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0,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_00","彷徨う階段亭のグリナードは、冒険者の凱旋を待ちわびていたようだ。"
1,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_01","サイエラから、悪しき存在の討伐を依頼された。クリスタリウムの天蓋の座で「サイエラ」と話そう。"
2,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_02","悪しき存在というのは、四使徒が生まれる要因となった「すべての元凶」だという。コルシア島の偏屈者の小屋で「サイエラ」と話そう。"
3,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_03","すべての元凶とは、かつてアルバートたちと旅をともにしていたシルヴァだという。アム・アレーンのアンバーフィールドで「サイエラ」と話そう。"
4,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_04","シルヴァは、ナイルベルトが捨てた「追慕の心」を盗み、自らの力に変えたという。ラケティカ大森林のシチュア湿地で「サイエラ」と話そう。"
5,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_05","シルヴァは、レンダ・レイからも、彼女が捨てた「自由なる心」を盗んだらしい。イル・メグのリェー・ギア城で「サイエラ」と話そう。"
6,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_06","シルヴァは、ブランデンが捨て去った「温情の心」も盗み、己の力にしていたらしい。コルシア島のトメラの村で「サイエラ」と話そう。"
7,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_07","シルヴァは、ラミットが捨てた「伝統の心」を盗み、仲間にも知られることなく、人知を超えた力を手にしたらしい。サイエラは、アルバートたちが倒した「影の王」の正体に、冒険者が気づいているのではないかと問いかけた。決戦の地、レイクランドのラクサン城にある「<Sheet(EObj,2010361,0)/>」で待機して、周囲を見張ろう。"
8,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_08","冒険者の前に剣を手に現れたサイエラ。彼女は、「影の王」となりアルバートたちに立ちはだかった「シルヴァ」だった。彼女の正体は、第十三世界で生まれた、英雄のなり損ないだった。シルヴァは、四使徒を討った冒険者に討たれたいと、ここまで冒険者を導いたのだった。冒険者と話すことで、シルヴァは死すことなく、酒場に戻って真実を伝える語り部となることを決めた。彷徨う階段亭に戻り「サイエラ」と話そう。"
9,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_09","サイエラは、彼女自身ができなかったぶん、冒険者には真の英雄として歩み続けてほしいようだ。"
10,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_10",""
11,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_11",""
12,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_12",""
13,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_13",""
14,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_14",""
15,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_15",""
16,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_16",""
17,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_17",""
18,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_18",""
19,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_19",""
20,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_20",""
21,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_21",""
22,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_22",""
23,"TEXT_LUCKBZ001_03629_SEQ_23",""
24,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_00","天蓋の座のサイエラと話す"
25,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_01","偏屈者の小屋のサイエラと話す"
26,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_02","アンバーフィールドのサイエラと話す"
27,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_03","シチュア湿地のサイエラと話す"
28,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_04","リェー・ギア城のサイエラと話す"
29,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_05","トメラの村のサイエラと話す"
30,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_06","ラクサン城の<Sheet(EObj,2010361,0)/>で待機"
31,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_07","彷徨う階段亭のサイエラと話す"
32,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_08",""
33,"TEXT_LUCKBZ001_03629_TODO_09",""
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48,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_000","おお、我らが英雄の凱旋だな!"
49,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_001","なんだ、忘れちまったのか?
この酒場から「四使徒」を倒す英雄が現れたら、
俺としても誇らしいって話をしたことをよ!"
50,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_002","あの時は「夜」の訪れで舞い上がってたから、
冗談半分で言ったんだが、まさかすべての使徒を倒すとはな!
まさしく英雄……いや、大英雄だぜ!"
51,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_003","私はマスターと違って、
最初にお目にかかったときから信じていましたよ?
貴方が、四使徒を倒してくれるって……。"
52,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_004","ハッ……調子のいいヤツめ!"
53,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_005","が、そんな話はともかく、せっかく来店してくれたんだ。
一杯奢るから、罪喰いとの戦いの旅について聞かせてくれ!"
54,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_006","なんて……なんて、ヤツらなんだ……。
どうやら、俺は四使徒たち……
いや、「光の戦士たち」のことを誤解していたようだぜ……。"
55,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_007","命がけで、悪しき存在を倒したはずなのに、
それが世界の崩壊に……「光の氾濫」に繋がっちまうだなんて!"
56,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_008","彼らの魂に安らぎあれ!
今日、この一杯は、彼らに捧げよう……!"
57,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_009","まったく、相変わらずマスターは情にもろいんだから……。
さあ、マスター、愉しいお話はここまでにして、
お客さんの相手をしてきてくださいな。"
58,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_010","やれやれ、この店にサイエラがいるかぎり、
俺の方には安息が訪れることはなさそうだぜ。
じゃあな、英雄! いつでも、立ち寄ってくれよ!"
59,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_011","<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>さん、
本日は貴重な話をありがとうございました。
その上で、厚かましいのですが……聞いてほしい話があるのです。"
60,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_012","まだ、残っているのですよ。
倒すべき……存在してはならない悪しき存在が……。
四使徒を倒した貴方に、ぜひその討伐を依頼したいのです。"
61,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_013","もしも興味を持ってくださるのでしたら、
「天蓋の座」にいらしてください。
どうか、よろしくお願いします。"
62,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_020","サイエラのヤツ、俺を仕事に追いやっておきながら、
急用があるとかで帰っちまいやがった……。
どうしたってんだ?"
63,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_030","来てくださったのですね。
貴方は、やはり私が思ったとおりの人です。"
64,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_031","倒すべき悪しき存在がいると知れば無視はできず、
助けを求められれば、つい手を差し伸べてしまう。
やはり、貴方は「良い人」です……。"
65,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_032","フフ、そう身構えないでくださいな。
討伐すべき悪しき存在がいるという話は、嘘などではありません。
しかも、あの四使徒が生まれる要因となった者なのです。"
66,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_033","酒場のウェイトレスに過ぎない私が、
そのような依頼を持ちかけるのが不思議ですか?"
67,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_034","ですが、話の順序が逆なのです……。
私は、一連の事件に終止符を打つために酒場で働き、
四使徒を倒せる人材を探し、賞金稼ぎたちに紹介したのですから。"
68,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_035","すでに倒すべき「すべての元凶」の正体は、目星がついています。
ですが、その者を追うには、根気がいることでしょう。"
69,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_036","どうか長旅となる覚悟をした上で、来てください。
最初の手がかりがあるのはコルシア島……
「偏屈者の小屋」にて、お待ちしております。"
70,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_040","はるばる、ご足労いただき、ありがとうございます。
どうやら私と同様、しっかりと長旅の準備を、
整えてきてくださったようですね。"
71,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_041","ここは、ある意味において、すべてが始まった場所です。
若き冒険者「アルバート」と癒やし手「ラミット」の出会いの場、
貴方も、その様子を視たのでしょう?"
72,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_042","彼らは若く、未熟でしたが、ある才を秘めていました。
貴方と同じく「英雄」となるべき異能を有していたのです。"
73,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_043","が、その才が開花するのは、後のこと……。
当初は、一介の冒険者として旅し、放浪の騎士「ブランデン」や、
森の狩人「レンダ・レイ」を、仲間に加えていきました。"
74,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_044","そんなときです。
一行にエルフ族の女剣士が加わったのは……。"
75,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_045","何かが引っかかりませんか?
大罪人「光の戦士たち」は、ぜんぶで5人のはず。"
76,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_046","ですが、魔道士「ナイルベルト」と出会う以前に、
今や人々の記憶から忘れ去られた仲間が加わっていたのです。
彼女の名は「シルヴァ」……。"
77,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_047","貴方が視た過去の情景にも、その姿があったはずです。
思い出せましたか?"
78,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_048","彼女こそが「すべての元凶」……
獅子身中の虫だったのです。"
79,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_049","さあ、次の場所へ向かいましょう。
ここで確認したいことは、できましたので……。
次はアム・アレーンの「アンバーフィールド」です。"
80,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_060","お待ちしておりました、<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>さん。
さあ、さっそく物語を再開しましょう。
それが「すべての元凶」に至る近道なのですから……。"
81,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_061","女剣士シルヴァを加え、5名になったアルバート一行は、
当時ナバスアレンの領地だった、アム・アレーンにやってきました。
そして、坑道に住み着いた魔物の討伐依頼を受けます。"
82,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_062","ここで、同じ討伐目標を奪い合う競争相手として出会ったのが、
エルフ族の魔道士「ナイルベルト」でした。"
83,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_063","地震による坑道の崩落という想定外の出来事から、
共闘を余儀なくされたことで、彼らは手を取り合います。
そして、見事に魔物「ボヴァイン」を倒したのでした。"
84,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_064","この時、ナイルベルトは、件の魔物が持つ、
莫大な魔力を秘めた鉱石「魔光石」を求めていたそうです。
次元の狭間へと落ちた、親友を救うために……。"
85,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_065","ですが、魔光石の魔力を大地に還元せねば、
地盤は崩壊し、山に呑まれて多くの人々が生き埋めになる。
結局、ナイルベルトは目の前の人々を救う道を選びました……。"
86,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_066","私心を捨て他者を救う、まさに英雄的な決断を下したとき、
ナイルベルトは不思議な光を放つクリスタルを手にしたそうです。
つまり、これこそが「光の戦士」誕生の瞬間だったのですよ……。"
87,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_067","以降、正式に旅の仲間となったナイルベルトは、
一行の頭脳として活躍し「智慧の魔人」と呼ばれるようになります。
そう、智慧……「プロネーシス」です。"
88,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_068","一方、英雄としての第一歩を踏み出したナイルベルトを見て、
女剣士シルヴァは、内心ほくそ笑んでいたことでしょう……。"
89,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_069","彼女は、彼が捨てた「追慕の心」を盗み、
密やかに自らの力へと変えていたのですから……。"
90,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_070","何のことかわからないですか?
いずれ、理解できますよ。"
91,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_071","さあ、次の手がかりを追いましょう。
少し退屈でしょうが、これは倒すべき元凶を追うには必要なこと。
ラケティカ大森林の「シチュア湿地」まで来てくださいね。"
92,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_080","よくぞ、おいでくださいました。
またも長話になりますが、辛抱してくださいね。"
93,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_081","アム・アレーンでの一件で、冒険者としての名声を高めたことで、
アルバートの一行には、次々と依頼が舞い込むようになります。
彼らがラケティカ大森林を訪れたのは、そんな時分でした。"
94,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_082","その過程で、狩人レンダ・レイは、
付近で狂暴な魔獣「バラム・キツェー」が出没していると知り、
密かに一行を離れ、単独での追跡を決行します。"
95,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_083","なぜなら、その獣こそ、
彼女のかつての仲間を殺した仇だったのです。"
96,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_084","それは、今の仲間を危険にさらさぬための独走でもありましたが、
ノルヴラント随一の魔獣を前に、レンダ・レイは窮地に陥ります。
ですが、アルバートたちは決して彼女を見捨てなかった。"
97,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_085","仲間たちの協力を得て、因縁の大物を仕留めたレンダ・レイは、
ナイルベルトと同様に、光のクリスタルを手にしたといいます。"
98,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_086","そして、これ以降、彼女は仲間のためならば、
どんな危険も顧みない凄腕の射手として、知られるようになります。
が、一方で自由な生き方を捨てもしました……。"
99,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_087","知っていますか?
全盛期の彼女が「勇気の狩人」と呼ばれていたことを……
そう、勇気……つまり「アンドレイア」です。"
100,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_088","そして、シルヴァは、またしても盗みました。
レンダ・レイが捨て去った「自由なる心」を……。"
101,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_089","……ふふ、どうか、ご安心くださいな。
倒すべき「すべての元凶」の痕跡は、しっかりと見つけています。
どうやら、その者もここに来ていたようですね。"
102,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_090","さあ、次の場所へ向かいましょう。
続いて訪れるべきは妖精郷「イル・メグ」の中心、
「リェー・ギア城」です。"
103,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_100","長旅、ご苦労さま……。
私が妖精郷を無事に旅してきたことが不思議ですか?
ふふ……そんな些末なことは置いておいて、物語を続けましょう。"
104,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_101","バラム・キツェーの討伐という偉業を成し遂げ、
一行の名声は、いよいよ「英雄」へと近づいていきます。
その最後のひと押しとなったのが、フッブート王国での事件です。"
105,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_102","当時、この王国では、
次々と領民が魔物に変異するという怪事件が起きていました。"
106,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_103","かつて、王国騎士だったブランデンを、
故郷から切り離すことになったほどの難事件です。
ですが、彼らは旅を通じて経験を積み、大きく成長していました。"
107,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_104","やがて、アルバートたちは、
事件の黒幕が宮廷魔道士であることを突き止め、討ち倒しました。
が、そこに喜びはなく、大きな悲しみを背負うことになります。"
108,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_105","なぜなら、その黒幕タドリクが、
かつてブランデンが忠誠を誓った王女ソールディアを、
魔物へと変えてしまったのですから……。"
109,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_106","守ると誓った王女に乞われ、剣を振り下ろしたブランデン。
その想いたるや……。"
110,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_107","しかし、この悲劇を境に、騎士ブランデンは変わりました。
優しさゆえに迷いを秘めていた剣からは、鈍さが消え去り、
その鋭さは剣聖の域に達したのです。"
111,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_108","あまりの荒々しさゆえに、人々はブランデンをこう呼びました。
鬼の形相で魔を討ち続ける「正義の魔剣士」と……。
そう、正義……「ディカイオシュネー」です。"
112,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_109","もう、おわかりでしょうが、またもシルヴァは盗みました。
ブランデンが捨て去った「温情の心」を……。
彼女は心を盗むたびに、その力を強めていきました。"
113,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_110","急激に剣士として強くなるシルヴァを、アルバートたちは、
修行の成果だと思ったでしょうが……違ったのですよ。"
114,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_111","さて、ここにも「すべての元凶」が現れていたようです。
追い詰めるのも、あと少し……次は、ふたたびのコルシア島。
その山岳部、「トメラの村」に向かいましょう。"
115,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_120","長旅に付き合っていただき、感謝します。
さて、貴方も物語の結末など察しているとは思いますが、
今しばらく、ご辛抱くださいましね。"
116,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_121","フッブート王国の一件は、彼らの名声を確固たるものとしました。
しかし、もうひとつの英雄的行為については、
あまり知られていません。"
117,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_122","発端は、ラケティカ大森林のロンカ遺跡にて、
一行の癒やし手、ラミットが大再生魔法を会得したことによります。"
118,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_123","そもそも、領地から離れないことで知られるドワーフ族の彼女が、
旅に出た目的こそ、件の魔法を修得するためだったのです。
病に侵された妹を救うために……。"
119,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_124","ですが、妹を含む数多くの病人たちを救いながらも、
掟を破ったとして、彼女は永久追放を宣告されてしまいます。"
120,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_125","一族との結びつきを重んじるドワーフ族にとって、
これがいかに酷い仕打ちか……貴方には想像できますか?"
121,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_126","それでもラミットは、失意の底に沈むことなく、
一族の証たる兜を脱ぎ、英雄として生きることを誓いました。"
122,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_127","以後、多くの人々を癒やした彼女は、こう呼ばれました。
思慮深き「節制の導師」と……。
そう、節制……「ソープロシュネー」です。"
123,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_128","そして、シルヴァはラミットが捨て去った「伝統の心」を盗み、
いよいよ、人知を超えた力を手にしていました。
仲間に知られることもなく……。"
124,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_129","一方、アルバートたちは、トメラの村の出来事に前後して、
自分たちが倒すべき相手の影を、おぼろげに掴んでいました。"
125,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_130","その名は「影の王」……
ノルヴラント社会を裏から操り、
不安と混沌を広める謎めいた存在です。"
126,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_131","世界を救うため、英雄として歩む覚悟を決めた彼らは、
多くを犠牲にしながらも、「影の王」との対決を決意します。"
127,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_132","貴方はもう「影の王」の正体に、
気づいているのではありませんか?"
128,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_133","では、私たちも倒すべき「すべての元凶」を追い詰めましょう。
旅の終着点……決戦の地は、レイクランドです。"
129,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_134","私は罠の準備をしてから向かいますので、
貴方は「ラクサン城」のテラスにて、庭を見張っていてください。
よろしくお願いしますね……。"
130,"TEXT_LUCKBZ001_03629_WARRIOROFDARKNESS_000_300","なぜだ、シルヴァ!
なぜ、俺たちを裏切ったッ!
俺とお前は……俺たちは仲間だったんじゃないのか!?"
131,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_301","もちろん、仲間だとも……。
世界を救うため、英雄になると誓いあった大切な仲間だよ。"
132,"TEXT_LUCKBZ001_03629_WARRIOROFDARKNESS_000_302","だったら……!
なんだって、お前が「影の王」なんだよッ!"
133,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_303","それは、お前たちが「光のクリスタル」を得る過程で、
代償として捨て去った心の欠片を集めてきたからさ……!
真の英雄となるためにッ……!"
134,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_304","ナイルベルトが捨てた「追慕の心」は、
闇を友とすることを可能とし、その力を我が物となさしめた!"
135,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_305","レンダ・レイが捨てた「自由なる心」は、
私を人という枷から解き放った!"
136,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_306","ブランデンが捨てた「温情の心」は、
分かたれた命への慈愛となり、私を理想へ突き動かした!"
137,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_307","ラミットが捨てた「伝統の心」は、
私とこの世界との結びつきを強め、古の力を得る鍵となった!"
138,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_308","そして、アルバート……
お前はこれから「友愛の心」を捨てる!
旅の中で友情を育んだ私に、その斧を振り下ろすことによって!"
139,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_309","私は、その心を糧として戦おう!
君を愛するがゆえに……!"
140,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYLVA_000_310","我は「影の王」!
闇に沈みし世界より来たりて、
この世界を砕き、その魂を救う者なり!"
141,"TEXT_LUCKBZ001_03629_WARRIOROFDARKNESS_000_311","うおおおおおおッ!"
142,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_330","どうやら「超える力」によって、私の過去を視たようだね……。"
143,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_331","そう、私こそが6人目の仲間「シルヴァ」だ。
いや違うな……その名すら本名ではない。"
144,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_332","なぜなら私は、君と同じく、
この世界の住人ではないのだから……。"
145,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_333","私は「闇の氾濫」によって滅びた「第十三世界」で生まれ、
故郷を救うことに失敗した、英雄のなり損ないのひとりなのさ。"
146,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_335","「ウヌクアルハイ」と呼ばれる少年の仲間だった者……
と、言えば、「第一世界」に渡ってきた理由も察しが付くだろう?
アシエンの誘いに乗り、次元圧壊を起こそうとしたのさ。"
147,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_340","世界が闇に沈み、命なきヴォイドと化したことを悔やみ、
アシエンの誘いに乗り、ここ「第一世界」へと渡ってきた。
次元圧壊を起こす手助けをするためにね。"
148,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_350","第十三世界で「闇の氾濫」が起きたことで、
対極に位置する第一世界で「光の氾濫」が起きようとしている。
それゆえに、世界の統合を急ぐべきだと説得されたのさ。"
149,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_351","このままでは、やがて「光の氾濫」が起き、
統合する価値すらない、虚無の世界になってしまう。
世界統合を望むアシエンにとっては、避けたい状況だ。"
150,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_001_351","ならば、あえて光を高め得る才ある者たち、
つまりアルバートたち英雄の資質を持つ者たちを集め、
光の増大を制御下に置こうと考えたのだろうさ。"
151,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_002_351","私に与えられたのは、英雄一行に仲間として潜り込み、
その成長を支えつつ、密かに力の一部を奪い取ること……。
そして、己が闇の英雄となり、彼らの歩みを止めることだ。"
152,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_003_351","こうして第一世界を、ギリギリのバランスで保ちつつ、
一方、アシエンたちが原初世界側で霊災のトリガーを引く……。"
153,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_004_351","これが、当時、ミトロンとアログリフの座にあった、
アシエンどもの計画だったわけだが……"
154,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_005_351","結局のところ失敗に終わった。
英雄のなり損ないである私は、英雄が捨てた心を盗むことで、
「影の王」として力を高めたが、それでもなお敗北したのだよ。"
155,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_006_351","敗因は、アルバートが決戦の中でさえ、
「友愛の心」を捨てなかったこと。"
156,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_007_351","あの大馬鹿野郎は、
裏切り者である私すら、本気で救おうとしたのさ。
そして、最後の力を奪えなかった私は、戦いに敗れた……。"
157,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_352","後の展開は、知ってのとおり。
「光の戦士たち」は、そのままミトロンとアログリフを討ち、
懸念されていた「光の氾濫」が発生した……。"
158,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_353","以後、私は滅びゆく世界に取り残され、終わりの時を待ち続けた。
これでも「不滅なる者」の端くれだから、簡単には死ねないし、
すべてを見届けるのが、関与した者の責務にも思えたのでね。"
159,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_354","だが、数年前に「四使徒」が現れた。"
160,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_355","タイミング的には、
君の仲間が第一世界に渡ってきた時期と一致する。
光の使徒の介入を感じ、アシエンが対抗として用意したのだろう。"
161,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_356","ドン・ヴァウスリーあたりに入れ知恵をして、
「光の戦士たち」の遺体で罪喰いを作らせたといったところか……。
彼らの墓は、ユールモア領にあったからな。"
162,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_357","ところがどういうわけか、
かつて自分が裏切った仲間たちの姿をした四使徒を見たとき、
私は、怒りに呑まれ……許してはおけないと感じたんだ。"
163,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_358","罪悪感や後悔がそうさせるのか……
この感情は、自分でも上手く説明はできない。
いずれにせよ、いまさら善人を気取るつもりはないがね。"
164,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_359","ともかく、アシエンを警戒させる存在が現れたのなら、
賭けてみようと思ったのさ。"
165,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_360","だから、サイエラと名乗ってクリスタリウムに移住し、
酒場で働きながら、罪喰い狩りの賞金稼ぎを集め始めた。
いつか来る、アシエンの敵と引き合わせるために……。"
166,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_361","そして、君が現れ……四使徒は討たれた。
彼らの魂にも、ようやく安らぎが訪れたことだろう。"
167,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_362","もはや思い残すことはない……。
「すべての元凶」として、世界を砕こうとした「影の王」として、
真の英雄たる君に討ってもらいたいんだ。"
168,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_363","この世界のために戦い続けた英雄、
「光の戦士たち」の真実を語り終えた今、私の役割は終わった。
身勝手な願いとは重々承知の上だが……どうか私を殺してくれ……。"
169,"TEXT_LUCKBZ001_03629_Q1_000_500","サイエラに何と言う?"
170,"TEXT_LUCKBZ001_03629_A1_000_500","生きて責任を果たせ!"
171,"TEXT_LUCKBZ001_03629_A2_000_500","…………"
172,"TEXT_LUCKBZ001_03629_A3_000_500","(★未使用/削除予定★)"
173,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_370","何を馬鹿なことを!
君も、アルバートと同じように情けをかけようというのか!"
174,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_371","(★未使用/削除予定★)"
175,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_375","ハッ……なんて、目で見つめやがるんだ……。
安易に「死」に逃げようとする私を、軽蔑するかい?
それとも、自殺の手伝いなど御免だとでも?"
176,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_380","(★未使用/削除予定★)"
177,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_001_380","いいか、私は「影の王」として、多くの人々の命を翻弄してきた!
真に大罪人と呼ぶべき者がいるとすれば、それは私だ……!
君は、倒すべき「すべての元凶」を見逃すというのか!?"
178,"TEXT_LUCKBZ001_03629_Q2_000_600","サイエラに何と言う?"
179,"TEXT_LUCKBZ001_03629_A1_000_600","それでも生きて責任を果たすべきだ!"
180,"TEXT_LUCKBZ001_03629_A2_000_600","ならば責任を果たしてから死を選べ!"
181,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_010_380","…………。
英雄ってやつは、これだから……。"
182,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_011_380","こうと決めたら、その道を進み続ける。
ちょっとやそっとで、方向を曲げさせることはできない。
奴の隣を歩んだことで知っていたはずなんだがな……。"
183,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_020_380","……死ぬなら、勝手に死ねということか。"
184,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_021_380","確かに、君の手を、薄汚い私の血で穢すわけにもいかないな。
君は、私が最後までなることのできなかった、
真の英雄なのだから……。"
185,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_390","わかった、ならば今少しだけ、生き恥をさらすとしよう……。
せめて、アルバートたちの……
大罪人「光の戦士たち」の名誉が回復するまで……。"
186,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_391","あの酒場の片隅で、マスターと酔っぱらいたちを相手にしながら、
真実を伝える語り部となることでな……。"
187,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_392","<Split(<Highlight>ObjectParameter(1)</Highlight>, ,1)/>……
君を見ていると、アルバートを思い出して嫌になるよ。"
188,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_393","さあ、帰ろう、あの酒場に……な。"
189,"TEXT_LUCKBZ001_03629_GLYNARD_000_400","サイエラのヤツ、戻ってきたのはいいが、
なんだか雰囲気がガラリと変わっちまった……。
どうしたってんだ?"
190,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_410","やれやれ、久しぶりに鎧を着たら肩が凝ってしかたがない。
時を経て消耗した私には、そこらの雑兵にも劣る力しか、
残されていないものでね……。"
191,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_411","せいぜい、これからはアルバートたちの名誉のため、
酒場の語り部として過ごしてみるさ。"
192,"TEXT_LUCKBZ001_03629_CYELLA_000_412","私の独りよがりな旅に付き合ってくれて、ありがとう。
君は真の英雄として、このまま歩み続けてちょうだい。
私には、それができなかったから……。"