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2026-03-02 23:57:13 -06:00
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0,"TEXT_AKTKMB106_04385_SEQ_00","臣の褒賞のリキニアは、何か考え込んでいる様子だ。"
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24,"TEXT_AKTKMB106_04385_TODO_00","アルフィノと話す"
25,"TEXT_AKTKMB106_04385_TODO_01","血色の悪い帝都市民に<Sheet(EventItem,2003227,0)/>を渡す"
26,"TEXT_AKTKMB106_04385_TODO_02","痩せこけた帝都市民に<Sheet(EventItem,2003227,0)/>を渡す"
27,"TEXT_AKTKMB106_04385_TODO_03","呆然とした帝都市民に<Sheet(EventItem,2003227,0)/>を渡す"
28,"TEXT_AKTKMB106_04385_TODO_04","リキニアに<Sheet(EventItem,2003227,0)/>を渡す"
29,"TEXT_AKTKMB106_04385_TODO_05","武装した属州民を探す"
30,"TEXT_AKTKMB106_04385_TODO_06","タッパーズデンに向かう"
31,"TEXT_AKTKMB106_04385_TODO_07","アリゼーと話す"
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48,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALPHINAUD_000_000","軽い凍傷を起こしているね。
すぐに手当てを……。"
49,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_005","何か食べさせてあげたいけど……
それには、キャンプまで戻らないといけないわね。"
50,"TEXT_AKTKMB106_04385_WEAKENEDGARLEAN_000_010","ああ……あたたかい…………。"
51,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_015","な、何もしてない……何もしてないぞ、俺は……。"
52,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_020","………………。"
53,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_030","あ……ああ、すみません。
助けが来て安心したのか、ぼうっとしちゃって。"
54,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_031","私はさっき走りましたし、焚火にあたらなくても大丈夫です。
その分、彼らを火のそばに置いてあげてください。"
55,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_032","彼らは本当に弱っていて……。
少し元気を取り戻さないと、雪道を歩くのも難しいでしょう。
あなたも向こうで、労ってやってはもらえませんか?"
56,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_040","こんなことになるまで、私は学生でしたし、
彼らは役人をしていたそうです。
同じ帝都に住んでいたけれど、ちっとも知らない仲……。"
57,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_041","けれど、瓦礫の中で出会い、
協力してここまで生き延びてきました。
それこそがガレアン人、私たちの性分なのです。"
58,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALPHINAUD_000_050","君も手当てを手伝ってくれるのかい?
では、エマネラン殿からもらった防氷薬を、
全員に配ってもらえるだろうか。"
59,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALPHINAUD_000_051","逃げる際にできた傷や凍傷は、治癒魔法で癒せる……
けれど、寒さを和らげてあげることはできないからね。"
60,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALPHINAUD_000_060","あの土壇場で、相手が寒いといけないと思えること……
それがエマネラン殿の慕われる理由なのだろうね。"
61,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALPHINAUD_000_061","「雪の家」で出された、あたたかい飲み物にも、
そんな気遣いがあったように思う。
……敵う気がしないな、フォルタン家の人々には。"
62,"TEXT_AKTKMB106_04385_WEAKENEDGARLEAN_000_070","おかげさまで……
少しずつ、あたたまってきた気がします。
こうも芯から冷えてしまうと、すぐにとはいきませんが……。"
63,"TEXT_AKTKMB106_04385_WEAKENEDGARLEAN_000_071","氷属性の力を防ぐ……つまり寒さを和らげる薬ですか。
ありがたく頂戴しておきます……。"
64,"TEXT_AKTKMB106_04385_WEAKENEDGARLEAN_000_072","ガレマルドは今や、都市ではありません。
氷原に置き去られた廃墟です。"
65,"TEXT_AKTKMB106_04385_WEAKENEDGARLEAN_000_073","この場所のように、辛うじて形を留めている建物があっても、
風雪を凌げるというだけ……。
食料も、水も、もたらしてくれる仕組みは途絶えたままです。"
66,"TEXT_AKTKMB106_04385_WEAKENEDGARLEAN_000_074","私たちは青燐機関を扱えますが、
大セルレア湖の湖底から青燐水を汲み上げることはできない。
精製の方法も、知りはしないのです……。"
67,"TEXT_AKTKMB106_04385_WEAKENEDGARLEAN_000_080","私たちガレアン人は、この厳しい土地を、
わずかな人数で生き抜いてきたのです……。"
68,"TEXT_AKTKMB106_04385_WEAKENEDGARLEAN_000_081","そのためには、規則が必要でした。
仕事の振り分けや、付随する階級制度……
それらは血族への愛によって生まれ、営まれてきたのです。"
69,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_090","な、何か用か……!
俺は問題ない……何も……大丈夫だ……!"
70,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_091","く、薬……?
何が入ってるんだ、気味の悪い……。
さては俺たちを殺すための毒薬じゃ……"
71,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_092","あっ、ああ、うん、何でもない、何でもないんだ!
どうもタチの悪い冗談が飛び出しちまう……癖なんだ……
ここのところ最悪な事態ばっかりだったからかな……。"
72,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_093","帝都のこの惨状は、内戦によるものじゃない。
あれも……今思えば愚かな……悲劇だったが、
本当に恐ろしかったのは、そのあとに起きたことだ。"
73,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_094","内戦の最中のある夜、大きな音がした。
地鳴りのような、何かとてつもなく巨大な猛獣が、
グオオと唸りを上げたかのような音だ。"
74,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_095","続けて、衝撃……大爆発が起きたのかと思った……。
それで帝都は破壊され、同胞たちは……
何か、声の届かないものになっちまったんだ。"
75,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_096","奴らは建物の瓦礫を集めると、魔導城の方に運びはじめた。
意識がはっきりしてる生き残りが、それを止めようとしたら……
応答のひとつもなしに、瓦礫で滅多打ちときた。"
76,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_097","それが今のガレマルド……俺たちの暮らした都だ……。"
77,"TEXT_AKTKMB106_04385_HUNGRYGARLEAN_000_100","いけない、しゃべりすぎたな……うん、しゃべりすぎた……。
もう黙るよ、余計に腹が減るといけない……。"
78,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_110","…………はい、何でございましょう。"
79,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_111","ああ、薬……。
お心遣いに、感謝いたします……。"
80,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_112","……珍しいですか?
無線電信、いわゆる「ラジオ」という装置ですよ。
離れたところで発された声や音を拾い、こうして流せるんです。"
81,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_113","ラジオにはいろいろな形がありますが、
ロクス・アモエヌスで採れる鉱石を回路の一部に用いたこれは、
大変な人気があり、帝都で広く普及しています。"
82,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_114","もっとも……放送局員ももう、
逃げ出したか、やられてしまったのでしょうね。
流れてくるのはこの曲だけ……ただ繰り返されている……。"
83,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_115","『帰らん、地平の彼方へ』……。
北の地で生きる悲哀と、豊かなるロクス・アモエヌスへの憧れ。
そこを奪還しに向かう兵士たちの決意を歌った名曲です。"
84,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_116","奪還の前は、願いを込めて。
それが成し遂げられたあとは、勝利のしるしとして……
人々は幾度となく、これを口ずさんできました。"
85,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_117","今も、これを聞いていると励まされます。
目の前の現実が苦難に満ちていても、
いつかは必ず、打ち勝てるのだと……。"
86,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_118","事実、ヴァリス陛下は、まだ屈してはおられない。
時折ラジオを通じて、私たちに呼びかけてくださるのです。"
87,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_119","いっときは訃報が流布しましたが、
陛下はこのような国難の到来を察知して、
あえて公の場から退かれたに違いありません。"
88,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_120","ええ、ええ……ヴァリス陛下はご健在ですとも……。"
89,"TEXT_AKTKMB106_04385_ABSENTGARLEAN_000_130","ああ……はやく陛下にお会いしたいものです……。
この苦境から、ガレアンを救い出してくださるはず……。"
90,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_140","えっ、薬ですか? 私にも……?"
91,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_141","……ありがとうございます。
よそには、こんなものがあるんですね。"
92,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_142","あの、いくつか質問をしてもいいですか?
状況を、ちゃんと知っておきたくて……。"
93,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_143","では……。
あなたたちは、ラテルム村に拠点を構えているんですか?
拠点はそれひとつですか?"
94,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_144","数日前に、ウェルギリア様が率いる一団が、
マグナ・グラキエス方面に出ていくのを見ました。
あなたたちが交戦したというのは、彼女たちのことですか?"
95,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_145","そうですか……。
拠点はひとつ、キャンプ・ブロークングラスと呼ばれている。
操られた兵士たちはみんな、保護された……。"
96,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_146","ちなみに、マグナ・グラキエスまでは何でお越しに?
徒歩で中央山脈を……?"
97,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_147","飛空艇ですか……。
それは……私じゃ…………。"
98,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIASSISTER_000_148","(-微かな声-)お姉ちゃん……?
みんな、どこにいるの……?"
99,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_149","…………どうかしましたか?"
100,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_150","中から声がした……?
いえ、私には聞こえませんでした。
全員こうして庭に出ていますし、ありえないことです。"
101,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_151","ああ、もしかしたらアルマスティの幼獣が入り込んだのかも。
前にも一度あったんですよ。"
102,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_152","巡回してくれる兵もいなくなってしまって、
このあたりは獣がのさばり放題……
いつ襲われるとも知れず、恐ろしいことです。"
103,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_153","そうだ、あなたたちは軍団長と渡り合えるほど強いんですよね?
だとしたら、ひとつお願いを聞いていただけないでしょうか。"
104,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_154","実は、ここから南西に行った、大セルレア湖のほとりに、
青燐水の採水と精製に携わっていた人たちが暮らしてるんです。"
105,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_155","彼らは、属州から働きにきた労働者たち。
私たちが青燐水をわけてほしいと頼むと、
たくさんの食料を要求してくるんです。"
106,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_156","おまけに、凍った湖上には獰猛な獣が徘徊していて、
私たちでは往復するのも命懸け……。"
107,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_157","どうか、行って彼らに事情を伝え、
あなたたちのキャンプに保護してもらうまでの間に使う分だけ、
青燐水をわけてもらえないか交渉してみてください……!"
108,"TEXT_AKTKMB106_04385_Q1_000_158","何と言う?"
109,"TEXT_AKTKMB106_04385_A1_000_159","わかった、任せて!"
110,"TEXT_AKTKMB106_04385_A1_000_160","それは構わないが……"
111,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_161","よかった……。
ありがとうございます、本当に……!"
112,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_162","建物の中にアルマスティの幼獣がいないかは、
私がしっかり確認しておきます。
帰っていらっしゃったときに、結果を報告しますね。"
113,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_163","向かっていただく彼らの隠れ家は、
「タッパーズデン」とも呼ばれる湖畔の洞窟です。"
114,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_164","入口には、必ず見張り役が立っているはずなので、
まずはその人たちに声をかけてみてください。"
115,"TEXT_AKTKMB106_04385_LICINIA_000_170","「タッパーズデン」はここから南西、
大セルレア湖のほとりにあります。
あなたになら、彼らも青燐水を譲ってくれるかも……。"
116,"TEXT_AKTKMB106_04385_ARMEDMAN04385_000_180","止まりな!
テメェ、どうやって俺たちのことを嗅ぎつけてきた。"
117,"TEXT_AKTKMB106_04385_ARMEDMAN04385_000_181","……「臣の褒賞」から?
っつーと、あの鼻持ちならないガレアン人たちの手先か。"
118,"TEXT_AKTKMB106_04385_ARMEDMAN04385_000_182","あいつらめ、自分たちは青燐水わけてもらう側だってのに、
態度が横柄すぎるんだよ。
属州民には、何の対価も支払う必要がないと思ってやがる。"
119,"TEXT_AKTKMB106_04385_ARMEDMAN04385_000_183","んで自分たちが相手にされなくなったら、
今度は手先を寄越してくるってか。
癪に障るぜ、悪いが追い返させてもらう!"
120,"TEXT_AKTKMB106_04385_BALLON_000_184","なんて強さだ…
引っ込むぞ!"
121,"TEXT_AKTKMB106_04385_BALLON_000_185","目が回るぅ…"
122,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_190","(-????-)あっ、いた、<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>!"
123,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_191","リキニアから、あなたを追いかけてほしいって言われたのよ。
青燐水のタンクは重いし、
それを持ってるときに獣に襲われたら危ない……って。"
124,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_192","ここが、タッパーズデンね。
とりあえず、入ってみましょうか。"
125,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_193","……ん?
なんだアンタらは、見張りはどうした?"
126,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_194","な、なんだって!
よその国から、ガレマルドでの救援活動に……!?"
127,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_195","なんてこった……こいつは奇跡か……?
俺たちはてっきり、ここで野垂れ死ぬしかないのかと……!"
128,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_196","間に合ってよかった。
あなたたちは、別の地域から来た人たちなのよね……?"
129,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_197","ああ、ギラバニアにヤンサにボズヤ、ダルマスカ……
出身はいろいろだが、青燐水を供給する作業の担い手として、
属州から集められたんだ。"
130,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_198","この国流に言うなら「アン」……
非市民階級の労働者ってわけだ。"
131,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_199","どういうわけか、あの騒動の中でも無事でいられてな。
汲み上げた青燐水を燃やして暖を取りながら、
細々と生き延びてきたのさ。"
132,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_200","青燐水って、この洞窟の前にある湖の底から湧いてるのよね?
完全に凍りついてるように見えたけど、
汲み取る方法があるのね。"
133,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_201","ま、そこらは、俺たちのみぞ知る秘密ってやつだ!"
134,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_202","……とはいえ、大型の施設を動かしてるわけでもなし、
手に入れられる量は微々たるもんさ。
加えて、青燐水じゃ、腹は壊せても膨れねぇ。"
135,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_203","ってことで、おふたりさん。
そのイルサバード派遣団とやらに、
俺たちとも物資の取引をしないかって、頼んじゃくれないか?"
136,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_204","それは構わないけど……
故郷へ送るとかじゃなくて、物資の取引でいいの?"
137,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_205","いよいよ立ち行かなくなったら、それも考えるさ。"
138,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_206","だが、いかんせん俺たちは、ここで長く働きすぎた。
故郷を恋しく思いはするが、待っててくれる奴はいないし、
この仕事で得た知識は、ほかの土地じゃあ使えない……。"
139,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_207","だから、居座れるだけは居座るさ。
これから帝国が再建するにせよ、なくなるにせよ……
青燐水が湧くかぎり、技術は買ってもらえそうだからな。"
140,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_208","帝国が、なくなる……。
そっか……そういう可能性だって、もちろんあるのよね……。"
141,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_210","お前を襲った見張りたちのこと、悪く思わないでやってくれ。
青燐水を必要としてる生き残り連中から、
何度もなじられたり、脅されたりしてきたんだよ。"
142,"TEXT_AKTKMB106_04385_JARECK_000_211","事情は、あとで俺から説明しておく。
派遣団との最初の取引は、傷薬になるかもしれないな。"
143,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_220","ああ……ごめんなさい。
帝都がこんな状況だと、派遣団がどれほど手を貸しても、
ガレマール帝国がもとの形に戻ることはない……。"
144,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_221","当たり前の話よね。
属州の動向によっては、国の消滅だってあり得るって、
多分、私もわかってた……。"
145,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_222","けど……なんでしょうね……
自分が今いる場所の名前が、地図から消えるかもってこと、
理解しきれてなかった気がする……。"
146,"TEXT_AKTKMB106_04385_ALISAIE_000_223","……って、今はとにかく、
リキニアたちに青燐水を持っていってあげるのが先ね。
改めて、ここの人たちに相談してみましょ!"