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2026-03-03 21:04:14 -06:00

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10TEXT_STMBDZ308_02704_SEQ_00スイの里のクレナイは、これまで秘めてきた真実を告げようとしている。
21TEXT_STMBDZ308_02704_SEQ_01クレナイは目を覚まさぬ紅玉姫の前で、真実を話したいという。スイの里の「クレナイ」と話そう。
32TEXT_STMBDZ308_02704_SEQ_02真実が明らかになった。クレナイこそが本物の紅玉姫であり、救出された乙女は彼女の身がわりとなった親友の「ヒスイ」であった。友の目を覚まさせる方策を、里の外に求めたいというクレナイを見て、シオサイは冒険者に案内役を依頼した。引き受けるなら、スイの里の「クレナイ」に声をかけよう。
43TEXT_STMBDZ308_02704_SEQ_03クレナイと話し、案内役を引き受けた。クレナイとともに、ヒスイを目覚めさせる智慧を見つける旅が始まろうとしている。
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2524TEXT_STMBDZ308_02704_TODO_00クレナイと話す
2625TEXT_STMBDZ308_02704_TODO_01クレナイと再度話す
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4948TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_000我らアウラ・スイは、地上とのかかわりを断つことで、 里の平穏を保って参りましたゆえ…… 余所の方に助けを求めるということを、思いもいたしませんでした。
5049TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_001姫様があなた様と出会わなかったならば、 わたくしはこの手で、紫水宮を壊す羽目になっていたでしょう。 宮中に残った者たちの命もろとも……。
5150TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_030先のお約束どおり、真実をお伝えしたいのですが、 さて……どこからお話しするのがよいでしょうか。
5251TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_031というのは、未だ昏々と眠りつづける、 紫水宮のあるじ「紅玉姫」と関係することでもありますので……。
5352TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_032姫の様子を、あなた様にも御覧いただきながら、 お話しすることにしましょうか。 ……どうぞ、あちらへ。
5453TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_050シオサイに言って、「紅玉姫」を閨 (ねや)から連れだします。 少々、お待ちを。
5554TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_061どうして、目を覚まさないの。 …………ヒスイ。
5655TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_062失礼……あなた様に、真実を告げるとお約束したのでしたね。 あなた様にお会いしたとき、私が申し上げた「嘘」について。
5756TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_063私は、紅玉姫の妹ではありません。 ……いえ、もとより紅玉姫に妹はおりません。
5857TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_064私こそが、当代の紅玉姫こと、クレナイでございます。
5958TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_065目を覚まさぬ彼女の本当の名は、「ヒスイ」……私の大切な友。 なぜ、このようなことになったかと申しますと……
6059TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_066姫様……すべては、この身が負うべき咎。 それゆえ、わたくしの口からお話しさせていただきましょう。 先だっての非礼の償いも込めまして……。
6160TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_067過日のこと、紫水宮にて災厄の原因となった秘儀を行うにあたり、 我らは万が一へのそなえとして、ある安全策を講じました。 ……それが、姫様の「身がわり」を立てること。
6261TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_068その役を買って出たのが、ここに眠る……女官のヒスイでした。 ヒスイは姫様の幼なじみで、遠縁にもあたる高貴の血筋。 そのためか、顔かたちも姫様と見まがうほど……。
6362TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_069かわりのきかぬ姫様の身を案じ、わたくしとヒスイが姫様を説得。 彼女が秘儀を代行したのです。 現れた妖異は、ヒスイに取り憑き……あとはご存じのとおり。
6463TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_070もとより紫水宮への出入りを許された者はごく少数。 里の者の多くは、姫様のお顔すら知らぬほど。 逆に姫様が外へ出ることも、掟で禁じられているのですが……
6564TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_071禁を破り、姫様を連れだすために、 わたくしがクレナイ様に、姫様の「妹」を名乗らせていたのです。
6665TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_072「クレナイ」は、私の幼名。 亡き母上から、紅玉姫の名を継ぐまで、 ヒスイとは、この名で呼びあっておりました……。
6766TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_073物心ついたころから……いつも、ともにいて…… 喜びも、悲しみも、わかちあってきましたのに。 なのに、ヒスイ…………なぜ、目を覚ましてくれないの?
6867TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_074すべては、わたくしが招いた結果にございます。
6968TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_075あなたひとりが負うべき咎ではありません。 ヒスイを身がわりに立てたことが、期せず功を奏した……。 そのことが余計に、あなたを苦しめていたのでしょう?
7069TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_076これが私の秘めていた真実です。 本来、里にいてはならぬ身ゆえ、自身の正体をいつわったのです。 ……どうか、お赦しくださいまし。
7170TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_077シオサイ。 私はこれから、スイの里の外へ参りたいと思います。
7271TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_078紅玉姫の任を果たすため、私は宮中の全文書に通じておりますが、 ヒスイの状態は、過去に類を見ないもの。 ゆえに、それを解く智慧を「外」に求めたいと思うのです。
7372TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_079ならば、わたくしも……!
7473TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_080シオサイは、里を護る仕事に専念なさい。 難事の収拾もつかぬいま、あなたまで里を離れることはなりません。
7574TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_081……まことに恐縮ながら、貴方にお願いがございます。 姫様に随伴いただき、里の外の御案内役を頼めませぬでしょうか?
7675TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_082おそらく……ヒスイはもう二度と、目を覚まさないでしょう。 身体は健在でも、消えた魂が戻ることはありませぬゆえ。 されど姫様は、手を尽くすまで、その事実を受け入れぬはず。
7776TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_083姫様が過酷な現実を悟り、再び明日への歩みを始められるまで、 しばし、貴方におつきあいいただきたいのです。 …………重ねて、お頼み申し上げます。
7877TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_100おそらく……ヒスイはもう二度と、目を覚まさないでしょう。 身体は健在でも、消えた魂が戻ることはありませぬゆえ。 されど姫様は、手を尽くすまで、その事実を受け入れぬはず。
7978TEXT_STMBDZ308_02704_SHIOSAI_000_101姫様が過酷な現実を悟り、再び明日への歩みを始められるまで、 しばし、貴方におつきあいいただきたいのです。 ……重ねて、お頼み申し上げます。
8079TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_120えっ……あなた様が、里の外への御案内役を? 願ってもないお話です……!
8180TEXT_STMBDZ308_02704_KURENAI_000_121では、旅支度など整いましたら、 あらためて私に、お声をおかけくださいまし。 ぜひとも、よろしくお願い申し上げます……!