも悲しみも、すぐには癒やせません。 それでも、ショワソー司祭がくれたこの聖典に誓わせてください。 もう誰の存在も、歴史の闇に消えさせはしないと……。
154153TEXT_CHREND304_02364_SYSTEM_000_090ほどなく神学生たちの提案により 神学院はすべての人に開かれた 公開授業を行うようになった
155154TEXT_CHREND304_02364_SYSTEM_000_091すべての罪を 神の下で等しく明らかにし 贖罪と鎮魂を捧げる その先にこそ 皇都の新たな教えがあるのだから
156155TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_095テオは、サテュールノワが、 寮長の除籍を急ぐ理由がわからず、ひっかかってたらしい。 それで、最後に事件屋男爵のところに駆け込んだんだとさ。
157156TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_100_095司祭と俺たちは、同じ恩師に世話になった、いわば兄弟。 親近感を抱いていただけに、ちょっとした違和感が、 どうしても気になったんだろうな。
158157TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_097Playerさん……。 神学院の混乱を鎮めていただき、ありがとうございました。 貴方のおかげで、神学院がすべてだった僕の世界が開けました。
159158TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_098貴方に救われた神学院と皇都の人々を支えられるよう、 さらに広い視野で正教と向きあっていこうと思います。
160159TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_099事件屋男爵は、次の仕事のために旅立つらしいぞ。 あんたも、また新たな冒険に出ちまうんだろ? 寂しいけど……盛大に送りだしてやるよ!
161160TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_100旅立つ前に、会えてよかった。 今回の依頼が解決できたのは、君の協力のおかげだ、感謝する。 叔父も礼を言っていたよ。
162161TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_101ふたりが旅立ってしまうなんて、寂しいな……。 ふたりは、神学生の不安と混乱を鎮めてくれる、 祝祭のような存在だったから……。
163162TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_102この一件に専念していたから、依頼が溜まってしまってね。 そろそろ新たな依頼人のもとへ赴かねば。 ……砂の都で、会わねばならぬ人もいるしな。
164163TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_103へーそれは、どなたですか?
165164TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_104おまえ……少しは察しろよ! 忙しくても、わざわざ会いにいく人ってことだろうが!
166165TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_105ハッ、そこが、テオモサンの味というものだろう。 天真に根差した意思は、どんな困難の壁をも穿つ。
167166TEXT_CHREND304_02364_ARCHOMBADIN_000_106だが、その力はまぶしすぎるがゆえに、邪な者には嫌われよう。 ゆえに、蛇の道を知る者が支えてやらねばならん。 それが未来の正教の利となり、我が贖罪ともなるだろう。
168167TEXT_CHREND304_02364_CRAMMEVOIX_000_107ははは、これまでテオ君を支えていた人たちが、 妬いてるみたいだよ? フフフ、テオ君を巡る新たな祝祭が始まりそうだね!
169168TEXT_CHREND304_02364_LEIGH_000_108バ、バカいうな! 俺は、今までどおり、危なっかしい誰かの子守りをするまでだっ!
170169TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_109ありがとうございます……! ブレジーさんにも、資料の管理でいつも助けられています。 これからも、よろしくお願いいたします。
171170TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_110こんなふうに、皆さんと協力できる日がくるなんて、 いつも思い描いていた夢が、かなってしまいました! すべては、特別顧問殿のおかげです。
172171TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_111お墓参りのときのことを覚えていますか? 僕は、改めて確信しました。 貴方が現れたのは、司祭様と神の導きだったと……。
173172TEXT_CHREND304_02364_THEOMOCENT_000_112皇都に立ち寄ることがあれば、ぜひ会いにきてください。 今以上に良くなった神学院をお見せしますから。
174173TEXT_CHREND304_02364_BRIARDIEN_000_113変革を迎え、激動の時代に突入した皇都だが、 君たちのような者がいるのなら、心配なさそうだな。 それでは、また会おう。