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2026-03-02 23:57:13 -06:00
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大丈夫かい、やっぱり元気がなさそうじゃないか。"
49,"TEXT_LUCKMF102_03645_KATLISS_000_001","つらいなら、居室に戻るか……
ああそうだ、テメノスルカリー牧場のそばにある、
見張り台で休憩していったらどうだい?"
50,"TEXT_LUCKMF102_03645_KATLISS_000_002","こんな空を見ても気は晴れないかもしれないけど……
あそこは風が気持ちいいんだって、
前に公に言われたことがあるんだ。"
51,"TEXT_LUCKMF102_03645_KATLISS_000_010","とにかく、無理はするんじゃないよ……?"
52,"TEXT_LUCKMF102_03645_SZEMDJENMAI_000_020","おや……目覚めたばかりだろうに、
もう出歩いて平気なのかい、ご同輩?"
53,"TEXT_LUCKMF102_03645_SZEMDJENMAI_000_021","……水晶公について聞きたい?
構わないが、目新しい話ができるかどうかは怪しいな。
皆が知るとおりの、賢者であり、謎めいた人物だからね。"
54,"TEXT_LUCKMF102_03645_SZEMDJENMAI_000_022","彼はこの街の発展に際して、
人々にあらゆる自由を許してくれた。
彼の塔の中から、物資を持ち出すことさえね。"
55,"TEXT_LUCKMF102_03645_SZEMDJENMAI_000_023","禁じたことといえば、ひとつだけ……
塔の中に、彼以外の人が住むことさ。"
56,"TEXT_LUCKMF102_03645_SZEMDJENMAI_000_024","いつだったかな……その理由を問うた仲間がいてね。
すると水晶公は小さく笑って、こう言ったのさ。"
57,"TEXT_LUCKMF102_03645_SZEMDJENMAI_000_025","「あの魔法の塔は、現れたときと同じように、
 いつか唐突に消えてしまうかもしれないから」とね。"
58,"TEXT_LUCKMF102_03645_SZEMDJENMAI_000_026","結局、今日に至っても塔が消えたりはしていないが……
あのお方のことだ、まったくの嘘ではないのだと思うよ。"
59,"TEXT_LUCKMF102_03645_SZEMDJENMAI_000_027","そうでなくとも、私たちは周囲に作った自分たちの街を、
大事に、誇りに思っているからね。
禁を破ってまで、中に押し入ろうなどとは思うものか。"
60,"TEXT_LUCKMF102_03645_CASSARD_000_028","うおっ、お前、元気になったのか!?
こっちはずっと心配してたんだぞ……!"
61,"TEXT_LUCKMF102_03645_CASSARD_000_029","なに? 水晶公の話を聞きたいだって?
そうは言われても、あの人の素性については、
「お互いのために問わない」ってのが不文律だったからな。"
62,"TEXT_LUCKMF102_03645_CASSARD_000_030","目新しいことを知ってるとすれば、
うーん……やっぱり、ライナじゃないか?"
63,"TEXT_LUCKMF102_03645_CASSARD_000_031","あいつは、生まれて間もなく両親を罪喰いにやられてな。
何かと気にかけてくれた公とは……
まあ、容姿こそチグハグだが、祖父と孫娘みたいなモンなんだ。"
64,"TEXT_LUCKMF102_03645_CASSARD_000_032","だから、今回の件も人一倍こたえてるはずなんだが、
どうにか平静を保って「従者の門」の警備にあたってるよ。
よければ、あとで会いに行ってみるといい。"
65,"TEXT_LUCKMF102_03645_CASSARD_000_033","心配って言えば、アリゼーたちもだ。
前に、アム・アレーンから乗せて帰ってきたときも、
酷い顔をしてると思ったが……今回はなおのことだったぞ。"
66,"TEXT_LUCKMF102_03645_MOREN_000_034","あれっ、何かお忘れものでも……?
光についての調査でしたら、これといった進展はまだ……。
申し訳ありません……。"
67,"TEXT_LUCKMF102_03645_MOREN_000_035","……水晶公についての資料、ですか?
それならば、書物に頼らずとも、お伝えできますよ。"
68,"TEXT_LUCKMF102_03645_MOREN_000_036","「光の氾濫」から10年も経たないころ、
突如としてレイクランドにクリスタルタワーが現れ、
その召喚者たる水晶公の存在が、知られるようになりました。"
69,"TEXT_LUCKMF102_03645_MOREN_000_037","以降、住む場所を失くしたレイクランド連邦の人々や、
フッブート王国の崩壊によって難民となった人々を受け入れ、
クリスタリウムという街が成立、発展していきます……。"
70,"TEXT_LUCKMF102_03645_MOREN_000_038","そんな中で、頑なに名を明かさない彼を、
「王」と呼ぼうとする者たちもいたそうです。
しかし、彼は「自分はその器ではない」と否定した……。"
71,"TEXT_LUCKMF102_03645_MOREN_000_039","そこで、塔と彼の容姿にちなんで、
人々は「水晶公」という呼び名をつけました。
本名については……恐らく、誰も知らないままでしょう。"
72,"TEXT_LUCKMF102_03645_MOREN_000_040","公は、容姿もあまり晒そうとはしませんでした。
ただ……その……耳はともかく、尻尾については、
時折見えてしまっていましたが……。"
73,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_060","あなた……目を覚ましたんですか……!"
74,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_061","ああ……よかったです、本当に……。
これで、あとは公が戻ってきてくだされば……。"
75,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_062","……水晶公は「あの男」に拐われたそうですね。
その居場所についても、皆さんは、
何かしら心当たりがあるようでした。"
76,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_063","しかし、今は少し待てと……。
倒れたあなたを見れば、私ひとりが逸ったところで、
事態を解決するには及ばないと理解はできました……。"
77,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_064","ですが、私は、どうしても……。"
78,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_065","……あなた方を追ってコルシア島に旅立つ直前、
公は私に、ひとつの鍵を託していったのです。"
79,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_066","「星見の間」の奥にある、塔の心臓部……
公以外が立ち入ることのできない「深慮の間」の鍵を……。"
80,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_067","曰く、これより塔の中には、何人たりとも入れるなと……。
罪喰いが来てどうしようもない場合にだけ、
「深慮の間」に行き、防壁を展開せよとのことでした。"
81,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_068","そんなことを言われるのは初めてで……
でも、決戦前ではさもあろうと思い、私は鍵を受け取りました。"
82,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_069","しかし、<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>……
今になって私は思うのです。"
83,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_070","あのとき、公は何か……
自分の身にただならぬことが起きると予感していて、
私に鍵を託したのではないかと……。"
84,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_071","教えてください、あの人はいったい……
皆さんは、本当は何を……!"
85,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_072","……すみません。
公を信じているなら、こんな風に、
本人のいないところで聞くべきではありませんね。"
86,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_073","それにしても、あなたはどうして、この場所へ……?"
87,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_074","そうですか……
あなたもまた、公にまつわる答えを探していると……。"
88,"TEXT_LUCKMF102_03645_LYNA_000_075","でしたら、「深慮の間」へ行ってみるのはいかがでしょうか。
ほかならぬ、あなたなら……
その場所で得られる情報も、あるかもしれません。"
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