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40TEXT_STMBDA411_02510_SEQ_00明けの玉座のヒエンは、オロニル族についてさらに調べたいようだ。
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2824TEXT_STMBDA411_02510_TODO_00ウドゥタイと話す
2925TEXT_STMBDA411_02510_TODO_01迷える子羊を探す
3026TEXT_STMBDA411_02510_TODO_02ウドゥタイと話す
3127TEXT_STMBDA411_02510_TODO_03ヒエンと話す
3228TEXT_STMBDA411_02510_TODO_04マグナイと話す
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5248TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_000……ふう、ぎりぎり次の一手に繋がったか。 合戦の準備を手伝うだけで帰っては、 シリナたちに面目ないからな。
5349TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_001信仰というのは、相手を知るのによい切り口だ。 その根底までは理解できずとも、理念の一端は知れよう。
5450TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_002ちょうど、さきほどの荷運びの際に、 語り部だという「ウドゥタイ」というご老人に会った。 皆が戻るまでに、訪ねてみんか?
5551TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_010こちらのご老人が、ウドゥタイだ。
5652TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_020んん……? なにさね、こんなときにかぎって……。 わしゃ、今いそがしいんだ。
5753TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_021ご老人、さっきはあんなに暇そうにして、 わしに話を聞かせようとしてきたではないか! ……何かあったのか?
5854TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_022今しがた、そこらに放っていた羊たちを集めたんだが、 気ままな子羊たちが数匹、戻ってこないのさね。
5955TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_023尻を叩いて、掛け声をかけてやりゃ、 自然と母羊のところに戻ってくるはずなんだがね。 ……お若いのら、ちょっと手伝ってくれないかい?
6056TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_024仕方ない……ちょちょいとすますか。 悪いがそなたも頼むぞ、<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>。
6157TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_030よーしよしよし! 母がそなたを待っておるぞ!
6258TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_035子羊たちは、下の草原にはおりられん。 建物のそば……外階段の上なんかも、よく探してくれい。
6359TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_040どうだ、子羊たちは全部戻ったか? 目についたものは、すべて追い立てたと思うが……。
6460TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_041ああ、おかげさまで、みんなトコトコ戻ってきたよ。 こいつは礼をせんといかんね。 ……わしに何か、聞きたいことがあったんだろう?
6561TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_042そうとも。 語り部として、オロニル族がなぜアジム神の子であるか、 そなたらの神話を語ってはくれんか?
6662TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_043よしきた、お安い御用さね。 それじゃお若いのら、そこいらにお座りよ。
6763TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_044さて、お前さんたち。 アウラ族の神話について、どこまで知っている?
6864TEXT_STMBDA411_02510_Q1_000_045何と答える?
6965TEXT_STMBDA411_02510_A1_000_046アジム神とナーマ神が戦って……
7066TEXT_STMBDA411_02510_A1_000_047明けの父と暮れの母がうまれて……
7167TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_048なんだい、一般的なところは知ってるのか。 オロニル族に伝わる神話も、基本の筋は、そこから変わりない。
7268TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_049ただね、ほかの部族には伝わっていない核心がある。 ……アジム神とナーマ神は、愛しあっていたのさ。
7369TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_050もちろん、最初は争いあっていたんだよ。 だが、地上で明けの父と暮れの母が仲睦まじくなったのを見て、 二柱の神も、想いを通わせあっていった……。
7470TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_051しかし、なにせ太陽と月の神だろう? そのふたつが交われば、地上には昼も夜もなくなり、 命の巡りは滞っちまう。
7571TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_052神々は想い閉ざし、それぞれ昼と夜の天へと去った。 そしてそこから、地上で栄えゆく人を眺めておられたのさ……。
7672TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_053しかし、幾年月が経とうと、想いはつのりゆくばかり。 アジム神は、愛するナーマ神のため、 何かしてやれることがないかと考えた。
7773TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_054「そうだ、私の分身を地上にやり、  ナーマの眷属たちを、とこしえに護ってゆこう」
7874TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_055そうして、アジム神は己の一部を切り取って、分身とした。 ナーマ神の眷属たるアウラ・ゼラの中に生き、護ってゆくため、 その身に黒き鱗を纏わせて……。
7975TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_056……そう、その分身こそが、オロニル族の始祖。 ゆえにわしらは、アウラ・ゼラでありながら、 太陽神の血脈なのさ。
8076TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_057ふーむ……。 なんとも浪漫あふれる話よ。
8177TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_058しかし、ならばなぜ、オロニル族は合戦に臨み続ける? アウラ・ゼラの守護者ならば、傷つけるのは本意であるまい?
8278TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_059そこはそれ、護り方にもいろいろあるさね。 わしらは支配者として君臨し、統治をすることで、 より多くのアウラ・ゼラを護るんだよ。
8379TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_060……なるほど。 それが、数千年を経た、神々の想いの果てか。
8480TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_061貴重な話に、感謝する。 翁よ、大変よい語りであったぞ。
8581TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_062なんだい、もうおしまいでいいのかい? じゃあせめて、もうひとつだけ…… 神話の結末を覚えておいきよ。
8682TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_063……夜の天におわすナーマ神は、 アジム神の分身が、地上で己の眷属のために戦うのを見て、 恋しさから涙を零しつづけている。
8783TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_064地上までおちた神の涙は、つど新たな命となり、 その時代に生きるアジム神の縁者…… オロニル族と、運命で結ばれるそうだ。
8884TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_065ゆえに、オロニル族は皆、己のナーマを…… たったひとりの運命の相手を探すものなのさ。 ……もちろん、今も変わらずね。
8985TEXT_STMBDA411_02510_UDUTAI_000_070またいつでも来るがいいよ。 この草原には、たくさんの伝承と歌があるからね。
9086TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_080……<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>。 わしは、オロニル族とドマは、 存外よい同盟が築けるような気がしてきたぞ。
9187TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_081彼らが護るために君臨するというのなら、 それを害さないかぎり、手を取りあうこともできるはず……。 まあ、合戦に勝ってからの話であろうがな。
9288TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_082では、玉座に戻るとするか! 皆も、さすがに仕事を終えていよう。
9389TEXT_STMBDA411_02510_LYSE_000_090どうにかおわったけど…… 乳搾りが、あんなに大変な仕事だったなんて。
9490TEXT_STMBDA411_02510_HIEN_000_095さぁて、わしら全員の働きが献上されたが、 お次はどうなることか。
9591TEXT_STMBDA411_02510_GOSETSU_000_100こやつらの使う武具は、ドマの職人が作るものと比べると、 かなり荒々しいものでござった。 だが、いずれもよく使いこまれておったぞ。
9692TEXT_STMBDA411_02510_MAGNAI_000_110遅い……が、少々気配が変わったな。 余輩らを知り、その威光に畏れを抱いたか? ……フッ、ならばよい。
9793TEXT_STMBDA411_02510_MAGNAI_000_111……見てのとおり、お前たち全員が、 最初に課した仕事を終え、何らかの貢献を果たした。
9894TEXT_STMBDA411_02510_MAGNAI_000_112だが、放してやるには、まだ十全ではない。 もうひとつ……大きな仕事を与えるとしよう。