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51TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_MINSTREL_GREETING_000君がこの世界で見てきたことを聞かせてくれ。 僕の創作意欲を掻きたてるような、劇的な体験談だと嬉しいよ。
62TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_Q1_000_001何の話をする?
73TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_MINSTREL_MENU_CANCELやめる
84TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_MINSTREL_NOSELECT_000今はそれどころではないと? とても残念だけど…… 今なお君の助けを待つ人々のことを思えば、致し方ない。
95TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_MINSTREL_NOCONTENT_000君の経験を歌った詩歌は、 彷徨う階段亭の旅人たちに評判が良くてね。 おかげさまで、僕も詩人としてひとつ階段を上った気がするよ。
106TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_001では、聞かせてもらおうかな。
117TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_002すべての妖精たちの王にして、 イル・メグを支配する大罪喰いへと堕ちた存在…… 妖精王ティターニアか……。
128TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_003その悲しき存在を、 君は討滅することによって、解放したのだね。
139TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_004……よし。 それでは、僕の詩を聞いてくれるかい。
1410TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_005『その者 妖精を守りし王にして 妖精を脅かす光なり  その者 自由を求める風にして 自由を奪われし凪なり』
1511TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_006『4つの宝 携えし英雄 城の扉 開け放ちて  4つの宝 奪われし王 遊の魂 解き放たん』
1612TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_007イル・メグの同胞を守るため、 勇敢にも大罪喰いへと立ち向かったティターニアは、 守りたかったものを傷つける存在へと堕ちてしまった……。
1713TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_008ティターニアもまた、「光の氾濫」にすべてを奪われた存在だ。 せめて今は、君が取り戻した美しい夜空の上を、 その魂が自由に舞っているようにと祈ろう。
1814TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_009この世界は悲しみに溢れすぎているが、 君の手で紡がれた希望を、僕はこれからも詩にしていきたい。
1915TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_010だから、また聞かせてほしい。 君が歩んできた冒険譚を。
2016TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_050それじゃあ、聞かせてくれるかい?
2117TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_051理想を掲げながらも、 停滞と堕落を生み出し続けたドン・ヴァウスリー、 いや、全能者イノセンスか……。
2218TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_052彼が生まれながらに悪であったかどうかは定かではないが、 その行いによって涙を流した者たちのために、僕は歌いたい。
2319TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_053『闇を忘れし空の下 人の殻を破りし男  罪喰い従え落ち延びて 天に宮殿創らん』
2420TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_054『光に溢れし空の上 人の身を棄てし男  民の力により追われ 地に堕ち討たれん』
2521TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_055新時代の神たらんとしたドン・ヴァウスリーは、 英雄「闇の戦士たち」の活躍によって倒れた。
2622TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_056英雄を称える戯曲としてはありきたりな内容かもしれない。 しかし、ドン・ヴァウスリーに歪められた人々の心が、 少しでもこの詩で癒えることを願うよ。
2723TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_057そして、これからも君は誰かを救い続けていくことだろう。 その道の途中に立ち寄った時は、また話を聞かせてほしい。 君の詩を歌うことが、今の僕にできる唯一のことだからね。
2824TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_060この街では、いろいろな噂が飛び交っているけれど、 「ハーデス」という名は、聞いたことがないな……。 いったい、何者なんだい?
2925TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_061世界の器を光で満たし、その消滅と統合を目論んだ者…… アシエンなる存在として気の遠くなるような時間を生き、 そして彼は……君に敗れた。
3026TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_062彼の抱いていた想い、そしてその戦いを制した君の想いは、 僕があえて語るべきものではないだろう。
3127TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_063ただ、詩人として、1曲奏でさせてもらうよ。 「英雄への<RubyCharaters>FF0AE98EAEE9AD82E6AD8CFF10E383ACE382AFE382A4E382A8E383A0</RubyCharaters>」と題してね……。
3228TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_064『追憶の海 無明の底 在りし終日を幻想せん  仮面秘す 悲憤の闇 分かたれし朋の哀惜を』
3329TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_065『今討ち合わん 晶光か暗炎かと 星照らす燈明巡りて  真名響かせん 宿願果たせずば 君が胸に留まれと……』
3430TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_066……ううん、やはり言葉にするのは難しいね。 それでも君は、きっと忘れず、思い継いでいくのだろう。
3531TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_067ときに、闇を奉ずる「夜の民」たちの間では、 真の名を明かすことが、特別な行為であるのを知っているかい? 契りのとき、そして葬列において……。
3632TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_068その理屈を持ち出すなら、彼がエメトセルクではなく、 ハーデスの名を掲げて対峙したことにも、 意味を見いだせるかもしれないね……。
3733TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_070ウォーリア・オブ・ライト……つまり「光の戦士」か。 それは是非、お聞かせ願いたい話だね。
3834TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_071ふむ……あのとき、塔の上でそんなことが……。 ずいぶんと複雑な背景を持つ戦いじゃないか……。
3935TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_072つまり君は、エリディブスを倒すと同時に、 長きに渡って人の命を脅かしてきたアシエンという存在とも、 ひとまずの決着をつけたわけだ。
4036TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_073それによって救われた者、報われた者は少なくないだろう。 脅威の打倒なくしては、人々や君の仲間に、 そして君自身にも、健やかな今日はなかったのだから。
4137TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_074……一方で、だ。 どんな悪であろうが、敗れた側にも想いがあったはずだ。
4238TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_075彼らの敗北と涙の上に手にした平和は、 果たして本当の平和なのか。 もたらされた幸福は、真の幸福なのだろうか?
4339TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_076……これは、とても難しい問題だよ。
4440TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_077僕は哲学者でも為政者でもなく、詩人だからね…… もっと身近な、そう、恋にでも例えてみるとしようか。
4541TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_078ふたりの人が同じ人物に恋をしたら、どちらかは実らない。 両者の想いに善悪や優劣がなくとも、叶わない方がある。
4642TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_079だからこそ悲しみは絶えないし、 僕たちは何度でも、敗れた恋を酒場で歌うんだ。
4743TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_080では、悲しみを生んでばかりの恋というものを、 いずれ人が完全に捨て去るかといえば……さて。 そんな日がくるとは、ちっとも思えないね。
4844TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_081人は恋をし、その先に幸せな結末を求めて足掻きつづける。 ときに悲しみに打ちひしがれ、後悔に苛まれるとしても、 焦がれることを、望むことを、やめられなどするものか。
4945TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_082そう……誰かを好きだという気持ちは、 どんな理屈よりも疾く、強く、君を突き動かし、 だからこそ君をたくさん傷つける。
5046TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_083そうして傷つきながら勝ち得た恋は、 慈しみ、大切にするといい。 いかなる嫉みにも、その輝きを曇らせる必要はないんだ。
5147TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_084逆に、敗れてしまったのならば…… こみあげる無念は、確かに君が愛した証。 君にしかわからない、君だけを焼く炎だ。
5248TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_085それを無理に消そうとする必要はない。 燃えて、燃えて……あとに残った真っ白な灰が、 今はまだ知る由もない「何か」になることもあろうさ。
5349TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_Q2_000_086何と言う?
5450TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_A2_000_087わかったような……
5551TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_A2_000_088わからないような……
5652TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_089ははっ、詩人の言葉なんてそんなものだよ! 素面で吟味されちゃあ困る。
5753TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_090それはともかくとして…… 「光の戦士」と「闇の戦士」の対決というのは、 なんとも心躍る題材じゃないか!
5854TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_091よし、今回はその激闘の部分を抜き出して、詩にするとしよう。 より派手で過激な武勇伝としてね!
5955TEXT_CTSOPN50WANDERINGMINSTREL_00623_PARALLELMINSTREL_000_092ふむ、こんな感じかな……。 彼方の英雄……幻光を纏いて……闇をもたらせし者と…………