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xiashtra ac666f0f6d 7.45 (#98)
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40TEXT_JOBDEFGFF_00726_Q1_000_000とある賢者の手記
51TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_010とある賢者の手記1~2
62TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_020とある賢者の手記3~5
73TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_030とある賢者の手記6~9
84TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_040とある賢者の手記10~12
95TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_050筆跡が異なる手記1~4
106TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_060キャンセル
117TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_000(-とある賢者の手記1-)今日、新たに搬送された患者は、まだ年若い少女だ。 可哀想に……でも、ここピュシス生命院には、 優秀な賢者と最先端の設備が揃っている……必ず助けるからね。
128TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_001(-とある賢者の手記2-)不眠不休の治療で、ようやく少女の容体が安定したようだ…… 夫の提案どおり、エウクラシアの術式を応用したのがよかった。 彼は私よりも50歳は若いくせに、頼れる優秀な賢者なのだ。
139TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_010(-とある賢者の手記3-)明け方に患者の容体が急変した。 体内エーテルが急速に減少、嘔吐を繰り返している。 どうにか術で命を繋いでいるものの、対症療法にすぎない……。
1410TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_011(-とある賢者の手記4-)過去の症例も文献もすべて見直したが、有効な治療法がない。 これ以上、打てる手立てはないのだろうか……? いや、何かあるはずだ……あの子の命を救う方法が……。
1511TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_012(-とある賢者の手記5-)そうだ、私の故郷の里に、古くから伝わる薬草がある。 名は「ムスクマロイ」……劇毒にもなり得る強力な成分を持つが、 すり潰して何倍にも希釈すれば、副作用も抑えられるはずだ。
1612TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_020(-とある賢者の手記6-)ヴィエラの里からムスクマロイを取り寄せた。 やはり体内エーテルに作用する効果があるようだが、 毒性も強く、継続して服用するには患者の体がもたないだろう。
1713TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_021(-とある賢者の手記7-)危篤状態の患者に、希釈したムスクマロイの抽出液を投与した。 数時間後に意識を取り戻したが、異常な興奮状態で、 数人がかりでやっと取り押さえた。
1814TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_022(-とある賢者の手記8-)ムスクマロイの危険性については、 いずれ魔法大学に論文を提出する必要があるだろう。
1915TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_023(-とある賢者の手記9-)ああ……ここ最近、体中の痛みが増している。 どうやら持病が悪化しているようだ……もう長くは保たないだろう。 ただただ悔しい……私にはまだ、救うべき患者がいるというのに。
2016TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_030(-とある賢者の手記10-)今日、情けないことに、治療中に倒れてしまった。 あんなに取り乱した夫を見たのは初めてかもしれない。 私のことよりも、ひとりでも多くの患者を救ってほしいのだけど。
2117TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_031(-とある賢者の手記11-)どんな命にも、等しく未来があるべきだ。 私たち賢者は消えゆく命を救い、決して諦めてはならない。 そのための知識と想いを、死ぬ前にこのソウルクリスタルに託そう。
2218TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_032(-とある賢者の手記12-)愛する夫へ。 最後になるかもしれないので、ここに記すことにします。 私、ハティアはあなたと出会えて幸せでした、生まれ変わっても――
2319TEXT_JOBDEFGFF_00726_SYSTEM_000_033……手記はここで破られている。
2420TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_040(-筆跡が異なる手記1-)理不尽なことに、妻の命は消滅した。 肉体の機能不全などというつまらぬことで、未来は途絶えた。 ああ、そうだ……せめてあの少女の命は、有意義に使わなければ。
2521TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_041(-筆跡が異なる手記2-)ムスクマロイの毒性に耐えうる、ヴィエラ族の被検体を手に入れた。 幼少期から摂取していたのならば、実験成功の可能性は比較的高い。 これで術が完成すれば、大いなる進歩となるだろう。
2622TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_042(-筆跡が異なる手記3-)愚かな賢者の女が、この実験施設を嗅ぎつけようとしている。 名をジンジャルといったか……面倒だが場所を移すことにしよう。 人類の未来のために、私には果たすべきことがある。
2723TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_043(-筆跡が異なる手記4-)今日、とある冒険者が、お前のソウルクリスタルを持っていた。 私ではなく、あの冒険者を選んだのか……いや、それでいい。 ハティア、歪に変わってしまった私を、どうか許してくれ。