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2026-03-02 23:57:13 -06:00
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1,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_010","とある賢者の手記12"
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7,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_000","(-とある賢者の手記1-)今日、新たに搬送された患者は、まだ年若い少女だ。
可哀想に……でも、ここピュシス生命院には、
優秀な賢者と最先端の設備が揃っている……必ず助けるからね。"
8,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_001","(-とある賢者の手記2-)不眠不休の治療で、ようやく少女の容体が安定したようだ……
夫の提案どおり、エウクラシアの術式を応用したのがよかった。
彼は私よりも50歳は若いくせに、頼れる優秀な賢者なのだ。"
9,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_010","(-とある賢者の手記3-)明け方に患者の容体が急変した。
体内エーテルが急速に減少、嘔吐を繰り返している。
どうにか術で命を繋いでいるものの、対症療法にすぎない……。"
10,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_011","(-とある賢者の手記4-)過去の症例も文献もすべて見直したが、有効な治療法がない。
これ以上、打てる手立てはないのだろうか……?
いや、何かあるはずだ……あの子の命を救う方法が……。"
11,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_012","(-とある賢者の手記5-)そうだ、私の故郷の里に、古くから伝わる薬草がある。
名は「ムスクマロイ」……劇毒にもなり得る強力な成分を持つが、
すり潰して何倍にも希釈すれば、副作用も抑えられるはずだ。"
12,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_020","(-とある賢者の手記6-)ヴィエラの里からムスクマロイを取り寄せた。
やはり体内エーテルに作用する効果があるようだが、
毒性も強く、継続して服用するには患者の体がもたないだろう。"
13,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_021","(-とある賢者の手記7-)危篤状態の患者に、希釈したムスクマロイの抽出液を投与した。
数時間後に意識を取り戻したが、異常な興奮状態で、
数人がかりでやっと取り押さえた。"
14,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_022","(-とある賢者の手記8-)ムスクマロイの危険性については、
いずれ魔法大学に論文を提出する必要があるだろう。"
15,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_023","(-とある賢者の手記9-)ああ……ここ最近、体中の痛みが増している。
どうやら持病が悪化しているようだ……もう長くは保たないだろう。
ただただ悔しい……私にはまだ、救うべき患者がいるというのに。"
16,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_030","(-とある賢者の手記10-)今日、情けないことに、治療中に倒れてしまった。
あんなに取り乱した夫を見たのは初めてかもしれない。
私のことよりも、ひとりでも多くの患者を救ってほしいのだけど。"
17,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_031","(-とある賢者の手記11-)どんな命にも、等しく未来があるべきだ。
私たち賢者は消えゆく命を救い、決して諦めてはならない。
そのための知識と想いを、死ぬ前にこのソウルクリスタルに託そう。"
18,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_032","(-とある賢者の手記12-)愛する夫へ。
最後になるかもしれないので、ここに記すことにします。
私、ハティアはあなたと出会えて幸せでした、生まれ変わっても――"
19,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_SYSTEM_000_033","……手記はここで破られている。"
20,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_040","(-筆跡が異なる手記1-)理不尽なことに、妻の命は消滅した。
肉体の機能不全などというつまらぬことで、未来は途絶えた。
ああ、そうだ……せめてあの少女の命は、有意義に使わなければ。"
21,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_041","(-筆跡が異なる手記2-)ムスクマロイの毒性に耐えうる、ヴィエラ族の被検体を手に入れた。
幼少期から摂取していたのならば、実験成功の可能性は比較的高い。
これで術が完成すれば、大いなる進歩となるだろう。"
22,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_042","(-筆跡が異なる手記3-)愚かな賢者の女が、この実験施設を嗅ぎつけようとしている。
名をジンジャルといったか……面倒だが場所を移すことにしよう。
人類の未来のために、私には果たすべきことがある。"
23,"TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_043","(-筆跡が異なる手記4-)今日、とある冒険者が、お前のソウルクリスタルを持っていた。
私ではなく、あの冒険者を選んだのか……いや、それでいい。
ハティア、歪に変わってしまった私を、どうか許してくれ。"
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3 int32 str str
4 0 TEXT_JOBDEFGFF_00726_Q1_000_000 とある賢者の手記
5 1 TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_010 とある賢者の手記1~2
6 2 TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_020 とある賢者の手記3~5
7 3 TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_030 とある賢者の手記6~9
8 4 TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_040 とある賢者の手記10~12
9 5 TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_050 筆跡が異なる手記1~4
10 6 TEXT_JOBDEFGFF_00726_A1_000_060 キャンセル
11 7 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_000 (-とある賢者の手記1-)今日、新たに搬送された患者は、まだ年若い少女だ。 可哀想に……でも、ここピュシス生命院には、 優秀な賢者と最先端の設備が揃っている……必ず助けるからね。
12 8 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_001 (-とある賢者の手記2-)不眠不休の治療で、ようやく少女の容体が安定したようだ…… 夫の提案どおり、エウクラシアの術式を応用したのがよかった。 彼は私よりも50歳は若いくせに、頼れる優秀な賢者なのだ。
13 9 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_010 (-とある賢者の手記3-)明け方に患者の容体が急変した。 体内エーテルが急速に減少、嘔吐を繰り返している。 どうにか術で命を繋いでいるものの、対症療法にすぎない……。
14 10 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_011 (-とある賢者の手記4-)過去の症例も文献もすべて見直したが、有効な治療法がない。 これ以上、打てる手立てはないのだろうか……? いや、何かあるはずだ……あの子の命を救う方法が……。
15 11 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_012 (-とある賢者の手記5-)そうだ、私の故郷の里に、古くから伝わる薬草がある。 名は「ムスクマロイ」……劇毒にもなり得る強力な成分を持つが、 すり潰して何倍にも希釈すれば、副作用も抑えられるはずだ。
16 12 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_020 (-とある賢者の手記6-)ヴィエラの里からムスクマロイを取り寄せた。 やはり体内エーテルに作用する効果があるようだが、 毒性も強く、継続して服用するには患者の体がもたないだろう。
17 13 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_021 (-とある賢者の手記7-)危篤状態の患者に、希釈したムスクマロイの抽出液を投与した。 数時間後に意識を取り戻したが、異常な興奮状態で、 数人がかりでやっと取り押さえた。
18 14 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_022 (-とある賢者の手記8-)ムスクマロイの危険性については、 いずれ魔法大学に論文を提出する必要があるだろう。
19 15 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_023 (-とある賢者の手記9-)ああ……ここ最近、体中の痛みが増している。 どうやら持病が悪化しているようだ……もう長くは保たないだろう。 ただただ悔しい……私にはまだ、救うべき患者がいるというのに。
20 16 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_030 (-とある賢者の手記10-)今日、情けないことに、治療中に倒れてしまった。 あんなに取り乱した夫を見たのは初めてかもしれない。 私のことよりも、ひとりでも多くの患者を救ってほしいのだけど。
21 17 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_031 (-とある賢者の手記11-)どんな命にも、等しく未来があるべきだ。 私たち賢者は消えゆく命を救い、決して諦めてはならない。 そのための知識と想いを、死ぬ前にこのソウルクリスタルに託そう。
22 18 TEXT_JOBDEFGFF_00726_HATIA_000_032 (-とある賢者の手記12-)愛する夫へ。 最後になるかもしれないので、ここに記すことにします。 私、ハティアはあなたと出会えて幸せでした、生まれ変わっても――
23 19 TEXT_JOBDEFGFF_00726_SYSTEM_000_033 ……手記はここで破られている。
24 20 TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_040 (-筆跡が異なる手記1-)理不尽なことに、妻の命は消滅した。 肉体の機能不全などというつまらぬことで、未来は途絶えた。 ああ、そうだ……せめてあの少女の命は、有意義に使わなければ。
25 21 TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_041 (-筆跡が異なる手記2-)ムスクマロイの毒性に耐えうる、ヴィエラ族の被検体を手に入れた。 幼少期から摂取していたのならば、実験成功の可能性は比較的高い。 これで術が完成すれば、大いなる進歩となるだろう。
26 22 TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_042 (-筆跡が異なる手記3-)愚かな賢者の女が、この実験施設を嗅ぎつけようとしている。 名をジンジャルといったか……面倒だが場所を移すことにしよう。 人類の未来のために、私には果たすべきことがある。
27 23 TEXT_JOBDEFGFF_00726_GUILDIVAIN_000_043 (-筆跡が異なる手記4-)今日、とある冒険者が、お前のソウルクリスタルを持っていた。 私ではなく、あの冒険者を選んだのか……いや、それでいい。 ハティア、歪に変わってしまった私を、どうか許してくれ。