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2026-03-03 21:04:14 -06:00

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10TEXT_AKTKMG105_04454_SEQ_00リア・ターラのウリエンジェは、沈痛な面持ちだ。
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2524TEXT_AKTKMG105_04454_TODO_00リア・ターラで情報収集
2625TEXT_AKTKMG105_04454_TODO_01アーム・ノールで異変を探す
2726TEXT_AKTKMG105_04454_TODO_02を調べる
2827TEXT_AKTKMG105_04454_TODO_03をさらに調べる
2928TEXT_AKTKMG105_04454_TODO_04アーム・ノール付近で子竜を探す
3029TEXT_AKTKMG105_04454_TODO_05虚ろな様子の親竜と話す
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4948TEXT_AKTKMG105_04454_ALPHINAUD_000_000レポリットたちの驚きは、間違っていなかったんだ……。 人が生存可能な環境なんて、ここにあるはずがなかった。 それを、サンクレッドが覆してくれたんだ……。
5049TEXT_AKTKMG105_04454_ALISAIE_000_005まさか、これでお別れなんてこと、ないわよね……? だって、彼の魂は……まだ……。
5150TEXT_AKTKMG105_04454_YSHTOLA_000_010彼が、ウルティマ・トゥーレを認識できる形に変えた。 私にまで視えているのは、そのせいなのね。 本当に……よく気づく人だこと……。
5251TEXT_AKTKMG105_04454_GRAHATIA_000_015サンクレッドは貫いたのか……。 息さえできない、あの混乱の中で……譲れない一念を……。
5352TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_020狙いは的確だったはず…… だが、メーティオンは俺の槍をかわしおおせた。
5453TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_021癪だが、奴の言うとおり、 「見えるだけでは触れられない」ということか……。 なら、どうしたら肉薄できる……!
5554TEXT_AKTKMG105_04454_URIANGER_000_030…………肉体を失い、魂だけとなることを、何と呼ぶか。 私とて、知らぬわけではございません。
5655TEXT_AKTKMG105_04454_URIANGER_000_031ですが私たちは、第一世界において、 それと近しい状態にあったのです……。
5756TEXT_AKTKMG105_04454_URIANGER_000_032あのときとは事情が違うとわかっていても…… 嘆いて立ち止まるよりは、信じたい。 彼は「生きて」私たちを護っているのだと……。
5857TEXT_AKTKMG105_04454_URIANGER_000_033……調査を進めましょう。 さきほど見たとおり、メーティオンを追いかけるだけでなく、 ウルティマ・トゥーレを理解する必要があるようです。
5958TEXT_AKTKMG105_04454_URIANGER_000_034まずは、この場所から……。 竜にお詳しい、あなたとエスティニアン…… そして私で、ここに集いしドラゴン族の調査を。
6059TEXT_AKTKMG105_04454_URIANGER_000_035ほかの皆さんには、取り急ぎ、地形の確認をお願いしたく。 先に進める道があるかどうかなど、 調べていただいて、よろしいでしょうか……?
6160TEXT_AKTKMG105_04454_ALPHINAUD_000_036了解だ。 ひととおり調べ終えたら、このあたりに戻ってこよう。
6261TEXT_AKTKMG105_04454_ALPHINAUD_000_037メーティオンによれば、ここにいる竜は、 滅亡する前の末期の姿……魂なき、その再現体……。
6362TEXT_AKTKMG105_04454_ALPHINAUD_000_038私たちが知っている竜と、同じように話せるとはかぎらない。 三人とも、くれぐれも気をつけてくれ。
6463TEXT_AKTKMG105_04454_URIANGER_000_039私たちは、手分けして竜の話を聞くところから始めましょう。
6564TEXT_AKTKMG105_04454_SEIHLOSKH_000_050ああ……小さき者よ……我が星に降りた流星よ……。
6665TEXT_AKTKMG105_04454_SEIHLOSKH_000_051その細き手に、病のひとつも抱えていたなら…… その吐く息が、血潮の熱を奪い去るなら…… どんなにか君を愛せただろう……。
6766TEXT_AKTKMG105_04454_SEIHLOSKH_000_052私たちは待っているんだ。 時がこの命を漂 (さら)し、身は朽ちて、死に還ることを。
6867TEXT_AKTKMG105_04454_SEIHLOSKH_000_053君がもし、私たちに問い、語り、諭そうというのならば、 どうか何もせずに立ち去ってほしい……。 ここに必要なのは静寂……ただ、静寂なのだ……。
6968TEXT_AKTKMG105_04454_SEIHLOSKH_000_055静寂を乱さないでくれ……。 音は、時の流れを正しく刻ませる……。 意識を棄ててなお永き時を、どうしてそれで耐えられる?
7069TEXT_AKTKMG105_04454_KOHMNOSKH_000_060遠い……遠い……すべては霧の向こうだ……。 鮮やかなものは、何もかも……。
7170TEXT_AKTKMG105_04454_KOHMNOSKH_000_061我ら竜は、愛であった……力であった……誇りであった……。 高潔であろうとし、事実、それそのものだった……。
7271TEXT_AKTKMG105_04454_KOHMNOSKH_000_062だというのに、敗れたのだ……。 あの黒と鈍色の兵団に…… 血の繋がりを持たず、信念すらもない兵器 (もの)たちに。
7372TEXT_AKTKMG105_04454_KOHMNOSKH_000_063あぁ……敗北は我らの威風を止めた……。 大気は淀み、我らは沈む……。 すべては霧の向こうだ……鮮やかなものは、何もかも……。
7473TEXT_AKTKMG105_04454_KOHMNOSKH_000_065このまま静かに眠らせてくれ……。 霧の向こうを想うのは、もう、疲れた……。
7574TEXT_AKTKMG105_04454_WHEIFEHSK_000_070聞く……? いったい、何を聞くというのか……。
7675TEXT_AKTKMG105_04454_WHEIFEHSK_000_071この世の愚かしさが、我を石へと変えたのだ。 石は羽ばたかず、語らわず、咆哮を上げもしないが、 静観と沈黙はもっとも利口だ。
7776TEXT_AKTKMG105_04454_WHEIFEHSK_000_072ただひとつ、あの光景だけが、今も我の喉を震わせる。 外れの岩地の「アーム・ノール」…… 謳われなかった竜詩たち……。
7877TEXT_AKTKMG105_04454_WHEIFEHSK_000_073いかにして、あれを語れようか。 竜詩でも……ましてや言葉などでは……。 然して我はまた、石へと戻るのだ……。
7978TEXT_AKTKMG105_04454_WHEIFEHSK_000_075石に語るべき言葉はない……。 知りたくば訪ね、見るがいい。 理解するには程遠かろうがな……。
8079TEXT_AKTKMG105_04454_WHEIFEHSK_000_076外れの岩地の「アーム・ノール」…… 我らの絶望……我らの終わり……。
8180TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_080ああ、お前もここを見に来たのか? 俺も、「アーム・ノールこそ絶望と終わりの象徴」と聞いて、 気にかかったものでな……。
8281TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_081ここは、竜が卵を孵す場所のようだ。 アーテリスでも、同じような竜の巣を見たことがある。
8382TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_082……やはり、竜は竜か。 ここはミドガルズオルムの故郷、その末期の再現なんだろうよ。
8483TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_083ヴリトラは、故郷の星を戦乱で追われたと言っていたが…… この様子だと、ミドガルズオルムが離れたあとに、 完全に敗北したようだな……。
8584TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_084ともかく、ここの卵を調べてみるか。 絶望と終わりの象徴とくれば、予想はできるがな……。
8685TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_090それにしても、酷い匂いだ……。 風がないから余計に、腐臭が籠っていやがる……。
8786TEXT_AKTKMG105_04454_SYSTEM_000_100割れた卵の中に、ドラゴン族の幼生体が横たわっている。 ……すでに腐敗の始まった死骸のようだ。
8887TEXT_AKTKMG105_04454_SYSTEM_000_101死骸は、生乾きの粘液にまみれている。 うまく孵れなかったのだろうか……。
8988TEXT_AKTKMG105_04454_SYSTEM_000_105腐臭を放つ粘液が、殻の中に溜まっている。 色は濁り毒々しい…… 何らかの汚染を受けているのだろうか?
9089TEXT_AKTKMG105_04454_SYSTEM_000_110濁った粘液の中に沈んでいる大きな殻を、 静かに持ち上げてみた。 形さえも定かでない「何か」の塊が、粘液に浸っている……。
9190TEXT_AKTKMG105_04454_SYSTEM_000_111……殻を、そっと元に戻した。
9291TEXT_AKTKMG105_04454_SYSTEM_000_120この卵は、ほかと比べて綺麗に見える。 孵って間もない状態のようだ。
9392TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_121ほう……? 卵は全滅かと思っていたが、無事に孵れた奴もいたようだな。
9493TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_122しかし、こんな風に置き去りにされていて、 ちゃんと親竜に合流できたのか……?
9594TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_123……軽く、あたりを見回ってみるか。 俺は、アーム・ノールの正面方向を見てくる。 お前は、竜の集落とは反対の方に進んでみてくれ。
9695TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_125…………。
9796TEXT_AKTKMG105_04454_BALLOON_000_130グギェェェ! ギョプ…ギェ…
9897TEXT_AKTKMG105_04454_BALLOON_000_131グェェェ…プ…ピ…
9998TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_140不快な鳴き声が途絶えたかと思えば…… 汝が屠ったのか。
10099TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_141尋常じゃない竜の悲鳴が聞こえたぞ。 何があったんだ?
101100TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_142おい、こいつを襲った子竜は何だ? お前はその親なのか?
102101TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_143……アーム・ノールに卵は置いた。 それが孵ったというなら、確かに我が血族であろうよ。
103102TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_144だが、そこな者は見たであろう。 あの穢れた翼を……禍々しき容貌を……。
104103TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_145あれはもはや竜にあらず……我が子にあらず……。 我らの行いに対する罰であり、 生きとし生ける者の、愚かさの証明だ……。
105104TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_146……何があった。
106105TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_147……空より現れし、心なき鋼鉄の兵団。 奴らは突然、我が同胞たちを葬りはじめた。
107106TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_148侵略だ……我らは心底怒り、憎み、戦った。 長きにわたる、熾烈な戦いが始まったのだ……。
108107TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_149やがて我らの敗北が決定的となったとき、 戦場となったこの星は、荒廃しきっていた。
109108TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_150その様を見た奴らは、 我らの星に「接収する価値なし」の烙印を押し、 生き残りの竜を捨て置いて、撤退していったのだ……。
110109TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_151生き残りたちは、恥辱に耐えながら、種の再起を図ろうとした。 ……しかし、竜の卵を孵すには、 清らな力が満ちた土地が必要なのだ。
111110TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_152そんなものは、もうどこにもありはしない……。 どこの巣でも、卵は孵ることなく腐ってしまった。
112111TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_153たまに生まれる者があっても、 見るに堪えない異形になり果てている……。 我らは、種の未来を失ったのだ。
113112TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_154生き残りの中に、星を渡れる竜はいなかったのか? 別の星でなら、卵を孵せる可能性もあったんじゃないか?
114113TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_155ああ、いたとも……星渡る同胞たちが……。 お前の言うように、彼らは他の星に孵卵の場を求めた。
115114TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_156だが、多くの力を宿した豊かな星では、 その支配権をかけて争いが起きていた……。
116115TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_157残っているのは、孵化などは到底見込めぬ、 枯れ果てた星ばかり……。
117116TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_158そう……世は争いに満ちていたのだ……。 生ける者は命あるかぎり、奪い、奪われ、戦っていた……。
118117TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_159なんて愚かで、恐ろしい輪廻だ……。 私たちは、そこに加わることを良しとしなかった。 争いにはもう……疲れていたのだ……。
119118TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_160ゆえにここで、終わりを待っている。 何者をも脅かさず、脅かされず、高潔なる沈黙のうちに、 永き命を終えるその日を……。
120119TEXT_AKTKMG105_04454_ESTINIEN_000_161おい、話はまだだ。 俺たちの星では、お前たち竜が……!
121120TEXT_AKTKMG105_04454_ELDERDRAGON04454_000_162…………。