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2026-03-02 23:57:13 -06:00

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0,"TEXT_VOICEMAN_06002_000010_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>皆、こちらに集まってもらえるだろうか。
時間をくれて助かった。
もう大丈夫だから、話をはじめよう。<UIForeground>01</UIForeground>"
1,"TEXT_VOICEMAN_06002_000020_YSHTOLA","よくなったのなら何よりよ。
壁の記録も興味深くはあったけれどね。"
2,"TEXT_VOICEMAN_06002_000030_YSHTOLA","それじゃあ、聞かせてもらえるかしら……
いにしえの時代に起こり、これから再び起きようとしている、
終末の災厄について。"
3,"TEXT_VOICEMAN_06002_000040_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>遥か昔、我々が生きた時代。
あの青き星は、ただ「輝く空」と……
「アーテリス」と呼ばれていた。<UIForeground>01</UIForeground>"
4,"TEXT_VOICEMAN_06002_000050_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>ある日、大地が悲鳴を上げたかのような音が響き、
生き物たちが異形へと転じはじめた。<UIForeground>01</UIForeground>"
5,"TEXT_VOICEMAN_06002_000060_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>影響は、人にも現れた。
創造魔法が暴発し、不安や恐れ、絶望を、
次々と現実のものに変えていったのだ。<UIForeground>01</UIForeground>"
6,"TEXT_VOICEMAN_06002_000070_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>その災厄は限られた地域から始まり、
徐々に範囲を広め、やがて星中を混乱に陥れた……。<UIForeground>01</UIForeground>"
7,"TEXT_VOICEMAN_06002_000080_YSHTOLA","原因は突き止められたの?"
8,"TEXT_VOICEMAN_06002_000090_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>はっきりとしたことは……。
ただ、十四人委員会によって「次にどこで起きるか」までは、
予測できるようになっていたのだ。<UIForeground>01</UIForeground>"
9,"TEXT_VOICEMAN_06002_000100_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>アーテリスには、
いくつかの大きなエーテルの流れが存在している。<UIForeground>01</UIForeground>"
10,"TEXT_VOICEMAN_06002_000110_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>大地に沿う「地脈」と、海を巡る「水脈」。<UIForeground>01</UIForeground>"
11,"TEXT_VOICEMAN_06002_000120_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>空を流れる「風脈」。<UIForeground>01</UIForeground>"
12,"TEXT_VOICEMAN_06002_000130_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>そして、この月も含めるようにして、
星のいちばん外側を通っている「天脈」だ。<UIForeground>01</UIForeground>"
13,"TEXT_VOICEMAN_06002_000140_YSHTOLA","天脈……その言葉は、初めて聞いたわ。<UIForeground>01</UIForeground>"
14,"TEXT_VOICEMAN_06002_000150_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>地上で暮らす貴殿らには、馴染みがないのも頷ける。
我々の時代ですら、それを認識しているのは、
一部の研究者のみだった。<UIForeground>01</UIForeground>"
15,"TEXT_VOICEMAN_06002_000160_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>しかし、その天脈こそが、終末を知るための鍵だったのだ。<UIForeground>01</UIForeground>"
16,"TEXT_VOICEMAN_06002_000170_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>地脈や風脈と同じく、
天脈も細かい網目状に広がっていて、
ところによって濃淡がある。<UIForeground>01</UIForeground>"
17,"TEXT_VOICEMAN_06002_000180_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>十四人委員会は、終末の現象が、
天脈の薄い地域から発生していることに気がついた。<UIForeground>01</UIForeground>"
18,"TEXT_VOICEMAN_06002_000190_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>彼らは、根本的な原因はわからないとしつつも、
天脈が循環不全を起こしている場所から、
星が腐り始めたのだと見たようだ。<UIForeground>01</UIForeground>"
19,"TEXT_VOICEMAN_06002_000200_URIANGER","だから、闇の力を……
活性の力を持つゾディアークを創造したのですね?"
20,"TEXT_VOICEMAN_06002_000210_URIANGER","星全体のエーテルの流れを増強し、制御する。
まさに理を敷き直すがごとき神業です。"
21,"TEXT_VOICEMAN_06002_000220_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>正解だ。
そうして創り出されたゾディアークによって、
予測どおり、終末は退けられた。<UIForeground>01</UIForeground>"
22,"TEXT_VOICEMAN_06002_000230_THANCRED","そのあとに、ゾディアークの扱いを巡って対立が起き、
ハイデリンが生み出された……
エメトセルクはそう語っていたが、相違はないか?"
23,"TEXT_VOICEMAN_06002_000240_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>ああ……。
しいて補足をするとすれば、対立したといっても、
ハイデリンの願いはゾディアークの消滅ではなかったことだ。<UIForeground>01</UIForeground>"
24,"TEXT_VOICEMAN_06002_000250_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>終末の根本的な原因を断てたわけではない以上、
ゾディアークがいなくなれば、それは再開しうる……。<UIForeground>01</UIForeground>"
25,"TEXT_VOICEMAN_06002_000260_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>ゆえに彼女は、世界と自分を巻き込んでまで、
ゾディアークを分割し、封じるという手を選んだのだ。<UIForeground>01</UIForeground>"
26,"TEXT_VOICEMAN_06002_Q1_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
27,"TEXT_VOICEMAN_06002_A1_000_001_NONE_VOICE","闇を消し去れと言われた気が……"
28,"TEXT_VOICEMAN_06002_A1_000_002_NONE_VOICE","前に星海で聞いた話は嘘だった……?"
29,"TEXT_VOICEMAN_06002_000270_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>ああ、その真相についても、
今の貴殿らであれば、理解が及ぶかもしれない。<UIForeground>01</UIForeground>"
30,"TEXT_VOICEMAN_06002_000280_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>なるほど、光と闇がひとところにあり、
増大した闇を封じるために世界を分かった……と。
確かに、ひどく婉曲的だ。<UIForeground>01</UIForeground>"
31,"TEXT_VOICEMAN_06002_000290_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>しかし、彼女がそう話した理由について、
今の貴殿らであれば、理解が及ぶのでは?<UIForeground>01</UIForeground>"
32,"TEXT_VOICEMAN_06002_000300_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>ゾディアークもハイデリンも、人が創り出したものだ。
真実と正しさだけでできた、絶対の神ではないのだよ。<UIForeground>01</UIForeground>"
33,"TEXT_VOICEMAN_06002_000310_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>その上で、両者を比べればハイデリンの方が弱い。
ゾディアークは当時の人類の半数を贄として創られたもの……
どう足掻いても規模が違う。<UIForeground>01</UIForeground>"
34,"TEXT_VOICEMAN_06002_000320_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>かつての戦いにおいては、
あらゆる技を尽くしてハイデリンが勝利したが、
それを抑え込み続けるとなると、いかにも分が悪い。<UIForeground>01</UIForeground>"
35,"TEXT_VOICEMAN_06002_000330_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>彼女の力のほとんどは封印の維持に使われ、
地上に対してできることといえば、
星の内から危機を訴え、応じた者に加護を与える程度だった。<UIForeground>01</UIForeground>"
36,"TEXT_VOICEMAN_06002_000340_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>だからなんとしてでも「光の戦士」の協力を得たい一方で、
彼女のことだ、旧き世界の事情は、
できるだけ伝えたくなかったのだと思う。<UIForeground>01</UIForeground>"
37,"TEXT_VOICEMAN_06002_000350_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>人が、過去を過去として、前に向かって進むこと……
それがハイデリンに込められた願いなのだから。<UIForeground>01</UIForeground>"
38,"TEXT_VOICEMAN_06002_000360_YSHTOLA","実際、ハイデリンのその導きがなかったら、
アシエンに、もっと多くの世界統合を許していたでしょうね。"
39,"TEXT_VOICEMAN_06002_000370_YSHTOLA","そして、今を生きる生命は、
かつての人を蘇らせるための贄とされていたはず……。"
40,"TEXT_VOICEMAN_06002_000380_THANCRED","……わかった。
ひとまずお前の言うことを信じよう。"
41,"TEXT_VOICEMAN_06002_000390_THANCRED","絶対の神がいないなら、俺はあいつが……
ミンフィリアが支えようとしたものを、信じてみたい。"
42,"TEXT_VOICEMAN_06002_000400_THANCRED","そのつもりで、もうひとつだけ教えてくれ。"
43,"TEXT_VOICEMAN_06002_000410_THANCRED","このあと、本当に終末が再開されてしまうとして、
俺たちがそれに対処できなかった場合……"
44,"TEXT_VOICEMAN_06002_000420_THANCRED","原初世界が滅びた場合、鏡像世界はどうなる?"
45,"TEXT_VOICEMAN_06002_000430_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>……原初世界は、すべての鏡像世界と繋がりをもつ。
いわば核たる世界だ。<UIForeground>01</UIForeground>"
46,"TEXT_VOICEMAN_06002_000440_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>そこが終末で腐り落ちれば、
すべての鏡像世界も、運命をともにするだろう。<UIForeground>01</UIForeground>"
47,"TEXT_VOICEMAN_06002_000450_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>起動したか……。<UIForeground>01</UIForeground>"
48,"TEXT_VOICEMAN_06002_000460_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>見せたいものがある。
上まで、ご同行願えるだろうか?<UIForeground>01</UIForeground>"
49,"TEXT_VOICEMAN_06002_000470_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>あれだ、光が灯っているのが見えるだろう。<UIForeground>01</UIForeground>"
50,"TEXT_VOICEMAN_06002_000480_YSHTOLA","何の建物かしら?"
51,"TEXT_VOICEMAN_06002_000490_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>先ほども話したとおり、
ハイデリンは万能ではなく、最強でもない。
むしろ、つねに窮地にあると言った方が近いだろう。<UIForeground>01</UIForeground>"
52,"TEXT_VOICEMAN_06002_000500_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>だからこそ、彼女は「もしも」に備えていた。
ゾディアークが予期せず消滅した場合の策を、
この月に仕込んでいたのだ。<UIForeground>01</UIForeground>"
53,"TEXT_VOICEMAN_06002_000510_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>再び終末に見舞われるアーテリスから、
生命を連れ出す巨大な「船」……
それこそが、月のもうひとつの役目だよ。<UIForeground>01</UIForeground>"
54,"TEXT_VOICEMAN_06002_000520_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>ゾディアークの監視者にすぎない私が語れるのはここまでだ。
船としての月を繰る者は、また別に存在している。<UIForeground>01</UIForeground>"
55,"TEXT_VOICEMAN_06002_000530_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>最後の仕事として、貴殿らを彼らと引き合わせよう。<UIForeground>01</UIForeground>"
56,"TEXT_VOICEMAN_06002_000540_THANCRED","静かだな……。
監視者の言ってた「月の<RubyCharaters>FF07E888B9E593A1FF0AE382AFE383ABE383BC</RubyCharaters>」とやらはどこだ?"
57,"TEXT_VOICEMAN_06002_000550_LIVINGWAY","(-????-)親愛なるレポリットの皆様、ごきげんよう!"
58,"TEXT_VOICEMAN_06002_000560_LIVINGWAY","(-????-)1243回目の定期点検には少し早いですが、
ご存知のとおり、ゾディアークの消滅が確認されました。"
59,"TEXT_VOICEMAN_06002_000570_LIVINGWAY","(-????-)以て、月は檻としての役目を終了し、
アーテリスの生命を運ぶ、船となります。
つまり……"
60,"TEXT_VOICEMAN_06002_000580_LIVINGWAY","(-????-)ついに、わたくしたちの出番ですわ!"
61,"TEXT_VOICEMAN_06002_000590_LIVINGWAY","(-????-)さあ、テキパキ準備を進めますわよ!"
62,"TEXT_VOICEMAN_06002_000600_LIVINGWAY","(-????-)ヒトを受け入れられるよう、各自、持ち場の点検を。
地上の「彼ら」にも、忘れずに信号を送ること。"
63,"TEXT_VOICEMAN_06002_000610_LIVINGWAY","(-????-)質問は……ありませんわね。
では、総員、行動開始ッ!"
64,"TEXT_VOICEMAN_06002_000620_URIANGER","なるほど、彼らがハイデリンの創りし月のクルー。
人が馴染みやすいよう、配慮されているのですね。"
65,"TEXT_VOICEMAN_06002_000630_THANCRED","そう……かもな……。"
66,"TEXT_VOICEMAN_06002_000640_LIVINGWAY","えー、それでは、改めて自己紹介をさせていただきますわ。"
67,"TEXT_VOICEMAN_06002_000650_LIVINGWAY","わたくしは、リヴィングウェイ。
月のクルーとして創造された「レポリット」たちを統括し、
アーテリスの皆様を、快適な宇宙の旅にお連れするのが役目……"
68,"TEXT_VOICEMAN_06002_000660_LIVINGWAY","いわば、ハイデリン様にこの計画を託された者ですわ。
「ハイデリン様の右腕」と呼んでいただいても結構ですのよ!"
69,"TEXT_VOICEMAN_06002_000670_MAPPINGWAY","ボクはマッピングウェイ。
星の海の航海士だよ、よろしくねぇ。"
70,"TEXT_VOICEMAN_06002_000680_THANCRED","あー……丁寧に挨拶してもらったところすまないんだが、
状況がまだよく呑み込めてなくてな。"
71,"TEXT_VOICEMAN_06002_000690_LIVINGWAY","無理もありませんわ。
でも大丈夫、あなた方が来た理由には、
概ね察しがついています。"
72,"TEXT_VOICEMAN_06002_000700_LIVINGWAY","恐らく、地上のヒトは、
ゾディアークを壊してしまうような危険因子を、
ついに止められなくなった……。"
73,"TEXT_VOICEMAN_06002_000710_LIVINGWAY","それで取り急ぎ、すぐに動けるあなた方のような子どもを、
わたくしたちのところへ遣わしたのでしょう?"
74,"TEXT_VOICEMAN_06002_000720_LIVINGWAY","心配せずとも、わたくしが、
一から十まで説明してさしあげますわ!"
75,"TEXT_VOICEMAN_06002_000730_LIVINGWAY","こちらが、アーテリスと月です。"
76,"TEXT_VOICEMAN_06002_000740_LIVINGWAY","ゾディアークが消滅したことにより、
補強されていた天脈の流れが減衰……"
77,"TEXT_VOICEMAN_06002_000750_LIVINGWAY","アーテリスは近いうちに「終末」に見舞われ、
すべての命が滅んだ死の星となるでしょう。"
78,"TEXT_VOICEMAN_06002_000760_URIANGER","……その話は、月の監視者からも伺いました。
あなた方、レポリットから見ても、
終末の到来は回避できないものなのですか?"
79,"TEXT_VOICEMAN_06002_000770_LIVINGWAY","無理ですわね。"
80,"TEXT_VOICEMAN_06002_000780_LIVINGWAY","アーテリスは今、
収穫されたニンジンと同じだと思ってくださいませ。
それも、暑いところに放置されてるヤツですわ。"
81,"TEXT_VOICEMAN_06002_000790_LIVINGWAY","どうやっても、腐るでしょう?
願おうが、祈ろうが、腐らない説を提唱しようが、
事実としてダメになる。"
82,"TEXT_VOICEMAN_06002_000800_LIVINGWAY","こうなってはもう、一刻も早く、
アーテリスから逃げ出すよりないですわ。"
83,"TEXT_VOICEMAN_06002_000810_YSHTOLA","そのための船として月を使う……と。"
84,"TEXT_VOICEMAN_06002_000820_LIVINGWAY","ええ。
地上からかき集められるだけの生命や物資を、
この月に運び入れたのち……"
85,"TEXT_VOICEMAN_06002_000830_LIVINGWAY","アーテリスを離れ、移住できるほかの星を目指して旅立ちます。"
86,"TEXT_VOICEMAN_06002_000840_LIVINGWAY","星と星は、距離がとても離れているものなのですが、
月には長年コツコツと創り続けてきた、
跳躍航行装置というものが搭載されています。"
87,"TEXT_VOICEMAN_06002_000850_LIVINGWAY","それを使えば、さほどお待たせせずに到着できるかと。"
88,"TEXT_VOICEMAN_06002_000860_YSHTOLA","すごいわね……。
私たちの知識では、想像すらできない領域の技術だわ。"
89,"TEXT_VOICEMAN_06002_000870_LIVINGWAY","ハイデリン様から託された知識と理論を実践したまでですわ。"
90,"TEXT_VOICEMAN_06002_000880_LIVINGWAY","……あの方は、「ヴェーネス」という名のヒトであったころ、
世界の構造を解き明かさんとしていたそうです。"
91,"TEXT_VOICEMAN_06002_000890_LIVINGWAY","月の監視者を名乗っている彼も……
まあここにいるのは再現体ですが、研究仲間だったとか。"
92,"TEXT_VOICEMAN_06002_000900_LIVINGWAY","彼らの知識を織り込んで、
わたくしたちは月とともに創られたのですわ。"
93,"TEXT_VOICEMAN_06002_000910_THANCRED","お前たちが見かけ以上に優秀なのはよくわかった。
それで、移住できる星とやらに当てはあるのか?"
94,"TEXT_VOICEMAN_06002_000920_MAPPINGWAY","いくつかはあるけど、星の状況も変わっていくものだからねぇ。"
95,"TEXT_VOICEMAN_06002_000930_MAPPINGWAY","跳躍航行は連続して使えるものじゃないし、
当たりの星に辿りつくまで、場合によっては長期戦になるかも?"
96,"TEXT_VOICEMAN_06002_000940_LIVINGWAY","もちろん、そうなることも想定して、
月自体も、地上の生命が居住できるように改造してあります。"
97,"TEXT_VOICEMAN_06002_000950_LIVINGWAY","「協力者」が地上の情報をくださったおかげで、
何ひとつ不便のない素敵空間に仕上がったと自負していますわ!"
98,"TEXT_VOICEMAN_06002_000960_THANCRED","「協力者」……?"
99,"TEXT_VOICEMAN_06002_000970_LIVINGWAY","あなた方のことですわよ!
わたくしたちが定期点検で目覚めるのにあわせて、
現生生命についての資料を送ってくださったでしょう?"
100,"TEXT_VOICEMAN_06002_000980_LIVINGWAY","ああ、あなた方はまだ小さな子どもだから、
ご存じないのかしら……。"
101,"TEXT_VOICEMAN_06002_000990_THANCRED","悪い、さっきから訂正し損ねてたんだが、
俺たちはれっきとした成人だ。"
102,"TEXT_VOICEMAN_06002_001000_THANCRED","それから恐らく、その「協力者」とやらでもないな。"
103,"TEXT_VOICEMAN_06002_001010_LIVINGWAY","えっ……?
じゃ、じゃあなぜここへ?"
104,"TEXT_VOICEMAN_06002_001020_LIVINGWAY","ハイデリン様に直接導かれたと……?"
105,"TEXT_VOICEMAN_06002_001030_LIVINGWAY","そそそそそうでしたの、嫌ですわ、わたくしったら早とちりを!
で、でも、その小ささで大人のフリをするのは、
さすがに無理がありましてよ!"
106,"TEXT_VOICEMAN_06002_001040_YSHTOLA","確かに古代の人と比べると小柄でしょうけれど、
現代においては、これで十分大人のサイズよ。"
107,"TEXT_VOICEMAN_06002_001050_LIVINGWAY","み、みんなあの監視者と同じくらいではないんですの……!?"
108,"TEXT_VOICEMAN_06002_001060_LIVINGWAY","ヒトが小さくなったなんて、
そんなこと、どこにも書いてなかったはず……!"
109,"TEXT_VOICEMAN_06002_001070_URIANGER","おや、そちらの本は……?"
110,"TEXT_VOICEMAN_06002_001080_LIVINGWAY","「協力者」から最初に送られてきた資料のひとつですわ!
現在のヒトについてまとめられたもので、
余白のページには、学んだことを書き込むといい……と。"
111,"TEXT_VOICEMAN_06002_001090_LIVINGWAY","ですから、ヒトについて学んだことは、
全部こちらにまとめて……"
112,"TEXT_VOICEMAN_06002_001100_LIVINGWAY","ハッ……!
これも、わたくしたちに合わせてくれたわけではなく、
今のヒトが扱っている大きさそのまま……!?"
113,"TEXT_VOICEMAN_06002_001110_LIVINGWAY","あ、わ、わ、わ……!"
114,"TEXT_VOICEMAN_06002_001120_LIVINGWAY","もしもし、ビルディングウェイ?
そう、わたくしですわ。"
115,"TEXT_VOICEMAN_06002_001130_LIVINGWAY","ヒトの居住設備を、今すぐに、
三分の一ほどのサイズに創り変えてくださいませ。"
116,"TEXT_VOICEMAN_06002_001140_LIVINGWAY","……どこまで?
全部ですわ、ぜ・ん・ぶ!
大至急、急いで速やかに手早くお願いいたしますッ!"
117,"TEXT_VOICEMAN_06002_001150_THANCRED","とりあえず、その「協力者」について、
もう少し教えてもらいたいんだが……。"
118,"TEXT_VOICEMAN_06002_001160_LIVINGWAY","その情報をお渡しする前に、そちらも情報提供を!
わたくしたちの持っているヒトの情報に相違があったら、
大惨事ですわッ!"
119,"TEXT_VOICEMAN_06002_001170_GROWINGWAY","それでは、起動しますね。"
120,"TEXT_VOICEMAN_06002_001180_GROWINGWAY","なになに、居住区は建て替えのため臨時封鎖中……?
転移先を自動変更…………あっ!"
121,"TEXT_VOICEMAN_06002_001190_URIANGER","それで、私に話とは……?"
122,"TEXT_VOICEMAN_06002_001200_LIVINGWAY","本当は、こんなことを聞きたくはないのですが……
きちんと明らかにしておかなければなりませんわ。"
123,"TEXT_VOICEMAN_06002_001210_LIVINGWAY","わたくしたちが創っていた環境は、
ヒトにとって、不満足なものだったのでしょう……?"
124,"TEXT_VOICEMAN_06002_001220_URIANGER","それは……。"
125,"TEXT_VOICEMAN_06002_001230_LIVINGWAY","お仲間の反応を見ればわかりますわ。
何が悪いのかはわかりませんが、
わからないからこそ、駄目なのでしょうね……。"
126,"TEXT_VOICEMAN_06002_001240_LIVINGWAY","わたくしたちの至らぬ点は、改められるように善処します。
ですが、それを待っていていただく時間はないのです。"
127,"TEXT_VOICEMAN_06002_001250_LIVINGWAY","こうしている間にも、終末のときが近づいてきている……。
それが始まってしまったら、もう、
皆様をお助けできないのですわ……!"
128,"TEXT_VOICEMAN_06002_001260_LIVINGWAY","アーテリスの皆様には、
気に入ってくれなくてもいいから、月に乗ってほしい。
……そのために、お願いがあるのです。"
129,"TEXT_VOICEMAN_06002_001270_LIVINGWAY","あなたにだけ「協力者」の情報をお伝えしますので、
先に地上へ戻り、彼らとともにヒトを導いていただけませんか?"
130,"TEXT_VOICEMAN_06002_001280_LIVINGWAY","月はすばらしい場所だったと……
何も不安はないから早く避難するようにと、
皆様に伝えてほしいのですわ!"
131,"TEXT_VOICEMAN_06002_001290_URIANGER","……どうしてそれを、私に?"
132,"TEXT_VOICEMAN_06002_001300_LIVINGWAY","あなたはあまり、不満そうにしていなかったから……"
133,"TEXT_VOICEMAN_06002_001310_LIVINGWAY","いえ、不満に思っていたのかもしれませんが、
あえて異を唱えずにいてくれたのではと思ったのですわ。"
134,"TEXT_VOICEMAN_06002_001320_LIVINGWAY","それは、終末の危険性を理解した証。
すべてを完璧に救えずとも、生かせる者を生かす選択を、
良しとしてくださるはずだと踏んだのです。"
135,"TEXT_VOICEMAN_06002_001330_URIANGER","また何かの犠牲を選べと……。
私は、それほどに……。"
136,"TEXT_VOICEMAN_06002_001340_LIVINGWAY","ウリエンジェさん……?"
137,"TEXT_VOICEMAN_06002_001350_URIANGER","いえ、大丈夫です。
あなた方の考えは、よくわかりました。"
138,"TEXT_VOICEMAN_06002_001360_URIANGER","私は…………"
139,"TEXT_VOICEMAN_06002_001370_GROWINGWAY","うわあああああっ!
す、す、すみませんでしたぁぁ!!"
140,"TEXT_VOICEMAN_06002_001380_GROWINGWAY","これは、あの、その、ちょっとした手違いで……
私、居住区が工事中だなんて知らなくてですね、ハイ。"
141,"TEXT_VOICEMAN_06002_001390_GROWINGWAY","とりあえずご無事でよかったというか……なんというか……
本当に申し訳ございませんでしたぁッ!"
142,"TEXT_VOICEMAN_06002_001400_URIANGER","いらっしゃるのではないかと思っておりました。"
143,"TEXT_VOICEMAN_06002_001410_URIANGER","……先ほどのリヴィングウェイたちとの話を、
お聞きになっていたのでしょう?"
144,"TEXT_VOICEMAN_06002_001420_URIANGER","申し訳ありません。
今度こそ、隠しごとをするつもりはなかったのですが……。"
145,"TEXT_VOICEMAN_06002_001430_URIANGER","彼女たちは聡いですね。
私がこれまで、誰かを救うための犠牲を許してきたことを、
見透かしているかのようです。"
146,"TEXT_VOICEMAN_06002_001440_URIANGER","私はかつて、水晶公からの申し出に……
彼の命と引き換えに世界を救うことに、力を貸しました。"
147,"TEXT_VOICEMAN_06002_001450_URIANGER","ミンフィリアにしても、第一世界に送り込む手引きをした。
彼女をサンクレッドやフ・ラミンさんから永遠に奪ったのは、
ほかでもない、私なのです。"
148,"TEXT_VOICEMAN_06002_001460_URIANGER","無論、水晶公もミンフィリアも、
私の行い以上に、彼ら自身の気高い意志と願いによって、
その道を選んだことでしょう。"
149,"TEXT_VOICEMAN_06002_001470_URIANGER","けれど、私が背中を押したことで、
彼らの本当に言いたかった言葉を……"
150,"TEXT_VOICEMAN_06002_001480_URIANGER","生きたい、という望みを奪っていたのではないかと、
そう思って、足がすくむことがあるのです。"
151,"TEXT_VOICEMAN_06002_001490_URIANGER","……そのことで苦しみ、迷っているときに、
必ず胸をよぎってしまう考えがあります。"
152,"TEXT_VOICEMAN_06002_001500_URIANGER","アシエンを倒す方法を確立するために……
それによって平和がもたらされると信じて命を捧げた、
ムーンブリダのことです。"
153,"TEXT_VOICEMAN_06002_001510_URIANGER","私が、ルイゾワ様の弟子としての、
あるいは「暁」としての使命以外に、
目を向けられていれば……"
154,"TEXT_VOICEMAN_06002_001520_URIANGER","あなたの命に勝るものなどないのだと、
ちゃんと伝えられていれば。
彼女は、今も笑っていただろうと思えてなりません。"
155,"TEXT_VOICEMAN_06002_001530_URIANGER","それほどの……耐えがたいほどの後悔と恐怖に駆られながらも、
私は、犠牲を許すようなレポリットたちの計画を、
間違いではないと考えてしまうのです。"
156,"TEXT_VOICEMAN_06002_001540_URIANGER","幻影のアーモロートで見た終末は、悲惨なものでした。
だからこそ……。"
157,"TEXT_VOICEMAN_06002_001550_URIANGER","救えなかった者の存在に苛まれ、
失ったものに胸を締め付けられようとも、
救える者を、救うべきではないか……と。"
158,"TEXT_VOICEMAN_06002_001560_URIANGER","そう思う私は、やはり、薄情なのでしょうか……。"
159,"TEXT_VOICEMAN_06002_001570_URIANGER","私が選び、歩むことで、
在るべき笑顔を奪ってしまうのでしょうか……。"
160,"TEXT_VOICEMAN_06002_Q2_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
161,"TEXT_VOICEMAN_06002_A2_000_001_NONE_VOICE","正しいかどうかは、誰にもわからない"
162,"TEXT_VOICEMAN_06002_A2_000_002_NONE_VOICE","ウリエンジェも、進むのなら護り抜け"
163,"TEXT_VOICEMAN_06002_A2_000_003_NONE_VOICE","いっそ、立ち止まれたらよかった……"
164,"TEXT_VOICEMAN_06002_001580_URIANGER","あなたでも、そうなのですか……?"
165,"TEXT_VOICEMAN_06002_001590_URIANGER","それは……意外です。
「暁」にいる皆は、やりかたに迷うことこそあれど、
想いには揺らぎがないように感じておりましたので……。"
166,"TEXT_VOICEMAN_06002_001600_URIANGER","それは、どういう……?"
167,"TEXT_VOICEMAN_06002_001610_URIANGER","なるほど、天竜ヴリトラがそのようなことを……。
あなたがそんな助言を受けていたというのは、
いささか意外に思えます。"
168,"TEXT_VOICEMAN_06002_001620_URIANGER","意外でした。
あなたが、そのように思っておられるとは……。"
169,"TEXT_VOICEMAN_06002_001630_URIANGER","……考えてみれば、これまで長らくご一緒してきたものの、
こうしてふたりで語らうのは、非常に珍しいかと。"
170,"TEXT_VOICEMAN_06002_001640_URIANGER","感謝いたします。
あなたから、今のお言葉を聞けてよかった……。"
171,"TEXT_VOICEMAN_06002_001650_URIANGER","レポリットの提案にどう答えるかは、
もう少しだけ、考えてみることにいたします。"
172,"TEXT_VOICEMAN_06002_001660_URIANGER","実は……少し、気になっていることがあるのです。
私たちは、互いの核心に触れないまま、
手段の話をしてしまっているのではないかと……。"
173,"TEXT_VOICEMAN_06002_001670_URIANGER","それを解消すべく、私に為せることをいたしましょう。"
174,"TEXT_VOICEMAN_06002_001680_URIANGER","覚束ない言葉でも、伝えてこそ始まるものがあるのだと、
これまでも……今も、学んで参りましたので。"
175,"TEXT_VOICEMAN_06002_001690_LIVINGWAY","もうっ、何を話しているのか、全然聞こえませんわ……!"
176,"TEXT_VOICEMAN_06002_001700_LIVINGWAY","でも、この状況、チャンスではありませんこと?"
177,"TEXT_VOICEMAN_06002_001710_URIANGER","はて……監視者の館に用があるのでは?"
178,"TEXT_VOICEMAN_06002_001720_LIVINGWAY","察しが悪いですわ!
あなたを彼らから引き離す方便に決まっているでしょう。"
179,"TEXT_VOICEMAN_06002_001730_LIVINGWAY","今のうちに地上に戻って、
ヒトを連れてくる段取りを進めてくださいませ!"
180,"TEXT_VOICEMAN_06002_001740_URIANGER","そういうことでしたら……
申し訳ありません、私は、地上へは戻らない。"
181,"TEXT_VOICEMAN_06002_001750_MAPPINGWAY","どうして!?
本当に、急がないとダメなんだ。
終末が始まったら、みんなが酷い目にあっちゃうよ……!"
182,"TEXT_VOICEMAN_06002_001760_URIANGER","……あなた方は、本当に、
私たちのことを大切に思ってくれているのですね。"
183,"TEXT_VOICEMAN_06002_001770_PUDDINGWAY","来たぁ!"
184,"TEXT_VOICEMAN_06002_001780_URIANGER","大丈夫、彼らも私も怒りません。
……そんなこと、到底できるわけがない。"
185,"TEXT_VOICEMAN_06002_001790_URIANGER","何千年もかけて月を開拓するのは、
使命だとしても、決して楽なことではなかったでしょう。"
186,"TEXT_VOICEMAN_06002_001800_URIANGER","それでも、あなた方はやりとげ、
そして、その名前を選んでくださった……。"
187,"TEXT_VOICEMAN_06002_001810_LIVINGWAY","名前……?
わたくしたちの、現代語での名前のことですの?"
188,"TEXT_VOICEMAN_06002_001820_URIANGER","ええ、名前とは己を表す大事なもの。
そう在りたい、そう在ってほしいという願いなのです。"
189,"TEXT_VOICEMAN_06002_001830_URIANGER","私たちが親しみやすいようにと、
今の名前を選んでくれたあなた方のこと……。"
190,"TEXT_VOICEMAN_06002_001840_URIANGER","アーテリスの住民を心から想い、案じてくださっているのは、
疑う余地もなくわかっております。"
191,"TEXT_VOICEMAN_06002_001850_SINGINGWAY","……ああそうだ、そうだとも!"
192,"TEXT_VOICEMAN_06002_001860_SINGINGWAY","オレたちは、ハイデリン様の、
あの星に暮らす命への想いから創られた。"
193,"TEXT_VOICEMAN_06002_001870_SINGINGWAY","大好きなんだ……
あの青い星は、どんな星よりキラキラして見える。
そこに生きてる奴らも元気だといいなって、ずっと思ってた!"
194,"TEXT_VOICEMAN_06002_001880_MAPPINGWAY","月を開拓しながら、ボクら自身の気持ちも、
どんどん大きくなっていったのさ。"
195,"TEXT_VOICEMAN_06002_001890_MAPPINGWAY","ボクらは、あの青い星にいるみんなと会いたかった。
キミたちと、ずっとずっと、会いたかったんだ!"
196,"TEXT_VOICEMAN_06002_001900_LIVINGWAY","だから、どうかお願いです……!
終末から逃げて……月に来てくださいませ……!"
197,"TEXT_VOICEMAN_06002_001910_LIVINGWAY","間違ってたのなら、いくらでも直しますから……っ!"
198,"TEXT_VOICEMAN_06002_001920_URIANGER","間違っていたのではありません。
ただ知らなかったというだけのこと……。"
199,"TEXT_VOICEMAN_06002_001930_URIANGER","たとえば、シンギングウェイ……
あなたの名前の由来となった言葉は、
単に節をつけて声を出すということではありません。"
200,"TEXT_VOICEMAN_06002_001940_URIANGER","地上には、数えきれないほどの唄がある。
それらは歓びや哀しみ、あらゆる想いや祈りを乗せて、
響き渡るものなのです。"
201,"TEXT_VOICEMAN_06002_001950_URIANGER","マッピングウェイ、あなたの名前になった言葉は、
あの広大な星を、長い時をかけて踏破し、知ってきた証。"
202,"TEXT_VOICEMAN_06002_001960_URIANGER","アーテリスには高い山があり、広い海があり、
彼方まで続く草原がある。
人は命を重ねてそれを拓き、明らかにしてきました。"
203,"TEXT_VOICEMAN_06002_001970_URIANGER","あなたは……
失礼、まだお名前を伺っていませんでしたね。"
204,"TEXT_VOICEMAN_06002_001980_PUDDINGWAY","……プ、プディングウェイ。"
205,"TEXT_VOICEMAN_06002_001990_URIANGER","それは……ふむ、言葉で説明するよりも、
作ってさしあげられればいいのですが……。"
206,"TEXT_VOICEMAN_06002_002000_URIANGER","ピクシー族に習った魔法が使えるかもしれません。
あとで試してみるといたしましょう。"
207,"TEXT_VOICEMAN_06002_002010_URIANGER","そして、リヴィングウェイ……
あなたの名前の意味を説明することは、とても難しい。"
208,"TEXT_VOICEMAN_06002_002020_URIANGER","ですが……そうですね……
私がまだ子どもだったころ、読書を邪魔してくる幼馴染に、
戯れのつもりで、その言葉の意味を問うたことがありました。"
209,"TEXT_VOICEMAN_06002_002030_URIANGER","彼女はうんと悩んだあとに、こう言った。"
210,"TEXT_VOICEMAN_06002_002040_URIANGER","まだ読めていない本の続きに期待すること。
今日の嫌な失敗が、明日には塗り替えられるようにと願うこと。"
211,"TEXT_VOICEMAN_06002_002050_URIANGER","今話している誰かと、また話せたらいいなと思うこと。
多分、そういうことの積み重ねじゃないか……とね。"
212,"TEXT_VOICEMAN_06002_002060_LIVINGWAY","……よく、わかりませんわ。"
213,"TEXT_VOICEMAN_06002_002070_URIANGER","私もまだ学んでいる途中です。
ですが、精一杯あなた方に伝えさせていただきますので……
少しの間、私たちのことを知っていただきたいのです。"
214,"TEXT_VOICEMAN_06002_002080_URIANGER","これを……。"
215,"TEXT_VOICEMAN_06002_002090_URIANGER","インクです、アーテリスと同じ青色の。
急ごしらえですが、出来には少しばかり自信があります。"
216,"TEXT_VOICEMAN_06002_002100_URIANGER","私が嘘で先導せずとも、
人は必ず、ゆくべき道を決断するでしょう。"
217,"TEXT_VOICEMAN_06002_002110_URIANGER","どうか、それを待ってはいただけないでしょうか。
そのインクで、あなたの持つ本の続きを綴りながら。"
218,"TEXT_VOICEMAN_06002_002120_URIANGER","人を知っていくうちに、付き合い方や、
月の変えるべきところが見えてくるかもしれない……。"
219,"TEXT_VOICEMAN_06002_002130_URIANGER","何より、互いにとってより良い、
新たな道を見つけられるかもしれません。"
220,"TEXT_VOICEMAN_06002_002140_LIVINGWAY","……わかりました。
是非、お願いいたしますわ。"
221,"TEXT_VOICEMAN_06002_002150_URIANGER","お聞きのとおりです。
私はここに残り、レポリットとともに月を整えます。"
222,"TEXT_VOICEMAN_06002_002160_URIANGER","サンクレッド、あなたはまさか、
リーンを見捨てるような選択はしないでしょう?"
223,"TEXT_VOICEMAN_06002_002170_URIANGER","ほかの皆さんも、同様です。
きっと最後の瞬間まで、星を捨てず、
鏡像世界を犠牲にしない方法を探すでしょう。"
224,"TEXT_VOICEMAN_06002_002180_URIANGER","……だからこそ、です。
いざというときは月で逃げられる段取りがされていた方が、
そちらも、心置きなく足掻けるかと。"
225,"TEXT_VOICEMAN_06002_002190_THANCRED","わかった。
俺たちがしくじったら、あの星の連中を、
必ずお前が救ってやってくれ。"
226,"TEXT_VOICEMAN_06002_002200_URIANGER","ええ、そのようなときには、
「あなた方ごと」引っ張り上げますので……ご容赦を。"
227,"TEXT_VOICEMAN_06002_002210_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>これは懐かしい。
……どうしてその花を?<UIForeground>01</UIForeground>"
228,"TEXT_VOICEMAN_06002_002220_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>なるほど、ヴェーネスらしい話だ。<UIForeground>01</UIForeground>"
229,"TEXT_VOICEMAN_06002_002230_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>だとすれば、その花を標として進んだ先には、
私たちですら知らない彼女の真意が、
隠されているかもしれないな。<UIForeground>01</UIForeground>"
230,"TEXT_VOICEMAN_06002_002240_WATCHEROFMOON","<UIForeground>F20223</UIForeground>覚えておくといい。
その花は、我々の時代には「エルピス」と呼ばれていた。<UIForeground>01</UIForeground>"
231,"TEXT_VOICEMAN_06002_002250_LIVINGWAY","あの……勝手に焦ってしまって、あなた方にも失礼を……。
本当に申し訳ありませんでしたわ……。"
232,"TEXT_VOICEMAN_06002_002260_YSHTOLA","おあいこよ、こちらも強行手段に出てしまったし。
グローウィングウェイたちに謝っておいてもらえると助かるわ。"
233,"TEXT_VOICEMAN_06002_002270_LIVINGWAY","承知いたしました。
わたくしたちは、ひとまず、ヒトについて学びながら、
地上の皆様の決断をお待ちしますわ。"
234,"TEXT_VOICEMAN_06002_002280_LIVINGWAY","それにあたって、「協力者」のことを、
お伝えしようと思うのですが……。"
235,"TEXT_VOICEMAN_06002_002290_YSHTOLA","ああ、大丈夫よ。
どうせ、シャーレアンの哲学者議会でしょう?"
236,"TEXT_VOICEMAN_06002_002300_LIVINGWAY","ご、ご存知でしたの!?"
237,"TEXT_VOICEMAN_06002_002310_YSHTOLA","状況からみて、ね。
あなたたちの話していた「協力者」の行動に、
彼らの動きが当てはまっていたのよ。"
238,"TEXT_VOICEMAN_06002_002320_YSHTOLA","査問会にかけられてまで、
ラヴィリンソスや禁書庫を調査しておいた甲斐があったわ。"
239,"TEXT_VOICEMAN_06002_002330_YSHTOLA","詳しい話は、地上に戻ってからにしましょうか?
アルフィノたちも待ちわびているでしょうしね。"
240,"TEXT_VOICEMAN_06002_002340_BARNIER","あー、皆の者、静粛に! 静粛に!"
241,"TEXT_VOICEMAN_06002_002350_BARNIER","まずは、急な召集に応じてくれたことに、深く感謝しよう。"
242,"TEXT_VOICEMAN_06002_002360_BARNIER","今日これからする話は、シャーレアンの今後……
いや、世界の今後にまつわる重大なもの。"
243,"TEXT_VOICEMAN_06002_002370_BARNIER","ゆえに、あえて旧き議会の在り方にのっとり、
できるかぎりすべての市民に集まってもらったのだ。"
244,"TEXT_VOICEMAN_06002_002380_BARNIER","近頃、国外において、
テロフォロイと名乗る集団が騒ぎを起こしているのを、
耳にした者もいるだろう。"
245,"TEXT_VOICEMAN_06002_002390_BARNIER","それ自体は、人の世にありふれた騒乱にすぎない。
しかし、彼らが「終末」という言葉を用いたことで、
哲学者議会は警戒を強めていたのだ。"
246,"TEXT_VOICEMAN_06002_002400_BARNIER","我々はかつて、さるお方から、予言を預かった……。"
247,"TEXT_VOICEMAN_06002_002410_BARNIER","終末の災厄を招かんとする者、地に名を馳せしとき、
真なる終末が、天より注ぎて星を喰らわん……。"
248,"TEXT_VOICEMAN_06002_002420_SHARLAYANCITIZENA","聞いたことのない予言だ。"
249,"TEXT_VOICEMAN_06002_002430_SHARLAYANCITIZENB","不吉だわ……災いを暗示しているのかしら。"
250,"TEXT_VOICEMAN_06002_002440_BARNIER","まあ待て。
具体的に話したいところだが、そのためにはまず、
我々に掛けられた魔法を解かねばならん。"
251,"TEXT_VOICEMAN_06002_002450_LEGISLATORA","……我らの言の葉を覆うものよ、消えたまえ。
戒めは、ことごとく解けよ。"
252,"TEXT_VOICEMAN_06002_002460_BARNIER","これでようやく、我々が抱えてきた使命を明らかにできる。
……あとは頼めるかね?"
253,"TEXT_VOICEMAN_06002_002470_FOURCHENAULT","承知しました……。"
254,"TEXT_VOICEMAN_06002_002480_FOURCHENAULT","遡ること、およそ270年前……
我らが祖先は、低地ドラヴァニアにて、星海探索を敢行した。"
255,"TEXT_VOICEMAN_06002_002490_FOURCHENAULT","それについては、皆も知るところだろう。
だが、その真なる成果は、議会によって秘されてきた……。"
256,"TEXT_VOICEMAN_06002_002500_FOURCHENAULT","彼らは探索の最中で邂逅したのだ。
星の意志、ハイデリンに。"
257,"TEXT_VOICEMAN_06002_002510_FOURCHENAULT","ハイデリンは我らの祖先に、先の予言を……
星を終焉に導くような災厄が訪れる可能性を示唆し、
同時に、ひとつの救いを提示した。"
258,"TEXT_VOICEMAN_06002_002520_FOURCHENAULT","月は、巨大な船である……と。
そこに地上の生命を運び、新天地を目指すように教えたのだ。"
259,"TEXT_VOICEMAN_06002_002530_FOURCHENAULT","さながら、方舟によって大洪水による破滅を逃れた、
我らが始祖ニュンクレフのように。"
260,"TEXT_VOICEMAN_06002_002540_BARNIER","事実、月にはハイデリンの擁する協力者がおり、
我々は幾度か、彼らと交信を行ってきた。"
261,"TEXT_VOICEMAN_06002_002550_BARNIER","以て予言を事実になりうるものだと確信した我らは、
この国を発展させると同時に、
月へと運び出すべき知恵を、収集してきたのだ。"
262,"TEXT_VOICEMAN_06002_002560_SHARLAYANCITIZENA","それを今明かしたということは……
まさか、その災厄の到来が近いのですか!?"
263,"TEXT_VOICEMAN_06002_002570_BARNIER","月の協力者から、時来れりの信号があった。
もはや、いつ星が終焉を迎えてもおかしくない。"
264,"TEXT_VOICEMAN_06002_002580_BARNIER","よって、我らはこれより、この星からの「大撤収」を行う。"
265,"TEXT_VOICEMAN_06002_002590_BARNIER","本計画を主導するのは、
低地ドラヴァニアからの大撤収でも手腕を振るった、
彼、フルシュノ氏だ。"
266,"TEXT_VOICEMAN_06002_002600_FOURCHENAULT","知恵ある者よ、賢き同胞よ。
これから起こる未曽有の危機は、いまだかつてないほど、
世界を混乱に陥れるだろう。"
267,"TEXT_VOICEMAN_06002_002610_FOURCHENAULT","ゆえにこそ、我らシャーレアンの民は、
冷静に、淀みなく、世界の救済に向けて進まなければならない。"
268,"TEXT_VOICEMAN_06002_002620_FOURCHENAULT","断言しよう。
我らの叡智は、それを果たすに足るものだと。"
269,"TEXT_VOICEMAN_06002_002630_FOURCHENAULT","皆が良き船員となり、凛々しきニュンクレフとなるのだ。
必ずやこの荒波を乗り越え、
災厄後の新時代を、ともに生きよう。"
270,"TEXT_VOICEMAN_06002_002640_BARNIER","具体的な方策は、追って、各機関より伝達する。
焦らずに普段の仕事を維持しつつ、指示に従ってほしい。
……では、解散!"
271,"TEXT_VOICEMAN_06002_002650_ALISAIE","ねえ、アルフィノ……
この前、お母様から言われたことを覚えてる?"
272,"TEXT_VOICEMAN_06002_002660_ALISAIE","お父様が議員としての活動に心血を注ぐようになったのは、
私たちが生まれてからだ、って。"
273,"TEXT_VOICEMAN_06002_002670_ALISAIE","その活動っていうのが、星からの脱出計画を進めることなら……
お父様が逃がしたかったのは……。"
274,"TEXT_VOICEMAN_06002_002680_ALPHINAUD","ああ……きっと、そうだったのだろうね。"
275,"TEXT_VOICEMAN_06002_002690_ALPHINAUD","すまない、少しだけ時間をもらってもいいだろうか?
一言、父と話してきたいんだ。"
276,"TEXT_VOICEMAN_06002_Q3_000_001_NONE_VOICE","何と言う?"
277,"TEXT_VOICEMAN_06002_A3_000_001_NONE_VOICE","わかった、しっかり"
278,"TEXT_VOICEMAN_06002_A3_000_002_NONE_VOICE","また口論にならないように"
279,"TEXT_VOICEMAN_06002_002700_ALPHINAUD","ありがとう。
……ちゃんと伝えてくるよ。"
280,"TEXT_VOICEMAN_06002_002710_ALPHINAUD","わかった、十分に注意するよ。"
281,"TEXT_VOICEMAN_06002_002720_ALISAIE","私も一緒に行くわ。
伝えたいことは同じでしょうけど。"
282,"TEXT_VOICEMAN_06002_002730_FOURCHENAULT","……どうした。
また、逃げずに戦えとでも言いにきたのか?"
283,"TEXT_VOICEMAN_06002_002740_ALPHINAUD","いいえ、私たちは哲学者議会の計画に反対はしません。
逃げることを望む人を、安全に逃がしてあげてほしい。"
284,"TEXT_VOICEMAN_06002_002750_ALPHINAUD","月には、お父様もご存知の、ウリエンジェが留まっています。
何かあれば、彼がシャーレアンと月のクルーたちを、
繋いでくれるでしょう。"
285,"TEXT_VOICEMAN_06002_002760_FOURCHENAULT","……お前たちは、どうするつもりだ。"
286,"TEXT_VOICEMAN_06002_002770_ALPHINAUD","私たちは、さまざまな土地を旅し、
多くの文化や人に触れてきました。"
287,"TEXT_VOICEMAN_06002_002780_ALPHINAUD","そこかしこに、地図や書物で見るだけでは測り切れないような、
時間と想いの積み重ねがあった……。"
288,"TEXT_VOICEMAN_06002_002790_ALPHINAUD","そうしたものを護り、愛し、求め、
ときに命を懸けて挑んだ人たちを、大勢見てきました。
彼らはこの大地と、この星とともに生きているのです。"
289,"TEXT_VOICEMAN_06002_002800_ALPHINAUD","それだけじゃない。
シャーレアンや月の技術をもってしても救えない場所にだって、
かけがえのない仲間がいる……。"
290,"TEXT_VOICEMAN_06002_002810_ALPHINAUD","だから私は、今度こそ胸を張って、こう答えましょう。"
291,"TEXT_VOICEMAN_06002_002820_ALPHINAUD","彼らのために、彼らとともに、私は戦い続けると。
ときに声を張り、ときに武器を抜きながら。"
292,"TEXT_VOICEMAN_06002_002830_ALISAIE","わかってくれって、もう言わないわ。
ただ、お父様にも見ていてほしい。"
293,"TEXT_VOICEMAN_06002_002840_ALISAIE","子どもだからできないとか、
賢い者は争いを避けるべきだとか、
そういう決めつけはなしで……。"
294,"TEXT_VOICEMAN_06002_002850_ALISAIE","私たちが走っていく姿、ちゃんと見ててよね。"
295,"TEXT_VOICEMAN_06002_002860_FOURCHENAULT","邪魔をしないならば、それでいい。"
296,"TEXT_VOICEMAN_06002_002870_YSHTOLA","いい啖呵だったんじゃない?
……かっこよかったわよ、ふたりとも。"
297,"TEXT_VOICEMAN_06002_002880_ESTINIEN","あそこまで言い切ったんじゃ、
無策だってなんだって、そうそう音を上げられないな。"
298,"TEXT_VOICEMAN_06002_002890_ALISAIE","上げないわよ。
最後の最後まで、ここで生きたい人がいるかぎり、
終末に立ち向かってやるわ。"
299,"TEXT_VOICEMAN_06002_002900_THANCRED","だとしたら、一度しっかり休んでおかないとな。
ここのところ、それぞれ強行軍だったんだ。"
300,"TEXT_VOICEMAN_06002_002910_THANCRED","とくにお前は、ゾディアークとの戦いも含めてブッ続けだろう。
今日はもう、ふらふら出歩かずに分館で休めよ?"
301,"TEXT_VOICEMAN_06002_002920_ALPHINAUD","それじゃあ、みんなで帰ろうか。
……また明日から、戦うために!"
302,"TEXT_VOICEMAN_06002_002930_ENDSINGER","ラ~~"
303,"TEXT_VOICEMAN_06002_002940_SYSTEM_NONE_VOICE","ノックに続いて、自分の名を呼ぶ声がする。
この声は……"
304,"TEXT_VOICEMAN_06002_Q4_000_001_NONE_VOICE","誰の声?"
305,"TEXT_VOICEMAN_06002_A4_000_001_NONE_VOICE","アルフィノだ"
306,"TEXT_VOICEMAN_06002_A4_000_002_NONE_VOICE","アリゼーだ"
307,"TEXT_VOICEMAN_06002_A4_000_003_NONE_VOICE","サンクレッドだ"
308,"TEXT_VOICEMAN_06002_A4_000_004_NONE_VOICE","ヤ・シュトラだ"
309,"TEXT_VOICEMAN_06002_A4_000_005_NONE_VOICE","グ・ラハ・ティアだ"
310,"TEXT_VOICEMAN_06002_A4_000_006_NONE_VOICE","エスティニアンだ"
311,"TEXT_VOICEMAN_06002_002950_ALPHINAUD","やあ……もしかして、もう休んでいたかな?"
312,"TEXT_VOICEMAN_06002_002960_ALPHINAUD","よかった。
眠る前に、どうしても君に伝えておきたいことがあったんだ。"
313,"TEXT_VOICEMAN_06002_002970_ALPHINAUD","……ガレマルドで、
はじめてテルティウム駅を訪ねたときのことだ。"
314,"TEXT_VOICEMAN_06002_002980_ALPHINAUD","私は、ユルスたちと……
クイントゥス殿とも、話せてよかったと思っている。"
315,"TEXT_VOICEMAN_06002_002990_ALPHINAUD","けれどあのとき、
もしかしたら君だって、首輪をつけられていたかもしれない。
そうでなくても、危険な目にあっていたかもしれない。"
316,"TEXT_VOICEMAN_06002_003000_ALPHINAUD","私たちが選んだことで、
君をつき合わせてしまったことに、ちゃんと謝罪を……"
317,"TEXT_VOICEMAN_06002_003010_ALPHINAUD","……いいや、感謝を伝えたいんだ。"
318,"TEXT_VOICEMAN_06002_003020_ALPHINAUD","ありがとう。
君にはもう何度、これを伝えたかわからないけれど……
それでもやっぱり、そう思うよ。"
319,"TEXT_VOICEMAN_06002_003030_ALPHINAUD","明日からも戦いは続く……
あるいは本番はこれからなのだとすると、
折り入って話すには早かったかもしれない。"
320,"TEXT_VOICEMAN_06002_003040_ALPHINAUD","でも、父に返答ができた今だからこそ、
君に言っておきたかったんだ。"
321,"TEXT_VOICEMAN_06002_003050_ALPHINAUD","それじゃあ、私はこれで……
お礼を言うために休息の邪魔をしては、本末転倒だからね。"
322,"TEXT_VOICEMAN_06002_003060_ALPHINAUD","私も、アレンヴァルドへの手紙を書いたら休むよ。
……明日からもまた、がんばろう。"
323,"TEXT_VOICEMAN_06002_003070_ALISAIE","……ふふ、夜食を期待した?
残念、ちょっと迷ったけど、今日は手ぶらよ。"
324,"TEXT_VOICEMAN_06002_003080_ALISAIE","寝る前に、少しあなたと話がしたくてね。
長くはならないから、ここでいいわ。"
325,"TEXT_VOICEMAN_06002_003090_ALISAIE","ガレマルドで、あなたの身体が、
ゼノスに乗っ取られた事件があったでしょう?"
326,"TEXT_VOICEMAN_06002_003100_ALISAIE","あなたの魂が身体に戻って、目覚めるまでの間、
すごく実感したことがあったの……。"
327,"TEXT_VOICEMAN_06002_003110_ALISAIE","ああ、この人だって、必ず無事でいられる保証はないんだって。"
328,"TEXT_VOICEMAN_06002_003120_ALISAIE","そんなの、当たり前よね。
私だってわかってたし……わかってたけど……怖かった。"
329,"TEXT_VOICEMAN_06002_003130_ALISAIE","だからね、明日からの戦いで、
ちゃんと自分の身も護りなさいよって念押ししにきたの。"
330,"TEXT_VOICEMAN_06002_003140_ALISAIE","そりゃあ、最後まで戦うって啖呵を切ったのは私だけど!
でも、みんなに無事でいてほしいって思うのも嘘じゃないわ。"
331,"TEXT_VOICEMAN_06002_003150_ALISAIE","……よろしい!
それじゃあ、約束だからね。"
332,"TEXT_VOICEMAN_06002_003160_ALISAIE","それから、お父様に言ったこと……
走っていく姿を、ちゃんと見ててほしいって話。"
333,"TEXT_VOICEMAN_06002_003170_ALISAIE","あれ、あなたにも言ってるんだからね。
そっちも、約束!"
334,"TEXT_VOICEMAN_06002_003180_THANCRED","ああ、休もうってときに、悪いな。"
335,"TEXT_VOICEMAN_06002_003190_THANCRED","お前に折り入って頼みがあるんだが……
今、大丈夫か?"
336,"TEXT_VOICEMAN_06002_003200_THANCRED","助かる……。
なに、身構えずとも、悪い報せってわけじゃないさ。"
337,"TEXT_VOICEMAN_06002_003210_THANCRED","……まだ先は見通せないが、
俺たちはこれから、終末の災厄に抗うことになるだろう。"
338,"TEXT_VOICEMAN_06002_003220_THANCRED","それにあたって、だ。
ウリエンジェの言っていたとおり、
俺は、第一世界を……リーンを見捨てる選択はできない。"
339,"TEXT_VOICEMAN_06002_003230_THANCRED","だからこそ、冷静な状況判断ができるか怪しい。
引き上げどきが来たとしても、それを認めないだろう。"
340,"TEXT_VOICEMAN_06002_003240_THANCRED","そうなったときは……
躊躇はいらない、ブン殴ってやってくれ。"
341,"TEXT_VOICEMAN_06002_003250_THANCRED","「暁」の連中は、なんだかんだ、
お前も含めて付き合いがいいからな……。"
342,"TEXT_VOICEMAN_06002_003260_THANCRED","今のうちに頼んでおかないと、
気づいたら全員そろって負け戦に身を投じてた……
なんてことになりかねない。"
343,"TEXT_VOICEMAN_06002_003270_THANCRED","……まったく、そんな心配ができるだなんて、
俺もずいぶん贅沢者になったもんだ。"
344,"TEXT_VOICEMAN_06002_003280_THANCRED","で、引き受けてもらえるか?
俺としては、いちばん頼れる奴に依頼しに来たんだが。"
345,"TEXT_VOICEMAN_06002_003290_THANCRED","フッ、交渉成立だな。"
346,"TEXT_VOICEMAN_06002_003300_THANCRED","おかげで、少しばかり気が軽くなった。
あとは俺にできることを、やり尽くすだけだ。"
347,"TEXT_VOICEMAN_06002_003310_THANCRED","それじゃ、また休憩のあとでな。
俺が訪ねてきたことは内緒にしておいてくれよ?
休めと言っておきながら……って叱られそうだからな。"
348,"TEXT_VOICEMAN_06002_003320_YSHTOLA","こんばんは、起きていてくれてよかったわ。"
349,"TEXT_VOICEMAN_06002_003330_YSHTOLA","とりあえず……そのまま、動かないでいてもらえて?"
350,"TEXT_VOICEMAN_06002_003340_YSHTOLA","……問題はなさそうね。"
351,"TEXT_VOICEMAN_06002_003350_YSHTOLA","ほら、あなた、第一世界で戦っていたときに、
大罪喰いが放出した光をため込んでいたでしょう?"
352,"TEXT_VOICEMAN_06002_003360_YSHTOLA","そういう前科があるから、
ゾディアークを倒しても異変がなかったか、
改めて視ておこうと思ったのよ。"
353,"TEXT_VOICEMAN_06002_003370_YSHTOLA","リーンがいない以上、
気づいてあげられるのは私くらいでしょうしね。"
354,"TEXT_VOICEMAN_06002_003380_YSHTOLA","仕方のない状況だったとはいえ、
あのゾディアークと真っ向勝負だなんて……。"
355,"TEXT_VOICEMAN_06002_003390_YSHTOLA","その前は別人の身体に入れられていたし、
あなた、何か物騒な呪いでもかけられているのではなくて?"
356,"TEXT_VOICEMAN_06002_003400_YSHTOLA","……というのは冗談だとしても。
第一世界で、アーモロートを訪れたころのあなたの魂は、
本当に亀裂だらけだったのよ。"
357,"TEXT_VOICEMAN_06002_003410_YSHTOLA","見せられるものなら、戒めに見せてあげたいくらい。
私はもう二度と……あんな痛々しいもの、視たくないわ。"
358,"TEXT_VOICEMAN_06002_003420_YSHTOLA","わかったら、ときには自分を大事になさいな。
それから、何かあったら相談すること。
……理解できて?"
359,"TEXT_VOICEMAN_06002_003430_YSHTOLA","なら、私は退散するわ。
シャーレアンの夜は冷えるから、あたたかくして、
きちんとベッドに入って眠るのよ。"
360,"TEXT_VOICEMAN_06002_003440_YSHTOLA","アジントタ……よい夜を。"
361,"TEXT_VOICEMAN_06002_003450_GRAHATIA","ああ、ええと、急にすまない……!
あんたに話があってだな……その、少し、いいか……?"
362,"TEXT_VOICEMAN_06002_003460_GRAHATIA","よかった……。
しばらく、落ち着いて話せる夜は、
来ないかもしれないと思ったからさ。"
363,"TEXT_VOICEMAN_06002_003470_GRAHATIA","……これから話すことは、オレの勝手な心配だ。
杞憂で済むなら、それはそれで構わない。"
364,"TEXT_VOICEMAN_06002_003480_GRAHATIA","ゼノスがあんたと戦うために、多くの犠牲を出したこと。
そして、ゾディアークの消滅に立ち会ってしまったこと……"
365,"TEXT_VOICEMAN_06002_003490_GRAHATIA","その事実が、あんたを締めつけるときが来るかもしれない。
これから本当に災厄が起こるんだとしたら、なおのことだ。"
366,"TEXT_VOICEMAN_06002_003500_GRAHATIA","だから、オレは……"
367,"TEXT_VOICEMAN_06002_003510_GRAHATIA","あんたが生きることで背負った重荷を、
あんたが生きることを願ったオレにも、わけてほしい。"
368,"TEXT_VOICEMAN_06002_003520_GRAHATIA","すべてを肩代わりできないとしても、
一緒に歩いて、ときどき荷物を預かれる奴がいるってこと、
忘れないでいてほしい。"
369,"TEXT_VOICEMAN_06002_003530_GRAHATIA","幸い、オレは今、あんたのおかげですごく身軽なんだ。
……少しくらいは、わかちあわせてくれ。"
370,"TEXT_VOICEMAN_06002_003540_GRAHATIA","そのかわり、嬉しいこともわけてもらうからな!"
371,"TEXT_VOICEMAN_06002_003550_GRAHATIA","良い出来事ばかりじゃないが……それでもきっと、
オレはいつかこの戦いを、輝かしかった日々として思い返すよ。"
372,"TEXT_VOICEMAN_06002_003560_GRAHATIA","みんなと査問会に掛けられたことや、雪中の行軍、
この部屋で夕飯を食ったことだって……。"
373,"TEXT_VOICEMAN_06002_003570_GRAHATIA","そういうのを、これからもたくさんもらうんだ。
冒険に連れてってくれるって言ったのはあんたなんだから、
覚悟しろよな!"
374,"TEXT_VOICEMAN_06002_003580_GRAHATIA","は、話はそれだけだ……貴重な休みを邪魔して悪かった……。
明日からに備えて、今夜はよく休んでくれ……。"
375,"TEXT_VOICEMAN_06002_003590_GRAHATIA","それじゃあ、おやすみ。
……良い夢を。"
376,"TEXT_VOICEMAN_06002_003600_ESTINIEN","……よう、邪魔するぞ。"
377,"TEXT_VOICEMAN_06002_003610_ESTINIEN","アルフィノとアリゼーが部屋に押しかけてきてな。
やれメシを食えだの支度をしろだの……。"
378,"TEXT_VOICEMAN_06002_003620_ESTINIEN","面倒になったから、逃げてきた。
案の定、今日はこっちの方が静かそうだな。"
379,"TEXT_VOICEMAN_06002_003630_ESTINIEN","まったく……お前たちはよくやるもんだ。"
380,"TEXT_VOICEMAN_06002_003640_ESTINIEN","竜詩戦争に飛び込んできたときもそうだったが、
あれと負けず劣らずの厄介事に、
こうも首を突っ込んでいくとはな……。"
381,"TEXT_VOICEMAN_06002_003650_ESTINIEN","俺は正直、いにしえの蛮神だの、終末の災厄だのに、
理解が及んじゃいない。"
382,"TEXT_VOICEMAN_06002_003660_ESTINIEN","ただ、アルフィノの……
お前たちの信念に槍を貸したんだ。"
383,"TEXT_VOICEMAN_06002_003670_ESTINIEN","必要とされているかぎり、それを振るうだけだ。
これから始まる戦いが、どれだけ絶望的なものであってもな。"
384,"TEXT_VOICEMAN_06002_003680_ESTINIEN","だからまあ、そうだな……
俺は俺で、納得してここに立ってるってわけだ。"
385,"TEXT_VOICEMAN_06002_003690_ESTINIEN","気にせず、使い倒すつもりで使え。
戦果だけは、十分に上げてやるさ。"
386,"TEXT_VOICEMAN_06002_003700_ESTINIEN","さてと……そろそろ追手が掛かるころか。
悪いが、通らせてもらうぞ。"
387,"TEXT_VOICEMAN_06002_003710_ESTINIEN","もしアルフィノたちが来たら「知らない」で通せよ。"
388,"TEXT_VOICEMAN_06002_003720_ESTINIEN","じゃあな、相棒。"
389,"TEXT_VOICEMAN_06002_003730_SYSTEM_NONE_VOICE","しばらく前 アラミガン・クォーター"
390,"TEXT_VOICEMAN_06002_003740_ALAMHIGANCITIZENA","ここから見えていた、あの不気味な塔……
消えてくれて本当によかったわね。"
391,"TEXT_VOICEMAN_06002_003750_ALAMHIGANCITIZENB","なんでも、例のイルサバード派遣団が、
帝都で元凶を排除したらしい。
それで、各地の塔もキレイサッパリだそうだ。"
392,"TEXT_VOICEMAN_06002_003760_ALAMHIGANCITIZENA","ありがたいわ……。
ラウバーン様たちが防備を固めてくれていたのもあって、
大きな被害が出なかったのが、不幸中の幸いよ。"
393,"TEXT_VOICEMAN_06002_003770_ALAMHIGANCITIZENA","でも、派遣団といえば、
ガレマルドから帝国人のテンパードを大勢連れてきたとか……。
大丈夫なのかしら……。"
394,"TEXT_VOICEMAN_06002_003780_ALAMHIGANCITIZENB","ラウバーン様の説明によると、
エオルゼア諸国で分担して彼らの治療にあたるらしいが、
うちには当面、迎え入れる予定はないらしい。"
395,"TEXT_VOICEMAN_06002_003790_ALAMHIGANCITIZENA","そう……。
褒められたことじゃないでしょうけど、
少し安心しちゃったわ。"
396,"TEXT_VOICEMAN_06002_003800_ALAMHIGANCITIZENA","同じアラミゴ人の中でだって、帝国に与していた人たちと、
どう向き合ったらいいのか悩むことがあるもの……。"
397,"TEXT_VOICEMAN_06002_003810_ALAMHIGANCITIZENB","そうだな……。
アラガーナの長が中心になって、
そのあたりを支援する活動が始まったとは聞くが……。"
398,"TEXT_VOICEMAN_06002_003820_SYSTEM_NONE_VOICE","一方 イシュガルド――"
399,"TEXT_VOICEMAN_06002_003830_ERENVILLE","……こりゃあ、また、ずいぶんと大胆なご依頼だな。"
400,"TEXT_VOICEMAN_06002_003840_ERENVILLE","さて、どうしたもんか……"
401,"TEXT_VOICEMAN_06002_003850_ERENVILLE","……ん?"
402,"TEXT_VOICEMAN_06002_003860_ERENVILLE","おい、大丈夫か?"
403,"TEXT_VOICEMAN_06002_003870_ERENVILLE","今、何か……気のせいか……?"
404,"TEXT_VOICEMAN_06002_003880_ERENVILLE","各地の塔は消え去って、
帝国の動向も落ち着きを見せはじめた……"
405,"TEXT_VOICEMAN_06002_003890_ERENVILLE","だってのに、どうにも空気が重たいのは……何だ?"