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2026-03-03 21:04:14 -06:00

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10TEXT_KINGMD120_04931_SEQ_00空の坑道のアジトのエレンヴィルは、複雑な表情をしている。
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2524TEXT_KINGMD120_04931_TODO_00サンダーヤードのカフキワと話す
2625TEXT_KINGMD120_04931_TODO_01蓄雷増幅施設のストリカと話す
2726TEXT_KINGMD120_04931_TODO_02で見渡して魔物を討伐
2827TEXT_KINGMD120_04931_TODO_03で再度見渡す
2928TEXT_KINGMD120_04931_TODO_04ウクラマトと話す
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4948TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_001いよいよ頭が追いつかなくなってきたけど…… カフキワが無事で本当によかったぜ。
5049TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_002あれはエレンヴィルのお母様…… そう、あれはエレンヴィルのお母様よ……。
5150TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_003なんだか、この先何が出てきても驚かない気がするわ。
5251TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_004アラグ文明の遺物の中には、 遠くから操ることのできる機械もあるんだが…… あれも似たようなものなのか?
5352TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_005……ったく、人騒がせな人だぜ。 銃なんか向けて悪かったな。
5453TEXT_KINGMD120_04931_NOSTALGIA_000_006はあ……。 私たちも状況がよくわかってないんです……。
5554TEXT_KINGMD120_04931_WAYAKKWE_000_007ええと……よろしくお願いします……?
5655TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_008さあ、座って座って!
5756TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_009…………はあ。 とりあえず話を聞きにいこう。
5857TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA000_000_010自己紹介ありがとね。
5958TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_011それにしてもバルデシオン委員会かぁ……。 たしかに聞いたことあるわ、その名前。
6059TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_012……それで、その姿はいったいどういうことなんだ?
6160TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_013ああ、これ? こいつは仮のボディというか、通信機みたいなもんだね。 訳あって、別の場所から遠隔操作してるんだよ。
6261TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_014あたしたち「オブリビオン」は、 ゾラージャの領土拡大政策に反対する連中の集まりでね。 侵略行為を阻止するために活動してるんだ。
6362TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_015で、あたしはこの組織のリーダーってやつ。 だから、身を隠しておきたい立場なのさ。
6463TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_016なるほど……愉快な姿に反して、目的は大真面目ね。
6564TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_017そのとおり! まあ、もともとは、 別の目的があって立ち上げられた組織らしいんだけどね。
6665TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_018別の目的?
6766TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_019あんたたちなら、すでに勘づいていると思うけど…… この障壁の中では、ふたつの世界の人や物が入り混じってる。 土地すらも融合しちゃってるじゃない?
6867TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_020元はと言えば、 その世界融合を止めるために立ち上げられたのが、 オブリビオンって組織なのさ。
6968TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_021ちょっと待って! つまりあなたたちは、誰がどうして世界を融合させたのか、 知っているということ……?
7069TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_022いや、そう伝え聞いてるってだけで、 あたしたち今のメンバーが加入したときにはもう、 外への侵略を狙う武王ゾラージャを止めることが目的だった。
7170TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_023残念ながらそれも果たせず、 あいつが出ていくのを許しちゃったわけだけどね……。
7271TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_024ここの奴らは、頭に変な装置をつけてないみてぇだが、 それも活動と関係があるのか?
7372TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_025ソレのことだね?
7473TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_026名称は、「レギュレーター」。 エレクトロープ技術の最高傑作とも言われている。 まあ、たしかに装着していないのは活動とも無縁じゃないが……
7574TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_027悪い、オレたちはその…… レギュレーターについて、何も知らないんだ。 いったいどういう装置なんだ?
7675TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_028そいつは俺が説明しよう。
7776TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_029レギュレーターの機能は、主にふたつだ。
7877TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_030ひとつは「魂資源の管理」。 再利用可能な状態に処理された魂をストックしておいて、 装着者が死んじまった場合、蘇生に利用するんだ。
7978TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_031ストックですって!? まさか、魂の予備を持ち歩いてるってこと……!?
8079TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_032ああ、不慮の事故なんかで亡くなった場合、 魂資源を、失われた生命力に添加して蘇生するのさ。 ま、老衰みたいな寿命を超えた死では生き返れないけどな。
8180TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_033ちなみに、魂資源は各人の働きぶりに応じて配給される。 だから皆、天寿をまっとうするための保険を手に入れようと、 与えられた労働に勤しんでいるのさ。
8281TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_034魂をそんな風に扱うなんて……信じられない……。
8382TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_035ヴォイドの妖異のような例もあるが…… 他人の魂を取り込むだなんて、まともな発想とは思えない。 なにかリスクもあるんじゃないか?
8483TEXT_KINGMD120_04931_Q1_000_036何と言う?
8584TEXT_KINGMD120_04931_A1_000_037自分を保てなくなるのでは?
8685TEXT_KINGMD120_04931_A1_000_038意識が混ざるのでは?
8786TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_039そうならないためにあるのが、 レギュレーターのもうひとつの機能「記憶の管理」さ。
8887TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_040記憶……まさか……! ナミーカさんの存在を、みんなが忘れてしまった理由って……。
8988TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_041レギュレーターは、常に装着者の記憶を収集し続け、 死によって一時的に記憶が霧散したとしても、 復活後に転写してくれる。
9089TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_042だから問題なく自己の同一性が担保されるんだが…… こいつは他人が死んだときにも作用する。
9190TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_043装着者の記憶に干渉して、 死んだ人に関連する記憶を抹消するのさ。
9291TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_044……なんで、そんなことを!
9392TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_045死の悲しみを感じないで済むよう、 エバーキープの基幹システムが与えてくれる…… とびっきりの優しさであり、幸せな生き方なんだとさ。
9493TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_046雲の上に……預けられた……。
9594TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_047そうだ。 死者に関する記憶は、基幹システムに預けられ、 地上で生きる人々からは消えちまう。
9695TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_048ちなみに、記憶の管理技術は、 魂資源とも密接に関わっていてな……。
9796TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_049装着者が寿命を迎えて死んだ場合、 その魂はレギュレーターに一時保存されるんだ。
9897TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_050間もなく、それはある施設に送られる…… 魂に刻まれた記憶を漂白してプレーンな状態にするためにな。
9998TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_051こうして完成するのが、皆が欲しがる魂資源ってわけだ。
10099TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_052ちなみに、漂白時に回収された死者の記憶は、 エバーキープの基幹システムに保管される。 永遠の「生きた証」としてね。
101100TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_053それが、この世界での幸せだなんて……。 ヨカフイ族の思想に似ていると思ったけど、全然違う……。
102101TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_054……ま、俺はそんなに悪くないと思っちゃいるがな。 生きる環境が違えば、考え方は人それぞれだ。
103102TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_055元はといえば、こうした仕組みは、 数百年前に起こった大災害を克服するために考案されたそうだ。 都市を囲ってる障壁と同じだな。
104103TEXT_KINGMD120_04931_GEODE_000_056大勢の人が亡くなっていく中で、 どうにか国を維持するために開発されたらしい。 エレクトロープという万能の物質を用いてな。
105104TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_057ひとまず、アレクサンドリアの人たちの考え方はわかった。 けど、融合した世界の……トライヨラのみんなまで、 その仕組みを受け入れてるなんて……。
106105TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_058そりゃあ、あたしたちも最初は驚いたよ。 拒絶反応を示す人も大勢いたさ。
107106TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_059だから、スフェーン様は強制はしなかった。 納得できないなら、 レギュレーターを着けなくてもいい、ってね。
108107TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_060たしかに、あのスフェーンなら、 無理強いするような真似はしなさそうだけどよ……。
109108TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_061へえ、もう会ったことがあるんだ?
110109TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_062ああ、ここに向かうように勧めてきたのも彼女だ。 ゾラージャを止めたいとも言っていたが……。
111110TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_063スフェーン様がここを……。 寛容なんだか、何考えてらっしゃるんだか。
112111TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_064とにかく、彼女はトライヨラの民に提示したんだ。 不慮の事故で死ぬ可能性を許容するか、 魂資源という保険を手に入れるか、自分で選んでほしいってさ。
113112TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_065生物は生きてりゃいつか死ぬ。 それが自然のことだろう……。
114113TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_066…………まあ、 レギュレーターのある生き方が実際どういうものかは、 直接見た方が理解しやすいんじゃないかな。
115114TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_067今ならちょうど、彼らの仕事の時間だから…… よし、見学させてもらおう!
116115TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_068見学?
117116TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_069一度外に出るよ、あたしについておいで!
118117TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_074ナミーカの様子から、死期が間近なのは覚悟してたんだ。 けどよ、レギュレーターのせいでナミーカが忘れられたなんて、 そんなの……寂しいじゃねぇか……。
119118TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_075人の魂を資源にしてるなんて……。 受け入れられそうにないわ……。
120119TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_076直接見るって……まさかね。
121120TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_077魂に刻まれた記憶を、機械的に取り除く技術、か……。
122121TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_078いったい何を見せられるっていうんだ……。
123122TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_080よし、全員集まったみたいだね!
124123TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_081魔物の討伐を仕事にしている人たちは、 「駆除人」って呼ばれてるんだ。
125124TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_082この先の蓄雷増幅施設に「ストリカ」って名前の駆除人がいる。 あたしの知り合いなんだけど、その子に話を聞きにいくよ。
126125TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_085……やっぱりナミーカのこと考えちまう。 せめて、言葉を交わせてたらな。
127126TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_086蓄雷増幅施設……って言うからには、 ここに雷のエネルギーを集めてるのよね。
128127TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_087たしかに、このエレクトロープという物質…… バルデシオン委員会としても詳しく調査したいところね。
129128TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_088レギュレーターもエレクトロープで出来ているらしい。 とても便利な素材のようだが…… だからこそ、脅威にもなり得るよな。
130129TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_089ウクラマトは気丈に振舞ってるが、 ナミーカさんのこと、相当気にしてるな……無理もない。
131130TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_090そこにいるのが駆除人のストリカさ。 さっそく彼女に話を聞いてみよう。
132131TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_100ええ、なになに……? こんなにぞろぞろ集まってきてさ。
133132TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_101仕事中に悪いね。 ちょっとばかし、あんたの仕事を見学させてほしくてさ。
134133TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_102駆除人の仕事ってこと? まあ、別にいいけど……。
135134TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_103……って! この子たちレギュレーター着けてないじゃん!? スフェーン様の王冠みたいに特別仕様ってわけじゃあるまいし。
136135TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_104ダメダメ、危ないよお。 レギュレーターもなしにサンダーヤードを歩くなんて、 何かあったらどうするのさ?
137136TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_105ああ、それなら心配いらないよ。 この子たちの腕っぷしの強さは保証するし、 責任はあたしが取るからさ。
138137TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_106んー、それならまあいいけど……。 別に見てて面白いもんじゃないと思うよ。
139138TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_107駆除人……っていったか? ここらの魔物を狩る仕事なんだろ?
140139TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_108そうそう、軍が使ってる機械兵は落雷に弱くてさ。 サンダーヤードには入らないように躾けられてるんだよ。
141140TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_109ポンコツだよねえ。 でも、サンダーヤードにはこういう超重要設備があるから、 私たち駆除人が魔物をやっつけてるってわけ。
142141TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_110危険だけどその分得点も高いから、 稼ぐには、うってつけの仕事なんだ。
143142TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_111駆除人には、特別な魂資源も供給されるしね。
144143TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_112この子たちに、その危険な仕事ってやつを見せてやりたいんだよ。 悪いけど、そういうわけだからさ……。
145144TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_113……あー、了解。 そういうことなら、雑魚相手に使うのはもったいないから、 それなりの奴をおびきださないとね。
146145TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_114ねえねえ、君たちって強いんでしょ? なら、その辺りにいる魔物を何匹か狩ってくれない? そうすりゃ、大物が現れるはずだからさ。
147146TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_115よくわからないけど……戦えるメンバーで、 その辺りの魔物を討伐するとしましょうか。
148147TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_120……戦えなくて悪かったな。 状況をよく観察して適切に対処すれば、 グリーナーの仕事をする上では困らなかったんだ。
149148TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_125あたしもこの体じゃなければ、多少は戦えたんだけどね。 もっとも、戦いのセンスってものは遺伝しないみたいで、 エレネッシパは昔からダメダメだったけど。
150149TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_STRIKA_000_130よし、ちょうどよさそうなのが出てきたねえ。 まずは小手調べといこうか!
151150TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_131助太刀するわ!
152151TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_132へーき、へーき。 このくらいなら大丈夫、そこで見てて。
153152TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_133無理すんなって! やっぱりアタシも……
154153TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_134やばっ……!
155154TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_135危ない!
156155TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_136ぐあっ……!
157156TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_137え……うそ……。
158157TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_138治療しないと!
159158TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_139いやあ、今のはちょっとびっくりしたなあ。
160159TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_140おいおい…… 見てらんねぇよ!
161160TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_141へーき、心配しないで。
162161TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_142でも、さすがにこのままじゃ勝てないかな。
163162TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_143あのときの、ゾラージャみたいだ……。
164163TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_144んじゃ、安全なところに移動しよっか。
165164TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_145今のも、レギュレーターの機能だって言うのか……?
166165TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_146この目で見て、ようやく知ることができた。 オヤジに倒されたはずのゾラージャが、 どうやって蘇って、そして強くなったのか……。
167166TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_147レギュレーターが赤く光ると同時に、 まるで魔物の力を得たみたいに、動きが変わってたわ。
168167TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_148魔物……まさか、魔物の魂で肉体を強化したのか!? だとすれば、ヴァンガードで対峙した、 半身が蛇のようになったアイツも……。
169168TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_149武王の精鋭兵を見たの? あいつらは、肉体が変わるほど多くの魂を使うからな……。
170169TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_150理屈は同じだけど、私たちはあんな無茶はしないよ。 そもそも配給される魂資源の数が限られてるしね。
171170TEXT_KINGMD120_04931_STRIKA_000_151じゃあ、私はそろそろ仕事に戻らせてもらうよ。 君たちも命を大事にね!
172171TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_152これでわかったろう? レギュレーターにストックできる魂には2種類があるのさ。 人の魂と、魔物の魂……。
173172TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_153まず、生きている人間に「人の魂」を注入すれば、 生命力が増幅されて、普段よりも強い力を得ることができる。
174173TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_154もちろん、ストックされた人の魂は、 負傷による死に対する蘇生にも利用可能だ。
175174TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_155じゃあ「魔物の魂」は、魔物の力を得るための強化用ってことか?
176175TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_156そのとおり。 たとえば「狼の魂」を注入すれば、 一時的に狼の力を得ることができる。
177176TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_157「狼の魂」をひとつ注入した程度じゃ、 さっきのストリカみたいに、俊敏、かつ少し獰猛になる程度だ。
178177TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_158でも、複数個の「狼の魂」を注入すれば肉体にも変化が及ぶ。 歯や爪が鋭くなり、あっという間に人狼の出来上がりさ。
179178TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_159異なる種の魂を得て肉体を変貌させる…… ますます妖異じみてるな。
180179TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_160命の巡りが破壊されたヴォイドと違って、 ここでは魂を星海に還る前に機械的に回収して利用する。 方法論は違えど、現象としては同じなのかもしれないな。
181180TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_161障壁の中だけで、命が巡っている……。
182181TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_162歪んでる……正しくないわ、こんなの……!
183182TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_163そうね、とても好意的には受け入れられないわ。 私たちが信じてきた死生観とは、 あまりにもかけ離れているもの……。
184183TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_164それに加えて、こんなことを可能にする高度な技術が、 数百年も前から確立していたという事実にも驚かされるわ。
185184TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_165鏡像世界のいくつかには、驚くべき文明が興っている、か……。
186185TEXT_KINGMD120_04931_ALISAIE_000_170星海をこの目で見てきた者としては…… この歪な環境には、どうしても抵抗があるわ。
187186TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_171環境が違えば文化も違う……。 それはわかっているのだけれど、少しショックで……。
188187TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_000_172エメトセルクが語っていた、 鏡像世界に興った「驚くべき文明」……。 そのひとつが、アレクサンドリアを示すのかもしれないな。
189188TEXT_KINGMD120_04931_ERENVILLE_000_173スフェーンが、あの見た目で30年以上前の話をすることを、 妙だとは思っていたんだがな……。 これほど技術が進んでるなら、あり得ないことでもない……か?
190189TEXT_KINGMD120_04931_CAHCIUA_000_174そうそう…… 強大な魔物の魂だったら、1つ注入しただけでも、 同じく肉体は変貌するって話も聞いたことがあるよ。
191190TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_180思うところはいろいろあるけどよ……。 今大事なのは、これだけの技術や力が、 武王であるゾラージャの手中にあるってことだな。
192191TEXT_KINGMD120_04931_GRAHATIA_100_180ああ……生物が体内に宿すエーテルは、 大きく「生命力のエーテル」と「魂のエーテル」に分かれるが、 魂から記憶を漂白して資源化する技術なんて、前代未聞だぞ……。
193192TEXT_KINGMD120_04931_KRILE_000_181そうね、これはトライヨラだけの問題じゃない……。 ここでゾラージャを止めないと、世界の脅威になり得るわ。
194193TEXT_KINGMD120_04931_WUKLAMAT_000_182ああ、あいつの思想は危険だ。 絶対にここで止めてみせる……。