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40TEXT_VOICEMAN_03100_000010_AYMERICわざわざ、出向いてもらう形になってすまない。 ご両人に、内密に頼みたいことがあってね。
51TEXT_VOICEMAN_03100_000020_ALPHINAUD気になさることはありません。 ですが、内密な話とはどういうことです?
62TEXT_VOICEMAN_03100_000030_AYMERIC……ここ最近のイシュガルドは、 国家元首である教皇が不在なこともあり、不安定な情勢にある。
73TEXT_VOICEMAN_03100_000040_AYMERIC現在は、教皇崩御時の対応を記した「正教法」に則り、 神殿騎士団総長である私が職務を代行しているものの、 これも暫定的な措置にすぎない。
84TEXT_VOICEMAN_03100_000050_AYMERIC通常であれば、ただちに次期教皇選定のために、 選挙権を持つ高位聖職者と、名門貴族が集まるのだが……。
95TEXT_VOICEMAN_03100_000060_AYMERIC私が公表した一連の「真実」によって正教の権威が揺らぎ、 選定会議開催どころではなくなっているのだ。
106TEXT_VOICEMAN_03100_000070_ALPHINAUD千年に渡る偽りの歴史……。 そして、教皇が企てた、蛮神による恒久平和の実現計画……。 よく思い切って、公表に踏み切りましたね。
117TEXT_VOICEMAN_03100_000080_AYMERICむろん悩みはしたさ。 だが、すでに噂も立ち始めていたし、何より多くの市民が、 竜の背に乗り凱旋する君の姿を目撃していた。
128TEXT_VOICEMAN_03100_000090_AYMERIC教皇不在の理由を説明しなければならない以上、 下手に隠して誤った情報が流布したり、 誰かに「真実」が利用されることがあってはならない。
139TEXT_VOICEMAN_03100_000100_AYMERICある程度のリスクを覚悟してでも、 包み隠さず公表すべきと思ったまでだ。
1410TEXT_VOICEMAN_03100_000110_AYMERICだが「真実」は多くの者を動揺させ、想像以上の混乱を招いた。 それに、教皇……父の計画を止めるためとはいえ、 乱暴に事を運んだことによる、内部の反発もある。
1511TEXT_VOICEMAN_03100_000120_ALPHINAUDいつ暴動が起きてもおかしくない状況か……。
1612TEXT_VOICEMAN_03100_000130_LUCIA事実、聖職者に対する嫌がらせなど、 きな臭い事件が散発的に起こっている。
1713TEXT_VOICEMAN_03100_000140_LUCIAヒルダたち雲霧街出身者が、自警団を結成し、 見回りを強化してくれているおかげで、 今のところ大事には至っていないが、それもいつまで保つか……。
1814TEXT_VOICEMAN_03100_000150_AYMERIC皇都が不安定ながらも平穏であるうちに、 「竜詩戦争」の完全なる終結を実現したい。 そのために、ふたたび君たちの力を借りたいのだ。
1915TEXT_VOICEMAN_03100_000160_ALPHINAUD私としても、できることがあるのであれば、 惜しまず協力したいと考えていますが、いったい何を……。
2016TEXT_VOICEMAN_03100_000170_LUCIA私とともに、高地ドラヴァニアへと赴いてもらいたい。 かの地に棲まうという聖竜の眷属たちを、紹介してほしいのだ。
2117TEXT_VOICEMAN_03100_000180_ALPHINAUD聖竜の眷属……ヴィゾーヴニルに?
2218TEXT_VOICEMAN_03100_000190_AYMERIC彼らを皇都に招き、人と竜との交流の再開を宣言したい。 ルキアには、そのための特使となってもらう。 彼女が交渉できるよう仲介を頼みたい。
2319TEXT_VOICEMAN_03100_000200_AYMERIC竜との接点を持っていた氷の巫女……イゼル亡き今、 それができるのは、君たちだけなのだ。
2420TEXT_VOICEMAN_03100_000210_AYMERICありがとう、君たちの献身的な協力に感謝する。
2521TEXT_VOICEMAN_03100_000220_AYMERICそれでは、ルキア……後は任せたぞ。
2622TEXT_VOICEMAN_03100_000230_EDMONT英雄の凱旋からまもなく―― 公表された真実によって 民は混乱の渦中にあった
2723TEXT_VOICEMAN_03100_000240_EDMONT千年の長きに渡り 語り継がれてきた歴史と信仰 それが欺瞞に満ちたものであったと 明らかになったためである
2824TEXT_VOICEMAN_03100_000250_EDMONT信じるべき心のよりどころを失った人々は ある者は怖れ ある者は嘆き ある者は怒り狂った
2925TEXT_VOICEMAN_03100_000260_EDMONTそれでもこの皇都には 正しき道を歩もうと 戦いの輪廻から脱し 融和を実現しようとする者たちがいた
3026TEXT_VOICEMAN_03100_000270_EDMONT人と竜との新たな時代―― 蒼天の未来を信じて
3127TEXT_VOICEMAN_03100_000280_EDMONTだが 皇都の外には 未だ大いなる脅威が存在していた
3228TEXT_VOICEMAN_03100_000290_EDMONT蒼の竜騎士の肉体を奪った邪竜の影が 虎視眈々と復讐の機会を狙っていたのだ
3329TEXT_VOICEMAN_03100_000300_EDMONT和を望む者あれば 戦を望む者もあり それは人も竜も変わらぬことだと 我々は後に知ることになる
3430TEXT_VOICEMAN_03100_000310_KRILEごめんなさい、お待たせしてしまったみたいね。
3531TEXT_VOICEMAN_03100_000320_YSHTOLA大丈夫よ。 私たちも、先ほど合流したところだから。
3632TEXT_VOICEMAN_03100_000330_YSHTOLAこちらが北洋のシャーレアン本国からやって来た、 頼もしい助っ人、クルル嬢よ。
3733TEXT_VOICEMAN_03100_000340_KRILEご紹介にあずかりました、クルルです。
3834TEXT_VOICEMAN_03100_000350_KRILEはじめまして、あなたが「光の戦士」さんね。 ……うん、確かに強い力を持っているみたい。
3935TEXT_VOICEMAN_03100_000360_KRILEそれから……お久しぶりね、アルフィノくん! ちょっと見ない間に、背が伸びたんじゃない?
4036TEXT_VOICEMAN_03100_000370_ALPHINAUDか、彼女は、シャーレアン魔法大学時代の先輩でね。 在学中に世話になったんだ……。
4137TEXT_VOICEMAN_03100_000380_KRILE確かに、いっぱいお世話してあげたよね! 弱冠11歳にして、難関の魔法大学への入学を許された、 天才少年「アルフィノ・ルヴェユール」くん……。
4238TEXT_VOICEMAN_03100_000390_KRILEこの子ったら、初対面の先輩たちに、 何て自己紹介したと思う?
4339TEXT_VOICEMAN_03100_000400_ALPHINAUDわ、わぁぁ…… や、やめてくれッ!
4440TEXT_VOICEMAN_03100_000410_KRILE……あらあら? そんな頼み方でいいのかな?
4541TEXT_VOICEMAN_03100_000420_ALPHINAUDううっ……。 お、思い出話はここまでにして、本題に入りませんか? お願いしますよ……クルルさん……。
4642TEXT_VOICEMAN_03100_000430_KRILEウフフ……エオルゼアに来てから、 少しは、処世術ってものを勉強したみたいね? それじゃあ今後、お姉さんには敬意をもって接するように。
4743TEXT_VOICEMAN_03100_000440_KRILEさて、アルフィノくんで遊ぶのは、これくらいにしないと。 わたしが来たのは、ミンフィリアたち「暁」の皆さんを、 捜索するためなんだから!
4844TEXT_VOICEMAN_03100_000450_YSHTOLAその口ぶりからすると、 何か手がかりを持っているの?
4945TEXT_VOICEMAN_03100_000460_KRILE手がかりというよりも、手法かしら。 だいたいの事情は、タタルさんから聞いているんだけど、 わたしの力で、探し出せそうな人がいるのよ。
5046TEXT_VOICEMAN_03100_000470_KRILEエンシェント・テレポで脱出したまま、 行方がわからないサンクレッドさん……。 彼の痕跡なら、辿ることができると思うわ。
5147TEXT_VOICEMAN_03100_000480_ALPHINAUDそれは本当ですか!?
5248TEXT_VOICEMAN_03100_000490_KRILEええ、マトーヤ老が持つ「水晶の目」を、 借りることができればだけど……。
5349TEXT_VOICEMAN_03100_000500_YSHTOLAどうやら詳しい話は、 マトーヤを交えて聞いた方が良さそうね。 皆で、マトーヤの洞窟に向かいましょう。
5450TEXT_VOICEMAN_03100_000510_MATOYAゾロゾロとよくもまぁ……。 また、厄介事を持ってきたのかい。
5551TEXT_VOICEMAN_03100_000520_YSHTOLA若者の相談に乗るのが、老人の生きがいというものでしょう? 余生の楽しみを持ってきてあげたと言ってほしいわね。
5652TEXT_VOICEMAN_03100_000530_MATOYA口も減らなきゃ、可愛げもないときたもんだ……。 やれやれ、嫌でも聞かせるつもりなら、さっさと用件をお言いよ。
5753TEXT_VOICEMAN_03100_000540_KRILEお初にお目に掛かります、マトーヤ様。 シャーレアン本国のバルデシオン委員会からやって参りました、 クルルと申します。
5854TEXT_VOICEMAN_03100_000550_MATOYAバルデシオン? 確か、あのジジイの研究室があった島は……。
5955TEXT_VOICEMAN_03100_000560_KRILE……はい、バル島は消滅してしまいました。 アルテマ級の魔法攻撃によって、文字どおり跡形もなく……。 わたしが生き残ったのは、「光の加護」のおかげです。
6056TEXT_VOICEMAN_03100_000570_ALPHINAUD光の加護だって……? まさか、クルルさんも!?
6157TEXT_VOICEMAN_03100_000580_KRILEええ、わたしも「超える力」を持っているわ。
6258TEXT_VOICEMAN_03100_000590_KRILEバルデシオン委員会は、この星の有り様を研究していたの。 その一環として、「星の意思」と、 それに接触し得る「超える力」について調べていた。
6359TEXT_VOICEMAN_03100_000600_KRILEわたしは、その被験者のひとりというわけ。 ミンフィリアと知り合い、友人になることができたのも、 同じ能力の持ち主だったからよ。
6460TEXT_VOICEMAN_03100_000610_ALPHINAUDそんな背景があったとは、知らなかったよ。
6561TEXT_VOICEMAN_03100_000620_KRILEごめんなさいね。 隠すつもりはなかったけれど、一応、機密だったから。
6662TEXT_VOICEMAN_03100_000630_MATOYA……それで? この年寄りに、何をさせようっていうんだい。
6763TEXT_VOICEMAN_03100_000640_KRILEわたしは、委員会の仲間を失いました。 だからこそ、ミンフィリアや「暁」の賢人だけは、 なんとしても助けたいのです。
6864TEXT_VOICEMAN_03100_000650_KRILEマトーヤ様……あなたが持つ「水晶の目」を…… いえ、古の「光のクリスタル」をお借りできないでしょうか?
6965TEXT_VOICEMAN_03100_000660_MATOYAフン……。 存在だけではなく、正体までお見通しとはね。 ……少しお待ち。
7066TEXT_VOICEMAN_03100_000670_YSHTOLAマトーヤが占いに使うクリスタル、通称「水晶の目」……。 確かに、その輝きには、不思議な力があると思っていたけど、 これが「光のクリスタル」ですって?
7167TEXT_VOICEMAN_03100_000680_KRILE超える力を持つ「光の戦士」のような存在は、 過去、霊災のたびに現れ、大きな働きを成してきた。
7268TEXT_VOICEMAN_03100_000690_KRILEそしてハイデリンは、それぞれの時代の英雄たちに、 その力の一部を「光のクリスタル」という形で、 分けあたえていたの。
7369TEXT_VOICEMAN_03100_000700_KRILEこれは、そんな古の英雄が残した遺物……。 ハイデリンの力が弱まる前に分かたれた力であるがゆえに、 現代の「光のクリスタル」より、はるかに強い力を秘めている。
7470TEXT_VOICEMAN_03100_000710_MATOYAこれほどの純度のクリスタルは、 世界広しといえど、そう多くはないだろうね。 魔法の結節点としての価値は、計り知れないくらいさ。
7571TEXT_VOICEMAN_03100_000720_KRILEわたしには、「言葉の壁を超える力」が強く発現しました。 動物と会話できる、なんて言われるほどに。 これは、言い換えれば、意思を感じ取る力が強いということ。
7672TEXT_VOICEMAN_03100_000730_KRILEつまり、この力を「水晶の目」を通して発現させれば、 地脈を漂う意思の痕跡…… サンクレッドさんが向かった先が、わかるかもしれません。
7773TEXT_VOICEMAN_03100_000740_MATOYA未だに其奴の行方が見つかっていない以上、 断る理由はないようだね。 この場から持ち出さないのであれば、自由にお使い。
7874TEXT_VOICEMAN_03100_000750_KRILEありがとうございます、マトーヤ様!
7975TEXT_VOICEMAN_03100_000760_KRILEそれでは、さっそく……。
8076TEXT_VOICEMAN_03100_000770_KRILE黒衣森を抜けた意思の痕跡は、 北西に向かい、巨大な輝きの麓で消えました。
8177TEXT_VOICEMAN_03100_000780_KRILEそこにあるのは、霊峰「ソーム・アル」……。 サンクレッドさんは、運良く地上に出たようです。
8278TEXT_VOICEMAN_03100_000790_ALPHINAUD高地ドラヴァニアか!? よし、「テイルフェザー」に向かい、捜索を開始しよう! 彼の目撃情報がないか、聞き込みをするんだ!
8379TEXT_VOICEMAN_03100_000800_ALPHINAUD塚の内部で戦闘だと……まさか、サンクレッドが!? ……急ごう!
8480TEXT_VOICEMAN_03100_000810_WARRIOROFDARKNESS(-????-)フンッ!
8581TEXT_VOICEMAN_03100_000820_WARRIOROFDARKNESS(-????-)ハッ!
8682TEXT_VOICEMAN_03100_000830_WARRIOROFDARKNESS(-????-)テイッ!
8783TEXT_VOICEMAN_03100_000840_WARRIOROFDARKNESS(-????-)オオオォォォ!
8884TEXT_VOICEMAN_03100_000850_WARRIOROFDARKNESS(-????-)貴様たちアシエンを倒し、 歪められてきた歴史を、俺たちの手に取り戻す!
8985TEXT_VOICEMAN_03100_000860_ASCIAN(-黒衣のアシエン-)<UIForeground>F20223</UIForeground>英雄気取りめ、愚かなことを……! それで世界が救えると、本気で信じているのか!<UIForeground>01</UIForeground>
9086TEXT_VOICEMAN_03100_000870_WARRIOROFDARKNESS(-????-)やってやるさ! 俺たちは、必ず救ってみせる!
9187TEXT_VOICEMAN_03100_000880_WARRIOROFDARKNESS(-????-)……なるほど、お前がこの世界の英雄ってわけか。
9288TEXT_VOICEMAN_03100_000890_WARRIOROFDARKNESS(-????-)それにしちゃあ、蛮神への対応が遅すぎやしないか? 獲物は、先にいただいちまったぜ。
9389TEXT_VOICEMAN_03100_000900_YSHTOLA感じたことのないエーテルね。 テンパードにされているような感じはしないけれど……。
9490TEXT_VOICEMAN_03100_000910_ALPHINAUD武神「ラーヴァナ」と戦っていたようだが…… 君たちは何者だ!?
9591TEXT_VOICEMAN_03100_000920_WARRIOROFDARKNESS(-????-)試してみる……か。
9692TEXT_VOICEMAN_03100_000930_ALPHINAUDクッ!
9793TEXT_VOICEMAN_03100_000940_ALPHINAUDヌッ!
9894TEXT_VOICEMAN_03100_000950_YSHTOLAッツ!
9995TEXT_VOICEMAN_03100_000960_YSHTOLAウッ!
10096TEXT_VOICEMAN_03100_000970_THANCREDフンッ!
10197TEXT_VOICEMAN_03100_000980_THANCREDシィィッ!
10298TEXT_VOICEMAN_03100_000990_THANCREDトウッ!
10399TEXT_VOICEMAN_03100_001000_WARRIOROFDARKNESS(-????-)フン……。 ちょっとした挨拶のつもりだったが、邪魔が入ったか。
104100TEXT_VOICEMAN_03100_001010_WARRIOROFDARKNESS光の戦士よ、覚えておくがいい。 我々は、闇の戦士……お前とは異なる道を歩む者だ。 いずれ、また会うことになるだろう……。
105101TEXT_VOICEMAN_03100_001020_KRILE闇の戦士……何者なの……?
106102TEXT_VOICEMAN_03100_001030_ALPHINAUDサンクレッド、無事で!
107103TEXT_VOICEMAN_03100_001040_THANCRED話したいことはいろいろあるが、ひとまずこの場を離れよう。 グナース族の兵たちが戻ってくる前にな。
108104TEXT_VOICEMAN_03100_001050_YSHTOLAやれやれ、とんだ再会になったものね。 無事で何よりだったけれど、 今まで、どこで何をしていたのかしら?
109105TEXT_VOICEMAN_03100_001060_THANCREDそれは、こっちの台詞さ。 地下水道で戦っていたと思ったら、突然、光に包まれて…… 気付いたときには、見知らぬ土地ときたもんだ。
110106TEXT_VOICEMAN_03100_001070_THANCRED「エンシェント・テレポ」による転移が行われたと理解するまで、 しばらく時間がかかったよ。
111107TEXT_VOICEMAN_03100_001080_THANCRED……助けてくれてありがとうな、ヤ・シュトラ。
112108TEXT_VOICEMAN_03100_001090_YSHTOLAサンクレッド……。
113109TEXT_VOICEMAN_03100_001100_THANCREDそこからは、生きるために必死さ。 なんせ、素っ裸だったからな。
114110TEXT_VOICEMAN_03100_001110_THANCRED削った黒曜石をナイフ代わりに、 魔物を仕留めて肉と皮を手に入れる、正にサバイバル生活……。
115111TEXT_VOICEMAN_03100_001120_THANCREDどうにか人里を見つけようと、彷徨ったあげく出会ったのが、 「ヴァスの塚」のグナース族だったというわけだ。
116112TEXT_VOICEMAN_03100_001130_ALPHINAUDなるほど……。 ストーリーテラーが言っていた「獣の皮をまとった男」とは、 やはり君のことだったのか。
117113TEXT_VOICEMAN_03100_001140_THANCREDあまりにひどい格好だったもんで、彼らと取引して、 「人の服」を用立ててもらってね。
118114TEXT_VOICEMAN_03100_001150_THANCREDそんな中、グナース族から、彼らの蛮神の話を聞いたんだ。 なんでも、神狩りを成した人の勇者がいたというじゃないか。
119115TEXT_VOICEMAN_03100_001160_YSHTOLA蛮神の動きを追えば、いずれ「暁」の者に出会う……。 そう考えて、グナースの塚の周辺を探っていたのね?
120116TEXT_VOICEMAN_03100_001170_THANCREDご名答……。 まぁ、あんな連中と出くわすとは、思っていなかったがな。
121117TEXT_VOICEMAN_03100_001180_ALPHINAUD闇の戦士と名乗っていたが、 光の戦士に対する皮肉だとでも……。
122118TEXT_VOICEMAN_03100_001190_KRILE少しだけ、彼らの過去を……垣間見たのだけれど、 黒衣をまとった者と戦っていたわ。 あれは、アシエン……だったと思う。
123119TEXT_VOICEMAN_03100_001200_ALPHINAUD過去にアシエンと戦い、 武神「ラーヴァナ」を圧倒する者たち……。 彼らもまた「超える力」の持ち主だというのか?
124120TEXT_VOICEMAN_03100_001210_EDMONT光の戦士たちが 懐かしき仲間との再会を果たしていたころ 皇都では ひとつの事件が起きていた
125121TEXT_VOICEMAN_03100_001220_EDMONT神殿騎士団総長アイメリク卿が暴漢に襲われたのである
126122TEXT_VOICEMAN_03100_001230_EDMONT神聖なる皇都で起きた流血沙汰は 人々を震撼させた
127123TEXT_VOICEMAN_03100_001240_EDMONTくすぶり続けていた火が炎となり 燃え広がりつつあることを 多くの民が実感したのである
128124TEXT_VOICEMAN_03100_001250_LUCIAひとまず実行犯を確保できたのはよいが、 問題は、連中に放火を指示したのは誰か、だな……。
129125TEXT_VOICEMAN_03100_001260_THANCRED黒幕が、正教の守旧派だとすれば、信仰心の厚いヤツか、 既得権益を守りたい美味い汁を吸っていたヤツか……。 心当たりはないのか?
130126TEXT_VOICEMAN_03100_001270_AYMERIC……心当たりがありすぎて、頭が痛いな。
131127TEXT_VOICEMAN_03100_001280_LUCIAアイメリク様!
132128TEXT_VOICEMAN_03100_001290_AYMERIC大丈夫だ、傷は塞がったよ。
133129TEXT_VOICEMAN_03100_001300_AYMERIC今は、事件への対応の方が重要だ。 実行犯が捕縛されたことが伝われば、 焦った黒幕が、何をしでかすかわからない。
134130TEXT_VOICEMAN_03100_001310_AYMERIC皇都に火を放たせた輩だ。 このまま素直に、手を引くとも思えん。
135131TEXT_VOICEMAN_03100_001320_TEMPLERKNIGHT10810ほ、報告ッ! イシュガルド教皇庁が、武装集団により占拠されました!
136132TEXT_VOICEMAN_03100_001330_AYMERICクソッ、遅かったか……。 状況を詳しく報告してくれ。
137133TEXT_VOICEMAN_03100_001340_TEMPLERKNIGHT10810ハッ……! 焼け出された貧民の避難先として開放されていた、 教皇庁「聖トールダン大聖堂」に、突如、武装集団が乱入……。
138134TEXT_VOICEMAN_03100_001350_TEMPLERKNIGHT10810警備の神殿騎士を斬り殺したうえで、 貧民たちを人質にとり、立て篭もったもようです!
139135TEXT_VOICEMAN_03100_001360_AYMERIC……連中の要求は?
140136TEXT_VOICEMAN_03100_001370_TEMPLERKNIGHT10810「豪胆将の精兵」を名乗る犯行グループは、 異端の罪によるアイメリク卿の即時処刑と、すみやかな教皇選出、 そして、新指導体制の確立を求めています。
141137TEXT_VOICEMAN_03100_001380_LUCIA馬鹿な……! アイメリク様を排除したところで、 暴かれた「真実」が消えてなくなるわけではないのだぞ!
142138TEXT_VOICEMAN_03100_001390_ARTOIRELなぜ、わからないのだ……。 もう、正教の聖職者が教義を以て導いていた、 昔のイシュガルドに戻れはしないというのに。
143139TEXT_VOICEMAN_03100_001400_EDMONT理性的な連中であれば、かような暴挙には出ないでしょう。 ともかく、人質の安全確保を最優先に、 犯人たちを制圧するしかありますまい。
144140TEXT_VOICEMAN_03100_001410_AYMERIC……ごもっともです。 よし、これより、人質救出作戦を開始する! ルキアは、神殿騎士を率いて現場周辺を封鎖せよ!
145141TEXT_VOICEMAN_03100_001420_LUCIAハッ……!
146142TEXT_VOICEMAN_03100_001430_AYMERICヒルダ女史、君と自警団には下層の警備を任せたい。 雲霧街には、正教に反発していた者たちが多くいるだろう。 彼らが、別動隊に狙われる可能性がある。
147143TEXT_VOICEMAN_03100_001440_AYMERIC突入部隊の指揮は、直接、私が執る! ……「暁」の方々も、協力願えるだろうか?
148144TEXT_VOICEMAN_03100_001450_ALPHINAUDもちろんです!
149145TEXT_VOICEMAN_03100_001460_AYMERIC度重なる協力……心の底より感謝する。
150146TEXT_VOICEMAN_03100_001470_ARTOIRELお待ちください、アイメリク卿! 突入部隊には、ぜひ私も!
151147TEXT_VOICEMAN_03100_001480_AYMERICそれでは、よろしく頼む、アルトアレール卿。 よし、作戦開始だ!
152148TEXT_VOICEMAN_03100_001490_AYMERICどこだ、どこにいる……!
153149TEXT_VOICEMAN_03100_001500_ISHGARDIANPRIESTく、くく、来るなッ!
154150TEXT_VOICEMAN_03100_001510_AYMERICもう、逃げ場はないぞ! 人質を放して、抵抗をやめるんだ!
155151TEXT_VOICEMAN_03100_001520_ISHGARDIANPRIEST戦神「ハルオーネ」に背き、異端の道に堕ちた外道め! 来るな、近寄るな、地獄に落ちろォ!
156152TEXT_VOICEMAN_03100_001530_AYMERIC幼い少女に刃を向けることが、 貴様らの説く、戦神の教えだとでもいうつもりかッ!
157153TEXT_VOICEMAN_03100_001540_ISHGARDIANPRIESTうるさい! うるさい、うるさい! 黙れ、黙れ、竜に魅入られた異端者め! わ、私は屈せぬぞ……貴様らに屈するくらいなら!
158154TEXT_VOICEMAN_03100_001550_MAELIEきゃああああああ!
159155TEXT_VOICEMAN_03100_001560_MAELIEえっ……助かったの……?
160156TEXT_VOICEMAN_03100_001570_LUCIAああ、ヴィゾーヴニル!
161157TEXT_VOICEMAN_03100_001580_VIDOFNIR久方ぶりに、ヒトの都の様子を見に来てみれば……。 やれやれ、ヒト同士が争っているではないか。 ……どうやら、訪れるのが早すぎたようだな。
162158TEXT_VOICEMAN_03100_001590_LUCIAいささか驚きましたが、歓迎します、白き翼よ! そして、少女を助けてくださったことを感謝いたします!
163159TEXT_VOICEMAN_03100_001600_VIDOFNIRこの場に居合わせたことは偶然であったが…… ともあれ、小さき命が無事であったようで何よりだ。
164160TEXT_VOICEMAN_03100_001610_MAELIEあ、ありがとう……白いドラゴンさん……。
165161TEXT_VOICEMAN_03100_001620_VIDOFNIR気にするでない。 ヒトの命は短く儚い…… 小さき者よ、その命を大切にするのだぞ。
166162TEXT_VOICEMAN_03100_001630_AYMERIC一時はどうなることかと思ったが、 まさか、この様な形で竜に救われるとは……。
167163TEXT_VOICEMAN_03100_001640_VIDOFNIRおうや、そこなる小さき者は、 イゼルの友たる、猛きヒトの子ではないか……。 お前を探しておったのだぞ?
168164TEXT_VOICEMAN_03100_001650_VIDOFNIR我が父祖、フレースヴェルグよりの伝言があってな。
169165TEXT_VOICEMAN_03100_001660_AYMERIC聖竜「フレースヴェルグ」の!?
170166TEXT_VOICEMAN_03100_001670_VIDOFNIRドラヴァニアの空へと舞い戻った邪竜の影が、 眷属の竜たちを集め、いずこかへと飛び去ったという。
171167TEXT_VOICEMAN_03100_001680_VIDOFNIR猛きヒトの子よ……。 お前と邪竜の影には、浅からぬ因縁があるはず……。 ゆえにこの動きを伝えてやれと仰せつかったのだ。
172168TEXT_VOICEMAN_03100_001690_ALPHINAUDエスティニアン殿は…… 完全に邪竜「ニーズヘッグ」と化してしまったのですか?
173169TEXT_VOICEMAN_03100_001700_VIDOFNIR吾輩は、その姿を見てはおらぬ。 父祖の願いにより、言葉を伝えたまでのこと。 何を信じ、何を成すのかは、お前たちが決めることだ。
174170TEXT_VOICEMAN_03100_001710_VIDOFNIRそれでは確かに伝えたぞ。 さらばだ、小さき者らよ……。
175171TEXT_VOICEMAN_03100_001720_EDMONT警備の者から、報告を聞きましたぞ。 白き竜が人質の少女を救ったとか。
176172TEXT_VOICEMAN_03100_001730_AYMERICえぇ、驚くべき展開でした。 しかし、これを良き前例とすることで、 人と竜との新たな関係を築くことができましょう。
177173TEXT_VOICEMAN_03100_001740_EDMONTアイメリク卿…… 水を差すような事を言うようで心苦しくはありますが、 今後は、より慎重になるよう進言させてもらいますぞ。
178174TEXT_VOICEMAN_03100_001750_EDMONT度重なる事件の発生は、急速な変化に対する反動そのもの。
179175TEXT_VOICEMAN_03100_001760_EDMONTむろん、竜詩戦争の終結を目指す気持ちは、私とて同じ……。 しかし、竜との融和を急ぐあまり、 人同士の争いを加速させては、本末転倒ですからな。
180176TEXT_VOICEMAN_03100_001770_EDMONTそれに、アイメリク卿……オルシュファンの盟友であり、 同じ道を歩んできた貴方は、もはや私にとって息子も同然。 もう、息子を失いたくはないのです……。
181177TEXT_VOICEMAN_03100_001780_AYMERIC伯爵……。
182178TEXT_VOICEMAN_03100_001790_ALPHINAUDヴィゾーヴニルが現れたときには、本当に驚かされたよ。
183179TEXT_VOICEMAN_03100_001800_ARTOIREL良かった、まだいてくれたか。 渡したいものがあったのだ。
184180TEXT_VOICEMAN_03100_001810_ALPHINAUDそれは……。
185181TEXT_VOICEMAN_03100_001820_ARTOIREL一角獣……フォルタン家の紋章を記した騎士盾だ。 我が一族からの友情と信頼の証として、 受け取ってもらいたくてね。
186182TEXT_VOICEMAN_03100_001830_ARTOIRELここだけの話だが…… 父上は、近く引退なさる。
187183TEXT_VOICEMAN_03100_001840_ARTOIREL先の一件……教皇猊下を排除したことが、 アイメリク卿と我らフォルタン家による、 事実上のクーデターではないかという批判もあってな。
188184TEXT_VOICEMAN_03100_001850_ARTOIRELそうした輩に対し、政治権力から身を引くことで、 私欲を捨て、祖国のために協力せよと説くおつもりなのだ。
189185TEXT_VOICEMAN_03100_001860_ALPHINAUDゼーメル家やデュランデル家を説得するために、 そこまでなさるというのですか。
190186TEXT_VOICEMAN_03100_001870_ARTOIREL……何度も留まるよう説得したのだが、父上の決意は固い。
191187TEXT_VOICEMAN_03100_001880_ARTOIREL私は、幼きころより、 いつかはフォルタンの家名を継ぐものと信じてきた。 だが、それが現実となると、怖じ気付きそうな自分を見つけた。
192188TEXT_VOICEMAN_03100_001890_ARTOIRELイシュガルド建国神話の根底が揺らいだ今、 我ら貴族が、貴族という立場にある理由も揺らいでいる。 ……では、私が爵位を継ぐことに何の意味がある?
193189TEXT_VOICEMAN_03100_Q1_000_001何と答える?
194190TEXT_VOICEMAN_03100_A1_000_001民と友のために戦うため
195191TEXT_VOICEMAN_03100_A1_000_002…………。
196192TEXT_VOICEMAN_03100_001900_ARTOIRELそうだな……。 君の言うとおり、あの男の言葉を信じるだけだ。 良い騎士とは、民と友のために戦うもの……と。
197193TEXT_VOICEMAN_03100_001910_ARTOIREL……言わずとも、わかっているはずだと? 確かに……あの男なら、こう言うだろう。 良い騎士とは、民と友のために戦うもの……。
198194TEXT_VOICEMAN_03100_001920_ARTOIRELだからこそ、我が一族の盟友たる君に、 その盾を持っていてほしいのだ。
199195TEXT_VOICEMAN_03100_001930_ARTOIRELいつか私が道を誤ったとき、 あいつの代わりに、私を正してほしい。 一角獣の盾を掲げる、友としてな……。
200196TEXT_VOICEMAN_03100_001940_ARTOIRELやるぞ、エマネラン。 父上の志を受け継ぎ、アイメリク卿を支え、 何としても、皇都イシュガルドを守るのだ。
201197TEXT_VOICEMAN_03100_001950_ARTOIRELまったく、覇気の足りん奴め。 ……では、私はこれにて失礼させてもらおう。
202198TEXT_VOICEMAN_03100_001960_EDMONTそれぞれが それぞれの胸の内に新たな決意を秘め ゆっくりと歩き出していた
203199TEXT_VOICEMAN_03100_001970_EDMONT踏み出した先に 何があるのかを知らず それでも進まねばならない
204200TEXT_VOICEMAN_03100_001980_EDMONT歩む先にあるのは光か闇か その境界を創るのもまた自分なのだから
205201TEXT_VOICEMAN_03100_001990_EDMONTこの時 皆がそう感じていたのだった――
206202TEXT_VOICEMAN_03100_002000_NARRATIONフォルタン伯爵の回顧録『蒼天のイシュガルド』 第二章「光と闇の境界」より抜粋