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40TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_001学会の馬鹿者どもめ、ワタシの崇高な論を妄想と決めつけおって! 待っておれよ、いずれ必ず証明してみせるからな…… この広大な宇宙は、生命で溢れているのだと!
51TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_002天の果てまでも到達した稀代のグリーナーよ、よく来てくれた! キミならば、必ずやワタシの論を証明してくれるだろう。 さあ、遠慮なくワタシの仮説を聞いてくれ!
62TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_003フフフ……己自身が月の土を踏み、学説証明の機会を得んとは! 人類が宇宙へ進出した今こそ、宇宙生物学が必要とされている! 月でまみえたキミならば、当然同意してくれるだろう?
73TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_Q1_000_000何を聞く?
84TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A1_000_001嘆きの海のリスキーモブについて
95TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A1_000_002ウルティマ・トゥーレのリスキーモブについて
106TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A1_000_003キャンセル
117TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_Q2_000_000何を聞く?
128TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A2_000_001ランクB:始原の巨岩「ジェネシスロック」について
139TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A2_000_002ランクB:月の甲殻類「ダフニアマグナ」について
1410TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A2_000_003ランクA:銀色の妖異「ムースプリンセス」について
1511TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A2_000_004ランクA:満開の女王「ルナテンダー・クイーン」について
1612TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A2_000_005ランクS:黙考の菌類「ルミネイター」について
1713TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A2_000_006キャンセル
1814TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_010キミは、フォーバッドを知っているかね? 高濃度のエーテルが岩石に宿り、自然発生するゴーレムの一種だ。 その近縁種は、雪にさえ宿ると伝えられている。
1915TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_011もし月面にエーテルが存在していれば、 フォーバッドと似た存在が、月の岩を依り代に発生しているはず。 いや、はずなどという言い方はやめよう、必ずいるのだ!
2016TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_012こうした存在を、ワタシは「ジェネシスロック」と名付けた。 あとは簡単だ、腕利きのグリーナーであるキミが、 それを倒して戦利品を持ち帰れば、学会も騒然とすることだろう!
2117TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_020火山噴火は時として、成層圏に達する噴煙柱を作り上げる。 その噴石に、高熱や衝撃に耐えられる溶岩生物が付着し、 あまつさえ星外に出て、月に到達していたら……。
2218TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_021万にひとつ、いや億にひとつ、いやいや兆にひとつの可能性でも、 たったひとつの個体さえ、月に渡っていれば良いのだよ! そうすれば、極小甲殻類さえ、独自の進化を遂げるだろう!
2319TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_022嗚呼、ワタシには見える! 月の環境に適応した甲殻類、「ダフニアマグナ」の姿が……! さあ、この学説を証明するため、生体サンプルを持ってくるのだ!
2420TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_030異界ヴォイドに棲まう存在、妖異……。 上位の存在を、我らが原初世界に召喚しようとすれば、 エーテルを投じて次元の境界に穴を開けなければならない。
2521TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_031しかし、ごく稀に次元の裂け目、ヴォイドクラックが自然発生し、 インプのような低級妖異が紛れ込むことがある。 そんな現象が月面で起こっていたら?
2622TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_032満足な依代のない月面では、 砂や土に妖異の魂が宿り、プリン状の形態を成すはずだ。 これこそ、ワタシが証明したい「ムースプリンセス」だよ……!
2723TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_040キミは、夜空に見える流れ星が、 遠い宇宙の果てから飛来してきた石だと知っているかね? 通常は大気圏で燃え尽きるが、大きければその限りではない。
2824TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_041特に山の如く大きな巨岩が落ちてきた場合、 燃え尽きずに地表に落着し、大爆発を引き起こすのだ。 その際、植物の種子を含む土が、星外へと弾き飛ばされていたら?
2925TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_042そして、月面へ到達して花開いたとしたら? 長き時が経てばサボテンダーも、ルナテンダーへと進化するはず! 嗚呼、証明したい、花咲く「ルナテンダー・クイーン」の存在を!
3026TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_050宇宙は過酷だ……。 厚い大気の層によって減じられるはずの有害な光線が降り注ぎ、 我らが星の生物の多くが、生存できないに違いない。
3127TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_051だが、菌類は時として、驚くべき強さを見せることがある。 月面の過酷な環境であろうが、菌類であれば生き抜き、 そして進化の道をたどることも可能であろう。
3228TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_052かくして、進化を重ねていけば、 やがて思考能力さえ獲得するかもしれない。 それが、ワタシが考案した黙考の菌類「ルミネイター」だ!
3329TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_053フフフ……思考能力があるのであれば、 独自の意思伝達手段を発達させ、共生関係を構築するに違いない! 進化菌類同志で、互いに危険を警告し合い生存率を高めるのさ!
3430TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_Q3_000_000何を聞く?
3531TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A3_000_001ランクB:改造された悲竜「オスク・レイ」について
3632TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A3_000_002ランクB:改竄機械「レベルチーター」について
3733TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A3_000_003ランクA:改良型兵器「アーチイータ」について
3834TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A3_000_004ランクA:純血の竜族「ファン・アイル」について
3935TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A3_000_005ランクS:至高の精神「ナロー=リフト」について
4036TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_A3_000_006キャンセル
4137TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_060古代アラグ文明が、蛮神バハムートの捕獲にオメガを用いた事例。 そして、アラミゴを巡る戦いで召喚された神龍の事例。 これらから、ワタシはオメガとドラゴンとの間に因縁を感じるのだ。
4238TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_061つまり、宇宙的視野に立った場合、 ドラゴンの故郷たる竜星と、オメガ文明の母星とは、 対立関係……すなわち戦争状態にあったのではあるまいか。
4339TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_062そのような悲劇的接触があった場合、オメガ文明が取る行動……。 おそらく、捕獲したドラゴンを、機械的に改造したことだろう。 ワタシの仮説を証明する戦利品を楽しみにしているぞ!
4440TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_070遠い宇宙の果てに、オメガを作った文明の母星があるのなら、 科学技術においては間違いなく、我々を凌駕していることになる。
4541TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_071そんな知性的な存在ならば、 自らが作り上げた機械のデータを、記録していないわけがない。 そして記録されたデータの改竄を防ぐ方法も検証していたはずだ!
4642TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_072キミがそのような存在の部品のひとつでも、 戦利品として持ち帰ってくれたら、ワタシは著作の売上から、 一部を割いて報酬として支払うことを約束しよう!
4743TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_080キミは、生物の定義を何だと考える? 自己増殖か、あるいは進化か、生存本能か……? そのすべてを兼ね備えた機械は、果たして生物と言えるのか?
4844TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_081ワタシが議論したいのは、古代アラグ時代に、 宇宙より飛来して落着したという「オメガ」が生物なのか否かだ。 もしそうだとしたら、オメガは宇宙生物だということになる。
4945TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_082論点はふたつ、オメガは生物の条件を満たすのか。 そして、オメガは本当に宇宙の果てからやってきた存在なのか。 これを証明するためにも、オメガの母星で作られた機械が必要だ!
5046TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_090宇宙生物など存在しないとワタシを罵る者は、 いますぐドラヴァニアに向かい、ドラゴンに食われることで、 身を以て己の愚かさを懺悔するべきだ!
5147TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_091知っての通り、ドラゴンの始祖たるミドガルズオルムは、 太古の昔に我らが星へと渡ってきた異星の生物なのだから……! おおっと、それを発表したのはキミたち「暁」だったな!
5248TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_092ともかくだ、これが事実であると証明すれば、 ワタシを学会から追放した者どもも、泡を吹くに違いあるまい! つまり、竜星に棲まうドラゴンを倒し、証拠を得れば良いのだ!
5349TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_100宇宙は広大だ……。 異なる星で生まれた生命は、我らが星とは異なる形であり、 知性が生じれば、文化も精神性もまったく異なることであろう。
5450TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_101ところで話は少し変わるが、 このワタシが、この世でもっとも忌み嫌うものが何かわかるかね?
5551TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_102言わずもがな、腰痛だよ。 この不自由なる痛みに満ちた肉体を脱し、 純粋な精神体へと昇華することができたら、いかに素晴らしいか!
5652TEXT_CTSHNT60RISKYMOBMARELAMENTORUM_00764_CHRYSIELLE_000_103確信した……この宇宙には、必ず純精神体が存在すると! そのような知性体が悪意を抱いたら、弱き個体の集合を感知し、 襲いかかってくるはず……嗚呼、はやく存在を証明したい!