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0,"TEXT_VOICEMAN_06003_000010_EMETSELCH","見よ 獣は解き放たれた"
1,"TEXT_VOICEMAN_06003_000020_EMETSELCH","それらは人々を殺し 街を焼いた"
2,"TEXT_VOICEMAN_06003_000030_EMETSELCH","明日は燃え殻となり塵となった"
3,"TEXT_VOICEMAN_06003_000040_EMETSELCH","滅びは影のように速い"
4,"TEXT_VOICEMAN_06003_000050_EMETSELCH","すべてが失われようとしていた――"
5,"TEXT_VOICEMAN_06003_000060_ALISAIE","空が、燃えてる……
本当に……終末が来たんだわ……。"
6,"TEXT_VOICEMAN_06003_000070_AWAHEEN","皆さん……!
報告をお聞きいただけたのですね。"
7,"TEXT_VOICEMAN_06003_000080_ALPHINAUD","ええ……。
アヒワーン殿、状況を詳しく教えていただけますか?"
8,"TEXT_VOICEMAN_06003_000090_AWAHEEN","昨夜のこと、悲鳴とも地鳴りともつかない音が、
島中に響き渡りました。"
9,"TEXT_VOICEMAN_06003_000100_AWAHEEN","間もなく空が燃えだした。
それに前後して、見たこともないような獣が現れ、
暴れはじめたのです。"
10,"TEXT_VOICEMAN_06003_000110_AWAHEEN","……いえ、この表現では正しくありませんね。"
11,"TEXT_VOICEMAN_06003_000120_AWAHEEN","人が突然、転じたのです。
恐るべき異形の獣に。"
12,"TEXT_VOICEMAN_06003_000130_AWAHEEN","異変は島のいたるところで起こっていますが、
ラザハンで最初に確認された、ひときわ強大な獣が、
とくに甚大な被害をもたらしている。"
13,"TEXT_VOICEMAN_06003_000140_AWAHEEN","我々はその個体を、神話に登場する人であり獣である神……
「神獣」のまがいものであるとして、
「偽神獣」と名付けました。"
14,"TEXT_VOICEMAN_06003_000150_AWAHEEN","偽神獣は今、島の北側に回って暴れています。
これより星戦士団を送り込み、討伐を試みるところです。"
15,"TEXT_VOICEMAN_06003_000160_ESTINIEN","ヴリトラの奴はどうしてるんだ。"
16,"TEXT_VOICEMAN_06003_000170_AWAHEEN","我々に先駆けて、単身、北側に向かわれました。
しかし……"
17,"TEXT_VOICEMAN_06003_000180_AWAHEEN","ヴリトラ様は、偽神獣や獣たちが、
己の愛する領民であったことを心得ていらっしゃいます。"
18,"TEXT_VOICEMAN_06003_000190_AWAHEEN","あのお方の慈悲深さが、命取りにならぬとよいのですが……。"
19,"TEXT_VOICEMAN_06003_000200_ALPHINAUD","状況はわかりました。
偽神獣の討伐作戦、是非、我々にも協力させてください。"
20,"TEXT_VOICEMAN_06003_000210_AWAHEEN","なんと心強き申し出か……。
深く感謝いたします。"
21,"TEXT_VOICEMAN_06003_000220_AWAHEEN","星戦士団は、複数のルートで島の北側に向かっています。
いくつかの部隊が、ここイェドリマンの船着場から、
船で北上する予定です。"
22,"TEXT_VOICEMAN_06003_000230_AWAHEEN","「暁」の皆さんも、同様に船で北側にお送りします。
上陸地点には、鬱蒼とした密林が広がっている……
偽神獣以外の獣たちに遭遇する可能性もあるでしょう。"
23,"TEXT_VOICEMAN_06003_000240_AWAHEEN","どうか念入りに戦いのお仕度を。
私は船着場でお待ちしております。"
24,"TEXT_VOICEMAN_06003_000250_ALISAIE","準備ならぬかりないわ。
……行きましょう。"
25,"TEXT_VOICEMAN_06003_000260_FAKEGODBEAST","ウウウ…アウウ……!"
26,"TEXT_VOICEMAN_06003_000270_FAKEGODBEAST","アアアアアアッ"
27,"TEXT_VOICEMAN_06003_000280_FAKEGODBEAST","ショ……カイ……マモ……マ……マモル…………"
28,"TEXT_VOICEMAN_06003_000290_YSHTOLA","ああ……やっぱり……なんてことなの……!"
29,"TEXT_VOICEMAN_06003_000300_ALPHINAUD","ヤ・シュトラ……?"
30,"TEXT_VOICEMAN_06003_000310_YSHTOLA","そこに偽神獣がいて、今、消滅した……
そうなんでしょう?"
31,"TEXT_VOICEMAN_06003_000320_THANCRED","ああ、そのとおりだが……
まさか、お前には視えてなかったのか?"
32,"TEXT_VOICEMAN_06003_000330_YSHTOLA","偽神獣も、ほかの人から転じた獣たちも、
視えないからこそ、視えていたわ。"
33,"TEXT_VOICEMAN_06003_000340_YSHTOLA","……ないのよ、エーテルが。
私の視界だと、空白になっているの。"
34,"TEXT_VOICEMAN_06003_000350_ALPHINAUD","それは……どういう…………。"
35,"TEXT_VOICEMAN_06003_000360_YSHTOLA","月の監視者が言っていた言葉……
古代人たちは、天脈が循環不全を起こしている場所から、
星が「腐り始めた」と見たという話……。"
36,"TEXT_VOICEMAN_06003_000370_YSHTOLA","まさに、そのとおりだったんだわ。
人から獣に転じた瞬間に、エーテルが腐り落ちてしまうのよ。"
37,"TEXT_VOICEMAN_06003_000380_YSHTOLA","身体はもちろん、魂まで……なにひとつ残らずに……。"
38,"TEXT_VOICEMAN_06003_000390_ALISAIE","で、でも、偽神獣は何か言ってるみたいだった……!
人だったころの想いが残ってるってことじゃないの!?"
39,"TEXT_VOICEMAN_06003_000400_YSHTOLA","そうね、完全に腐り果てるまでならば……。
けれどそれは、消えかけの残滓にすぎないわ。"
40,"TEXT_VOICEMAN_06003_000410_ALISAIE","そんな……。
それじゃあ、もとには戻せないってこと……?"
41,"TEXT_VOICEMAN_06003_000420_YSHTOLA","私たちの知っている方法では……"
42,"TEXT_VOICEMAN_06003_000430_YSHTOLA","いえ、完全に「無」になってしまうのだもの。
恐らくどんな方法をもってしても、戻すことはできないわ。"
43,"TEXT_VOICEMAN_06003_000440_GRAHATIA","星海にすら、還れないのか……!"
44,"TEXT_VOICEMAN_06003_000450_VRITRA","異形の獣たちの勢いが、衰えない……。"
45,"TEXT_VOICEMAN_06003_000460_VRITRA","偽神獣が、群れの長たる役目を持つならばあるいはと、
期待したのだが……。"
46,"TEXT_VOICEMAN_06003_000470_VRITRA","もとは皆、サベネアの子だった……!
どれだけこの牙に掛けなければならないのだ!"
47,"TEXT_VOICEMAN_06003_000480_AWAHEEN","ヴリトラ様、皆さん!
よくぞご無事で!"
48,"TEXT_VOICEMAN_06003_000490_ESTINIEN","いいのか、竜の姿を見せて。"
49,"TEXT_VOICEMAN_06003_000500_AWAHEEN","ええ、彼らは真実を知る、腹心たちです。
何よりも……この秘密はもはや、明かされなければならない。"
50,"TEXT_VOICEMAN_06003_000510_AWAHEEN","恐れながらヴリトラ様、
この悪夢の如き災厄を前にして、
ラザハンは悲鳴と慟哭に埋め尽くされております。"
51,"TEXT_VOICEMAN_06003_000520_AWAHEEN","今こそ、強き太守が必要なのです。
どうか真相を告げ、ヴリトラ様おんみずから、
民を率いてくださいませ……!"
52,"TEXT_VOICEMAN_06003_000530_VRITRA","何を馬鹿げたことを……
君が動転してどうする、アヒワーン。"
53,"TEXT_VOICEMAN_06003_000540_VRITRA","この惨劇の中で、太守まで竜であったなどと言い出せば、
民をいっそうの混乱に叩き落とすだけだ。"
54,"TEXT_VOICEMAN_06003_000550_VRITRA","私はこのまま「太守の盟友たる竜」として、
獣たちを掃い続ける。
民に寄り添い、なだめるのは君の役目だ。"
55,"TEXT_VOICEMAN_06003_000560_VRITRA","すまないが、「暁」の皆も、
アヒワーンに手を貸してやってほしい。"
56,"TEXT_VOICEMAN_06003_000570_VRITRA","この事態を究明し、対策を立てるには、君たちの力が必要だ。"
57,"TEXT_VOICEMAN_06003_000580_ESTINIEN","……おい、天竜。"
58,"TEXT_VOICEMAN_06003_000590_ESTINIEN","俺を連れていけ。
空中戦にも、多少の自信はある。"
59,"TEXT_VOICEMAN_06003_000600_VRITRA","話を聞いていなかったのか?
こちらは私ひとりでいい、
君たちは、アヒワーンを手伝ってくれ。"
60,"TEXT_VOICEMAN_06003_000610_THANCRED","エスティニアン、受け取れ。"
61,"TEXT_VOICEMAN_06003_000620_THANCRED","お前が面倒くさがって持とうとしなかった、
「暁」のリンクパールだ。"
62,"TEXT_VOICEMAN_06003_000630_THANCRED","ヴリトラが別行動するっていうなら、連絡手段がいるだろう?
それを持ったお前がついていれば、俺たちも助かる。"
63,"TEXT_VOICEMAN_06003_000640_ESTINIEN","フッ"
64,"TEXT_VOICEMAN_06003_000650_ESTINIEN","……だ、そうだ。
観念した方がよさそうだぞ、太守様。"
65,"TEXT_VOICEMAN_06003_000660_VRITRA","……加減はしない。
振り落とされても構わないなら、背に乗るがいい。"
66,"TEXT_VOICEMAN_06003_000670_ESTINIEN","上等だ。
さあ、とっとと空を制しに行くぞ。"
67,"TEXT_VOICEMAN_06003_000680_AWAHEEN","申し訳ございません。
ヴリトラ様のおっしゃるとおり、この事態を収めるため、
引き続きご協力いただけるでしょうか。"
68,"TEXT_VOICEMAN_06003_000690_ALPHINAUD","もちろんです。
私たちは、そのためにこの地へ来たのですから。"
69,"TEXT_VOICEMAN_06003_000700_AWAHEEN","重ねて感謝を……。
ひとまずは、ラザハンの都まで戻るといたしましょう。"
70,"TEXT_VOICEMAN_06003_000710_YSHTOLA","来ていたのね。
そちらも話を聞いてこられたのかしら。"
71,"TEXT_VOICEMAN_06003_000720_GRAHATIA","ああ、気になるところはおおよそな。
みんなの集めた情報とあわせて、意見をもらいたい。"
72,"TEXT_VOICEMAN_06003_000730_ALPHINAUD","ちょうどいい頃合いだったようだね。
私たちも、ひとまわりしてこられたよ。"
73,"TEXT_VOICEMAN_06003_000740_YSHTOLA","いいわ、じゃあ、あなたたちの報告からお願いできて?"
74,"TEXT_VOICEMAN_06003_000750_ALPHINAUD","……つまり、偽神獣になってしまったカルザール氏は、
自身の商会のことで、深く思い悩んでいたわけだね。"
75,"TEXT_VOICEMAN_06003_000760_ALISAIE","私たちが聞いた範囲でも、異形の獣に転じた人は、
直前に強い不安を感じていたみたいだった。"
76,"TEXT_VOICEMAN_06003_000770_ALISAIE","獣に追い詰められた人や、
友達が獣になるのを見てしまった人……
そういう人たちが、連鎖的に転じていったそうよ。"
77,"TEXT_VOICEMAN_06003_000780_ALPHINAUD","獣に転じる条件は、不安や恐怖、絶望といった、
負の感情を抱くこと……やはりそれが有力だと思う。"
78,"TEXT_VOICEMAN_06003_000790_YSHTOLA","……だとしたら、いにしえの時代に起きた終末とも、
共通点が見えてくるわ。"
79,"TEXT_VOICEMAN_06003_000800_YSHTOLA","古代人たちは、創造魔法が暴発し、
意図せず恐怖を具現化していったと言ったでしょう?"
80,"TEXT_VOICEMAN_06003_000810_YSHTOLA","単なる暴発だったら、
必ずしも恐ろしいと思うものばかりが創られないはず。"
81,"TEXT_VOICEMAN_06003_000820_YSHTOLA","けれど、それもまた、
負の感情とだけ結びつく現象だったとすれば……?
今目の前で起きている災厄と、ひとつの線で繋がるわ。"
82,"TEXT_VOICEMAN_06003_000830_ALPHINAUD","過去と現在の終末には、相違点もある。
それが創造魔法に現れるか、人や生物そのものに現れるかだ。"
83,"TEXT_VOICEMAN_06003_000840_ALPHINAUD","理由はまだわからないが……
古代人と私たちの最大の違いは、
分割された生命であるか否かだろう。"
84,"TEXT_VOICEMAN_06003_000850_ALPHINAUD","そこに何か、効き方の違いのようなものがあるのかもしれない。"
85,"TEXT_VOICEMAN_06003_000860_GRAHATIA","それからもうひとつ、気になる証言があったんだ。"
86,"TEXT_VOICEMAN_06003_000870_GRAHATIA","カルザールは、空が燃えるよりも前に、
偽神獣に転じていたらしいんだよ。"
87,"TEXT_VOICEMAN_06003_000880_ALISAIE","なんですって……?
それが本当なら、かなりまずいんじゃない?"
88,"TEXT_VOICEMAN_06003_000890_ALISAIE","だって、目に見える終末の現象が起きていなくたって、
獣に転じる可能性があるってことでしょ。"
89,"TEXT_VOICEMAN_06003_000900_ALISAIE","今は大きな騒ぎが起きていない地域でも、
もしかしたら、もう……。"
90,"TEXT_VOICEMAN_06003_000910_HANNISHMANA","見ろ、太守様がいらっしゃったぞ!"
91,"TEXT_VOICEMAN_06003_000920_HANNISHBOYA","太守様!"
92,"TEXT_VOICEMAN_06003_000930_HANNISHWOMANA","よかった…"
93,"TEXT_VOICEMAN_06003_000940_AWAHEEN","皆、本当に、よくぞ無事でいてくれました。"
94,"TEXT_VOICEMAN_06003_000950_AWAHEEN","予断を許さない状況ですが、
ひとまず、ラザハン都市内で暴れていた獣は、
すべて排除できたそうです。"
95,"TEXT_VOICEMAN_06003_000960_AWAHEEN","ほかの村落でも、星戦士団の皆や、
頼もしき味方である竜が奮闘してくれています。"
96,"TEXT_VOICEMAN_06003_000970_AWAHEEN","どうか心を落ち着け、慌てることなく、
待機をお願いいたします。"
97,"TEXT_VOICEMAN_06003_000980_HANNISHOLDWOMANA","太守様、「パーラカの里」はどうなっているのでしょうか?"
98,"TEXT_VOICEMAN_06003_000990_HANNISHOLDWOMANA","私の孫が、昨日あの村に出かけたきり、
まだ戻っていないのです……。"
99,"TEXT_VOICEMAN_06003_001000_AWAHEEN","私もまだ、報告を待っている状況です。
詳しいことがわかり次第、皆にも共有を……"
100,"TEXT_VOICEMAN_06003_001010_MATSYA","(-????-)太守様……!
たた、た、たいへんだす!"
101,"TEXT_VOICEMAN_06003_001020_AWAHEEN","あなたは……。"
102,"TEXT_VOICEMAN_06003_001030_MATSYA","あ、オ、オラは、アキャーリのマトシャ。
漁師のマトシャだす。"
103,"TEXT_VOICEMAN_06003_001040_THANCRED","お前は確か、最初にこの島に来たときに会った……。"
104,"TEXT_VOICEMAN_06003_001050_MATSYA","あれ、あんた方どうして……。"
105,"TEXT_VOICEMAN_06003_001060_MATSYA","い、いや、今は太守様が先だす!"
106,"TEXT_VOICEMAN_06003_001070_MATSYA","こんな不気味な空になったもんだから、
オラ、知り合いのことが心配で、
「パーラカの里」に向かったんだす。"
107,"TEXT_VOICEMAN_06003_001080_MATSYA","そしたら、里のまわりに、
見たこともない怖ろしい化け物がいっぱいいて……!"
108,"TEXT_VOICEMAN_06003_001090_HANNISHOLDWOMANA","ああ……そんな……!"
109,"TEXT_VOICEMAN_06003_001100_HANNISHOLDWOMANA","太守様、どうかすぐに助けを!
孫を救ってください……!"
110,"TEXT_VOICEMAN_06003_001110_AWAHEEN","もちろんそうします。
ですから、どうか落ち着いて……"
111,"TEXT_VOICEMAN_06003_001120_HANNISHOLDWOMANA","落ち着いていられますか……!
あの恐ろしい化け物たちは、星戦士団の手練れでも、
簡単に引きちぎっていたんですよ!?"
112,"TEXT_VOICEMAN_06003_001130_HANNISHOLDWOMANA","孫があれに襲われたら、ひとたまりも……!"
113,"TEXT_VOICEMAN_06003_001140_HANNISHOLDWOMANA","ああぁ……ヒトたマりモ……!"
114,"TEXT_VOICEMAN_06003_001150_YSHTOLA","まずいわ、皆、離れてッ!"
115,"TEXT_VOICEMAN_06003_001160_HANNISHOLDWOMANA","あああ、うう、あぁぁぁぁ!"
116,"TEXT_VOICEMAN_06003_001170_HANNISHWOMANA","い、嫌ぁぁぁぁぁッ!!"
117,"TEXT_VOICEMAN_06003_001180_THANCRED","クソッ、とにかく獣を抑え込む!"
118,"TEXT_VOICEMAN_06003_001190_YSHTOLA","あなたたちは、逃げる人の救援を優先して!"
119,"TEXT_VOICEMAN_06003_001200_HANNISHMANA","逃げるぞ、早く!"
120,"TEXT_VOICEMAN_06003_001210_HANNISHBOYA","あっ"
121,"TEXT_VOICEMAN_06003_001220_HANNISHBOYA","あ……あぁ……や……!"
122,"TEXT_VOICEMAN_06003_001230_HANNISHBOYA","ワアアアア!"
123,"TEXT_VOICEMAN_06003_001240_HANNISHBOYA","オトー……サ……ァァ……"
124,"TEXT_VOICEMAN_06003_001242_AWAHEEN","ハッ"
125,"TEXT_VOICEMAN_06003_001244_AWAHEEN","ヤッ"
126,"TEXT_VOICEMAN_06003_001246_AWAHEEN","グアァッ"
127,"TEXT_VOICEMAN_06003_001250_AWAHEEN","ヴリトラ様を、ラザハンを……どうか……!"
128,"TEXT_VOICEMAN_06003_001260_HANNISHMANA","あ、お、俺の息子が……太守様が……ッ!"
129,"TEXT_VOICEMAN_06003_001270_GRAHATIA","しっかりしろッ!
ふたりのために、あんたは逃げ延びるんだ!"
130,"TEXT_VOICEMAN_06003_001275_HANNISHMANA","フー"
131,"TEXT_VOICEMAN_06003_001280_GRAHATIA","そう、大丈夫……大丈夫だ……。"
132,"TEXT_VOICEMAN_06003_001290_GRAHATIA","すー、はぁ…"
133,"TEXT_VOICEMAN_06003_001300_GRAHATIA","皆、前を向いて胸を張れ!"
134,"TEXT_VOICEMAN_06003_001310_GRAHATIA","恐れることはない、この獣は、私たちで打ち倒せる!"
135,"TEXT_VOICEMAN_06003_001320_GRAHATIA","星戦士団は、ヤ・シュトラとサンクレッドの支援を。
獣をこの広場から出さないことだけ考えろ!"
136,"TEXT_VOICEMAN_06003_001330_GRAHATIA","ほかの者は、近くの者とともに退避だ!
怪我をしている者がいたら手を貸して、
建物の中か、下層に向かうように。"
137,"TEXT_VOICEMAN_06003_001340_GRAHATIA","焦る必要はない。
獣たちに、決して皆を追わせはしないッ!"
138,"TEXT_VOICEMAN_06003_001350_THANCRED","アルフィノ! アリゼー!
ここは俺たちで片づける、お前たちは「パーラカの里」に行け!"
139,"TEXT_VOICEMAN_06003_001360_THANCRED","マトシャ、そいつらを里まで案内してやってくれ!
必ず力になってくれる!"
140,"TEXT_VOICEMAN_06003_001370_MATSYA","わ、わかった……!"
141,"TEXT_VOICEMAN_06003_001380_GRAHATIA","あんたも行ってやってくれ。"
142,"TEXT_VOICEMAN_06003_001390_GRAHATIA","オレたちで救うんだ……ひとりでも多く!"
143,"TEXT_VOICEMAN_06003_001400_SYSTEM_NONE_VOICE","一方 サベネア島 上空――"
144,"TEXT_VOICEMAN_06003_001410_ESTINIEN","飛行型は、あらかた倒せたみたいだな。"
145,"TEXT_VOICEMAN_06003_001420_ESTINIEN","……ああ、俺だ。
そっちの状況はどうなってる?"
146,"TEXT_VOICEMAN_06003_001430_ESTINIEN","そうか……。
了解した、ヴリトラにも伝える。
それじゃあな。"
147,"TEXT_VOICEMAN_06003_001440_ESTINIEN","一度は落ち着きを見せたラザハンで、
再び、大規模な獣化があったそうだ。"
148,"TEXT_VOICEMAN_06003_001450_ESTINIEN","その最中で、住民をかばって、アヒワーンが死んだ。"
149,"TEXT_VOICEMAN_06003_001460_VRITRA","ああ…"
150,"TEXT_VOICEMAN_06003_001470_ESTINIEN","うちの連中と兵士たちが今、混乱を収めようとしているらしい。"
151,"TEXT_VOICEMAN_06003_001480_ESTINIEN","一方で、パーラカの里も獣に襲われているという報告があった。
それで、戦力を分けて対応中だそうだ。"
152,"TEXT_VOICEMAN_06003_001490_ESTINIEN","あとは、人が獣に転じる条件にも予測がついたと。
あいつらが言うには……"
153,"TEXT_VOICEMAN_06003_001500_VRITRA","恐怖や絶望がきっかけとなる……まるで悪夢ではないか。"
154,"TEXT_VOICEMAN_06003_001510_VRITRA","そのくせ覚めもしないとは。
サベネアの子らには、見合う咎などなかろうに……!"
155,"TEXT_VOICEMAN_06003_001520_ESTINIEN","そう思うなら……
あいつらを護りたいのなら、決断すべきじゃないか?"
156,"TEXT_VOICEMAN_06003_001530_ESTINIEN","ラザハンは今、太守を欠いている。
アヒワーンの望んだとおり、お前の正体を明かすかどうか、
決めるべきときだ。"
157,"TEXT_VOICEMAN_06003_001540_VRITRA","……明かしてどうなる。
所詮、ヒトと竜は違うものだ。"
158,"TEXT_VOICEMAN_06003_001550_VRITRA","この爪は、少しの力でヒトを切り裂く。
この顎もまた、君たちを易々と噛み砕くだろう。"
159,"TEXT_VOICEMAN_06003_001560_VRITRA","関わり合ってこられたのは、ヒトを模した身躯があってこそだ。
そうでなければ、恐怖を与えるだけ……
異形の獣と、なんら変わりはないだろう。"
160,"TEXT_VOICEMAN_06003_001570_ESTINIEN","そうだな……。"
161,"TEXT_VOICEMAN_06003_001580_ESTINIEN","人と竜は違う。
だからフレースヴェルグと聖女シヴァは、
生きながら添い遂げられなかったと聞く。"
162,"TEXT_VOICEMAN_06003_001590_ESTINIEN","人は竜を畏れて過ちを犯し、
あまりに長い竜詩戦争が始まった……。"
163,"TEXT_VOICEMAN_06003_001600_ESTINIEN","その中で、ニーズヘッグは、俺の故郷を壊滅させた。"
164,"TEXT_VOICEMAN_06003_001610_ESTINIEN","俺もまた、あいつの眷属を……あらゆる竜を屠った。
人は誰しも、人命を奪うことを悪としながら、
竜の命を奪うことには躊躇がなかったのさ。"
165,"TEXT_VOICEMAN_06003_001620_ESTINIEN","……だが、本当にそれだけだったなら、
氷の巫女はフレースヴェルグの背に乗ってこなかった。"
166,"TEXT_VOICEMAN_06003_001630_ESTINIEN","竜の眼を託された英雄が、
竜詩戦争を終結に導くこともなかった。"
167,"TEXT_VOICEMAN_06003_001640_ESTINIEN","俺がこの槍を持ち続けていることも、
それを星のために振るうこともなかったはずだ。"
168,"TEXT_VOICEMAN_06003_001650_ESTINIEN","俺はアヒワーンの考えなんぞわからん。
だが、長年、お前と民を繋ぐ役目を果たしてきたんだろう。"
169,"TEXT_VOICEMAN_06003_001660_ESTINIEN","そんな男が、この窮地にこそ願い出たんだ。
あいつは信じていたんじゃないか?"
170,"TEXT_VOICEMAN_06003_001670_ESTINIEN","お前と民がうまくやっていけることも、
それこそが、ラザハンに明日を引き寄せることも。"
171,"TEXT_VOICEMAN_06003_001680_ESTINIEN","新手が来たか……。"
172,"TEXT_VOICEMAN_06003_001690_VRITRA","……こちらの準備は万全だ。"
173,"TEXT_VOICEMAN_06003_001700_ESTINIEN","正念場だな、ヴリトラ。
さあ、蹴散らすぞ!"
174,"TEXT_VOICEMAN_06003_001710_ALPHINAUD","大丈夫、じきに痛みも引きます。"
175,"TEXT_VOICEMAN_06003_001720_MATSYA","誰か、メヴァンを見てないだすか?"
176,"TEXT_VOICEMAN_06003_001730_MATSYA","ここにもいないか……。"
177,"TEXT_VOICEMAN_06003_001740_ALISAIE","ひとまわりしてきたけど、
もう獣も隠れてる人もいなかったわ。"
178,"TEXT_VOICEMAN_06003_001750_ALPHINAUD","ふたりとも、おつかれさま。
手当ての方も終わったところだよ。"
179,"TEXT_VOICEMAN_06003_001760_PALAKASMAN","俺たち、これからどうなるんだ……?"
180,"TEXT_VOICEMAN_06003_001770_PALAKASWOMANA","島の外から、きっと助けがきてくれるよ。
しばらくここには戻れなくなるかもしれないけど、
いつかはまた……。"
181,"TEXT_VOICEMAN_06003_001780_PALAKASMAN","ほかの国は無事なのか?"
182,"TEXT_VOICEMAN_06003_001790_PALAKASWOMANA","それは、わからないけど……。"
183,"TEXT_VOICEMAN_06003_001800_PALAKASWOMANB","二度ともとになんて戻らないわよ!
どこに逃げたって、何もかも手遅れ!"
184,"TEXT_VOICEMAN_06003_001810_PALAKASWOMANB","だって、もう……あたしの家族は、みんな……ッ!"
185,"TEXT_VOICEMAN_06003_001820_PALAKASWOMANB","うっ、ううう"
186,"TEXT_VOICEMAN_06003_001830_ALISAIE","まずいわ……。
どうにか気を紛らわしてもらわないと、
今度はこの人たちが……!"
187,"TEXT_VOICEMAN_06003_001840_MATSYA","み、みんな!
ここは、その、プルシャ寺院だす!"
188,"TEXT_VOICEMAN_06003_001850_MATSYA","だから、あの、本物の神獣様と繋がってて……
つらいことに負けたくなければ、訓えを思い浮かべるんだす!"
189,"TEXT_VOICEMAN_06003_001860_MATSYA","そう、「神々の最初の訓え」だす!
この島のみんななら、悲しいときや苦しいとき、
いつも唱えてきたはずだす……!"
190,"TEXT_VOICEMAN_06003_001870_PALAKASWOMANA","……産まれし者よ聞け。
生とはただ美しきものにあらず。"
191,"TEXT_VOICEMAN_06003_001880_PALAKASWOMANA","生ける者は苦痛を知り、災難を知り、絶望を知る。
あらゆる辛苦は降りかかり続ける。"
192,"TEXT_VOICEMAN_06003_001890_PALAKASOLDMAN","焼けた道を行けど褒賞はなく、
道の傍らにはいつも、死が口を開いている。"
193,"TEXT_VOICEMAN_06003_001900_PALAKASOLDMAN","それらはお前を恐れさせ、嘆かせ、苛み、悩ませるだろう……。"
194,"TEXT_VOICEMAN_06003_001910_PALAKASMAN","だが、目を閉じてはならぬ。
かくのごとき生を見据えよ。"
195,"TEXT_VOICEMAN_06003_001920_PALAKASMAN","お前を打ちのめしている辛苦は、
しかし、お前を弱くはしていない。"
196,"TEXT_VOICEMAN_06003_001930_PALAKASWOMANB","ひとつひとつが、焼けた鉄に振り下ろされる、鎚に似て……"
197,"TEXT_VOICEMAN_06003_001940_PALAKASWOMANB","お前を、強き……強き剣と、成すだろう……。"
198,"TEXT_VOICEMAN_06003_001950_PALAKASOLDMAN","ありがとうよ。
こういうときこそ、忘れちゃならんの。"
199,"TEXT_VOICEMAN_06003_001960_PALAKASOLDMAN","あなた方も、助けてくださってありがとうございました。"
200,"TEXT_VOICEMAN_06003_001970_PALAKASOLDMAN","まだ、メヴァンが見つかっていないのでしょう?
わしらは里まで帰れますので、
どうか彼女たちを、探してやってください。"
201,"TEXT_VOICEMAN_06003_001980_ALPHINAUD","わかりました。
道中の獣も掃ってはありますが、くれぐれもお気をつけて。
こんな状況ですから、仲間と離れずにお待ちください。"
202,"TEXT_VOICEMAN_06003_001990_ALISAIE","みんなに声をかけてくれて、ありがとう。
さっきのが、あなたたちの大事にしてる教訓なのね。"
203,"TEXT_VOICEMAN_06003_002000_MATSYA","そう、知恵と力を持った神獣様が、
人生の最初に授けてくださったという訓えだす。"
204,"TEXT_VOICEMAN_06003_002010_MATSYA","オラは、その、すぐウジウジしちゃうから……
怒られたり、嫌なことがあったり、
不漁のときなんかにも、ずっと繰り返してるんだす。"
205,"TEXT_VOICEMAN_06003_002020_ALISAIE","いい言葉だった、私まで強さをもらった気がしたわ。
とても厳しい話でもあったけどね。"
206,"TEXT_VOICEMAN_06003_002030_MATSYA","生きてみると、実際そんなもんだす。
大変なことの方が多いって最初に訓えてもらえるから、
備えられるし、嬉しいときはたくさん歓べるんだす!"
207,"TEXT_VOICEMAN_06003_002040_ALPHINAUD","なるほど、そのとおりかもしれないね。"
208,"TEXT_VOICEMAN_06003_002050_HYDAELYN","(-ハイデリン-)暗闇のうちに、歓びを探すのです。
絶望に目を凝らし、哀しみを掻き分け、
前へと歩み続けた者だけが、その真なる輝きを得る……。"
209,"TEXT_VOICEMAN_06003_002060_ALISAIE","さあて、気合も入ったことだし、
引き続きメヴァンさんを探さないと……"
210,"TEXT_VOICEMAN_06003_002070_ALISAIE","今のは……誰かが追われてた……!?"
211,"TEXT_VOICEMAN_06003_002080_MATSYA","あれは……
遠いけど間違いない、メヴァンだす!"
212,"TEXT_VOICEMAN_06003_002090_MEHVAN","来ないで……!"
213,"TEXT_VOICEMAN_06003_002095_MEHVAN","フッ"
214,"TEXT_VOICEMAN_06003_002100_ALISAIE","くっ"
215,"TEXT_VOICEMAN_06003_002110_MEHVAN","ガッ"
216,"TEXT_VOICEMAN_06003_002120_MATSYA","ああ……そんな……ッ!"
217,"TEXT_VOICEMAN_06003_002130_ALISAIE","ダメ、身体が冷たいままだわ……!"
218,"TEXT_VOICEMAN_06003_002140_ALPHINAUD","外傷はない……意識も戻っている……。
ただ、生命力が低下してるんだ。"
219,"TEXT_VOICEMAN_06003_002150_ALPHINAUD","これ以上は治癒魔法をかけるよりも、
里に戻って着替えや手当てをした方がいい。
急ごう……!"
220,"TEXT_VOICEMAN_06003_002160_ALPHINAUD","こんなときに……!"
221,"TEXT_VOICEMAN_06003_002170_ALISAIE","マトシャ、この子を預かって。"
222,"TEXT_VOICEMAN_06003_002180_ALPHINAUD","……この遺跡の周辺に潜んでいた獣が、
騒ぎでこちらに気づいたか。
とすれば、まだ増える可能性もある。"
223,"TEXT_VOICEMAN_06003_002190_ALPHINAUD","時間がない……。
マトシャ、君はその子を連れて里まで走れるかい?"
224,"TEXT_VOICEMAN_06003_002200_MATSYA","そ、そりゃあできなくもないけど、
オラひとりでなんて、そんな……!"
225,"TEXT_VOICEMAN_06003_002210_ALISAIE","獣を引き連れて里の方へはいけないわ。
こいつらは、私たちがここで必ず倒す。"
226,"TEXT_VOICEMAN_06003_002220_ALISAIE","だからあなたも……
勇気を出して、その子を救って!"
227,"TEXT_VOICEMAN_06003_002230_MATSYA","わ、わかった!
オラ、先に里へ戻る……!"
228,"TEXT_VOICEMAN_06003_002240_ALISAIE","それじゃあ、私たちで隙を作る。
行って、マトシャ!"
229,"TEXT_VOICEMAN_06003_002250_MATSYA","ハァ、ハァ"
230,"TEXT_VOICEMAN_06003_002260_MATSYA","落ち着け……怖がっちゃダメだす……!"
231,"TEXT_VOICEMAN_06003_002270_MATSYA","そんな!
ああ、どうすれば……!"
232,"TEXT_VOICEMAN_06003_002280_MATSYA","怖くない……怖くない……怖くない……ッ!"
233,"TEXT_VOICEMAN_06003_002290_MATSYA","生ける者は苦痛を知り、災難を知り……。"
234,"TEXT_VOICEMAN_06003_002300_MATSYA","道の傍らにはいつも、死が口を開いている……!"
235,"TEXT_VOICEMAN_06003_002310_MATSYA","ひっ"
236,"TEXT_VOICEMAN_06003_002320_MATSYA","い、嫌だ……怖くない! 怖くない! 怖くないってば!"
237,"TEXT_VOICEMAN_06003_002330_MATSYA","うわああああッ!"
238,"TEXT_VOICEMAN_06003_002340_MATSYA","お前を打ちのめしている辛苦は……
しかし、お前を弱くはしていない……!"
239,"TEXT_VOICEMAN_06003_002350_MATSYA","焼けた鉄に振り下ろされる鎚に似て、
お前を、強き剣と……"
240,"TEXT_VOICEMAN_06003_002360_MATSYA","強き……剣と…………"
241,"TEXT_VOICEMAN_06003_002370_MATSYA","あぁ…"
242,"TEXT_VOICEMAN_06003_002380_MATSYA","え……?"
243,"TEXT_VOICEMAN_06003_002390_MATSYA","かみさま……?"
244,"TEXT_VOICEMAN_06003_002400_VRITRA","……いいや。
だが、君たちを護る者だ。"
245,"TEXT_VOICEMAN_06003_002410_MATSYA","助けて……この子を助けてあげてください……!"
246,"TEXT_VOICEMAN_06003_002420_MATSYA","ケラシャフとメヴァンの、大事な、大事な子なんだ……!"
247,"TEXT_VOICEMAN_06003_002430_ESTINIEN","どうやら、そんなチビでも、お前が何だかわかるらしいな。"
248,"TEXT_VOICEMAN_06003_002440_VRITRA","よくがんばってくれた。
ひとまず、パーラカの里まで送ろう。"
249,"TEXT_VOICEMAN_06003_002450_ESTINIEN","フッ"
250,"TEXT_VOICEMAN_06003_002460_ESTINIEN","となれば、あとは相棒たちだが……
まあ、空から見たあの様子なら、俺が出るまでもなさそうだ。"
251,"TEXT_VOICEMAN_06003_002470_ALISAIE","これで、ここは片づいたわね。
急いでマトシャを追いかけないと……。"
252,"TEXT_VOICEMAN_06003_Q1_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
253,"TEXT_VOICEMAN_06003_A1_000_001_NONE_VOICE","多分、大丈夫だと思う"
254,"TEXT_VOICEMAN_06003_A1_000_002_NONE_VOICE","空から降っていくのが見えた"
255,"TEXT_VOICEMAN_06003_002480_ALISAIE","どういうこと? 追わなくていいの?"
256,"TEXT_VOICEMAN_06003_002490_ALISAIE","空からって……何が?"
257,"TEXT_VOICEMAN_06003_002500_ESTINIEN","よう、ずいぶんと盛況だったみたいだな。"
258,"TEXT_VOICEMAN_06003_002510_ALPHINAUD","エスティニアン!
そうか、君がマトシャの援護を?"
259,"TEXT_VOICEMAN_06003_002520_ESTINIEN","こっちの助けに向かおうって決めたのも、
走っていくあいつを見つけたのも、ヴリトラだ。
今は、里まで送り届けてる。"
260,"TEXT_VOICEMAN_06003_002530_ALPHINAUD","ヴリトラが人の前に……。
彼は、大きな決断をしたのだね。"
261,"TEXT_VOICEMAN_06003_002540_ESTINIEN","まあな。
お前たちも、このまま合流するか?"
262,"TEXT_VOICEMAN_06003_002550_ALISAIE","待って、そのまえにひとつだけ。"
263,"TEXT_VOICEMAN_06003_002560_ALISAIE","……メヴァンさんを引き上げてあげたいの。
しっかり抱いていてくれたおかげで、
赤ちゃん、大丈夫だったって言ってあげなきゃ。"
264,"TEXT_VOICEMAN_06003_002570_ALISAIE","それで、せめて遺体を旦那さんのところに……。
手伝ってもらっても、いい?"
265,"TEXT_VOICEMAN_06003_002580_HANNISHMANB","おい、誰か出てきたぞ!"
266,"TEXT_VOICEMAN_06003_002590_VARSHAHN","みなさん、よくお集まりくださいました。"
267,"TEXT_VOICEMAN_06003_002600_VARSHAHN","今日は、すべてのラザハンの民に、大切な話があります。
……それにあたって、ひとつ、お願いをさせてください。"
268,"TEXT_VOICEMAN_06003_002610_VARSHAHN","これより現れる者を、どうか恐れないでほしい。
決して、みなさんを傷つけるものではないのです。"
269,"TEXT_VOICEMAN_06003_002620_HANNISHMANB","わかった。
こんな状況だ、今更誰が出てこようが驚かねぇよ。"
270,"TEXT_VOICEMAN_06003_002630_VARSHAHN","ありがとう……。"
271,"TEXT_VOICEMAN_06003_002640_HANNISHOLDWOMANB","竜だわ!"
272,"TEXT_VOICEMAN_06003_002650_HANNISHBOYB","すげーっ!"
273,"TEXT_VOICEMAN_06003_002660_VRITRA","ラザハンの皆よ、私はヴリトラ……
いにしえよりこの島に棲む竜だ。"
274,"TEXT_VOICEMAN_06003_002670_VRITRA","私を、太守の盟友として知る者も少なくないだろう。
そのことについて、真実を今、明かしたい。"
275,"TEXT_VOICEMAN_06003_002680_GRAHATIA","受け入れてもらえるといいな。"
276,"TEXT_VOICEMAN_06003_002690_HANNISHMANB","すると、あんたが、
建国以来の本当の太守様だったってことか……!"
277,"TEXT_VOICEMAN_06003_002700_HANNISHBOYB","ヴァルシャン……じゃなくてヴリトラ様は、
やっぱり、真眼でなんでもお見通しなのか?"
278,"TEXT_VOICEMAN_06003_002710_VRITRA","……いいや、私はラザハンのすべての歴史を見てきたが、
その未来まで見通せるわけではない。"
279,"TEXT_VOICEMAN_06003_002720_VRITRA","我らがサベネア島は、今、未曽有の災厄に脅かされている。"
280,"TEXT_VOICEMAN_06003_002730_VRITRA","皆はいちじつにして友を、仲間を、愛する者を喪い、
私もまた、民と良き理解者を喪った……。"
281,"TEXT_VOICEMAN_06003_002740_VRITRA","彼は……アヒワーンは、本当に真摯な男だった。
ラザハンを愛し、偽りなく太守であった。"
282,"TEXT_VOICEMAN_06003_002750_VRITRA","今日まで皆の前に姿を現すことさえできなかった私が、
彼ほどの信頼を得ることは難しいだろう。"
283,"TEXT_VOICEMAN_06003_002760_VRITRA","しかし、私は、ラザハンをここで終わらせたくはない……"
284,"TEXT_VOICEMAN_06003_002770_VRITRA","あの市の賑わいや、行き交うヒトの活気。
街の彩りは、ここに生きた者たちが、
時と世代を超えて塗り重ねてきたものだ。"
285,"TEXT_VOICEMAN_06003_002780_VRITRA","ひとり暗い洞窟で眠ってきた私にとって、
それはとても奇妙で、強烈で……鮮やかな歓びだった。"
286,"TEXT_VOICEMAN_06003_002790_VRITRA","この災厄ですでに多くのものを失くしたが、
君たちが生きているかぎり、
多彩なる都、ラザハンは続くのだ。"
287,"TEXT_VOICEMAN_06003_002800_VRITRA","私にそれを、君たちを護らせてくれ。"
288,"TEXT_VOICEMAN_06003_002810_VRITRA","そして、見通すことさえできないこの難局を乗り切るために、
どうか皆の力を貸してほしい。"
289,"TEXT_VOICEMAN_06003_002820_HANNISHOLDWOMANB","ヴリトラ様、真実を話してくださって、
ありがとうございました。"
290,"TEXT_VOICEMAN_06003_002830_HANNISHOLDWOMANB","私たちなら、きっと苦難を越えられます。
人たるマヌシャの神々と、獣たるムリガの神々があわさって、
平和な時代が創られたように……。"
291,"TEXT_VOICEMAN_06003_002840_ALPHINAUD","この光景をイゼルが見たなら、きっと喜んだことだろうね。"
292,"TEXT_VOICEMAN_06003_002850_ESTINIEN","…………かもな。"
293,"TEXT_VOICEMAN_06003_002860_FOURCHENAULT","……失礼、太守殿はおられるか。"
294,"TEXT_VOICEMAN_06003_002870_ALISAIE","お父様……!?"
295,"TEXT_VOICEMAN_06003_002880_FOURCHENAULT","皆、此度の災厄で、お力落としのことと存じ上げる。
しかし、どうか気を強く持っていただきたい。"
296,"TEXT_VOICEMAN_06003_002890_FOURCHENAULT","私はシャーレアンの哲学者議会を代表し、
ラザハンの人々を救うすべを提示しにきたのだ。"
297,"TEXT_VOICEMAN_06003_002900_FOURCHENAULT","火急の事態にて、予告もなく申し訳ない。
だが、一刻も早く太守殿に取り次いではいただけないだろうか。"
298,"TEXT_VOICEMAN_06003_002910_VRITRA","今は、私が太守だ。
用件を聞かせてもらおう。"
299,"TEXT_VOICEMAN_06003_002920_FOURCHENAULT","……これはとんだご無礼を。
では改めて貴殿に、この「終末」と呼ばれる災厄について、
お伝えいたしましょう。"
300,"TEXT_VOICEMAN_06003_002930_FOURCHENAULT","終末は星のすべてを蝕む病のようなもの。
不幸にもサベネア島の周辺が最初の事例となり、
今後、被害は世界全土へと拡大していくでしょう。"
301,"TEXT_VOICEMAN_06003_002940_FOURCHENAULT","哲学者議会は、遡ること数百年前、
この災厄についての予言を聞いた……。"
302,"TEXT_VOICEMAN_06003_002950_FOURCHENAULT","以来、終末がすべてを呑み込む日に備え、
この星から脱出する計画を進めてきたのです。"
303,"TEXT_VOICEMAN_06003_002960_HANNISHMANB","星からの脱出だと!?
そ、そんな馬鹿げたこと……!"
304,"TEXT_VOICEMAN_06003_002970_FOURCHENAULT","決して夢物語などではない。"
305,"TEXT_VOICEMAN_06003_002980_FOURCHENAULT","エオルゼアにおける第七霊災を機に、
赤き月とされていたダラガブが、
古代アラグ文明の遺産だと知った方も多いはず。"
306,"TEXT_VOICEMAN_06003_002990_FOURCHENAULT","なれば、白き月は?"
307,"TEXT_VOICEMAN_06003_003000_FOURCHENAULT","あれこそが、我々の同胞によって築かれた切り札……
我々や貴殿らを終末から救い出す、天往く船なのです。"
308,"TEXT_VOICEMAN_06003_003010_FOURCHENAULT","シャーレアンは、船を独占したりはしない。
世界中の人々を、可能なかぎり救いたいと考えています。"
309,"TEXT_VOICEMAN_06003_003020_FOURCHENAULT","かねてより親交が深い、ラザハンの皆様も然り。
急場につき、いくらか例外の対応は必要になりましょうが、
必ずや月へお送りいたしましょう。"
310,"TEXT_VOICEMAN_06003_003030_VRITRA","……哲学者議会との付き合いは短くない。
君たちが断言するのだから、世迷言ではないのだろう。"
311,"TEXT_VOICEMAN_06003_003040_VRITRA","しかし、その選択、本当に分があるのか?
我が父に「最後に残った希望」と言わしめたこの星を捨て、
皆の未来を築ける算段が?"
312,"TEXT_VOICEMAN_06003_003050_FOURCHENAULT","それをご説明するために、こうして私が参ったのです。
答えられる疑問には、すべてお答えしましょう。"
313,"TEXT_VOICEMAN_06003_003060_FOURCHENAULT","もっとも、民のためを思うのであれば、
迷っておられる時間はないかと存じますが。"
314,"TEXT_VOICEMAN_06003_003070_VRITRA","……彼らをメーガドゥータ宮へ。
客人として、丁重に案内してほしい。"
315,"TEXT_VOICEMAN_06003_003080_VRITRA","大丈夫、君たちが望む道を選べるような決断をしよう。"
316,"TEXT_VOICEMAN_06003_003090_VRITRA","私とアヒワーンが信頼を寄せる者たちによれば、
獣への変化を引き起こすのは、不安や絶望といった心らしい。"
317,"TEXT_VOICEMAN_06003_003100_VRITRA","だからどうか案じずに、
できることなら普段どおりに過ごしながら、
連絡を待ってほしい。"
318,"TEXT_VOICEMAN_06003_003110_HANNISHBOYB","……わかったよ。
がんばってね、ヴリトラ様。"
319,"TEXT_VOICEMAN_06003_003120_NIDHANA","あっ、よかった、まだいてくれて!"
320,"TEXT_VOICEMAN_06003_003130_ALISAIE","ニッダーナ?
どうしたの、まさかまたパーラカの里が……!"
321,"TEXT_VOICEMAN_06003_003140_NIDHANA","ううん、そうじゃなくて、
ちょっと思いついたことがあって確かめにきたの。"
322,"TEXT_VOICEMAN_06003_003150_NIDHANA","人が獣に転じるとき、エーテルが消失する……
なら、あの獣はなんで活動できているのかって、考えてたんだ。"
323,"TEXT_VOICEMAN_06003_003160_NIDHANA","単純に考えれば、エーテルに代わる活力があるはず。
そのときふとね、最近キミたちと、
エーテルとは異なる力の話をしたなって思い出したんだ。"
324,"TEXT_VOICEMAN_06003_003170_YSHTOLA","確か……アーカーシャ、だったかしら。
目には見えない、天より下りし力……"
325,"TEXT_VOICEMAN_06003_003180_YSHTOLA","想いが動かす力……!"
326,"TEXT_VOICEMAN_06003_003190_NIDHANA","そう、負の感情によってアーカーシャが動かされ、
人を獣に変えたり、エーテルもなしに活動させてる……
そんな可能性もあるんじゃないかって。"
327,"TEXT_VOICEMAN_06003_003200_NIDHANA","ねえ、まだあの花を持ってる?"
328,"TEXT_VOICEMAN_06003_003210_NIDHANA","……その花が、
周囲の人の想いによって動いたアーカーシャを捉え、
それによって輝きを変えていたのだとしたら。"
329,"TEXT_VOICEMAN_06003_003220_NIDHANA","存在が耐えきれないほどの強烈な力が、
ここに渦巻いていたんじゃないかな。
不安や恐怖、絶望を呼び水としてね。"
330,"TEXT_VOICEMAN_06003_003230_NIDHANA","気をつけて……。
終末は、アタシたちの触れられる理の外にある現象かもしれない。"
331,"TEXT_VOICEMAN_06003_003240_NIDHANA","って、脅かすみたいでよくなかったね。
アーカーシャについては、アタシも引き続き調べてみるよ。"
332,"TEXT_VOICEMAN_06003_003250_NIDHANA","前も言ったとおり、具体的な研究はされてこなかったから、
成果は期待できないかもしれないけど……。"
333,"TEXT_VOICEMAN_06003_003260_YSHTOLA","こうして可能性に気づけただけでも十分な進歩よ。
あなたも錬金術師たちも、身の安全を最優先にね。"
334,"TEXT_VOICEMAN_06003_003270_NIDHANA","ありがとう。
みんなこそ、くれぐれも気をつけて。
次会うときも、お互いに無事で……ね!"
335,"TEXT_VOICEMAN_06003_003280_YSHTOLA","そう……各地にも偽神獣が……。"
336,"TEXT_VOICEMAN_06003_003290_ALPHINAUD","父が説明していたとおり、
これから被害が拡大していくのかもしれないね……。
アーモロートで知った、過去の終末もそうだった。"
337,"TEXT_VOICEMAN_06003_003300_THANCRED","あれに倣うなら、範囲の広がりに加えて、
現象がさらに悪化する可能性もあるんじゃないか?"
338,"TEXT_VOICEMAN_06003_003310_THANCRED","人が異形に転じるってだけでも悪夢だが、
変化が多くの動植物や大地そのものに及べば、
さすがに居続けるのは難しくなる……。"
339,"TEXT_VOICEMAN_06003_003320_ESTINIEN","……いよいよ住めない星になるってわけか。"
340,"TEXT_VOICEMAN_06003_003330_MIHLEEL","ご注文の品をお持ちしました。"
341,"TEXT_VOICEMAN_06003_003340_MIHLEEL","こんな状況ですけど、ごゆっくり……。"
342,"TEXT_VOICEMAN_06003_003350_ALISAIE","……私たち、どうするべきなのかしら。"
343,"TEXT_VOICEMAN_06003_003360_ALISAIE","今回、終末を目の当たりにして、
闇雲に戦うだけじゃダメだって思い知ったわ。"
344,"TEXT_VOICEMAN_06003_003370_ALISAIE","どうにかして根本的な解決をしないと、
その場しのぎのやりかたじゃ、すぐに限界がくる。
被害が拡大していくならなおさらね……。"
345,"TEXT_VOICEMAN_06003_003380_ALISAIE","何か……何かないのかしら……。"
346,"TEXT_VOICEMAN_06003_003390_YSHTOLA","鍵を持っているとしたら、過去の終末を知り、
ゾディアークを保持することで終末を防いでいた、
ハイデリンなのでしょうけれど……。"
347,"TEXT_VOICEMAN_06003_003400_YSHTOLA","バブイルの塔の一件以来、彼女からの接触はなし。
「できない」のか「しない」のかさえ、窺い知れないわ。"
348,"TEXT_VOICEMAN_06003_003410_YSHTOLA","標として託された花も、消えてなくなってしまった……。"
349,"TEXT_VOICEMAN_06003_003420_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>覚えておくといい。
その花は、我々の時代には「エルピス」と呼ばれていた。<UIForeground>01</UIForeground>"
350,"TEXT_VOICEMAN_06003_003430_YSHTOLA","確かに、月の監視者はそう言っていたわね。
エルピス……私には心当たりがない言葉だわ……。"
351,"TEXT_VOICEMAN_06003_003440_ALPHINAUD","残念ながら私もだ。
「我々の時代には」と言っていたということは、
古代人たちの言葉だということになるのかな。"
352,"TEXT_VOICEMAN_06003_003450_YSHTOLA","そうでしょうね。
ただ、アニドラスの記録を閲覧していたときにも、
聞いた覚えはないわ。"
353,"TEXT_VOICEMAN_06003_003460_ALISAIE","じゃあ、この線で追うのも無理ってこと?
古代人の生きた時代のことなんて、聞ける人もいないし……。"
354,"TEXT_VOICEMAN_06003_003470_GRAHATIA","いや……ひとりだけ、いるかもしれない。"
355,"TEXT_VOICEMAN_06003_003480_GRAHATIA","……エリディブスだ。"
356,"TEXT_VOICEMAN_06003_003490_GRAHATIA","オレは白聖石に代えて、
第一世界のクリスタルタワーに彼を封じ込めた。"
357,"TEXT_VOICEMAN_06003_003500_GRAHATIA","あの塔に込められたエーテルは、
機能の維持なんかに使われ、少しずつ星海に還ってる。
……だから、彼の魂ももう、そこにはいないかもしれない。"
358,"TEXT_VOICEMAN_06003_003510_GRAHATIA","でも、もしまだ留まっているとしたら……
話せる可能性もあるんじゃないか?"
359,"TEXT_VOICEMAN_06003_003520_GRAHATIA","オレは……オレたちはもう、それを確かめには行けない。
でも、あんたなら、再び第一世界に渡ることができる。"
360,"TEXT_VOICEMAN_06003_Q2_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
361,"TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_001_NONE_VOICE","その可能性に賭けてみよう!"
362,"TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_002_NONE_VOICE","ついでにみんなの様子も見てくる"
363,"TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_003_NONE_VOICE","ほかに打つ手がないのなら……"
364,"TEXT_VOICEMAN_06003_003530_GRAHATIA","ああ、行動あるのみだ!"
365,"TEXT_VOICEMAN_06003_003540_GRAHATIA","ありがとう……。
あんたがそうしてくれるなら、何より安心だ。"
366,"TEXT_VOICEMAN_06003_003550_GRAHATIA","不確かな案ですまない。
終末が第一世界に影響しているかも確認できるから、
無駄足にはならないはずだ。"
367,"TEXT_VOICEMAN_06003_003560_THANCRED","俺としても、願ったり叶ったりだ。
少なくとも今は第一世界が無事であること、
それがわかれば、踏ん張り甲斐もあるからな。"
368,"TEXT_VOICEMAN_06003_003570_THANCRED","そこで糸口が掴めるか否か……
どうあれ、俺たちが乗ってるのは相当に分の悪い賭けだ。"
369,"TEXT_VOICEMAN_06003_003580_THANCRED","だが、ウリエンジェが月にいる。
あいつは、本当にそれしか道がないと判断したら、
最善を尽くして地上の命を引き上げるだろう。"
370,"TEXT_VOICEMAN_06003_003590_ALISAIE","だったら私たちは、その瞬間まで、俯かずに抗うだけだわ。"
371,"TEXT_VOICEMAN_06003_003600_YSHTOLA","ええ……。
こちらに残る方も、やれることをやりましょう。"
372,"TEXT_VOICEMAN_06003_003610_YSHTOLA","私はマトーヤにもう一度連絡をとって、
星海からハイデリンに接触できないか試みてみるわ。"
373,"TEXT_VOICEMAN_06003_003620_ALPHINAUD","であれば私は、各国と協力して、
終末の正確な状況を把握できるようにしよう。"
374,"TEXT_VOICEMAN_06003_003630_ESTINIEN","その情報をこっちに回せ。
一時しのぎだろうが、倒せる獣は倒しておく。"
375,"TEXT_VOICEMAN_06003_003640_ALPHINAUD","不安や恐怖、それに絶望……
どれだけ遠ざけようとしても、
そういう気持ちは湧きだしてくるだろう。"
376,"TEXT_VOICEMAN_06003_003650_ALPHINAUD","けれど、忘れないでいてほしい。"
377,"TEXT_VOICEMAN_06003_003660_ALPHINAUD","ここにいる仲間が、どこかで戦い続けている。
私たちは、決して独りにはならない。"
378,"TEXT_VOICEMAN_06003_003670_EMETSELCH","ひとときの休息は過ぎ去り
ついにそのときが来る"
379,"TEXT_VOICEMAN_06003_003680_EMETSELCH","さあ すべてを明かしに行くがいい――"
380,"TEXT_VOICEMAN_06003_003690_EMETSELCH","終わりを巡る 始まりの地へ"
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4 0 TEXT_VOICEMAN_06003_000010_EMETSELCH 見よ 獣は解き放たれた
5 1 TEXT_VOICEMAN_06003_000020_EMETSELCH それらは人々を殺し 街を焼いた
6 2 TEXT_VOICEMAN_06003_000030_EMETSELCH 明日は燃え殻となり塵となった
7 3 TEXT_VOICEMAN_06003_000040_EMETSELCH 滅びは影のように速い
8 4 TEXT_VOICEMAN_06003_000050_EMETSELCH すべてが失われようとしていた――
9 5 TEXT_VOICEMAN_06003_000060_ALISAIE 空が、燃えてる…… 本当に……終末が来たんだわ……。
10 6 TEXT_VOICEMAN_06003_000070_AWAHEEN 皆さん……! 報告をお聞きいただけたのですね。
11 7 TEXT_VOICEMAN_06003_000080_ALPHINAUD ええ……。 アヒワーン殿、状況を詳しく教えていただけますか?
12 8 TEXT_VOICEMAN_06003_000090_AWAHEEN 昨夜のこと、悲鳴とも地鳴りともつかない音が、 島中に響き渡りました。
13 9 TEXT_VOICEMAN_06003_000100_AWAHEEN 間もなく空が燃えだした。 それに前後して、見たこともないような獣が現れ、 暴れはじめたのです。
14 10 TEXT_VOICEMAN_06003_000110_AWAHEEN ……いえ、この表現では正しくありませんね。
15 11 TEXT_VOICEMAN_06003_000120_AWAHEEN 人が突然、転じたのです。 恐るべき異形の獣に。
16 12 TEXT_VOICEMAN_06003_000130_AWAHEEN 異変は島のいたるところで起こっていますが、 ラザハンで最初に確認された、ひときわ強大な獣が、 とくに甚大な被害をもたらしている。
17 13 TEXT_VOICEMAN_06003_000140_AWAHEEN 我々はその個体を、神話に登場する人であり獣である神…… 「神獣」のまがいものであるとして、 「偽神獣」と名付けました。
18 14 TEXT_VOICEMAN_06003_000150_AWAHEEN 偽神獣は今、島の北側に回って暴れています。 これより星戦士団を送り込み、討伐を試みるところです。
19 15 TEXT_VOICEMAN_06003_000160_ESTINIEN ヴリトラの奴はどうしてるんだ。
20 16 TEXT_VOICEMAN_06003_000170_AWAHEEN 我々に先駆けて、単身、北側に向かわれました。 しかし……
21 17 TEXT_VOICEMAN_06003_000180_AWAHEEN ヴリトラ様は、偽神獣や獣たちが、 己の愛する領民であったことを心得ていらっしゃいます。
22 18 TEXT_VOICEMAN_06003_000190_AWAHEEN あのお方の慈悲深さが、命取りにならぬとよいのですが……。
23 19 TEXT_VOICEMAN_06003_000200_ALPHINAUD 状況はわかりました。 偽神獣の討伐作戦、是非、我々にも協力させてください。
24 20 TEXT_VOICEMAN_06003_000210_AWAHEEN なんと心強き申し出か……。 深く感謝いたします。
25 21 TEXT_VOICEMAN_06003_000220_AWAHEEN 星戦士団は、複数のルートで島の北側に向かっています。 いくつかの部隊が、ここイェドリマンの船着場から、 船で北上する予定です。
26 22 TEXT_VOICEMAN_06003_000230_AWAHEEN 「暁」の皆さんも、同様に船で北側にお送りします。 上陸地点には、鬱蒼とした密林が広がっている…… 偽神獣以外の獣たちに遭遇する可能性もあるでしょう。
27 23 TEXT_VOICEMAN_06003_000240_AWAHEEN どうか念入りに戦いのお仕度を。 私は船着場でお待ちしております。
28 24 TEXT_VOICEMAN_06003_000250_ALISAIE 準備ならぬかりないわ。 ……行きましょう。
29 25 TEXT_VOICEMAN_06003_000260_FAKEGODBEAST ウウウ…アウウ……!
30 26 TEXT_VOICEMAN_06003_000270_FAKEGODBEAST アアアアアアッ
31 27 TEXT_VOICEMAN_06003_000280_FAKEGODBEAST ショ……カイ……マモ……マ……マモル…………
32 28 TEXT_VOICEMAN_06003_000290_YSHTOLA ああ……やっぱり……なんてことなの……!
33 29 TEXT_VOICEMAN_06003_000300_ALPHINAUD ヤ・シュトラ……?
34 30 TEXT_VOICEMAN_06003_000310_YSHTOLA そこに偽神獣がいて、今、消滅した…… そうなんでしょう?
35 31 TEXT_VOICEMAN_06003_000320_THANCRED ああ、そのとおりだが…… まさか、お前には視えてなかったのか?
36 32 TEXT_VOICEMAN_06003_000330_YSHTOLA 偽神獣も、ほかの人から転じた獣たちも、 視えないからこそ、視えていたわ。
37 33 TEXT_VOICEMAN_06003_000340_YSHTOLA ……ないのよ、エーテルが。 私の視界だと、空白になっているの。
38 34 TEXT_VOICEMAN_06003_000350_ALPHINAUD それは……どういう…………。
39 35 TEXT_VOICEMAN_06003_000360_YSHTOLA 月の監視者が言っていた言葉…… 古代人たちは、天脈が循環不全を起こしている場所から、 星が「腐り始めた」と見たという話……。
40 36 TEXT_VOICEMAN_06003_000370_YSHTOLA まさに、そのとおりだったんだわ。 人から獣に転じた瞬間に、エーテルが腐り落ちてしまうのよ。
41 37 TEXT_VOICEMAN_06003_000380_YSHTOLA 身体はもちろん、魂まで……なにひとつ残らずに……。
42 38 TEXT_VOICEMAN_06003_000390_ALISAIE で、でも、偽神獣は何か言ってるみたいだった……! 人だったころの想いが残ってるってことじゃないの!?
43 39 TEXT_VOICEMAN_06003_000400_YSHTOLA そうね、完全に腐り果てるまでならば……。 けれどそれは、消えかけの残滓にすぎないわ。
44 40 TEXT_VOICEMAN_06003_000410_ALISAIE そんな……。 それじゃあ、もとには戻せないってこと……?
45 41 TEXT_VOICEMAN_06003_000420_YSHTOLA 私たちの知っている方法では……
46 42 TEXT_VOICEMAN_06003_000430_YSHTOLA いえ、完全に「無」になってしまうのだもの。 恐らくどんな方法をもってしても、戻すことはできないわ。
47 43 TEXT_VOICEMAN_06003_000440_GRAHATIA 星海にすら、還れないのか……!
48 44 TEXT_VOICEMAN_06003_000450_VRITRA 異形の獣たちの勢いが、衰えない……。
49 45 TEXT_VOICEMAN_06003_000460_VRITRA 偽神獣が、群れの長たる役目を持つならばあるいはと、 期待したのだが……。
50 46 TEXT_VOICEMAN_06003_000470_VRITRA もとは皆、サベネアの子だった……! どれだけこの牙に掛けなければならないのだ!
51 47 TEXT_VOICEMAN_06003_000480_AWAHEEN ヴリトラ様、皆さん! よくぞご無事で!
52 48 TEXT_VOICEMAN_06003_000490_ESTINIEN いいのか、竜の姿を見せて。
53 49 TEXT_VOICEMAN_06003_000500_AWAHEEN ええ、彼らは真実を知る、腹心たちです。 何よりも……この秘密はもはや、明かされなければならない。
54 50 TEXT_VOICEMAN_06003_000510_AWAHEEN 恐れながらヴリトラ様、 この悪夢の如き災厄を前にして、 ラザハンは悲鳴と慟哭に埋め尽くされております。
55 51 TEXT_VOICEMAN_06003_000520_AWAHEEN 今こそ、強き太守が必要なのです。 どうか真相を告げ、ヴリトラ様おんみずから、 民を率いてくださいませ……!
56 52 TEXT_VOICEMAN_06003_000530_VRITRA 何を馬鹿げたことを…… 君が動転してどうする、アヒワーン。
57 53 TEXT_VOICEMAN_06003_000540_VRITRA この惨劇の中で、太守まで竜であったなどと言い出せば、 民をいっそうの混乱に叩き落とすだけだ。
58 54 TEXT_VOICEMAN_06003_000550_VRITRA 私はこのまま「太守の盟友たる竜」として、 獣たちを掃い続ける。 民に寄り添い、なだめるのは君の役目だ。
59 55 TEXT_VOICEMAN_06003_000560_VRITRA すまないが、「暁」の皆も、 アヒワーンに手を貸してやってほしい。
60 56 TEXT_VOICEMAN_06003_000570_VRITRA この事態を究明し、対策を立てるには、君たちの力が必要だ。
61 57 TEXT_VOICEMAN_06003_000580_ESTINIEN ……おい、天竜。
62 58 TEXT_VOICEMAN_06003_000590_ESTINIEN 俺を連れていけ。 空中戦にも、多少の自信はある。
63 59 TEXT_VOICEMAN_06003_000600_VRITRA 話を聞いていなかったのか? こちらは私ひとりでいい、 君たちは、アヒワーンを手伝ってくれ。
64 60 TEXT_VOICEMAN_06003_000610_THANCRED エスティニアン、受け取れ。
65 61 TEXT_VOICEMAN_06003_000620_THANCRED お前が面倒くさがって持とうとしなかった、 「暁」のリンクパールだ。
66 62 TEXT_VOICEMAN_06003_000630_THANCRED ヴリトラが別行動するっていうなら、連絡手段がいるだろう? それを持ったお前がついていれば、俺たちも助かる。
67 63 TEXT_VOICEMAN_06003_000640_ESTINIEN フッ
68 64 TEXT_VOICEMAN_06003_000650_ESTINIEN ……だ、そうだ。 観念した方がよさそうだぞ、太守様。
69 65 TEXT_VOICEMAN_06003_000660_VRITRA ……加減はしない。 振り落とされても構わないなら、背に乗るがいい。
70 66 TEXT_VOICEMAN_06003_000670_ESTINIEN 上等だ。 さあ、とっとと空を制しに行くぞ。
71 67 TEXT_VOICEMAN_06003_000680_AWAHEEN 申し訳ございません。 ヴリトラ様のおっしゃるとおり、この事態を収めるため、 引き続きご協力いただけるでしょうか。
72 68 TEXT_VOICEMAN_06003_000690_ALPHINAUD もちろんです。 私たちは、そのためにこの地へ来たのですから。
73 69 TEXT_VOICEMAN_06003_000700_AWAHEEN 重ねて感謝を……。 ひとまずは、ラザハンの都まで戻るといたしましょう。
74 70 TEXT_VOICEMAN_06003_000710_YSHTOLA 来ていたのね。 そちらも話を聞いてこられたのかしら。
75 71 TEXT_VOICEMAN_06003_000720_GRAHATIA ああ、気になるところはおおよそな。 みんなの集めた情報とあわせて、意見をもらいたい。
76 72 TEXT_VOICEMAN_06003_000730_ALPHINAUD ちょうどいい頃合いだったようだね。 私たちも、ひとまわりしてこられたよ。
77 73 TEXT_VOICEMAN_06003_000740_YSHTOLA いいわ、じゃあ、あなたたちの報告からお願いできて?
78 74 TEXT_VOICEMAN_06003_000750_ALPHINAUD ……つまり、偽神獣になってしまったカルザール氏は、 自身の商会のことで、深く思い悩んでいたわけだね。
79 75 TEXT_VOICEMAN_06003_000760_ALISAIE 私たちが聞いた範囲でも、異形の獣に転じた人は、 直前に強い不安を感じていたみたいだった。
80 76 TEXT_VOICEMAN_06003_000770_ALISAIE 獣に追い詰められた人や、 友達が獣になるのを見てしまった人…… そういう人たちが、連鎖的に転じていったそうよ。
81 77 TEXT_VOICEMAN_06003_000780_ALPHINAUD 獣に転じる条件は、不安や恐怖、絶望といった、 負の感情を抱くこと……やはりそれが有力だと思う。
82 78 TEXT_VOICEMAN_06003_000790_YSHTOLA ……だとしたら、いにしえの時代に起きた終末とも、 共通点が見えてくるわ。
83 79 TEXT_VOICEMAN_06003_000800_YSHTOLA 古代人たちは、創造魔法が暴発し、 意図せず恐怖を具現化していったと言ったでしょう?
84 80 TEXT_VOICEMAN_06003_000810_YSHTOLA 単なる暴発だったら、 必ずしも恐ろしいと思うものばかりが創られないはず。
85 81 TEXT_VOICEMAN_06003_000820_YSHTOLA けれど、それもまた、 負の感情とだけ結びつく現象だったとすれば……? 今目の前で起きている災厄と、ひとつの線で繋がるわ。
86 82 TEXT_VOICEMAN_06003_000830_ALPHINAUD 過去と現在の終末には、相違点もある。 それが創造魔法に現れるか、人や生物そのものに現れるかだ。
87 83 TEXT_VOICEMAN_06003_000840_ALPHINAUD 理由はまだわからないが…… 古代人と私たちの最大の違いは、 分割された生命であるか否かだろう。
88 84 TEXT_VOICEMAN_06003_000850_ALPHINAUD そこに何か、効き方の違いのようなものがあるのかもしれない。
89 85 TEXT_VOICEMAN_06003_000860_GRAHATIA それからもうひとつ、気になる証言があったんだ。
90 86 TEXT_VOICEMAN_06003_000870_GRAHATIA カルザールは、空が燃えるよりも前に、 偽神獣に転じていたらしいんだよ。
91 87 TEXT_VOICEMAN_06003_000880_ALISAIE なんですって……? それが本当なら、かなりまずいんじゃない?
92 88 TEXT_VOICEMAN_06003_000890_ALISAIE だって、目に見える終末の現象が起きていなくたって、 獣に転じる可能性があるってことでしょ。
93 89 TEXT_VOICEMAN_06003_000900_ALISAIE 今は大きな騒ぎが起きていない地域でも、 もしかしたら、もう……。
94 90 TEXT_VOICEMAN_06003_000910_HANNISHMANA 見ろ、太守様がいらっしゃったぞ!
95 91 TEXT_VOICEMAN_06003_000920_HANNISHBOYA 太守様!
96 92 TEXT_VOICEMAN_06003_000930_HANNISHWOMANA よかった…
97 93 TEXT_VOICEMAN_06003_000940_AWAHEEN 皆、本当に、よくぞ無事でいてくれました。
98 94 TEXT_VOICEMAN_06003_000950_AWAHEEN 予断を許さない状況ですが、 ひとまず、ラザハン都市内で暴れていた獣は、 すべて排除できたそうです。
99 95 TEXT_VOICEMAN_06003_000960_AWAHEEN ほかの村落でも、星戦士団の皆や、 頼もしき味方である竜が奮闘してくれています。
100 96 TEXT_VOICEMAN_06003_000970_AWAHEEN どうか心を落ち着け、慌てることなく、 待機をお願いいたします。
101 97 TEXT_VOICEMAN_06003_000980_HANNISHOLDWOMANA 太守様、「パーラカの里」はどうなっているのでしょうか?
102 98 TEXT_VOICEMAN_06003_000990_HANNISHOLDWOMANA 私の孫が、昨日あの村に出かけたきり、 まだ戻っていないのです……。
103 99 TEXT_VOICEMAN_06003_001000_AWAHEEN 私もまだ、報告を待っている状況です。 詳しいことがわかり次第、皆にも共有を……
104 100 TEXT_VOICEMAN_06003_001010_MATSYA (-????-)太守様……! たた、た、たいへんだす!
105 101 TEXT_VOICEMAN_06003_001020_AWAHEEN あなたは……。
106 102 TEXT_VOICEMAN_06003_001030_MATSYA あ、オ、オラは、アキャーリのマトシャ。 漁師のマトシャだす。
107 103 TEXT_VOICEMAN_06003_001040_THANCRED お前は確か、最初にこの島に来たときに会った……。
108 104 TEXT_VOICEMAN_06003_001050_MATSYA あれ、あんた方どうして……。
109 105 TEXT_VOICEMAN_06003_001060_MATSYA い、いや、今は太守様が先だす!
110 106 TEXT_VOICEMAN_06003_001070_MATSYA こんな不気味な空になったもんだから、 オラ、知り合いのことが心配で、 「パーラカの里」に向かったんだす。
111 107 TEXT_VOICEMAN_06003_001080_MATSYA そしたら、里のまわりに、 見たこともない怖ろしい化け物がいっぱいいて……!
112 108 TEXT_VOICEMAN_06003_001090_HANNISHOLDWOMANA ああ……そんな……!
113 109 TEXT_VOICEMAN_06003_001100_HANNISHOLDWOMANA 太守様、どうかすぐに助けを! 孫を救ってください……!
114 110 TEXT_VOICEMAN_06003_001110_AWAHEEN もちろんそうします。 ですから、どうか落ち着いて……
115 111 TEXT_VOICEMAN_06003_001120_HANNISHOLDWOMANA 落ち着いていられますか……! あの恐ろしい化け物たちは、星戦士団の手練れでも、 簡単に引きちぎっていたんですよ!?
116 112 TEXT_VOICEMAN_06003_001130_HANNISHOLDWOMANA 孫があれに襲われたら、ひとたまりも……!
117 113 TEXT_VOICEMAN_06003_001140_HANNISHOLDWOMANA ああぁ……ヒトたマりモ……!
118 114 TEXT_VOICEMAN_06003_001150_YSHTOLA まずいわ、皆、離れてッ!
119 115 TEXT_VOICEMAN_06003_001160_HANNISHOLDWOMANA あああ、うう、あぁぁぁぁ!
120 116 TEXT_VOICEMAN_06003_001170_HANNISHWOMANA い、嫌ぁぁぁぁぁッ!!
121 117 TEXT_VOICEMAN_06003_001180_THANCRED クソッ、とにかく獣を抑え込む!
122 118 TEXT_VOICEMAN_06003_001190_YSHTOLA あなたたちは、逃げる人の救援を優先して!
123 119 TEXT_VOICEMAN_06003_001200_HANNISHMANA 逃げるぞ、早く!
124 120 TEXT_VOICEMAN_06003_001210_HANNISHBOYA あっ
125 121 TEXT_VOICEMAN_06003_001220_HANNISHBOYA あ……あぁ……や……!
126 122 TEXT_VOICEMAN_06003_001230_HANNISHBOYA ワアアアア!
127 123 TEXT_VOICEMAN_06003_001240_HANNISHBOYA オトー……サ……ァァ……
128 124 TEXT_VOICEMAN_06003_001242_AWAHEEN ハッ
129 125 TEXT_VOICEMAN_06003_001244_AWAHEEN ヤッ
130 126 TEXT_VOICEMAN_06003_001246_AWAHEEN グアァッ
131 127 TEXT_VOICEMAN_06003_001250_AWAHEEN ヴリトラ様を、ラザハンを……どうか……!
132 128 TEXT_VOICEMAN_06003_001260_HANNISHMANA あ、お、俺の息子が……太守様が……ッ!
133 129 TEXT_VOICEMAN_06003_001270_GRAHATIA しっかりしろッ! ふたりのために、あんたは逃げ延びるんだ!
134 130 TEXT_VOICEMAN_06003_001275_HANNISHMANA フー
135 131 TEXT_VOICEMAN_06003_001280_GRAHATIA そう、大丈夫……大丈夫だ……。
136 132 TEXT_VOICEMAN_06003_001290_GRAHATIA すー、はぁ…
137 133 TEXT_VOICEMAN_06003_001300_GRAHATIA 皆、前を向いて胸を張れ!
138 134 TEXT_VOICEMAN_06003_001310_GRAHATIA 恐れることはない、この獣は、私たちで打ち倒せる!
139 135 TEXT_VOICEMAN_06003_001320_GRAHATIA 星戦士団は、ヤ・シュトラとサンクレッドの支援を。 獣をこの広場から出さないことだけ考えろ!
140 136 TEXT_VOICEMAN_06003_001330_GRAHATIA ほかの者は、近くの者とともに退避だ! 怪我をしている者がいたら手を貸して、 建物の中か、下層に向かうように。
141 137 TEXT_VOICEMAN_06003_001340_GRAHATIA 焦る必要はない。 獣たちに、決して皆を追わせはしないッ!
142 138 TEXT_VOICEMAN_06003_001350_THANCRED アルフィノ! アリゼー! ここは俺たちで片づける、お前たちは「パーラカの里」に行け!
143 139 TEXT_VOICEMAN_06003_001360_THANCRED マトシャ、そいつらを里まで案内してやってくれ! 必ず力になってくれる!
144 140 TEXT_VOICEMAN_06003_001370_MATSYA わ、わかった……!
145 141 TEXT_VOICEMAN_06003_001380_GRAHATIA あんたも行ってやってくれ。
146 142 TEXT_VOICEMAN_06003_001390_GRAHATIA オレたちで救うんだ……ひとりでも多く!
147 143 TEXT_VOICEMAN_06003_001400_SYSTEM_NONE_VOICE 一方 サベネア島 上空――
148 144 TEXT_VOICEMAN_06003_001410_ESTINIEN 飛行型は、あらかた倒せたみたいだな。
149 145 TEXT_VOICEMAN_06003_001420_ESTINIEN ……ああ、俺だ。 そっちの状況はどうなってる?
150 146 TEXT_VOICEMAN_06003_001430_ESTINIEN そうか……。 了解した、ヴリトラにも伝える。 それじゃあな。
151 147 TEXT_VOICEMAN_06003_001440_ESTINIEN 一度は落ち着きを見せたラザハンで、 再び、大規模な獣化があったそうだ。
152 148 TEXT_VOICEMAN_06003_001450_ESTINIEN その最中で、住民をかばって、アヒワーンが死んだ。
153 149 TEXT_VOICEMAN_06003_001460_VRITRA ああ…
154 150 TEXT_VOICEMAN_06003_001470_ESTINIEN うちの連中と兵士たちが今、混乱を収めようとしているらしい。
155 151 TEXT_VOICEMAN_06003_001480_ESTINIEN 一方で、パーラカの里も獣に襲われているという報告があった。 それで、戦力を分けて対応中だそうだ。
156 152 TEXT_VOICEMAN_06003_001490_ESTINIEN あとは、人が獣に転じる条件にも予測がついたと。 あいつらが言うには……
157 153 TEXT_VOICEMAN_06003_001500_VRITRA 恐怖や絶望がきっかけとなる……まるで悪夢ではないか。
158 154 TEXT_VOICEMAN_06003_001510_VRITRA そのくせ覚めもしないとは。 サベネアの子らには、見合う咎などなかろうに……!
159 155 TEXT_VOICEMAN_06003_001520_ESTINIEN そう思うなら…… あいつらを護りたいのなら、決断すべきじゃないか?
160 156 TEXT_VOICEMAN_06003_001530_ESTINIEN ラザハンは今、太守を欠いている。 アヒワーンの望んだとおり、お前の正体を明かすかどうか、 決めるべきときだ。
161 157 TEXT_VOICEMAN_06003_001540_VRITRA ……明かしてどうなる。 所詮、ヒトと竜は違うものだ。
162 158 TEXT_VOICEMAN_06003_001550_VRITRA この爪は、少しの力でヒトを切り裂く。 この顎もまた、君たちを易々と噛み砕くだろう。
163 159 TEXT_VOICEMAN_06003_001560_VRITRA 関わり合ってこられたのは、ヒトを模した身躯があってこそだ。 そうでなければ、恐怖を与えるだけ…… 異形の獣と、なんら変わりはないだろう。
164 160 TEXT_VOICEMAN_06003_001570_ESTINIEN そうだな……。
165 161 TEXT_VOICEMAN_06003_001580_ESTINIEN 人と竜は違う。 だからフレースヴェルグと聖女シヴァは、 生きながら添い遂げられなかったと聞く。
166 162 TEXT_VOICEMAN_06003_001590_ESTINIEN 人は竜を畏れて過ちを犯し、 あまりに長い竜詩戦争が始まった……。
167 163 TEXT_VOICEMAN_06003_001600_ESTINIEN その中で、ニーズヘッグは、俺の故郷を壊滅させた。
168 164 TEXT_VOICEMAN_06003_001610_ESTINIEN 俺もまた、あいつの眷属を……あらゆる竜を屠った。 人は誰しも、人命を奪うことを悪としながら、 竜の命を奪うことには躊躇がなかったのさ。
169 165 TEXT_VOICEMAN_06003_001620_ESTINIEN ……だが、本当にそれだけだったなら、 氷の巫女はフレースヴェルグの背に乗ってこなかった。
170 166 TEXT_VOICEMAN_06003_001630_ESTINIEN 竜の眼を託された英雄が、 竜詩戦争を終結に導くこともなかった。
171 167 TEXT_VOICEMAN_06003_001640_ESTINIEN 俺がこの槍を持ち続けていることも、 それを星のために振るうこともなかったはずだ。
172 168 TEXT_VOICEMAN_06003_001650_ESTINIEN 俺はアヒワーンの考えなんぞわからん。 だが、長年、お前と民を繋ぐ役目を果たしてきたんだろう。
173 169 TEXT_VOICEMAN_06003_001660_ESTINIEN そんな男が、この窮地にこそ願い出たんだ。 あいつは信じていたんじゃないか?
174 170 TEXT_VOICEMAN_06003_001670_ESTINIEN お前と民がうまくやっていけることも、 それこそが、ラザハンに明日を引き寄せることも。
175 171 TEXT_VOICEMAN_06003_001680_ESTINIEN 新手が来たか……。
176 172 TEXT_VOICEMAN_06003_001690_VRITRA ……こちらの準備は万全だ。
177 173 TEXT_VOICEMAN_06003_001700_ESTINIEN 正念場だな、ヴリトラ。 さあ、蹴散らすぞ!
178 174 TEXT_VOICEMAN_06003_001710_ALPHINAUD 大丈夫、じきに痛みも引きます。
179 175 TEXT_VOICEMAN_06003_001720_MATSYA 誰か、メヴァンを見てないだすか?
180 176 TEXT_VOICEMAN_06003_001730_MATSYA ここにもいないか……。
181 177 TEXT_VOICEMAN_06003_001740_ALISAIE ひとまわりしてきたけど、 もう獣も隠れてる人もいなかったわ。
182 178 TEXT_VOICEMAN_06003_001750_ALPHINAUD ふたりとも、おつかれさま。 手当ての方も終わったところだよ。
183 179 TEXT_VOICEMAN_06003_001760_PALAKASMAN 俺たち、これからどうなるんだ……?
184 180 TEXT_VOICEMAN_06003_001770_PALAKASWOMANA 島の外から、きっと助けがきてくれるよ。 しばらくここには戻れなくなるかもしれないけど、 いつかはまた……。
185 181 TEXT_VOICEMAN_06003_001780_PALAKASMAN ほかの国は無事なのか?
186 182 TEXT_VOICEMAN_06003_001790_PALAKASWOMANA それは、わからないけど……。
187 183 TEXT_VOICEMAN_06003_001800_PALAKASWOMANB 二度ともとになんて戻らないわよ! どこに逃げたって、何もかも手遅れ!
188 184 TEXT_VOICEMAN_06003_001810_PALAKASWOMANB だって、もう……あたしの家族は、みんな……ッ!
189 185 TEXT_VOICEMAN_06003_001820_PALAKASWOMANB うっ、ううう
190 186 TEXT_VOICEMAN_06003_001830_ALISAIE まずいわ……。 どうにか気を紛らわしてもらわないと、 今度はこの人たちが……!
191 187 TEXT_VOICEMAN_06003_001840_MATSYA み、みんな! ここは、その、プルシャ寺院だす!
192 188 TEXT_VOICEMAN_06003_001850_MATSYA だから、あの、本物の神獣様と繋がってて…… つらいことに負けたくなければ、訓えを思い浮かべるんだす!
193 189 TEXT_VOICEMAN_06003_001860_MATSYA そう、「神々の最初の訓え」だす! この島のみんななら、悲しいときや苦しいとき、 いつも唱えてきたはずだす……!
194 190 TEXT_VOICEMAN_06003_001870_PALAKASWOMANA ……産まれし者よ聞け。 生とはただ美しきものにあらず。
195 191 TEXT_VOICEMAN_06003_001880_PALAKASWOMANA 生ける者は苦痛を知り、災難を知り、絶望を知る。 あらゆる辛苦は降りかかり続ける。
196 192 TEXT_VOICEMAN_06003_001890_PALAKASOLDMAN 焼けた道を行けど褒賞はなく、 道の傍らにはいつも、死が口を開いている。
197 193 TEXT_VOICEMAN_06003_001900_PALAKASOLDMAN それらはお前を恐れさせ、嘆かせ、苛み、悩ませるだろう……。
198 194 TEXT_VOICEMAN_06003_001910_PALAKASMAN だが、目を閉じてはならぬ。 かくのごとき生を見据えよ。
199 195 TEXT_VOICEMAN_06003_001920_PALAKASMAN お前を打ちのめしている辛苦は、 しかし、お前を弱くはしていない。
200 196 TEXT_VOICEMAN_06003_001930_PALAKASWOMANB ひとつひとつが、焼けた鉄に振り下ろされる、鎚に似て……
201 197 TEXT_VOICEMAN_06003_001940_PALAKASWOMANB お前を、強き……強き剣と、成すだろう……。
202 198 TEXT_VOICEMAN_06003_001950_PALAKASOLDMAN ありがとうよ。 こういうときこそ、忘れちゃならんの。
203 199 TEXT_VOICEMAN_06003_001960_PALAKASOLDMAN あなた方も、助けてくださってありがとうございました。
204 200 TEXT_VOICEMAN_06003_001970_PALAKASOLDMAN まだ、メヴァンが見つかっていないのでしょう? わしらは里まで帰れますので、 どうか彼女たちを、探してやってください。
205 201 TEXT_VOICEMAN_06003_001980_ALPHINAUD わかりました。 道中の獣も掃ってはありますが、くれぐれもお気をつけて。 こんな状況ですから、仲間と離れずにお待ちください。
206 202 TEXT_VOICEMAN_06003_001990_ALISAIE みんなに声をかけてくれて、ありがとう。 さっきのが、あなたたちの大事にしてる教訓なのね。
207 203 TEXT_VOICEMAN_06003_002000_MATSYA そう、知恵と力を持った神獣様が、 人生の最初に授けてくださったという訓えだす。
208 204 TEXT_VOICEMAN_06003_002010_MATSYA オラは、その、すぐウジウジしちゃうから…… 怒られたり、嫌なことがあったり、 不漁のときなんかにも、ずっと繰り返してるんだす。
209 205 TEXT_VOICEMAN_06003_002020_ALISAIE いい言葉だった、私まで強さをもらった気がしたわ。 とても厳しい話でもあったけどね。
210 206 TEXT_VOICEMAN_06003_002030_MATSYA 生きてみると、実際そんなもんだす。 大変なことの方が多いって最初に訓えてもらえるから、 備えられるし、嬉しいときはたくさん歓べるんだす!
211 207 TEXT_VOICEMAN_06003_002040_ALPHINAUD なるほど、そのとおりかもしれないね。
212 208 TEXT_VOICEMAN_06003_002050_HYDAELYN (-ハイデリン-)暗闇のうちに、歓びを探すのです。 絶望に目を凝らし、哀しみを掻き分け、 前へと歩み続けた者だけが、その真なる輝きを得る……。
213 209 TEXT_VOICEMAN_06003_002060_ALISAIE さあて、気合も入ったことだし、 引き続きメヴァンさんを探さないと……
214 210 TEXT_VOICEMAN_06003_002070_ALISAIE 今のは……誰かが追われてた……!?
215 211 TEXT_VOICEMAN_06003_002080_MATSYA あれは…… 遠いけど間違いない、メヴァンだす!
216 212 TEXT_VOICEMAN_06003_002090_MEHVAN 来ないで……!
217 213 TEXT_VOICEMAN_06003_002095_MEHVAN フッ
218 214 TEXT_VOICEMAN_06003_002100_ALISAIE くっ
219 215 TEXT_VOICEMAN_06003_002110_MEHVAN ガッ
220 216 TEXT_VOICEMAN_06003_002120_MATSYA ああ……そんな……ッ!
221 217 TEXT_VOICEMAN_06003_002130_ALISAIE ダメ、身体が冷たいままだわ……!
222 218 TEXT_VOICEMAN_06003_002140_ALPHINAUD 外傷はない……意識も戻っている……。 ただ、生命力が低下してるんだ。
223 219 TEXT_VOICEMAN_06003_002150_ALPHINAUD これ以上は治癒魔法をかけるよりも、 里に戻って着替えや手当てをした方がいい。 急ごう……!
224 220 TEXT_VOICEMAN_06003_002160_ALPHINAUD こんなときに……!
225 221 TEXT_VOICEMAN_06003_002170_ALISAIE マトシャ、この子を預かって。
226 222 TEXT_VOICEMAN_06003_002180_ALPHINAUD ……この遺跡の周辺に潜んでいた獣が、 騒ぎでこちらに気づいたか。 とすれば、まだ増える可能性もある。
227 223 TEXT_VOICEMAN_06003_002190_ALPHINAUD 時間がない……。 マトシャ、君はその子を連れて里まで走れるかい?
228 224 TEXT_VOICEMAN_06003_002200_MATSYA そ、そりゃあできなくもないけど、 オラひとりでなんて、そんな……!
229 225 TEXT_VOICEMAN_06003_002210_ALISAIE 獣を引き連れて里の方へはいけないわ。 こいつらは、私たちがここで必ず倒す。
230 226 TEXT_VOICEMAN_06003_002220_ALISAIE だからあなたも…… 勇気を出して、その子を救って!
231 227 TEXT_VOICEMAN_06003_002230_MATSYA わ、わかった! オラ、先に里へ戻る……!
232 228 TEXT_VOICEMAN_06003_002240_ALISAIE それじゃあ、私たちで隙を作る。 行って、マトシャ!
233 229 TEXT_VOICEMAN_06003_002250_MATSYA ハァ、ハァ
234 230 TEXT_VOICEMAN_06003_002260_MATSYA 落ち着け……怖がっちゃダメだす……!
235 231 TEXT_VOICEMAN_06003_002270_MATSYA そんな! ああ、どうすれば……!
236 232 TEXT_VOICEMAN_06003_002280_MATSYA 怖くない……怖くない……怖くない……ッ!
237 233 TEXT_VOICEMAN_06003_002290_MATSYA 生ける者は苦痛を知り、災難を知り……。
238 234 TEXT_VOICEMAN_06003_002300_MATSYA 道の傍らにはいつも、死が口を開いている……!
239 235 TEXT_VOICEMAN_06003_002310_MATSYA ひっ
240 236 TEXT_VOICEMAN_06003_002320_MATSYA い、嫌だ……怖くない! 怖くない! 怖くないってば!
241 237 TEXT_VOICEMAN_06003_002330_MATSYA うわああああッ!
242 238 TEXT_VOICEMAN_06003_002340_MATSYA お前を打ちのめしている辛苦は…… しかし、お前を弱くはしていない……!
243 239 TEXT_VOICEMAN_06003_002350_MATSYA 焼けた鉄に振り下ろされる鎚に似て、 お前を、強き剣と……
244 240 TEXT_VOICEMAN_06003_002360_MATSYA 強き……剣と…………
245 241 TEXT_VOICEMAN_06003_002370_MATSYA あぁ…
246 242 TEXT_VOICEMAN_06003_002380_MATSYA え……?
247 243 TEXT_VOICEMAN_06003_002390_MATSYA かみさま……?
248 244 TEXT_VOICEMAN_06003_002400_VRITRA ……いいや。 だが、君たちを護る者だ。
249 245 TEXT_VOICEMAN_06003_002410_MATSYA 助けて……この子を助けてあげてください……!
250 246 TEXT_VOICEMAN_06003_002420_MATSYA ケラシャフとメヴァンの、大事な、大事な子なんだ……!
251 247 TEXT_VOICEMAN_06003_002430_ESTINIEN どうやら、そんなチビでも、お前が何だかわかるらしいな。
252 248 TEXT_VOICEMAN_06003_002440_VRITRA よくがんばってくれた。 ひとまず、パーラカの里まで送ろう。
253 249 TEXT_VOICEMAN_06003_002450_ESTINIEN フッ
254 250 TEXT_VOICEMAN_06003_002460_ESTINIEN となれば、あとは相棒たちだが…… まあ、空から見たあの様子なら、俺が出るまでもなさそうだ。
255 251 TEXT_VOICEMAN_06003_002470_ALISAIE これで、ここは片づいたわね。 急いでマトシャを追いかけないと……。
256 252 TEXT_VOICEMAN_06003_Q1_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
257 253 TEXT_VOICEMAN_06003_A1_000_001_NONE_VOICE 多分、大丈夫だと思う
258 254 TEXT_VOICEMAN_06003_A1_000_002_NONE_VOICE 空から降っていくのが見えた
259 255 TEXT_VOICEMAN_06003_002480_ALISAIE どういうこと? 追わなくていいの?
260 256 TEXT_VOICEMAN_06003_002490_ALISAIE 空からって……何が?
261 257 TEXT_VOICEMAN_06003_002500_ESTINIEN よう、ずいぶんと盛況だったみたいだな。
262 258 TEXT_VOICEMAN_06003_002510_ALPHINAUD エスティニアン! そうか、君がマトシャの援護を?
263 259 TEXT_VOICEMAN_06003_002520_ESTINIEN こっちの助けに向かおうって決めたのも、 走っていくあいつを見つけたのも、ヴリトラだ。 今は、里まで送り届けてる。
264 260 TEXT_VOICEMAN_06003_002530_ALPHINAUD ヴリトラが人の前に……。 彼は、大きな決断をしたのだね。
265 261 TEXT_VOICEMAN_06003_002540_ESTINIEN まあな。 お前たちも、このまま合流するか?
266 262 TEXT_VOICEMAN_06003_002550_ALISAIE 待って、そのまえにひとつだけ。
267 263 TEXT_VOICEMAN_06003_002560_ALISAIE ……メヴァンさんを引き上げてあげたいの。 しっかり抱いていてくれたおかげで、 赤ちゃん、大丈夫だったって言ってあげなきゃ。
268 264 TEXT_VOICEMAN_06003_002570_ALISAIE それで、せめて遺体を旦那さんのところに……。 手伝ってもらっても、いい?
269 265 TEXT_VOICEMAN_06003_002580_HANNISHMANB おい、誰か出てきたぞ!
270 266 TEXT_VOICEMAN_06003_002590_VARSHAHN みなさん、よくお集まりくださいました。
271 267 TEXT_VOICEMAN_06003_002600_VARSHAHN 今日は、すべてのラザハンの民に、大切な話があります。 ……それにあたって、ひとつ、お願いをさせてください。
272 268 TEXT_VOICEMAN_06003_002610_VARSHAHN これより現れる者を、どうか恐れないでほしい。 決して、みなさんを傷つけるものではないのです。
273 269 TEXT_VOICEMAN_06003_002620_HANNISHMANB わかった。 こんな状況だ、今更誰が出てこようが驚かねぇよ。
274 270 TEXT_VOICEMAN_06003_002630_VARSHAHN ありがとう……。
275 271 TEXT_VOICEMAN_06003_002640_HANNISHOLDWOMANB 竜だわ!
276 272 TEXT_VOICEMAN_06003_002650_HANNISHBOYB すげーっ!
277 273 TEXT_VOICEMAN_06003_002660_VRITRA ラザハンの皆よ、私はヴリトラ…… いにしえよりこの島に棲む竜だ。
278 274 TEXT_VOICEMAN_06003_002670_VRITRA 私を、太守の盟友として知る者も少なくないだろう。 そのことについて、真実を今、明かしたい。
279 275 TEXT_VOICEMAN_06003_002680_GRAHATIA 受け入れてもらえるといいな。
280 276 TEXT_VOICEMAN_06003_002690_HANNISHMANB すると、あんたが、 建国以来の本当の太守様だったってことか……!
281 277 TEXT_VOICEMAN_06003_002700_HANNISHBOYB ヴァルシャン……じゃなくてヴリトラ様は、 やっぱり、真眼でなんでもお見通しなのか?
282 278 TEXT_VOICEMAN_06003_002710_VRITRA ……いいや、私はラザハンのすべての歴史を見てきたが、 その未来まで見通せるわけではない。
283 279 TEXT_VOICEMAN_06003_002720_VRITRA 我らがサベネア島は、今、未曽有の災厄に脅かされている。
284 280 TEXT_VOICEMAN_06003_002730_VRITRA 皆はいちじつにして友を、仲間を、愛する者を喪い、 私もまた、民と良き理解者を喪った……。
285 281 TEXT_VOICEMAN_06003_002740_VRITRA 彼は……アヒワーンは、本当に真摯な男だった。 ラザハンを愛し、偽りなく太守であった。
286 282 TEXT_VOICEMAN_06003_002750_VRITRA 今日まで皆の前に姿を現すことさえできなかった私が、 彼ほどの信頼を得ることは難しいだろう。
287 283 TEXT_VOICEMAN_06003_002760_VRITRA しかし、私は、ラザハンをここで終わらせたくはない……
288 284 TEXT_VOICEMAN_06003_002770_VRITRA あの市の賑わいや、行き交うヒトの活気。 街の彩りは、ここに生きた者たちが、 時と世代を超えて塗り重ねてきたものだ。
289 285 TEXT_VOICEMAN_06003_002780_VRITRA ひとり暗い洞窟で眠ってきた私にとって、 それはとても奇妙で、強烈で……鮮やかな歓びだった。
290 286 TEXT_VOICEMAN_06003_002790_VRITRA この災厄ですでに多くのものを失くしたが、 君たちが生きているかぎり、 多彩なる都、ラザハンは続くのだ。
291 287 TEXT_VOICEMAN_06003_002800_VRITRA 私にそれを、君たちを護らせてくれ。
292 288 TEXT_VOICEMAN_06003_002810_VRITRA そして、見通すことさえできないこの難局を乗り切るために、 どうか皆の力を貸してほしい。
293 289 TEXT_VOICEMAN_06003_002820_HANNISHOLDWOMANB ヴリトラ様、真実を話してくださって、 ありがとうございました。
294 290 TEXT_VOICEMAN_06003_002830_HANNISHOLDWOMANB 私たちなら、きっと苦難を越えられます。 人たるマヌシャの神々と、獣たるムリガの神々があわさって、 平和な時代が創られたように……。
295 291 TEXT_VOICEMAN_06003_002840_ALPHINAUD この光景をイゼルが見たなら、きっと喜んだことだろうね。
296 292 TEXT_VOICEMAN_06003_002850_ESTINIEN …………かもな。
297 293 TEXT_VOICEMAN_06003_002860_FOURCHENAULT ……失礼、太守殿はおられるか。
298 294 TEXT_VOICEMAN_06003_002870_ALISAIE お父様……!?
299 295 TEXT_VOICEMAN_06003_002880_FOURCHENAULT 皆、此度の災厄で、お力落としのことと存じ上げる。 しかし、どうか気を強く持っていただきたい。
300 296 TEXT_VOICEMAN_06003_002890_FOURCHENAULT 私はシャーレアンの哲学者議会を代表し、 ラザハンの人々を救うすべを提示しにきたのだ。
301 297 TEXT_VOICEMAN_06003_002900_FOURCHENAULT 火急の事態にて、予告もなく申し訳ない。 だが、一刻も早く太守殿に取り次いではいただけないだろうか。
302 298 TEXT_VOICEMAN_06003_002910_VRITRA 今は、私が太守だ。 用件を聞かせてもらおう。
303 299 TEXT_VOICEMAN_06003_002920_FOURCHENAULT ……これはとんだご無礼を。 では改めて貴殿に、この「終末」と呼ばれる災厄について、 お伝えいたしましょう。
304 300 TEXT_VOICEMAN_06003_002930_FOURCHENAULT 終末は星のすべてを蝕む病のようなもの。 不幸にもサベネア島の周辺が最初の事例となり、 今後、被害は世界全土へと拡大していくでしょう。
305 301 TEXT_VOICEMAN_06003_002940_FOURCHENAULT 哲学者議会は、遡ること数百年前、 この災厄についての予言を聞いた……。
306 302 TEXT_VOICEMAN_06003_002950_FOURCHENAULT 以来、終末がすべてを呑み込む日に備え、 この星から脱出する計画を進めてきたのです。
307 303 TEXT_VOICEMAN_06003_002960_HANNISHMANB 星からの脱出だと!? そ、そんな馬鹿げたこと……!
308 304 TEXT_VOICEMAN_06003_002970_FOURCHENAULT 決して夢物語などではない。
309 305 TEXT_VOICEMAN_06003_002980_FOURCHENAULT エオルゼアにおける第七霊災を機に、 赤き月とされていたダラガブが、 古代アラグ文明の遺産だと知った方も多いはず。
310 306 TEXT_VOICEMAN_06003_002990_FOURCHENAULT なれば、白き月は?
311 307 TEXT_VOICEMAN_06003_003000_FOURCHENAULT あれこそが、我々の同胞によって築かれた切り札…… 我々や貴殿らを終末から救い出す、天往く船なのです。
312 308 TEXT_VOICEMAN_06003_003010_FOURCHENAULT シャーレアンは、船を独占したりはしない。 世界中の人々を、可能なかぎり救いたいと考えています。
313 309 TEXT_VOICEMAN_06003_003020_FOURCHENAULT かねてより親交が深い、ラザハンの皆様も然り。 急場につき、いくらか例外の対応は必要になりましょうが、 必ずや月へお送りいたしましょう。
314 310 TEXT_VOICEMAN_06003_003030_VRITRA ……哲学者議会との付き合いは短くない。 君たちが断言するのだから、世迷言ではないのだろう。
315 311 TEXT_VOICEMAN_06003_003040_VRITRA しかし、その選択、本当に分があるのか? 我が父に「最後に残った希望」と言わしめたこの星を捨て、 皆の未来を築ける算段が?
316 312 TEXT_VOICEMAN_06003_003050_FOURCHENAULT それをご説明するために、こうして私が参ったのです。 答えられる疑問には、すべてお答えしましょう。
317 313 TEXT_VOICEMAN_06003_003060_FOURCHENAULT もっとも、民のためを思うのであれば、 迷っておられる時間はないかと存じますが。
318 314 TEXT_VOICEMAN_06003_003070_VRITRA ……彼らをメーガドゥータ宮へ。 客人として、丁重に案内してほしい。
319 315 TEXT_VOICEMAN_06003_003080_VRITRA 大丈夫、君たちが望む道を選べるような決断をしよう。
320 316 TEXT_VOICEMAN_06003_003090_VRITRA 私とアヒワーンが信頼を寄せる者たちによれば、 獣への変化を引き起こすのは、不安や絶望といった心らしい。
321 317 TEXT_VOICEMAN_06003_003100_VRITRA だからどうか案じずに、 できることなら普段どおりに過ごしながら、 連絡を待ってほしい。
322 318 TEXT_VOICEMAN_06003_003110_HANNISHBOYB ……わかったよ。 がんばってね、ヴリトラ様。
323 319 TEXT_VOICEMAN_06003_003120_NIDHANA あっ、よかった、まだいてくれて!
324 320 TEXT_VOICEMAN_06003_003130_ALISAIE ニッダーナ? どうしたの、まさかまたパーラカの里が……!
325 321 TEXT_VOICEMAN_06003_003140_NIDHANA ううん、そうじゃなくて、 ちょっと思いついたことがあって確かめにきたの。
326 322 TEXT_VOICEMAN_06003_003150_NIDHANA 人が獣に転じるとき、エーテルが消失する…… なら、あの獣はなんで活動できているのかって、考えてたんだ。
327 323 TEXT_VOICEMAN_06003_003160_NIDHANA 単純に考えれば、エーテルに代わる活力があるはず。 そのときふとね、最近キミたちと、 エーテルとは異なる力の話をしたなって思い出したんだ。
328 324 TEXT_VOICEMAN_06003_003170_YSHTOLA 確か……アーカーシャ、だったかしら。 目には見えない、天より下りし力……
329 325 TEXT_VOICEMAN_06003_003180_YSHTOLA 想いが動かす力……!
330 326 TEXT_VOICEMAN_06003_003190_NIDHANA そう、負の感情によってアーカーシャが動かされ、 人を獣に変えたり、エーテルもなしに活動させてる…… そんな可能性もあるんじゃないかって。
331 327 TEXT_VOICEMAN_06003_003200_NIDHANA ねえ、まだあの花を持ってる?
332 328 TEXT_VOICEMAN_06003_003210_NIDHANA ……その花が、 周囲の人の想いによって動いたアーカーシャを捉え、 それによって輝きを変えていたのだとしたら。
333 329 TEXT_VOICEMAN_06003_003220_NIDHANA 存在が耐えきれないほどの強烈な力が、 ここに渦巻いていたんじゃないかな。 不安や恐怖、絶望を呼び水としてね。
334 330 TEXT_VOICEMAN_06003_003230_NIDHANA 気をつけて……。 終末は、アタシたちの触れられる理の外にある現象かもしれない。
335 331 TEXT_VOICEMAN_06003_003240_NIDHANA って、脅かすみたいでよくなかったね。 アーカーシャについては、アタシも引き続き調べてみるよ。
336 332 TEXT_VOICEMAN_06003_003250_NIDHANA 前も言ったとおり、具体的な研究はされてこなかったから、 成果は期待できないかもしれないけど……。
337 333 TEXT_VOICEMAN_06003_003260_YSHTOLA こうして可能性に気づけただけでも十分な進歩よ。 あなたも錬金術師たちも、身の安全を最優先にね。
338 334 TEXT_VOICEMAN_06003_003270_NIDHANA ありがとう。 みんなこそ、くれぐれも気をつけて。 次会うときも、お互いに無事で……ね!
339 335 TEXT_VOICEMAN_06003_003280_YSHTOLA そう……各地にも偽神獣が……。
340 336 TEXT_VOICEMAN_06003_003290_ALPHINAUD 父が説明していたとおり、 これから被害が拡大していくのかもしれないね……。 アーモロートで知った、過去の終末もそうだった。
341 337 TEXT_VOICEMAN_06003_003300_THANCRED あれに倣うなら、範囲の広がりに加えて、 現象がさらに悪化する可能性もあるんじゃないか?
342 338 TEXT_VOICEMAN_06003_003310_THANCRED 人が異形に転じるってだけでも悪夢だが、 変化が多くの動植物や大地そのものに及べば、 さすがに居続けるのは難しくなる……。
343 339 TEXT_VOICEMAN_06003_003320_ESTINIEN ……いよいよ住めない星になるってわけか。
344 340 TEXT_VOICEMAN_06003_003330_MIHLEEL ご注文の品をお持ちしました。
345 341 TEXT_VOICEMAN_06003_003340_MIHLEEL こんな状況ですけど、ごゆっくり……。
346 342 TEXT_VOICEMAN_06003_003350_ALISAIE ……私たち、どうするべきなのかしら。
347 343 TEXT_VOICEMAN_06003_003360_ALISAIE 今回、終末を目の当たりにして、 闇雲に戦うだけじゃダメだって思い知ったわ。
348 344 TEXT_VOICEMAN_06003_003370_ALISAIE どうにかして根本的な解決をしないと、 その場しのぎのやりかたじゃ、すぐに限界がくる。 被害が拡大していくならなおさらね……。
349 345 TEXT_VOICEMAN_06003_003380_ALISAIE 何か……何かないのかしら……。
350 346 TEXT_VOICEMAN_06003_003390_YSHTOLA 鍵を持っているとしたら、過去の終末を知り、 ゾディアークを保持することで終末を防いでいた、 ハイデリンなのでしょうけれど……。
351 347 TEXT_VOICEMAN_06003_003400_YSHTOLA バブイルの塔の一件以来、彼女からの接触はなし。 「できない」のか「しない」のかさえ、窺い知れないわ。
352 348 TEXT_VOICEMAN_06003_003410_YSHTOLA 標として託された花も、消えてなくなってしまった……。
353 349 TEXT_VOICEMAN_06003_003420_WATCHEROFMOON <UIForeground>F20223</UIForeground>覚えておくといい。 その花は、我々の時代には「エルピス」と呼ばれていた。<UIForeground>01</UIForeground>
354 350 TEXT_VOICEMAN_06003_003430_YSHTOLA 確かに、月の監視者はそう言っていたわね。 エルピス……私には心当たりがない言葉だわ……。
355 351 TEXT_VOICEMAN_06003_003440_ALPHINAUD 残念ながら私もだ。 「我々の時代には」と言っていたということは、 古代人たちの言葉だということになるのかな。
356 352 TEXT_VOICEMAN_06003_003450_YSHTOLA そうでしょうね。 ただ、アニドラスの記録を閲覧していたときにも、 聞いた覚えはないわ。
357 353 TEXT_VOICEMAN_06003_003460_ALISAIE じゃあ、この線で追うのも無理ってこと? 古代人の生きた時代のことなんて、聞ける人もいないし……。
358 354 TEXT_VOICEMAN_06003_003470_GRAHATIA いや……ひとりだけ、いるかもしれない。
359 355 TEXT_VOICEMAN_06003_003480_GRAHATIA ……エリディブスだ。
360 356 TEXT_VOICEMAN_06003_003490_GRAHATIA オレは白聖石に代えて、 第一世界のクリスタルタワーに彼を封じ込めた。
361 357 TEXT_VOICEMAN_06003_003500_GRAHATIA あの塔に込められたエーテルは、 機能の維持なんかに使われ、少しずつ星海に還ってる。 ……だから、彼の魂ももう、そこにはいないかもしれない。
362 358 TEXT_VOICEMAN_06003_003510_GRAHATIA でも、もしまだ留まっているとしたら…… 話せる可能性もあるんじゃないか?
363 359 TEXT_VOICEMAN_06003_003520_GRAHATIA オレは……オレたちはもう、それを確かめには行けない。 でも、あんたなら、再び第一世界に渡ることができる。
364 360 TEXT_VOICEMAN_06003_Q2_000_001_NONE_VOICE 何と言う?
365 361 TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_001_NONE_VOICE その可能性に賭けてみよう!
366 362 TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_002_NONE_VOICE ついでにみんなの様子も見てくる
367 363 TEXT_VOICEMAN_06003_A2_000_003_NONE_VOICE ほかに打つ手がないのなら……
368 364 TEXT_VOICEMAN_06003_003530_GRAHATIA ああ、行動あるのみだ!
369 365 TEXT_VOICEMAN_06003_003540_GRAHATIA ありがとう……。 あんたがそうしてくれるなら、何より安心だ。
370 366 TEXT_VOICEMAN_06003_003550_GRAHATIA 不確かな案ですまない。 終末が第一世界に影響しているかも確認できるから、 無駄足にはならないはずだ。
371 367 TEXT_VOICEMAN_06003_003560_THANCRED 俺としても、願ったり叶ったりだ。 少なくとも今は第一世界が無事であること、 それがわかれば、踏ん張り甲斐もあるからな。
372 368 TEXT_VOICEMAN_06003_003570_THANCRED そこで糸口が掴めるか否か…… どうあれ、俺たちが乗ってるのは相当に分の悪い賭けだ。
373 369 TEXT_VOICEMAN_06003_003580_THANCRED だが、ウリエンジェが月にいる。 あいつは、本当にそれしか道がないと判断したら、 最善を尽くして地上の命を引き上げるだろう。
374 370 TEXT_VOICEMAN_06003_003590_ALISAIE だったら私たちは、その瞬間まで、俯かずに抗うだけだわ。
375 371 TEXT_VOICEMAN_06003_003600_YSHTOLA ええ……。 こちらに残る方も、やれることをやりましょう。
376 372 TEXT_VOICEMAN_06003_003610_YSHTOLA 私はマトーヤにもう一度連絡をとって、 星海からハイデリンに接触できないか試みてみるわ。
377 373 TEXT_VOICEMAN_06003_003620_ALPHINAUD であれば私は、各国と協力して、 終末の正確な状況を把握できるようにしよう。
378 374 TEXT_VOICEMAN_06003_003630_ESTINIEN その情報をこっちに回せ。 一時しのぎだろうが、倒せる獣は倒しておく。
379 375 TEXT_VOICEMAN_06003_003640_ALPHINAUD 不安や恐怖、それに絶望…… どれだけ遠ざけようとしても、 そういう気持ちは湧きだしてくるだろう。
380 376 TEXT_VOICEMAN_06003_003650_ALPHINAUD けれど、忘れないでいてほしい。
381 377 TEXT_VOICEMAN_06003_003660_ALPHINAUD ここにいる仲間が、どこかで戦い続けている。 私たちは、決して独りにはならない。
382 378 TEXT_VOICEMAN_06003_003670_EMETSELCH ひとときの休息は過ぎ去り ついにそのときが来る
383 379 TEXT_VOICEMAN_06003_003680_EMETSELCH さあ すべてを明かしに行くがいい――
384 380 TEXT_VOICEMAN_06003_003690_EMETSELCH 終わりを巡る 始まりの地へ